JPS6385428A - 遠心方式の分析装置 - Google Patents
遠心方式の分析装置Info
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- JPS6385428A JPS6385428A JP23244186A JP23244186A JPS6385428A JP S6385428 A JPS6385428 A JP S6385428A JP 23244186 A JP23244186 A JP 23244186A JP 23244186 A JP23244186 A JP 23244186A JP S6385428 A JPS6385428 A JP S6385428A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/01—Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
- G01N21/03—Cuvette constructions
- G01N21/07—Centrifugal type cuvettes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、遠心方式の分析装置、特に遠心方式の自動分
析装置に関し、例えば、血液、血漿、血清、尿、その他
体液及び分泌液等の検体並びにその他生化学分析試料分
析用の遠心方式の自動分析装置に関する。
析装置に関し、例えば、血液、血漿、血清、尿、その他
体液及び分泌液等の検体並びにその他生化学分析試料分
析用の遠心方式の自動分析装置に関する。
(ロ)従来の技術
血液等の体液の成分分析値は、各種病気の診断、病勢や
治療効果の判定、治療指針等に利用されている。しかも
、このような医療情報は、診断確度を上げるために、多
項目化し、高い分析精度が要求されているが、反面、血
液等の検体の採取量は、殊に、患者、乳幼児にあっては
限られでいる。−方、反応選択性及び活性にすぐれた試
薬の開発に伴い、検体等の試料の量は微量化されている
。そこで、オープンタイプ及びクローズドタイプの自動
分析装置においては、キュベツトや反応容器が着しく小
型化している。
治療効果の判定、治療指針等に利用されている。しかも
、このような医療情報は、診断確度を上げるために、多
項目化し、高い分析精度が要求されているが、反面、血
液等の検体の採取量は、殊に、患者、乳幼児にあっては
限られでいる。−方、反応選択性及び活性にすぐれた試
薬の開発に伴い、検体等の試料の量は微量化されている
。そこで、オープンタイプ及びクローズドタイプの自動
分析装置においては、キュベツトや反応容器が着しく小
型化している。
このようなキュベツトや反応容器の小形化は、キュベツ
トや反応容器への試料や試薬の注入を難しくしており、
さらに、試料や試薬の注入時に混入される気泡が抜は難
くなって残留しがちとなり、分析精度上問題とされてい
る。
トや反応容器への試料や試薬の注入を難しくしており、
さらに、試料や試薬の注入時に混入される気泡が抜は難
くなって残留しがちとなり、分析精度上問題とされてい
る。
このオーブンタイプやクローズドタイプの自動化学分析
装置に対して、遠心方式の自動分析装置は、キュベラF
が難しく小形化されても、遠心力が作用するために脱泡
が容易であり、しかも、キュベツトへの試料及び試薬の
導入も遠心力の作用によるために、自動的にかつスムー
ズに行うことができるので、試料の微量化に対処する上
で有利である。
装置に対して、遠心方式の自動分析装置は、キュベラF
が難しく小形化されても、遠心力が作用するために脱泡
が容易であり、しかも、キュベツトへの試料及び試薬の
導入も遠心力の作用によるために、自動的にかつスムー
ズに行うことができるので、試料の微量化に対処する上
で有利である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点
しかし、遠心方式の自動分析装置は、遠心力を発生させ
るために、キュベツト或はディスクを高速に回転させな
ければならず、その間に、試料の注入、試薬の注入、そ
の他の操作を行うことができないために、バッチ式にな
らざるを得ない。
るために、キュベツト或はディスクを高速に回転させな
ければならず、その間に、試料の注入、試薬の注入、そ
の他の操作を行うことができないために、バッチ式にな
らざるを得ない。
殊に、検体等の生化学分析の場合、反応温度を一定に保
