JPS6375643A - 米のアミロ−スまたはアミロペクチンの含有量測定方法 - Google Patents

米のアミロ−スまたはアミロペクチンの含有量測定方法

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JPS6375643A
JPS6375643A JP61222493A JP22249386A JPS6375643A JP S6375643 A JPS6375643 A JP S6375643A JP 61222493 A JP61222493 A JP 61222493A JP 22249386 A JP22249386 A JP 22249386A JP S6375643 A JPS6375643 A JP S6375643A
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Toshihiko Satake
佐竹 利彦
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Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、米の食味を左右する成分の一部をな1澱粉質
に占めるアミロースまたはアミ[コペクチンの含有量を
測定する方法に関する。
従来技術とその問題点 米の食味は、品種の選択、生産地、栽培方法。
収穫方法等の生産段階で決定されるもの、あるいは、乾
燥、貯蔵、精米加工等の収穫後の加工処理段階で決定さ
れるもの、また炊飯加工時に影響を受けるものと多岐に
亘るものであるが、最も大きな影響を受けるのは生産段
階であり、次いで加工処理段階である。
一般的に、食味の良い銘柄として人気の高いのは、コシ
ヒカリ、サザニシキであるが、これ等の食味が良いとす
る主要素は、他の一般銘柄米に比べて澱粉質に占めるア
ミロースの含有量が少ないことにある。勿論、同一銘柄
であれば澱粉質に占めるアミ1コースの含有量が同一で
あるというものではなく、栽培された産地の条件く土質
、水質)によっても、また気象条f’t(気温1日照時
間、降雨等)によってもS有量は変化するものであるか
ら、たとえ前年度の食味評価が高かったとしても、今年
度収穫される米の食味が前年度と同一であるという保証
はなく、過去に調査した食味のデータを頼りとして米の
買い付け、あるいは配合を決定することは、必ずしも合
理的な米の管理ということができない。
−例として、各銘柄米の標準精白度白米に含有するア・
ミロースは下記表の通りである。
(アミロースの含有量は澱粉質100%に対する比率を
示ず) そこで、特定の有名銘柄のみにとられれず、化学的に米
のアミロースまたはアミロペクチンの含有量を分析して
食味の判定を行い、一般銘柄米から良品質の米を見出す
とともに、食味評価の低位ランク米の食味をいかに向上
させるかというテーマが生まれる。通常、精米工場では
単一銘柄米のみを確保することが難しく、数種銘柄の米
を配合して精米がなされており、この食味評価の上位ラ
ンク米と低位ランク米とが適度に配合されて食味の安定
した精白米が′a通しでいるものであるが、これ等は銘
柄と産地との組合せをWJに頼って処理がなされている
のが実情であり、化学的な裏付けがないために食味が一
様でなく度々消費者から苦情が提起されるものであった
従来、米飯の食味の評価方法として、実際に食して官能
的に評価する官能検査、あるいは物理的測定によって粘
度や硬さを測定し食味を評価する方法があり、装置とし
てはブラベンダーアミログラフやテクスチュロメータ−
などがある。また、化学的に含有成分を測定して食味を
評価する方法もあるが、いずれの方法も測定にかなりの
熟練を要し、バラツキも大きく、測定に長時間を要する
という問題点があった。
一方、うるち米〈一般白米)にモチ米を若干量加えて炊
飯すると食味がよくなると旧来より言い伝えられている
が、このことは、モチ米を加えることにより米飯の粘性
が増大して食味感覚が向上、するためである。前述した
ように、澱粉質に占めるアミロースの含有量が多いと食
味は低下する傾向となるが、澱粉質はアミー−スとアミ
ロペクチンとによって構成されているから、アミロース
