JPS6383497A - 潤滑油の清浄方法およびその清浄装置 - Google Patents

潤滑油の清浄方法およびその清浄装置

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JPS6383497A
JPS6383497A JP22721686A JP22721686A JPS6383497A JP S6383497 A JPS6383497 A JP S6383497A JP 22721686 A JP22721686 A JP 22721686A JP 22721686 A JP22721686 A JP 22721686A JP S6383497 A JPS6383497 A JP S6383497A
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oil
lubricating oil
tank
storage tank
lubricating
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JP22721686A
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Fumio Obara
文男 小原
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は汽力発電プラントに備えられた蒸気タービン設
備のタービンat7滑油装置に用いられる潤滑油の清浄
装置に係り、特に潤滑油の清浄麿を一定値以上に保持す
る潤滑油の清′f′p装置に関する。
(従来の技術) 原子力発電プラントや火力発電プラント等の汽力発電プ
ラントグシステムタービン設備が備えられており、この
蒸気タービン設備にタービン軸受や発電lA軸軸受潤滑
するタービン潤滑油装置が用いられている。このタービ
ン潤滑油装置1に使用される潤滑油は第4図に示すよう
に主油タンク2に接続されたオイルフラッシングシステ
ム3で清浄化され、潤滑油4の油清浄度を目標レベル以
上に保持している。
タービン潤滑油装置1は潤滑油4を貯溜した主演タンク
2内に油ポンプ5を備え、この油ポンプ5の駆動により
主油タンク2内の潤滑油4を給油母管6から各軸受給油
管f3a、 6bを経てタービン軸受等に供給し、軸受
を潤滑している。軸受を潤滑した油は軸受戻り油管7a
、7bから油戻り母管7を経て主7I!tタンク2に還
流されるようになっている。
一方、主油タンク2内の潤滑油は油の劣化や水分の沢入
にJζり運転時間の経過とともに水分が徐々に増加し、
潤滑機能が次第に低下ザる。この潤滑機能の低下を防止
し、水分を除去するために潤滑油清浄設備8が設けられ
ている。
潤滑油清浄設備8は油中の水分を除去する油清浄機9が
備えられ、この油清浄機9に主油タンク2からの潤滑油
4が油入口管10を経て案内される。油入口管10の途
中には止め弁11が設置ノられている。
油清浄機9に送り込まれた潤滑油は油清浄機9内で水分
が除去される一方、フィルタ装置12により油中に含ま
れるゴミ等の異物が除去される。
このフィルタ装置12は油清浄VM9に備えられたフィ
ルタ部9aとフィルタポンプ14とを備えており、油清
浄機9に送り込まれた潤滑油をフィルタポンプ14によ
り油循環配管15を経てフィルタ部9aに案内し、この
フィルタ部9aで異物を除去した後、油出口管16を通
り主油タンク2に還流している。油出口管16には出目
弁17が設けられている。なお、符号18aはポンプ吸
込弁であり、符号18bはフィルタ部人口弁である。
また、主al+タンク2の清E時や油ポンプ5の分解点
検口などには、主油タンク2や油清浄機9内のF、IJ
潤滑油抜く必要があり、このため主油タンク2は回収配
管20を介して油貯蔵タンク21に接続されている。回
収配管20には回収弁22が設けられ、この弁開により
主油タンク2や油清浄機9内の全ての潤滑油が油貯蔵タ
ンク21に回収される。
そして、主演タンク2や油ポンプ5、油清浄機9t9の
分解点@ム理終了復には、油貯蔵タンク21に回収され
、貯蔵されていた潤滑油は油移送ポンプ24により昇圧
され、油清浄機9内り管25や主油タンク油張り管26
を経て主油タンク2や油清浄機9に送られ、主油タンク
