JPS6373109A - ジヤイロコンパス - Google Patents

ジヤイロコンパス

Info

Publication number
JPS6373109A
JPS6373109A JP21882486A JP21882486A JPS6373109A JP S6373109 A JPS6373109 A JP S6373109A JP 21882486 A JP21882486 A JP 21882486A JP 21882486 A JP21882486 A JP 21882486A JP S6373109 A JPS6373109 A JP S6373109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
speed
signal
processor
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP21882486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0547045B2 (ja
Inventor
Shoichi Kogure
晶一 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP21882486A priority Critical patent/JPS6373109A/ja
Publication of JPS6373109A publication Critical patent/JPS6373109A/ja
Publication of JPH0547045B2 publication Critical patent/JPH0547045B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、転輪球と液槽の相互関係によって発生する電
圧を純エレクトロニクス構成の電圧角度変換部と角度情
報演算部で変換・演算して(qた信号で液槽駆動部を駆
動して液槽を転輪球に追従動作させるジャイロコンパス
に係わり、特に磁針(マグネットコンパス)方位をバイ
パス発信する機能を持つジャイロコンパスの磁釧方位の
発信の改善を図ったことに関する。
〈従来の技術〉 従来の公知のこの種の技術としては、例えば横河技報V
o l 、 29  No、 2 (1985) PO
2〜108「舶用ジャイロへのマイクロコンピュータの
応用j等がある。以下、この従来の技術を更に詳細に表
した第2図の従来のジャイロコンパスの構成図を用いて
説明する。
第2図において、船舶に搭載されるジャイロコンパスの
転輪球1は、2軸周りに傾斜可能なジンバルリング4に
支持された液槽3の中に、導電性の支持液2によりその
水平軸周りに自由に傾斜できる他、垂直(方位)軸周り
に自由に回動できるように摩擦無く支持されている。こ
の転輪球1は、図示しない誘導機から成るジトイロロー
タが内臓され、ジャイロ効果により常に北に向いて静止
している。ところで、転輪球1には地球に例えれば赤道
にあたる部分に図示しない帯状電極があり、一方液槽側
には図示しない追従電極があり、又この帯状電極と追従
電極との間には支持抵抗が形成され、これ等帯状電極、
追従電極、支持抵抗及びブリッジ抵抗6でホイートスト
ンブリッジが形成される。このホイートストンブリッジ
の出力は、転輪球1と液槽3との間に垂直(方位)軸周
りの角度的なずれがあると、その位相が角度ずれの方向
を表わし、その電圧が角度ずれの大きさを表わす電圧信
号となって出力される。この電圧信号が、同期整流回路
7で電圧信号の位相に応じて正負の値を取り、その絶対
直が電圧に比例する直流電圧信号に変換されて以下に機
能と動作を詳述するプロセッサ8に導かれる。このプロ
セッナ8からの角度信号は増幅器9で増幅されて液槽3
を転輪球1に追従動作させる液槽駆動部のステップモー
タ10に導かれる。その結果、台板11に組付けられた
液槽駆動部の歯車機溝12が動作し、ジンバルリング4
を介して転輪球1と液槽3の角度ずれがゼロ、即ち、ホ
イートストンブリッジ出力がゼロになる方向に液槽3を
回動させるほか、コンパスカード13を回動させる。ホ
イートストンブリッジ出力がゼロになるとステップモー
タ10は動作を停止する。
この時、台板11に固定されたm414とコンパスカー
ド13によって方位が表示される。スリップリング5は
液槽3が回動しても電線がねじれないようにするために
設(ブられたものである。
