JPS6384758A - 複合鋳造品の製造方法 - Google Patents

複合鋳造品の製造方法

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JPS6384758A
JPS6384758A JP22828686A JP22828686A JPS6384758A JP S6384758 A JPS6384758 A JP S6384758A JP 22828686 A JP22828686 A JP 22828686A JP 22828686 A JP22828686 A JP 22828686A JP S6384758 A JPS6384758 A JP S6384758A
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JP
Japan
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mold
molten metal
composite
model
organic agent
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JP22828686A
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English (en)
Inventor
Hiroto Arata
荒田 弘人
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、強化繊維、セラミックス、黒鉛等の複合用材
料を含有する複合鋳造品の製造方法に関する。
従来の技術 従来の複合鋳造品の製造方法には−、第9図に示すよう
に、複合用材料(4)を母材となる溶融金属(5)に混
入し、その溶融金属(5)を鋳型(8)内に注入する方
法や、第10図に示すように、複合用材料である多孔質
のセラミックス(11)を鋳型(8)内に設置し、溶融
金属(5)を注入することにより、耐摩耗性が必要な部
位にセラミックス(11)を配設した特開昭81−31
349号公報に記載された複合部材の製造方法等がある
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、従来の第9図のものは複合用材料を溶融
金属に混入しても、例えば炭素m維、セラミックス、黒
鉛等は比重差により溶融金属から浮上し、鋳型内への注
入量は5%以下となる場合が殆んどで、複合用材料の歩
留りは非常に悪い。
たとえ鋳型内に注入されても鋳型内で浮上し、必要な場
所に複合用材料を配置できない、また、歩留り変動が大
きいので、複合用材料の分布割合が著しく変動し、狙い
通りの複合用材料を含有する複合鋳造品が得られない。
また、従来の第10図のものは、前記セラミックスを溶
湯流に押し波されないよう固定する特別の工夫が必要で
あり、第1O図のように金型にはさみこめるような場合
にのみ用いることができ、その製造方法はある程度制限
される。
問題点を解決するための手段 本発明は、かかる問題点を解決するために、複合用材料
に発泡性有機剤を混合あるいは付着せしめた後、発泡成
型して消失性模型を製作し、次に、その消失性模型を充
填した鋳型内に溶融金属を注入し、前記消失性模型内の
有機剤と溶融金属とを置換することを特徴とする複合鋳
造品の製造方法である。
本発明の製造方法により、複合鋳造品の金属内の必要箇
所に、複合用材料を適切に配置することができる。
なお発泡性有機剤とは発泡剤を含有した各種有機剤であ
り、たとえば粉粒状のポリエチレンが代表的である。又
複合用材料としては炭素繊維、アルミナ繊維、セラミッ
クス、黒鉛などが代表的である。
以下図面に基づき本発明を具体的に説明する。
第1図は短かく切ったta維や粒状の複合用材料(2)
をランダムに金属(6)に混合したランダム型複合鋳造
品の製造工程を示すもので、先ず工程(a)で粒状の発
泡性有機剤(1)と前記複合用材料(2)を混合する。
次に工程(b)でその混合物を150〜250℃に加熱
した金型(3)に吹きつけ発泡成型して工程(C)の消
失性模型(7)を製作する。
さらに工程(d)で鋳型(8)内にその消失性模型(7
)を充填し、その鋳型(8)内に溶融金属(5)を注入
