JPS6381106A - 増加した1,2−微構造を有する重合体の製造法 - Google Patents

増加した1,2−微構造を有する重合体の製造法

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JPS6381106A
JPS6381106A JP62231220A JP23122087A JPS6381106A JP S6381106 A JPS6381106 A JP S6381106A JP 62231220 A JP62231220 A JP 62231220A JP 23122087 A JP23122087 A JP 23122087A JP S6381106 A JPS6381106 A JP S6381106A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、1,3−ジエン単量体の単独(共)重合体の
製造法に関する。
Van  de  Ca5tleの米国特許第’3,2
07,742号には、増加した1、2−微構造を有する
重合体を1.3−ジエンから製造するために、ヘキサメ
チルホスホルアミド(HMPA)をリチウム炭化水素触
媒と組合せて使用しうろことがすでに開示されている。
しかしながら、HM P Aは発ガン物質として疑いが
あり、それ故に触媒系に用いることが最早望ましくない
J、E、Hall及びり、N、5chultzによる、
同一出願人の同一日付けの関連特許類においては、発ガ
ン物質の疑いがなく且つ重合中に起こる副反応の速度を
減する、即ち重合反応に対して安定性を付加する、!、
3−ゾエンから製造される重合体中の1.2−微構造を
増加させるための置換ホスホルアミド化合物を用いた触
媒系が開示されている0本発明は、単量体の重合体への
転化を増大させ且つ1,3−ジエン単量体に帰せられる
単位中に増加した1、2−微構造を有する(共)重合体
を製造するために、上記の関連特許類を改良する。
ここに、1,3−ジエン単量体に帰せられる単位中に1
,2−微構造を約20〜約655Xの範囲で有する(共
)?!重合体製造するための方法及び融媒系が開示され
る。これらの(共)重合体は不活性な無極性溶媒例えば
炭化水素溶媒中において、少くとも19の1,3−ジエ
ン単量体を含有する単量体系から製造される。(共)を
合体の製造に使用される触媒系は、(1)リチウムに基
づくアニオン開始剤;(2)アルキルマグネシウム化合
物又はアルキルアルミニウム化合物或いはこれらの混合
物富及び(3)3つの飽和複素環で置換され、その各複
素環が1つの窒素原子及び4,5又は6つの炭素原子を
含むホスフィンオキシト改変剤に基づくアニオン開始剤
の組合せ物である。
少くとも1種の1,3−ジエン単量体を用いる(共)!
合体の製造に対して、本発明の重合法は新規な触媒系を
用いることである。この新規な触媒系は、1,3−ジエ
ン単量体に帰せられる単位中に1,2−微格造を約20
〜約65%有する重合体を生成する。
本発明で用いる重合触媒系は、(111Jチウムに基づ
くアニオン開始剤;(2)アルキルマグネシウム化合物
又はアルキルアルミニウム化合物或いはこれらの混合物
;及び(3)1つの窒素原子と4〜6つの炭素原子とを
含有する飽和の複素環式環で3置換されたホスフィンオ
キシト、の組合せ物である。
本発明の触媒系は、ビニル含量の増加した重合体を製造
するのに使用される0本発明の重合体の製造に使用され
る重合しうる1、3−ジエンは、分子当シの炭素数が4
〜12の1.3−共役ジエンである。その例は次のもの
を含む:l、3−プタゾエン富イソ!レン;2,3−ジ
メチル−1゜3−プタジエン;l、3−ペンタジェン(
ピペリレン);2−メチル−3−エチル−1,3−ツタ
ジエン;3−メチル−1,3−ペンタツエン;1゜3−
へキサジエン;2−メチル−1,3−ヘキサジエン;3
−ブチル−1,3−オクタツエン、など。ソアルキルプ
タゾエンの中では、アルキル基が炭素数1〜3のものが
好適である。多くの他の化合物も、例えば本明細書に参
考文献として引用される米国特許第3,377.404
号に開示されている。本発明で用いるのに好適な1,3
−ジエン単量体はブタノエンでアル。
他の1,3−ツエン単量体から製造されるブタノエン単
独重合体は本発明の実施において好適であるけれど、共
単量体が望ましい性質を与える且つ重合体の性質を損な
わない場合、少くとも1種の1,3−ツエン単量体を含
有する共重合体も製造することができる。共早量体系が
