JPS6378704A - 熱可塑性樹脂コンパウンドの製造方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂コンパウンドの製造方法

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JPS6378704A
JPS6378704A JP61222173A JP22217386A JPS6378704A JP S6378704 A JPS6378704 A JP S6378704A JP 61222173 A JP61222173 A JP 61222173A JP 22217386 A JP22217386 A JP 22217386A JP S6378704 A JPS6378704 A JP S6378704A
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春日 直温
Kouichi Yamamoto
晃市 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [#東上の利用分野] 本発明は、無機充填材、有機充填材、顔料などの固形微
粉末を配合した熱可塑性樹脂コンパウンドの製造方法に
関し、さらに適用面からみれば、押出成形、射出成形、
ブロー成形等に使用される熱可塑性樹脂コンパウンドの
製造方法に関する。
[従来の技術] 無機充填材や有機充填材を配合した熱可塑性樹脂は、そ
の耐熱性や剛性等を改良する目的で合成樹脂産業界で広
く使用されている。従来、これらの固形微粉末を熱可塑
性樹脂に配合する方法としては、押出機、ミキシンダロ
ール、バンバリーミキサ、ニーダ−等による方法が知ら
れており、これらの方法によって溶融混線を行ったのち
、成形機で成形し易い形に造粒してモルダーに供給して
きた。
しかしながら、上記の方法は、混合混練、造粒という工
程が入るためコストが高くつく点が難点て、せっかく安
い固形微粉末を配合しても、供給される混合物は高価な
ものになってしまう場合もあった。
一方、固形微粉末と熱可塑性樹脂の粉粒体を混合機て混
合した場合は、固形微粉末の配合量が多くなると両者の
分級が起り易く、固形微粉末の混合量を多くすることは
困難てあった。
また、それが可能であっても(8可塑性樹脂が粉末の場
合)、得られる混合物は嵩比重が小さく安息角も小さい
ため、単軸押出機による成形においてホッパーでブリッ
ジングを起して供給できなくなったり、単軸押出機での
食込み不良のため押出輩が不安定になるなどの問題点が
あった。
また、ポリプロピレンやポリエチレン等の熱可塑性樹脂
はベレットでモルグーに供給される場合か殆どであるの
て、無機充填材の粉末とベレットを混合する際、無機充
填材の配合量は20重量%以下に制限される場合か多か
った。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、上記コスト上及びトライブレンドの場
合の混合量の制限、押出不安定等の問題点を解決し、ペ
レタイズ等の造粒工程を省略して安価な原料を供給する
とともにこれまでのトライブレンドでは達成し得なかっ
た高充*Uて押出安定性に優れた熱可塑性樹脂コンパウ
ンドの製造方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 固形微粉末を高充填した熱可塑性樹脂は通常、ミキサー
やタンブラ−でトライブレンドしたのち、押出機で溶融
混練してベレットとして供給される。それは固形微粉末
の樹脂中における分散性を良好にする目的と同時に押出
機や射出成形機における定量供給性を重視しているから
である。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、固形微粉末と熱可
塑性樹脂粉粒体を高速流動型混合機で混合する際、単に
混合するだけでなく混合用の攪拌羽根の周速を特定の高