ところでジャイロコンパスを搭載した船舶が地球を航走
すると、船舶の緯度及び航走速度に起因してジャイロコ
ンパスの鋭感部である転輪球1は真の北から僅かに変位
して静止する。この誤差は、ジャイロコンパスの技術的
方式にかかわりなく共通して起きるものであり、これを
速度誤差Δθといい、 △θ−tan−’(VCOSθ0/ 900 ・C09SI))・・・(1)で表すことがで
きる。但し、θ0 :速度誤差修正前の方位、v:航走
速度(ノット)、P:緯度とする。ジャイロコンパスか
ら遠隔発信する方位は、速度誤差ΔOがプロセッサ、8
で補正されたものとなっている。ところで、プロセッサ
8にはデジタルコンピュータが使用され、通常一定の繰
返し周期で逐次処理が繰返されている。即ち、同期整流
回路7からの電圧信号は、プロセッサ8内のADC8a
でデジタル変換され、変化角演算部8bで繰返し周期毎
に変化すべき角度(変化角)に変換し直された上で次段
の計数部8Cでv4筒される(この積算値はコンパスカ
ード13の指度と一致している)。ステップモータ10
を駆動する角度信号は、1°で1周期の変化をする電圧
信号であり、計数部8Cのf?iH値の内の1°未渦の
値がDAC8dでアナログ変換(実際には角度の正弦、
余弦に比例した電圧)された上で増幅器9を介して(q
られる。
一方、遠隔発信される方位信号は、計数部8Cの積Q値
(速度誤差修正前の方位)と、船舶の緯度・速度データ
V、とから速度誤差演算部8eで速度誤差演算され、修
正部8fで計数部8Cの積算値から速度誤差演算部8C
の速度誤差が加減されて修正され、前記1゛未満の値を
スイッチSW1の接点s、−Soを介してDAC8Gと
グレイコード変換部8hに導かれる。DAC8Qからは
アナログ変換された1°未渦の積算値が増幅器15で増
幅されて方位信号φとして遠隔発信され、グレイコード
変換部8hからは3ビツトグレイコードに変換された方
位信号θがスイッチ回路16を介して遠隔発信される。
ところで、ジャイロコンパスは精度は良いが起動後暫く
(約4時間)持ってからでないと精度が仕様の中に入ら
ず使用出来ない(ジャイロコンパスが静定までに比較的
長い時間を要する)ことから、これを補うために、静定
過程中においては暫時、精度はこのジャイロコンパスに
比較して悪いが直ちに使用出来る磁針方位信号Jθを用
いる構造がとられることが多い。即ち、スイッチSW+
の他方の接点S2には、インターフェイス(以下1/F
)と略称する)8〜を介して例えばデジタル信号による
!111方位信号Jθが導かれている。
この磁針方位信号JeはスイッチSWIの切替により接
点S2−8oを介してDAC8Qとグレイコード変換部
8hに導かれ、DAC8Qからはアナログ変換された磁
針方位信号が増幅器15で増幅されて方位信号φとして
遠隔発信され、グレイコード変換部8hからは3ビツト
グレイコードに変換された方位信号θとしてスイッチ回
路1Gを介して遠隔発信されることで上記静定に要する
問題点を解決している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところがこのような構造の従来のジャイロコンパスには
以下のような問題点がある。
ジャイロコンパスにプロセッサ8を適用することは、速
度誤差修正のような面倒な演算が容易にできる上に、他
の機器とのインターフェイスや自分自信の修正・学習機
能等という面からは非常に効果的であるが、一方以下の
よう問題もある。
即ち3ピツドグレイコードの分解能は1/6゜(0,1
67°)毎に信号をデジタル的に変化させる構造(1゛
において例えば、010−+011→OΩ−1→コー0
1→10Ω−→1コーO→の6ステートから成る。下線
部分が前回値に対する変化)である。一方、プロセッサ
8のイテレーション(一定周期で処理を繰返す動作)は
、例えば1回/10m秒で3ビツトグレイコードを読取
るようになっている。従って、この時のジャイロコンパ
スの最大(限界)追従速度(同期整流回路7から出力さ
れる値の変化速度、即ち、船舶の旋回速度に応じて変化
する3ピツドグレイコードの変化に対するプロセッサ8
の処理速度の限界)は、0.167°/10m秒となる
ところで21.6秒で一旋回(360’″)する船舶お
いては、360°/21.6秒から、16.67/1秒
W o、  iey°/ 10m秒となり、これは10
m秒当たり1/6°となるから、旋回速度21.6秒以
上に船舶の旋回速度をあげると3ピツドグレイコードの
