JPS6379837A - 抗ウイルス処置に用いるバクテリオシン及びその組成物 - Google Patents

抗ウイルス処置に用いるバクテリオシン及びその組成物

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JPS6379837A
JPS6379837A JP62130040A JP13004087A JPS6379837A JP S6379837 A JPS6379837 A JP S6379837A JP 62130040 A JP62130040 A JP 62130040A JP 13004087 A JP13004087 A JP 13004087A JP S6379837 A JPS6379837 A JP S6379837A
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virus
cells
infected
colicin
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ハンナ フアーカス−ヒムスレイ
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Innovations Foundation of University of Toronto
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 白血球は、T−及びB−細胞(リンパ球°)並びにその
他の成分から成る。
従来の技術、発明が解決しようと る間狽点T−細胞に
感染することが知られているタイルスのうち医学的に極
めて重要なものはレトロウイルスHTLV −IIIで
ありそれは、、後天性免疫不全症候群あるいはAIDS
の原因となっていることが最近確かめられた。AIDS
に関わるHTLV−IIIウィルス(現在HIVとして
知られている)は血液中のT4細胞に感染し結果的には
それらを破壊してしまうことが示された。T、サプレッ
サー細胞はそうした感染を受けない。
他の医学的に重要なウィルス感染はEpstein −
Barrクイルス(EBV )によって引き起こされる
感染性単核球症である。哺乳類細胞に感染するウィルス
は他にも多く知られており、それらにはインフルエンザ
ウィルス等も含まれる。
AIDSウィルスについては一般に利用可能な効果的治
療手段が存在せず、それは現在緊急の医学的課題となっ
ている。AIDSウィルスは患者の血液のT−、ill
胞に感染しそこに長期間休止状態のまま潜伏し得る。し
かしなんらかの因・子が引き金となってその複製を誘導
されるとそれは急速に宿主T−細胞を変化させ、やがて
、それらT−細胞は体内への侵入者に対抗する免疫機能
を発揮することができなくなる。
先に、研究者らは、現在バクテリオシンとして呼ばれて
いるバクテリア由来タンパク質を同定し分離している。
これらのタンパク質は、ダラム陽性及びダラム陰性の双
方の広範囲にわたる多種のバクテリアによって生産され
、生産株の名称に基づき命名されている。バクテリオシ
ンは、通常、その生産菌に密接に関係する特定のバクテ
リア菌株に作用し、それらを殺すことによつ℃それらの
増殖を阻止する。そうした特異性は、バクテリオシンの
抗IICJ%質性及びバクテリアの感受性株の細胞表面
上の特異的レセプターとそれらとの作用に帰因する。標
的バクテリアに対するバクテリオシンの攻撃様式には種
々のタイプがあり得る。それらは、高分子合成の全℃を
阻害することによって作用するかもしれないし、あるい
は、K+伝達及びATP生産に影響を与え、選択的電子
伝達依存プロセスな医書することにより作用するかもし
れない。あるバクテリオシンはリポソームに作用してタ
ンパク質合成に特に影響し、あるものはDNAの分解を
起こして細胞増殖を阻害する。作用様式が共通なバクテ
リオシンが必ずしも荊造的あるいは抗原的に関連をもつ
というわけではない。
新生及び腫瘍発生#!胞の増殖の選択的阻害剤としての
バクテリオシンの有用性については最近認識され報告さ
れている。ICR8Journal of Medic
alScience 、第4$291−295頁、 1
976年7月、においてFarkas −Himsle
