JPS6378486A - 電子レンジ - Google Patents
電子レンジInfo
- Publication number
- JPS6378486A JPS6378486A JP22312386A JP22312386A JPS6378486A JP S6378486 A JPS6378486 A JP S6378486A JP 22312386 A JP22312386 A JP 22312386A JP 22312386 A JP22312386 A JP 22312386A JP S6378486 A JPS6378486 A JP S6378486A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveguide
- microwave oven
- metal wall
- wavelength
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 17
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電子レンジにおいて、マグネトロンで発生し
たマイクロ波を加熱室へ導く構成に関し、マグネトロン
で発生した基本波成分以外の不要輻射成分を除去する手
段に関するものである。
たマイクロ波を加熱室へ導く構成に関し、マグネトロン
で発生した基本波成分以外の不要輻射成分を除去する手
段に関するものである。
従来の技術
電子レンジに使用されるマグネトロンは、基本波である
2 4 ts OMHz以外に巾広い周波数帯にわたり
不要輻射成分を有し、これを加熱室を通じて外部に漏洩
させないことが必要である。
2 4 ts OMHz以外に巾広い周波数帯にわたり
不要輻射成分を有し、これを加熱室を通じて外部に漏洩
させないことが必要である。
一般に電子レンジに使用されている導波管は第5図に示
すような断面形状を有し、長辺a、矩辺すはそれぞれ使
用するマイクロ波2450MH2の自由空間波長λに対
し、a〉λ/2.b(λ/2となるように設定され、T
Elo という基本モードのみが伝播するようになって
いる。
すような断面形状を有し、長辺a、矩辺すはそれぞれ使
用するマイクロ波2450MH2の自由空間波長λに対
し、a〉λ/2.b(λ/2となるように設定され、T
Elo という基本モードのみが伝播するようになって
いる。
発明が解決しようとする問題点
しかし、上述のようにマグネトロンは広範囲な周波数領
域に雑音成分を有しており、2450MH2より低い2
200 MHz 〜2300 MHz近傍にもしばしば
高いノイズ成分を有することがあり、現在一般に使用さ
れている導波管は管内波長や伝送損失の関係から長辺a
が90mm前後の値を使用されることが多く、こうした
ノイズ成分も加熱室内へ伝送され、最終的にはドアとの
すき間のようにどうしても避けられない間隙部分等から
外部に漏洩してしまう。
域に雑音成分を有しており、2450MH2より低い2
200 MHz 〜2300 MHz近傍にもしばしば
高いノイズ成分を有することがあり、現在一般に使用さ
れている導波管は管内波長や伝送損失の関係から長辺a
が90mm前後の値を使用されることが多く、こうした
ノイズ成分も加熱室内へ伝送され、最終的にはドアとの
すき間のようにどうしても避けられない間隙部分等から
外部に漏洩してしまう。
基本周波数2450MHzに近い2200〜2300M
E(Z前後のノイズ成分のT子しンジ機体外への放射の
低減を目的とする。
E(Z前後のノイズ成分のT子しンジ機体外への放射の
低減を目的とする。
問題点を解決するための手段
上記の問題を解決する手段として、本発明の電子レンジ
はマグネトロンで発生したマイクロ波を伝送する矩形導
波管の管内に、矩辺を構成する壁面に略平行で、長辺を
構成する両壁面に達する金属壁を導波管伝播方向全長の
内の一部に設け、前記金属壁と矩辺を構成するいずれか
一方の壁面との距離を、使用する基本波の波長λの%以
上とすることにより、基本波以下の周波数を有する不要
輻射の加熱室内への伝播を阻止したものである。
はマグネトロンで発生したマイクロ波を伝送する矩形導
波管の管内に、矩辺を構成する壁面に略平行で、長辺を
構成する両壁面に達する金属壁を導波管伝播方向全長の
内の一部に設け、前記金属壁と矩辺を構成するいずれか
一方の壁面との距離を、使用する基本波の波長λの%以
上とすることにより、基本波以下の周波数を有する不要
輻射の加熱室内への伝播を阻止したものである。
作 用
金属壁と矩辺側壁面との距離は基本波2450MHzの
波長λの%以上でノイズ成分のある例えば23σN比の
波長λの%以下に設定すれば、基本波は伝播するが、2
300MHz以下のノイズ成分は遮断され、ノイズの漏
洩が防止できる。
波長λの%以上でノイズ成分のある例えば23σN比の
波長λの%以下に設定すれば、基本波は伝播するが、2
300MHz以下のノイズ成分は遮断され、ノイズの漏
洩が防止できる。
一方、金属壁は導波管全長の一部に入っているだけであ
るので、導波管の長辺aを基本波λのと6より十分大き
く、例えば90wn前後に設定しておけば、管内波長は
ほぼ自由空間波長に比してほとんど長くならず、従って
、位相を始めとするインピーダンス調整も容易で、又伝
送損失も少ない。
るので、導波管の長辺aを基本波λのと6より十分大き
く、例えば90wn前後に設定しておけば、管内波長は
ほぼ自由空間波長に比してほとんど長くならず、従って
、位相を始めとするインピーダンス調整も容易で、又伝
送損失も少ない。
実施例
以下、本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明よりなる電子レンジの要部断面図、第2
図は導波管部分の断面斜視図、第3図は導波管の断面図
