JPH0215563B2 - - Google Patents

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JPH0215563B2
JPH0215563B2 JP60098175A JP9817585A JPH0215563B2 JP H0215563 B2 JPH0215563 B2 JP H0215563B2 JP 60098175 A JP60098175 A JP 60098175A JP 9817585 A JP9817585 A JP 9817585A JP H0215563 B2 JPH0215563 B2 JP H0215563B2
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JP
Japan
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compound
polymerization
lithium
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modifier
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JP60098175A
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Edowaado Hooru Jeimuzu
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FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA
Original Assignee
FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA
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Publication date
Application filed by FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA filed Critical FUAIYAASUTON TAIYA ANDO RABAA CO ZA
Publication of JPS6119610A publication Critical patent/JPS6119610A/ja
Publication of JPH0215563B2 publication Critical patent/JPH0215563B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、共役ジエン単量体の重合方法に関す
る。更に詳細には、本発明はヒドロカルビルリチ
ウム化合物および環式アセタールを含有する触媒
系の存在下での共役ジエン単量体の重合方法に関
する。 種々の開始剤系を用いる共役ジエン、及び殊に
1,3−ジエンの有用なゴム状重合体への重合は
公知である。かかる重合は有機金属化合物を用い
て開始することができ、ここに金属はリチウムの
如き第族金属である。例えば、ブタジエンの如
き1,3−ジエンは炭化水素希釈剤中でブチルリ
チウムを用いて重合されている。この方法で調製
される重合体は一般的に多量の1,4−構造及び
少量の1,2−構造を含む。多くの用途に対し
て、重合体中での1,2−構造の比を増加させる
ことが望ましく、その理由はこれにより遊離基硬
化系における硬化速度が増加するからである。増
加した量の1,2−構造を含むかかる重合体及び
共重合体はタイヤゴム、成形ゴム製品、成形化合
物、表面皮覆物等に有用である。 共役ジエンの重合開始に対する有機金属化合物
の混合物の使用は数種の特許に示唆されている。
例えば米国特許第3646321号に周期律表の第族
及び第族(a)の金属の炭化水素可溶性有機金属錯
体を用いる共役ジエンの重合が記載されている。
錯体の例にはジ−n−ブチルマグネシウムのn−
ブチル−リチウムまたはn−ブチルカリウムとの
錯体がある。また米国特許第3847883号に第族