yは、マウステ、KHT線維肉腫細胞によって誘導され
た腫瘍の生育がバクテリオシンパイオシン1−4によっ
て阻止され得、またパイオシン1−4は非腫瘍細胞に対
しては毒性を示さないことを報告している。Eur。
J、 Cl1n、 0nco1.19163−171 
(1983)では、コリシンHSC−10,すなわちバ
クテリオシン、が正常リンパ球及びガン化していない近
隣の骨髄細胞に影響を与えることなく選択的に白血病末
梢血液リンパ球の増殖を狙害し得ることが報告されてい
る。
バクテリオシンが健康な細胞と悪性a胞とを識別し得る
ことから、それが標的悪性細胞に特異的に作用する様式
を有することが推測される。バクテリオシンが悪性細胞
の発ガン性の表y1.型を認識し、それによってその標
的細胞の代置的または遺伝的機構たる最終標的に作用す
ることを示唆する仮説が提案されている。この仮説は、
発ガン性の表現型及び転移能力を欠く正常、健康な細胞
はバクテリオシンによって害されないという観察事実に
依拠する。
問題点を解決するための手段 本発明の目的は、ウィルス感染哺乳類細胞の検出手段を
提供することである。
本発明の更なる目的は、ウィルスによって引き起こされ
た種々の感染症及び疾患の治療に使用し得る物質及び組
成物を提供することである。
本発明は、バクテリオシンがウィルス感染哺乳類細胞と
健康な正常哺乳類細胞とを識別し得るという観察事実に
基づくものである。この観察事実は、バクテリオシンが
悪性細胞の発ガン状態によって出現した細胞形態のある
要素を認識するのに違いないという推測を与えた、バク
テリオシンによるガン細胞の攻撃という以前からの観察
事実と同義のものではない。悪性細胞は一般に自己を限
定しナイ(non −5elf −limiting 
) 、統制されない、それによって転移を起こし得る、
増殖特性を細胞に与える細胞膜構成成分を有するとされ
ている。一方、悪性でない、ウィルス感染哺乳類細胞は
その増殖パターンに関し自己に限定的である。
このような細胞がバクテリオシンの作用を受けるという
ことは現在知られていない。
ここで使用きれているゞ悪性(malignant )
 ’という語は、1局所侵襲的、破壊的増殖及び転移の
特性を有する′という意味であり、これは、Stedm
an OMedical Dictionar 、 2
4版、 Williams&Wilkins 、 Ba
ltimore 、 London 、1982による
定義である。
従ってここで言及するウイルス感染哺乳類細胞は、自己
に限定的な増殖を行ない、悪性細胞の性質ではないと思
われる増殖パターンを有することにおいて腫瘍発生性あ
るいは悪性の細胞ではないことが容易に通解される。
本発明に依れば、従って、ウィルス8染補乳類細胞の処
置に使用するバクテリオシン及びその組成物を提供され
る。
又、本発明の範囲内において、ウィルス感染性非悪性哺
乳類細胞をバクテリオシンによって処置することにより
これらの細胞の増殖を検出する手段及び組成物が提供さ
れる。
本発明において有用なバクテリオシンはウィルス感染細
UK特異的選択的に作用する認識部位をその化学構造に
有すると思われる。更に、バクテリオシンは適切な用量
作用させることにより正常で健康な細胞に影響を与える
ことなくウィルス感染細胞を選択的に殺すものと思われ
る。
そうしたバクテリオシンは、多くの場合、線維肉腫、急
性リンパ芽球性白血病(ALL)、子宮頚癌、腺癌、扁
平上皮癌、慢性骨髄性白血病、#リンパ球性白血病、肥
肝細胞腫、その他多種の癌細胞を選択的に殺し、または
その生長を阻害するバクテリオシンと同一である。本発
明において特に有用なバクテリオシンとしては、パイオ
シン、ビプリオシン、マイフパクテリオシン及びコリシ
ンが例示される。ここで、その使用が特に望ましいもの
は、パイオシンI−4及びコリシンHSC10である。
ウィルス感染非悪性咄乳類細胞は、本発明の範囲内にお
いて、これらの細胞をバクテリオシンによって処置する
ことで検出できる。更に詳しくは、ウィルスに感染した
細胞はバクテリオシンで処置された細胞の増殖又は死に
よって検出できる。
結合測定法(酵g IJランク螢光及び放射能結合(r
adiobinding ) ) 、及び三重水素化さ
