JPS637264Y2 - - Google Patents

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JPS637264Y2
JPS637264Y2 JP13244983U JP13244983U JPS637264Y2 JP S637264 Y2 JPS637264 Y2 JP S637264Y2 JP 13244983 U JP13244983 U JP 13244983U JP 13244983 U JP13244983 U JP 13244983U JP S637264 Y2 JPS637264 Y2 JP S637264Y2
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JP
Japan
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base
rotating shaft
ball
table tennis
small gear
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JP13244983U
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JPS6043253U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、卓球ボールを連続して各方向に射
出する卓球練習機の首振り装置に関する。
卓球練習機として、ホツパから下降するボール
の下降制御機構と、ボールの射出時にこれをアー
ムによつて打撃して打撃音を発生させる打撃機構
を備えた卓球練習機が本考案者により特公昭58−
22229号公報で提案されている。この種の卓球練
習機では1台の練習機により機能的に練習を行な
う必要性から、通常、首振り装置が装着され、所
定の周期でボールの射出装置全体を基台の取付軸
を中心として水平に往復回動させ、ボールを2方
向に交互に射出しているが、首振り機構用に専用
のモータを必要とし、卓球練習機全体の大きさや
重量が増加し、製造コストも高くなる問題があつ
た。
そこで、この考案は、専用のモータを使用せ
ず、構造の簡単な首振り装置を開発し、卓球練習
機を全体として小形軽量にかつ安価に製造し得る
卓球練習機の首振り装置を提供することを目的と
する。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
1図は卓球練習機の縦断面図を示し、この卓球練
習機は、卓球ボールを入れるホツパ1とホツパ1
の底部に接続され下端に射出筒3を水平に取着し
たL形管2と、ホツパ1からのボールの下降を制
御する下降制御機構4と、L形管2の底部で待機
中のボールに打撃を加え打撃音を発生させる打撃
機構5と基台7上に設けられた首振り装置6とか
ら構成される。L形管2の外周の一部には上か
ら、上部スリツト8、中央スリツト9、下部スリ
ツト10がほぼボール間隔で設けられ、下降制御
機構4の第1制御板11が上部スリツト8に、第
2制御板12が中央スリツト9に挿入され、さら
に、下部スリツト10には打撃機構5の打撃アー
ム13が挿入可能に構成される。第1制御板11
と第2制御板12は基台7上に立設された回転軸
14に軸支され、回転軸14の下端は基台7の下
部に固定した減速機付きモータ15の主軸15a
の先端に連結されている。第3図に示すように、
第1制御板11にはその回転に同期した一定のタ
イミングでL形管2内のボールを下方へ落とす切
欠部11aが形成され、一方、第2制御板12に
もカム面を兼ねた切欠部12aが形成され、所定
のタイミングでボールを1個づつ下方の打撃位置
へ落下させる。第2制御板12の外周部に形成さ
れたカム面には、打撃機構5として回動可能に軸
支される打撃アーム13の他端上に装着されたカ
ムローラ16がコイルばね17により付勢された
状態で当接する。したがつて、第2制御板12の
1回転毎にボールが切欠部12aによりL形管2
の底部定位置に落下すると共に、切欠部12aが
カムローラ16に達する毎に打撃アーム13が所
定のタイミングで下部スリツト10に向けて急速
に旋回しボールを打撃する。18は射出筒3の一
側部に設けた開口部3aからその一部を内側に挿
入して配設されたゴム製の射出ローラで、図示し
ないモータの回転軸に直結され、高速で回転し、
打撃により射出筒3に進出したボールを射出す
る。
第2図は首振り装置6の拡大平面図を示し、こ
れにより首振り装置6の構造を説明すると、基台
7から突出するモータ15の主軸15aには小歯
車20が摺動自在に緩嵌され、この小歯車20の
上面には第4図に示すように、主軸15aの先端
に連結される回転軸14の下端に設けたカム部1