1,3−ツエン単量体(単数又は複数)以外の共重合し
つる単量体を用いる場合、一般に少くとも1%、好まし
くは少くとも5を量%の非1,3−ジエン単量体を用い
るべきであシ、60%程度の多量の、好ましくは高々4
0%の非1,3−ツエン単量体を用いることができる。
ここに(共)!合体とは、単独重合体或いは少くとも1
種のツエン単量体及び随時1種又はそれ以上の共重合し
つる単量体から製造される共重合体を意味する。
本発明の共重合体の製造に使用しうる適当な単量体は1
種又はそれ以上の重合しつるビニル置換芳香族単量体を
含む。本発明で用いるのに適当なビニル置換芳香族単量
体の例は、スチレン;α−メチルスチレン;l−ビニル
ナフタレン;2−ビニルナフタレン;1−α−メチルビ
ニルナフタレン;2−α−メチルビニルナフタレンi1
,2−ジフェニル−4−メチル−ヘキセン−1;1.6
−ジフェニル−へキサジエン−1,5;1.3−ゾピニ
ルベンゼン11,3.5−トリビニルベンゼン; 1 
* 3 t 5− ) 1)インプロペニルベンゼン;
1.4−ジビニルベンゼン;1,3−シスチリルベンゼ
ン;1.4−シスチリルベンゼン;1,2−ジスチリル
ベンゼン;及びこれらの混合物、並びに合計の炭化水素
の炭素数の全数が一般に12よシ大きくない上述のアル
キル、シクロアルキル、アリールアルカリール及びアラ
ルキルリ導体を含む。これらの後者の化合物の例は、3
−メチルスチレン;3,5−ジエチルスチレン;2−エ
チル−4−ペンツルスチレン;4−フェニルスチレン;
4− p −) 1)ルスチレン;2,4−ゾビニルス
チレン;4,5−ツメチル−1−ビニルナフタレン富2
.4.6−)リビニルトルエン;及び2,4゜6− )
 9 イソグロベニルートルエンを含む。ここに再び米
国特許第3.377.404号を参照のこと。
この更なるビニル置換芳香族化合物の開示は本明細書に
参考文献として引用される。
溶液重合は、単量体、アニオン開始剤及びホスフィンオ
キシト改変剤が可溶である不活性な有機希釈剤中で行な
われる。多くの適当な不活性な希釈剤は技術的に公知で
あシ、一般に好適な希釈剤はアルカン又は他の無極性溶
媒である。適当な希釈剤はエタン、グロノダン、イソ−
及びn−ブタン、イソ−及び1−ペンタン、イソ−及び
記−ヘキサン、イソ−及びn−ヘプタン、イソ−及び九
−オクタン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘ
キサン、シクロヘプタン、シクロオppン:ベンゼン及
びトルエンを含むが、これに限定されない。好適な希釈
剤はイソ−及び外−ブタン、イン4び%−ペンタン、イ
ソー及ヒfi−ヘキサン、イソ−及びn−ヘゲタンであ
る。希釈剤は単独で或いは混合物で、例えば炭化水素留
分として使用することができる。
溶媒中の単量体の濃度は2〜50重量%又はそれ以上で
あυ、一般に経済性及び反応条件を制御するための及び
重合体溶液を処理するための能力に依存する。15〜2
5重量%の範囲の単量体<情度の使用は一般に実際的で
ある。
リチウムに基づくアニオン開始剤は、1.3−ジエン単
量体の重合に有用なものとして技術的に公知である有様
リチウム化合物のいずれかから選択することができる。
適当な有機リチウム触媒は、置換されたリチウムアミン
及び置換されたリチウムホスフィン並びに式 %式%() 〔式中、RはR基当シの炭素数が1〜20゜好ましくは
2〜8のヒドロカルビル基をiわし、zFil〜4の整
数である3〕 を有する触媒を含む。典型的なR基は脂肪族基及び脂環
族基例えばアルキル、シクロアルキル、シクロアルキル
アルキル、アルキルシクロアルキル、アリール及びアル
キルアリール基を含む。
上式の置換に対するR基の特別な例は、1級、2級及び
3級基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イング
ロビル、外−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ア
ミル、イソアミル、ルーヘキシル、n−オクチル、外−
デシル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルエチル
、シクロインチルエチル、メチルシクロペンチルエチル
、シクロペンチル、シクロヘキシル、2,2.1−ビシ
クロへブチル、メチルシクロペンチル、ジメチルシクロ
ペンチル、エチルシクロペンチル、メチルシクロヘキシ
ル、ジメチルシクロヘキシル、エチルシクロペンチル、
