JPS6381171A - カチオン型水性塗料組成物 - Google Patents

カチオン型水性塗料組成物

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JPS6381171A
JPS6381171A JP22689886A JP22689886A JPS6381171A JP S6381171 A JPS6381171 A JP S6381171A JP 22689886 A JP22689886 A JP 22689886A JP 22689886 A JP22689886 A JP 22689886A JP S6381171 A JPS6381171 A JP S6381171A
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resin
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JP22689886A
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Yasuyuki Tsuchiya
土谷 保之
Kenshiro Tobinaga
飛永 健四郎
Toshimi Oohiga
大比賀 敏身
Hiroyuki Sakamoto
裕之 坂本
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はTi着やディップ、スプレー塗装可能なカチオ
ン型水性塗料組成物に関する。
(従来の技術およびその問題点) カヂオン型電着による塗装は防錆性に優れ、各種物品、
特に自動車のブライマー塗装に用いられている。このカ
チオン型電着塗料の耐食性および硬化性を更に向上させ
るために、フェノール樹脂の配合が考えられる。しかし
ながら、このフェノール樹脂中にフェノール性の水酸基
が残存していると塗膜の耐水性が不足するとともに塗料
の凝集安定性も低下する。従って、このフェノール性水
酸基をエーテル化して、耐水性を確保することが考えら
れる。例えば、村山新−著、「フェノール樹脂」、日刊
工業新聞社発行、昭和45年初版には、フェノールとホ
ルマリンをアルカリ触媒の存在下に低温で反応し、ジメ
ヂロールフェノールまたはトリメチロールフェノールの
Na塩を得、これに、アルギルハライド、アラルキルハ
ライド、エピハロヒドリンなどの塩化物を加えて脱塩反
応をしてエーテル化する方法が開示されている。このよ
うにあらかじめフェノールをメチロール化してからエー
テル化するのは、フェノールの水酸基が先にエーテル化
されると、水酸基によるベンゼン核のオルト、パラ位置
の活性化がなくなり、ホルムアルデヒドと反応しにくく
なるからである。
しかし、上述のように予めメチロール化し、次にエーテ
ル化したメチロールフェノールエーテルのメチロール基
もまた、非常に安定化されそのまま加熱してもアルキル
エーテルまたはアラルキルエーテルの大きさにもよるか
、なかなか硬化せず、電着塗膜として硬度が不足する。
(発明の内容) 本発明は上記欠点のないフェノールエーテル化合物を配
合したカチオン型水性塗料組成物を提供する。即ち、本
発明は(A)レゾール型フェノール樹脂の初期反応生成
物とモノエポキシ化合物とを塩基性触媒の存在下に反応
させて得られた式:%式% 〔式中、R1はレゾール型フェノール樹脂の初期反応生
成物からフェノール性水酸基を除しまた残基、R2、R
3、R4、R5はモノエポキシ化合物からエボキノ基を
除いた残基を示す。〕 をaするβヒドロキシフェノールエーテル化合物、およ
び CB)カチオン型水性樹脂 を含有するカチオン型水性塗料組成物。
本発明に用いるβヒドロキンフェノールエーテル化合物
(A)はレゾール型フェノール樹脂の初期反応生成物と
モノエポキシ化合物とを塩基性触媒の存在下に反応させ
ることにより得られる。得られた化合物(A)はメチロ
ール基とエーテル結合のβ位にヒドロキシル基を有する
自己硬化性化合物である。何故、硬化性が向上するかは
、特に限定的ではないが、β位にヒドロキシル基がある
