JPS6372736A - フエノ−ル樹脂発泡体 - Google Patents

フエノ−ル樹脂発泡体

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JPS6372736A
JPS6372736A JP21739186A JP21739186A JPS6372736A JP S6372736 A JPS6372736 A JP S6372736A JP 21739186 A JP21739186 A JP 21739186A JP 21739186 A JP21739186 A JP 21739186A JP S6372736 A JPS6372736 A JP S6372736A
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JP
Japan
Prior art keywords
foam
phenolic resin
resin
resol
bobal
Prior art date
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Pending
Application number
JP21739186A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Maeda
慎一 前田
Yasumasa Sawachika
沢近 康昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Achilles Corp
Original Assignee
Achilles Corp
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Filing date
Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、均一微細なセル構造を有し、機械的強度が強
く、シかも切削加工性に優れるレゾール系フェノール樹
脂発泡体に関する。
(従来技術) 従来よシ、家具の装飾、玄関ドアの装飾等に木材を使用
している。木材は材質が硬くて、複雑な曲線を切削加工
するには研磨材などの便用で加工に時間が掛った。又、
彫刻、車輛設計等の造型材料としては後塗装加工ができ
る様書二表面平滑性に優れる硬いクレーが用いられてい
るが、クレーは加温して柔らかくして使用するため、加
工に時間が掛り、しかも修正に時間が掛った。そこで近
年クレーの代わりとして、切削加工が容易なポリスチレ
ン、ポリウレタン、フェノール等の硬質グラスチック発
泡体がこのような造型材料として使用される様(:なっ
てきている。
(発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、ポリスチレン発泡体は耐溶剤性が弱くて
後塗装加工が難しく、硬質ポリウレタン発泡体はセル構
造が微細でないために表面平滑性に劣シ、後塗装するに
は下地処理が必要である。
フェノール樹脂発泡体はポリスチレン、ポリウレタン発
泡体に比べて耐溶剤性、切削加工性、表面平滑性署;富
み、複雑な形状の切削加工ができ、しかも下地処理なし
で後塗装加工が容易にできるという特徴かめるが、機械
的強度が弱く、強度を要求さnる分野では使用できない
ため、ごく限定されたものしか利用できないという欠点
があった。
本発明は係る欠点を解消すべく、機械的強に’を向上し
、しかも切削加工性に富み、微細セル構造を有した表面
平滑性に優れた造型材料に適する発泡体を得ることを目
的とするものである。
(問題点を解決すべき手段) すなわち、本発明はレゾール系フェノール樹脂、発泡剤
、整泡剤、硬化剤などの存在する配合混合物を発泡硬化
させてなる発泡体において、レゾール系フェノール樹脂
100重量部に対してボバール樹脂を3〜15重量部配
合してなるレゾール系フェノール樹脂発泡体である。
本発明(:使用できるボバールとしては、重合度が30
0〜)Ooの低重合度のもので、完全ケン化型、部分ケ
ン化型いずれでも良い。ボバールは固体である友めに、
その′!まではフェノール樹脂への分散性が悪く、微細
セル構造をもつ発泡体が得らnない。そこで、ボバール
樹脂をレゾール系フェノール樹脂と同じ水溶液として溶
かし込むことζ二よって均一分散し、しかもボバールの
キュアー(二よって強靭な皮膜が形成されフェノール樹
脂発泡体の機械的強度を著しく向上させるものである。
本発明で使用できるボバール水溶液濃度は、ボバール樹
脂の水への溶解度が30%であるため、最大でも30%
である。レゾール系フェノール樹脂100重量部ζ二対
して水が35重量部以上となると反応が著しく遅くなり
、良好な発泡体が得られなくなるため、低濃度よりもで
きるだけ高濃度のボバール水溶液を用いることが望まし
い。ボバール樹脂固形分を15重量部以上使用する場合
は、30%ボバール水溶液を50重量部以上必要とする
ため、水分の割合が多くなり良好な発泡体が得られな−
0一方、ボバール樹脂固形分を3重量部以下で使用する
場合は機械的強度の向上した発泡体が得られない。従っ
て本発明で使用できるボバールの樹脂固形分はレゾール
系フェノール樹脂100重量部C;対して3〜15重量
部好ましくF16〜12重量部が良い。
レゾール系フェノール樹脂はフェノール化合物とアルデ
ヒド化合物から成り、種々の化合物全便用することがで
きる。フェノール化合物には、フェノール並びにクレゾ
ールおよびキシレノールのようなその同族体あるいは、
これらの化合物の混合物の両方が含まれる。フェノール
化合物と反応するアルデヒド化合物には、例えばホルム
アルデヒド、アセトアルデヒド、フルフラール、および
他のアルデヒドならびにこnらの化合物の混合物が台筐
れる。さらにアルデヒド生成性化合物を用いることもで
き、例えばパラホルムアルデヒド、ヘキサメチレンテト
ラミン、メチロール、トリオキサン、テトラオキシメタ
ン、およびその他のようなホルムアルデヒドに分解する
化合物ならびにこれらの化合物の混合物も使用すること
ができる。
フェノール以外のフェノール系化合物とホルムアルデヒ
ド、またはその複合体形以外のアルデヒドとの反応は、
フェノールとホルムアルデヒドとの反応よシ遅い、従っ
て本発明ではフェノールとホルムアルデヒドを反応させ