れたチミジンの摂取を含む代謝摂取測定法、フロー血球
計算(flow −cytometry )等に限らず
、バクテリオシンで処置したウィルス感染非悪性m胞を
検出するのに効果的に使用できる方法は当業者に数多く
知られている。
バクテリオシンは、バクテリオシン産生能を有するバク
テリアの菌株を用い既知の椋準的発酵技術によって調製
することができろ。バクテリアは、発酵槽の中で指数的
生長相に達する迄生育させる。
次いで、適当な化学的あるいは物理的作用を加えて誘導
し、それにより大部分の細胞(90−99パーセント)
がバクテリオシンを合成する。適切な誘導剤の一つとし
てミリリットル当り凡そ0.5マイクログラムのマイト
マイシンCが例示される。
そして、さらに該細胞はインキュベートされる。
ある培養物の場合にはバクテリオシンは発酵培地中に分
泌されるが他のある培養物の場合には培養物がバクテリ
オシンを遊離しない為、細胞壁を破壊しなければならな
い。その破壊処理はフレンチプレッシャーセルを用い圧
力(例えば2(10(10 psiにて)下行なうこと
ができる。粗バクテリオシンは遠心に付して細胞片から
分離することができ、そし【、上澄液に含まれる。
上滑を回収した後標準の生化学的分離法を用い【バクテ
リオシンを精製し得る。例えば最初に種種の濃度の硫酸
アンモニウムを使用することが好ましい。そして残った
硫酸アンモニウムは水に対する透析により除去する。次
いで所望のバクテリオシンを含む沈澱物を弱陽イオン交
換体である8ephadex DRAE −5Qのよう
なからム上でりO−yトゲラフイーに付し280 jl
fflにおける吸収をモニターすることによりその種々
のタンパク質が分離され得る。このようにして分離され
たタンパク質のうち活性画分を決定し、そのバクテリオ
シンに感受性を有することの知られているバクテリアの
菌株、すなわち指示菌株、をそれらのアリコートが殺す
能力により画分を選択することができる。
活性タンパク質両分をこのようKしてプールする。
タンパク質の荷電に基づき高性能液体クロマトグラフィ
ー(HPLC) Kよって更に′#!!製を行う。28
0nmにおける吸収のモニターにより得られた種々のピ
ークを分離し指示株に対する活性について再度テストす
る。ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電
気泳動(5DSPAGB )によって最終的に純粋なタ
ンパク質バタテリオシンを決定することができる。クー
マシープルー染色後−本の主要なバンドの存在が認めら
れることから純バクテリオシンの得られたことが示され
る。ビブリ、t C/ 7及びコリシンの精製例は、M
icrbios 、 1969+IB87−89及びC
ytobios 、 1985 +土主:193−20
7.にそれぞ九記載されている。
このように本発明において使用する適切なバクテリオシ
ンの選択分離及び精製は、本発明の属する技術分野の熟
練者によって十分に再現され得る。
上記のような通常のバクテリオシン製造方法及び分離方
法によって熟練者は、ウィルス感染補乳類細胞に対して
活性を有する特異的バクテリオシンを容易に取得し得る
。次に示す個々の本発明実施例は特定のウィルス感染B
−及びT−細胞に対して活性を示し効果のあることの認
められた特定のバクテリオシンを各々示すものであるが
、本発明は、例示された特定のバクテリオシンの使用に
のみ限定されるわけではない。
毒性に関する間頂点を考慮し、本発明に使用し得るバク
テリオシンは比較的少量使用されるべきである。マウス
について行なった毒性試験によれば、動物1匹に対して
10マイクログラムの効果的用量を反復して投与した場
合には、マクスに対する毒性効果をなんら生じることな
く1(10%の効果が得られた。しかしながらバクテリ
オシン濃度を増加していくと毒性はW!著になった。0
3H7J系マウスではマウス当り80乃至1(10マイ
クログラムが致死量であった。雑種C3DX2F1/J
のような他のマウス種でC3H/Jマウスの十倍の抵抗
力が認められ、マウス当り1(100マイクログラムで
毒性が認められた。
バクテリオシンの単位用量によって1(10万個のウィ
ルス感染細胞を処置することが望ましいので一回の処置
で0.01μg乃至lOμq1より好まL < ハ0.
