JPS636882A - タンデム構成の光電池装置 - Google Patents

タンデム構成の光電池装置

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JPS636882A
JPS636882A JP61150617A JP15061786A JPS636882A JP S636882 A JPS636882 A JP S636882A JP 61150617 A JP61150617 A JP 61150617A JP 15061786 A JP15061786 A JP 15061786A JP S636882 A JPS636882 A JP S636882A
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photovoltaic
transparent conductive
semiconductor
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JP61150617A
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ウィリアム ジェイ ビッター
ジェームズ ダブリュー シュウェイブ
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Standard Oil Co
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/543Solar cells from Group II-VI materials

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、−般に、太陽エネルギを電気エネルギに変換
するのに使用される光電池装置に係る。
特に、本発明は、複数の光電池がタンデムに配列された
光電池装置に係る。
従来の技術 光電池装置は、半導体と一般に称されている材料の比導
電率特性を利用して、太陽エネルギ、即ち日射を有用な
電気エネルギに変換するものである。この変換は、光電
池の活性領域に光子のエネルギを吸収させ、この吸収し
たエネルギの若干が電子/ホール対を発生させることに
よって行なわれる。半導体材料において電子/ホール対
を発生させるに要するエネルギをバンドギャップエネル
ギと称し、これは、−般に、価電子バンドから伝導バン
ドへ電子を励起するに必要な最小エネルギである。
日射は、色々な光線波長によって特徴付けられた色々な
エネルギレベルの光子を含んでいる。
光電池はどれも一定のエネルギバンドギャップを有する
ものであるから、各光電池は、それに入射する光の成る
波長にしか応答しない。従って、光電池に入射する全て
の光子エネルギが吸収されて電子を発生するのではない
。残りのエネルギは、単に通過して失われるか、熱とし
て消費される。
光電池装置の利用性を考える場合、2つの主たる尺度が
ある。その第1は装置の効率であり、これは、全光子エ
ネルギのうちのどれ程の割合が有用な電気エネルギに変
換されるかというものである。例えば、シリコン結晶で
作られた高効率の太陽電池は、約18%の効率を達成す
ることができる。単結晶の光電池を用いた場合には、内
部の格子欠陥を最小にすることによって効率が最大にさ
れる。このような格子欠陥があると、内部の短絡や境界
の欠陥が生じて、光電池の導電率及び再結合特性を低下
させることになる。
光電池装置の利用性に関する第2の尺度は、そのコスト
である。単結晶の光電池は複雑な上に製造コストが高く
、大量生産に容易に適さない。
光電池装置のコストを節減するための1つの解決策は、
−般にヘドロ接合を含む多結晶材料を使用することであ
る。ヘトロ接合とは、米国特許第4゜388.483号
にバソル(Basol)氏等によって教示されたように
、CdS’e’CdTeのような2つ以上の異なる材料
間の界面に形成された能動的な接合を指す。このような
多結晶のへテロ接合装置の欠点は、効率が低く、−船釣
に、10%以下であることである。
光電池装置のコストを節減するための別の解決策は、薄
いアモルファス半導体材料を導入することである。アモ
ルファスの光電池装置は、−般に、ホモ接合、即ち、p
型シリコンやn型シリコンのような2つの同様な材料の
界面に形成された能動的な接合を使用している。このよ
うなホモ接合の基本的な例は、p型不純物が拡散された
n型シリコン層である。このようなアモルファスのホモ
接合光電池が、オプシンスキ(Ovshinsky)氏
等の米国特許第4.40?、、605号に開示されてい
る。然し乍ら、アモルファスの半導体材料は、−般に、
単結晶材料はど効率が高くなく、約10%以下である。
最近では、種々のバンドギャップを有する複数の光電池
を光学的且つ電気的に直列に配列したタンデム構成を用
いることにより高い効率の光電池装置が考えられている
。このような装置の典型的な例が米国特許第4,253
,882号に開示されており、該特許では、アモルファ
スシリコンの光電池が結晶シリコンの光電池の上に形成
され、両光電池がホモ接合の能動的な領域を使用してい
る。アモルファスの光電池は、結晶光電池よりもバンド
ギャップが大きく、従って、高いエネルギの光子を吸収
する。光学的に透明なトンネルダイオードがこれらの光
電池を電気的に直列に接続する。結晶光電池は、低いエ
ネルギの光子を吸収し、従って、タンデム装置の全体的
なスペクトル応答は、個々の光電池単独の場合よりも大
きなものとなる。それ故、10%以上の効率を得ること
ができる。
タンデムな太陽電池の別の例が米国特許第4゜292.