の含有量が20%であるならアミロペクチンの含有量は
80%ということになる。モチ米の澱粉質に占めるアミ
ロペクチンの含有量は100%であるので、一般うるち
米のアミロペクチンの含有量が78%程度であるものに
モチ米を若干量混入すれば、アミロペクチン含有量の多
い米の食味とほぼ同等に食味が向上するものである。し
かし、アミロペクチン含有量が適度を越すと、粘性が強
すぎて米飯として逆に食味の感覚を低下するものである
発明の目的 本発明は、従来技術の問題点を解消するために、米の食
味を左右する主要成分の一部をなす澱粉中のアミロース
またはアミロペクチンの含有量を容易かつ正確に測定す
る方法を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、190(>nm〜
2500nll波長域の任意の単一波長帯または任意の
複数の波長帯の近赤外線を、順次試料に照射して得られ
る反射光量または透過光量または反射光量と透過光量の
組み合わせによって、米に含有される澱粉中のアミロー
スまたはアミロペクチンの含有量を検出する受光素子を
設け、該受光素子を信号処理装置、記憶装置、演算装置
等を備えた制御I表装置電気的に連結し、かつ前記受光
素子の任意単一波長帯または任意の複数の波長帯の近赤
外線のそれぞれに対応する検出値に対して、前記アミロ
ースまたはアミロペクチンの含有量測定値に換算する換
算係数値を前記記憶装置に設定し、アミロースまたはア
ミロペクチンの含有量を測定するものである。
第9図実験例に示すとおり、近赤外線のうち、短波長域
である1900nlll以下の波長域は低吸光度域であ
り、アミロース含有Mの差に対して吸光度差が微差であ
るが、1900nmを分岐点として高吸光度域に移行す
るので、1900nm以上の特定波長でアミロース含有
量差が吸光度差に顕著に表れる。実線Aはアミロース含
有量が21,4%の日本晴、一点鎖線Bは19,9%の
コシヒカリ、破線Cは23.2%のイシカリである。ゆ
えに、1900nm〜2500nmの波長域の近赤外線
は、アミロース含有量差が微差でおっても含有量測定を
可能とする。そして、第9図に示す吸光度差を表す式は
基準反射光filoに対する試料からの反射光量Iの比
の常用対数である。また、穀物中の水の含有量差が吸光
度差として顕著に現れる1940nmの波長帯は、アミ
ロースまたはアミロペクチンの含有量の換算時に除外さ
れる場合もある。
実施例 本出願の実施例を第1図〜第9図により説明する。
(第1図、第2図参照)符号1で示す赤外線分光分析装
置のキャビネット2の上部には光源4と反9A鏡5を関
連的に配設し、反射鏡5の前面には複数個の特定波長の
フィルター6・・・を設ける。フィルター6・・・を電
動Ia10に連結して電動110は照射光軸と任意のフ
ィルターの交差角度を任意に設定可能としである。積分
球7の上部にはスリット3の隙間を通過した特定波長の
近赤外線を取り入れる窓8を設けである。
積分球7の下方内部に反射光量検出器9A、9Bを対称
な位置に設け、積分球7の底部を開口して測定部11と
し、測定部11に透明板12を設け、その下方に透過光
量検出器9Cを配設しである。キャビネット2内部の側
方には試料供給装置13を配設する。試料供給装置13
は、キャビネット2の上壁−側部14を開口して供給ホ
ッパー15を装着し、ホッパー15の開口部16を開閉
するシャッター17をスライド自在に設け、シャッター
17に電磁石18を連結し、側壁にレベル計19を装着
しである。ホッパー15の下部に多数の鋭利な突部を有
する一対のローラー20.21を対向回転自在に軸架し
、さらにその下方に表面を平滑面とした一対の細粉用ロ
ーラー22.23を対向回転自在に軸架し1.粉砕室2
4内部の前記ローラー20゜21.22.23に対面し
て電磁弁を備えた噴射ノズルとローラーに接触する弾性
材とからなる清棉装置25A〜25Dを設けである。
粉砕室24の下方部に粉砕粒の選別装置26を配設して
あり、選別装置26は、−側部に粗粒子排出口27を固
設した振動フレーム28を板バネ29により支架し、振
動フレーム28に多孔壁板30を装脱自在に設け、振動
