JPS637154B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS637154B2 JPS637154B2 JP58077090A JP7709083A JPS637154B2 JP S637154 B2 JPS637154 B2 JP S637154B2 JP 58077090 A JP58077090 A JP 58077090A JP 7709083 A JP7709083 A JP 7709083A JP S637154 B2 JPS637154 B2 JP S637154B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- bellows
- woven fabric
- asbestos
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
(イ) 発明の技術分野
この発明は、たとえば伸縮継手部材、あるい
は、その他ガスケツトおよびシール材として用い
るような弾力性を備えたゴム製ベローズに関し、
さらに詳しくは、高強度、耐屈曲性および耐熱製
等の種々のすぐれた機能をもつゴム製ベローズに
関する。 (ロ) 従来技術 近年、この種のゴム製ベローズは、その用途に
応じて種々の改良が施され、たとえば、原子力発
電所の空調用ダクトに伸縮継手として用いられる
ような場合はその使用環境上、高強度、耐屈曲性
および耐熱性等の種々のすぐれた継手機能が要求
されることから、補強部材としてのゴム体の内部
には石綿等を内装しているものの、一層では強度
が不足するため、ベローズを積層して使用してい
る。 しかしながら、積層されたベローズは、肉厚が
厚いために耐屈曲性に乏しく、またゴムの使用量
が多いため、コスト高となつていた。 (ハ) 発明の目的 この発明は、屈曲性が低下したり、ゴムの使用
量が増大することなく、高強度、耐屈曲性および
耐熱性を有するゴム製ベローズの提供を目的とす
る。 (ニ) 発明の構成 この発明は、石綿、石英繊維、シリカ繊維から
選ばれる耐熱性無機繊維と、アラミツド繊維とを
撚糸した混紡糸を用いて紡織した織布を設け、こ
の織布の上下面に未加硫のゴムシートをそれぞれ
圧着して加硫処理したゴム製ベローズであること
を特徴とする。 (ホ) 発明の効果 この発明によれば、耐熱性能をもつ石綿、石英
繊維あるいはシリカ繊維から選ばれる耐熱性無機
繊維と、高強度性能をもつアラミツド繊維とを、
撚糸した混紡糸を用いて紡織した織布を、ベロー
ズの補強部材として使用するため、双方の繊維の
もつ相互の補強機能が組合された相乗状態で使用
されることになる。 このため、得られた織布は高強度で高耐熱性を
備えた補強部材となるばかりか、この織布をゴム
内に一枚介在させるだけで薄肉のゴム製ベローズ
を製作できるため、この薄肉化によつて屈曲が容
易な対屈曲性のベローズとなり、現状のような多
層形成による多くのゴム材を要することがないた
め低コストとなる。 また、アラミツド繊維の単体ではゴムとの接着
性能は低いが、石綿又は石英繊維あるいはシリカ
繊維等の無機繊維との混紡糸とすることにより、
これら各繊維が細径で表面積が大きいことから、
ゴムに対して良好な接着性を有するため、アラミ
ツド繊維を混紡してもゴムシートとの接着性が低
下することはない。 また、アラミツド繊維は、有機繊維中において
は耐熱性を有するが、上述した石綿等の耐熱性無
機繊維に比べると、耐熱能力が小さく、係る欠点
を石綿等で補える。つまり、上述した耐熱性無機
繊維と、アラミツド繊維との混紡糸になすことに
よつて、180℃を超える温度に露されても強度の
低下はほとんどみられなかつた。 (ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。 第1図に示すように、2本の石綿の単糸1と、
1本のアラミツド繊維(ケブラー)糸2とを撚糸
した混紡糸3を用いて紡織した織布4を作り、こ
れを中間位置にしてその上下面に未加硫の上ゴム
シート5と下ゴムシート6をそれぞれ加熱圧着し
て一体化した層体を加硫処理して弾性を付与した
ゴム製ベローズ7の素地を設け、これを適宜所定
の形状に打抜いて設けるものである。 このようにして得られたこの発明例のゴム製ベ
ローズと従来例のゴム製ベローズとの機械的性質
をそれぞれ次に比較して説明する。 双方の補強部材はそれぞれJIS−R−3454のダ
ンベルで打抜いたものを使用し、第1表は引張強
度を、第2表は耐屈曲性をそれぞれ試験した結果
を示す。
は、その他ガスケツトおよびシール材として用い
るような弾力性を備えたゴム製ベローズに関し、
さらに詳しくは、高強度、耐屈曲性および耐熱製
等の種々のすぐれた機能をもつゴム製ベローズに
関する。 (ロ) 従来技術 近年、この種のゴム製ベローズは、その用途に
応じて種々の改良が施され、たとえば、原子力発