1μg乃至1μgのバクテリオシン投与が望まれる。こ
の範囲における反復投与を行うこともできる。バクテリ
オシンはある一定のリンパ球群に対して、標的細胞あた
りバクテリオシン110−5n乃至110−2n 、、
最も好ましくは10−’ ng乃至10−’ ngの比
率に達するよう添加することが好ましい。この投与量は
ガン細胞の処理に要する用量よりも少なく、その差は有
意である。
本発明の組成物の投与形態は、その消費形態から当然に
決まる。バクテリオシンはタンパク質であり胃の酵素に
よって消化されることから、また、組成物はリンパ球の
攻シに使用されることが好ましいことから、組成物は溶
液として注射により投与されることが望まれる。従って
その担体としては緩衝液及び塩化ナトIJウムを含育す
る水溶液が好ましい。こうした溶液は、標準的技術によ
り処方され得る。
実施例 本発明は下記の実施例により更に詳細に説明される。
実施例1−バクテリオシンHSC10cD 2J :’
12(10 Uットルの脳心a浸出液培地(BI(工)
(Difco Labs、 Detroit、 Mic
h、 )に生産菌株E。
coli I(SG−10の懸濁液を加え一晩生育させ
た。
バクテリアの増殖が指数的生長相((達する迄培養物を
37℃にて生育させた。次いで誘導剤、すなわちマイト
マイシンC015マイクログラム/ミリリツトルを培養
物に加え、更に4−5時l13継続して生育させた。
得られた培養物を90分間5harples遠心に付し
、上清、固形ペレット及び半固形物を得、上清は除去し
た。ペレットの生重量は505gであった。ペレット中
の菌体な7レンチプレツシヤーセルを用いて破砕し残り
の物質をその元の体積に対し1%のTris (0,0
5M 、 ph 7.8 )に懸濁した。
懸濁液を遠心に付し残渣のペレットを除去した。
得られた上清には粗バタテリオシンを含むリゼイトが含
まれるので、これを更なる処理に付し下記実施例2に記
載のように精製した。
実施例2−バクテリオシンの精製 実施例1で得られた粗バクテリオシン含有上清について
、各種濃度の硫酸アンモニウム沈澱によって活性バクテ
リオシン以外のタンパク質を除去した。上清中、35−
50%濃度の硫酸アンモニウムで塩析したタンノイク質
を保留し、上清を除去した。保留した物質を水に対して
透析し、46,(100xgにて遠心し、次いで上清を
次の精製過程に付する前に一20℃で保存した。
凍結上清ハ、融解後、5ephadex −DBAE 
A−50を用いてクロマトグラフィーに付し、0.0−
1.0M NaC1含有0.01 M Tris、 p
H8,2を溶離剤に用い、280nmにおける吸収をモ
ニターして、別々の両分に集めた。
次いで所望画分をプールし、混濁度テストによって指示
棒E、 coil y7’oに対する活性を調べた。
すなわち、脳心臓浸出液培地中で37℃にて一晩生育さ
せた指示棒を接種物として使用し、特定口数になる迄指
数的増加をさせた。これらのバクテリアを、上述のよう
に部分精製したバクテリオシンの2倍希釈液と混合し、
分光光度計により指示棒の生育阻害を記録した。培地中
の指示棒の既知菌数に対し加えられたバクテリオシンの
既知濃度から、混濁度測定によって得られた生育反応曲
線ニ基づきコリシンHSC10のミリリットル当り致死
単位数が算定された。第1表に指示棒の50%を殺す為
に要するt U IJットル当りの致死単位数。
LU 50を示し、それに関し以下に論じる。
プールされた両分は、高性能液体クロマトグラフィー(
HPLC)を用いて更に精製し、280 nmKおける
吸収ピークで集められた両分をプールし、そのアリコー
トにつき上記と同様の混濁度テストを行った。
この最終画分についてSDS −PAGE分析を行ない
、クーフシ−染色後1本の主要バンドの存在が認められ
たことから、純バタテリオシンを確認した0 上記方法の各段階で回収されたバクテリオシンの量及び
それらの殺バクテリア活性を下記第1表に示す。
第1表 粗すゼイト 15,674  1(10  0.67 
4.3X104a)混濁度テストにより、バクテリアに
対して測定 培養物のリゼイト由来のコリシンHSC10の量はわず
か、元のリゼイトの重量の約0.10%であり、従って
必要量のバクテリオシンを生産するには大量のバクテリ
アを@養すべきことが好ましいと示唆される。このタン
パク質の殺バクテリア活性に依れば、ここで採られたm
製法を用いて十分930の精製ファクタを確立し得、指
示棒の50%の生育な■害するのにわずか0.63μg
のバクテリオシンで足りる。次に行なった実施例3,4
及び5に使用する部分離し、以下HSC−IQと称する
画分は、5ephadex DシIJ−A50処理後の
沈澱から得られたものである。
実施例3− in vitroにおけるコリシンH3C
10のウィルス感染白血球に対する選択 的認識 14人の異なるAIDS患者から取得したリンパ球をF