461号に開示されている。この場合は、アモルファス
光電池が結晶光電池の上に配置されてオーミック接触に
よって電気的に直列に接合されている6該特許には、2
つの光電池(単結晶又は多結晶)が絶縁体で分離され、
巻き付は導体によって光学的に直列に接続できるように
された多バンドギャップ光電池が開示されている。又、
米国特許筒4,332,974号には、トンネルダイオ
ードによって直列に接続された複数の積層ホモ接合装置
が開示されている。
発明が解決しようとする問題点 公知のタンデム式の太陽電池は、全体的な効率という点
で改善を示すが、依然として結晶及び多結晶光電池に頼
らねばならず且つ相互接続方法が複雑であることから、
実際的で且つ広範な用途に利用できる以上のコストとな
ってしまう。それ故、好ましくは現在利用できる製造プ
ロセスを用いて実質的に安価なコストで高い効率を達成
できるようなタンデム構成の太陽電池装置が要望されて
いることが明らかである。
問題点を解決するための手段 そこで1本発明の主たる目的は、タンデム構成の改良さ
れた光電池装置を提供することである6本発明の別の目
的は、少なくとも2つの光電池が電気的及び光学的に直
列に接続されて装置の全体的な効率が1つの電池の単独
の効率よりも高くなるようにされた光電池装置を提供す
ることである。
本発明の更に別の目的は、最小の製造コストで効率を相
当に改善した光電池装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、利用できる製造プロセスを新
規で且つ改善されたやり方で使用して改良された光電池
装置を形成することである。
本発明のこれら及び他の目的は、本発明の以下の詳細な
説明から明らかとなろう。
本発明は、−般に、光学的に透明な導電性の層と、第2
の導電性の層とを有する光電池装置であって、該装置は
、成るアモルファス半導体材料の第1光電池と、少なく
とも1つの第2光電池とを含む複数の光電池を具備し、
上記アモルファス半導体材料は、上記の光学的に透明な
導電性の層に接触する面を有する能動的な層として配置
され、上記第2の光電池は、導電型の異なる第1及び第
2の半導体層を有し、第1の半導体層は、上記第2の導
電層に電気的に接触する面を有し、そして更に、上記光
電池が光学的及び電気的に直列なタンデム構成となるよ
うにこれら光電池を接続する手段を具備したことを特徴
とする光電池装置に係6゜ 又1本発明は、光学的に透明な導電性の層と、第2の導
電性の層とを有する光電池装置であって。
この装置は、一方の面が上記光学的に透明な導電性の層
に接触するような能動的な層として配置された少なくと
も1つのアモルファスシリコン光電池と、この少なくと
も1つのアモルファスシリコン光電池とタンデム構成に
された硫化カドミウム(CdS)の層及びテルル化カド
ミウム(CdTe)の層より成る光電池とを具備し、上
記テルル化カドミウムの層は、上記第2の導電性の層に
接触するようにされ、更に、上記光電池を光学的及び電
気的に直列に接続する手段を具備したことを特徴とする
光電池装置にも係る。
更に1本発明は、アモルファス半導体材料より成る少な
くとも1つの光電池と、導電型の異なる材料で構成され
た第1及び第2の半導体層より成る少なくとも1つの光
電池とを有していてこれらの光電池が光学的及び電気的
に直列に接続された多光電池構成の光電池装置を製造す
る方法において。
a)第1導電型の第1の半導体層を導電性の基体に付着
し。
b)上記第1の半導体層の導電型とは異なる導電型の第
2の半導体層を第1の半導体層の上に付着し、 C)上記第2の半導体層の上に光学的に透明な導電性材
料の層を付着し、そして d)この光学的に透明な導電性材料の上に、アモルファ
ス半導体材料の層と、透明な導電性材料の層とを付着し
て少なくとも1つのアモルファス光電池を形成し、各ア
モルファス光電池の上に透明な導電性の層が配置される
ようにしたことを特徴とする方法にも係る。
更に、本発明は、アモルファス半導体材料より成る少な
くとも1つの光電池と、導電型の異なる材料で構成され
た第1及び第2の半導体層より成る少なくとも1つの光
電池とを有していてこれらの光電池が光学的及び電気的
に直列に接続された多光電池構成の光電池装置を製造す
る方法において、 a)光学的に透明な導電性基体の上に、アモルファス材
料の層と、透明な導電性材料の層とを付着して、少なく
とも1つのアモルファス光電池を形成し、このような各
アモルファス光電池の上に透明な導電性材料の層が配置
されるようにし、b)露出した透明な導電性の層の上に
第1導電型の第1の半導体層を付着し、 C)この第1の半導体層の導電型とは異なる導電型の第
2の半導体層を第1の半導体層の上に付着し、そして d)この第2の半導体層の上に導電性材料の層を付着す
ることを特徴とする方法にも係る。
−般に、本発明による新規で且つ改良された光電池装置
は、光学的に透明な導電性の層と、第2の導電性の層と
を具備し、これら両方の層は、電極のための接触領域と
なる。光電池装置は、タンデム構成にされた少なくとも
2つの光電池を備えている。一方の光電池は、−般にホ
モ接合部が組み合わされたアモルファス半導体で形成さ
れ、もう一方の光電池は、成分の異なる2つの半導体層
で構成され、通常はこれらの間にヘテロ接合部が形成さ
れる。アモルファス半導体光電池の1つの層は、光学的
に透明な導電性の層に接触する面を有し、放射されたエ
ネルギは、この導電性の層を通して光電池装置に入る。
2つの異なった半導体層より成る光電池の1つの層は、
第2の導電性の層に接触する面を有している。これらの
光電池が光学的及び電気的に直列にタンデム構成になる