ため、フェノールエーテルは1部加水分解され、生成し
たフェノール性水酸基がメチロール基を活性化させ、メ
チロール基の縮合反応により硬化したものと考えられる
レゾール型フェノール樹脂の初期反応生成物はフェノー
ル類とホルムアルデヒドをアルカリ触媒の存在下に反応
させて得られるメチロールフェノール類の混合物を言う
。フェノール類としては、3.5−キルノール、m−ク
レゾール、2.3.5−トリメデルフェノール、3.4
−キルノール、2.5−キシレノール、p−クレゾール
、ザリゲニン、O−クレゾール、2.6−キシレノール
、p−t−ブヂルフェノール等が挙げられる。レゾール
型フェノール樹脂の初期反応生成物としては、数平均分
子全300未満のらのが硬化性の点から好ましく、例え
ば、荒川化学株式会社から市販のタマノール721およ
びタマノール722が挙げられる。
モノエポキシ化合物は分子中にエポキノ基を1個有する
化合物である。分子中にエボキン基を2測量」二何する
化合物、例えばノエポキン化合物、トリエポキシ化合物
等の使用も考えられるが、実際にはゲル化して使用する
ことはできない・これらのジェポキシ化合物またはトリ
エポキシ化合物等であっても、有機酸、2級アミン等に
より変性し、モノエポキシ化合物にしたり、反応に悪影
響を与えない範囲でモノエポキシ化合物と混合して用い
る事ができる。モノエポキシ化合物はモノグリシジル化
合物が好適である。
モノグリシジル化合物の例としては、グリシジルエーテ
ル類、例えばフェニルグリシジルエーテル、ブチルグリ
シジルエーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エチ
ルへキノルグリシジルエーテル、p−t−フェニルグリ
シジルエーテル、高級脂肪族アルコールのグリシジルエ
ーテル、ラウリルアルコールのエチレンオキシド付加物
のグリシジルエーテル、フェノールのエチレンオキシド
付加物のグリシジルエーテル、ノブロモフェニルグリシ
ジルエーテル、ペンチルグリシジルエーテル等ニゲリシ
ジルエステル類、例えば安息香酸グリシジルエステル、
リノール酸オレイン酸混合物のグリ7ジルエステル、第
3級飽和カルボン酸のグリシツルエステル等、グリンジ
ルイミド類、例えばグリンジルフタルイミド:グリンド
ールおよびジグリシジル化合物の1個又はトリグリシジ
ル化合物の2gを有機酸等で変性し、モノグリンジルと
なった化合物として1.6−ヘキサンンオールノグリシ
ジルエーテルのモノアセテート等か挙げられる。
上記以外のモノエポキシ化合物の例としては、スヂレン
オキシド、ンクaヘキセンオキノド、エチレンオキシド
、プロピレンオキシド、ブタジェンモノオキシド、イソ
ブチレンオキノド、メチルスヂレンオキンド、ビニルシ
クロヘキセンモノオキソド等が挙”げられる。
レゾール型フェノール樹脂の初期反応生成物とモノエポ
キシ化合物の使用量はフェノール注水酸基/エボキン基
の当虫比で表わして1.010.5〜1.0/2.6、
好ましくは1.010.7〜1071.5である。フェ
ノール性水酸基の残存mか多いと塗料の凝集安定性が悪
くなりがちであるので、これを減らすためにモノエポキ
シ化合物を多回に用いる、従って、上記比が1.Q10
.5より小さいと塗料の凝集安定性が低下する。1.0
/20より大きいとモノエポキシ化合物の残存が多くな
り、メチロール基と反応する為、メチロール基による硬
化性が落ちるので好ましくない。
反応は反応促進のため溶媒中で行なうのが好ましい。レ
ゾール型フェノール樹脂の初期反応生成物は未反応のフ
ェノール、ホルムアルデヒドおよび水を含有しているた
め、親水性基を持つ溶媒が好適である。好適な溶媒はア
ルコール系溶媒、例えばメタノール、エタノール、n−
プロパツール、イソプロパツール、n−ブタノール、メ
トキシブタノール、イソブクノール、5ec−ブタノー
ル、tert−ブタノール、n−アミルアルコール、イ
ソアミルアルコール、5ec−アミルアルコール、3−
ペンタノール、tert−アミルアルコール、n−ヘキ
サノール、ソクロヘキサノール、2−メチルンクロヘキ
サノール、ベンンルアルコール、フルフリルアルコール