変化にプロセッサ8の処理速度が追付かなくなり、その
結果としてグレイコード変換部8hから得られる方位信
号θには乱れ(信号が飛ぶ)が生じることになり、この
方位信号θを利用する機器等においては不都合が生じる
。即ち、ジャイロコンパスの追従速度はプロセッサ8の
処理速度に大きく依存し、この処理速度以上に船舶は旋
回速度を上げることができないという制限を受りる。
これ等の問題点に加えて、せっかく磁針方位信号を利用
するような構造としたが、デジタル信号による磁針方位
信号は、現在200m秒に1回信号が送られて来ており
かなり遅い。この場合、方位データは200m秒に1回
更新されるわけであるが、これによると例えば船舶が1
分間で一旋回する場合は、200m00m秒当、2°ず
つ断続的に変化することになる。ここで、1分間で一旋
回するということは、1秒間に360°/60秒−6°
変化し、200m秒では6’ x (200x10− 
’:J ) = 1.2゜変化(言替えれば、200m
秒毎に更新され、この値が発信される)することになる
。そこでこの信号でコンパスカード13を駆動すると、
表示が1゜2°づつ(旋回中)ガタガタ動くことになり
スム−ズで無くなるという問題がある。
本発明はこの従来の技術の問題点に鑑みてなされたもの
であって、プロセッサの処理速度を上げることなくジャ
イロコンパスの追従速度を上げることができ、しかもこ
の追従速度を上げても3ビツトグレイコードの信号が飛
ばない(乱れない)ようにし、加えて船舶が高速で旋回
してもバイパスする磁針方位の発信がスムーズに変化す
るようにし、更に磁針方位が固有に持つ誤差(自差、Q
差)を補正して発信する礪能を有するように構成した、
高性能なジャイロコンパスを提供することを目的とする
く問題点を解決するための手段〉 上述の目的を達成するための本発明のジャイロコンパス
は、 船舶に搭載され、外部から前記船舶の緯度・速度データ
と磁針方位信号を入力して液槽内に設けられた転輪球に
基づく信号との関係から前記船舶の針路方位を検出する
ジャイロコンパスにおいて、■: 前記転輪球と前記液
IWの相互関係からの位置検出信号を入力して未修正角
度データを得る電圧角度変換部と、 ■: 前記未修正角度データと前記緯度・速度データと
前記…21方位信号とを入力し、前記未修正角度データ
と前記緯度・速度データとに基づいてジャイロコンパス
の速度誤差を演算し、前記未修正角度データと前記速度
誤差と前記磁針方位の信号とに基づいて誤差曲線記憶磁
針方位の補正値を演算し、前記速度誤差の演算値又は前
記誤差曲線記憶磁針方位の補正値に基づいた方位の修正
値を演算してラッチ回路に出力するプロセッサと、 ■: #2未修正角度データと前記ラッチ回路の出力が
導かれて角度の正弦・余弦又はこれに類似する角度と、
これ等角度に速度誤差を修正したグレーフード又は類似
のコードとを演算する角度情報演算部と、 ■: 該角度情報演算部からの角度の正弦・余弦又はこ
れに類似する角度の情報に基づいて前記液槽を前記転輪
球に追従動作させる液槽駆動部と、 ■: 前記角度情報演算部からの角度の正弦・余弦又は
これに類似する角度とこれ等角度に速度誤差を修正した
グレーコード又は類似のコードとを入力して3ビットグ
レイコードの方位信号を出力するスイッチ回路と、■:
 前記ラッチ回路の出力と前記角度情報演算部からの角
度の正弦、余弦又はこれに類似する角度とに基づいて速
度誤差を修正した方位信号を出力するオイラー変換スイ
ッチ回路と、 を具備したことことを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下本発明の具体的一実施例を第1図の本発明のジャイ
ロコンパスの構成図に基づき説明する。
尚、第1図において、第2図と重複する部分は同一番号
を付してその説明は省略する。
第1図において、17は転輪球1と液槽3の相互関係か
らの位置検出信号(電圧信号)を入力してこの電圧信号
を一次送れ要素を介して角度変換して角度データを出力
する電圧角度変換部である。
この電圧角度変換部17は、この実施例においては、ホ
イートストンブリッジの交流電圧を電圧に比例し且つ位
相により極性(+/−)を変化させる直流電圧に変化し
て出力する同期整流回路17aと、−次遅れ要素を構成
する例えば入力電圧の一次遅れの電圧を発生するオペア
ンプQと抵抗R+〜Rコ (但しR3はオペアンプQを
安定に作動させるために設けられた抵抗である)とコン
デンサCとから成るサーボ系の作動をスムーズにするこ