ように接続するための手段が設けられる。
アモルファス半導体光電池は、アモルファスシリコンを
含んでもよい。2つの異なる半導体層で構成された光電
池は、nB−VIA族半導体化合物、Cu2S/CdS
、HgCdTe/CdS、Cu2S/CdS、CuIn
Se、/CdS及びGa A s / G a A I
 A sのような半導体層を含む。
本発明による光電池装置は、Cd T e / CdS
光電池及びアモルファスシリコン光電池と、HgcdT
e/CdS光電池及びアモルファスシリコン光電池とを
含む。テルル化カドミウム及び硫化カドミウムより成る
光電池は、バンドギャップエネルギが約1.5eVであ
る。テルル化水銀カドミウム及び硫化カドミウムより成
る光電池は、バンドギャップエネルギが約1.2eVか
ら約1゜5eVである。アモルファスシリコンは、約1
゜5eVないし約1.8eVのバンドギャップエネルギ
を有する光電池を構成する。従って、理想的に最適なも
のではないが、これら光電池のタンデム構成は、非常に
高い効率を発揮する。
テルル化カドミウム/硫化カドミウム及びテルル化水銀
カドミウム/硫化カドミウムの光電池は、当業者に良く
知られた付着技術、例えば、真空蒸着、スプレー付着及
び電気蒸着によって形成することができる。特に、参考
としてここに取り上げるバソル(Basal)氏等の米
国特許第4,388.483号及びクロガ(Kroge
r)氏等の米国特許第4,400,244号に開示され
た電解付着の工程が利用される。これらの工程により、
nB−VIA族化合物、例えば、硫化カドミウム、セレ
ン化カドミウム、酸化亜鉛、セレン化亜鉛又はセレン化
カドミウム亜鉛のn型導電層が導電性基体材料の上に付
着され、その後、半導体化合物の層がこのn型導電層に
接触するように付着される。半導体化合一物については
、テルル化カドミウム及びテルル化水銀カドミウムが好
ましいが、元素の周期率表のIIB族の金属元素の少な
くとも1つ及び元素の周期率表のVIA族の少なくとも
1つの非金属で形成された他の化合物を使用することも
できる。このような化合物の特定の例は、セレン化カド
ミウムテルリウム、硫化カドミウムテルリウム及びテル
ル化亜鉛である。このような半導体装置物は、最初は、
n型半導体化合物、高抵抗率のp型半導体化合物のよう
なはゾ真性の半導体化合物、或いは、真性半導体化合物
であってもよい6いずれにせよ、このような半導体化合
物は、熱処理の後に、適当な低抵抗率のp型半導体化合
物となる。
アモルファスシリコン光電池は、前記のオプシンスキ氏
等の米国特許第4,409,605号に開示されたよう
にp−n接合又はp−1−n接合の光電池を構成する。
アモルファスシリコンの合金は、大面積の基体上に多数
の層として付着することができ、大容量の連続処理シス
テムにおいて光電池装置を形成することができる。この
ような連続処理システムは、「Pドープのシリコンフィ
ルムを形成する方法及びこれによって作られた装置(A
 Method of Making P−Doped
 5ilicon Filmand Devices 
Made Therefrom)Jと題する米国特許第
4,400,409号、「連続的なアモルファス太陽電
池の製造システム(Continuous Amorp
hous 5olar Ce1l Productio
n System)Jと題する米国特許第4,410,
588号及び「マルチプルチャンバ付着及びアイソレー
ションシステム及び方法(Multiple Cham
ber Deposition and l5olat
ion System and Method)J と
題する米国特許第4.438.’723号に開示されて
いる。これらの特許に開示されたように、基体は、−連
の相互接続されて環境的に保護された付着室を通して連
続的に進められ、各室は特定の半導体材料を付着するよ
うに専用に使用される。例えば、p−1−n型の構成の
光電池装置を形成する場合には、第1の室が、p型半導
体合金の付着に専用に使用される。第2の室は、真性ア
モルファス半導体合金の付着に専用に使用され、第3の
室は、n型半導体合金の付着に専用に使用される。この
ようなアモルファス半導体材料は、n型導電層を形成す
るためには燐や砒黍のようなドープ材で種々のp、i及
びn層をドーピングすることによって形成され、n型導
電層を形成するためにはホウ素やアルミニウムやガリウ
ムやインジウムのようなドープ材でドーピングすること
によって形成される。例えば、イズ(Izu)氏等の米
国特許第4,400゜409号には、好ましくは水素及
びフッ素で補償されたグロー放電シリコン付着プロセス
において均一な形態及び条件で既知のpドープ金属又は
ホウ素のガス状材料を使用することによってpドープの
シリコンフィルムを製造する方法が開示されている。該
特許で使用さ九ているrp−i−n型」という用語は、
−連のp及びn或いはp、i及びnの半導体合金層を指
す。
少なくとも1つのCd T e / Cd S又は1つ
のHg Cd T e / Cd S光電池と少なくと
も1つのアモルファスシリコン光電池とを組み合わせた
ものは、タンデム構成で組み込むのに充分適している。
というのは、このような光電池に対して開発された技術
を用いて少なくとも1つのCdTe/CdS又は1つの
Hg Cd T e / Cd S光電池が配首された
基体は、その後、CdTe/CdS又はHg Cd T
 e / Cd S光電池の特性に悪影響を及ぼすこと
なく、その上に少なくとも1つのアモルファスシリコン
光電池を形成するための付着プロセスを受けられるから
である。
本発明のタンデム構成体は、光電池2個のタンデム構成