つ必要があり、一般の自動分析装置においては、反応は
、エアバス或は恒温槽において行われているが、遠心方
式の場合、反応はロータの回転下に行われるために、キ
ュベツト内の反応液の温度測定が困難であり、専ら雰囲
気温度に頼っている。しかし、このような雰囲気温度に
よる反応温度の制御は、電熱器等の熱源が共存する場合
には、とかく温度が不均一になり易く不正確である。と
いって、反応温度と同一の温度に雰囲気温度に保つので
は、反応温度が相違する分析方法を行う場合に、所望の
反応温度に短時間に到達させるのが難しく問題が残る。
つ必要があり、一般の自動分析装置においては、反応は
、エアバス或は恒温槽において行われているが、遠心方
式の場合、反応はロータの回転下に行われるために、キ
ュベツト内の反応液の温度測定が困難であり、専ら雰囲
気温度に頼っている。しかし、このような雰囲気温度に
よる反応温度の制御は、電熱器等の熱源が共存する場合
には、とかく温度が不均一になり易く不正確である。と
いって、反応温度と同一の温度に雰囲気温度に保つので
は、反応温度が相違する分析方法を行う場合に、所望の
反応温度に短時間に到達させるのが難しく問題が残る。
また、ロータ上に微妙な温度差を設けて、反応温度が相
違する分析を同時に行うことができず、問題である。
違する分析を同時に行うことができず、問題である。
本発明は、遠心方式の自動分析装置における反応液の加
熱及び温度制御に係る問題点を解決することを目的とし
ている。
熱及び温度制御に係る問題点を解決することを目的とし
ている。
(ニ)問題点を解決するための手段
本発明は、遠心方式の自動分析におけるキュベツト内の
反応液を加熱するにあたり、反応液の温度を短時間にか
つ正確に検出できる遠心方式の自動分析装置を提供する
ものである。
反応液を加熱するにあたり、反応液の温度を短時間にか
つ正確に検出できる遠心方式の自動分析装置を提供する
ものである。
すなわち、本発明は、キュベツト取付部を有するロータ
、試料注入器、試薬注入器及び測光器を備える遠心方式
の分析装置において、ロータに温度センサ、該温度セン
サに接続するディスプレイ駆動装置及びディスプレイ装
置が具備されており、このロータの回転時におけるディ
スプレイ装置の軌道に対面する円周上の少くとも一箇所
に、光センサが配置されていることを特徴とする遠心方
式の分析装置にある。
、試料注入器、試薬注入器及び測光器を備える遠心方式
の分析装置において、ロータに温度センサ、該温度セン
サに接続するディスプレイ駆動装置及びディスプレイ装
置が具備されており、このロータの回転時におけるディ
スプレイ装置の軌道に対面する円周上の少くとも一箇所
に、光センサが配置されていることを特徴とする遠心方
式の分析装置にある。
本発明において、温度センサは、ロータに少くとも一個
以上設けられる。この場合、ロータのキュベツト内置に
近接して設けるのが反応温度を正確に制御できるので好
ましい。使用できる温度センサとしては、反応温度域を
正確かつ高精度に検出できるもの、例えば、熱電対、測
温抵抗器、サーミスタ、トランジスタ温度センサ、IC
温度センサ、水晶温度計、NQR温度計等の公知の温度
センサを使用することができる。
以上設けられる。この場合、ロータのキュベツト内置に
近接して設けるのが反応温度を正確に制御できるので好
ましい。使用できる温度センサとしては、反応温度域を
正確かつ高精度に検出できるもの、例えば、熱電対、測
温抵抗器、サーミスタ、トランジスタ温度センサ、IC
温度センサ、水晶温度計、NQR温度計等の公知の温度
センサを使用することができる。
本発明において、温度センサがらの信号は、ディスプレ
イ駆動装置を介して、ディスプレイ装置に表示される。
イ駆動装置を介して、ディスプレイ装置に表示される。
この場合、ディスプレイ装置は、光学的検出が可能な表
示を行うものであれば足り、例えば、液晶ディスプレイ
装置、エレクトロケミカルディスプレイ装置、プラズマ
ディスプレイ装置、工とクトロルミネセントディスプレ
イ装置、けい光表示管装置、或は発光ダイオードディス
プレイ装置、電灯等の発光素子を使用したディスプレイ
装置を使用することができる。この場合、デイスプレイ
駆動装置に、例えば、比較回路を設けると、例えば、目
標の反応温度に対応する電圧を検出値に対応する電圧を
逆極性に接続して、その偏差を電圧として取出すことが
でき、これを例えば、液晶ドライブ回路に導いて、液晶
の変化を光センサにより、光学的に検出することができ
