JPS6375635A - 動電型振動試験機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、動電型加振器を使用した動電型振動試験機に
関する。

〔従来の技術〕

従来、動電型加振器を使用して高周波数まで加振できる
＃電型振動試験機としては、多次元振動可能なものが、
例えば特公昭４９−７１７１号に記載されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、上記動電型振動試験機は、振動台、動電型加振
機、振動台と加振機とを結合する継手及び供試体等から
成る振動系の共振時に、その振動エネルギを吸収するた
めの機構を備えておらず、共振により動電型加振機が破
壊される恐れがあるという問題があった。

本発明の目的は、このような問題点を解決し、振動系共
振時の振動エネルギを吸収する機構を備えた動電型振動
試験機を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、動電型加振器の加振軸の周囲に油圧シリン
ダを設けることにより、達成される。

〔作用〕

油圧シリンダ中の油は、振動エネルギを吸収する機能を
有する。従って、振動系の共振時の撮劾変位は油の粘性
により減衰するので、共振等の振動による動電型加振器
の破壊が起こることはない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

図面は、本発明の一実施例である油圧シリンダ付Ｓ電型
振動試験機の概略図である。１は動電型加振器、２は加
振軸、３は加振軸の周囲に取り付けられ、振動エネルギ
を吸収する油圧シリンダ、４は油圧の方向を切り替える
ための電磁弁、５は油圧シリンダ３に圧油を供給するた
めの油圧供給源である。

次に本発明の一実施例の動作を説明する。

動電型加振器１には、その加振ｉ！１ｌｌ１２の先端に
継手を介して振動台が連結されており、さらにその上に
積載する供試体を含めて振動系を構成している。この振
動系は、それ固有の共振周波数をもつため、それと同じ
周波数で加振した場合、振動系は共振し、振動エネルギ
が増大する。しかし、この振動エネルギは、油圧シリン
ダ３中の油の粘性によって吸収されるため、加振器１へ
直接伝わることはなく、加振器１が破壊される心配はな
い。

さらに、電磁弁４により、シリンダ内の一方向に油圧を
かけ、加振軸を固定することにより、ピッチング抑止効
果をもたせることもできる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、動電型振動試験機において、振動系の
共振時の振動エネルギを吸収することができるため、振
動系の過大発振を防止できるなどの効果があり、共振に
より動電型加振器が破壊することはない。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の動電型振動試験機の一実施例を示す概略
図である。 １・・・動電型加振機、２・・・加振軸、３・・・油圧
シリンダ、４・・・電磁弁、５・・・油圧源。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、供試体を積載する振動台と、該振動台を多次元に加
   振するための複数の動電型加振器と、これら複数の動電
   型加振器と前記振動台とを連結する複数の継手装置とを
   備えている動電型振動試験機において、振動系共振時に
   その振動エネルギを吸収する機構を備えたことを特徴と
   する動電型振動試験機。 ２、前記振動エネルギを吸収する機構は、加振器の加振
   軸の周囲に設けた油圧シリンダから構成したことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の動電型振動試験機。