2内等に潤滑油を供給している。なお、符号27は吸込
弁であり、符号28は吐出弁、29は止め弁である。
他方、タービン潤滑油装置1の各油系機器1よ定期点検
後再び組み立てられ、この組立後に第3図に示すように
オイルフラッシング運転が行なわれ、各機器や油配管に
付着した錆やゴミ等の異物が除去される。このオイルフ
ラッシング運転は、オイルフラッシングシステム3に設
けられたフラッシング用油ポンプ31を駆動させること
により行なわれ、この油ポンプ31の駆動により主演タ
ンク2内の潤滑油4はフラッシング配管32を通ってフ
ラッシング用フィルタ33に案内され、このフィルタ3
3で錆やゴミ等の安物が除去される。5°シ物が除去さ
れて清浄化された潤滑油は主油タンク2内に戻され、油
ポンプ5の駆動により給油管6゜6a、6bを通りター
ビン軸受や発電機軸受に供給されて軸受のオイルフラッ
シングが行なわれる。
一般に、蒸気タービン設備においては、蒸気タービンの
法定定期点検のための停止が義務付けられており、この
停止時にタービン潤滑油装置1の油ポンプ5やタービン
軸受、油清浄機9その仙のfζJ屈設備の点検も行なわ
れる。この点検時にはタービン発電プラントを停止して
タービン潤滑油装置1内の潤滑油を主演タンク2や油清
浄t19から油貯蔵タンク21に−11,1的に回収し
て貯蔵させる油戻しが行なわれ、回収された潤滑油はタ
ービン潤滑油装置1の各機器点検が終了し、再組立が行
なわれた後に、主油タンク2や油清浄機9に再供給され
る。主油タンク2や油清浄機9に油が充分張られた後、
軸受のオイルフラッシング運転が行なわれる。
オイルフラッシング運転はオイルフラッシング用油ポン
プを駆動して行なわれ、主油タンク2内の潤滑油4をフ
ラッシング用フィルタ33で清浄化している。オイルフ
ラッシング運転は、主油タンク2や油清浄機9に潤滑油
4を供給し、油を張った後、フラッシング用フィルタ3
3を目の粗いものから細かいものに順次取り換えて行な
われ、−次フラッシング、二次フラッシングおよび三次
フラッシングに分けて行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の蒸気タービン設&i+に、没けられるタービンa
vl ff)油装置4においては、オイルフラッシング
運転は、タービン潤滑油装置1の各機器の分解・点検・
組立後に行なわれており、各機器を再組立し、タービン
軸受を組み込まな【プれば行なうことができず、しかも
各機器の組立後にオイルフラッシング運転を一次・二次
J3よび三次に分けて行なっている。このため、オイル
フラッシング運転に長時間を要し、このオイルフラッシ
ング運転が然気タービンの定期検査のクリティカルパス
を形成し、定期検査期間が長くなるという問題があった
また、オイルフラッシング運転では、タービン潤滑油装
置の分解点検で汚れた潤滑油の全量をオイルフラッシン
グシステムでフラッシングするため、フラッシング用フ
ィルタの目詰りが生じ、その処理に長時間を要し、主演
タンク2内の潤滑油4が目的とする清浄度まで達するの
に、約7日〜15日程度の日数を要していた。
潤滑油の油清今度が上がらない場合には、新曲補給口3
5から清浄度の高い多mの新油を補給して全体の油清今
度を目的レベル近くまで上昇させ、その後オイルフラッ
シングにより油清今度を目的レベルに到達させ、そのレ
ベルを相持するようにした油清浄化方法が採用されてい
る。この場合には多山の新油を必要としたり、新油の補
給16相当fitの潤滑油を排油として排出し、処分す
る必要があった。らなみに、油貯蔵タンク21には10
0万KWクラスの原子力発電ブラン1へでは飲方リット
ルの潤滑油が貯溜される。
本発明は、上述した■情を考慮してなされたもので、タ
ービン潤滑油装置の定期検査のクリティカルバスを構成
しているオイルフラッシング運転期間を短縮して定期検
i +!11間の短縮化を図ることができるa1コ滑油
の清浄方法および−ぞのFi’i浄装置を提供すること
を目的とする。
本発明の他の目的は、タービン潤滑油装置の定期検査期
間中にも潤滑油の清浄化を行なうことができ、潤滑油を
目標レベル以上の油清今度にして油清今度を大幅に改善
し、新油補給ffi 1′J排出される油量を減少させ