フレーム28の側面31に近接して電磁石32を固設し
である。
選別装置26の下方に粉砕試料を充填する試料容器33
を設ける。(第1図、第3図参照)試料容器33は底壁
面を透光材とし、試料容器移動体34に装着した容器受
台35に設けた案内溝36に装脱自在としである。試料
容器33の移動機桶として、−側部にラック37を固設
した試料容器移動体34を中空軸とし該移動体34に断
面丸状の軌道軸38を挿入し、軌道軸38の一側部39
を回動用ハンドル40に他側部41を軸受台42に軸架
し、キャビネット2の底壁に固設した受台43に支点台
44を装着し、試料容器移動体34のラック37にモー
ター45に軸着した歯車46を係着し、モータ一台47
にモーター45を装着したその端部を試料容器移動体3
4に遊嵌すると共に、モータ一台47と支点台44とに
ロッドが伸縮する電磁石48を回動自在に連結しである
。49は、試料容器33上の粉砕試料を圧縮充填すると
共に、過量試料を取除くための試料充填器となず回転ロ
ーラー、50は試料容器33の位置を充填部に設定する
ための充填部位置センサー、51は試料容器33の位置
を測定部に設定するための測定部位置センサーであり、
センサー51ど透過光量検出器9Cのそれぞれはモータ
45に固着した支持杆に装着しである。63は、ローラ
ー20.21.22.23および回転ローラー49を回
転駆動する’;63 (IJ 磯である。52は試料容
器33内から試料を噴風により排除させると共に清掃を
行う噴射ノズル、53は不要試料を受取る受1箱、54
Aは透明板12に接離して清掃する試料容器移動体34
に固設した清局器であり、54Bは透過光量検出器9C
の表面を清h■する清帰器である。試料容器33の凹部
側壁には試料温度を検出するザーミスタを埋設して温度
検出器65とし、温度検出器65に連結した端子66を
試料容器33の外側壁から突出させ、積分球7の外側部
に温度検出器65の端子66の圧着部67を設けてあり
、圧着部67は後述する制御装置59に電気的に連結し
である。
(第1図、第3図参照)キャビネット2の前面部には表
示器55Aよりなる表示装置55.操作用ボタン56・
・・1手動操作ボタン56A、自動操作ボタン56B、
透過光量測定選択ボタン56C1反射・透過併用選択ボ
タン56Dのそれぞれを設ける。58はプリンター、5
9は制御装置であり、米の食味を左右する成分の分析値
に演算する成分分析係数値、温度設定値、温度補正値を
設定した記憶装置61と、演算装置60と、信号処理装
置62等を備えている。
(第4図参照)57は、キャビネット2の前面間口部に
設けた試料の外部供給部である。
次に、第5図により制御装置59の構成につき説明する
。演算装置60.記憶装置61.信号処理装置62等か
らなる制御装置59の入力側には、反射光量検出器9A
、9B、透過光量検出器9G、レベル計191位置セン
サー50゜51、自動操作ボタン56B2反射・透過併
用選択ボタン56D、温度検出器65.キーボード64
のそれぞれを連結し、制御装置59の出力側には表示装
置55.プリンター58を連結し、また、光源4.電動
機10.63.電磁石18.32,48.モーター45
.清h]装置25A〜25D、噴射ノズル52のそれぞ
れは駆動装置68〜76のそれぞれを介して制御装置5
9の出力側に連結しである。
キーボード64から米の食味を左右する成分のアミロー
スまたはアミロペクチンの含有間に演算する成分分析係
数値、温度設定値、および温度補正値を制御装置5つの
記憶装置61に設定するか、あらかじめ前記記憶装置に
入力しである。くステップS+)。 アミロースの成分
分析係数値は多数の試料を化学定量分析法、たとえばヨ
ウ素呈色比色法やヨウ素電流滴定法を用いて測定された
含有量を基準とし、受光素子からの任意の検出値を信号
処理した値とを重回帰分析プログラムを利用して求めで
ある。
また、第7図に示すものは、−例として温度検出器65
の検出温度によりアミロースの測定値を補正する温度補
正値を示すものである。
次に、反射・透過光□□□測定併用選択ボタン56D、
自動操作ボタン56Bを押すとくステップS2)、近赤
外線成分分析装置1に通電され、光源4をONして、該
