JPS6384575A

JPS6384575A - ゴルフクラブ

Info

Publication number: JPS6384575A
Application number: JP61230958A
Authority: JP
Inventors: 小枝指　祐三
Original assignee: Mitsubishi Metal Corp
Current assignee: Mitsubishi Metal Corp
Priority date: 1986-09-29
Filing date: 1986-09-29
Publication date: 1988-04-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」この発明はゴルフクラブに関するものである。

「従来の技術」一般に、ゴルフ競技においては、打球の飛距離をのばす
こと、および打球の方向を安定させることがスコアのｎ
１につながる。したがってゴルフ競技に使用されるクラ
ブも、上記のようなショットを可能とするものの提供が
望まれている。従来、このような要請を考慮したクラブ
としては、ヘッドの素材を適宜選定してその反発係数を
高めたものが提供されているが、このようなりラブでは
方向性は勿論、飛距離も未だ満足し得るものと言いがた
い。従来のクラブで飛距離、方向性に限界があるのは、
ヘッドの素材に有効適切なものがないという理由らある
が、その他の主な理由として、ヘッドの構造に新規な改
存がなされていないという点を指摘することができる。

ここで、従来一般に使用されているゴルフクラブの構造
を、第４図ないし第６図に示すクラブを例にとって説明
する。

図に示すクラブは、いわゆるドライバーと呼ばれろ木製
法灯頭部（ヘッド）の付いたクラブである。図において
符号ｌは柄部（シャフト　）、２は柄部ｌの上端部に設
けられた握手部（グリップ）、３は柄部１の下端部に設
けられた法灯頭部である。

法灯頭部３の主な構成部品である球打頭郎本体４は木製
の中実のブロックであり、その前面には切欠部５が形成
され、−側部には上下方向の孔６が形成されている。

球打頭郎本体４の切欠部５には球打面板（フェースピー
ス）７が嵌合されており、この球打面板７はネジ８，８
・・によって球打頭郎本体４に固定されている。球打頭
郎本体４の下面には保護金属板１０が配置されており、
この保護金属板９はネジ１０．１０・・によって球打頭
郎本体４に固定されている。球打頭郎本体４の孔６には
柄部１の下端部が挿入されており、この柄部ｌ−の下端
部はネジ１１によって球打頭郎本体４に固定されている
。

「発明が解決しようとする問題点」ところで、ゴルフプレイにおけるショツト時の打球の飛
距離は一般的に次式に比例することが知られている。

（Ｍ＋α　）ＸＶＭ：ヘッドの重量 α；力積等によりヘッドの重さが増加したと考えられる
部分 ■＝ヘッドの回転速度上記の式から明らかなように、打球の飛距離をのばすた
めには、ヘッドの回転速度をいかにして上げるかが重要
なポイントとなる。

一方、ゴルフのショットにおいては、ヘッドの芯（スィ
ートスポット）を僅かでも外れてヒツトするとヘッドが
ネジレを起こす。この場合のネジレは、ヘッドのフェイ
スが開いたり被ったりすることを意味し、打球の飛距離
を落とし、打球の方向性を狂わせる原因となる。

しかして、上述した第４図ないし第６図に示すクラブは
、打球の飛距離が主としてヘッドの回転速度に依存する
ものであり、したがって飛距離をだすためには腕力にた
よらざるを得ないというしのであった。また、方向性に
ついても、常にヘッドの芯でヒツトさせる必要があり、
競技者の技１に大きく左右させられるものであった。

この発明は、上記の腕力や技量に左右される部分を僅か
でも減らすことのできるゴルフクラブをいかにして実現
するかを問題としている。

「問題点を解決するための手段」この発明は、球打頭郎本体に前面を開口させた空間部を
形成し、該球打頭郎本体の前面に前記空間部を覆うよう
にバネ材からなる球打面板を装着し、前記空間部に前記
球打頭郎本体に前後方向移動自在に支持された高比重材
料からなる打撃部材を配置してなるものである。

「作用　」この発明のゴルフクラブでは、インパクトの瞬間に、球
打面板のゴルフボールの当たった部分が撓む。これによ
って、芯を外れてヒツトした場合にら球打頭郎本体を含
む法灯頭部のネジレがわずかに抑えられる。また、イン
パクトの瞬間に、打撃部材が球打面板を介してゴルフボ
ールを叩打する。

「実施例」第１図ないし第３図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。ここで説明する実施例は、この発明をドライバー
に適用した場合の実施例である。

図において符号２１は柄部、２２は握手部、２３は法灯
頭部である。

法灯頭部２３の球打頭郎本体２４は、パーシモン等の木
材からなるブロックである。この球打頭郎本体２４には
、その内部中央部に前面が開口ずろ空間部２５が形成さ
れ、前面に切欠部２６が形成され、後端部に空間部２５
に連通する孔２７が形成され、−側部に上下方向の孔２
８が形成されている。この法灯頭部２４の上記空間部２
５には打撃部材２９が前後方向（矢印Ａ、Ｂ方向）移動
自在に配設されている。打撃部材２９は、超硬、ヘビー
メタル等の高比重材料からなる柱状の部材である。この
打撃部材２９にはその後端部に突出壁部３０，３０が形
成されており、突出壁部３０．３０にはピン３１が取り
付けられている。また、上記球打頭郎本体２４の孔２７
内にはピン３２が嵌着されており、このピン３２と上記
ピン３１との間には引張バネ３３が張設されている。

