JPS6375241A - 建築用外装材の接合工法 - Google Patents

建築用外装材の接合工法

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JPS6375241A
JPS6375241A JP21848886A JP21848886A JPS6375241A JP S6375241 A JPS6375241 A JP S6375241A JP 21848886 A JP21848886 A JP 21848886A JP 21848886 A JP21848886 A JP 21848886A JP S6375241 A JPS6375241 A JP S6375241A
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JP
Japan
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joint
exterior
exterior material
construction method
packing member
Prior art date
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JP21848886A
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English (en)
Inventor
村上 憲彦
千葉 春海
西川 宙
利明 中村
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Nikken Sekkei Ltd
Nippon Steel Corp
Nippon Aluminium Kenzai Co Ltd
Original Assignee
Nikken Sekkei Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
Nippon Aluminium Kenzai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、建築用パネル、サツシ等の建築用外装材(以
下、外装材という、)の接合工法に関するものである。
(ロ)従来技術 従来の建築用パネルには、金属パネルとオードクレーブ
ト軽量発泡コンクリート板パネル(以下、ALCパネル
という、)等が一般的であり、又その平面形状は長方形
、正方形、三角形成は六角形等が代表的である。
従来、この種のパネル壁の組立にさいしては、建築現場
にパネルを取り付けてから目地部に現場でシール工事を
行うのが最も一般的な工法である。
そのため、外部足場が、少なくとも作業用の左右上下移
動吊りかご装置(ゴンドラ)等が必要である。
目地のシール材の施工は、目地幅の確認、目地の清掃、
プライマの塗布、バックアツプ材の挿入、養生テープの
貼付、シールの混練り、またはシールガンへのカートリ
ッジのセット、シール注入、ヘラによる平滑仕上げ、養
生テープの除去等、専門シール工事人の施工を必要とし
た。その上、施工時の天候が作業結果を左右しやすい、
その結果、シールの剥離欠陥の可能性もあり、また、長
期的には、熱膨張かその他による目地の動きに対する粘
弾性的な常温加硫ゴムの変形能力の低さ、ゴム内の可塑
剤の揮発、紫外線・熱等による分解・硬化によるシール
材の劣化等により、シール材が破断に至ることも多い、
この工法で安価に行うには、シール材の材質を性能の低
いものにするしかない。
一方、いわゆる等圧排水システムを用いて、目地部外側
に水切り(レインバリア)内部にしぶき止め(スプラッ
シュバリア)、最内部に気密(パッキング)材を用いて
、目地内部に外気圧を導入し、圧力差による浸入水を防
止すると同時に現場のシール材の施工を最少限にし、し
か−も、無足場で施工できるいわゆるオープン・ジヨイ
ント工法も背反してきた。しかし、この工法は比較的高
度な設計・製造・施工・管理を必要としたため、価格も
前記のシール工法より安価にすることはむすかしい。
安価なパネル壁の目地には、連続発泡ウレタンフオーム
材に未加硫ブチルゴムか、軟質アスファルト・コンパウ
ンドを含浸させた後、予め工場で目地幅の17.〜1へ
の幅に圧縮しておき、現場で目地に装着後、粘弾性的に
徐々に復元して最終的には1へ程度の圧縮状態でパネル
目地の両側面に密着(粘着)するものもある。この目地
材は比較的安価であるが、作業時間に手間どり、圧縮し
た目地材が復元してしまうと、長い全長の再圧縮は非常
に面倒であること、一度復元したものは再圧縮しても再
復元の早いこと、復元したものを強引にパネルの間で圧
縮するのは非常に困難であることなどの施工上の問題が
ある。さらに、施工済みのパネル目地の急激で大幅な動
きには、粘弾性体の性質上変形追従が悪く、接着面で剥
離したり、長期的にはぐじゃぐじゃになったりして、未
加硫ゴムが軟質コンパウンドの粘着性によるゴミの付着
や熱可塑剤の揮発によって硬化するなどの欠陥がある。
特に、ALCパネルの目地接合部の場合は、引張強度が
低いため、接着界面でパネル表面側が破壊剥離する恐れ
がある。鉄骨構造では、地震時や風圧時の建物の変形の
大きいものや熱膨張・収縮の大きくかつ早い金属パネル