する。鋳型(8)内に注入すると、消失性模型(7)中
の発泡後の有機剤(4)が、溶融金属(5)により消失
し、その溶融金属(5)によって置換され、工程(e)
に示すような金属(6)と前記複合用材料(2)とから
なるランダム型の複合鋳造品ができる。
なお、工程(d)の溶融金属(5)注入後、溶融金属(
5)と複合用材料(2)を強固に固着させるため、必要
な圧力で溶融金属(5)を加圧することも可能である。
また、工程(d)の鋳型(8)には発泡性有機剤の焼失
による発生ガスを排出させるガス抜き孔を適宜箇所に設
ける必要がある。
第2図は強化繊維等の複合用材料(9)をあらかじめ必
要箇所に整列配置し、鋳造する整列型複合鋳造品の製造
工程を示すもので、先ず工程(a)で強化繊維(9)を
適当な張力を持たせ、緊張用治具(10)に整列配置す
る。
その後、工程(b)に示す150〜250℃の金型(3
)に整列配置した強化繊維(9)を挿入し、粒状の発泡
性有機剤(1)を金型(3)内に充填し強化繊維に発泡
性有機剤を付着せしめた後、発泡成型して工程(C)の
消失性模型(7)を製作する。その後強化繊維(9)の
緊張用治具(10)を切除する。
さらに工程(d)で鋳型(8)内にその消失性模型(7
)を充填し、その鋳型(8)内に溶融金属(5)を注入
する。鋳型(8)内に注入すると、消失性模型(7)中
の発泡後の有機剤(0が溶融金属(5)により消失し、
その溶融金属(5)と置換され、工程(e)に示すよう
な金属(6)と前記強化1a!(9)の複合用材料から
なる整列型複合鋳造品ができる。
なお、第1図のランダム型複合鋳造品と同様に溶融金属
と複合用材料を強固に固着させるため、加圧鋳造を行う
こともできる。
さらに、前記第1図のランダム型複合鋳造品の製造工程
(b)の発泡成型させる工程で、第3図に示すように、
中に複合用材料を含んでいない、即ち発泡性有機剤(1
)からなる消失性模型を入れたり、複合用材料の材質が
異なるか、又は重量比が異なる消失性模型を入れたりし
て、種々の複合鋳造品を製造することが可能である。
このように鋳造した複合鋳造品の具体的実施例を第4図
〜第8図に基づいて以下説明する。
実施例1(第4図) 繊維強化型金属(CFRM)の製造 ニッケルメッキを施した炭素の短ta雄を、1m鱈のポ
リエチレンパウダーに体積比で15%混合させたのち、
これを150℃の金型に吹きつけ消失性模型を製作した
0次いでこれを002砂型内に埋込んで、鋳型を造型し
、その消失性模型へ1150℃のCuの溶湯を注入し、
第4図に示すようなCu(10)と炭素Fe維(11)
でできた中空の繊維強化型金属(CFRM)を製造した
実施例2(第5図) 黒鉛を含有したシームレスパイプ圧延用ガイドシューの
製造 20体の黒鉛をニッケルメッキしたのち、これをポリエ
チレンパウダーに容積比で10%混合し、これを150
℃の金型に吹きつけ消失性模型を製作した0次いでこれ
を砂型内に埋込んで鋳型を造型し、その消失性模型へC
1,113、SiO,80、Mr+0.84、P O,
031、S O,024、Ni34.8、Cr34.5
. No1.48、Wl、51、Cu5.13 (各重
量%)を含み残部がFeからなるオーステナイト系ステ
ンレス鋼の溶湯を注入し、第5図に示すような黒鉛(1
2)を含有したオーステナイト系ステンレス鋼(13)
からなるシームレスパイプ圧延用ガイドシューを製造し
た。
このガイドシューは黒鉛を含有しているので、耐摩耗性
、耐焼付性に優れ、13%Or鋼のシームレスパイプを
圧延した場合、従来、通常パイプ4本の圧延で焼付が発
生し、交換していたもの゛が、このガイドシューでは、
交換なしで、パイプ40本以上の圧延が可能となった。
実施例3(第6図) 浸炭材料の製造 ポリエチレンパウダーに5ルの炭素パウダーを混合し、
これを150℃のギヤー用の金型へ、歯面部分に相当す
る金型内表面から10mm厚さの部分まで吹きつけた。
その後、炭素を含有しないポリエチレンパウダーを金型
内へ吹きつけ消失性模型を製作し、これを金属製の鋳型
へセットした。
さらに、その消失性模型へ1550℃の0.1%C鋼の
溶湯を注入した後、15kg/ tars2の圧力で加
圧鋳造し、第6図に示すような南面部(14)が0.8
%Cで浸炭され、歯面部以外が0.1%C鋼(15)か