icoll −Paque” (Pharmacia 
Fine Chemi−cals、 Dorval、 
Quebec )で強化培養し、計数して実験用及び対
照用グループに分けた。上述のように抽出、精製した;
リシンHSC10をp)17.4 トリス緩衝液で希釈
し、標的細胞当り10  乃至110−2nのバクテリ
オシンの割合となるように実験用グループのリンパ球に
加えた。対照用グループにはトリス緩衝希釈液のみを加
えた。
2種の細胞群をマイクロウェルに入れ、37℃にて5H
−チミジン及び5%CO□を含有する湿らせた空気の存
在下−晩生前させた。その後細胞を集め余分な5H−チ
ミジンを洗浄により除去し、シンチレーションカウンタ
に通して、細胞の代謝及び生育を示す放射能の摂取を測
定した。バクテリオシンの効果は、バクテリオシンを加
えたグループにおける1分当りの崩壊(dpm )の減
少パーセンテージにより対照グループと対比して測定し
た。
並行実験として、9名の健常者から取得したリンパ球に
バクテリオシンを加え、sH−チミジン摂取テストによ
りトリス緩衝液バクテリオシン希釈液のみで処理した対
照の健康なリンパ球と比較した。
ハイリスクAIDSグループ(例えば血友病患者)に属
する3人の患者から成るグループを第3のグループとし
てテストした。これらの患者についてのAIDSの存在
は確認されていない。
3グループの各々における!H−チミジン摂取を、バク
テリオシンによる処置をしていない患者から成る対照グ
ループに対するパーセンテージで測定した。
採用された濃度においては、AIDS患者からのHTL
U −III感染(AIDS )リンパ球の数、及び疑
似AIDS患者及び健常者のリンパ球の数に対し影響を
示し、それは第2表に示す通りである0第2表 AIDS患者 15例 (14人の異なる患者) 促進  )110  270 15中5(33%)(1
4患者中5人) 第2表(継き) 疑似AIDS患者 3例 (3人の異なった患者) 阻害                     3中
0促進      )110   145      
 3中1健常者 14例 (9人の異なった健常者) 促*       >110   166     に
九8□87%)”上述の様にAIDSウィルスを保有し
ないことが知られている1健常者′グループからのサン
プルのうちの4例がsH−チミジン阻害試験においてバ
クテリオシンに対する感受性を示し、ウィルス感染を示
唆している。こうした1偽−陽性′の被験者は、他のウ
ィルスに感染していることが後の3H−チミジン摂取に
よって確認され、2人は、2−5Aシンセターゼテスト
によって確認キれた。
後に行なったこのテストは、広く知られており、ウィル
ス感染の早期診断法として関連技術において認められて
いる。これは、Journal of Infecti
onsDiseases  Read、 S、E、他1
985年9月に記載されている。後の研究では、一過性
のウィルス感染に従いゝ偽−陽性“患者のうち1人に3
H−チミジン阻害とは反対にその促進が認められた。
AIDS患者について行なわれた15例のうちの53%
でチミジン摂取の阻害が認められ、13%で臨界的阻害
が認められた。それに対し健常者について行なわれた1
4例のうちの57%でチミジン摂取の促進が、14%で
臨界的阻害が、そして29%(14人中4人)で阻害が
それぞれ認められた。
疑似AIDS患者3人についてはいずれもバクテリオシ
ンに対する感受性を示さなかった。この試験の行なわれ
た時点でこれらの患者のいずれもAIDSウィルスを保
有していなかったことがテスト及び観察により確認され
ている。
要すれば、第2表に示す結果から顕著な効果が認められ
る。先ず、放射能吸収を示すAIDS 1728球の数
は、バクテリオシンが加えられると有意に減少している
。次に1これは重要な事実であるが、同一濃度のバクテ
リオシンに晒された正常リンパ球は損傷を受けていない
ようである(71%)。
更に興味深いことに、バクテリオシンに晒されたこれら
正常リンパ球の57%は、それに晒されていない正常リ
ンパ球に比べ放射能測定による数を増加させている。こ
の事実は、正常リンパ球の増殖促進を示すもので、バク
テリオシンによる処置を受けた多くの患者は、こうした
反応により、AIDS患者が有する他の感染症に対し【
もより強力な免疫機能を獲得し得ると考えられる。
AIDS /pHリンパ球に対するバクテリオシンの攻
撃対象を更に詳細に同定する為、モノクローナル抗体を
使用した。サブセットヘルパーインデューサー細胞(T
4)とAIDS患者の免疫反応を妨げるサブセットサプ
レッサー細胞(T、) トの比率、即ち、T4//fr
8はAIDS患者の具合、減少することが知られている
一Bvatt等、New England Journ