の金属の種々の有機金属化合物を有する二有機マ
グネシウム化合物の錯体の使用が記載されてい
る。 米国特許第3817955号にアルカリ金属水素化物
またはテトラアルキルアンモニウム水素化物のい
ずれかを有するジアルキルマグネシウムを含有す
る触媒錯体を用いるブタジエンの如き共役ジエン
の重合が開示されている。しかしながら、低分子
量の重合体のみが報告されている。米国特許第
3846385号にジブチルマグネシウム及びバリウム
ジアルコキシド例えばバリウムジ−t−ブトキシ
ドを含有する触媒系の使用が記載されている。 また他の物質を含有することにより改質化され
た上記のタイプの有機金属化合物を含む他の触媒
または開始剤系が従来から本分野で記載されてい
る。例えば、米国特許第3451988号にヒドロカル
ビルリチウム及びマグネシウム化合物の混合物、
並びにテトラメチルエチレンジアミンを含めた第
三級ジアミンの如き二官能性ルイス塩基である改
質剤を用いるビニル化合物の重合に対する重合触
媒が記載されている。 米国特許第3207742号に増加した比率の1,2
−構造を有する1,3−ジエンのゴム状重合体の
製造方法が記載されている。かかる重合体はリチ
ウム炭化水素触媒及びヘキサメチルホスホルアミ
ド改質剤の存在下で1,3−ジエンの重合を行う
ことにより得られる。存在するホスホルアミドの
量は存在するジエンの量を基準として約10〜0.1
モル%である。 本発明の触媒系を用いて共役ジエン、殊に1,
3−共役ジエンを重合体中に含まれる1,2−構
造の量が増加している重合体に重合させるか、ま
たは共重合させることができ、そして重合体が必
要に応じて種々の量の1,2−構造を含んで調製
できることが見い出された。かかる望ましい結果
は (a) リチウムをベースとする少なくとも1つの陰
イオン性開始剤、及び (b) 少なくとも1つのグリオキサールの環式アセ
タールを含有する改質剤組成物、を含有する触
媒系を用いることを特徴とする本発明による共
役ジエン単量体の重合方法により得ることがで
きる。かかる触媒系を用いることにより、広範
囲の温度にわたつて種々の分子量の1,2−構
造20〜100%を含む共役ジエンの重合体を調製
することができる。好適な具体例において、改
質剤組成物は少なくとも1つの式 式中、R及びR′は各々独立して水素、アル
キルまたはアリール基であり、そして各々のA
は独立してアルキレンまたはオキシアルキレン
基である、 で特徴づけられる環式アセタールを含有する。 他の具体例において、触媒系は有機マグネシウ
ム化合物、有機アルミニウム化合物、またはその
混合物よりなる群から選ばれる少なくとも1つの
共開始剤も含有する。 本発明は共役ジエン単量体を、増加した量の
1,2−構造を有する重合体に重合させる触媒系
に関するものである。この触媒系は (a) リチウムをベースとする少なくとも1つの陰
イオン性開始剤、及び (b) 少なくとも1つのグリオキサールの環式アセ
タールを含有する改質剤組成物 を含有する。 またこの触媒系は (c) 下に更に詳細に記述する少なくとも1つの有
機マグネシウムまたは有機アルミニウム化合物
を含有する共開始剤を含んでいてもよい。 本発明の方法は本発明の触媒系の存在下で共役
ジエンの重合または共重合を行うことを特徴とす
る。 本発明の方法に有用な共役ジエン単量体は一般
に1,3−ジエンであり、そしてこのものには1
分子当り炭素原子4〜12個、好ましくは4〜8個
が含まれる。これらのジエンの例には次のものが
含まれる:1,3−ブタジエン、イソプレン、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、1,3
−ペンタジエン(ピペリレン)、2−メチル−3
−エチル−1,3−ブタジエン、3−メチル−
1,3−ペンタジエン、2−メチル−3−エチル
−1,3−ペンタジエン、2−エチル−1,3−
ペンタジエン、1,3−ヘキサジエン、2−メチ
ル−1,3−ヘキサジエン、1,3−ヘプタジエ
ン、3−メチル−1,3−ヘプタジエン、1,3
−オクタジエン、3−ブチル−1,3−オクタジ
エン、3,4−ジメチル−1,3−ヘキサジエ
ン、3−n−プロピル−1,3−ペンタジエン、
4,5−ジエチル−1,3−オクタジエン、フエ