らなるギヤー(22)を製造した。
実施例4(第7図) 複合ベンド管の製造 ポリエチレンパウダーにクロム炭化物を混合し、これを
150℃のベンド管用の金型の管内面に相当する部分へ
10■層厚まで吹きつけた。その後、更にクロム炭化物
を含有しないポリエチレンパウダーを15+u+厚まで
吹きつけ、25履薦厚のベンド管の消失性模型を製作し
た。
その消失性模型を砂型内に埋込んで鋳型を造型し、15
50℃の5C48鋳鋼の溶湯を注入し、第7図に示すよ
うな管内面が高Cr鋳鉄(1B)、外面がSC4θ鋳鋼
(17)の耐摩耗性の優れた複合ベンド管(23)を製
造した。
実施例5(第8図) 繊維強化型金属(FRN)製コンロッドの製造アルミナ
繊維をアルミメッキした後、そのアルミナ繊維に適当な
張力を持たせ緊張用治具に整列配置した0次いでその整
列配置したアルミナ繊維を150℃の金型に挿入し、ポ
リエチレンパウダーを吹きつけて消失性模型を製作した
その消失性模型を黒鉛砂型に埋込んで、鋳型を造型し、
750℃のM合金の溶湯を注入し、第8図に示すような
M合金(18)を母材とするアルミナ繊維(19)によ
る繊維強化型金属(FRM)製のコンロッド(24)を
製造した。
発明の効果 本発明は下記の顕著な効果を奏する。
(1)複合鋳造品の金属母材内の必要箇所に適切に強化
Fe維、セラミックス、黒鉛等の複合用材料を配置でき
るので、前記実施例で述べたような多種多様の複合鋳造
品を目的通り容易に製造できる。
(2)複合用材料の歩留りが大巾に向上する。
(3)同一の製造パターンで、前記実施例で述べたよう
な多種多様の複合鋳造品を製造できる。
(4)前記実施例3のようにして浸炭処理を必要とする
部品に適用すれば、従来の長時間の浸炭処理作業が不要
となる。
(5)前記実施例5のようにしてm維強化型の部品に適
用すると、従来の消失性模型を使用しない場合に必要で
あった、鋳型内へのアルミナ繊維の整列配置や、緊張用
治具の鋳型への埋設等の困難で長時間を要する作業がな
くなるとともに、湯流れによる繊維切断等のトラブルが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のランダム型複合鋳造品の製造工程の説
明図、第2図は本発明の整列型複合鋳造品の製造工程の
説明図、第3図は本発明の二重層の消失性模型の製作工
程説明図、第4.5.6.7.8図は本発明の製造方法
で製造される複合鋳造品の実施例の斜視図、第9図及び
第1O図は従来の製造方法の説明図である。 1・・−粒状の発泡性有機剤、2争・・複合用材料、3
・・拳金型、4・9拳有機剤、5・・・溶融金属、6・
・会金属、7・φ・消失性模型、8・・・鋳型、9・争
Q複合用材料(強化繊維) 、  10@ 11 *C
u、 ll* e *炭素繊維、12−−−黒鉛、+3
−・争オーステナイト系ステンレス鋼。 14・・・浸炭層からなる歯面部、15・−−0,1%
炭素鋼、1B−−−高Cr鋳鉄、17. 、−5C4B
鋳鋼、+8−−−M合金、1911111アルミナfa
維、20・・・繊維強化型金属、21・−・パイプ圧延
用ガイドシュー、22−・φ浸炭されたギヤー、23@
−−複合ペンF管、24@・拳コンロッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複合用材料に発泡性有機剤を混合あるいは付着せしめた
    後、発泡成型して消失性模型を製作し、次に、その消失
    性模型を充填した鋳型内に溶融金属を注入し、前記消失
    性模型内の有機剤と溶融金属とを置換することを特徴と
    する複合鋳造品の製造方法。
JP22828686A 1986-09-29 1986-09-29 複合鋳造品の製造方法 Pending JPS6384758A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6857461B2 (en) * 1999-08-20 2005-02-22 Dieter Girlich Method and device for the production of reticular structures

Cited By (1)

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