速に保ち、且つ外部から熱を補給してやれば、混合系の
温度は熱可塑性樹脂の融点以上に速やかに昇温し、溶融
した熱可塑性樹脂粉粒体の表面に固形微粉末が付着(一
部は樹脂粉粒体の内部に浸透する)した顆粒化物が生成
されること、そしてこれを急速に冷却することによって
、輸送時の分級現象や押出機のホッパーにおけるブリッ
ジング現象のない、且つ定量供給性の優れた固形微粉末
高充填熱可塑性樹脂コンパウンドが得られることを見出
した。
すなわち本発明の熱可塑性樹脂コンパウンドの製造方法
は、固形微粉末を20重量%以上含有する熱可塑性樹脂
粉粒体混合物を攪拌羽根を有する高速流動型混合機中で
外部より熱を補給しつつ該樹脂の融点以上の温度に周速
100■/see以下で攪拌しながら混合、昇温せしめ
、ついて上記混合物を周速35〜40 s/sec ”
t’ m拌しつつ顆粒化を行って上記熱可塑性樹脂粉粒
体の表面に上記固形微粉末か付着した顆粒化物を生成せ
しめ、しかるのち該顆粒化物を熱可塑性樹脂の融点以下
の温度に攪拌しつつ急速に冷却することを特徴とする。
高速流動型混合機の具体例としてはヘンシェルミキサー
[三井三池工業(株)]やスーパーミキサー[(株)カ
ワタコなとがあり、これらを用いて攪拌羽根の周速を高
速に保って原料を混合すれば粉末の摩擦熱により次第に
混合物の温度か上昇して来、ついには融点を越えて熱可
塑性樹脂の粉粒体表面に固形微粉末か付着した状態に至
る。
か、固形微粉末の配合割合が多くなると、混合物が適度
の顆粒状態になるのに時間かかかるようになり、上記混
合量が50重量%以上になると1バツチの混合か完了す
るのに20分から場合によっては1時間以上もかかるこ
ともあり、非常に効率が悪くなる。
このため、たとえば1時間当りの押出省が600kg/
hrの押出機を用いて成形を行う場合、ミキサーの容量
は1000文以上にもなり、設備費か多大となるばかり
てなく、上記顆粒化物をつくるのが技術的にも困難にな
る。
従来の高速流動N1混合機は、その主たる[1的が多数
の成分より成る粉粒体混合物を均一に攪拌分散すること
にあり、本発明の目的である「熱可塑性樹脂粉粒体の表
面に固形微粉末を被覆固定した状態で、適当な粒径を有
する状態」に仕上げることを主目的にしているわけでは
ないため1本発明の目的に使用することは不向きである
。従来の高速流動型混合機は、槽内で攪拌用羽根(パド
ル)を高速で回転させて内容物を混合する機構になって
いるが、1種類の攪拌用羽根だけであるため本発明の目
的を達する事は極めて困難であり、基本的に■混合昇温
機構、■造粒コンパウンド形成機構、■冷却仕上機構に
分離し、各々に最適な攪拌用羽根の形状、槽構造、加熱
、冷却機構1周速等の条件を整える必要がある。このよ
うに各々別々の機能を有する3種の混合機を組合せたと
ころに本発明の特徴がある。
高速流glJ型混合機を用いて固形微粉末と熱可塑性樹
脂粉粒体を高速混合し、固形微粉末で被覆された樹脂粉
粒体が部分的に融着して集合塊を形成した樹脂コンパウ
ンドの製法については、特開昭59−220319号に
も記述があるが、この方法では混合に非常に時間がかか
り、さらに溶融塊を粉砕機で粉砕して所望の粒径に整え
るという操作を行っており、処理時間が長く(実施例で
はlバッチに20分以上かかっている)、粉砕工程まで
含めると押出機によるペレタイズ法と比較してエネルギ
ー的にも余り有利とは言えない。
この方法において、熱可塑性樹脂粉粒体と固形微粉末を
高速流動型混合機中で攪拌すると、Wi拌用羽根と粉粒
体混合物の間の[1熱により、次第に温度が上昇し、つ
いには樹脂の融点に達する。
すると混合物の攪拌抵抗が急激に増大し、それに伴なっ
て混合物の温度も急上昇し、粉粒体は押出機で成形する
に適当な直径数ミリメートルの大きさを瞬間的に通り越
して粉粒体同志が互着して直径数センチメートル以上の
大きな溶融塊となってしまう。
これを防止し、粉粒体を適度な大きさにコントロールす
るには、熱可塑性樹脂粉粒体が融点に達し、その表面に