る。
示を行うものであれば足り、例えば、液晶ディスプレイ
装置、エレクトロケミカルディスプレイ装置、プラズマ
ディスプレイ装置、工とクトロルミネセントディスプレ
イ装置、けい光表示管装置、或は発光ダイオードディス
プレイ装置、電灯等の発光素子を使用したディスプレイ
装置を使用することができる。この場合、デイスプレイ
駆動装置に、例えば、比較回路を設けると、例えば、目
標の反応温度に対応する電圧を検出値に対応する電圧を
逆極性に接続して、その偏差を電圧として取出すことが
でき、これを例えば、液晶ドライブ回路に導いて、液晶
の変化を光センサにより、光学的に検出することができ
る。
光センサとしては、常用のもの、例えば、光電管、光電
子増倍管、イメージオルシコン、光導電セル、光電池等
を使用することができる。
子増倍管、イメージオルシコン、光導電セル、光電池等
を使用することができる。
(ホ)作用
本発明は、遠心方式の分析装置、特に遠心方式の自動分
析装置において、ロータに、温度センサを設け、これを
ディスプレイ装置に接続させたので、ロータの温度を光
学的に検出することができることになり、ロータの回転
中においても、例えば、ロータの温度の異常を検出する
ことができる。
析装置において、ロータに、温度センサを設け、これを
ディスプレイ装置に接続させたので、ロータの温度を光
学的に検出することができることになり、ロータの回転
中においても、例えば、ロータの温度の異常を検出する
ことができる。
したがって、本発明によると、反応液の温度の異常をき
たすことなく遠心方式の分析を行うことができる。
たすことなく遠心方式の分析を行うことができる。
また、本発明によると、例えば、ロータを複数のブロッ
クに分けて形成し、夫々のブロックに、温度センサ及び
これに接続させてディスプレイ装置を設けると、夫々の
ブロック別に反応温度を設定することができる。
クに分けて形成し、夫々のブロックに、温度センサ及び
これに接続させてディスプレイ装置を設けると、夫々の
ブロック別に反応温度を設定することができる。
(ニ)実施例
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の態様の一例
を説明するが、本発明は、以下の説明及び例示により、
何ら制限されるものではない。
を説明するが、本発明は、以下の説明及び例示により、
何ら制限されるものではない。
図は、本発明の遠心方式の分析装置の実施例の−につい
て、ロータ部を中心に示す概略の説明図である。
て、ロータ部を中心に示す概略の説明図である。
本例の遠心方式の自動分析装置1において、ロータ2は
、スピードコントロールモータ3の回転軸4に連結して
いる。例えば、エポキシ樹脂製のロータ2には、キュベ
ツト受部5が形成されており、このキュベツト受部5に
は、例えば、ガラス又はアクリル樹脂製のキュベツト6
が複数個配設されている。このキュベツト6は、例えば
、試料受部、試薬受部及び反応兼測光部等が設けられて
いる。また、ロータ2内には、キュベツト6に近接した
複数の箇所に、温度センサとして、例えば、サーミスタ
7が配設されており、サーミスタフの出力端に入力端を
接続して、温度・電圧変換増巾器内蔵のコンパレータ8
が設けられている。コンパレータ8の比較側入力端には
、設定温度入力用の回路(図示されていない。)が接続
されている。
、スピードコントロールモータ3の回転軸4に連結して
いる。例えば、エポキシ樹脂製のロータ2には、キュベ
ツト受部5が形成されており、このキュベツト受部5に
は、例えば、ガラス又はアクリル樹脂製のキュベツト6
が複数個配設されている。このキュベツト6は、例えば
、試料受部、試薬受部及び反応兼測光部等が設けられて
いる。また、ロータ2内には、キュベツト6に近接した
複数の箇所に、温度センサとして、例えば、サーミスタ
7が配設されており、サーミスタフの出力端に入力端を
接続して、温度・電圧変換増巾器内蔵のコンパレータ8
が設けられている。コンパレータ8の比較側入力端には
、設定温度入力用の回路(図示されていない。)が接続
されている。
コンパレータ8の出力端は、例えば、液晶ドライブ回路
を備える液晶ディスプレイ装置9の入力端に接続してい
る。したがって、本例によると、温度センサの検出温度
が設定温度以上の温度に上昇すると、oP−アンプ等の
コンパレータ8からの出力は正となり、そこで、液晶装
置の液晶10は透明になり反射光を生じる。一方、サー
ミスタの検出温度が、設定温度未満になると、コンノく