体に限定されるものではない、タンデム構成体の効率を
更に高めるように追加の光電池を使用することができる
。従って1本発明によるタンデム構成体は、導電型の異
なる材料の2つの半導体層より成る少なくとも1つの光
電池とタンデム構成で配列された2つ以上のアモルファ
ス光電池を含むことができる。
タンデム構成の各光電池は、そのバンドギャップエネル
ギレンジが互いに他の光電池のバンドギャップエネルギ
レンジと同一ではなく、タンデム構成体を通して光エネ
ルギが送られた時に、バンドギャップエネルギが次第に
低くなる光電池によってこのエネルギが吸収されるよう
にするのが好ましい。異なった半導体材料が使用された
時や゛同じ半導体材料が別の材料と合金化された時には
バンドギャップの異なる光電池が形成される。従って、
本発明による好ましいタンデム構成体は、タンデム構成
で配列された2つ以上のアモルファス光電池を具備し、
各光電池は、異なったバンドギャップエネルギレンジを
有するものであって、光が通過する各々の光電池は、そ
の手前の光電池よりもバンドギャップエネルギレンジが
低く、それより下に配置された少なくとも1つの光電池
は。
異なった導電型材料の2枚の半導体層より成り、そのバ
ンドギャップエネルギレンジはアモルファス光電池より
も低く延びる。
実施例 以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい実施例を詳
細に説明する。
以下の詳細な説明において、光電池の種々の層は、本発
明の装置の細部を明瞭に示すために意図的に不均衡なス
ケールで示されていることに注意されたい。又、P型及
びn型材料という種々の相称は説明上のものに過ぎず、
本発明の範囲を限定するものではないことが当業者に明
らかであろう。
第1図には、本発明によるタンデム構成の光電池装置が
参照番号10で一般的に示されている。
この装[10は、参照番号11及び12で一般的に示さ
れたタンデム構成の複数の光電池を備えている。ここに
示す好ましい実施例では、2つの光電池がタンデム構成
で示されているが、このような構成は説明上のものに過
ぎず、本発明をこれに限定するものではない。装置10
は基体13髪備えており、この基体は、装置10の構造
上の基礎をなすと共に、装置10を別の光電池装置又は
電気負荷に電気的に接続するのに使用される電極(図示
せず)の1つに対する電気接点をなすように選択される
。基体13は、ステンレススチールの導電層であるが、
その他の基体も同様に適当である。光電池12がCd 
T e / Cd S又はHgTe / Cd S光電
池である時には、基体13がクロム被膜とその上に金の
層(図示せず)を含んでもよい。クロム層は拡散バリヤ
として働きそして金は装置10のオーミック接触面を呈
する。基体13は、不透明な材料で作られるので、複数
の光電池によって最初に吸収されずに装置10を貫通す
る光に対して反射面の役目も果たす。
基体層13の隣に光電池12が形成される。
この光電池12は、第1の半導体層14と、核層14の
上に形成された第2の半導体層15とを備え、層15は
1層14に使用されるものとは異なった化合物で形成さ
れる。隣接する層14と15との間にはへトロ接合部1
6が一般的に形成される。ヘドロの接合装置は、製造コ
ストが非常に安いので光電池12にとって望ましいもの
である。
光電池12は、約0.1μmないし約1.0μmの薄い
半導体層であって付着が容易であることを特徴とするも
のである。光電池12は、当業者に良く知られた技術に
よって基体層Bの上に形成される。好ましい実施例では
、p型のCdTe又はHgcdTe層が使用される。層
14の面は、届13の面に接触する状態で配置される。
CdTe又はHg Cd T e層を付着して空気中で
熱処理するか或いはCdTe又はHg Cd T e層
に適当な不純物をイオンインプランテーション又はドー
ピン表することにより、P型持性を得ることができる。
このような方法は公知である。次いで、同様の技術を用
いてCdSの層15が層14の上に付着される。
光電池12が導電層13上に形成された後。
層15の露出した面上に光学的に透明な導電層18が形
成される。この層18は、光電池11と12との間にオ
ーミック接続部を形成する。装置10の効率を最大にす
るためには、インジウム−スズ−酸化物(ITO)がそ
の光学的な透明度から層18として最も適当であると分
かった。この170層の別の利点は、光電池12に匹敵
する温度において当業者に良く知られた一般の技術で付
着を行なえることである。従って、本発明の考え方によ
れば、光電池11と12が光学的及び電気的に直列であ
ることが明らかである。このITOWに代わってトンネ
ルダイオードや金属ストリップ又は高部のような他の接
続手段を使用することもできるが、170層は、光電池
11から光電池12への光の伝達度が最大で、然も、再
結合又は抵抗による電流及びエネルギの損失が最小であ
る。
当業者に明らかなように、3つ以上の光電池を使用する
場合には、各対の光電池間に対応する接続層を設けて全
ての光電池が光学的及び電気的に直列となるようにする
のが好ましい。
光電池12上に層18が形成された後に、この層18に
隣接して光電池11が形成される。光電池11は、アモ
ルファス半導体光電池である。
アモルファス光電池は、中程度の高さの効率であると同
時に、その結晶及び多結晶の対応部に対する製造コスト
が低い、第1図には一般のN−I−Pアモルファス光電
池の構造が示されているが、シミツトキーもしくはMI
S或いは微細結晶p型及びn型層を有するアモルファス