ることができる潤滑油の清浄方法およびその清浄装置を
提供することにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するだめの手段) 本件第1番目の発明に係る潤滑油の清浄方法は、潤滑油
を回収する油貯藏タンクを清掃した後、この油貯蔵タン
ク内に主油タンクから潤滑油を回収し、回収された潤滑
油を主油タンク等のは器の定期検査期間中貯蔵タンク再
循環ラインを強制的に再循環させ、再循環される潤滑油
をオイルフラッシングシステムにより清浄化し、清浄化
された潤滑油を前記機器の定期検査終了後に土浦タンク
に供給し、前記機器のオイルフラッシング運転を行なう
ものである。
また、本件第2番■の発明に係る潤滑油の清浄装置は、
タービン軸受等の潤滑部を潤81する潤滑油を貯溜した
主油タンクと、この主演タンクに貯溜された潤滑油を回
収する浦貯蔵タンクとを有する潤滑油の清浄装置におい
て、回収された潤滑油を再循環させる貯蔵タンク再循環
ラインを前記油貯藏タンクに接続し、この貯蔵タンク再
循環ラインにオイルフラッシングシステムを設【Jると
ともに、上記貯蔵タンク再循環ラインから分岐された油
配管を前記主油タンクに接続したものである。
(作用) 本発明に係る潤滑油の清浄装r1は主油タンクに貯溜さ
れた潤滑油を一時的に回収する油貯蔵タンクを設け、こ
の油貯蔵タンクに回収潤滑油を再循環させる貯蔵タンク
再循環ラインを接続し、この再循11ラインにオイルフ
ラッシングシステムを設けたものである。このオイルフ
ラッシングシステムによりタービン潤滑油装置の各機器
の定期点検時にもオイルフラッシング運転を行なって潤
滑油の清浄化を図ることができるようにしたものである
。このオイルフラッシング運転はタービン潤滑油装置の
定期点検1σ1間を積極的に活用して行なわれ、油貯蔵
タンクに貯溜された回収潤滑油を貯蔵タンク丙循環ライ
ン内に強制的かつ積(〜的に案内して潤滑油を清浄化さ
せているので、タービン潤滑油装置の定期検査のクリテ
ィカルパスとなるオイルフラッシング運転を短時間で行
なうことができ、定期検査期間の短縮を図ることができ
る。
オイルフラッシング運転により清浄化された潤滑油は貯
蔵タンク再循環ラインから油配管を経て主油タンクに供
給され、主油タンク内等に潤滑油が張られる。
(実施例) 以下、本発明に係る潤滑油の清浄装置の一実施例につい
て添付図面を参照して説明する。
第1図は原子力発電プラントや火力発電プラントの汽力
光電プラントの蒸気タービン設備に設りられるタービン
潤滑油装置40を示す系統図であり、このタービン潤滑
油装置40にはタービン=111受や発電機軸受潤滑用
の潤滑油を目的レベル以上の油清今度にでる潤滑油の清
浄装置41が設けられている。
タービン潤滑油装置40はタービン軸受等の軸受潤滑用
潤滑油42を貯溜する主油タンク43を喝え、この主油
タンク43内にブースタポンプ等の油ポンプ44や図示
しないターニング油ポンプ、非常用油ポンプおよびオイ
ルクーラが収容されている。油ポンプ44から吐出され
た潤滑油は図示しないオイルクーラを経て給油母管45
に案内され、途中から分岐された軸受給油管45a、4
5bを経てタービン軸受や発電機軸受に供給され、軸受
を潤滑するようになっている。
軸受を潤滑した油は軸受戻り油管46a、46bを粁て
油戻り母管46に集められ、主油タンク43内に還流さ
れる。その場合、油戻り管46゜46a、46bは給油
管45.45a、45bと二重管構造をなして給油管4
5.45a、45bを’VtツてJ3す、万一給油管4
5.45a、45t)の破1uにより圧力の高い給油が
漏洩しても、洩れた潤滑油を戻り池内に回収し、外部に
漏出しないように構成されている。
主油タンク43内の潤滑油42は油の劣化や水分の混入
によりタービン潤滑油装置40の運転時間の経過ととも
に水分が徐々に増加するため、この水分を除去し、ゴミ
等の異物を除去りる潤滑油清E設(648が(i5えら
れている。この潤滑油清浄設備48Gよ軸受「、1滑油
吊の1/10程麿の潤滑油を常時流して潤滑油中の水分
やゴミ等の異物を除去するもので、全体的に構成は第4
図に示す従来の潤滑油清浄設備8と異ならないので同一
部分には同じ符号を付し説明を省略する。
また、主油タンク43の清浄時やタービン′f8滑油装