、テトラヒドロフルフリルアルコール、アビエチルアル
コール、エチレングリコール、エチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、エチレングリフールイソプロピルエーテル、エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコール
イソアミルエーテル、エチレングリコールモノフェニル
エーテル、エチレングリコールベンジルエーテル、エチ
レングリコールモノアセテート、ジエチレングリコール
、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコー
ルモノブチルエーテル、ジエチレングリフールアセテー
ト、)・ジエチレングリコール、トリエチレングリコー
ルモノメヂルエーテル、トリエチレングリコールモノエ
チルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテ
ル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピ
レングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。ら
ちるん非アルコール系の溶媒、例えばケトン類、エステ
ル類等を上記アルコール系溶媒と混合して用いてもよい
。反応温度は60〜130°C1好ましくは70〜12
5°Cが好適である。130℃を越えるとメチロール基
同士の縮合がはやく好ましくない。60℃以下であると
反応速度が充分でない。
反応は塩基性触媒、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、アミン類(例えば、トリメチルアミン、トリエ
チルアミン、トリn−ブチルアミン、トリアミルアミン
、ジメチルベンジルアミン、ジメチルベンジルアミン、
ジエチルアニリン、ジエチルアニリン、NNNジーブチ
ルアニリン、NNシアミルアニリン、N N ’) t
−アミルアニリン、トリエタノールアミン、ジメチルエ
タノールアミン、ジエチルエタノールアミン、エヂレン
ジエタノールアミン、n−ブチルジェタノールアミン、
ノロ−ブチルエタノールアミン、トリイソプロパツール
アミン、αピコリン、βピコリン、γピコリン、2.4
−ルチジン、2.6−ルチジン、エチルモルホリン、ジ
エチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジイソブチルア
ミン、シアミルアミン、Nメチルエタノールアミン、N
エチルエタノールアミン、ンエタノールアミン、ピリノ
ン、ラウリルトリメデルアンモニウムクロライド等)の
存在下に実施される。好適なものとしてはアミン類であ
る。
本発明の(B)成分であるカチオン型水性樹脂は従来公
知のいかなるものであってもよい。例えば、アミン変性
エポキシ樹脂系(特公昭514978号公報、特開昭5
4−93024号、特公昭53−/17143号公報お
よび特開昭5:3−8673号公報、特開昭55−80
436号公報、特開昭59−206442号公報)、ア
ミン変性ポリウレタンポリオール樹脂系(特開昭54−
15449号公報および特開昭55−115476号公
報)、アミン変性ポリブタジェン樹脂(特開昭53−1
6048号公報、特開昭53−14’2444号公報、
特開昭60−90273号公報)等のアミノ基含有樹脂
またはスルホニウム基含有樹脂あるいはホスホニウム基
含有樹脂等が挙げられろ。
カチオン型水性樹脂は上記βヒドロキシフェノールエー
テル化合物(A)10重1部に対して、3〜1000重
量部、好ましくはlO〜200重量部配合量比る。3重
量部以下では塗料安定性が充分てなく、l000重量部
を越えるとβヒドロキシフェノールエーテル化合物によ
る硬化性の効果がなくなるという欠点を有する。
上記カチオン型水性樹脂は酸で中和して水分散型または
水可溶性にして使用される。使用し得る酸は鉱酸または
有機酸のいずれであってもよく、例えば硼酸、乳酸、ギ
酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、塩酸、りん酸および硫
酸が挙げられる。
水性塗料組成物は水を主とする分散溶液であるか、水の
他に他の溶媒、例えば炭化水素、アルコール、エステル
、エーテルおよびケトン類を添加してもよい。これらの
溶剤の爪は重要ではないが、樹脂固形分に対し01〜4
0重蚤%、好ましくは05〜25重量%である。
本発明のカチオン塑水性塗料組成物は、カチオン型水性
樹脂に必要に応じて公知の硬化剤、例えばメラミン樹脂
またはブロック化ポリイソシアネート化合物またはエス
テル交換硬化剤を配合してもよい。本発明のβヒドロキ
ンフェノールエーテル化合物(A)自体硬化性を有して
いるが、更に高い硬度が要求される場合に配合される。
硬化剤の配合量は前記βヒドロキンフェノールエーテル
化合物(A)10重量部に対し1〜200重量部である
本発明カチオン型水性塗料組成物は、硬化触媒としてコ
バルト、マンガン、鉄、亜鉛、鉛、カルシウム、ジルコ
ニウムの有機酸塩、らしくは二酸化マンガン又は有機ス
ズ化合物あるいはそれらの混合物を添加してもよい。コ
バルト、マンガン、鉄、亜鉛、鉛、カルシウム、刀しコ
ニウムの有機酸塩らしくは二酸化マンガンは酸化重合の
硬化触媒として、ジブチルスズオキサイド、ジブチルス
ズジラウレート等の有機スズ化合物はブロック化イソシ
アネートの解離触媒として使用される。
本発明のβヒドロキンフェノールエーテル化合物(A)
自体硬化性を有しているが、更に高い硬化度が要求され
る場合に配合される。硬化触媒の配合量は金属に換算し
て樹脂固形分に対して0.005〜2.0重量%、好ま
L<!;tO,05〜1.0重量%である。
本発明のカチオンを水性塗料組成物はさらに池の顔料、
例えば珪酸アルミニウム、沈降性硫酸バリウム、カオリ
ン、沈降性炭酸カルシウム等の体質顔料、酸化チタン、
カーボンブラック、亜鉛華、ベンガラ、二酸化マンガン
等の着色顔料、ストロンヂウムクロメート、クロム酸鉛
、塩基性珪酸鉛、リンモリブデン酸アルミなどの防錆顔
料を添加してもよい、これらの顔料は限定的ではない。
本発明カチオン型水性塗料組成物はさらに他の添加剤を
添加してもよい。添加剤の具体例は界面活性剤、アルコ
ール、ケトン、エーテル等の有機溶剤、流れ調整剤、紫
外線吸収剤、界面活性剤等がある。
本発明のカチオン型水性塗料組成物はディップ、スプレ
ー等の塗装方法により塗装してもよい。また、電着塗装
を行なってもよい。電着を行う条件は一般の電着する条
件と類似する。印加電圧は変化させてもよく、例えばl
ボルトの低電圧から数千ホルトの高電圧にしてもよいが
、典型的には50〜500ボルトの範囲である。電流密
度は通常、1.0〜15アンペア/平方フイートである
が、電着中に減少する。このことは絶縁被膜が形成され
ることを示すものである。
電着において、被覆組成物は種々の電気伝導性支持体、
特に金属、例えば鋼、アルミニウム、銅、マグネシウム
等ばかりでな(、金属化プラスチックや伝導性カーボン
被覆物等に適用できる。
(発明の効果) 本発明のカチオン型水性塗料組成物は耐食性、耐水性の
高い硬化被膜が提供できる。本発明のカチオン型水性塗
料はβヒドロキシフェノールエーテル化合物を配合する
ことにより、上記性能か得られるが、従来の如く塗料が
害されることはない。
上記βヒドロキンフェノールエーテル化合物はメチロー
ル基とエーテル結合のβ位にヒトロキノル基を有するの
で、単独で自己架橋性であり、カチオンを水性塗料組成
物の硬化剤として作用する。
もちろん他の硬化剤と組合せてもよい。
(実施例) 本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明する。
βヒドロキシフェノールエーテル化合物A−1Δ仇呪 反応容器にレゾール型フェノール樹脂の反応初期縮合物
(荒用化学社製タマノール722)を60重量部仕込み
、n−ブタノールとメトキンブタノールを10重量部づ
つ加え、さらに付加反応剤となるプチルグリンジルエー
テルを23重量部加えた。これを均一に攪拌しながら1