とを目的として設けられた一次遅れ回路17bと、この
−次遅れ回路17bからの出力電圧に比例した周波数の
パルス列を出力するV/F変換器又は電圧制御発信器(
以下rVcOJと略称する)17Cと、このV C01
7Cの出力パルスを一次遅れ回路17bの出力電圧の正
負の極性に応じて加淳〈アップする)又は減算(ダウン
する)した計数出力である未修正の角度データ(デジタ
ル値)((+)式参照)を出力するいわゆるアップ・ア
ンド・ダウン・カウンタから成る計数器17dとから構
成される装置は計数器17dからの未修正の角度データ
を入力する一方船舶の緯度・速度データUEと磁針方位
信号J。を他方から入力して、未修正角度データと緯度
・速度データυEとに基づいてジャイロコンパスの速度
誤差を演算し、未修正角度データと速度誤差と磁針方位
の信号Jθとに基づいて誤差曲線記憶磁針方位の補正値
を演算し、速度誤差の演ri値又は誤差曲線記憶磁針方
位の補正値に基づいて方位の修正値である2進データの
速度誤差の修正値を演算してラッチ回路19に出力する
機能を有するプロセッサである。即ち、このプロセッサ
18は、未修正の角度データと実際の船舶の緯度・速度
データUEとからジャイロコンパスの速度誤差を演算す
る速度誤差演算部18aと、磁針方位信号Jeを受信し
てデジタル信号を出力するI / F 18bと、未修
正角度データとI / F 18bからの磁針方位信号
Jθとの差を演算して出力する減算部18Cと、I/F
18bからの磁針方位信号J。とスイッチSW2を介し
て入力した減算部18cからの信号とスイッチSWsを
介して入力した速度誤差演算部18aからの入力(SW
2とSW5は運動)とに基づいて磁針方位に対してこの
方位における誤差カーブを記憶する記憶部18dと、減
算部18cからの信号と切替スイッチS W 3を介し
て入力した記憶部i8dの記憶値とを入力して減算部1
8cの信号に記憶部18dの記憶値を加算(誤差曲線記
憶磁針方位の補正値を演W)する加算部18eと、速度
誤差演算部18aが一方の接点に接続され加算部18e
が他方の接点に接続され切替スイッチS W C1と連
動して切替動作する切替スイッチSW4と、切替スイッ
チS W aで切替られて入力するジャイロの速度誤差
の演算値又は誤差曲線記憶磁針方位補正値と2進データ
の速度誤差の修正値信号を逐次出力する計数部18gか
らの計数信号(前回までの値)との偏差を演算してその
偏差演算値を計数部18gにフィードバックして常に計
数部18gのデータを更新する偏差演算部18fとで構
成され、特に計数部18gでは偏差演算部18fの正負
に応じたアップダウンカウントをして常に必要な速度誤
差の修正(111(結果として正しい方位を発信するた
めに必要な修正値となる)を得てラッチ回路19に出力
する。20は電圧角度変換部17の計数器17dからの
未修正の角度データとラッチ回路19でラッチされた速
度誤差の修正値が導かれて、角度の正弦(Sin)、余
弦(COS)又はこれに類似する例えばアナログ電圧等
の信号から成る未修正の角度データと、これ等角度デー
タに速度誤差を修正したグレーフード又は類似のコード
とを演算して出力する角度情報演算部である。即ち、こ
の角度情報演算部20は、所定の角度情報が記憶され角
度信号θに応じて角度の正弦、余弦又はこれに類似する
角度と及びこれ等角度に速度誤差を修正したグレーコー
ド又は類似のコードが出力されるROM20aと、この
ROM20aからの角度の正弦、余弦又はこれに類似す
る角度をアナログ変換するDAC20bと、このDAC
20bからのアナログ変換された角度を夫々電力増幅し
方位信号φ1を液槽駆動部を構成するステップモータ1
0に出力する増幅器20cとから構成される。21はR
OM20aからの未修正の角度データとこの角度データ
の修正旦の増減分だけ変化したグレーコード又は類似の
コードとを入力して一見して全体が素早く追従動作して
いるように見える3ビツトグレイコードの方位信号θ1
を出力するスイッチ回路である。22は、ラッチ回路1
9からのプロセッサ18の速度誤差の修正値であるラッ
チ出力と、角度情報演算部20のDAC20bからのア
ナログ変換された未修正の角度データとが入力して、未
修正の角度データをラッチ回路19からのデジタル信号
で指定しただけ角度をずらして(再度変化させて)補正
した値の方位信号として発信するオイラー変換スイッチ
回路である。このオイラー変換スイッチ回路22は、デ