上記の構成において、打撃部材２９は、球打頭郎本体２
４の壁面に案内されて前後方向へのみ移動自在であり、
一定の力が作用したときにのみ引張バネ３３の力に抗し
て前方へ所定寸法移動できるようになっている。

また、上記球打頭郎本体２４の切欠部２６内には、上記
空間部２５を覆うように球打面板３４が配設されている
。球打面板３４はバネ材からなる乙のであって、板部３
５に取付壁部３６．３６を形成してなるものである。こ
の球打面板３４は、板部３５の裏面を打撃部材２９の面
間および球打頭郎本体２４の壁面から一定寸法離間させ
た状態で切欠部２６内に配置され、取付壁部３６，３６
が球打頭郎本体２４に固定された上下方向のピン３７．
３７に回動自在に装着されている。

上記の構成において球打面板３４は、その板部３５の中
央部が取付壁部３６，３６を回動させつつ後方へ撓むこ
とができるようになっている。

また、上記球打頭郎本体２４の下面には保護金属板３８
がネジ３９．３９・・により固定されている。また更に
、球打頭郎本体２４の孔２８内には柄部２１の下端部が
挿入され、同下端部は図示しないネジにより球打頭郎本
体２４に固定されている。

次に、上記の構成からなるゴルフクラブの作用について
説明する。

このゴルフクラブは、従来のゴルフクラブと同様にして
使用し、球打面板３４の前面にゴルフボールが当たるよ
うにショットする。このゴルフクラブでショットして球
打面板３４がゴルフボールに当たると、同球打面板３４
の板部３５が取付壁部３６，３６を回゛動させつつ後方
へ撓む。第１図２点鎖線は球打面板３４の中央部、すな
わち法灯頭部２３の芯にゴルフボール４０が当たった状
態を示し、この状態で球打面板３４は２点鎖線で示すよ
うに後方へ撓む。このような球打面板３４の撓みは、ゴ
ルフボールが球打面板３４の中央部に当たった場合だけ
でなく、ピン３７．３７の内方位置に当たった場合全て
について生じる。

上記の球打面板３４の撓みは、ヒツトの位置が芯から外
れていた場合の法灯頭部２３のネジレを防止する。また
、球打面板３４の前面（フェイス）が初めから開いてい
たり被っていたりした場合にも、同前面のヒツト部分が
ゴルフボーＡｔ　（’）　目ｅＡ飛行線に直交する面に
近付くように修正される。

したり、っ−Ｃユ。クラブでは、上記のような場合ニも
球打面板３４の前面の向きが目標飛行線に直交する側に
向くようになり、ゴルフボールの方向性か確保される。

一方、法灯頭部２３は、その回転速度がインパクトの瞬
間僅かに落ちる。しかしながら、ここで高比重材料から
なる打撃部材２９には慣性モーメントが働いており、同
打撃部材２９は引張バネ３３の力に抗して慣性ツノによ
り前方へ移動し、その前端面が球打面板３４の板部３５
を叩打する。ここで、ゴルフボールが当たることにより
撓んでいた球打面板３４は、その復元力および打撃部材
２９によって叩打された力によりゴルフボールを前方へ
押出す。かくして、ゴルフボールには、法灯頭部２３全
体の回転による連動エネルギーに加えて上記の打撃部材
２９の叩打力等が作用することになる。したがって、ク
ラブを振り抜いた後に得られるゴルフボールの飛距離は
、単に腕力に依存したものでなく、極めて長距離となる
。

しかして、このゴルフクラブでショットした場合には、
球打面板３４が撓むことによってゴルフボールの方向性
を良好に確保することができる。

また、球打面板３４の復元力および打撃部材２９の叩打
力によってゴルフボールの飛距離をのばすことができる
。

「発明の効果」この発明によれば、ゴルフボールの当たる球打面板をバ
ネ材により構成したので、ショツト時に球打面板が撓ん
でゴルフボールの方向性の向上を図ることができる。ま
た、インパクトの瞬間に打撃部材が球打面板を介してゴ
ルフボールを叩打するように構成したので、球打面板を
バネ材としたことと相まってゴルフボールの飛距離をの
ばすことができろ。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図はこの発明の一実施例を示す図であ
って、第１図は法灯頭部の平断面図（第３図Ａ−Ａ線断
面図）、第２図は法灯頭部の側断面図（第３図Ｂ−Ｂ線
断面図）、第３図はゴルフクラブの外観図、第４図ない
し第６図は従来のゴルフクラブを示す図であって、第４
図はゴルフクラブの外観図、第５図は法灯頭部の正断面
図、第６図は法灯頭部の側断面図である。２４・・・球付頭部本体、２５・・・空間部、２９・・
・打撃部材、３４・・・球打面板。

Claims

【特許請求の範囲】

球打頭郎本体に前面を開口させた空間部を形成し、該球
打頭部本体の前面に前記空間部を覆うようにバネ材から
なる球打面板を装着し、前記空間部に前記球打頭部本体
に前後方向移動自在に支持された高比重材料からなる打
撃部材を配置してなることを特徴とするゴルフクラブ。