の接合部採用には特に問題がある。
(ハ)発明が解決しようとした問題点 本発明が解決しようとした問題点は、建築用外装材の組
付は工事にさいして目地のシール作業の準備か作業をで
きるだけ面素化し、しかもシール効果及び排水効果を確
保できる外装材の接合工法を得ることにある。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の建築用外装材の接合工法は、建築物外壁に複数
枚の長方形形状の外装材を順次隣接させて組み付ける外
装工事において、前記外装材の互いに隣合う2111面
に予めフィン部材とパッキング部材の目地材を接着しか
つ隅部に予め所定形状の隔日地材を接着しておくこと、
該外装材の取付は時に隣接外装材の目地材と隣接外装材
の側面とを接着させつつ外装材相互を接合させることに
よって、上記問題点を解決している。
前記目地材をフィン部材と気密パッキング部材とから構
成するとともに前記フィン部材を目地外側に配置させか
つ前記気密パッキング部材を目地内側に配置させ、該両
部材間に等圧空間を形成し、接着組付けられた前記隔日
地材の両側部の等圧排水孔よりユニット毎に排水を行う
ことが好ましい。
(ホ)実施例 第1図は、本発明の工法を適用した外装材の正面図であ
る。金属パネル(A)、サツシ(B)等の外装材1の長
短2側面に目地材2を又4つの隅部に隔日地材3を予め
パネル製造工場において先付けしておく。
目地材2及び隔日地材3は、例えば熱加硫ゴム等の弾性
のある発泡材料からつくられる。目地材2は、第3図に
最もよく示すように、化粧カバー兼雨除は用フィン部材
21と気密パッキング部材22とからできている。
第3図は外装材1が金属パネルで水平目地の断面図を示
す、金属パネル1の表皮材の金属板12とこれを補強す
る補強材11とよりなり、通常、金属板12はリベット
13によって補強材11に固定され金属パネル1を形成
している。
フィン部材21は、第3図に最もよく示すように、U字
形状をしていて、目地の外側に位置するようにU字形の
底の部分がリベット13および更には防水性をより確保
する上で接着剤を併用し、又その内側は好ましくは断面
り字状の補助材4を用いて金属板12に固定される。
気密パッキング部材22は、第3図に示すように、中心
部分が中空になっている。これは、気密パッキング部2
2に適度の反発弾性力と施工取付けを適度にするために
設けられている。さらに、気密パッキング部材22には
接着を容易としたため切込み221が入れられている。
気密パッキング部材22は、第3図に最もよく示すよう
に、目地の内側に位置するように部材22の切込みのあ
る側が金属板12に接着される。これらフィン部材21
は外装材1に又パッキング部材22は外装材1′に予し
め先付けされている。
一方これら両部材21.22は後述するように、先に取
り付けた外装材1に隣接して、次の外装材1′が取り付
けられたとき、第3図に示すように、フィン部材21及
びパッキング部材22と次の外装材1側面とによって等
圧空間211,222を画定する。
等圧空1fm 211は外気と等圧であって風雨をシー
ルする。
第3図(A)は排水を容易にするために、目地が外側に
向かって下降するシール例を示す、第3図(B)は通常
の目地の場合のシール例を示す。
第2図は、本発明の方法によって外装材1間の目地を目
地材2及び隔日地材3でシールした状態を示す正面図で
ある。外装材1の長辺と短辺の2側面には前述の目地材
2が装着されているが、外装材lの4つの隅部、すなわ
ち目地の交差部には目地材2と同様な材質の隔日地材3
が装着される。
隔日地材3は、第6図に示すようにほぼ同形の部品3 
m、 3 b、 3 c、 3 dからできていて、そ
れぞれの部品は第1図に示すように外装材1の各隅部に
装着される0部品3 a、 3 b、 3 c、 3 
dがそれぞれ組み合って第7図および第8図に示すよう
に交差目地部の完全なシールを行う。
隔日地材3は底板31、縦仕切板32,33、横仕切板
34とからできている。ただし、4部品のうちの1つ(
下方の隅に装着されるもの、図示例では3a)には後述
する理由で、横仕切板34は設けられていない。
第9図に最もよく示すように、底板31と縦仕切板32
.33とによって第1の清を形成し、目地組付は時に前
述の等圧空間211,222に連通ずる。底板31、縦
仕切板33、気密パッキング部材22の側面によって第
2の清を形成し、目地組付は時に前述の気圧空間222
に連通ずる。
第9図に示すように、隔日地材3に接するフィン部材2
1の一部に切欠きが設けられていて、排水口212を形
成する。
第8図に最もよく示すように、3つの横仕切板34によ
って1組の縦横のフィン部材21の等圧空間211を連
通し、他の組の縦横のフィン部材21の等圧空間を遮断
する。
第1の溝に浸入した水は、排水口212から排水される
。前述の第2の清は二重安全のために設けたものであり
、第2の溝に浸入した水は縦目地に流れ込んで落下し、
目地最下部から排出される。
本発明の工法においては、ゴム工場等で予め成形された
発泡材料等からなる目地材2及び隔日地材3を、パネル
・サツシ工場等において予め成形された外装材1の長・
短辺の2側面及び隅部に予しめ取付けておく。
建築現場では、足場無しで室内側より外装材1の取付け
