JPS6377562A - 塗装装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、静電ガン自体に高圧発生器を内蔵したロー
タリー自動式の塗装装置に関するもので、これを用いる
ことにより、静電ガンへの供給電源は直流２４Ｖの低圧
′ｉ￥を源でよいので、従来、塗料の絶縁が困難であっ
たため、実現できなかった静電ガンによるロータリー自
動塗装機を業界へ堤供できるようになった。

（従来技術） 従来、静電ガン付きの塗装機は高圧ケーブルを使用した
手吹き式塗装機、レシプロ式自動塗装機または固定式塗
装機に限られていて、ロータリ一式の自動塗装機は高圧
電源の供給が塗料の絶縁が困難のため、危険であり、実
現されなかった。

（発明が解決しようとする問題点） このように、高圧の電源をロータリ一式の塗装装置に供
給するには、塗料の絶縁の手段がないため、きわめて危
険であり、低圧の電源を装置に供給し、ガンの先端にお
いて高圧に変換する装置の出現が望まれていた。

（問題を解決するための手段） この発明は、上述の問題点を解決するため、静電ガン自
体に高圧発生器を内蔵させ、静電ガン・＼の供給電源と
直流２４Ｖの低圧電源でよいため、塗料の絶縁は不要と
なり、ロータリ一式塗装装置による静電塗装が可能とな
った。

（作用） 本発明の作用を実施例１の図に基づいて説明すると、第
３図に示すように、塗装ブース２の上部に架設した主軸
架台４に設けた主軸駆動モーター１９を馬区動させると
、チェーンホイール２１．２２およびチェーン２３を介
して主軸架台４に回転自在に垂設した主軸６が回転し、
主軸６の下端に水平に取り付けた主軸駆動円盤１２が水
平回転する。主軸駆動円盤１２の両端に回転自在に垂設
した副軸１３は主軸６の回りに大回転すると同時に、主
軸駆動円盤１２上に設けた副軸駆動モーター１４が駆動
し、傘歯車装置１５、ヘルドプーリー１６．１７、ベル
ト１８を介して副軸１３が小回転し、副軸１３の下端に
取り付けられたガンの取付桿２９のそれぞれの両端に取
り付けられた各一対の静電自動ガン３０は、前記塗装ブ
ース２中を走行する被塗装物采送コンベア３１の上方で
主軸駆動円盤１２により大回転をしながら副軸１３の回
転と合わせて複合回転をする。

このとき、前記主軸６および副軸１３の上部に設けた塗
料ロータリージヨイント１０．１１及び２７．２８を介
して下端の静電自動ガン３０から主軸６および副軸１３
上のエアーロータリージヨイント９．２６を介して圧送
されるエアーにより、塗料が噴射される。さらにこのと
き、主軸６および副軸１３の中間に設けた集電装置８．
２４を介して副軸駆動モーター１４および静電自動ガン
３０に内蔵された高圧発生器（図示略）への直流２４■
の低圧電源が供給されるので、静電気を帯びた噴射塗粒
は前記被塗装物搬送コンベア３１上を搬送されてくる被
塗装物Ｗ上に静電塗装される。

副軸１３の下端の取付桿２９の下端に取り付けられた公
知の高圧発生器を内蔵した静電自動ガン３０までは低圧
の直流２４Ｖの電源で供給されるので、塗料の絶縁の必
要はなく、安全である。

実施例２の作用については、静電自動ガン４９が単一回
転するだけで、他の作用は実施例１と同様である。

（実施例） 本願発明の構成を実施例の図に基づいて説明する。

実施例１゜ 第１図に示すように、塗装装置１は、塗装ブース２の天
井３の上部に架設した主軸架台４のほぼ中央に主軸軸受
５を垂設し、この主軸軸受５に主軸６を回転自在に支承
し、この主軸６の上部に、後述の電源用ロータリージヨ
イント７を内蔵した集電装置８、エアーロータリージヨ
イント９および塗料ロータリージヨイント１０．同１１
を順次に取り付け、前記主軸６の下端に主軸駆動口ｇ１
２を水平に固設し、この主軸駆動円盤１２の両端部に副
軸１３，１３を回転自在に設け、この副軸１３．１３を
前記主軸駆動円盤１２上に設けた副軸駆動モーター１４
、傘歯車装置１５．プーリー１６．１７およびベルト１
８を介してそれぞれ副動回転自在とし、前記主軸架台４
上に主軸駆動モーター１９を設置し、別の傘歯車装置２
０．チェーンホイール２１．２２およびチェーン２３を
介して主軸６を主動回転自在とする。

前記副軸１３，１３のそれぞれに別の集電装置２４、信
号エアー用エアーロータリージヨイント２５、吹付角エ
アーロータリージヨイント２６および塗料ロータリージ
ヨイント２７．２８を順次に取り付け、この副軸１３，
１３のそれぞれの下端にガンの取付界２９を固設し、こ
の取付界２９．２９のそれぞれの両端に公知の高圧発生
器（図示路）を内蔵した静電自動ガン３０．３０をそれ
ぞれ取り付ける。

前記静電自動ガン３０の下方の前記塗装ブース２内を、
被塗装物Ｗを搬送する被塗装物搬送コンベア３１を走行
自在に配置する。図中３２は排気装置を示す。

次に前記電源用ロータリージヨイント７をさらに詳述す
ると、第２図に示すように、主軸架台４に固設した前記
主軸軸受５と、上方へ前記集電装置８の外筒３３の上端
に設けた軸受３４とにより垂直に回転自在に保持し、こ
の外筒３３に外方より内部に向けて取り付けた電極３５
．３５が主軸６の絶縁カラー３６の受電環部３７に回転
摺動自在とする。