イソプロピルシクロヘキシルなどを含む。
他の適当なリチウム触媒の特別な例は次のものを含む: フェニルリチウム、ナフチルリチウム、4−ブチルフェ
ニルリチウム、p−トリルリチウム、4−フェニルフチ
ルリチウム、4−ブチルシクロヘキシルリチウム、4−
シクロヘキシルブチルリチウム、1,4−ノリチオブタ
ン、1.10−シリチオデカン、1.20−ソリチオエ
イコサン、1゜4−シリチオベンゼン、1,4−ソリチ
オナフタシン、9.10−ソリチオアンスラセン、1,
2” ’ リチオ−t 12−ジフェニルエタン、1,
3゜5−トリリチオペンタン、t+5sts−)ソリチ
オエイコサン、1,3.5−トリリチオシクロヘキサン
、1,3,5.8−テトラリチオデカン、1.5.10
.20−テトラリチオエイコサン、1+2t4t6−チ
トラリチオシクロヘキサン、4.4′−ノリチオビフェ
ニルなど。
使用しつる他のリチウム触媒は、リチウムジアルキルア
ミン、リチウムシアルキルホスフィン、リチウムアルキ
ルアリールホスフィン及びリチウムシアリールホスフィ
ンである。
異なるリチウム触媒の混合物も使用できる。本発明で用
いるのに好適なリチウム触媒はn−ブチルリチウム及び
リチウムアルコキシド例えばリチウムアルコキシドであ
る。
本発明における触媒として有用であるゾアルキ、xwグ
ネシウム化合物は、マグネシウムに置換すれた炭素数1
〜10のアルキル基を含有する。適当なジアルキルマグ
ネシウム触媒はツメチルマグネシウム、ジエチルマグネ
シウム、ノプロピルマグネシウム、ジ(n、s、t)−
ブチルマグネシウムなどを含む。本発明で用いるのに好
適なジアルキルマグネシウム触媒は(n−ブチル、8−
ブチル)マグネシウム又はシーn−ブチルマグネシウム
である。
本発明における触媒として有用であるトリアルキルアル
ミニウム化合物は各アルキル基の炭素数が1〜8である
。適当なトリアルキルアルミニウム触媒の例はトリメチ
ルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリ(イン
又はn)−プロぎル    □アルミニウム、トリ(s
、s、t)−ブチルアルミニウムなどを含む。本発明で
用いるのに好適なトリアルキルアルミニウム触媒はトリ
エチルアルミニウムである。
本発明で使用しつる置換ホスフィンオキシト改変剤は、
式(1) 〔式中、2は3,4又は5の整数を表わす〕Kよって表
わされる。
本発明で使用しつる置換ホスフィンオキシト触媒の特別
な例は、最も好ましくはトリピペリノンホスフィンオキ
シド、並びにトリピロリシンホスフィンオキシド及びト
リ(シクロヘキサメチレンアミン)ホスフィンオキシト
を含む。これらのホスフィンオキシトの混合物も使用し
つる。
アニオン開始剤、シアルキルマグネシウム化合物及び/
又はトリアルキルアルミニウム化合物及びホスフィンオ
キシト改変剤を混合物として単量体系に添加しつるけれ
ど、それらはアニオン開始剤並びにシアルキルマグネシ
ウム及び/又はトリアルキルアルミニウム化合物の単量
体系への添加、続いてホスフィンオキシト改変剤の添加
というように連続的に或いは同時に添加することが好適
である。
前述したように、本発明の触媒系には、シアルキルマグ
ネシウム化合物又はトリアルキルアルミニウム化合物或
いは両化合物の混合物が使用できる。最も有効な緒果の
場合、(マグネシウム+アルミニウム)/リチウムの金
属モル比(以下(Mg+Al)lLi比という)は一般
に0.01/1〜1oo/l、好ましくは0.2 / 
1〜5 / tの範囲にあり、シアルキルマグネシウム
化合物及びトリアルキルアルミニウム化合物の全体の濃
度は一般に単量体100 f (phg惧)当シ0.1
〜100ミリモル(mu) 、好ましくはα33〜1惧
MphQ倶である。
ソアルキルマグネシウム(R1Mg)及びトリプルキル
アルミニウム(R,At)化合物の双方を触媒系に用い
る場合、R1Mg:R,Atのモル比はαo 1: 1
.ONto : o、o 1、好ましくは0.4:to
 Nt、o : Q、4の範囲にある。しかしながら、
これらのアルキル金属化合物の比がこれらの比の範囲内
にないときには、一方の成分が偶然の不純吻であると考
えてもよく、従ってこれらの組成の触媒組合せ物は本発
明の範囲内にあると考えられる。
本発明の(共)!合体の製造に使用される単量体の重量
に対するリチウム、マグネシウム及びアルミニウム化合
物の全量のミリモル比は、重合体に期待する数平均分子
5kcMn’)に依存して、単量体toot当シ約0.