を行う。別の外装材1の目地材2のない辺に同種の接着
剤を塗布するか或は取付ける別の外装材1のパッキング
部22の上部金属板12に接着剤を塗布しシールする。
この場合パッキング部22の仕込み221は予め工場で
接着されている〈第3図、第4図)、このとき、隔日地
材3は4つの部品3m。
3 b、 3 c、 3 dが組み合って交着目地部を
シールする(第8図、第9図)、外装材1の取付けに際
しては、目地材2の気密パッキング部材22が適当な圧
縮力で押し付けられ、別の外装材1の接合面に密着する
。接着剤がフィン部材21と気密パッキング部材22ど
の間の気密空間222にはみ出しても、外部よりはフィ
ン部材21に隠されて見えないため、養生テープやヘラ
仕上げ等の必要もなく、だれでも簡易にシール工事がで
き、間隙が生じない。
万一接着剤の付かない小部分があっても、目地材2.3
の接着圧によって最低限の気密効果は確保できる。
フィン部材21は、変形しやすい形状にしであるので、
目地寸法の変形に追従して体裁良く納る。
外側にあるフィン部材21は、内部の気密パッキング部
材22、接着剤、界面を雨水や特に日射紫外線から保護
する。
目地材2は、気密パッキング部材22の変形作用と接着
剤の接着作用との相乗効果により、外装材1のいかなる
熱膨張・収縮変形、乾燥収縮、季節的な長期の変形、風
や地震による目地の幅方向の変化、目地長さ方向に平行
な面内または面外の偽金変形を含む動きに容易に耐えて
長期間、目地の水蜜・気密・遮音・耐火等の性能を保つ
ことができる。
目地材2及び隔日地材3は、発泡弾性体等、目地シール
作業時の圧縮反力の低いものが可能であり、さらに自己
の接触圧ばかりではなく、接着力による低変形率で気密
を保つので、作業が容易で目地幅の変化にも追従しやす
い、圧縮疲労による気密性の劣化も少ない。
気密部、接着部の欠陥が考えられる場合、簡単に外部よ
りフィン部材21をめくることにより、内部を点検でき
、かつシール材等で補修するのも簡単である。補修部が
外部より見えることもない。
目地材2.3を相当程度、耐熱、耐火性のある材料にし
た場合、フィン部材21が熱により灰化して内部気密部
を守るので、目地材2,3の耐火性の点でも有利となる
又、目地内部に雨水が例え浸入しても横目地の場合(第
3図)は、雨水はフィン部材21の等圧空間211を通
り、それに連通した隔日地材3で形成された第1の溝に
流れ、縦目地の場合(第4図)も同様に等圧空間を通り
第1の清に流れてきて、隔日地材3の両側の排水口21
2から各区画毎に排水されるから確実に浸入雨水の処理
ができ室内側への浸入が防止される。
第5図は外装材1がサツシの場合の横目地シール例を示
す。
図示例では、サツシの構造上、アダプタ6を取り付けて
いる。
(へ)効  果 本発明の工法によれば、下記の効果が得られる。
■確実に目地施工ができる。
■確実に雨仕舞ができる。
■乾式目地材を工場で外装材に先付けしているため、現
場における煩雑な目地材充填作業の省略に伴う施工の簡
略化と工期の短縮が可能である。
■経年変化に伴う目地材の水蜜・気密・遮音・耐火性能
等の低下が少ない。
■乾式目地材の補修が可能かつ簡単である。
■簡単な施工で外観が良い。
■市販サツシでも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の工法を適用した外装材の正面図。第2
図は本発明の工法を適用した外装材の組付は状態を示す
、第3図は第2図の■−■線からみた横断面図。第4図
は第2図のIV−rV線からみた横断面図。第5図はサ
ツシのシール例を示す横断面図、第6図は隔日地材の斜
視図。第7図は交差目地部に隔日地材を装着した状筈を
示す正面図。 第8図は第7図の縦断面図。第9図は第717iffの
II−II線からみた横断面図。 1:外装材     2:週日地材 3;隅目地材    6:アダプタ 21;フィン部材   22:気密パッキング部材特許
出願人  住友金属工業株式会社 (外3名) (外5名)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建築物外壁に複数枚の所定形状の外装材を順次隣
    接させて取付ける外装工事において、前記外装材の互い
    に隣合う2側面に予めフィン部材とパッキング部材との
    目地材を接着しかつ該隅部に予め所定形状の隅目地材を
    接着しておくこと、該外装材の取付け時に隣接外装材の
    目地材と隣接外装材側面とを接着させつつ外装材相互を
    接合させることからなる建築用外装材の接合工法。
  2. (2)前記目地材をフィン部材と気密パッキング部材と
    から構成するとともに前記フィン部材を目地外側に配置
    させかつ前記気密パッキング部材を目地内側に配置させ
    、該両部材間に等圧空間を形成し、接着組付けられた前
    記隅目地材の両側部の等圧排水孔よりユニット毎に排水
    を行うことを特徴とした特許請求の範囲第(1)項に記
    載の工法。
JP21848886A 1986-09-17 1986-09-17 建築用外装材の接合工法 Pending JPS6375241A (ja)

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