JPS63792Y2 - - Google Patents

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JPS63792Y2
JPS63792Y2 JP20016584U JP20016584U JPS63792Y2 JP S63792 Y2 JPS63792 Y2 JP S63792Y2 JP 20016584 U JP20016584 U JP 20016584U JP 20016584 U JP20016584 U JP 20016584U JP S63792 Y2 JPS63792 Y2 JP S63792Y2
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JP
Japan
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case
yarn
movable piece
knitting machine
supply
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JP20016584U
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JPS61116790U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は例えば、靴下編機や丸編機等におけ
る供給糸の異常張力を緩和するとともに該糸の異
常張力を検知する糸の安定供給装置に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、この種の糸の安定供給装置は、糸を案内
するガイド部材を弾性付与手段により上下移動可
能に保持し、このガイド部材によつて案内された
糸により一部が支持された感知部材の傾動によつ
てリミツトスイツチをON、OFFするように構成
され、糸の異常張力時に弾性付与手段によりその
異常張力を吸収して糸切れを防止するとともに、
感知部材が傾動してリミツトスイツチをOFF動
作して編機の駆動を停止させていた(例えば、実
公昭56−27168号)。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、上記従来のものにあつてはリミツトス
イツチを動作するため、感知部材が必要となり、
必然的に該感知部材とリミツトスイツチとの組付
け構造が複雑となるとともにリミツトスイツチ等
によりコストが高くなつていた。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本考案は編機側
と該編機に糸を供給する供給側との給糸ライン中
に装設されて前記糸を案内する糸の安定供給装置
であつて、合成樹脂等の絶縁材質から形成された
ケースと、このケース内に弾力的に巻回されかつ
一端部が該ケースの一部に対して引出される導電
体からなる可動片と、この可動片の一端部に少な
くとも絶縁部材を介して設けられ前記糸を案内す
るためのガイド部材と、前記ケースに取付けられ
かつ一端が前記ケース内の可動片と通電可能に接
する第1の通電部材と、前記ケースに対する可動
片の引出し時に該可動片と通電可能に接する第2
の通電部材とから構成したことである。
(作用) 本考案においては、通常時には可動片のガイド
部材により糸を安定状態に案内支持し、糸に異常
張力が生起したときには、可動片の弾性的な移動
により該糸の異常張力を吸収するとともに可動片
がケースから引出されて第2の通電部材に接する
ことにより第1の通電部材と第2の通電部材とが
通電状態となつて、例えば、編機の駆動停止回路
にその指令を送ることにより該編機の駆動を停止
するものである。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を図面にした
がつて具体的に説明する。
まず、本例の糸の安定供給装置1は、第3図に
示すように、例えば編機等の給糸ラインを構成す
る一部(機台の上方)に取付けられるもので、こ
の糸の安定供給装置1のケース2は合成樹脂等の
絶縁体から四角形状の箱形に形成され、その底面
の一部には切欠溝3が形成されている。前記ケー
ス2の上部表側には調整撮み4がその軸部5を該
ケース2の裏側に臨ませて回動可能に取付けら
れ、この軸部5は軸方向にスリツト5aが形成さ
れるとともに該調整撮み4と一体に合成樹脂等の
絶縁体から形成されている。
導電体からなる可動片6は前記ケース2内にお
いて一端が前記調整撮み4の軸部5のスリツト5
aに係合されるとともに該軸部5に弾力的にかつ
渦巻状に巻回され、他端がケース2の切欠溝3か
ら出入り可能に対向されており、この可動片6の
他端には前記ケース2より突出された状態で合成
樹脂等からなる絶縁体のストツパ7を介して線材
をほぼフツク形状に曲折したガイド部材8が取付
けられている。
なお、前記可動片6は調整撮み4を回動するこ
とによつてその巻回弾力の強弱が調整設定される
ようになされており、そしてその設定状態は調整
撮み4の裏面に形成した2個の係止突部4a,4
aをケース2に貫設した係合孔2a,2aに係脱
することにより保持されるようになしている。
導電体からなる第2の通電部材を構成する感知
部材9はほぼコ字状に曲折されて前記ケース2の
底面から一側面に亘り配設されるとともにネジ等
で該ケース2に取付けられており、前記ケース2
の切欠溝3に対向する部位には該切欠溝3より小
さい寸法の切欠部10が形成されていて、前記ガ
イド部材8のストツパ7がケース2内に入り込む
のを阻止している。そして、感知部材9の切欠部
10近傍にはほぼU字状に曲折された案内部11
が一体的に形成されていて、前記ストツパ7が切
欠部10に嵌入するのを案内するとともに可動片
6のケース2からの引出し時に該可動片6が前記
切欠部10とともに通電可能に接触するように構
成されている。なお、感知部材9の上部の曲折片
には前記編機等の機台に取付けるための取付金具
12が設けられている。
導電体からなる第1の通電部材を構成する通電
バー13は前記ケース2の一側面(第1図では右
側面)のほぼ下方から該ケース2内に挿通される
とともに、その一端(第1図では右端)が前記ケ
ース2に対して感知部材9との間に合成樹脂等か
らなる絶縁ワツシヤ14を介してナツト着され、
他端(第1図では左端)が前記可動片6に対向し
て常に通電可能に接触されており、前記ケース2
から突出された通電バー13の一端にはリード線
取付用のナツト15等を備えた端子部16が形成
されている。
なお、前記第1の通電部材を構成する通電バー
13と第2の通電部材を構成する感知部材9とは
編機の駆動停止回路に組込まれたリレー等にそれ
ぞれ接続され、通電時に該リレーを作動して編機