電所の空調用ダクトに伸縮継手として用いられる
ような場合はその使用環境上、高強度、耐屈曲性
および耐熱性等の種々のすぐれた継手機能が要求
されることから、補強部材としてのゴム体の内部
には石綿等を内装しているものの、一層では強度
が不足するため、ベローズを積層して使用してい
る。 しかしながら、積層されたベローズは、肉厚が
厚いために耐屈曲性に乏しく、またゴムの使用量
が多いため、コスト高となつていた。 (ハ) 発明の目的 この発明は、屈曲性が低下したり、ゴムの使用
量が増大することなく、高強度、耐屈曲性および
耐熱性を有するゴム製ベローズの提供を目的とす
る。 (ニ) 発明の構成 この発明は、石綿、石英繊維、シリカ繊維から
選ばれる耐熱性無機繊維と、アラミツド繊維とを
撚糸した混紡糸を用いて紡織した織布を設け、こ
の織布の上下面に未加硫のゴムシートをそれぞれ
圧着して加硫処理したゴム製ベローズであること
を特徴とする。 (ホ) 発明の効果 この発明によれば、耐熱性能をもつ石綿、石英
繊維あるいはシリカ繊維から選ばれる耐熱性無機
繊維と、高強度性能をもつアラミツド繊維とを、
撚糸した混紡糸を用いて紡織した織布を、ベロー
ズの補強部材として使用するため、双方の繊維の
もつ相互の補強機能が組合された相乗状態で使用
されることになる。 このため、得られた織布は高強度で高耐熱性を
備えた補強部材となるばかりか、この織布をゴム
内に一枚介在させるだけで薄肉のゴム製ベローズ
を製作できるため、この薄肉化によつて屈曲が容
易な対屈曲性のベローズとなり、現状のような多
層形成による多くのゴム材を要することがないた
め低コストとなる。 また、アラミツド繊維の単体ではゴムとの接着
性能は低いが、石綿又は石英繊維あるいはシリカ
繊維等の無機繊維との混紡糸とすることにより、
これら各繊維が細径で表面積が大きいことから、
ゴムに対して良好な接着性を有するため、アラミ
ツド繊維を混紡してもゴムシートとの接着性が低
下することはない。 また、アラミツド繊維は、有機繊維中において
は耐熱性を有するが、上述した石綿等の耐熱性無
機繊維に比べると、耐熱能力が小さく、係る欠点
を石綿等で補える。つまり、上述した耐熱性無機
繊維と、アラミツド繊維との混紡糸になすことに
よつて、180℃を超える温度に露されても強度の
低下はほとんどみられなかつた。 (ヘ) 発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。 第1図に示すように、2本の石綿の単糸1と、
1本のアラミツド繊維(ケブラー)糸2とを撚糸
した混紡糸3を用いて紡織した織布4を作り、こ
れを中間位置にしてその上下面に未加硫の上ゴム
シート5と下ゴムシート6をそれぞれ加熱圧着し
て一体化した層体を加硫処理して弾性を付与した
ゴム製ベローズ7の素地を設け、これを適宜所定
の形状に打抜いて設けるものである。 このようにして得られたこの発明例のゴム製ベ
ローズと従来例のゴム製ベローズとの機械的性質
をそれぞれ次に比較して説明する。 双方の補強部材はそれぞれJIS−R−3454のダ
ンベルで打抜いたものを使用し、第1表は引張強
度を、第2表は耐屈曲性をそれぞれ試験した結果
を示す。
【表】
試験条件
引張速度 300mm/min
標点間距離 100mm
温 度 常温(20℃)
【表】
試験条件
試験機 デマーチヤ屈曲疲労試験機
取付長さ 75mm
屈曲量 56mm
屈曲速度 30往復/分
屈曲回数 50000回
温 度 常温(20℃)
第1、第2表中この発明例の織布は、50番アス
ベスト単糸2本と、1500dケブラー糸を撚糸して
なる混紡糸をそれぞれ用いた。 この結果、この発明例のゴム製ベローズは従来
例に比べ、引張強度が著しく高く、極めて、高強
度であることが認められた。 また、耐屈曲性においてもすぐれた性能を発揮
し、伸縮部材に適したベローズとなり、しかも高
温条件下においても急激な強度低下や屈曲性の低
下を及ぼすことがなく、高強度および耐屈曲性を
安定して維持することが明らかになつた。 なお、上述の一実施例においては混紡糸の一方
に石綿を使用したものを示したが、これに限らず
石英繊維、シリカ繊維等の耐熱製無機繊維を使用
しても殆ど同様の機能が得られる。
ベスト単糸2本と、1500dケブラー糸を撚糸して
なる混紡糸をそれぞれ用いた。 この結果、この発明例のゴム製ベローズは従来
例に比べ、引張強度が著しく高く、極めて、高強
度であることが認められた。 また、耐屈曲性においてもすぐれた性能を発揮
し、伸縮部材に適したベローズとなり、しかも高
温条件下においても急激な強度低下や屈曲性の低
下を及ぼすことがなく、高強度および耐屈曲性を
安定して維持することが明らかになつた。 なお、上述の一実施例においては混紡糸の一方
に石綿を使用したものを示したが、これに限らず
石英繊維、シリカ繊維等の耐熱製無機繊維を使用
しても殆ど同様の機能が得られる。