実施例２゜ 第４図乃至第６図に示すように、別の実施例の塗装装置
３８は、透明ガラス窓３９を有する密閉型塗装ブース４
０の下部に水平に貫通させて走行するコンベア４１を配
設し、この密閉型塗装ブース４０の天井４２のほぼ中央
に軸受４３により回転自在に垂設した回転軸４４の天井
４２より上方の突出端にエアーを供給するロータリージ
ヨイント４５を設け、その下方に電源を供給する電源用
ロータリージヨイント（図示路）を内蔵した集電装置４
６を設け、この回転軸４４の密閉型塗装ブース４０内の
上部に水平に回転アーム４７を複数個放射状に水平回転
自在に取り付け、この回転アーム４７の両端から垂下さ
せた取付界４８の下端に高圧発生機内蔵の静電自動ガン
４９を前記コンベアケーブル４１の上方に角度調節自在
に取り付け、回転軸４４の下端には塗料ロータリージヨ
イント５０を設ける。

図中、５１はロータリー駆動用モーター、５２はコンベ
ア４１の駆動装置、５３は排気ファン、５４は排気ファ
ン駆動モーター、５５は排気ダクト、５６は排気量調整
弁、５７は制′４ｒｎ　ＦＡを示す。

（効果） 本発明はロータリ一式自動塗装装置に静電ガンを装着し
て直流２４Ｖの低圧電源により安全にロータリ一式塗装
が可能となったので、塗料の塗着効率が従来は２５％〜
３０％であったものが本考案では７０％〜８０％と著し
く増大したため、塗料の大幅な節約が可能となった。

また静電効果により補正吹きが不要となった。

さらにまた、複動式のため、凹凸部分の塗装が容易にな
り、生産性向上の効果は極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の路線側面図、第２図は本発明
の実施例に使用される主軸の集電装置の拡大縦断面図、
第３図は実施例１の作用説明側面図、第４図は実施例２
の部分断面側面図、第５図は同、部分断面正面図、第６
図は同、平面図である。 （主要部分の符号の説明） ｌ：塗装装置（実施例１）２：塗装ブース４：主軸架台
　　　　　　５：主軸軸受６：主軸 ７：電源用ロータリージヨイント ８：集電装置（主軸） ９：エアーロータリージヨイント（主軸）１０　：？ｉ
４料ロータリージヨイント（主軸）１１：　　　　　　
　　　　　　　（〃）１２；主軸駆動円盤　　　１３：
副軸 １４：副軸駆動モーター １９：主軸駆動モーター ２４：集電装置（副軸） ２５：信号用エアーロータリージヨイント２６：吹付用
エアーロータリージヨイント２７：塗料ロータリージヨ
イント（副軸）２８：　　　　　　　　　　　　　　（
〃）２９：取付枠　　　　　　３０：静電自動ガン３１
：被塗装物搬送コンベア ３５：電極　　　　　　　３６：絶縁カラー３７：受電
環部 ３８：塗装装置（実施例２） ４０：密閉式塗装ブース ４１：コンベアケーブル ４４：回転軸）実施例２） ４５；エアー用ロータリージヨイント（実施例２）４６
：集電装置（実施例２） ４７：回転アーム ４９：静電自動ガン（実施例２） ５０：ロータリージョイ°ント（実施例２）Ｗ：被塗装
物

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）下部に被塗装物搬送用コンベアを水平に貫通させ
   た密閉型のブースのほぼ中央に回転軸を垂設し、この回
   転軸に塗料およびエアーの供給用ロータリージョイント
   と電源を供給する集電装置を設け、この回転軸のブース
   内の上方に直角方向に回転アームまたは回転盤を水平回
   動自在に取り付け、この回転アームまたは回転盤の先端
   に垂下した取付桿の下端の前記コンベアの上方に高圧発
   生器内蔵型の静電自動ガンを設けたことを特徴とする塗
   装装置。
2. （２）塗装ブースの上部の主軸架台上の主軸駆動モータ
   ーにより駆動回転する主軸を垂設し、この主軸の下端に
   固定した水平回転自在の主軸駆動円盤の端部に複数個の
   副軸を主軸駆動円盤上の副軸駆動モーターにより垂直回
   転自在とし、これら副軸の下端に取付桿を介して、高圧
   発生器を内蔵した静電自動ガンの先端を、前記塗装ブー
   ス内を走行する被塗装物搬送コンベアの上面に向けて取
   り付け、前記主軸および副軸に電源用ロータリージョイ
   ントを内蔵した集電装置と、エアーロータリージョイン
   トおよび塗料ロータリージョイントを設け、前記静電自
   動ガン内の高圧発生器に低圧電源を供給する電源供給装
   置を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の塗装装置。
3. （３）密閉型塗装ブースの下部にコンベアを水平に貫通
   させ、密閉型塗装ブースの天井のほぼ中央に回転軸を軸
   受により回転自在に垂設し、この回転軸の上方の天井か
   らの突出端に塗料およびエアーを供給するロータリージ
   ョイントを、その下方に電源を供給する集電装置を取り
   付け、前記回転軸の密閉型塗装ブース内の上方に１乃至
   数本の回転アームを水平に固定し、この回転アームの両
   端に垂下した取付桿の下端に高圧発生器内蔵型静電自動
   ガンをそれぞれ取り付け、この回転軸の下端にもロータ
   リージョイントを取り付け、密閉型塗装ブースに排気ダ
   クトを介して排気ファンを設けたことを特徴とした特許
   請求の範囲第１項記載の塗装装置。