の駆動を停止するように構成されている。
続いて、上述のように構成された実施例の作用
について説明する。
編機の供給側Kと編機側Aとの間の供給ライン
上の編機最上部の附近に糸の安定供給装置1に取
付けた取付金具12を用いて設置し、供給側Kか
らの供給糸Wをガイド部材8に引掛けて準備を完
了する。この場合、編機の駆動停止回路のリレー
は第1の通電部材と第2の通電部材とがガイド部
材8のストツパ7によつてその通電が遮断されて
いるため作動されない。
なお、供給糸Wの太さの種類に応じて、異常張
力に対応する可動片6の巻回弾力の強さは調整撮
み4の回動操作によるその軸部5の回転量によつ
て調整する。
さて、上記した状態において編織作業を開始す
ると、供給側Kから供給糸Wはガイド部材8を通
過しながら編機側Aへ供給されていく。上記状態
において、供給糸Wの巻姿の不良あるいは結び目
への引掛け等、何らかの原因により、供給糸Wに
あらかじめ設定されている張力よりも大きい張力
が生じる、すなわち異常張力が発生すると、この
異常張力によつて供給糸Wは下方へ引かれるた
め、該供給糸Wを案内しているガイド部材8がと
もに引き下げられる。
従つて、ガイド部材8は可動片6の巻回弾力に
抗して、該可動片6をケース2から引き出しなが
ら供給糸Wとともにケース2の下方、つまり糸の
張力を緩和する方向へ引き下げられる(第1図の
想像線)。
そして、このガイド部材8が下降すると同時
に、可動片6が第2の通電部材である感知部材9
の切欠部10或いは案内部11の一部に接触され
るため、第1の通電部材である通電バー13と該
感知部材9とが可動片6を介して通電されるの
で、この通電によつて編機の駆動停止回路中のリ
レーがON動作され、該編機の駆動が停止され
る。これによつて、供給糸Wの異常張力の発生を
検知するものである。
そこで、速やかにその原因を除去してやると供
給糸Wは正常の供給張力にもどるため、可動片6
の巻回弾力によつてガイド部材8が供給糸Wを伴
つて上方へ引き上げられ正常な原位置へ復帰され
る。
そして、このガイド部材8が原位置へ復帰した
状態において、それまで感知部材9と可動片6と
が通電可能に当接していたのが、該感知部材9に
合成樹脂等からなる絶縁体のストツパ7が当接す
ることによつてその通電状態が遮断されるので、
編機は再駆動されて再び平常の織機作用がなされ
る。
次に例えば単なる瞬時的な異常張力を発生した
場合は、その異常張力を受けてガイド部材8が瞬
時的に供給糸Wを伴つて下降する。この下降作用
によつて異常張力のかかつた供給糸Wは緩和作用
を受けるため、単なる瞬時的トラブルによる異常
張力の原因は感知部材9が異常張力を感知する以
前に自動的に解除される。
なお、本例の感知部材9の形状は図示のものに
限定するものではない。
(考案の効果) 以上のように、本考案にあつては、編機側と該
編機に糸を供給する供給側との給糸ライン中に装
設されて前記糸を案内する糸の安定供給装置であ
つて、合成樹脂等の絶縁材質から形成されたケー
スと、このケース内に弾力的に巻回されかつ一端
部が該ケースの一部に対して引出される導電体か
らなる可動片と、この可動片の一端部に少なくと
も絶縁部材を介して設けられ前記糸を案内するた
めのガイド部材と、前記ケースに取付けられかつ
一端が前記ケース内の可動片と通電可能に接する
第1の通電部材と、前記ケースに対する可動片の
引出し時に該可動片と通電可能に接する第2の通
電部材とから構成したことにより、糸の供給状態
には編機の上方位置におけるガイド部材にて糸を
弾性的に案内し、糸の張力増大時には前記ガイド
部材が前記糸とともに前記可動片の巻回弾力に抗
してその支持位置より前記張力を緩和する方向へ
下降して第1の通電部材と第2の通電部材とを通
電させるものであるから、糸をきわめて安定的に
案内支持することができるとともに、糸に異常張
力が発生すると、両通電部材の通電状態によつ
て、別のスイツチ等を設けることなく編機の駆動
を停止させることが可能となり、しかも糸の安定
供給装置全体の構造が非常に簡単にでき、コスト
が低廉となる等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は装置全
体を示す一部断面を含む正面図、第2図は第1図
のX−X線断面図、第3図は編機の略体正面図で
ある。 2……ケース、6……可動片、8……ガイド部
材、9……感知部材、13……通電バー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 編機側と該編機に糸を供給する供給側との給糸
    ライン中に装設されて前記糸を案内する糸の安定
    供給装置であつて、合成樹脂等の絶縁材質から形
    成されたケースと、このケース内に弾力的に巻回
    されかつ一端部が該ケースの一部に対して引出さ
    れる導電体からなる可動片と、この可動片の一端
    部に少なくとも絶縁部材を介して設けられ前記糸
    を案内するためのガイド部材と、前記ケースに取
    付けられかつ一端が前記ケース内の可動片と通電
    可能に接する第1の通電部材と、前記ケースに対
    する可動片の引出し時に該可動片と通電可能に接
    する第2の通電部材とから構成したことを特徴と
    する糸の安定供給装置。
JP20016584U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPS63792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP20016584U JPS63792Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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JP20016584U JPS63792Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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Publication Number Publication Date
JPS61116790U JPS61116790U (ja) 1986-07-23
JPS63792Y2 true JPS63792Y2 (ja) 1988-01-09

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JP20016584U Expired JPS63792Y2 (ja) 1984-12-28 1984-12-28

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