のような他のセル構造も使用できることが明らかである
。図示されたアモルファス光電池11は、最小のコスト
で高い効率を発揮するために選択されたものである。
光電池11は、アモルファスシリコンより成るのが好ま
しく、既知の製造技術を用いて層18上に形成される。
これは、真空室内で行なわれ、シリコンを含む化合物1
例えば、シラン(SiH,)が約250℃の温度におい
て層18に付着される。
1つの好ましい製造技術がオプシンスキ(Ovshin
sky)氏等の米国特許第4,226,989号に開示
されており、この場合には、アモルファスのシリコン−
フッ素−水素の合金が、シラン、四フッ化シリコン及び
水素のようなプレカーソル材料から付着される。前記し
たように、光電池12がCd T e / Cd S又
はHg Cd T e / Cd Sである時には予め
形成されたヘテロ接合光電池12に対して約250℃の
付着温度が完全に適している。
アモルファスシリコン半導体層に存在する格子欠陥を補
償するためには、シリコン−水素合金又はシリコン−フ
ッ素−水素合金が有用である。もちろん、シリコン以外
のアモルファス半導体材料を使用することができる。
光電池11は、3つの別々の隣接する層、即ち、p型層
19、真性層2o及びn型層21を備えている。p型層
19は、真空蒸着工程中にシランガスにジボランを添加
するがごときによってシラン化合物をドーピングするこ
とにより形成される。真性層20は、その特性を制御す
るためにおそらく水素と混合されたシランを直接付着す
ることによって形成される。n型層21は、層20が形
成された後の付着中にシランガスに燐を添加することに
よって形成される。従って、導電層18の上に、光電池
12と光学的に直列に、完全なN−I−P太陽電池11
が形成される0層21及び19は、光の吸収を最小にす
るために非常に薄くされる。光電池11での光の吸収は
、その大部分が真性層20のみにおいて生じる。或いは
又、第3の真性層を使用せずに、適当にP型及びn型に
ドープされた2枚の層で、単一接合のアモルファス半導
体光電池を形成することもできる。
光電池11が形成された後に、層21の露出面上に光学
的に透明な導電性材料の別の層22が形成される。この
層22は、光電池11に対する電気的な接触領域をなす
が、第1図に参照番号25で一般的に示された光エネル
ギが核層22の露出面を通して装置10に入るので、光
学的に透明でなければならない。電流を効率的に収集す
ると共に、装置10を他の装置又は電気負荷に電気的に
接続するために電気接点(図示せず)を形成するように
、層22の上に電極グリッド26が形成される。
ここに開示する装置1oの効果は、当業者に容易に明ら
かであろう0作動中に、光エネルギは。
光学的に透明な導電層22を経て装置10に入り、その
後、光電池11の層20に入る。光電池11は、アモル
ファス半導体構造であるから、約1゜8eVという中程
度に高いバンドギャップを有している。従って9層20
は、高エネルギの光子のみを吸収する。光電池11のバ
ンドギャップより低いエネルギの光子を有するスペクト
ルの部分は、光電池11を貫通し、光学的透明な接続層
18を貫通し、その後、光電池12に入る。光電池12
は、光電池11を通して送られた低い光エネルギを吸収
する。光電池12がCdTe/CdS又はHgCdTe
/CdS光電池である時には、層14において主として
吸収が生じる。
層20及び14における光エネルギの吸収により、電子
/ホール対が形成される。光電池12は、前記したよう
に、能動的なヘドロ接合16を有して示されており、光
電池11は、層21と20の間及び層20と19の間に
各々形成された2つの能動的なホモ接合28及び29を
有して示されている。本発明の光電池装置の基本的な原
理によれば、上記の能動的な接合は、光電作用で形成さ
れたホール/電子対を分離させて、電圧とそれに関連し
た電流を発生することができる。このようにして光電池
11及び12に発生された電流及び電圧は、層18によ
って電気的に直列に接続され、装置1oは、太陽エネル
ギ即ち光エネルギを電気エネルギに変換するコンバータ
として働く。
前記したように、導電層22及び13は、装置10を別
の装置又は電気負荷に接続できるようにする接触領域と
なる。
タンデム構成の装置10は、それを構成しているいずれ
の光電池よりも効率の高い装置となる。
これにより、装置当りの全入射光エネルギの相当の部分
が変換されることになる。アモルファス光電池と、別々
ではあるが互いに適合する処理技術を用いて別々に形成
された導電型の異なる2枚の半導体層を有する光電池と
の新規な組み合わせにより、実質的に低い製造コストで
高い効率(12ないし14%以上)を発揮させることが
できる。
というのは、大量処理技術及び低コストの材料を使用で
きると共に、別々の技術的な観点から得られるこれら2
種類の光電池を製造するプロセスが互いに適合するから
である。又、3つ以上の光電池を使用して、より高い効
率を発揮させることができる。光エネルギの経路に関す
るバンドギャップエネルギを減少するためにこれらの光
電池が積層される。
第2図は、本発明による別の実施例を示している。この
光電池装置は、参照番号110で一般的に示されており
、参照番号111及び112で一般に示されたタンデム
構成の複数の光感知光電池を備えている。この場合も、
2つの光電池のタンデム構成について説明するが、これ
は説明上のものであって、本発明をこれに限定するもの
ではない。本明細書の説明から明らかなように、本発明
では、それ以上の光電池を使用することができる。装置
110は、基体113を備えており、この基体は、ガラ