2〜約100ミリモルの範囲である。この単量体重量は
、単独重合体を製造する際に使用される1、3−ジエン
単量体の重量であシ、また共重合体を製造する際には共
単量体、即ち1t3−ジエン単量体及びそれと共重合し
りる単量体の全重量である。
重合系に用いるホスフィンオキシト改変側対リチウムに
基づくアニオン開始剤とのモル比は、0.05:L0〜
10(LO:1、好ましくはo、1:1〜5:1で変え
ることができる。
ホスフィンオキシト改変剤の量、R8Mg及び/又はR
5Atの量、並びにアニオン開始剤の量は、本発明によ
って製造される1、3−ジエン(共)重合体中の1.2
−微構造を制御するために変えることができる。本発明
の方法で製造される1゜3−ジエン(共)重合体は、1
,3−ジエン単量体に帰せられる単位中に約20〜約6
5夕(のビニ   ゛ル1,2−微構造を有するように
好適に制御できることか決定された。
本発明に適用しつるものとして本明細書に開示されてい
るホスフィンオキシト改変剤の量、R,MQ及び/又は
R3Atの量、並びにアニオン開始剤の量は、触媒的に
有効な量、即ち本明細書く開示される単量体系の重合を
開始し且つ行々うのに有効な量であると考えられる。
重合反応の開始温度及び単量体と希釈剤の比は、独立に
1.3−ジエン(共)重合体の最終的なt2−微構造含
量に影響する。これらの条件は、L3−ジエン単量体に
帰せられる単位中の1,2−微構造が約20〜約65%
である最終的な所望値が得られるように各単量体反応系
に対して制御することができる。1.3−ジエン単量体
に帰せられる単位中に35〜55%の1.2−微構造を
有する重合体及び共重合体を製造することが望ましい。
本発明で使用する如き1.2−微構造とは、実際的には
共役ジエン単量体単位を有する生長重合体値の付加様式
に関するものである。命名法に関して、これはt、3−
プタゾエンが単量体であるときの重合体錫中の単量体単
位に対する1、2−微構造に当る。インプレンが単量体
であるとき、最も一般的には3,4−微構造で、少量の
1.2−微構造が重合体鎖中に生成する。従って1.2
−付加に基づく重合体構造の命名は重合する単量体に依
存する。簡略化のために、l、2−微構造とは、共役ツ
エンの1,2−付加に由来する微構造を記述するために
使用される。
上述の系における1、3−ジエン単量体の重合は、好ま
しくは反応中に起こる温度の上昇と共に断熱的に影響さ
れる。これとの関連で使用する如き断熱的重合とは、重
合中に、熱を供給しない或いは除去しないことを意味す
る。
用いる温度は通常溶液重合法で用いるものである。即ち
、有利な重合速度を与えるいずれかの温度が普通許容で
きる。しかしながら、反応温度が上昇しても同一量のビ
ニル含量を維持するために多量のホスフィンオキシト改
変剤を用いることが必要であるから、約0〜約110℃
の初期温度が好適である。操作をパッチ操作として行な
う場合には、約30〜70℃の初期温度が好適である。
操作を連続操作で行なう場合には、それより高い初期温
度を用い、重合過穆を90−160℃、最も好ましくは
95〜130℃の範囲に維持することが好適である。重
合灰石は、a、5〜100気圧の圧力で行なうことがで
きる。望ましい程度の重合が達成されたとき、(共)重
合体はメタノール、イングロAノール又は水の如き非溶
媒での沈殿によシ分離することができる。他に、反応溶
液を熱非溶媒を含むスラリータンク中に注入し、溶媒を
フラッシュによって除去し、(共)重合体を非溶媒での
スラリーとして残留させてもよい。他に熱を適用して及
び/又は低圧にフラッシュして溶媒を直接除去してもよ
い。
本発明の重合法を、単量体の重合体への転化率が少くと
も90%である重合速度で行なうことは、静済的表目的
から望ましい。
製造される最g(共)ffi合体の中位平均分子量は1
000〜s o o、 o o oの範囲であることが
できる。これらの(共)重合体は、その分子量及び組成
に依存して、成形材料、プム製品例えばタイヤ、及び種
々の接着剤を含む種々の用途に使用することができる。
同業者は、上記々述を用いれば本発明を最大に拡張して
利用することができると思われる。それ故に次の好適な
具体例は、本発明の触媒系及び重合方法の早々る例示と
して見做すべきである。次のすべての実施例において、
発熱重合反応の温度を制御するために、l、3−ブタジ
ェン単量体の5〜LO重量%ヘキサン溶液を最初に反応