装置1を恒温に保持するために温度調節器77を作動さ
せ、(ステップS3)、温度検出器78の信号で(ステ
ップS4)、電動機63がONしてローラー20,21
.22.23および回転ローラー49それぞれを回転さ
せ(ステップS4)、次いで電磁石32に通電して振動
フレーム28を振動させる(ステップSa)。試料容器
33が試料の充填位置に所在していることを充填部位置
センサー50が検出しくステップS7)、次に供給ホッ
パー15に試料が供給されているかを、レベル計19が
検出し、(ステップS8)、電磁石18がONLでシャ
ッター17を開成して試料を流出させる(ステップS9
)。ローラー20゜21間を通過して粉砕した試料をざ
らに細粉用ローラー22.23間に通過させて微粒子に
粉砕しくステップSI)、粉砕された試料は振動する多
孔壁板30上に流下して粒選別作用を受ける(ステップ
$11)。多孔壁板3oの通孔を貫通した粒子は試料容
器33上に流下し、試料容器33上に盛上がって過mと
なった試料は受箱53に流下し、多孔壁板3o上に残留
する粗粒子は粗粒子排出口27を介して受箱53に流出
する(ステップ512)。
供給ホッパー15内に供給された試料が完全に排出され
たことを検出したレベル計19の信号により(ステップ
S 13 ) 、モーター45を作動して試料容器移動
体34を移動させる。その移動過程中において、試料容
器33に盛上がった試料を回転ローラー49により試料
容器33に圧縮充填するとともに、上面を平坦面として
過量の試料を受箱53に流出させ、試料容器33が測定
部11下部の所定位置に到達したことを測定部位置セン
サー51が検知するとモーター45の作動を停止しくス
テップ514)、その停止信号によって近赤外線成分分
析装置1の測定が開始される。
先ず、指定した任意の波長帯のフィルター6を選定する
ために電動110を作動する。光源4からの照射光を、
指定したフィルター6を介して反射鏡5から近赤外線を
試料容器33内の試料に照射し、試料を透過した透過光
量を検出する透過光量検出器9Cの検出信号を制御装置
59に連絡し、また、試料から積分球7に反射する反射
光■を反射光量検出器9A、9Bにより検出し、その検
出値を制御装置59に連絡する(ステップSp;、+a
)。また、複数の波長帯を測定する場合には各検出器9
A、9B、9Cの検出信号の連絡とともに電動110を
作動させフィルター6・・・の回動を順次行い、フィル
ター6・・・により得られる近赤外波長帯の特性から1
qられる透過光量と反射光間を検出して制!Il装置5
9に連絡する(ステップST7.+8)。なお、フィル
ター6・・・は上記の近赤外波長域においてそれぞれ±
1 onmの波長範囲を設けである。各フィルター6・
・・による検出が終了したかどうかを確認し、所定回数
でないなら所定回数に至るまで検出を行う(ステップ5
19)。
次に試料容器33内の試料温度を温度検出器65により
検出し、その検出値を端子66、圧着部67を介して制
御装置59に連絡し、(ステップ820,821>その
検出信号の入力終了により、モーター45と清掃装置2
5A〜25Dを作動し、清掃装置25A〜25Dにより
各ローラー20.21.22.23の周面を高圧空気の
噴射により清掃しくステップ522)、またモーター4
5により試料容器移動体33を粉砕室24方向に移動さ
せ、充填部位置センサー50が試料容器33が所定位置
に到達したことを検出するとモーター45の作動を停止
する(ステップ523)。試料容器移動体34の移動過
程において、清掃器54Aが測定部11下部の透囲板1
2を清掃する。タイマーT2の所定時間を経過すると清
掃装置25A〜25Dの作動を停止しくステップS24
.2S>、電磁石18の作動を停止して供給ホッパー1
5のシャッター17を閉成する(ステップSに〉。試料
容器33が充填部の所定位置に到達すると電磁石48を
作動し、軌道軸38を中心としてモーター45ごと試料
容器移動体34を90’反転させる。
このとき清棉器54Bが透過光量検出器9cに接触して
清掃する(ステップ521)。試料容器33に噴射ノズ
ル52が高圧空気を噴射して試料を排除するとともに試
料容器33を清掃する(ステップ528)。噴射ノズル