レータ8からの出力は負となり、液晶10は不透明とな
って、反射光を生じない。
を備える液晶ディスプレイ装置9の入力端に接続してい
る。したがって、本例によると、温度センサの検出温度
が設定温度以上の温度に上昇すると、oP−アンプ等の
コンパレータ8からの出力は正となり、そこで、液晶装
置の液晶10は透明になり反射光を生じる。一方、サー
ミスタの検出温度が、設定温度未満になると、コンノく
レータ8からの出力は負となり、液晶10は不透明とな
って、反射光を生じない。
このように、反射光を変化する液晶が配置されるロータ
2の下方には、その液晶の反射光の変化が検出できるよ
うに、ロータ2の回転時の液晶10の回転する軌道下に
位置して、例えば、カラ−センサ、7オトダイオード、
7オトトランジスタ等の反射形光センサ11が設けられ
ている。この光センサは、増巾器12を介して、点灯回
路13に接続しでいる。この場合、光センサ11は、例
えば、7オトアンプ等の増巾器を備える光センサとする
ことができる。このランプ点灯回路13は、加熱用ラン
プ14に接続しており、液晶10が透明となり、反射光
を出すと外に、加熱用ランプ14の点灯を遮断し、液晶
10が不透明となって、反射光を出さない時に、加熱用
ランプが点灯されるように形成されている。
2の下方には、その液晶の反射光の変化が検出できるよ
うに、ロータ2の回転時の液晶10の回転する軌道下に
位置して、例えば、カラ−センサ、7オトダイオード、
7オトトランジスタ等の反射形光センサ11が設けられ
ている。この光センサは、増巾器12を介して、点灯回
路13に接続しでいる。この場合、光センサ11は、例
えば、7オトアンプ等の増巾器を備える光センサとする
ことができる。このランプ点灯回路13は、加熱用ラン
プ14に接続しており、液晶10が透明となり、反射光
を出すと外に、加熱用ランプ14の点灯を遮断し、液晶
10が不透明となって、反射光を出さない時に、加熱用
ランプが点灯されるように形成されている。
本例の遠心方式の自動分析装置1は、以上のように構成
されでいるので、検体分往時には、点灯回路13の電源
は遮断されており、一方、スピードコントロールモータ
3の間欠駆動により、ロータ2は、ロータ2に取付けら
れたキュベツト6の一個宛、その円周方向に間欠的に移
動する。この間欠駆動におけるロータの移動停止時に、
検体分注器及び第一試薬分注器は、夫々、−個のキュベ
ツト6に検体又は第一試薬の分注を行う。総てのキュベ
ツト6に検体及び第一試薬の分注を終えたところで、ス
ピードコントロールモータ3の駆動により、ロータ2を
高速回転させて、キュベツト6の反応兼測光部に送り、
検体と第一試薬を混合させると共に、混入する気泡の除
去を行う。ついで、ロータの回転を中速回転に移して、
点灯回路13の電源を入れる。そこで、加熱用ランプ1
4は点灯されて、キュベツト6の加熱を行う。所定時間
反応させたところで、サンプルブランクの測定を行う。
されでいるので、検体分往時には、点灯回路13の電源
は遮断されており、一方、スピードコントロールモータ
3の間欠駆動により、ロータ2は、ロータ2に取付けら
れたキュベツト6の一個宛、その円周方向に間欠的に移
動する。この間欠駆動におけるロータの移動停止時に、
検体分注器及び第一試薬分注器は、夫々、−個のキュベ
ツト6に検体又は第一試薬の分注を行う。総てのキュベ
ツト6に検体及び第一試薬の分注を終えたところで、ス
ピードコントロールモータ3の駆動により、ロータ2を
高速回転させて、キュベツト6の反応兼測光部に送り、
検体と第一試薬を混合させると共に、混入する気泡の除
去を行う。ついで、ロータの回転を中速回転に移して、
点灯回路13の電源を入れる。そこで、加熱用ランプ1
4は点灯されて、キュベツト6の加熱を行う。所定時間
反応させたところで、サンプルブランクの測定を行う。
総てのキュベラ1について測光を終えたところで、点灯
回路13の電源を遮断し、ロータ2の回転を間欠的回転
駆動に移して、第二試薬分注器(図示されていない。)
からキュベツト6に第二試薬の分注を行う。総てのキュ
ベツト6に第二試薬の分注を終えたところで、ロータを
高速回転させ、加熱下シこ、混合・脱気を行い、ついで
ロータ2を中速回転に移して、反応を続行させる。
回路13の電源を遮断し、ロータ2の回転を間欠的回転
駆動に移して、第二試薬分注器(図示されていない。)
からキュベツト6に第二試薬の分注を行う。総てのキュ
ベツト6に第二試薬の分注を終えたところで、ロータを