置40の定期検査時には主油タンク43や油清浄様9内
の潤8゛1油42を回収する油貯蔵タンク50が設けら
れている。油貯蔵タンク50は主油タンク43の底部か
ら導出された回収管(貯蔵タンク戻り管)51に接続さ
れており、この回収管51に回収弁(戻り弁)52が佑
えられる。
上記油貯蔵タンク50には回収された潤滑油42を強制
的に循環させる貯蔵タンク再循環ライン53が設けられ
ている。この貯蔵タンク再循環ライン53には回収され
た潤滑油のオイルフラッシングを行なうオイルフラッシ
ングシステム55が備えられる。オイルフラッシングシ
ステム55はフラッシング用油ポンプとしての油移送ポ
ンプ56とフィルタ装置57とを備えており、フィルタ
装置57は望ましくは油移送ポンプ56の吐出側に設け
られる。油移送ポンプ56の吸込側には吸込弁58が備
えられる。貯蔵タンク再循環ライン53にオイルフラッ
シングシステム55を設けることにより、主油タンク4
3にオイルフラッシングシステムを従来のように設ける
必要がない。
フィルタ装置57は第2図に示すように互いに並設され
た複数のフィルタ6Q a 、 60 b 、 60C
を有し、各フィルタ60 a 、 60 t) 、 6
0 Gの両側にフィルタ人口弁61およびフィルタ出口
弁62がそれぞれ同期して開閉自在に設けられる。
各フィルタ60a、60b、60cG;t;目の粗さが
それぞれ異なり、目の粗いフィルタから順次選択的に使
用されるようになっている。
貯蔵タンク再循環ライン53のフィルタ装置57の下流
側にはタンク再循環弁64および止め弁65が順次配設
される。タンク再循環弁64の一次側および二次側から
油配管66.67がそれぞれ分岐されており、タンク再
循環弁64の一次側から分岐された油配管(油清浄機油
戻り管)66は途中に大口弁68を介して油清浄機9に
接続される。また、二次側から分岐された油配管(主油
タンク再循環配管)67は途中に主油タンク再循環弁6
9を介して主油タンク43に接続される。
油貯藏タンク50には新油補給管70が接続されている
。この新油補給管70には元弁71が備えられ、元弁7
1を必要に応じて開くことにより新油補給ロア2から新
油が所要足供給されるようになっている。
次に、IT’J滑油の清浄方法について説明する。
蒸気タービン設備のタービン軸受や発電機軸受の軸受潤
滑はタービン潤滑油H買40を駆動させることにより行
なわれる。
蒸気タービン設備は定期的な検査が義務付けられており
、この定期検査時にタービン潤滑油装置40の主油タン
ク43や油ポンプ44、油清浄機9等の各機器も検査さ
れる。
ところで、タービン潤滑油装置40が定期検査に入る前
に第3図に示すように、油貯蔵タンク50内を予め清浄
にしておく。そして、定期検査に入り、蒸気タービン設
備やタービン潤滑油装置40が停止したならば、主油タ
ンク43や油清浄機9内の潤滑油42は全て回収管51
を通して油貯蔵タンク50内に戻し、回収する。
その後、タービン潤滑油装置40の主油タンク43やi
Il+ポンプ44、タービン軸受、油清浄機9等の分解
点検を行ない、この点検終了後に再組立して復旧させる
タービン潤滑油装置40の各機器を分解点検している間
に、貯蔵タンク再循環ライン53を駆動させ、油貯蔵タ
ンク50内に回収された潤滑油を強制的かつ積極的に閉
じた循環ループ内で再循環させる。
その際、貯蔵タンク再循環ライン53に組み込まれたオ
イルフラッシングシステム55を稼動さ4色、フィルタ
装置57内に回収された潤滑油を通すことにより、−次
フラッシングによる油清浄化運転が行なわれ、潤滑油の
油清今度を向上させる。
このオイルフラッシングシステム555によるオイルフ
ラッシング運転(−次フラッシング)は、タービン潤滑
油装置40の各機器の分解点検へ理が開始されてから、
再組立が完了するまでの充分に長い期間に亘って連続的
に行なわれ、この間に潤滑油の油清今度は目的とするレ
ベル以上まで向上させることができる。
フィルタ装置57は目の粗さが責なる複数のフィルタ6
0a、60b、60cが並設されており、このオイルフ
ラッシング運転により各フィルタ60a、60b、60
cは目の粗いものから順次選択的に切換使用され、潤滑
油の油清今度が上がるにつれて目の細かなフィルタに切