器に仕込んだ。
実施例 ! 撹拌機羽根を備えた1ガ四ンのステンレス鋼製の反応器
に1九−ヘキサン2000f中1,3−ブタジェン19
82を仕込んだ。この混合物にトリピペリジンホスフィ
ンオキシド、以下TPPOをz9ミリそル添加し、温度
を100℃に調節した。次いで反応容器中の混合物に、
外−ジブチルマグネシウム(n −Ex、Kg )とト
リエチルアルミニウム(Et、AI)との比がα6〜L
Oの九−BζMgとEt、Atの混合物1ミリモルをn
−ブチルリチウムL9ミリモルと一緒に添加した。重合
は30分以内に完結し、最高反応温度は132℃に達し
た。反応の終了後、酸化防止剤、シーtart−プ’t
ルーp−クレゾール(「l0NOLJ)をブタジェンに
基づいて0.5重量%混合物に添加し、次いで混合物を
イングロ/ぐノール中で凝固させ、ドラム乾燥して固体
を取シ出した。生成物のポリブタジェンはIRスペクト
ルで決定したとき、単量の重合体への転化率が9159
1;であり、1゜2−微構造を43%含有した。反応条
件及び重合体の性質を第1表に示す。
実施例 2〜11 実施例1の方法に従って次のすべての実施例を行なった
。この反応条件及び重合体の性質を第1表に示す。すべ
ての実施例は最初の仕込み物としてヘキテンzooor
中1,3−プタゾエン単量体5.0〜1αO重量部を用
いた。
実施例2〜4は、n−ブチルリチウム、rppo。
外−ジブチルマグネシウム及びトリエチルアンモニウム
を100〜115℃の範囲の初期重合温度で使用して、
1,2−微構造を少くとも44%で有するポリツタヅエ
ン重合体を製造した。
実施例5〜7は、TPPO,n−ブチルリチウム及びト
リインブチルアルミニウムを触媒系に用いたが、RtM
(l化合物を使用し彦かった。この触媒を用いた場合の
重合体転化率の誠少はトリイソブチルアルミニウムの立
体障害のためであった。
実施例8〜11は、rppo、  リチウムt−デを一
ブトキシド及び(?l−グチル、a−ブチル)マグネシ
ウムだけを用い、その代シにR,A l化合物を触媒系
に使用しかかった。単量体から重合体への転化率は90
〜95%の範囲にあシ、ポリブタジェン生成物の重合体
は429〜46%の範囲の1.2−微構造を有した。
実施例 12〜19 実施例1の方法に従って次のすべての実施例を行なった
。反応条件及び重合体の性質を第2表に示す。すべての
実施例は最初の仕込み物としてヘキサン2000を中1
,3−ブタジェン単量体48〜&0重量部を用いた。
実施例12〜16はn−ブチルリチウム、rppo及び
(%−ブチル、8#C−ブチル)マグネシウムを触媒系
として使用した。単量体の重合体への転化率は90〜9
5%の範囲にあシ、ポリブタツエン生成物重合体は40
〜60%の範囲の1#2−微構造を有した。
比較例17〜19はn−ブチルリチウム及びrppoだ
けを触媒系に用い、25.6〜429%の1,2−微構
造を有するポリブタツエン生成物重合体を製造した。
(1)  ヘキサン2000f中 (2)  %−ブチルリチウム (31トリピペリシンホスフインオキシドで4)n−ゾ
グチル!ダネシウム (5) トリエチルアルミニウム (6)トリイソ1チルアルZニウム (7)  リチウムt#デt−ブトキシド(B)(%、
5)−s/プチルマグネシウム実施例 20 捷拌棲羽根を備えたlガロンのステンレス鋼製反応器に
n−ヘキサン2000f中1.3−ブタジェン1132
及びスチレン23Fを仕込んだ。
次いでトリピイリノンホスフインオキシド(TPPO)
α8ミリモルを混合物に添加し、温度を100℃に調節
した。この反応容器中の単量体混合物に(n−ブチル、
8−ブチル)マグネシウムα5ミリモルを外−ブチルリ
チウムα8ミ9と一緒に添加した。重合は30分以内に
完結し、最終的表最高反応温度は105℃に達した。反
応の終了後、酸化防止剤シーtartーブチルーpーク
レゾール( 「1ONOLJ )を反応混合物に基づい
て0.5重量%添加し、次いで混合物をインプロパツー
ル中で凝固させ、ドラム乾燥して固体を取シ出した。生
成物ブタノエン−スチレン共重合体は単量体から重合体
への転化率92.0%を示し、IRスペクトルで決定し
て1.2−微構造44.2%及びスチレン19.2%を
有するブタジェン−スチレン共重合体生成物を生成した
上記々述から、同業者は本発明の本質的な特徴を容易に
確かめることができ、また本発明の精神及び特許請求の
