JPS6385592A - 文字信号発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野〉 本発明は、映像を表示しているＣＲＴディスプレイに重
畳させて表示させる文字図形等の他の映像信号を発生す
る文字信号発生装置に関する。

（従来の技術） 第２図はＣＲＴディスプレイに表示させる映像をコント
ロールするディスプレイコントロール系の従来例を示し
たブロック図である。水平同期分離回路１は映像信号１
００から水平同期信＠５ｏを分離して、これを垂直同期
分離回路２及び文字信号発生装置５に出力する。垂直同
期分離回路２は水平同期信号５０より垂直同期信号６０
を分離してこれを文字信号発生装置５に出力する。文字
信号発生装置５は入力される水平同期信号５０．垂直同
期信号６０を使用して図示されないＣＲＴ画面の所定の
位置に表示させる文字信号２００を信号加算回路３に出
力する。このため信号加算回路３は、前記映像信号１０
０と文字信号２００を加算した映像信号３００を図示さ
れないＣＲＴに送る。これによりＣＲＴ画面上には、映
像信＠１００に対応する両国に文字信号２００に対応す
る文字等が所定の位置に重畳表示される。なお、スイッ
チ４は前記文字信号２００をＣＲＴ画面に重畳表示する
がしないかを選択させるもので、オンの時のみ文字（ｉ
＠２００がＣＲＴ画面上に重畳表示される。

次に、文字信号発生＠置５の動作について詳３２１Ｓす
る。水平位置カウンタ５２は水平同期信号５０によりリ
セットされた後、基準信号発振器５１から出力される基
準信号７０をカウントする。この水平位置カウンタ５２
は、例えば重畳表示する文字の水平位置が第３図の如く
でおる場合、基準信号７０をＰＨカウントするとリセッ
ト信号８０を水平アドレスカウンタ５３に出力してこの
カウンタ５３をリセットする。水平アドレスカウンタ５
３はリセット後、基準信号７０をカウントして重畳表示
する文字の列方向の二を決める動作を行うが、例えば文
字の幅が基準信号７０の１６周期分とすれば、水平アド
レスカウンタ５３は基準信号７０を１６分周し、その計
数値（この値は表示文字の列を示す）９０をデコーダ５
６に出力する。一方、垂直位置カウンタ５４は垂直同期
信号６０でリセットされた後、水平同期信号５０をカウ
ントする。垂直位置カウンタ５４は表示文字の垂直位置
が例えば第３図の如くでめる場合、水平同期信号５０を
ＰＶカウントするとリセット信号８１を垂直アドレスカ
ウンタ５５に出力してカウンタ５５をリセットする。垂
直アドレスカウンタ５５はリセット後、水平同期信＠５
０をカウントし重畳表示する文字の行方向の量を決める
動作を行うが、例えば文字の行が８水平期間に相当した
時、垂直アドレスカウンタ５５は水平同期信号６０を８
分周した計数値（この値は表示文字の行を示す）９１を
デコーダ５６に出力する。デコーダ５６は水平アドレス
カウンタ５３から入力される計数値９０と垂直アドレス
カウンタ５５から入力される計数値９１とからＲＡＭ５
７の実アドレスを計算し、この実アドレスに基づいてＲ
ＡＭ５７をアクセスする。

ところで、ＲＡＭ５７はＣＲＴ画面に表示される文字に
対応したデータを格納しており、例えばＡという文字に
は１、Ｂという文字には２というようなデータが対応し
て格納されている。このＲＡＭ５７のアドレスは表示さ
れる文字のＣＲＴ画面上の位置と対応しており、例えば
４行８列の文字を表示させる場合には下表のようにアド
レスが３２定されている。

上記のようにＲＡＭ５７のアドレスが設定されている場
合、例えば上から２行目左から３列目に８という文字を
表示させたい場合には、ＲＡＭ５７のアドレス１１には
データ２が書き込まれる。

上記の如く、ＲＡＭ５７が各アドレスに表示される文字
に対応したデータが格納されているため、デコーダ５６
が上記した如＜ＲＡＭ５７をアクセスすると、表示文字
の列、行を構成する文字データがこのＲＡＭ５７から読
み出され、これらデータはＲＯＭ５８に出力される。Ｒ
ＯＭ５８には、ＲＡＭ５７のデータに対応した文字信号
が格納されており、ＲＡＭ５７から送られてきたデータ
に対応した文字信号２００がスイッチ４を介して信号加
算回路３に出力され、ここで映像信号１００に重畳され
映像信号３００となって図示されないＣＲＴに送られる
。