52が一定時間作動した後、噴射ノズルの作動を停止し
くステップ329.38)、電磁石48を停止して試料
容器移動体34を正常位置に復帰させて次回の試料測定
に備える(ステップ531)。制御装置5つの演算装置
60に連絡された透過光量検出器9C,反射光合検出器
9Δ、9Bのそれぞれの検出値と温度検出器65の温度
検出値により、米の食味を左右する成分のアミロースま
たはアミロペクチンの含有→が記憶装罫61に入力され
たそれぞれの成分分析係数値と、温度補正値で演算され
る。アミロースまたはアミロペクチンの含有間はキャビ
ネット2前面の表示器55Aにデジタル表示されるとと
も(2二、プリンター58により、自動的にプリントさ
れて繰出されろくステップ832〜534)。
また、手動操作ボタン56Aを操作して外部から試料を
試料容器33に充填して測定を行う場合には、回動用ハ
ンドル40を測定部11に向けて押込み、試料容器33
を外部供給部57から引出し、試料を試料容器に充填し
、上面部を平坦面に加圧した後試料容器33を容器受台
35の案内溝36に挿入し、試料容器33を測定部11
に装備して測定を行う。
含有量の検出値を正確に得るためには、試料容器に充填
する試料を小粒子に粉砕する必要があり、その粒子は5
00ミクロン以下とすべきであるが、篩選別により選別
された粗粒子を排除したものでは部分的な測定となり測
定誤差を招くから、粉砕作用を2回繰返すことが望まし
い。
以下に示す表は、含有間の真値を100%としたときの
試料を粉砕した粒子の大小と測定値の精度を示すもので
ある。
欄中の小数点を有する数値は精度表示のパーセント。
上記の表からも判所できるように、粒子の大きさによっ
て測定精度が異るので、測定精度は±0.5以下が望ま
しい。したがって、粉砕粒の選別装置26に使用する多
孔壁板3oの通孔は500ミクロン以下の粒子となるも
のを使用しなければならない。また、近赤外線成分分析
装置1の外で試料を粉砕し、その試料を外部供給部57
から測定部11に装備して測定する場合も同様に、粉砕
した粒子を篩選別して500ミクロン以下の粒子のみを
試料容器33に充填すると測定精度が確保できる。
なお、上記説明では、説明の都合上透過光量検出器9C
と反射光量検出器9A、9Bのそれぞれの検出値によっ
て測定を行うようにしたが、反射光量または透過光量の
いずれかで測定を行う場合もある。また、前記の通り、
澱粉質成分分析は、アミロースまたはアミロペクチンの
いずれかを測定すればよく、また、アミロースまたはア
ミロペクチンの検出値は必ずしも i o O%の純度
を要するものでないことは言うまでもない。また、温度
検出器をキャビネット内部あるいは外部に装着して気温
を検出することもある。
前記電動機10により、フィルター6と照射光軸は任意
の角度に設定可能であり、それは制御装置5つで制御さ
れる。照射光がフィルター6を直交して入射する時と任
意の角度で入射する時では透過する波長が異なり、入射
角が小さくなると短波長側にスライドする。1900n
m〜2500nmの近赤外線では一般的に70nm主波
長がスライドするので、連続的波長帯での測定を可能と
ならしめるために、フィルター6を任意の角度で停止で
きるように構成しである。なお、主波長とは透過する近
赤外線のうちのほぼ最大透過波長である。
そして、第8図に示すものは、近赤外線の連続的分光を
行う別実施例のブロック図であり、回折格子を利用した
分光素子79を使用している。光源からの照射光は集光
レンズ80により集光され一部の光がスリット81を通
過して入光ミラー82に照射される。入光ミラー82で
反射した光は反射鏡83によりさらに反射し、分光素子
79に任意の入射角度αで入射すると、受光ミラー84
で分光された任意の波長帯の近赤外線が得られる。分光
素子79を回動し、反射鏡83からの入射角度θを制御
して得られる、1900nm〜2500nmの波長域の
連続した近赤外線を必要に応じ前記近赤外線成分分析袋
@1に使用すれば連続的に走査した測定値が得られ、ま
た任意の波長帯を選択して測定することも可能である。
発明の効果 上記に説明した如く本発明によれば、1900nm〜2
500nmの高吸光度波長域の近赤外線を利用し、任意