り換えられて、循環運転が続けられる。
これによって、従来のオイルフラッシングシステムのよ
うにその都度フィルタを取り換える必要がなく、フィル
タ出入口弁61.62の簡単な切換操作により、所望す
るフィルタを潤滑油の汚れ具合に応じて選択でき、潤滑
油の再循環運転時間を調節することにより油清今度を目
的レベル以上と覆ることができる。
タービン潤滑油装置40の曲系機器の分解点検や、軸受
の分解点検が終了すると、タービン潤滑油装置メ40の
油系機器や軸受は各々組み立てられ、元の組立状態に復
旧tffL、、められる。
タービン潤滑油装置40等の組立優に、油配管(主油タ
ンク循環配管)67に設けられた主油タンク循環弁69
を聞き、油清浄瓜が高められた潤滑油を主油タンク43
内に供給して主油タンク43内に油を張り、油清浄’t
39 Wの各設備にも同様にして油を張った後、油ポン
プ44等を駆動させて軸受のオイルフラッシング運転(
三次フラッシング)を行なう。
軸受のオイルフラッシング運転中、回収管51に備えら
れた回収弁52は開放され、主油タンク43に貯溜され
た潤滑油42の一部は油貯蔵タンク50に常時戻され、
軸受のオイルフラッシング運転と同時にオイルフラッシ
ングシステム55も駆動され、油貯蔵タンク50に回収
された潤滑油の油清今度をフィルタ装置57により向上
させる清浄運転を連続的に行なっている。
そして、軸受等のオイルフラッシング運転は、油清i1
1が充分に高い潤滑油を使用して行なわれるため、潤滑
油の汚れが極めて小さい。このため、タービン潤滑油装
置40仝体の油清浄麿は短時間のうちに目標レベルに到
達し、定期検査のクリティカルバスとなるオイルフラッ
シング期間を非常に短くすることができ、定期検査期間
の短縮化を図ることができる。
また、定期検査のために主油タンク43等から油貯蔵タ
ンク50に回収された潤滑油は、タービン潤滑油装置4
0の定期検査の期間中のオイルフラッシングシステム5
5により連続的に清浄化運転が続けられて油清今度を充
分に上げることができるので、プラント運転期間が長く
古いタービン発電プラントで潤滑油の汚れが激しい場合
にも、タービン潤滑油装置40の比較的長い機器点検期
間において充分なオイルフラッシング運転を行なうこと
により、油清今度を目標とする清浄度以上にすることが
容易にでき、タービン潤滑油装置40の再組立後の軸受
オイルフラッシング期間が長期化せず、短縮することが
できる。
さらに、油貯蔵タンク50に回収された潤滑油の油清今
度を目標レベル以上まで高めることがフィルタ装置57
のフィルタの切換え使用により可能なために、新油の補
給が少なくてすみ、はぼ潤滑油の目減り分相当の補給で
足りる。フィルタ装置57は目の細かさを変えることに
より、貯蔵タンク再循環ライン5)3を強制循C1され
る潤滑油は循環運転により油清今度を目標レベル以上に
容易にすることができる。
また、この潤滑油の清浄装置は、第1図に示すように、
主演タンク43から回収管51、油貯蔵タンク50、貯
蔵タンク再循環ライン53おJ、びIi(+配管67を
経て主演タンク43に戻る閉じた主油タンク循環ライン
をも形成しているので、タービン発電プラントの運転中
、すなわらタービン潤滑油装置40の潤滑運転中であっ
ても、常時油清浄爪保持運転が可能である。さらに、タ
ービン潤滑油装置40内をIl+’i環ηるJ′iI滑
油を途中でサンプリングし、潤滑油の汚れが進んだ場合
、主油タンク43に貯溜された潤滑油を前記主油タンク
循環ラインに間欠的に案内して油清浄化運転を行なうこ
とにより、油清今度の維持が可能になる。
(発明の効果) 以上に述べたように本発明においては、主油タンクに貯
溜された潤滑油を回収する油貯蔵タンクに貯蔵タンク再
循環ラインを設け、この再循環ラインにオイルフラッシ
ング設備を備えたから、タービン潤滑油装置の分解点検
期間中に、その分解点検作業と並行して貯蔵タンク再循
環ラインに回収された潤滑油を強制的に再循環させ、上
記オイルフラッシングシステムにより、全fitの潤滑
油をiI′i浄化さけることができる。この潤滑油の清
か化は分w?tM検作業の開始から、タービン1潤滑油
装置の再組立が完了する分解点検期間中の長期に11っ
て行なうことができるので、その間に回収された潤滑油
を充分に清浄化することができ、目標レベル以上の油清