範囲から逸脱しカいで、本発明を種々の用途及び条件に
適合ならしめるために本発明を種々に変化させ且つ改変
することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1,3−ジエン単量体を、不活性な無極性溶媒系中
    において、 (a)リチウムに基づくアニオン開始剤、 (b)ジアルキルマグネシウム化合物及びトリアルキル
    アルミニウム化合物からなる群から選択される少くとも
    1種の化合物、及び (c)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 「式中、xは3、4又は5の整数を表わす]で表わされ
    るホスフィンオキシド改変剤、 を含んでなる触媒系の触媒有効量の存在下に重合させ、
    その際重合開始温度が少くとも0℃であり、1,3−ジ
    エン単量体100g当りのアニオン開始剤が0.2〜1
    00ミリモルの範囲であり、(b)対(a)のモル比が
    0.01/1.0〜100/1.0の範囲であり、そし
    て(c)対(a)のモル比が0.05/1〜100.0
    /1.0の範囲であることを特徴とする、1,2−微構
    造を20〜65%の範囲で有する1,3−ジエン単量体
    の単独重合体の製造法。 2、ホスフィンオキシド改変剤を、トリピペリジンホス
    フィンオキシド、トリピロリジルホスフィンオキシド及
    びトリ(シクロヘキサメチレンアミン)ホスフィンオキ
    シドからなる群から選択する特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 3、重合温度を90〜160℃の範囲の温度に維持する
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、1,3−ジエン単量体がブタジエンである特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 5、単独重合体が1,2−微構造を35〜55%の範囲
    で含有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、(A)少くとも1種の1,3−ジエン単量体40〜
    100%、及び (B)該1,3−ジエン単量体と共重合しうる1種又は
    それ以上の反応性単量体0〜60%、を、不活性な無極
    性溶媒中において、 (a)リチウムに基づくアニオン開始剤、 (b)ジアルキルマグネシウム化合物及びトリアルキル
    アルミニウム化合物からなる群から選択される少くとも
    1種の化合物、及び (c)構造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、xは3、4又は5の整数を表わす]で表わされ
    るホスフィンオキシド改変剤、 を含んでなる触媒系の触媒有効量の存在下に重合させ、
    その際重合開始温度が少くとも0℃であり、(A+B)
    単量体100g当りのアニオン開始剤のミリモルが0.
    2〜100であり、(b)対(a)のモル比が0.01
    /1.0〜100/1.0の範囲であり、そして(c)
    対(a)のモル比が0.05/1.0〜100.0/1
    .0の範囲であり、1,3−ジエン単量体に帰せられる
    単位中に1,2−微構造を20〜65%の範囲で含有す
    る共重合体を生成せしめることを特徴とする、共重合体
    の製造法。 7、ホスフィンオキシド改変剤を、トリピペリジンホス
    フィンオキシド、トリピロリジルホスフィンオキシド及
    びトリ(シクロヘキサメチレンアミン)ホスフィンオキ
    シドからなる群から選択する特許請求の範囲第6項記載
    の方法。 8、重合温度を90〜160℃の範囲に維持する特許請
    求の範囲第6項記載の方法。 9、1,3−ジエンがブタジエンであり、反応性単量体
    がスチレンである特許請求の範囲第6項記載の方法。
JP62231220A 1982-07-01 1987-09-17 増加した1,2−微構造を有する重合体の製造法 Granted JPS6381106A (ja)

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