ニル−1,3−ブタジエン、2,3−ジエチル−
1,3−ブタジエン、2,3−ジ−n−プロピル
−1,3−ブタジエン、2−メチル−3−イソプ
ロピル−1,3−ブタジエンなど。ジアルキルブ
タジエンの中で、アルキル基が炭素原子1〜3個
を含むものが好ましい。また鎖中にアルコキシ置
換基を含む共役ジエン、例えば2−メトキシ−
1,3−ブタジエン、2−エトキシ−3−エチル
−1,3−ブタジエン及び2−エトキシ−3−メ
チル−1,3−ヘキサジエンを用いることもでき
る。共役ジエンを単独で、または相互に混合して
重合させることができる。また1つの化合物を最
初に加え、このものを重合させ、次に第二の共役
ジエンを加え、そしてこのものを重合させること
により2つまたはそれ以上の共役ジエンから共重
合体を調製することもできる。 共役ジエンの均質重合体及び共重合体に加え
て、ビニル基(CH2=C<)、を含む他の単量体、
特にビニル置換された芳香族化合物を有する共役
ジエンの共重合体を本発明の方法により製造する
ことができる。ビニル置換された芳香族化合物に
はスチレン、1−ビニルナフタレン、2−ビニル
ナフタレン、並びに一緒になつた置換基中の炭素
原子の合計数が一般に12以下であるそのアルキ
ル、シクロアルキル、アリール、アルカリール、
アラルキル、アルコキシ、アリールオキシ及びジ
アルキルアミノ誘導体が含まれる。これらの芳香
族単量体の例にはp−メチルスチレン、α−メチ
ルスチレン、3,5−ジエチルスチレン、4−n
−プロピルスチレン、2,4,6−トリメチルス
チレン、4−ドデシルスチレン、3−メチル−5
−n−ヘキシルスチレン、4−シクロヘキシルス
チレン、4−フエニルスチレン、2−エチル−4
−ベンジルスチレン、4−p−トリルスチレン、
3,5−テトラメチルスチレン、4−(4−フエ
ニル−n−ブチル)スチレン、3−(4−n−ヘ
キシルフエニル)スチレン、4−メトキシスチレ
ン、3,5−ジフエノキシスチレン、2,6−ジ
メチル−4−ヘキソキシスチレン、4−ジメチル
アミノスチレン、3,5−ジエチルアミノスチレ
ン、4−メトキシ−6−ジ−n−プロピルアミノ
スチレン、4,5−ジメチル−1−ビニルナフタ
レン、3−エチル−1−ビニルナフタレン、6−
イソプロピル−1−ビニル−ナフタレン、2,4
−ジイソプロピル−1−ビニルナフタレン、3,
6−ジ−p−トリル−1−ビニルナフタレン、6
−シクロヘキシル−1−ビニルナフタレン、4,
5−ジエチル−8−オクチル−1−ビニル−ナフ
タレン、3,4,5,6−テトラメチル−1−ビ
ニルナフタレン、3,6−ジ−n−ヘキシル−1
−ビニルナフタレン、8−フエニル−1−ビニル
−ナフタレン、5−(2,4,6−トリメチルフ
エニル)−1−ビニルナフタレン、3,6−ジエ
チル−2−ビニルナフタレン、7−ドデシル−2
−ビニルナフタレン、4−n−プロピル−5−n
−ブチル−2−ビニルナフタレン、6−ベンジル
−2−ビニルナフタレン、3−メチル−5,6−
ジエチル−8−n−プロピル−2−ビニルナフタ
レン、4−p−トリル−2−ビニルナフタレン、
5−(3−フエニル−n−プロピル)−2−ビニル
ナフタレン、4−メトキシ−1−ビニルナフタレ
ン、6−フエノキシ−1−ビニルナフタレン、
3,6−ジメチルアミノ−1−ビニルナフタレ
ン、7−ジヘキソニ−2−ビニルナフタレンなど
が含まれる。ビニル置換された芳香族化合物の他
の例は本明細書に参考として併記する米国特許第
3377404号に見られる。重合体に含まれるビニル
化合物の量は所望の共重合体特性に依存して広範
囲にわたつて変えることができる。重合体の全重
量を基準として一般に少なくとも1%、更に好ま
しくは5%以上で、且つ40%または更に85%まで
のビニル化合物を含有することができる。 本発明に用いる触媒系は、 (a) リチウムをベースとする陰イオン性開始剤、 (b) 少なくとも1つのグリオキサールの環式アセ
タールを含有する改質剤組成物、及び場合によ
つては (c) 少なくとも1つの有機金属マグネシウムもし
くはアルミニウム化合物、またはかかる化合物
の混合物 を含有する。 本発明の方法に有用な触媒系は少なくとも1つ
の金属がリチウムである有機金属化合物である。