である。第1図、第2図、第3図において、1はマグネ
トロン、4は加熱室、2はマグネトロン1と加熱室4を
連結する矩形導波管、3は矩形導波管2内洗設けられた
金属壁で、この金属壁3は導波管の矩辺を構成する壁面
2b、2b′に略平行で、長辺を構成する両壁面2 a
、 2a’に達し、導波管伝播方向へは全長の一部の
長さlを有している。導波管2の長辺の長さをal、導
波管矩辺2bと金属壁3との距離をa2とすると、例え
ばa90Km 、 a 2=64Wm + l= 42
rrrmに設定され一 る0 上記構成において、マグネトロン1のアンテナ6から導
波管2の中に放射されたマ・イクロ波は、導波管開口6
を通じて加熱室4内に導かれるが、このときの周波数と
伝送特性の関係を説明するために第4図が用いられる。
図は導波管部分の断面斜視図、第3図は導波管の断面図
である。第1図、第2図、第3図において、1はマグネ
トロン、4は加熱室、2はマグネトロン1と加熱室4を
連結する矩形導波管、3は矩形導波管2内洗設けられた
金属壁で、この金属壁3は導波管の矩辺を構成する壁面
2b、2b′に略平行で、長辺を構成する両壁面2 a
、 2a’に達し、導波管伝播方向へは全長の一部の
長さlを有している。導波管2の長辺の長さをal、導
波管矩辺2bと金属壁3との距離をa2とすると、例え
ばa90Km 、 a 2=64Wm + l= 42
rrrmに設定され一 る0 上記構成において、マグネトロン1のアンテナ6から導
波管2の中に放射されたマ・イクロ波は、導波管開口6
を通じて加熱室4内に導かれるが、このときの周波数と
伝送特性の関係を説明するために第4図が用いられる。
第1図は、矩形導波管において、周波数fと管内波長λ
9の関係を示したもので、それぞれ遮断周波数fCと自
由空間波長λで規格化されている。第4図は、周波数f
が遮断周波数f。に近づくと急激に管内波長λ9が増大
し、f に一致するとλ9が無限大となってもはやその
周波数以上の電波は伝播しなくなることを示している。
9の関係を示したもので、それぞれ遮断周波数fCと自
由空間波長λで規格化されている。第4図は、周波数f
が遮断周波数f。に近づくと急激に管内波長λ9が増大
し、f に一致するとλ9が無限大となってもはやその
周波数以上の電波は伝播しなくなることを示している。
さて上記構成において、金属壁3のある区間の導波管2
の遮断周波数は、金属壁3と導波管矩辺2bとの距離と
で決まるが、a 2 ”” 64Trrrnとすれば
、f c’= 2350MHzがこの部分の遮断周波数
となる。従ってf舛2350MHz 以下の雑音成分
け、導波管の伝播方向に指数関数的に減衰し、導波管開
口6側へは伝播しない。一方加熱に使用される基本波2
450MHzは、遮断周波数以上で減衰せずに伝播する
。ここで重要なことは、この金属壁3のある区間での基
本波2450MHzの管内波長λ9は、fC/f==2
35072450=0.96であるから、第4図より自
由空間波長λの約3.6倍、すなわちλ9’=430m
mという大きな値となるが、これ以外の部分では、遮断
周波数f。がa1=90mmで決まるf c舛1670
MHZであるため、7’c/f:1670/ 245C
1’=O、−rとなり、第4図より自由空間波長λの約
1.6 倍程度、すなわちλg台180wnと短かいこ
とである。
の遮断周波数は、金属壁3と導波管矩辺2bとの距離と
で決まるが、a 2 ”” 64Trrrnとすれば
、f c’= 2350MHzがこの部分の遮断周波数
となる。従ってf舛2350MHz 以下の雑音成分
け、導波管の伝播方向に指数関数的に減衰し、導波管開
口6側へは伝播しない。一方加熱に使用される基本波2
450MHzは、遮断周波数以上で減衰せずに伝播する
。ここで重要なことは、この金属壁3のある区間での基
本波2450MHzの管内波長λ9は、fC/f==2
35072450=0.96であるから、第4図より自
由空間波長λの約3.6倍、すなわちλ9’=430m
mという大きな値となるが、これ以外の部分では、遮断
周波数f。がa1=90mmで決まるf c舛1670
MHZであるため、7’c/f:1670/ 245C
1’=O、−rとなり、第4図より自由空間波長λの約
1.6 倍程度、すなわちλg台180wnと短かいこ
とである。
すなわち本発明の構成によれば、矩形導波管の遮断特性
を用いて基本波f=2460MHz に極く近い周波数
の雑音成分を除去する一方で、マグネトロン1との結合
部及び加熱室開口6近傍では、十分広い導波管中を維持
し、管内波長λ9の増大により位相を始めとするインピ
ーダンス調整が困難となることを防ぐと共に、遮断周波
数近くで生じる伝送損失の増大による効率の低下も最小
限に抑えることを可能としている。さ、らに金属壁3の
長さlは管内波長の略%とし反射の発生を抑えている。
を用いて基本波f=2460MHz に極く近い周波数
の雑音成分を除去する一方で、マグネトロン1との結合
部及び加熱室開口6近傍では、十分広い導波管中を維持
し、管内波長λ9の増大により位相を始めとするインピ
ーダンス調整が困難となることを防ぐと共に、遮断周波
数近くで生じる伝送損失の増大による効率の低下も最小
限に抑えることを可能としている。さ、らに金属壁3の
長さlは管内波長の略%とし反射の発生を抑えている。
発明の効果
以上のように本発明の電子レンジによれば次の効果が得
られる。
られる。
(1)導波管内に設けた金属壁により、導波管の遮断周
波数を基本周波数の極近傍まで高めるこkができ、よっ
て従来除去困雅であった220CMHz〜2300MH
z前後に存在するノイズ成分の漏洩防止を可能とした。
波数を基本周波数の極近傍まで高めるこkができ、よっ
て従来除去困雅であった220CMHz〜2300MH
z前後に存在するノイズ成分の漏洩防止を可能とした。