固形微粉末がたたき込まれ、熱可塑性樹脂粉粒体が固形
微粉末により被覆された状態で直径数ミリメートルの大
きさの粒径に成長した段階で、直ちに冷却用混合機に排
出して粒塊の成長を停止させ、適当な粒径にjl整して
やらなければならない、熱可塑性樹脂粉粒体と固形微粉
末の混合物を両者が一体になった顆粒状に仕上げるには
混合物の温度を熱可塑性樹脂の融点以上に昇温させねば
ならないが、比較的短時間で効率良く昇温させる機能と
適度な顆粒に仕上げる機能を1つの混合機で行なうこと
は困難である。それは〒〈昇温させるには攪拌抵抗の大
きい攪拌用羽根を使用しなくてはならず、この攪拌用羽
根ては適度な顆粒状の仕上が困難だからである。その理
由は熱可塑性樹脂粉粒体が融点に達してから適度な顆粒
状に成長する時間は1分以内の極めて短時間になりコン
トロールが困難だからである。
この部分をコントロールしやすくするために攪拌用羽根
の形状を攪拌抵抗の少ないものにすると、昇温過程が非
常に長くなり実用的でない、そこで本発明では、熱可塑
性樹脂粉粒体が融点に達し、その表面に固形微粉末が付
着し、さらに互着して適度な粒径の顆粒状に成長する過
程を特別に取出し、融点迄昇温させるための混合機と別
の混合機を設けて造粒化に成功した。
本発明者らはコンパクトで高効率の混合造粒メカニズム
誉研究した結果、固形微粉末を高充填した熱可塑性樹脂
粉粒体混合物をヘンシェルミキサーで混合する過程にお
いて、混合に要する時間は80T塑性樹脂粉粒体をその
融点まで昇温するのに大部分の時間を消費してしまい、
融点に達してからは比較的短時間で顆粒状態に至ること
を見出した。この現象は固形微粉末の配合割合が増すほ
ど11mになる。それは樹脂の配合割合が少なくなるほ
ど混合系の1tl擦抵抗が減少し、攪拌羽根の回転に伴
う運動エネルギーの熱エネルギーへの転換効率が低下す
るためであると考えられる。
そこで、混合の初期においては混合機の外部より熱を補
給し機械的エネルギーによる発熱を補助してやると、き
わめて短時間に混合系の温度が上昇する事実を発見する
ことができた。混合物は最終的に成形に適した顆粒状に
仕上げる必要があリ、このためには攪拌用羽根の周速を
35〜40m/secの範囲に保つのがよい、この場合
、混合物の温度は既に熱可塑性樹脂の融点を越えている
ため、混合物の摩擦抵抗は急激に増大し、それに伴ない
温度も急激にと昇するのて、混合機は外部から加熱しな
くてもよい。
本発明における高速流動型混合機は三種類の異なった@
能を有する混合機を1組として構成される。すなわち、
第1段目の混合機は混合物を出来るだけ早く昇温させる
と同時に固形微粉末と熱可塑性樹脂粉粒体の物理的分散
を良好にする機能を有し、外壁の温度をヒーター又はオ
イルによりたとえば300°C前後まで昇温可能な構造
であり、攪拌用の羽根は運転開始時に周速10■/se
c以下の低速で始動し、その後次第に回−転速塵を上げ
最高周速ioo■/seeで回転する。
単に羽根の回転だけによっても混合物の温度を」二げる
ことは可能であるが、機械的エネルギーのみて昇温させ
ることは効率的に無駄であるばかりか混合物を適当な顆
粒状態に仕上げることが困難である。混合物中の熱可塑
性樹脂粉粒体が融点以上の温度となるよう外部から熱を
加え、同時に内部からも高速運転する羽根によって発熱
させることが、混合物の昇温にとってきわめて有効であ
る0羽根の回転速度は始動時は低速にしないとモーター
の始動トルクがきわめて大きくなり、機械的な無理がか
かると同時に混合物が混合機内で異常な運動を起し、混
合機より外部へ吹き出してしまう。
昇温速度を上げるためには羽根は出来るたけ高速に回転
させる方がよいが、周速100 ra/secを越える
と制御が難しくなる。
第1段目の混合機によって混合物の温度が融点付近に達
し、混合系の攪拌抵抗が増大し始めたら直ちに第2段目
の混合機に排出する。
第2段目の混合機は混合物を適度な顆粒状態に仕上げる
機能を有する。固形微粉末と熱可塑性樹脂粉粒体の混合