この有機リチウムと配合する際に有用な他の有機
金属化合物には有機マグネシウム及び/または有
機アルミニウム化合物がある。 リチウム(a)をベースとする陰イオン性開始剤化
合物は1,3−ジエン単量体の重合に有用なもの
として本分野で公知であるいずれかの公知の有機
リチウム化合物から選ぶことができる。一般に、
リチウム化合物は式R(Li)xのヒドロカルビル
(hydrocarbyl)リチウム化合物であり、ここに
Rは炭素原子1〜約20個、好ましくは約2〜8個
を含むヒドロカルビル基を表わし、そしてxは1
〜4の整数である。ヒドロカルビル基は好ましく
は脂肪族基であるが、ヒドロカルビル基は環式脂
肪族または芳香族であつてもよい。脂肪族基は第
一級、第二級または第三級であつてもよいが、第
一級または第二級の基が好ましい。脂肪族ヒドロ
カルビル基の例にはメチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、
t−ブチル、n−アミル、sec−アミル、n−ヘ
キシル、sec−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オ
クチル、n−ノニル、n−ドデシル及びオクタデ
シルがある。脂肪族基はある不飽和基、例えばア
リル、2−ブテニル等を含んでいてもよい。シク
ロアルキル基の例にはシクロヘキシル、メチルシ
クロヘキシル、エチルシクロヘキシル、シクロヘ
プチル、シクロペンチルメチル、メチルシクロペ
ンチルエチルがある。芳香族ヒドロカルビル基の
例にはフエニル、トリル、フエニルエチル、ベン
ジル、ナフチル、フエニルシクロヘキシル等が含
まれる。 本発明の方法による共役ジエンの重合における
陰イオン性開始剤として有用である有機リチウム
化合物の特定の例には次のものが含まれる:n−
ブチルリチウム、n−プロピルリチウム、イソブ
チルリチウム、第三級ブチルリチウム、アミルリ
チウム、シクロヘキシルリチウム。 また好ましくはR(Li)xの如き1つまたはそれ
以上のリチウム化合物を含む異なつたリチウム開
始剤化合物を用いることもできる。リチウムをベ
ースとする好適な陰イオン性開始剤はn−ブチル
リチウムである。 単独で、またはヒドロカルビルリチウム開始剤
と配合して使用し得る他のリチウム触媒にはリチ
ウムジアルキルアミン、リチウムジアルキルホス
フイン、リチウムアルキルアリールホスフイン、
リチウムジアリールホスフイン、及び式RO(Li)
xを有するリチウム触媒があり、ここにR及びx
は上に定義したものである。 リチウム化合物と配合させて本発明の触媒系中
に含有させ得る有機マグネシウム及び有機アルミ
ニウム化合物(c)は式R2Mg及びR3Alで表わすこと
ができ、ここにRは上で定義したヒドロカルビル
基を表わす。好ましくはマグネシウム化合物中の
R基は炭素原子1〜10個を含むアルキル基であ
り、そしてアルミニウム化合物中のR基は炭素原
子1〜8個を含むアルキル基である。R基は同一
または相異なつていてもよい。 適当なマグネシウム化合物の例にはイソプロピ
ル−イソブチルマグネシウム、ジ−n−ブチルマ
グネシウム、ジ−sec−ブチルマグネシウム、sec
−ブチル−n−アミルマグネシウム、ジ−n−ア
ミルマグネシウム、ジイソアミルマグネシウム、
ジヘキシルマグネシウム、ジベンジルマグネシウ
ム及びジキシリルマグネシウムがある。好適なマ
グネシウム化合物には(n−ブチル、sec−ブチ
ル)マグネシウム及びジ−n−ブチルマグネシウ
ムがある。 適当なトリアルキルアルミニウム化合物の例に
はトリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニ
ウム、トリ(イソ−もしくはn−)プロピルアル
ミニウム、トリ−イソブチルまたはトリ−n−ブ
チルアルミニウム等がある。本触媒系に用いる好
適なトリアルキルアルミニウム化合物にはトリエ
チルアルミニウムまたはトリイソブチルアルミニ
ウムがある。 上述のように、本発明の重合開始剤は上記有機
金属化合物の1つまたはそれ以上の混合物を含有
することができ、但し少くとも1つの金属はリチ
ウムである。有機金属の混合物の例には次のもの
がある:n−ブチルリチウム及びジ−n−ブチル