(2)さらに、上記効果にかかわらず、金属壁を導波管
全長の一部限定した区間に設けているので、金属壁の無
い部分では遮断周波数は低く、従って管内波長は自由空
間波長に比較してそれほど大きくならないように設定で
きるので、マグネトロンから導波管開口までの位相の調
整といっだインピーダンスの調整も容易であり、又一般
に遮断周波数に近づいたら生ずる伝送損失・・。
全長の一部限定した区間に設けているので、金属壁の無
い部分では遮断周波数は低く、従って管内波長は自由空
間波長に比較してそれほど大きくならないように設定で
きるので、マグネトロンから導波管開口までの位相の調
整といっだインピーダンスの調整も容易であり、又一般
に遮断周波数に近づいたら生ずる伝送損失・・。
の増大も最小限度に抑えることができる。
第1図は本発明よりなる電子レンジの要部断面、第2図
はその導波管一部切欠斜視図、第3図は同導波管の断面
図、第4図は矩形導波管における周波数fと管内波数λ
9との関係を示す特性図、第6図は従来の電子レンジの
導波管断面図である。 1・・・・・・マグネトロン、2・・・・・・導波管、
3・・・・・・金属壁、4・・・・・・加熱室、6・・
・・・・導波管開口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/
−一−マグネトロン 第1図 3= 金属壁第2図 第 4 図
はその導波管一部切欠斜視図、第3図は同導波管の断面
図、第4図は矩形導波管における周波数fと管内波数λ
9との関係を示す特性図、第6図は従来の電子レンジの
導波管断面図である。 1・・・・・・マグネトロン、2・・・・・・導波管、
3・・・・・・金属壁、4・・・・・・加熱室、6・・
・・・・導波管開口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/
−一−マグネトロン 第1図 3= 金属壁第2図 第 4 図
Claims (1)
- 加熱室と、高周波発振器と、前記加熱室へ前記高周波発
振器で発生したマイクロ波を伝送する矩形導波管からな
り、この導波管は、導波管内に矩辺を構成する壁面に略
平行で長辺を構成する両壁面に達する金属壁を導波管伝
播方向全長の内の一部に設け、前記金属壁と矩辺を構成
するいずれか一方の壁面との距離を使用するマイクロ波
の波長λの2分の1以上とした電子レンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61223123A JPH0675431B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 電子レンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61223123A JPH0675431B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 電子レンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6378486A true JPS6378486A (ja) | 1988-04-08 |
JPH0675431B2 JPH0675431B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16793174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61223123A Expired - Lifetime JPH0675431B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 電子レンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0675431B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53122958A (en) * | 1977-04-04 | 1978-10-26 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | High frequency heating apparatus |
JPS53122957A (en) * | 1977-04-04 | 1978-10-26 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | High frequency heating apparatus |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP61223123A patent/JPH0675431B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53122958A (en) * | 1977-04-04 | 1978-10-26 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | High frequency heating apparatus |
JPS53122957A (en) * | 1977-04-04 | 1978-10-26 | Hitachi Heating Appliance Co Ltd | High frequency heating apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0675431B2 (ja) | 1994-09-21 |
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