00℃まで昇温した所で、触媒であるジメチルベンジル
アミン0゜4重量部を秤全し添加する。発熱に注意しな
がら、100℃に保温し、十分な攪拌状態で3時間経過
した後、反応生成物のエポキシ基含有量を測定しfこ所
、仕込み量に対し5%以下となっていたので冷却した。
得られた化合物の分析の結果、フェノール性水酸基が消
失した。
βヒドロキンフェノールエーテル化合物へ−2の合成 成分      重量部 タマノール722          30モノエポキ
シ樹脂         44(東部化我社からネオl
−−トPとして市販)n−ブタノール        
    10メトキノブタノール        10
ツメチルベンジルアミン       04上記処方を
用いて上記A、−1の合成と同様に反応した。得られた
化合物の結果、フェノール性水酸基か消失した。
実施例1 (アミン化エボキン樹脂の合成) 適当な反応容器にエポキシ当m485のEPONloo
I、970重量部およびポリカプロラクトンジオール(
商品名PCPO200+ユニオン・カーバイト・クーボ
レーンヨン)265重量部を佳込む。これを窒素雰囲気
下で100°Cに加熱し、ジメチルヘンシルアミン04
6重量部を加える。反応混合物を更に130°Cに加熱
し、この温度に約1時間半R(ffl Fnする。この
バッチを110°Cに冷却しメチルイソブチルケトン1
10重量部を加え、次いで不揮発性ジエヂレントリアミ
ンのメチルイソブチルジケヂミン73%メチルイソブチ
ルケトン溶液39.8重量部、更にメチルイソブチルケ
トン100重量部を加える。バッチ温度が70°Cにな
るまで冷却を続け、この温度でジエチルアミン53,1
重量部を加えて浴温を120℃とし3時間保持した後取
り出す。
(ブロック化イソシアネート樹脂の合成)2.4−/2
.6−)ルエンジイソンアネートの80/20(重量比
)混合物291重量部に2−エチルヘキサノール218
重量部を攪拌下、乾燥窒素雰囲気下に加え外部から冷却
して反応温度を38°Cに保ら、ポリウレタン架橋剤を
調製する。これを更に38℃で半時間保ち、次いで60
℃に昇温しでトリメチロールプロパン75重量部、次い
でジブデル錫ジラウレート触媒0.08重世部を加える
。最初の発熱後、赤外分析等の確認によるイソシアナト
残基の全てが実質上消費されるまで、バッチを121’
Cに1時間半保持する。このバッチを更にエチレングリ
コールモノエチルエーテル249重臣部て希釈し、固形
分70%に調整した。
(カチオン型水性塗料の合成) 以下の成分を用いて本発明のカチオン型水性塗料を調製
した: 成 分             重量部上記アミン化
エポキシ樹脂     61βヒドロキシフエノールエ
ーテル  l015化合物A−1 上記ブロック化イソノアネート樹脂 29脱イオン水 
          763酢酸鉛         
      1,5水酢酸             
  1.1脱イオン水          285.8
特公昭54−4978号の方法で 調製した顔料ペースト       37,0アミン化
エポキシ樹脂、βヒドロキシフェノールエーテル樹脂A
−1およびブロック化イソシアネート樹脂を加えて氷酢
酸で中和し、第1の脱イオン水でゆっくりと希釈した。
更に第2の脱イオン水を加えた。次いで、顔料ペースト
を加え、カチオン型水性塗料を作成した。
得られた塗料の安定性を調べた。結果を表−1に示す。
比較例1 βヒドロキシフェノールエーテル化合物A−1の代わり
に、フェノール性水酸基が消失していないレゾール型フ
ェノール初期反応生成物(タマノール722)を用いる
以外は実施例1と同様に水性塗料を作成した。塗料安定
性を調べ、結果を表−1に示す。
実施例2 以下の成分を用いて本発明のカチオン型の水性塗料組成
物を実施例Iと同様に得た: 成 分              重量部実施例1の
アミン化エポキシ樹脂  59.0βヒドロキンフエノ
ールエーテル  43.7化合物A−1 脱イオン水           75.5水酢酸  
             1.4脱イオン水    
       284.4実施例1で用いた顔料ペース
