JPS638419Y2 - - Google Patents

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JPS638419Y2
JPS638419Y2 JP16135584U JP16135584U JPS638419Y2 JP S638419 Y2 JPS638419 Y2 JP S638419Y2 JP 16135584 U JP16135584 U JP 16135584U JP 16135584 U JP16135584 U JP 16135584U JP S638419 Y2 JPS638419 Y2 JP S638419Y2
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JP
Japan
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pump
outlet
tank
air
muddy soil
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JP16135584U
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JPS6175830U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 産業上の利用分野 本考案は法面等へ緑化基盤を造成するために吹
付けられる泥状客土材の混練タンクに関するもの
で、特に横軸式の混練タンクの改良に係るもので
ある。
従来の技術 従来、泥状客土材の混練タンクとしては、通常
種子吹付け時に使用される混練装置を利用してい
たのである。この種子吹付け用の混練タンクには
縦軸方式のものと横軸方式のものが存在するがこ
れらはいずれも低濃度用の撹拌装置であつて、濃
度の高い泥状客土材の混練には不適切なものであ
つた。
本考案者等は前出願において、この横軸方式の
混練装置と改良型としてスクリユーコンベアを上
下2段に取付けて相互に反対方向に泥状客土材を
流動させるというものを開発し、撹拌効率のきわ
めて高い泥状客土材の対流式混練タンクを製作す
ることに成功したのである。
考案が解決しようとする問題点 上記した横軸方式の混練タンクにおいては、そ
の撹拌軸がタンクの側壁を貫通して設置されるた
め、この貫通部においてタンク側壁と撹拌軸との
間にどうしても間隙ができてしまうのである。
通常、このタンク内の泥状客土材は送液量の多
いスラリーポンプを利用して吹付けられるのであ
るが、このスラリーポンプの吸込み力が強いため
前記間隙から空気を吸い込みスラリーポンプ内へ
空気を送り込んでしまうのである。
つまり前記間隙は水漏れ箇所となるものである
が、ポンプ駆動時には逆に空気吸込みを行ない、
スラリーポンプ内にこの空気が入るとポンプの送
液能力(吐出圧)が極端に低下し、吹付けが中断
したりしてバラツキが出やすく、ポンプの始動に
も大へん苦労するなど大きな問題点となつていた
のである。
本考案の目的はこの欠点を解決することにあ
る。
ロ 考案の構成及び作用 本考案の構成は、下部にポンプへの取出口を有
しかつ横軸式の撹拌機を備えてなる泥状客土材用
の混練タンクにおいて、該取出口の上方から両側
方にかけてカバー体を取付けたことを特徴とする
混練タンクにおける空気吸込み防止装置、を要旨
とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案者等の検討の結果、前述の空気吸込みは
ポンプへの取出口に最も近い撹拌軸のタンク側壁
貫通部から発生し、この間隙から直接的に取出口
に向つて空気が吸込まれていることを知り、この
取出口の吸込力の影響を緩和させる必要があると
考え、取出口の上方から両側方にかけてカバー体
を設けたのである。
第1図は本考案の要部を示した側面断面図であ
る。
第2図は第1図の場合を正面から見た説明図で
ある。
第3図は従来の構造を示した側面断面図であ
る。
第3図の様に、従来の撹拌軸1がタンク側壁2
に貫通している箇所に存在する間隙3から、矢印
イの如く空気が吸込まれ気泡aとなつて矢印ロの
如く直接的に取出口4からポンプpへと空気が送
り込まれて行つたのである。
ところが、第1図及び第2図の如く、本考案に
おいては取出口4の上方から両側方を覆うアーチ
式のカバー体5が取付けられているため、泥状客
土材sは上方から吸い込まれることはなく、ほと
んどが矢印ハの如くタンク底板6に近い所から吸
い込まれ、したがつて撹拌軸1とタンク側壁2と
の間隙3近辺の泥状客土材sが急に下降すること
はないので減圧作用を起さずこの間隙3から空気
が吸い込まれることもなく、むしろ逆にこの間隙
3からは液圧による水漏れbが発生する様になる
のである。
なお、この水漏れbは材料の僅かな損失となる
だけで空気吸込みによるポンプ能力低下に比べる
とほとんど問題にならないものである。
また、図面において撹拌軸1には撹拌羽根が設
けられているのであるがこれを省略して示し、同
様に矢印pの行手には圧送ポンプが設けられてい
るのであるがこれも省略して示しているものであ
る。
ハ 考案の効果 本考案の効果は、泥状客土材の混練タンクにお
ける取出口の上方から両側方を覆うカバー体を取
付けたことによつて空気吸込みを防止したことで
あり、この結果、スラリーポンプの如き送液量の
多いポンプを使用して泥状客土材をポンプへと吸
い込んでも、撹拌軸貫通部からの空気吸込みはな
く、ポンプ内に空気が送り込まれることはないの
で、そのポンプの送液能力が空気混入によつて極
端に低下することは起こらないということであ
り、常に好ましい状態で泥状客土材の吹付けが達
成されるということである。
この効果の大きさは本考案者自身も予測できな
かつた位であり、単に取出口にカバー体を設けた
だけと云えども、このカバー体の有無でそのポン
プ性能には極端な差異が生じ本考案の実用効果は
非常にすぐれたものとなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示した側面断面図であ
る。第2図は第1図の場合を正面から見た説明図
である。第3図は従来の構造を示した側面断面図
である。 1……撹拌軸、2……タンク側壁、3……間
隙、4……取出口、5……カバー体、6……タン
ク底板、a……気泡、s……泥状客土材、b……
水漏れ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部にポンプへの取出口を有しかつ横軸式の撹
    拌機を備えてなる泥状客土材用の混練タンクにお
    いて、該取出口の上方から両側方にかけてカバー
    体を取付けたことを特徴とする混練タンクにおけ
    る空気吸込み防止装置。
JP16135584U 1984-10-24 1984-10-24 Expired JPS638419Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16135584U JPS638419Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

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JP16135584U JPS638419Y2 (ja) 1984-10-24 1984-10-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6175830U JPS6175830U (ja) 1986-05-22
JPS638419Y2 true JPS638419Y2 (ja) 1988-03-14

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ID=30719261

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JPS6175830U (ja) 1986-05-22

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