たレゾール系フェノール樹脂を用いることが好ましい。
レゾール系フェノール樹脂発泡体は、脆性が大きすぎる
と切削加工性は良いが、発泡体自体がもろく、形状維持
することができなくなる。一般(二、脆性を小さくする
ためには、発泡体の密度を高くすることであるが、レゾ
ール系フェノール樹脂発泡体を高密態化すると発泡体中
にボイドを生じゃすくなり、良好な発泡体が得られない
。発泡体中のボイドの発生原因として、高密度の発泡体
金得るフェノール樹脂の硬化反応では、反応熱が急激に
高くなり、局部的にゲル状態になって、反応で生成する
水蒸気を一部閉じ込めてしまうために発生するものと考
えられる。
本発明で使用できるレゾール系フェノール樹脂は25℃
における粘度が500〜50,0OOcpa好ましくは
1,000〜20,0OOcpsで固形分が65〜95
%好ましくは10〜90%のものが良い。
本発明に使用できる整泡剤としては、ポリオキシアルキ
レン系あるいはシリコーン系の非イオン系界面活性剤単
独ま几は併用することができる。
本発明に使用できる発泡剤としては、沸点が約−40℃
〜100’Cの塩素化および沸素化炭化水素、例えばク
ロロホルム、塩化メチレン、トリクロロフルオロメタン
、テトラフルオロメタン、 1.1゜2−トリクロロ−
1,2,2−)リフルオロエタン、モノクロロジフルオ
ロメタン、ジクロロジフルオロメタン、1.1−ジクロ
ロ−1,2,2,2−テトラフルオロエタン、1.2−
ジクロロ−1,1,2,2−テトラフルオロエタン、1
.1.1−) リ/ロロー2.2.2−)リフルオロエ
タン、1.2−ジフルオロエタン、プロモトリフルオロ
エタン、1.1.2゜2−テトラクロロ−1,2−ジフ
ルオロエタン、1.1.1.2−テトラクロロ−2,2
−ジフルオロエタンあるいはこれらの化合物の混合物が
含まれる。
不発明に使用される硬化剤としては、硫酸、塩酸、リン
酸等の鉱酸や、P−トルエンスルホン酸、フェノールス
ルポン酸に代表さnる有機酸が用いら扛、こ八らを添加
することによってアルカリ性もしくは中性のレゾール系
フェノール樹脂のPEを一挙に酸性側に移行することに
より、速やかに縮合がはじでジ、前記発泡剤の存在下で
発泡が始する。必要に応じて任意の儂度に水で希釈して
使用することもできる。
(発明の効果) 不発明;=よって得られるレゾール系フェノール樹脂発
泡体は次の様な特徴を有する。
(刀 本発明のレゾール系フェノール樹脂発泡体は従来
品C:比べて圧縮強度、曲げ強度などの機械的強度が著
しく向上する。
(2)レゾール系フェノール樹脂発泡体の切削加工性は
ボバールを添加しても変わらない。
+3)  ホA−ル添加によるレゾール系フェノール樹
脂発泡体の均一微細なセル構造、表面平滑性への影響は
ない。
(実施例及び比較例) 次(:実施例により本発明を具体的に説明するが本発明
はこの実施例(:限定されるものではない。
ボバール水溶液の調製 まず容器に室温の水を入れ、次にボバール粒子を徐々C
二人れよく分散した後(二、80〜90’Cの温度で約
20−40分攪拌し、室温まで下げてボバール水溶液を
得た。以下の実施例及び比較例にこのボバール水溶液を
使用し念。
配合                 Xt部ワレゾ
ール系フェノール樹脂          100(不
揮発分75%、粘度5800cps(20℃月整泡剤 
                  2(ポリオキシ
アルキレン系非イオン界面活性剤)10〜30%ポパー
ル水溶液         10〜50(クラレg 1
’VA 105 ) 発?lJ ()ジクロロトリフルオロエタン)   5
〜1゜硬化剤()0%フェノールスルホン酸)15実施
例−1〜5 上記配合のレゾール系フェノール樹脂、整泡剤、ボバー
ル水溶液、発泡剤、硬化剤を混合攪拌し、40〜50℃
に保った。木箱に発泡させ、80〜90℃オーブン中で
10分間キュアーしフェノール樹脂発泡体を得な。この
発泡体を室温で1週間脱水した後機械強度を測定した。
その測定結果は表−1(:示す。
比較例1 実施例1と同様(ニジて、ボバール水溶液全添加しない
フェノール樹脂発泡体を得た。
比較例2 実施例1と同様にして、20%ポパール水溶液′f:1
Offt部添加してフェノール樹脂発泡体全得た。
比較例3 実施例1と同様(;シて、10%ボバール水溶液を50
重1部添加したが、反応が遅くなり良好な発泡体が得ら
れなかつ九。
比較例1〜3の測定結果も表−1に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レゾール系フェノール樹脂、発泡剤、整泡剤、硬化剤な
    どの存在する配合混合物を発泡硬化させてなる発泡体に
    おいて、レゾール系フェノール樹脂100重量部に対し
    てボバール樹脂を3〜15重量部配合してなるレゾール
    系フェノール樹脂発泡体。
JP21739186A 1986-09-16 1986-09-16 フエノ−ル樹脂発泡体 Pending JPS6372736A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21739186A JPS6372736A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 フエノ−ル樹脂発泡体

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JP21739186A JPS6372736A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 フエノ−ル樹脂発泡体

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JPS6372736A true JPS6372736A (ja) 1988-04-02

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JP21739186A Pending JPS6372736A (ja) 1986-09-16 1986-09-16 フエノ−ル樹脂発泡体

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