ジタル信号で選択駆動するスイッチや抵抗回路網等から
成る従来公知の回路構成であり、例えば、ラッチ出力が
全て0(L)(又は1(H)の場合もあるがここでは説
明は省略する)である場合は、入力の正弦、余弦又はこ
れに類似する角度をそのまま出力し、ラッチ出力の最上
位のビットが1である場合は正弦、余弦又はこれに類似
する角度の座標を180゛回転させ、最上位から2番目
のビットが1である場合は正弦、余弦又はこれに類似す
る角度の座標を90°回転させ、以下順次下位のビット
が1になる毎に前段く上位側)のビットの回転させる角
度の半分を回転させるようになっているオイラー変換ス
イッチをラッチ回路19からの速度誤差の修正値で駆動
し、増幅器23を介してアナログ値である方位信号ψと
して遠隔発信出力する。
このように構成されたジャイロコンパスの動作を構成部
分毎に更に説明する。
ホイートストンブリッジの出力は、同期整流器17aで
電圧に比例し且つ位相に応じて正負に極性変化する直流
電圧に変換されて一次遅れ回路17bに入力する。−次
遅れ回路17bの伝達関数は入力電圧をvL、出力電圧
をvoとする時、Vo/VL= (R+ / R2> / (’l + S CR+ )
・・・(2)となる(但し、Sはラプラス演尊子)。こ
の式は定常的ニハVo /Vt =  (R1/R2)
 テ単なる比例関係にあるわけで、この出力電圧vOを
VCo17Cに入力すると出力電圧v0に比例した周波
数のパルス列が得られる。このパルス列を出力電圧v0
の極性に応じて加tJ(アップ)又は減算(ダウン)す
るように計数器17(jで計数する。この計数即ち、積
算値は速度誤差修正前の角度データとなる。この未修正
の角度データ(デジタル量)の1°未満(例えば8ビツ
ト)の信号とラッチ回路19の出力(例えば5ビツト)
を、次の■〜■の条件で設定したROM20aに入力す
る。
■二角度データ(8ビツト)及びラッチ出力(5ビツト
)がROM20aの番地を指定する。
■:ラッチ出力(5ビツト)の値に係わらず、角度デー
タ(8ビツト)の入力に対して、方位1°を角度360
° とした詩の値の正弦及び余弦に変換したデジタル信
号をROM20aはDAC20bに出力する。この値は
角度データ〈8ビツト)入力によってのみ定まり、ラッ
チ出力く8ビツト)が変化しても変らない。
■:ラッチ出力(5ビツト)は角度データを修正する角
度情報であるが、このラッチ出力と角度データ(8ビツ
ト)入力とを加減した値の1°未満の角度によって定ま
る3ビツトグレイコードをROM20aはスイッチ回路
21に出力する。
このようなROM20aにおいて呼出された未修正の角
度データはDAC20bによりアナログ変換されて、増
幅器20cで電力増幅されステップモータ10を回動す
る。
今、転輪球1と液1ff3との角度ずれが発生したとす
ると、ホイートストンブリッジの出力により一次遅れ回
路17bの出力電圧Voはある所定の値となり、計数器
17dの出力はその値を変化させてゆくが、これにより
ステップモータ10が回動する方向が角度ずれがゼロ、
即ち、ホイートストンブリッジ出力がゼロになる方向1
こなるように計数器17dの加算又は減算の方向を合せ
てJ5けば、ステップモータ10は角度ずれがゼロにな
ったところで静止する。この時、コンパスカード13に
方位が表示される。
ところで速度誤差の修正用とし−Cは能するプロセッサ
18の速度誤差演算部18aには、未烙正の角度データ
と船舶の実際の緯度・速度データυEとが導かれてジャ
イロコンパスの速度誤差が演算される。この出力値(例
えば1.25°)は切替スイッチSW、を介して偏差演
算部113fに送られ計数部18qからの前回のデータ
(例えば0.8°)との偏差が演算され計数部18gに
フィードバックされる。この演算ループはこの偏差がゼ
ロ(計数部18Qの計数出力と速度誤差演算部18aの
出力が等しいところで偏差演算部18fの出力はゼロと
なる)、即ち、計数部が1.25°を出力する状態にな
るまで継続される(計数部18Clの出力は正しい値に
突然変化するのではなく履歴を追ってスムーズに変化し
ていく)。この時、計数部18gからは逐次変化する速
度誤差の修正信号がラッチ回路1つに出力される。結果
的に、計数部18Gには方位を修正すべき(直が積算さ
れることとなる。このようにして最終的には、劇数部1
8gに積算された万位誤差の修正値の1°未渦の値がラ
ッチ回路1つに出力されてラッチされることどなり、こ
のラッチ出力は、オイラー変換スイッチ回路22に送ら