第1図はこの発明の一実施例におけるゴム製ベ
ローズを示す要部拡大縦断面図である。 1……石綿の単糸、2……アラミツド繊維、3
……混紡糸、4……織布、5,6……ゴムシー
ト、7……ゴム製ベローズ。
ローズを示す要部拡大縦断面図である。 1……石綿の単糸、2……アラミツド繊維、3
……混紡糸、4……織布、5,6……ゴムシー
ト、7……ゴム製ベローズ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 石綿、石英繊維、シリカ繊維から選ばれる耐
熱性無機繊維と、アラミツド繊維とを撚糸した混
紡糸を用いて紡織した織布を設け、この織布の上
下面に未加硫ゴムシートをそれぞれ圧着して加硫
処理した ゴム製ベローズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7709083A JPS59201857A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | ゴム製ベロ−ズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7709083A JPS59201857A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | ゴム製ベロ−ズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59201857A JPS59201857A (ja) | 1984-11-15 |
| JPS637154B2 true JPS637154B2 (ja) | 1988-02-15 |
Family
ID=13624079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7709083A Granted JPS59201857A (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | ゴム製ベロ−ズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59201857A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH049424A (ja) * | 1990-02-22 | 1992-01-14 | Kubota Corp | 鋼材熱処理炉用ハースロール |
| GB2250996A (en) * | 1990-12-19 | 1992-06-24 | Lycab Limited | Composite material |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61185443A (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-19 | 平岡織染株式会社 | 難燃性シ−ト材料 |
| JPS61290045A (ja) * | 1985-06-18 | 1986-12-20 | 平岡織染株式会社 | 難燃性膜体 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4975681A (ja) * | 1972-11-04 | 1974-07-22 | ||
| JPS5923706B2 (ja) * | 1980-05-21 | 1984-06-04 | 日立電線株式会社 | 流体圧力装置用フレキシブルスリ−ブの製造方法 |
| BR8201276A (pt) * | 1981-03-20 | 1983-01-18 | Gates Rubber Co | Protetor flexivel corrugado molde conjugado para produzir pares de protetores |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP7709083A patent/JPS59201857A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH049424A (ja) * | 1990-02-22 | 1992-01-14 | Kubota Corp | 鋼材熱処理炉用ハースロール |
| GB2250996A (en) * | 1990-12-19 | 1992-06-24 | Lycab Limited | Composite material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59201857A (ja) | 1984-11-15 |
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