ト   37.0得られたカチオン型水性塗料を用いて
塗料安定性を調べた。結果を表−1に示す。
比較例2 βヒドロキンフェノールエーテル化合物A−1の代わり
に、フェノール性水酸基か消失していないレゾール型フ
ェノール初期反応生成物(タマノール722)を用いる
以外は実施例2と同様に水性塗料を作成した。塗料安定
性を調べ、表−1に示す。
実施例3 以下の成分を用いてカチオン型水性塗料作成した: 成 分              重量部アミン化ポ
リブタノエン樹脂 l   600βヒドロキンフエノ
ールエーテル  350化合物A −2 n−ブヂル化メラミン樹脂  25 脱イオン水            652氷酢酸  
             1.5酢酸コバルト   
         0.3脱イオン水        
  266.5顔料ペースト ’          
 36.51日本石油化学社製EC180ONA02三
井東圧化学社製ニーパン205E−60゜3特願昭GO
−69635号の方法により作成した顔料ペースト 上記成分を用いて実施例1とほぼ同様にカチオン型水性
塗料を作成した。この塗料を用いて実施例1と同様に塗
料安定性を調べた。結果を表−1に示す。
比較例3 βヒドロキンフェノールエーテル化合物A−2の代イつ
りに、フェノール性水酸基が消失していないレゾール型
フェノール初期反応生成物(タマノール722)を用い
る以外は実施例3と同様に水性塗料を作成した。塗料安
定性を調べ、表−1に示す。
表−1 *1塗料を作成して室温で24時間損拌後、300メソ
ンユ金網てt過し、1疑集の有無を3・1価した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)レゾール型フェノール樹脂の初期反応生成物
    とモノエポキシ化合物とを塩基性触媒の存在下に反応さ
    せて得られた式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1はレゾール型フェノール樹脂の初期反応
    生成物からフェノール性水酸基を除いた残基、R^2、
    R^3、R^4、R^5はモノエポキシ化合物からエポ
    キシ基を除いた残基を示す。] を有するβヒドロキシフェノールエーテル化合物、およ
    び (B)カチオン型水性樹脂 を含有するカチオン型水性塗料組成物。 2、レゾール型フェノール樹脂の初期反応生成物の数平
    均分子量が300未満である第1項記載の組成物。 3、エポキシ化合物がモノグリシジル化合物である第1
    〜2項いずれかに記載の組成物。 4、塩基性触媒がアミン化合物である第1〜3項いずれ
    がに記載の組成物。 5、カチオン型水性樹脂がアミン変性ポリブタジエン樹
    脂またはアミン変性エポキシ樹脂である第1〜4項いず
    れかに記載の組成物。 6、カチオン型水性塗料組成物が硬化剤としてメラミン
    樹脂またはブロック化イソシアネート化合物を含有する
    第1〜5項いずれかに記載の組成物。 7、カチオン型水性塗料組成物が硬化触媒としてコバル
    ト、マンガン、鉄、亜鉛、鉛、カルシウム、ジルコニウ
    ムの有機酸塩もしくは二酸化マンガンまたは有機スズ化
    合物、あるいはそれらの混合物を、樹脂固形分に対して
    金属に換算して0.005〜2.0重量%を含有する第
    1〜6項いずれかに記載の組成物。 8、水性塗料組成物が電着用である第1〜7項いずれか
    に記載の組成物。
JP22689886A 1986-09-24 1986-09-24 カチオン型水性塗料組成物 Pending JPS6381171A (ja)

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JP2011084723A (ja) * 2009-07-31 2011-04-28 Kansai Paint Co Ltd カチオン電着塗料組成物

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