4aに係合するカム部20aが突設される。21
は小歯車20を上方へ付勢するように基台7上に
取付けられた板ばね、22は小歯車20を下方へ
押すように作動するソレノイドであり、ソレノイ
ド22の作動により小歯車20が下方へ押し付け
られている状態ではモータ15の回転力は小歯車
20に伝達されず、ソレノイド22の非作動時に
は板ばね21の付勢によつて小歯車20のカム部
20aと回転軸14のカム部14aとが係合し、
モータ15の回転力は回転軸14を介して小歯車
20に伝達され、小歯車20の摺動によるクラツ
チ機構34を構成している。23は小歯車20に
噛合するように基台7上に軸支された大歯車で、
矢印方向にのみ回転するように逆転防止用の爪2
4が係合する。25は基台7上に軸支された揺動
アームで、中間部に弓形の長孔25aが形成さ
れ、さらに揺動アーム25の先端にはリンク26
が連結され、このリンク26の他端は大歯車23
の偏心位置に連結される。27は基台7を回転自
在に支持する支持軸で、下部はスタンドに固定さ
れ首振り装置6の回転支点となる。支持軸27の
先端には揺動アーム28が固着され、揺動アーム
28の先端と基台7上に軸支された揺動アーム2
5の長孔25a間はリンク29によつて連結さ
れ、さらに、リンク29が長孔25aに係合する
ピン29aの下側にはリンク30を介して首振り
角度調整用にハンドル31が連結される。
次に、卓球練習機の動作を説明すると、先ず、
ホツパ1からL形管2に入つたボール40は回転
する第1制御板11によつて一時止められ、その
切欠部11aがL形管2内に入るタイミングで1
個のボール40が第2制御板12の上に落ちる。
さらに、回転する第2制御板12の切欠部12a
がL形管2内へ入るタイミングでボール40がL
形管2の底部定位置に落ちると、直ちに打撃アー
ム13のカムローラ16が切欠部12aに入り、
コイルばね17の付勢力により打撃アーム13が
急旋回して下部スリツト10内でボール40に打
撃を加える。すると、打撃音の発生と共にボール
40が射出筒3に突き出され、ここで高速回転す
る射出ローラ18により、回転を与えながら射出
される。この間、モータ15は定速回転を行な
い、例えば回転軸14が毎秒1回転を行なう場
合、毎秒1個のボールがL形管2の底部に供給さ
れ打撃された後射出されることになる。
一方、首振り装置6の大歯車23は小歯車20
に従動して小歯車20の1/2の速度で回転し、リ
ンク26がクランク運動を行なつて、揺動アーム
25は基台7に固定した軸を中心に揺動し、この
揺動運動がリンク29によつて支持軸27に固着
した揺動アーム28に伝達される。この時、支持
軸27は図示しないスタンドに完全に固定され回
動は不可能であるため、第2図においてリンク2
9を介して揺動アーム28が反時計方向に回動す
る力を受けた場合、その反力が基台7に伝わり、
基台7は支持軸27を中心に時計方向に回動し、
一方、揺動アーム28が時計方向に回動する力を
リンク29から受けた場合、基台7は支持軸27
を軸に反時計方向に回動する。このようにして基
台7は支持軸27に対し往復揺動を行ない、リン
ク26の先端が大歯車23の上端(第2図におい
て)に達した時から大歯車23の下端に達した時
の範囲で例えば、30度程度の首振りが行なわれ
る。そして、この時の首振り角度の調整はハンド
ル31を第2図横方向に動かしてリンク29下端
のピン29aの長孔25aとの係合位置を変えて
行ない、ピン29aを第2図の右方向に移動させ
ることにより首振り幅を大きくし、左方向に移動
させることにより首振り幅を小さくできる。ま
た、このような基台7つまり射出装置全体の首振
りの方向が変わる折返し点は、リンク26の上下
端を検出する2つのリミツトスイツチ32,33
により検出され、このリミツトスイツチ32,3
3が首振りの折返し点を検出した時、ソレノイド
22に通電が行なわれて小歯車20を押し下げる
ように付勢され、小歯車20のカム部20aと回
転軸14のカム部14aの係合が外れてクラツチ
機構34を切り離し、小歯車20が回転を停止す
ることにより首振り動作は一時停止される。この
首振り一時停止中にも第2制御板12は回転を続
け、その切欠部12aが打撃アーム13のカムロ
ーラ16の位置に達した時、打撃アーム13はコ
イルばね17の付勢力によつて急旋回してL形管
2内のボール40を打撃し、打撃によつて射出筒
3に突き出されたボール40は、高速回転する射
出ローラ18によつて直ちに射出される。その
後、回転軸14が1回転し、大歯車23が半回転
した時には射出装置は反対側の首振り折返し点に
達し、同様に首振り機構6が停止し、ボール40
は打撃アーム13による打撃を受けた後、射出筒
3から前と別の方向に射出され、このように回転
軸14の1回転毎に1個のボールが首振り折返し