alof Medicine、 313巻、483頁参
照。免疫反応を活性化し、従って体の防g!!機構に不
可欠な要素であるサブセットヘルパーインデユー?−a
肥(T4) ハI(TLV −III ウ(ルx K7
g染L、ソoe能は損なわれ、あるいは失なわれる。そ
こで、T4細胞に特異性を有するモノクローナル抗体(
NewEngland Nuclear 、カタログ番
号NEN −038)及びT、細胞に対するモノクロー
ナル抗体(New Ehg−Iand Nuclear
 、カタログ番号NEI −039)を用い、バクテリ
オシン処理後のAID8患者由来リンパ球についてT4
及びT、リンパ球の存在及びその数を測定する実験を行
なった。
サブセットT、サプレッサーリンパ球はバクテリオシン
処理後もその数が不変であったのに対し、感染T4細胞
の数は有意に減少していることがわかった。
このテストは、ハイブリドーマテクニックと呼ばれる方
法により作製された上述のT4及びT8細胞に対するモ
ノクローナル抗体を用いて行なった。
この技法は本発r!AIB8連技術の熟練者によって広
く応用されている。
このようにして作製したT4あるいはT、 K対するモ
ノクローナル抗体を螢光化合物(例えばイソチオシアン
酸フルオレセイン)で標識し、それが紫外繰下染料の螢
光によって検出されるようにする。
T4及びT8細胞を各々の螢光抗体と反応させ紫外繰下
計数する。
試験を行なったAIDS患者はいずれも14978球の
14乃至21%の減少を示した。T、リンパ球について
は、全く影響を受けなかったかもしくはわずかに有意差
を認めない程に促進あるいは■害されたにすぎない。
ここに記載した実施例により、バクテリオシンが、ウィ
ルス感染T−リンパ球の数を効果的に減少することを示
した。詳細には、正常なTiBIMに害を与えずむしろ
その生長を促進しつつT4細飽の数を減少させるという
ことにおいてコリシンHSC−10等のバクテリオシン
の有用性が確立された。
実施例4 AIDS患者のリンパ球及び扁桃炎インフルエンザ(5
ore throat 1nfluenza )や感染
性単核球症等の他のウィルスに感染したリンパ球に対す
るバクテリオシン処理後は、IRC8Medical 
5cience。
11 、236−237 (1983)に開示されたも
のに類似した技術を用いフローサイトメトリ(flo1
%F−cytometry )によって測定することが
できる。
一般に、この方法は、細胞サイクルの特定の1時点にお
いて存在する細胞のパーセンテージを決定する為に特定
サンプルの各細胞のDNA含有量を分析することから成
る。バクテリオシンはDNAを分解してヌクレオチド漏
出を起こすことにより感受性細胞に作用するので、バク
テリオシンの処理を受けてDNAのほとんど存在しない
細胞の数の増加をフローサイトメトリによって確認する
ことができる。バクテリオシンに対して感受性の細胞で
あってバクテリオシンで処理したものは、その結果をヒ
ストグラムにプロットすると、一般にゝpre−G、′
チャンネル内に蓄積するのが観察され、それは、これら
の細胞のDNAが分解されることによるDNA含有量の
減少を示すものである。
より詳細に記せば、以前(Epstein−Barrウ
ィルス感染による)感染性単核症を保有すると診断され
た患者から取得したリンパ球をFicoll−Paqu
e(Pharmacla Fine Chemical
s、 Montreal )によって分離し、ヨウ化プ
ロビジクムで染色した。分離されたリンパ球のサンプル
に、実施例1のように抽出し精製したコリシンHSC−
10を加えた。
フローサイトメータ(FCM )中で生長相の細胞螢光
を測定した。バクテリオシンの加えられていないリンパ
球は、G0/G、相の細胞をスタンダードに対して調整
するのに使用した。測定された細胞の総数は数字による
データ出力により得られた。
’ pre −G、 ’及び″G0/G、 ’相ニ存在
スybmucv総数に対するパーセンテージはピーク下
の1Mm数の積分によって算出した。対照、すなわちバ
クテリオシンに晒されていないウィルス感染細胞、の細
胞数について変化したパーセンテージを引き、あるいは
加えた後最終的な結果が表される。
結果は第3表に示す。
第3表 細胞の検出された位置 患者#  テスト41   Pre−G、  ピーク 
G、/G、  502M   感受性1    1  
   +33 −1=1  −31  −2.0   
 +2     +24 417  −24   +0
.2    +2    3     +17  +1
1  −18   +1.0    +4     +
21  +30  −22   +1.3    +3
    5     +15  +14  −13  
46    +4    6    44 413  
−5.1   +7.6    +57+0.5+4.