れるほか、角度情報演算部20のROM20aに送られ
る。
その結果、ROM20aからスイッチ回路21を介して
遠隔発信される3ビツトグレイコードは、未修正の角度
データを常に所要の角度だけ修正を加えた角度、即ち、
角度データを加減した値の1゛未渦の角度によって定ま
る値となる。又、オイラー変換スイッチ回路22からは
ラッチ回路19(デジタル)で指定しただけDAC20
bの出力(アナログ。
正弦、余弦)を角度変化させた修正方位信号が発信され
ることとなり、この値が、増幅器23を介して方位信号
ψとして遠隔発信される。
次にプロセッサ18における磁針方位信号の補正値の演
算等に関しての説明をする。
磁針方位信@JθがI / F 18bに入力する。こ
のI / F 18bの出力と電圧角度変換部17の計
数器17dからの未修正の角度データとの差(磁引方位
とジャイロコンパス方位との差)が減算部18cで演算
される。
今、仮にジャイロコンパス方位が正しくないとする。こ
の様な場合にあっても船舶が11方向を変化させればや
はりジャイロコンパス方位は1゜スムーズに変化する。
従って、磁針方位が200m秒に1回しか更新されなく
とも、船舶の方向変化はADC20bからオイラー変換
スイッチ回路22へ常に加えられているため200m秒
後にジャイロコンパス方位と磁針方位との差は前回とほ
とんど同じであり、結局は信号出力はスムーズになるこ
とが判る。
従って、この様な状態にあって、今、スイッチSW2及
びS W 5がオフで且つSWコ、8Waが図の上側(
ジャイロコンパス側)の時、記憶部18dからの補正口
が無く、加算部18eの補正がゼロの時を考える。この
時の減算部18cの出力は、そのまま現在のジャイロコ
ンパス方位から所定の肩差の角度をずらした発信量(方
位信号はジャイロコンパス方位を発信しているから、ジ
ャイロコンパス方位と磁針方位の差が発信されることに
なる)となり、切替スイッチS W3 、8 W4が図
の下側の磁針方位側に切替えられると、加算部18eの
出力が切替スイッチS W 4を介して偏差演算部18
fに導かれ、偏差演算部18fで計数部18Qを次第に
変化させこの結果上記した速度誤差の時と同様に自動的
に磁針方位が遠隔発信される。
次にジャイロコンパス方位が正しい状態となった時に、
スイッチS W 2及びS W sをオンとして船舶を
一旋回させると、記憶部18dにはI / F 18b
からの磁針方位信号J eが入力されるほか減算部18
cからの磁針方位信号とジャイロコンパス方位データと
の差、及び速度誤差演算部18aの出力が入力される。
磁針方位信号Je、11針方位信りJeとジャイロコン
パス方位データとの差及び速度誤差演算部18aの出力
を加減算すれば磁針方位の誤差になる訳であるから、こ
の結果、記憶部18dには、例えば図示するような磁針
方位に対する誤差曲線(磁針方位が何度の時は磁針方位
に何度誤差があるかという特性曲線)が記憶される。そ
の上で通常時において磁針方位を発信する場合は、スイ
ッチSW2及びS W 5をオフとし、切替スイッチS
W3 、SW4を図の下側の磁針方位側に切替えると、
記憶部18dからの誤差曲線を用いて加算部18eで減
算部18cからの誤差曲線記憶磁針方位の誤差が補正で
き、誤差のない磁針方位が切替スインSW4を介して誤
差演算部18fに導かれる。
従って、偏差演算部18fにおいて計数部18gを次第
に変化させ、この結果自動的に正確な磁針方位が遠隔発
信される。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に本発明を説明したように本
発明のジャイロコンパスによれば、船舶の旋回等により
発生する高速の追従は非同期により行なわれるため、良
好に追従する(はとんどプロセッサは関与していない)
。プロセッサが関与するところは僅かな値を補正するだ
けであるから、プロセッサの処理速度を上げることなく
追従速度を上げられる。言替えればプロセッサが関与し
ているのは速r11誤差の修正のみであり、この速度誤
差は大きくても3°程度のものでそれ以上にはD激に変
化しないものであるから、繰返し周期毎に修正すべき量
は非常に小さくなり、例えば200m秒周期でも充分対
応できるものである。従ってプロセッサの余った能力を
よりインテリジェンスの高い機能に効果的且つ有効に使
用できる。
又、磁針方位信号の遠隔発信出力を得る場合にあっては
、船舶が高速で旋回しても磁針方位の発信は連続的で非