マグネシウム:n−ブチルリチウム、ジ−n−ブ
チルマグネシウム及びトリ−n−ブチルアルミニ
ウム。本明細書及び特許請求の範囲において、共
開始剤なる用語はマグネシウム及び/またはアル
ミニウム化合物を有する陰イオン性リチウム開始
剤の混合物を表わす際に用いることができる。 望ましい重合を行う際に必要とされる開始剤の
量は多くの因子、例えば所望の分子量、所望の
1,2−及び1,4−含有量、並びに生成する重
合体に対する所望の物理特性に依存して広範囲に
わたつて変えることができる。多くの応用例に対
して、好適な開始剤組成物は単独で用いられるヒ
ドロカルビルリチウム化合物である。これらの場
合に、用いる開始剤の量は所望の重合体分子量に
依存して共役ジエン100g当り0.20ミリモル程度
から約100ミリモルまでのリチウムの量で変える
ことができる。 リチウム開始剤(a)をマグネシウムまたはアルミ
ニウムヒドロカルビル化合物、(c)と配合して用い
る場合、マグネシウムまたはアルミニウム金属に
対するリチウムの比は例えば1:ほぼ0乃至1:
10のモル比の範囲内の広範囲にわたつて変えるこ
とができる。ある場合には、有機金属の混合物を
用いる利点があるように思われる。その理由はリ
チウムの量が減少しても所望の生成物を得ること
ができ、そして更に重合系の安定性が改善される
ように見えるからである。 本発明の方法において、上記の開始剤の1つま
たはそれ以上を用いる共役ジエン単量体の重合は
グリオキサールの少なくとも1つの環式アセター
ルを含有する改質剤組成物の存在下で行う。かか
る改質剤組成物は本分野で公知の方法、特にグリ
オキサール(式)と1つまたはそれ以上の二価
アルコール(式)との反応により調製すること
ができる。 上記で調製される環式アセタールは一般に式 を有することに特徴がある。一般に、上式におけ
るR及びR′は各々独立して水素、アルキルまた
はアリール基であり、そして各々のAは独立して
アルキレンまたはオキシアルキレン基である。 式で表わされるグリオキサールの例にはグリ
オキサール、ジメチルグリオキサール(2,3−
ブタンジオン)、ジフエニルグリオキサール(ベ
ンジル)、1−フエニル−1,2−プロパンジオ
ン、メチルグリオキサール及びフエニルグリオキ
サールが含まれる。 式及びにおけるA基は炭素原子1〜約10個
及び場合によつては1個またはそれ以上のオキシ
基を含む直鎖状または分枝鎖状基であつてもよい
アルキレンまたはオキシアルキレン基である。か
かるアルキレン基の特定の例には−CH2−CH2
−CH(alk)−CH2、−CH(alk)−CH−(alk)、−
C(alk)2−CH2−、−C(alk)2−CH−(alk)−、−
C(alk)2−C(alk)2−、−CH2−CH2−CH2−、−
CH(alk)−CH2−CH2−、−CH(alk)−CH(alk)
−CH2、−C(alk)2−CH2−CH2−等が含まれ、
ここに各々のalkは同一もしくは相異なるアルキ
ル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イ
ソプロピル、n−ブチル、n−ヘキシル等であり
得る。 オキシアルキレン基であるA基の例には −CH2−CH2−O−CH2−、−CH2CH2−O−
CH2−CH2−、−CH2−CH2−O−CH2−CH2
CH2−対応するアルキル分枝した誘導体等が含ま
れる。 本発明の方法における改質剤として有用な環式
アセタールは例えばグリオキサール(40%水溶
液)1モルを冷却器及びデイーン−スターク
(Dean−Stark)型水トラツプを備えた反応フラ
スコ中でジオール2モルと混合することにより調
製することができる。適当量のトルエン及び約
0.01モルの酸触媒(例えばp−トルエンスルホン
酸)を加える。この混合物を加熱し、そして水/
トルエン共沸液を約85℃で留去する。すべての水
を除去した際に(副生物の水を含む)、アセター
ルが生成する。真空蒸留、結晶化または昇華によ
り生成物を精製する。水を含まぬアセタールを純
物質として貯蔵できるか、または適当な溶媒中の
希釈溶液を調製することができる。 本発明の方法における改質剤として有用であ
り、そして上の方法で調製されたグリオキサール