点で正確に射出される。なお、首振りの速度つま
りボールの射出時間間隔はモータ15の回転速度
制御によつて行なうことができる。
以上説明したように、この考案の卓球練習機の
首振り装置によれば、ボールの下降制御機構の制
御板と打撃機構を回転軸を介して動かすモータの
主軸にカム部を介して回転軸と係合する小歯車を
緩嵌し、この小歯車を摺動させて回転軸との係合
を外すソレノイドを設け、一方基台を首振り可能
に支持する支持軸には揺動アームが固着され、小
歯車と噛合する大歯車がリンクを介して揺動アー
ムと連結され、基台の首振りの折返し点を検出
し、ソレノイドを動作させるスイツチ手段を設け
て構成したので、従来のように、独立のモータを
備えた首振り装置を取付ける必要はなく、装置が
小形軽量化でき、首振り折返し点の一時停止毎に
完全に同期して静止した射出装置から所定のコー
スのボールを射出することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は卓球練
習機要部の縦断面図、第2図は首振り機構の拡大
平面図、第3図は第1図のA−A断面図、第4図
はクラツチ機構の分解斜視図である。 1……ホツパ、2……L形管、4……下降制御
機構、5……打撃機構、6……首振り機構、7…
…基台、11……第1制御板、12……第2制御
板、14……回転軸、20……小歯車、22……
ソレノイド、27……支持軸、28……揺動アー
ム、34……クラツチ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ホツパに接続されたL形管内に設けられ、ボー
    ルを1個づつ下降させる切欠部を設けた回転制御
    板を持つ下降制御機構と、該制御板を回転軸を介
    して回転駆動するように基台に固定されたモータ
    と、該回転軸に軸支された前記制御板の回転に同
    期して該L形管内のボールに打撃を加える打撃機
    構を備えた卓球練習機において、 前記卓球練習機の基台は支持軸上に揺動可能に
    軸支され、該支持軸に揺動アームが固着され、該
    揺動アームの一端は前記基台上に軸支された大歯
    車の一点とリンクを介して連結され、前記モータ
    の主軸には前記大歯車と噛合する小歯車が上下動
    可能に緩嵌され、且つこの小歯車のカム部と前記
    回転軸のカム部とが係合可能に配設され、前記小
    歯車を上下動させて該回転軸との係合を外すソレ
    ノイドが基台に設けられ、該ソレノイドを動作さ
    せるスイツチ手段を前記基台の首振りの折返し点
    を検出する位置に設けて成る卓球練習機の首振り
    装置。
JP13244983U 1983-08-26 1983-08-26 卓球練習機の首振り装置 Granted JPS6043253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13244983U JPS6043253U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 卓球練習機の首振り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13244983U JPS6043253U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 卓球練習機の首振り装置

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Publication Number Publication Date
JPS6043253U JPS6043253U (ja) 1985-03-27
JPS637264Y2 true JPS637264Y2 (ja) 1988-03-01

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ID=30299095

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JP13244983U Granted JPS6043253U (ja) 1983-08-26 1983-08-26 卓球練習機の首振り装置

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JP (1) JPS6043253U (ja)

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JPS6043253U (ja) 1985-03-27

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