ス、ポリカーボネート又は他の透明なポリマ材料であっ
て、装置110のための充分な構造基盤をなすと共に、
光を透過するものである。この基体113の一方の面に
は光学的に透明な導電層114が被覆されており、この
層は、光電池111に対する電気的な接触部を構成し、
光エネルギを透過する。この層114には電極(図示せ
ず)が横方向に取付けられており、装置110を別の装
置又は電気負荷に接続することができる。Jfil14
に用いるのに適していて装置110の全構造に適合する
材料は、酸化スズ(To)であり、これは、当業者によ
く知られた方法で基体113上に配置される6本発明の
装置全体に使用できる他の光学的に透明な導電性材料は
、インジウム酸化スズ、酸化亜鉛及び硫酸亜鉛を含む。
層114の隣に光電池111が形成される。
第2図に示すように、この光電池111は、−般のN−
I−Pアモルファス光電池であり、通常の製造技術を用
いて層114の上に付着される。アモルファス光電池が
シリコンである場合には、その形成が真空室において行
なわれ、シラン(SiH4)及び/又は他のシリコン含
有化合物が約250℃の温度において層114上に付着
される。
アモルファスシリコンの格子欠陥を補償するためにはシ
リコン−水素及び/又はシリコン−フッ素−水素の合金
が有効である。
シラン化合物をドーピングするがごときによってn型の
アモルファスシリコン層115が形成される。これは、
真空蒸着工程中にシランガスにジボランを添加すること
によって行なわれる。中央の真性のアモルファスシリコ
ン層116は、蒸着中にシランガスを強過ぎないように
ドーピングすることによって付着される。蒸着中にシラ
ンガスにホスフィンを添加するがごときによって層11
6の上にp型アモルファスシリコン層118が形成され
る。従って、光学的に透明な導電層114が接触した状
態で完全なN−I−P太陽電池が形成される。アモルフ
ァス光電池は、その製造コストが低く且つバンドギャッ
プエネルギが中程度であることから望ましいものである
導電層114の上に光電池111が形成された後、層1
18の露出面上に光学的に透明な導電層119が形成さ
れる。この層119は、光電池111と112との間に
オーミック接触部を形成する。装置110の効率を最大
に上げるためには、インジウム−スズ−酸化物(IT○
)の層が光学的に透明なものとして最も適当であると分
かった。
従って、本発明により、光電池111と112が光学的
及び電気的に直列となることが明らかである。このIT
o層に代わって、トンネルダイオードや金属ストリップ
又は高部のような他の接続手段を使用することもできる
が、ITO層は、再結合や抵抗による電流損失が最小で
、光電池111から光電池112の光の伝達度が最大で
ある。3つ以上の光電池を使用する場合には、各対の光
電池間に対応する接続層が設けられ、全ての光電池が光
学的及び電気的に直列となることが当業者に明らかとな
ろう。ITO層の別の利点は、アモルファス光電池に匹
敵する温度で公知の一般的な技術によって付着を行なえ
ることである。
層119が形成された後、光電池112を構造体に追加
することができる。本発明によれば、光電池112は、
異なった化合物の2つの半導体層120及び121で構
成される。層120は。
標準的な蒸着装置において層119の上に半導体材料を
蒸着することによって形成される。この蒸着温度は、ア
モルファス光電池111が不所望な拡散作用を受けない
ように維持される。或いは又、半導体材料を層119の
上にスプレー付着してもよいし、電気蒸着してもよい。
次いで、電気蒸着、スプレー付着或いは蒸着によって層
120の上に層121が形成される。
かくて、第1図の光電池12について前記したものと同
じ効率的なプロセスによって光電池112が形成される
光電池12が形成された後に1層121の上に第2の導
電層123が形成される。この層123は、層121に
隣接する金のオーミック接触面を含み、層123の本体
は、ニッケル又は他の同様の導電性材料で形成される0
層123は、電極(図示せず)を取付けるための接触面
をなし、これにより、装置110が別の装置又は電気的
負荷に接続される。
装置110の動作は、第1図の装置10の場合と実質的
に同様であるが、参照番号124で一般的に示された光
エネルギは、ガラスの基体113を経て装置110に入
り、その後、光学的に透明な導電性の層114へ送られ
1次いで、光電池111及び112へ送られる。この場
合にも、タンデムな構成により、高い効率係数が得られ
る。
以上、本発明の概念により、別々ではあるが互いに適合
するプロセスによって装置全体として実質的に低いコス
トで製造できる太陽電池を独特に組み合わせた新規な光
電池装置が開示された。
本発明は、その詳細について、種々の変更や修正が考え
られるが、添付図面に示して上記で説明した全ての事柄
は、解説のためのものに過ぎず、本発明をこれに限定す
るものではない。従って、本発明の考え方で構成された
装置及びその等動物は、本発明の目的を達成すると共に
、光電池装置の分野に著しい改、善をもたらすことが明
らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による光電池装置を表わす断面図、そ
して 第2図は、本発明による光電池装置の別の実施例を示す
断面図である。 10・・・光電池装置 11.12・・・光電池 13・・・基体 14・・・第1半導体層 15・・・第2半導体層 16・・・ペテロ接合 18.22・・・光学的に透明な導電層19・・・p型
層   20・・・真性層21・・・n型層   25