の環式アセタールの特定の例には次のものが含ま
れる: アセタール(a)〜(f)に関する更に詳細を次の
第表に要約する。
【表】 オール
更にグリオキサールの環式アセタールの製造例
はM.M.スプラング(Sprung)及びP.O.グエンタ
ー(Guenther)によるジヤーナル・オブ・ザ・
アメリカン・ケミカル・ソサイアテイー
(Journal of the American Chemical
Society)、第73巻、1884〜1886頁(1951)に記載
されており、そして本明細書に参考として併記す
る。 本発明の重合反応に用いる環式改質剤の量は広
範囲にわたつて変えることができ、そして一般的
に約1:0.05〜1:20の改質剤に対する開始剤(a)
〔または(a)+(c)〕のモル比を与えるような量で用
いられる。 本発明の方法による共役ジエンの重合におい
て、良好に温度調節を行い、そして重合体の取扱
いを容易にするために一般的に10〜90%、好まし
くは50〜80%の不活性希釈剤を重合中に用いる。 希釈剤として一般的に炭化水素を用いる。ヘキ
サン並びに一般的に炭素原子3〜20個、更に好ま
しくは5〜10個を含む他のアルカン例えばブタ
ン、ペンタン、ヘプタン、オクタン、デカン等が
好ましい。また炭素原子5〜20個、好ましくは5
〜10個を含むシクロアルカンも有用である。その
例にはシクロペンタン、シクロヘキサン、メチル
シクロヘキサン及びシクロヘプタンが含まれる。
トルエンの如き芳香族溶媒はテロメル化剤として
作用し、そして低分子量重合体が望ましい場合に
用いることができる。例えば炭化水素蒸留フラク
シヨンとして、希釈剤を単独に、または組合せて
用いることができる。 重合温度は−20〜200℃またはそれ以上であつ
てもよいが、一般に0乃至160℃間の温度で行う。
用いる実際の温度は所望の重合速度、望まれる生
成物及び特定の開始剤/改質剤系に依存するであ
ろう。単量体及び溶媒の損失を避けるために、殊
に用いる温度が片方または両方の沸点またはそれ
以上である場合に、減圧または昇圧下で重合を行
つてもよい。また、窒素の如き不活性雰囲気を用
いることができ、そして触媒を失活させるか、ま
たは被毒する水及び空気の如き物質を除去するよ
うに通常の注意をはらう。 反応物質の転化率(全固体を測定することによ
る)、色調及び特性を測定するために重合反応中
に反応器から試料を定期的に抜き取る。重合の反
応時間は温度及び開始剤濃度に依存し、そして重
合体への転化を完了させるために0.5〜24時間、
またはそれ以上の時間にわたつて変える。開始
剤、改質剤(b)及び殊に有機金属開始剤の濃度に依
存して、生成物の分子量は1000〜1000000である
ことができるが、ゴム製品に用いる際には100000
〜500000の範囲にあることが好ましい。 重合反応が所望の程度に進行した場合、開始剤
を失活させ、そして重合体生成物を沈殿させるイ
ソプロパノールまたは他の媒質中に生成物を滴下
するか、または流入する。一般に、用いる希釈剤
(ヘキサン)の量と等しい重量のイソプロパノー
ルで十分である。またイソプロパノール中にジ−
t−ブチル−p−クレゾールの如き酸化防止剤約
1.0%を含有させることが有利である。生成物を
回収し、そして乾燥して溶媒を除去する。 本発明の方法を次の実施例または実施され得る
方法で説明するが、その際にこのものは説明のた
めのものであり、本発明の範囲を限定するもので
はない。 次の実施例において、反応温度が80℃より低い
か、またはこれに等しい場合には重合は密封した
容器中で行う。10ppmより少ない水分含有量まで
に乾燥したヘキサン溶媒中の15%溶液として共役
ジエン単量体を用いる。開始剤化合物またはその
配合物は不純物と反応し、そして所望の分子量に
なるまで重合を行わせるに適する量で用いる。 80℃以上の温度で重合を行わせる際に用いる一
般的方法は次の通りである:撹拌機、適当な加熱
及び冷却装置並びに適当な入口及び出口を備えた
清浄なステンレス・スチール製反応器または密封
された瓶を反応のために準備する。この反応器中
に窒素雰囲気下で共役ジエン/ヘキサン溶液を、
続いて開始剤及び改質剤を所望の量で加える。特
記せぬ限り、実施例で用いるn−ブチルリチウム