高速回転させ、加熱下シこ、混合・脱気を行い、ついで
ロータ2を中速回転に移して、反応を続行させる。
所定時間反応させたところで、加熱用ランプ14の点灯
を停止し、測光を行う。
を停止し、測光を行う。
以上のように、本例tこおいては、反応時lこ点灯回路
13を作動させ、加熱用ランプ14を点灯することによ
ってキュベツト6の加熱を行い、この加熱により、例え
ば、37°Cの反応温度に、反応液の温度を保−つので
あるが、反応液の温度が37℃に保たれている間は、コ
ンパレータ8がらの正の出力信号により、液晶10は透
明に保持されるので、加熱用ランプ14は消灯されて、
加熱を行うことがない。しかし、温度センサの検出温度
が、目標の反応温度より1℃でも下ると、コンパレータ
8の出力は負となって、液晶は不透明となり、光センサ
の不作動に伴い、点灯回路13はこれを検出して、加熱
用ランプ14の点灯を行う。
13を作動させ、加熱用ランプ14を点灯することによ
ってキュベツト6の加熱を行い、この加熱により、例え
ば、37°Cの反応温度に、反応液の温度を保−つので
あるが、反応液の温度が37℃に保たれている間は、コ
ンパレータ8がらの正の出力信号により、液晶10は透
明に保持されるので、加熱用ランプ14は消灯されて、
加熱を行うことがない。しかし、温度センサの検出温度
が、目標の反応温度より1℃でも下ると、コンパレータ
8の出力は負となって、液晶は不透明となり、光センサ
の不作動に伴い、点灯回路13はこれを検出して、加熱
用ランプ14の点灯を行う。
このように、本例においては、サーミスタフの検温信号
により、ロータ2のキュベツト6の加熱を行うことがで
きる。本例においては、ロータ2を全体で−ブロックと
した場合について説明されているが、サーミスタフに対
応する液晶10をロータ2の反対側に接続して設けると
共に、ロータ2を複数部分に放射状に分割すると、各ブ
ロック別にキュベツトを加熱で器、反応温度が同一でな
い分析を、−のロータ上で同時に行うことができる。
により、ロータ2のキュベツト6の加熱を行うことがで
きる。本例においては、ロータ2を全体で−ブロックと
した場合について説明されているが、サーミスタフに対
応する液晶10をロータ2の反対側に接続して設けると
共に、ロータ2を複数部分に放射状に分割すると、各ブ
ロック別にキュベツトを加熱で器、反応温度が同一でな
い分析を、−のロータ上で同時に行うことができる。
(ト)発明の効果
本発明は、遠心方式の分析装置、特に遠心方式の自動分
析装置において、ロータに、温度センサを設け、これを
ディスプレイ装置に接続させたので、ロータの温度を光
学的に検出することができることになって、温度検出部
と加熱部を電気的に非接触とすることができる。したが
って、複雑な構造及び機構とする必要がなく、しかも、
本発明によると、正確な反応温度制御を、温度センサ、
コンパレータ、液晶、エレクトロルミネセント等の電気
ディスプレイ装置及び光センサ等の極めて小形な装置で
しかも簡単な配置構造で、例えば、電池、光電池等の小
形エネルギー源により容易に行うことができるので、分
析精度の高い遠心方式の分析装置、殊に、自動分析装置
を簡単な構造とすると共に、消費エネルギーを軽減でき
る。
析装置において、ロータに、温度センサを設け、これを
ディスプレイ装置に接続させたので、ロータの温度を光
学的に検出することができることになって、温度検出部
と加熱部を電気的に非接触とすることができる。したが
って、複雑な構造及び機構とする必要がなく、しかも、
本発明によると、正確な反応温度制御を、温度センサ、
コンパレータ、液晶、エレクトロルミネセント等の電気
ディスプレイ装置及び光センサ等の極めて小形な装置で
しかも簡単な配置構造で、例えば、電池、光電池等の小
形エネルギー源により容易に行うことができるので、分
析精度の高い遠心方式の分析装置、殊に、自動分析装置
を簡単な構造とすると共に、消費エネルギーを軽減でき
る。
図は、本発明の遠心方式の分析装置の実施例の一につい
て、ロータ部を中心に示す概略の説明図である。 図中の符号について、1は遠心方式の自動分析装置、2
はロータ、3はスピードコントロールモータ、4は回転
軸、5はキュベツト受部、6はキュベツト、7はサーミ
スタ、8はコンパレータ、9は液晶ディスプレイ装置、
10は液晶、11は光センサ、12は増巾器、13は点
灯回路、14は加熱用ランプである。
て、ロータ部を中心に示す概略の説明図である。 図中の符号について、1は遠心方式の自動分析装置、2