・・・光エネルギ26・・・電極グリッド 28.29・・・能動的なホモ接合 マH トH 一

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学的に透明な導電性の層と、第2の導電性の層
    とを有する光電池装置において、該装置は、或るアモル
    ファス半導体材料の第1光電池と、少なくとも1つの第
    2光電池とを含む複数の光電池を具備し、上記のアモル
    ファス半導体材料は、上記の光学的に透明な導電性の層
    に接触する面を有する能動的な層として配置され、上記
    第2の充電池は、導電型の異なる第1及び第2の半導体
    層を有し、第1の半導体層は、テルル化水銀カドミウム
    より成るもので、上記第2の導電層に電気的に接触する
    面を有し、そして更に、上記光電池が光学的及び電気的
    に直列なタンデム構成となるようにこれら光電池を接続
    する手段を具備したことを特徴とする光電池装置。
  2. (2)光学的に透明な導電性の層と、第2の導電性の層
    とを有する光電池装置において、この装置は、一方の面
    が上記光学的に透明な導電性の層に接触するような能動
    的な層として配置された少なくとも1つのアモルファス
    シリコン光電池と、この少なくとも1つのアモルファス
    シリコン光電池とタンデム構成にされたテルル化水銀カ
    ドミウムの第1半導体層及び硫化カドミウムの第2半導
    体層を含む光電池とを具備し、上記第1半導体層は、上
    記第2の導電性の層に接触するようにされ、更に、上記
    の光電池を光学的及び電気的に直列に接続する手段を具
    備したことを特徴とする光電池装置。
  3. (3)上記の光電池を接続する手段は、上記アモルファ
    ス層と上記第2半導体層との間にあってこれらに接触す
    る光学的に透明な導電性の層である特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の装置。
  4. (4)上記光学的に透明な導電性の接続層は、インジウ
    ム−スズ−酸化物である特許請求の範囲第3項に記載の
    装置。
  5. (5)上記光電池を接続する手段は、トンネルダイオー
    ドである特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の装置
  6. (6)上記アモルファス半導体層は、少なくとも1つの
    ホモ接合を含む特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  7. (7)上記アモルファス層は、n型アモルファス半導体
    サブ層と、真性アモルファス半導体サブ層と、p型アモ
    ルファス半導体サブ層とを含む3枚の隣接するサブ層よ
    り成る特許請求の範囲第6項に記載の装置。
  8. (8)上記アモルファス半導体層は、シリコンより成る
    特許請求の範囲第6項に記載の装置。
  9. (9)上記アモルファスシリコン層は、n型導電型のサ
    ブ層と、真性のサブ層と、p型導電型のサブ層とを含む
    少なくとも3枚の隣接するサブ層より成る特許請求の範
    囲第2項又は第8項に記載の装置。
  10. (10)上記n型導電型のサブ層は、燐でドープされる
    特許請求の範囲第9項に記載の装置。
  11. (11)上記p型導電型のサブ層は、ホウ素でドープさ
    れる特許請求の範囲第9項に記載の装置。
  12. (12)上記n型サブ層及びp型サブ層の少なくとも1
    つは、微細結晶半導体材料を含む特許請求の範囲第9項
    に記載の装置。
  13. (13)上記第1の光電池は、シリコン以外のアモルフ
    ァス半導体材料を含む特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  14. (14)上記光学的に透明な導電性の層は、透明な導電
    性酸化物である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の装置。
  15. (15)上記光学的に透明な導電性の層は、インジウム
    スズ酸化物である特許請求の範囲第1項又は第2項に記
    載の装置。
  16. (16)上記第2の導電性の層は、クロム、ニッケル、
    金、銅及びその混合物である特許請求の範囲第1項又は
    第2項に記載の装置。
  17. (17)更に、基体材料を具備する特許請求の範囲第2
    項に記載の装置。
  18. (18)上記基体材料は、ステンレススチールである特
    許請求の範囲第17項に記載の装置。
  19. (19)上記基体材料は、ガラスである特許請求の範囲
    第17項に記載の装置。
  20. (20)上記第2の半導体層は、硫化カドミウム、セレ
    ン化カドミウム、酸化亜鉛、セレン化亜鉛及びセレン化
    カドミウム亜鉛より成る群から選択された少なくとも1
    つの半導体材料を含む特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  21. (21)導電性の基体を具備し、該基体の上には硫化カ
    ドミウム/テルル化水銀カドミウムの光電池が配置され
    、テルル化水銀カドミウムが上記基体に接触しており、
    更に、アモルファスシリコンのp−i−n光電池を具備
    し、上記硫化カドミウム/テルル化水銀カドミウムの光
    電池の近くにp型サブ層があり、上記硫化カドミウム/
    テルル化水銀カドミウムの光電池とアモルファスシリコ