物は温度が熱可塑性樹脂の融点以上に達すると、いまま
で固体であった樹脂か溶融体となるため混合物全体の攪
拌抵抗が急激に増大し、それに伴ない混合物の顆粒化か
急速に進むため、この領域においては羽根の形状、攪拌
速度を特別にコントロールしてやらねばならない、攪拌
羽根の周速は35〜40 m1secの範囲がよく、周
速か 35 ra/sec未満ては攪拌用羽根の攪拌抵
抗が少なすぎて温度上昇が極めて緩やかになり、顆粒化
に極めて時間がかかるか、場合によっては顆粒化か困難
になる。また、周速が40■/seeを越えると逆に昇
温速度が早すぎて顆粒の粒径コントロールが困難となる
。混合物の顆粒状態の形状制御は、温度よりも混合機の
駆動用モーターの電力又は電流で制御するのが好ましい
。所定の顆粒状態に達したら、混合物は直ちに第3段目
の混合機に排出される。
80r塑性樹脂粉粒体の表面に固形微粉末か付着した適
当な顆粒状態は、固形微粉末と樹脂の比率にもよるが一
般に樹脂の融点より10℃から80°C程高い温度にお
いて達成されるので、直ちに冷却してやらないと、混合
物全体か互着して成形に適した粒子サイズの大きさを大
巾に越えてしまったり、1つの固まりになってしまう。
押出成形機や射出成形機にとって必要なコンパウンドの
性状は先ず成形機のスクリューに食い込める程の小さな
粒径であることが必要て、一般的に径か5■以下のサイ
ズでなければならない。
そこで本発明においては、ホッパーにおいてフリッジン
グの発生を抑えたりスクリューての供給性か良好な適当
な粒径な持つコンパウンドを製造するために、第2段で
固形微粉末によって被覆された熱可塑性樹脂の粒子か適
度の大きさに成長して造粒化される過程を混合物の温度
とモーター負荷により検出し、所定の水準に達したら直
ちに第3段目の混合機に排出し、急速な冷却によつて粒
子の成長を停止させる。このため第3段目の混合機は攪
拌羽根の他に適当な冷却装置、たとえば強制冷却ジャケ
ットを有し、冷却表面積の大きな構造を有する。ここで
の攪拌は冷熱を均一に内容物に供給するのが主目的であ
るから、周速5〜20■/seeの範囲でよい。
以Eで明らかなように本発明は第1段に急速加熱機構、
第2段に造粒機構、第3段に強制冷却機構をそれぞれ保
有する3種の混合機を組合せ、混合物の温度制御システ
ムによって従来の高速混合機では得られなかった高効率
で粒子径のそろったコンパウンドを製造可能としたもの
である。
本発明で用いる固形微粉末とは、タルク、マイカ、炭酸
カルシウム、グラファイト、二酸化チタン、チタン酸カ
リウム、クレー、シリカ、アルミナ、ガラス粉等の無機
充填材、パルプ、古紙、モミガラ、綿、絹、麻、合成繊
維等の有機充填材、それに顔料等を指す、これらの固形
微粉末は、2種以上を併用してもよい、固形微粉末は、
熱可塑性樹脂微粉体に対し20i量%以と混合される。
20重量%未満では固形微粉末を混合する意味がなくな
る。混合量の一ヒ限は無機充填材の場合で85重量%で
ある。最終的に利用するコンパウンドの物性上の制約か
ら、実用的には無機充填材の配合量は20重量%か66
0重量%の範囲に大部分のものが入る。また、有機充填
剤の混合量は、最大60重量%であることが好ましい。
また本発明て用いる熱可塑性樹脂粉粒体とは粉体、粒体
いづれてもよく、熱可塑性樹脂としてはポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブテ
ン、ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン−12等
、一般に成形分解で使用されるものなら殆ど適用町悌で
ある。
[実施例] 次に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。
実施例1 ポリプロピレン(M F R= 0.5g/10ain
、商品名ショウアロマ−3A510、昭和電工株式会社