常にスムーズとなる。例えば、船舶が高速で旋回すると
磁針方位は200m秒に1回大きな角度変化で入力され
、このときプロセッサの処理が200m秒に1回行なわ
れるとした場合でも本発明の構成によれば、たとえ静定
していなくとも転輪球は短い時間の間では静止している
のに等しいので、船舶の旋回角度分だけ電圧角度変換部
17の計数器17dの出力は変化し、従って結果的に磁
針方位信号の遠隔発信出力はスムーズに変化することと
なる。
加えて、ジャイロコンパスが静定している時に船舶を一
旋回させれば磁針方位の誤差曲線を簡単に記憶出来、プ
ロセッサはこの誤差を容易に補正して発信出来るので磁
針方位信号を正確なものとすることができるという効果
が19られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の具体的一実施例であるジャイロコンパ
スの構成図、第2図は従来のジャイロコンパスの構成図
である。 1・・・転輪球、2・・・支持液、3・・・液槽、17
・・・電圧角度変換部、8.18・・・プロセッサ、1
9・・・ラッチ回路、20・・・角度情報演算部、21
・・・スイッチ回路、22・・・オイラー変換スイッチ
回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 船舶に搭載され、外部から前記船舶の緯度・速度データ
    と磁針方位信号を入力して液槽内に設けられた転輪球に
    基づく信号との関係から前記船舶の針路方位を検出する
    ジャイロコンパスにおいて、前記転輪球と前記液槽の相
    互関係からの位置検出信号を入力して未修正角度データ
    を得る電圧角度変換部と、 前記未修正角度データと前記緯度・速度データと前記磁
    針方位信号とを入力し、前記未修正角度データと前記緯
    度・速度データとに基づいてジャイロコンパスの速度誤
    差を演算し、前記未修正角度データと前記速度誤差と前
    記磁針方位の信号とに基づいて誤差曲線記憶磁針方位の
    補正値を演算し、前記速度誤差の演算値又は前記誤差曲
    線記憶磁針方位の補正値に基づいた方位の修正値を演算
    してラッチ回路に出力するプロセッサと、 前記未修正角度データと前記ラッチ回路の出力が導かれ
    て角度の正弦・余弦又はこれに類似する角度と、これ等
    角度に速度誤差を修正したグレーコード又は類似のコー
    ドとを演算する角度情報演算部と、 該角度情報演算部からの角度の正弦・余弦又はこれに類
    似する角度の情報に基づいて前記液槽を前記転輪球に追
    従動作させる液槽駆動部と、前記角度情報演算部からの
    角度の正弦・余弦又はこれに類似する角度とこれ等角度
    に速度誤差を修正したグレーコード又は類似のコードと
    を入力して3ビットグレイコードの方位信号を出力する
    スイッチ回路と、 前記ラッチ回路の出力と前記角度情報演算部からの角度
    の正弦、余弦又はこれに類似する角度とに基づいて速度
    誤差を修正した方位信号を出力するオイラー変換スイッ
    チ回路と、 を具備したことを特徴とするジャイロコンパス。
JP21882486A 1986-09-17 1986-09-17 ジヤイロコンパス Granted JPS6373109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21882486A JPS6373109A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 ジヤイロコンパス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21882486A JPS6373109A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 ジヤイロコンパス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6373109A true JPS6373109A (ja) 1988-04-02
JPH0547045B2 JPH0547045B2 (ja) 1993-07-15

Family