の量は単量体及び不純物と反応してn100000〜
300000の重合体を生成させるに十分な量である。
反応器温度を所望の温度に上昇させ、そして反応
の期間この温度を保持する。所望の反応時間後、
反応物をp−t−ブチル−クレゾールの如き少量
の酸化防止剤を含む等しい容量またはそれ以上の
イソプロパノール中に滴下する。沈殿物を乾燥
し、次に分析する。 実施例 A〜C この一連の反応においては、開始剤としてn−
ブチルリチウム及び改質剤(a)(グリオキサール
とエチレングリコールとの反応生成物)を用いて
1,3−ブタジエンを重合させた。これら実施例
における開始剤に対する改質剤比は2:1であ
り、そして反応時間は18時間であつた。3つの異
なつた反応温度で反応を行うことにより得られた
結果を次の第表に要約する。
【表】 実施例 D〜H この一連の実施例において、開始剤としてn−
ブチルリチウム及び(b)として上に定義した改質
剤(グリオキサールをピナコールと反応させるこ
とにより得る)を用いて1,3−ブタジエンを重
合させた。この一連の実験及び生成物の分析に用
いた方法の更に詳細を第表に要約する。
【表】 実施例 I〜O この一連の実施例において、開始剤としてn−
ブチルリチウム及び改質剤(c)を用いて1,3−
ブタジエンを重合させた。この方法の詳細及び得
られた生成物の分析を次の第表に要約する。
【表】 実施例 P〜Q この一連の実施例において、開始剤としてn−
ブチルリチウム及びグリオキサールを1,3−ブ
タンジオールと反応させることにより調製された
改質剤(d)を用いて1,3−ブタジエンを重合さ
せた。更に反応及び生成物の分析の詳細を第表
に要約する。
【表】 実施例 V〜AA この一連の実施例において、開始剤としてn−
ブチルリチウム及びグリオキサールと2−メチル
−1,3−ペンタンジオールとの反応により得ら
れた改質剤(e)を用いて1,3−ブタジエンを重
合させた。更にこの方法及び生成物の分析に関す
る詳細を次の第表に要約する。
【表】 実施例 AB〜AI この一連の実施例において、開始剤としてブチ
ルリチウム及びグリオキサールと2−メチル−
2,4−ペンタンジオールとの反応から得られた
改質剤(f)を用いて1,3−ブタジエンを重合さ
せた。更に反応の条件及び生成物の分析の詳細を
第表に要約する。
【表】 1,3−ブタジエンを改質剤(f)を用いて重合
させることにより得られた重合体中の1,2−含
有率に与える温度及び改質剤/n−ブチルリチウ
ム比の影響を残りの条件を一定に保ちながら種々
の温度及び種々の改質剤対開始剤比で一連の反応
を行うことにより検討した。これらの反応から得
られた重合体の1,2−含有量を次の第表に要
約する。
【表】
【表】 実施例 AJ この実施例において、開始剤としてn−ブチル
リチウム及び改質剤(f)を用いて1,3−ブタジ
エン73.3%及びスチレン26.7%からなる単量体性
混合物を重合させた。n−ブチルリチウムに対す
る改質剤の比は1:1であつた。重合反応温度を
4時間にわたつて30℃に保持した。共重合体が収
率99%で得られ、そしてポリブタジエン部分は
85.1%の1,2−構造を含んでいた。 実施例 AK 開始剤としてのn−ブチルリチウム及び改質剤
(e)を1:1のn−ブチルリチウムに対する改質
剤のモル比で用いて1,3−ブタジエン76%及び
スチレン24%を含む混合物を重合させた。100℃
で1時間にわたつて重合を行い、そして96%の重
合体収率が生じた。共重合体のポリブタジエン部
分の1,2−含有量は53.2%であつた。 実施例 AL〜AX この一連の実施例において、異なつた比でのn
−ブチルリチウム及びn−ブチル−s−ブチルマ
グネシウムからなる共開始剤を用い、そして数種
の本発明の改質剤を用いて1,3−ブタジエンを
重合させた。更に反応体、反応条件及び生成物の
分析の詳細を次の第表に示す。
【表】
【表】 実施例 AY〜BB この一連の実施例において、種々の改質剤を用
いる共開始剤系としてn−ブチルリチウム及びト
リ−n−ブチルアルミニウムを用いて1,3−ブ
タジエンを重合させた。ブチルリチウムに対する
トリ−ブチルアルミニウムのモル比は2:3であ
り、共開始剤に対する改質剤モル比は1:1であ