の波長帯に分光した近赤外線を試料に照射して得られる
反射光量または透過光量または反射光量と透過光量の組
み合わせによって米の食味を左右する成分の一部をなす
澱粉中のアミロースまたはアミロペクチンの含有量を検
出する受光素子を設け、受光素子の検出値に対して含有
量測定値に換算する換算係数値を制御装置に設定し、ア
ミロースまたはアミロペクチンの含有間を測定するもの
であるから、従来、一部の専門家によって行われていた
煩わしく、長時間を要していた化学分析測定に対し、そ
の測定値が正確であると共に誰でもが容易にまた迅速に
測定できるので、旧来の勘に頼った食味予想や食味評価
のための官能試験等の時間ロスが省けるので、各種の次
行程作業と米の買い付は管理等を合理化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の実施例図である。 第1図は食味測定装置の正断面図、第2図は要部の拡大
断面図、第3図は要部の斜視図、第4図は装置の正面図
、第5図は制御装置の構成を示すブロック図、第6図は
制御装置の動作フロー図、第7図はアミロースの測定値
を補正する温度補正値を示した図、第8図は近赤外線の
連続的分光を行う別実施例のブロック図、第9図は実験
例を示すグラフである。 1・・・近赤外線成分分析装置、2・・・スリット、3
・・・近赤外線成分分析装置、4・・・光源、5・・・
反射鏡、6・−・フィルター、7・・・積分球、8・・
・窓、9A、9B・・・反射先組検出器、9C・・・透
過光量検出器、10・・・電動機、11・・・測定部、
12・・・透明板、13・・・試料供給装置、14・・
・−側部、15・・・供給ホッパー、16・・・開口部
、17・・・シャッター、18・・・電磁石、19・・
・レベル計、20.21・・・ローラー、22.23・
・・細粉用ローラー、24・・・粉砕室、25A〜25
D・・・清掃装置、26・・・選別装置、27・・・粗
粒子排出口、28・・・撮動フレーム、29・・・板バ
ネ、30・・・多孔壁板、31・・・側面、32・・・
電磁石、33・・・試料容器、34・・・試料容器移動
体、35・・・容器受台、36・・・案内溝、37・・
・ラック、38・・・軌道軸、39・・・−側部、40
・・・回転用ハンドル、41・・・他側部、42・・・
軸受台、43・・・受台、44・・・支点台、45・・
・モーター、46・・・歯車、47・・・モータ一台、
48・・・電磁石、4つ・・・回転ローラー、50・・
・充填部位置センサー、51・・・測定部位置センサー
、52・・・噴射ノズル、53・・・受箱、54.54
B・・・清掃器、55・・・表示装置、55△〜55D
・・・表示器、56・・・操作用押ボタン、56A・・
・手動操作ボタン、56B・・・自動操作ボタン、56
C・・・透過光b1測定選択ボタン、56D・・・反射
・透過併用選択ボタン、57・・・外部供給部、58・
・・プリンター、59・・・制御装置、60・・・演口
装置、61・・・記憶装置、62・・・信号処理装置、
63・・・電8機、64・・・キーボード、65・・・
温度検出器、66・・・端子、67・・・圧着部、68
〜76・・・駆動装置、77・・・温度調節器、78・
・・温度検出器、79・・・分光素子、80・・・集隷
レンズ、81・・・スリット、82・・・入光ミラー、
83・・・反射鏡、84・・・受光ミラー。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、1900〜2500nmの波長域の任意の単一
    波長帯または任意の複数の波長帯の近赤外線を順次試料
    に照射して得られる反射光量または透過光量または反射
    光量と透過光量の組み合わせによって米の主要成分の一
    部をなすアミロースまたはアミロペクチンの含有量を検
    出する受光素子を設け、該受光素子を信号処理装置、記
    憶装置、演算装置等を備えた制御装置に電気的に連結し
    て測定装置となし、かつ前記受光素子の前記単一波長帯
    または複数波長帯の近赤外線のそれぞれに対応する検出
    値に対して前記アミロースまたはアミロペクチンの含有