6−0.8−ト0.3−6    8    −43 
 ”7.5  +2−0   +12    ±7  
  9     +1.3 −1.1  −0.3  
−1.2   −7人の被験者に対して9例の試験が行
われた。
試験した7人の患者のうち6人はヒストグラムにG、/
G、相(コラム5参照)の細胞の減少が認められ、7人
のうち5人はpre−G、相(=ラム3参照)の細胞の
蓄積が認められた。従って要約すると、試験の78%に
おいて患者のサンプルはコリシンN5C−10に対する
感受性を示した。
実施例5 実施例3の第1セクシヨンの健常者で、臨床的にインフ
ルエンザの症状が認められた4人は、バクテリオシンに
対して一時的に陽性の反応を示すことがわかった。次い
でこれらの者に対し、ウィルス感染を示唆する2−5A
シンセターゼ(J。
Infections Diseases、 Read
、 S、E、 et al、 5ept。
/85)の存在につきテストしたところ陽性であった。
インフルエンザが回復するのを待った俵これらの患者の
バクテリオシンに対する感受性について再度テストした
ところ陰性であることがわかった。これらの結果から少
なくとも数種類のウィルス感染はバクテリオシンHSC
−10の影響を受けるということを一応結論することが
できる。

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)細胞の増殖を抑制し殺すことのできる量のバクテ
    リオシンで細胞を処理することから成るウイルス感染非
    悪性哺乳類細胞の増殖を抑制する方法。
  2. (2)前記ウイルス感染哺乳類細胞がHTLV−III
    ウイルス及び感染性単核球症ウイルスから選択されるウ
    イルスに感染した白血球である特許請求の範囲第(1)
    項に記載の方法。
  3. (3)前記ウイルス感染細胞がHTLV−IIIウイル
    スに感染したT−細胞である特許請求の範囲第(1)項
    に記載の方法。
  4. (4)前記ウイルス感染細胞がHTLV−IIIウイル
    スに感染したT_4細胞である特許請求の範囲第(1)
    項に記載の方法。
  5. (5)バクテリオシンがパイオシン、ビプリオシン、マ
    イコバクテリオシン及びコリシンから選択される特許請
    求の範囲第(2)項に記載の方法。
  6. (6)バクテリオシンがパイオシン及びコリシンから選
    択される特許請求の範囲第(8)項に記載の方法。
  7. (7)バクテリオシンがパイオシン及びコリシンから選
    択される特許請求の範囲第(4)項に記載の方法。
  8. (8)バクテリオシンがパイオシンI−4及びコリシン
    HSC−10から選択される特許請求の範囲第(4)項
    に記載の方法。
  9. (9)バクテリオシンがコリシンHSC−10である特
    許請求の範囲第(4)項に記載の方法。
  10. (10)細胞が哺乳類の体内から得られた生物学的サン
    プル中に存在し、且つ標的細胞当り凡そ10^−^5n
    g乃至10^−^2ngの範囲の量のバクテリオシンで
    処理される特許請求の範囲第(1)項に記載の方法。
  11. (11)バクテリオシンがHSC−10であり、標的細
    胞当り凡そ10^−^4ng乃至10^−^5ngの範
    囲の量投与される特許請求の範囲第(10)項に記載の
    方法。
  12. (12)処理される感染非悪性哺乳類細胞が哺乳類の生
    体に含まれるリンパ球から成る特許請求の範囲第(1)
    項に記載の方法。
  13. (13)生きた哺乳類に凡そ0.01μg乃至10μg
    の用量でバクテリオシンを投与する特許請求の範囲第(
    11)項に記載の方法。
  14. (14)バクテリオシンがコリシンHSC−10であり
    、凡そ0.1μg乃至1μgの範囲の量を投与する特許