このＣＲＴの画面には例えば第３図に示した水平、垂直
位置からＣＨＡＲＡＣＴＥＲ等の文字が映像信号１００
に対応した画像に重畳されて表示される。なお、水平ア
ドレスカウンタ５３、垂直アドレスカウンタ５５もそれ
ぞれ水平同期信＠５０、垂直同期信号６０によりリセッ
トされる。

しかし、上記従来の文字信号発生装置５では、垂直同期
信号６０が種々の条件により数個法げた場合、前記垂直
位置カウンタ５４がオーバーフローするので、垂直アド
レスカウンタ５５から出力される計数値９１が不安定と
なるため、ＣＲＴ画面に重畳表示されている文字が一瞬
垂直方向にずれると共にまた垂直同期信号６０が連続し
て扱ける場合には表示文字が上又は下方向に流れてしま
い、大変見にくい画面となる欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 垂直位置カウンタ５４は垂直同期信号６０によってリセ
ットされた後、水平同期信号５０を計数することにより
表示文字信号の垂直位置を決めているため、垂直同期信
号６０が何らかの原因によって複数個扱けたりあるいは
連続して扱けると垂直位置カウンタ５４がオーバーフロ
ーしてしまい、表示文字信号の垂直位置を指定するリセ
ット信号８１の出力が不安定となって、表示すべき文字
が一瞬垂直方向にずれたり、あるいは上又は下方向に流
れて表示され、表示文字が非常に見にくくなるという欠
点があった。そこで、本発明は上記の欠点を除去するも
ので、垂直同期信号が扱けた場合に表示文字が垂直方向
にずれたり流れたりすることを防止することができる文
字信号発生装置を提供することを目的とする。

［発明の構成コ （問題点を解決するための手段） 本発明は、映像信号に加算させる文字図形等の他の映像
信号を所定の加算位置にて発生させるべく、前記加算位
置の垂直方向の位置を前記映像信号の水平同期信号を計
数することにより決める計数手段を備えた文字信号発生
装置において、前記計数手段の計数値が所定値となった
ことを検出する検出手段と、前記計数手段の計数値が所
定の値を越えると、前記水平同期信号の計数を停止させ
る計数停止手段とを設けた構成となっている。

（作用） 本発明の文字信号発生装置において、前記検出手段は前
記計数手段の計数値が所定値となるとこれを前記計数停
止手段に知らせる。これを受けた前記計数停止手段は前
記計数手段への前記水平同期信号の入力を阻止してこの
計数手段の計数動作を停止させる。これにより、前記垂
直同期信号が抜けて前記計数手段がリセットされなくな
った場合にも、この計数手段がオーバーフローすること
がなくなる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を従来例と同一部には同一符号を
付して図面を参照して説明する。第１図は本発明の文字
信号発生装置の一実施例を示したブロック図である。５
１は基準信号７０を発生する基準信号発振器、５２は水
平同期信号５０でリセットされた後、基準信号発振器５
１から出力される基準信号７０を所定量計数して表示文
字の水平位置を決めるリセット信号８０を出力する水平
位置カウンタ、５３は水平位置カウンタ５２から出力さ
れるリセット信号８０によりリセットされた後、基準信
号７０をカウントして表示文字の列方向の量を指定する
計数値９０を出力する水平アドレスカウンタ、５４は垂
直同期信号６０でリセットされた後、水平同期信号５０
を所定量計数して表示文字の垂直位置を決めるリセット
信号８１を出力する垂直位置カウンタ、５５はリセット
信号８１によりリセットされた後、水平同期信号５０を
カウントして表示文字の行方向の量を指定する計数値９
１を出力する垂直アドレスカウンタ、５６は水平、垂直
アドレスカウンタ５３．５５から入力される計数値９０
．９１よりＲＡＭ５７から読み出す表示文字の実アドレ
スを算出するデコーダ、５７は図示されないＣＲＴ画面
に重普表示する表示文字に対応したデータを格納するＲ
ＡＭ、５８はＲＡ）１５７に格納されているデータに対
応した文字信号を格納しているＲＯＭ、５９は垂直位置
カウンタ５４から出力されるゲート信号４００により開
閉されて垂直位置カウンタ５４に入力される水平同期信
号５０の通過、遮断を行うアンドゲートでおる。