り、そして反応温度を50℃に保持した。更に反応
体、反応条件及び生成物の分析の詳細を第表に
示す。
【表】 ポリブタジエンの1,2−含有量に与える温度
及び共開始剤に対する改質剤比の影響は第XI表に
要約する次の反応で表わされる。この一連の反応
において、共開始剤としてn−ブチル−s−ブチ
ルマグネシウム及びn−ブチルリチウム(モル比
2:3)、並びに種々の改質剤対共開始剤比での
改質剤(f)を用いて種々の温度で1,3−ブタジ
エンを重合させ、その際にすべての他の条件は実
質的に一定に保持した。これらの方法で得られた
ポリブタジエンの1,2−含有量を次の第XI表に
要約する。
【表】 本発明の方法により製造した重合体は射出成形
物、圧縮成形物、押出物、フイルム・コーテイン
グ、スプレー・コーテイング、接着剤の製造、及
びまたこのものから発泡または浸漬製品を製造し
得るラテツクスの製造に有用である。またこの重
合体は物理特性を改善させるために他のゴム状重
合体と混合することもできる。単独で、または他
のゴム状重合体と組み合わせて本発明の重合体を
通常のゴム配合物質、例えばカーボン・ブラツ
ク、充てん剤、処理油等と混合することができ、
そしてタイヤ及び他の製品に成形した際に優れた
物理特性を与える。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) ヒドロカルビル基が炭素原子1〜約20個
    を含む、少なくとも1つのヒドロカルビルリチ
    ウム化合物;及び (b) 少なくとも1つの式 式中、R及びR′は各々独立して水素、アル
    キルまたはアリール基であり、そして各々のA
    は炭素原子2〜約10個をふくむアルキレンまた
    はオキシアルキレン基である、 の環式アセタール を含有する触媒系の存在下での、炭素原子4〜約
    10個を含む共役ジエン単量体の重合方法。 2 共役ジエン単量体が脂肪族共役ジエン、また
    は該ジエン及びビニル置換された芳香族化合物の
    混合物である、特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3 RおよびR′が各々水素である、特許請求の
    範囲第1項記載の方法。 4 (b)に対する(a)のモル比が約1:0.05〜約1:
    20である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5 重合を約0〜約160℃の範囲の温度で行う、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 6 重合を不活性の非極性溶媒の存在下で行う、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 触媒系が (a) 少なくとも1つのヒドロカルビルリチウム化
    合物、 (b) グリオキサールをアルキレンまたはオキシア
    ルキレンジオールと反応させることにより調製
    される少なくとも1つの環式アセタール、並び
    に (c) 少なくとも1つのジヒドロカルビルマグネシ
    ウムもしくはトリヒドロカルビルアルミニウム
    化合物、または該マグネシウム及びアルミニウ
    ム化合物の混合物、 の混合物を含有する、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。 8 (a)がヒドロカルビルリチウム化合物であり、
    そして(c)がヒドロカルビルマグネシウム化合物で
    ある、特許請求の範囲第7項記載の方法。 9 マグネシウム化合物に対するリチウム化合物
    のモル比が約1:10までである、特許請求の範囲
    第8項記載の方法。
JP60098175A 1984-07-02 1985-05-10 重合方法 Granted JPS6119610A (ja)

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US627246 1984-07-02

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