はロータ、3はスピードコントロールモータ、4は回転
軸、5はキュベツト受部、6はキュベツト、7はサーミ
スタ、8はコンパレータ、9は液晶ディスプレイ装置、
10は液晶、11は光センサ、12は増巾器、13は点
灯回路、14は加熱用ランプである。
Claims (1)
- キュベット取付部を有するロータ、試料注入器、試薬注
入器及び測光器を備える遠心方式の分析装置において、
ロータに温度センサ、該温度センサに接続するディスプ
レイ駆動装置及びディスプレイ装置が具備されており、
このロータの回転時におけるディスプレイ装置の軌道に
対面する円周上の少くとも一箇所に、光センサが配置さ
れていることを特徴とする遠心方式の分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23244186A JPS6385428A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 遠心方式の分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23244186A JPS6385428A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 遠心方式の分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6385428A true JPS6385428A (ja) | 1988-04-15 |
Family
ID=16939315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23244186A Pending JPS6385428A (ja) | 1986-09-30 | 1986-09-30 | 遠心方式の分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6385428A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000078455A1 (en) * | 1999-06-22 | 2000-12-28 | Tecan Trading Ag | Devices and methods for the performance of miniaturized in vitro amplification assays |
US6706519B1 (en) | 1999-06-22 | 2004-03-16 | Tecan Trading Ag | Devices and methods for the performance of miniaturized in vitro amplification assays |
JP4773035B2 (ja) * | 2000-06-28 | 2011-09-14 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 強化サンプル処理装置、システムおよび方法 |
-
1986
- 1986-09-30 JP JP23244186A patent/JPS6385428A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000078455A1 (en) * | 1999-06-22 | 2000-12-28 | Tecan Trading Ag | Devices and methods for the performance of miniaturized in vitro amplification assays |
US6706519B1 (en) | 1999-06-22 | 2004-03-16 | Tecan Trading Ag | Devices and methods for the performance of miniaturized in vitro amplification assays |
JP4773035B2 (ja) * | 2000-06-28 | 2011-09-14 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 強化サンプル処理装置、システムおよび方法 |
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