次に本実施例の動作について説明する。垂直位置カウン
タ５４は垂直同期信＠６０によりリセットされるとゲー
ト信号４００をハイレベルとしてアンドゲート５９を開
とし、このアンドゲート５９を介して入力される水平同
期信号５０を計数し、この計数値が表示文字信号の垂直
位置に対応した所定口となるとリセット信号８１を垂直
アドレスカウンタ５５に出力する。垂直アドレスカウン
タ５５はリセット信号８１によりリセットされた後、水
平同期信号５０をカウントして表示文字の行を決める計
数値９１をデコーダ５６に出力する。一方、水平位置カ
ウンタ５２は水平同期信号５０によりリセットされた後
、基準信号発振器５１から出力される基準信号７０を計
数し、この計数値が表示文字の水平位置に対応する所定
量となるとリセット信号８０を水平アドレスカウンタ５
３に出力する。水平アドレスカウンタ５３はリセット信
号８０によりリセットされた後、基準信号７０を計数し
て表示文字の列を決める計数値９ｏをデコーダ５６に出
力する。デコーダ５６は水平、垂直アドレスカウンタか
ら入力される計数値９０．９１より、表示すべき文字の
ＲＡＭ５７の格納位置を示す実アドレスを計算し、この
実アドレスに基づいてＲＡ）１５７から表示文字に対応
するデータを読み出す。この読み出されたデータはＲＯ
Ｍ５８に出力され、　ＲＯＨ゛５８は入力されるデータ
に対応した文字信号２００を出力する。ここで、垂直位
置カウンタ５４がら出力されるゲート信号４００は正常
動作状態においては常にハイレベルとなっており、水平
同期信＠５ｏがアンドゲート５９を介して垂直位置カウ
ンタ５４に供給される。しかし、何らかの原因により垂
直同期信＠６０が扱けて垂直位置カウンタ５４が所定値
を計数してもリセットされない場合、垂直位置カウンタ
５４はゲート信号４００をローレベルとする。このため
アンドゲート５９が閉じ水平同期信号５ｏの水平位置カ
ウンタ５４に対する入力が遮断される。これにより垂直
位置カウンタ５４は垂直同期信号６ｏが汰けてリセット
されない場合にも水平同期信号５ｏを計数し過ぎてオー
バーフローすることがなくなり、垂直位置カウンタ５４
の出力が不安定となることによる垂直アドレスカウンタ
５５の出力が不安定になることが防止される。上記垂直
位置カウンタ５４の所定値は、垂直位置カウンタ５４が
垂直同期信号６０で正常にリセットされる期間内にある
べき水平同期信号の数より大きく且つその数に垂直位置
カウンタ５４が計数し得る数を加えた値より小さくなけ
ればならない。

本実施例によれば、垂直位置カウンタ５４が所定値をカ
ウントすると、ゲート信号４００がローレベルとなって
、アンドゲート５９が閉鎖されて、垂直位置カウンタ５
４への水平同期信号５０の入力が阻止されるため、垂直
同期信号６０が扱けても垂直位置カウンタ５４がオーバ
ーフローすることがなくなって垂直アドレスカウンタ５
５の動作を不安定にすることがなくなる。このため、表
示文字が垂直方向にずれたり流れたりすることが防止さ
れ、画面の品質を向上させることができる。なお、上記
実施例ではＣＲＴ画面に文字を重畳表示する例について
述べたが、重畳するものは文字に限らず図形、記号等何
であっても良い。

［発明の効果］ 以上記述した如く本発明の文字信号発生装置によれば、
表示文字の垂直位置を水平同期信号を計数することによ
り決める垂直位置カウンタの計数値が所定値を越えた場
合、垂直位置カウンタの前記水平同期信号の計数を停止
することにより、垂直同期信号が扱けた場合に表示文字
が垂直方向にずれたり流れたりすることを防止し得る効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の文字信号発生装置の一実施例を示した
ブロック図、第２図はディスプレイコントロール系の従
来例を示したブロック図、第３図はＣＲＴ画面に重畳表
示された表示文字例を示した図である。 ５１・・・基準信号弁ｊ辰器 ５２・・・水平位置カウンタ ５３・・・水平アドレスカウンタ ５４・・・垂直位置カウンタ ５５・・・垂直アドレスカウンタ ５６・・・デコーダ　　　　５７・・・ＲＡＭ５８・・
・ＲＯＭ　　　　　　　５９・・・アンドゲート代理人
　弁理士　　則　近　憲　佑 同　　宇治　弘 第１図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 映像信号に加算させる文字図形等の他の映像信号を所定
   の加算位置にて発生させるべく、前記加算位置の垂直方
   向の位置を前記映像信号の水平同期信号を計数すること
   により決める計数手段を備えた文字信号発生装置におい
   て、前記計数手段の計数値が所定値となつたことを検出
   する検出手段と、前記計数手段の計数値が所定の値を越
   えると、前記水平同期信号の計数を停止させる計数停止
   手段とを設けたことを特徴とする文字信号発生装置。