今度にすることができる。したがって、タービン潤滑油
装置組立完了後に行なわれる軸受のオイルフラッシング
運転を大幅に短縮でき、クリディカルパスである軸受の
オイルフラッシング期間の短縮に伴って定期検査期間の
短縮化を図ることができる。
また、この潤滑油の清浄装置は潤滑油の油清今度を目標
レベル以上にすることができ、潤滑油の汚れを改善する
ことができるので、新油補給聞を大幅に減少させること
ができるとともに、この新曲補給mの減少に伴い排油量
も減少させることができ、潤滑油の効率的使用が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る潤滑油の清浄装置の一実施例を示
す系統図、第2図は上記潤滑油の桔浄装「iに組み込ま
れるフィルタ装置を示す図、第3図は本発明に係る潤滑
油の清浄装置のオイルフラッシング運転を従来のオイル
フラッシング運転と比較して示すフローチャート、第4
図は従来のf21滑浦の清浄装置を示す系統図である。 9・・・油清浄機機、9a・・・フィルタ部、40・・
・タービン潤滑油装置、41・・・潤滑油の清浄装置、
42・・・潤滑油、43・・・主油タンク、44・・・
油ポンプ、45・・・給油母管、46・・・油戻り母管
、48・・・潤8り油清浄設備、50・・・油貯蔵タン
ク、51・・・回収管、53・・・貯蔵タンク再循環ラ
イン、55・・・Aイルフラッシングシステム、56・
・・浦移送ポンプ、57 ・・・フィルタ装置、60a
、60b、60cm・・フィルタ、66.67・・・油
配管(循環配管)、70・・・新油補給管、72・・・
補給口。 出願人代理人   波 多 野   久第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、潤滑油を回収する油貯蔵タンクを清掃した後、この
    油貯蔵タンク内に主油タンクから潤滑油を回収し、回収
    された潤滑油を主油タンク等の機器の定期検査期間中貯
    蔵タンク再循環ラインを強制的に再循環させ、再循環さ
    れる潤滑油をオイルフラッシングシステムにより清浄化
    し、清浄化された潤滑油を前記機器の定期検査終了後に
    主油タンクに供給し、前記機器のオイルフラッシング運
    転を行なうことを特徴とする潤滑油の清浄方法。 2、タービン軸受等の潤滑部を潤滑する潤滑油を貯溜し
    た主油タンクと、この主油タンクに貯溜された潤滑油を
    回収する油貯蔵タンクとを有する潤滑油の清浄装置にお
    いて、回収された潤滑油を再循環させる貯蔵タンク再循
    環ラインを前記油貯蔵タンクに接続し、この貯蔵タンク
    再循環ラインにオイルフラッシングシステムを設けると
    ともに、上記貯蔵タンク再循環ラインから分岐された油
    配管を前記主油タンクに接続したことを特徴とする潤滑
    油の清浄装置。 3、オイルフラッシングシステムは油移送ポンプとこの
    油移送ポンプの吐出側に設けられたフィルタ装置とを備
    えた特許請求の範囲第2項に記載の潤滑油の清浄装置。 4、フィルタ装置は相互に並設された複数のフィルタを
    備え、各フィルタは目の粗さをそれぞれ異にして選択的
    に切換え使用可能に設けられた特許請求の範囲第3項に
    記載の潤滑油の清浄装置。 5、フィルタ装置の各フィルタは目の粗いフィルタから
    順次選択的に切換え使用可能に設けられた特許請求の範
    囲第4項に記載の潤滑油の清浄装置。
JP22721686A 1986-09-26 1986-09-26 潤滑油の清浄方法およびその清浄装置 Pending JPS6383497A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304490A (ja) * 2000-04-25 2001-10-31 Morihisa Sumimoto ユーザーへの潤滑油、作動油等のオイル供給方式
KR20180062435A (ko) * 2018-04-05 2018-06-08 한국남부발전 주식회사 발전소 터빈의 오일 플러싱 장치

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