    請求の範囲第(13)項に記載の方法。
  15. (15)薬学的に許容し得る希釈剤と混合した活性成分
    としてのバクテリオシンから成り、ウイルス感染哺乳類
    細胞の増殖を抑制し、殺すのに有用な医薬組成物。
  16. (16)バクテリオシンがパイオシン、ビプリオシン、
    マイコバクテリオシン及びコリシンから選択される特許
    請求の範囲第(15)項に記載の組成物。
  17. (17)バクテリオシンがパイオシンI−4及びコリシ
    ンHSC−10から選択される特許請求の範囲第(15
    )項に記載の組成物。
  18. (18)パイオシン、ビプリオシン、マイコバクテリオ
    シン及びコリシンから選択される効果的な量のバクテリ
    オシンを投与することから成る、AIDS感染及び感染
    性単核球症ウイルス感染から選択される白血球ウイルス
    感染を有する患者の治療方法。
  19. (19)患者がAIDS感染を有し、バクテリオシンが
    コリシンHSC−10である特許請求の範囲第(18)
    項に記載の方法。
  20. (20)コリシンHSC−10の投与量が標的細胞当り
    凡そ10^−^5ng乃至10^−^2ngの範囲の量
    のバクテリオシンでウイルス感染リンパ球の処置を行な
    うに十分な量である特許請求の範囲第(19)項に記載
    の方法。
  21. (21)バクテリオシンの投与量が標的細胞当り凡そ1
    0^−^4ng乃至10^−^3ngの範囲である特許
    請求の範囲第(20)項に記載の方法。
  22. (22)ウイルス感染非悪性哺乳類細胞とバクテリオシ
    ンとの相互作用によつて該細胞を検出する方法。
  23. (23)バクテリオシンでの処置の後に細胞増殖抑制を
    測定することによつてウイルス感染非悪性哺乳類細胞を
    検出する方法。
  24. (24)バクテリオシンでの処置の後の細胞死を表示す
    ることによつてウイルス感染非悪性哺乳類細胞を検出す
    る方法。
  25. (25)バクテリオシンがパイオシン、ビプリオシン、
    マイコバクテリオシン及びコリシンから選択される特許
    請求の範囲第(22)、(23)又は(24)項に記載
    の方法。
  26. (26)ウイルス感染非悪性哺乳類細胞がリンパ球から
    成る特許請求の範囲第(22)、(23)又は(24)
    項に記載の方法。
  27. (27)細胞増殖を結合測定法によつて測定する特許請
    求の範囲第(23)項に記載の方法。
  28. (28)細胞増殖を細胞による放射活性成分の摂取量を
    測ることによつて測定する特許請求の範囲第(23)項
    に記載の方法。
  29. (29)細胞死をフロー血球計算(flow−cyto
    metry)によって表示する特許請求の範囲第(24
    )項に記載の方法。
  30. (30)ウイルス感染非悪性哺乳類細胞の検出用試薬と
    してのバクテリオシン。
  31. (31)薬学的に許容される液状担体を伴つたバクテリ
    オシンを有するウイルス感染非悪性哺乳類細胞のin 
    vitro診断用液状調製品。
  32. (32)バクテリオシンの水懸濁液又は溶液を有する特
    許請求の範囲第(31)項に記載の調製品。
  33. (33)懸濁液又は溶液が緩衝液である特許請求の範囲
    第(32)項に記載の調製品。
  34. (34)緩衝液がトリス緩衝液又はリン酸塩緩衝生理食
    塩水である特許請求の範囲第(33)項に記載の調製品
  35. (35)バクテリオシンがコリシンHSC−10である
    特許請求の範囲第(32)項に記載の調製品。
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