    量測定値に換算する換算係数値を前記記憶装置に設定し
    、アミロースまたはアミロペクチンの含有量を測定する
    ことを特徴とする米のアミロースまたはアミロペクチン
    の含有量測定方法。
  2. (2)、前記複数の波長は1900nm〜2500nm
    の波長域を連続的に走査するものである特許請求の範囲
    第(1)項記載の米のアミロースまたはアミロペクチン
    の含有量測定方法。
  3. (3)、前記単一の波長帯は1900〜2050nm、
    2050〜2150nm、2150〜2250nm、2
    250〜2350nm、2350〜2500nmのいず
    れか1つを主波長帯とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の米のアミロースまたはアミロペクチンの含有量測定
    方法。
  4. (4)、前記複数の波長帯は主波長帯が1900〜25
    00nmのいずれか2つ以上を用いる特許請求の範囲第
    (1)項記載の米のアミロースまたはアミロペクチンの
    含有量測定方法。
  5. (5)、前記試料を500ミクロン以下の粉末状粒子と
    した特許請求の範囲第(1)項〜第(4)項のいずれか
    に記載の米のアミロースまたはアミロペクチンの含有量
    測定方法。
  6. (6)、前記測定装置に温度検出器及び温度設定器を設
    け、設定温度に対応する温度調節器を設けて測定装置を
    恒温となして測定する特許請求の範囲第(1)項〜第(
    5)項のいずれかに記載の米のアミロースまたはアミロ
    ペクチンの含有量測定方法。
  7. (7)、前記試料の温度または気温で前記受光素子の検
    出値を補正する、特許請求の範囲第(1)項〜第(5)
    項のいずれかに記載の米のアミロースまたはアミロペク
    チンの含有量測定方法。
JP61222493A 1986-09-19 1986-09-19 米のアミロ−スまたはアミロペクチンの含有量測定方法 Pending JPS6375643A (ja)

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MX007978A MX169020B (es) 1986-09-19 1987-08-26 Aparato medidor del contenido de amilosa y/o amilopectina en el arroz
KR1019870010052A KR920004535B1 (ko) 1986-09-19 1987-09-10 쌀의 아밀로오스 및/또는 아밀로펙틴 함유량 측정장치
AU78420/87A AU588771B2 (en) 1986-09-19 1987-09-15 Measuring apparatus for amylose and/or amylopectin content in rice
EP87308181A EP0260942B1 (en) 1986-09-19 1987-09-16 Measuring apparatus for amylose and/or amylopectin content in rice
DE87308181T DE3786624T2 (de) 1986-09-19 1987-09-16 Vorrichtung zur Messung des Amylose- oder Amylopektingehalts in Reis.
US07/097,748 US4800280A (en) 1986-09-19 1987-09-17 Measuring apparatus for amylose and/or amylopectin content in rice

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111678608A (zh) * 2020-06-11 2020-09-18 上海卫星装备研究所 一种高精度腔体红外发射率测量系统及测量方法

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