製)50重量%、マイカ(平均粒径10μ)50gi量
%からなる混合物25kgを外部加熱温度220℃に設
定した槽内容量1001の高速流動型混合機に投入し、
周速lO■/sec i?攪拌羽根を回転させながら混
合を開始し、その後1分間で60m/seeまで回転速
度を上昇させて攪拌混合した。平均昇温速度は50℃/
sinであり、約3分後に混合物の温度が160℃に達
したので直ちに第2段目の槽内容量100Mの高速流動
型混合機に排出し。
攪拌羽根の周速を40 諺/secに保って1分間混合
し、モーター電流が始動直後の1.5倍の70Aに到達
し、混合物の温度が180℃になった時点で混合物を第
3段目の高速流動型混合機(冷却ミキサー)に排出し、
攪拌羽根の周速8■/sec 、冷却速度40℃/■i
nで急冷し、溶融粒子の互着を防止し顆粒状に仕上げた
。混合に要した時間は全部で5分てあった。得られたコ
ンパウンドの嵩比重は0.66であり、平均粒径は70
0終であった。またこのコンパウンドの安息角は46°
であった。
次に、このコンパウンドを65醜謹単軸押出機に投入し
たところ、コンパウンドは適度の顆粒状であるため、マ
イカの分級も起らず、ホッパーでのブリッジングもなく
、押出機への食い込みも良好であった。
つづいて設定時間220℃、スクリュー回転数80rp
m、押出量70 kg/hrの条件下て巾650■l、
肉厚0.5 amのシートを成形した。押出量のバラツ
キを測定したところ、±1.5%であり、きわめて安定
した成形が可能てあった。又このシートのフィラー分散
も調べたが、きわめて良好であった。
比較例1 実施例1と同一組成の混合物をジャケット温度120°
Cに加熱した容量100文の高速流動型混合fi[(株
)カワタ製スーパミキサー]に投入し、Wl拌羽根の回
転速度135[1rp−に保って混合を開始した。20
分経過後モーター電流が上昇し始め、2分後に負荷電流
が定常状態の1.5倍に達したので、内容物を排出した
。混合に要した時間は全部で22分であった。
排出したコンパウンドを調べたところ、粒径はきわめて
不ぞろいであり、直径が5−鳳以上の凝集塊も含まれて
おり、成形機に使用するには粉砕機によるコンパウンド
の再粉砕が必要であった。
[発明の効果] 本発明によれば、ペレタイズ等の造粒工程が省略されて
いるため、安価な原料な押出成形機や射出成形Ja等へ
供給することがてきるとともに、これまてのトライブレ
ンドでは達成し得なかった高充填41.高効率の下て押
出安定性にすぐれ且つ粒子径のそろった熱可塑性樹脂コ
ンパウンドを提供することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固形微粉末を20重量%以上含有する熱可塑性樹
    脂粉粒体混合物を攪拌羽根を有する高速流動型混合機中
    で外部より熱を補給しつつ該樹脂の融点以上の温度に攪
    拌しながら混合、昇温せしめ、ついで上記混合物を攪拌
    しつつ顆粒化を行って上記熱可塑性樹脂粉粒体の表面に
    上記固形微粉末が付着した顆粒化物を生成せしめ、しか
    るのち該顆粒化物を熱可塑性樹脂の融点以下の温度に攪
    拌しつつ急速に冷却することを特徴とする熱可塑性樹脂
    コンパウンドの製造方法。
  2. (2)前記高速流動型混合機は、第1段が外部加熱機構
    を有し攪拌羽根を周速100m/sec以下に保ちなが
    ら各成分の混合、昇温を急速に行なうことのできる混合
    機、第2段が攪拌羽根の周速を35〜40m/sec保
    ちながら混合物の顆粒化を行なう混合機、第3段が融点
    以上に昇温した顆粒化物の過大な互着、ブロック化を防
    止するため攪拌しながら急速に融点以下に冷却する機能
    を有する混合機の、3段からなる特許請求の範囲第1項
    記載の熱可塑性樹脂コンパウンドの製造方法。
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