ID=16725922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21882486A Granted JPS6373109A (ja) 1986-09-17 1986-09-17 ジヤイロコンパス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6373109A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100409134C (zh) * 2006-04-11 2008-08-06 东南大学 微射流陀螺仪射流速度控制装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593311A (ja) * 1982-06-30 1984-01-10 Yokogawa Hokushin Electric Corp ジヤイロコンパスの速度誤差修正装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593311A (ja) * 1982-06-30 1984-01-10 Yokogawa Hokushin Electric Corp ジヤイロコンパスの速度誤差修正装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100409134C (zh) * 2006-04-11 2008-08-06 东南大学 微射流陀螺仪射流速度控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0547045B2 (ja) 1993-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4021714A (en) Servo system employing a tracking digital angle encoder
US5948044A (en) Hybrid GPS/inertially aided platform stabilization system
US5486920A (en) Laser gyro dither strippr gain correction method and apparatus
US4458426A (en) Gyroscopic apparatus
CA1188886A (en) Arrangements for correcting compasses
JPH0255837B2 (ja)
US3984748A (en) Turn-rate system for gyroscopic devices including means for generating the rate signals by electrically processing gyroscope shaft angle
US3984831A (en) Tracking digital angle encoder
US4119958A (en) Method for achieving high accuracy performance from conventional tracking synchro to digital converter
JPS6373109A (ja) ジヤイロコンパス
US6320524B1 (en) R/D converter
CN108709547A (zh) 一种用于陀螺罗经的航向测量发送装置及其测量方法
JPS59114410A (ja) 磁気コンパス
US4412387A (en) Digital compass having a ratiometric bearing processor
JPS6373108A (ja) ジヤイロコンパス
CN208012609U (zh) 用于陀螺罗经的航向测量发送装置
JPH0329697Y2 (ja)
JPH0452159Y2 (ja)
US4010549A (en) All solid state analog gyromagnetic compass system
CN116164736A (zh) 一种用于陀螺罗经的速度误差补偿电路
US4661753A (en) Differential torquer
JPH0517603Y2 (ja)
JPS63111408A (ja) デイジタル式位置検出装置
JPH0783665A (ja) ナビゲーション用ジャイロ装置
SU667954A1 (ru) Устройство дл определени глобального экстремума функции многих переменных