    ン光電池との間に配置されたインジウムスズ酸化物の層
    を更に具備し、そして光学的に透明な導電性材料の層が
    最上面に配置されたことを特徴とするタンデム構成の光
    電池装置。
  22. (22)上記アモルファスシリコン光電池は、更に、シ
    リコン以外のアモルファス半導体材料を含む特許請求の
    範囲第21項に記載の装置。
  23. (23)上記アモルファスシリコン光電池のp型サブ層
    及びn型サブ層の少なくとも一方は、微細な半導体材料
    を含む特許請求の範囲第21項に記載の装置。
  24. (24)上記光学的に透明な導電性材料の層は、インジ
    ウムスズ酸化物である特許請求の範囲第21項に記載の
    装置。
  25. (25)上記光学的に透明な導電性材料の層の上に電流
    収集グリッドが配置される特許請求の範囲第21項に記
    載の装置。
  26. (26)上記光学的に透明な導電性材料の層の上にガラ
    スの層が配置される特許請求の範囲第21項に記載の装
    置。
  27. (27)少なくとも2つのアモルファス半導体光電池を
    具備する特許請求の範囲第1項、第2項又は第21項に
    記載の装置。
  28. (28)アモルファス半導体材料より成る少なくとも1
    つの第1光電池と、導電型の異なる材料で構成された第
    1及び第2の半導体層より成る少なくとも1つの第2光
    電池とを有し、上記第1半導体層がテルル化カドミウム
    及びテルル化水銀カドミウムから選択されそして上記第
    2半導体層が硫化カドミウムで構成されるような多光電
    池構成の充電池装置を製造する方法において、 a)第1導電型の上記第1の半導体層を導電性材料の上
    に電気付着し、 b)上記第1の半導体層の導電型とは異なる導電型の硫
    化カドミウムの第2の半導体層を上記第1の半導体層の
    上に電気付着して、上記第2の光電池を形成し、 c)上記硫化カドミウムの第2の半導体層の上に光学的
    に透明な導電性材料の層を付着し、そして d)この光学的に透明な導電性材料の上に、アモルファ
    ス半導体材料の層を付着して、上記第1の光電池を形成
    するという段階を具備したことを特徴とする方法。
  29. (29)アモルファス半導体材料より成る少なくとも1
    つの第1光電池と、導電型の異なる材料で構成された第
    1、及び第2の半導体層より成る少なくとも1つの光電
    池とを有し、上記第1半導体層がテルル化カドミウム及
    びテルル化水銀カドミウムから選択されそして上記第2
    半導体層が硫化カドミウムで構成されるような多光電池
    構成の充電池装置を製造する方法において、 a)光学的に透明な導電性基体の上にアモルファス材料
    の層を付着して、少なくとも上記第1の光電池を形成し
    、 b)上記アモルファス半導体材料の上に透明な導電性材
    料の層を付着し、 c)第1導電型の硫化カドミウムより成る第2の半導体
    層を上記露出した透明な導電性の層の上に電気付着し、 d)この硫化カドミウム層の導電型とは異なる導電型の
    上記第1の半導体層を上記硫化カドミウム層の上に電気
    付着し、そして e)この第1の半導体層の上に導電性材料の層を付着す
    ることを特徴とする方法。
  30. (30)上記光学的に透明な導電性材料は、インジウム
    スズ酸化物である特許請求の範囲第28項又は第29項
    に記載の方法。
  31. (31)アモルファス半導体材料より成る少なくとも1
    つの光電池は、p型サブ層、真性サブ層及びn型サブ層
    を有するアモルファスシリコン光電池である特許請求の
    範囲第28項又は第29項に記載の方法。
  32. (32)アモルファス半導体材料より成る少なくとも1
    つの光電池は、シリコン以外のアモルファス半導体材料
    を含む特許請求の範囲第31項に記載の方法。
  33. (33)p型サブ層及びn型サブ層の少なくとも一方は
    、微細結晶半導体材料を含む特許請求の範囲第31項に
    記載の方法。
  34. (34)アモルファス半導体材料の少なくとも1つの追
    加光電池を上記第1の光電池の上に付着する特許請求の
    範囲第28項又は第29項に記載の方法。
  35. (35)アモルファス半導体材料の上記層は、グロー放
    電プロセスによって付着される特許請求の範囲第28項
    又は第29項に記載の方法。
  36. (36)上記光学的に透明な導電性の基体は、ガラスの
    層と、その上に設けられた透明な導電性酸化物の層とを
    含む特許請求の範囲第29項に記載の方法。
  37. (37)上記光学的に透明な導電性の基体は、ポリカー
    ボネート材料の層と、その上に設けられた透明な導電性
    酸化物の層とを含む特許請求の範囲第29項に記載の方
    法。
  38. (38)上記透明な導電性酸化物は、インジウムスズ酸
    化物である特許請求の範囲第36項又は第37項に記載
    の方法。
  39. (39)上記導電性材料は、ステンレススチールである
    特許請求の範囲第28項又は第29項に記載の方法。
  40. (40)上記第1半導体層と、上記ステンレススチール
    の層との間にクロム被覆された金の層が配置される特許
    請求の範囲第39項に記載の方法。
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