JPS6365007A - 高酸化燃焼型溶融還元方法 - Google Patents
高酸化燃焼型溶融還元方法Info
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- JPS6365007A JPS6365007A JP21100186A JP21100186A JPS6365007A JP S6365007 A JPS6365007 A JP S6365007A JP 21100186 A JP21100186 A JP 21100186A JP 21100186 A JP21100186 A JP 21100186A JP S6365007 A JPS6365007 A JP S6365007A
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- oxygen
- furnace
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- combustible gas
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- Pending
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Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、転炉型の高酸化燃焼型溶融還元方法の改良に
関する。
関する。
(従来技術)
一般にこの種の溶融還元方法は、反応容器から発生する
COガスで鉄鉱石を予備還元することを考慮して、反応
容器′から発生するCOガス等に対してこれらを不完全
に燃焼するようにしている。
COガスで鉄鉱石を予備還元することを考慮して、反応
容器′から発生するCOガス等に対してこれらを不完全
に燃焼するようにしている。
即ち酸素ガスを、COガス等の完全燃焼に必要な量の1
00%未満、50%以上吹込んでいる。しかしこの方法
では、酸素量が少ないため、反応容器内での完全燃焼、
特に熱媒体の多いスラグ層及び/又はスラグ層直下のス
プラッシュ存在領域の範囲内でCO及び/又はH2が0
2により反応終了することは不可能であった。このため
、反応容器開口上部において、CO,H2の燃焼反応が
進行し、その熱が開口部付近の炉構造物を過熱損傷する
欠点があった。しかも燃焼熱を有効に鉄浴に伝えること
ができず、燃料(炭材)原単位が高くなり、その熱効率
を高めることが困難であった。
00%未満、50%以上吹込んでいる。しかしこの方法
では、酸素量が少ないため、反応容器内での完全燃焼、
特に熱媒体の多いスラグ層及び/又はスラグ層直下のス
プラッシュ存在領域の範囲内でCO及び/又はH2が0
2により反応終了することは不可能であった。このため
、反応容器開口上部において、CO,H2の燃焼反応が
進行し、その熱が開口部付近の炉構造物を過熱損傷する
欠点があった。しかも燃焼熱を有効に鉄浴に伝えること
ができず、燃料(炭材)原単位が高くなり、その熱効率
を高めることが困難であった。
(発明が解決しようとする技術的課8)本発明は、反応
容器から発生するC Os H2をスラグ層あるいはス
プラッシュ存在領域にて完全燃焼させて燃焼ガスからス
ラグ層への熱移動を向上することができ、しかも炉構造
物の過熱損傷を防ぐことかできる高酸化燃焼型溶融還元
方法を提供することを目的とする。
容器から発生するC Os H2をスラグ層あるいはス
プラッシュ存在領域にて完全燃焼させて燃焼ガスからス
ラグ層への熱移動を向上することができ、しかも炉構造
物の過熱損傷を防ぐことかできる高酸化燃焼型溶融還元
方法を提供することを目的とする。
(技術的課題を解決する手段)
本発明は、反応容器内に鉄鉱石、炭材、及び媒溶剤を添
加し、純酸素及び/又は酸素富化ガスを吹込んで、溶鉄
又は溶鋼を直接製造する方法において、反応容器から生
成するCO、H2等の燃焼性ガスを完全燃焼させる量の
1〜2倍の酸素量を吹込む高酸化燃焼型溶融還元方法で
ある。
加し、純酸素及び/又は酸素富化ガスを吹込んで、溶鉄
又は溶鋼を直接製造する方法において、反応容器から生
成するCO、H2等の燃焼性ガスを完全燃焼させる量の
1〜2倍の酸素量を吹込む高酸化燃焼型溶融還元方法で
ある。
(発明の詳細な説明)
第1図は、溶融還元炉を示す。この還元炉は、炉体11
の底部及び側部側部に吹込口12.13.14を取付け
ている。底部吹込口12からは酸素と炭材(主に微粉炭
)とを溶融還元炉内の鉄浴に吹込むもので、この吹込み
により炭材の燃焼及び鉄鉱石の還元をおこなっている。
の底部及び側部側部に吹込口12.13.14を取付け
ている。底部吹込口12からは酸素と炭材(主に微粉炭
)とを溶融還元炉内の鉄浴に吹込むもので、この吹込み
により炭材の燃焼及び鉄鉱石の還元をおこなっている。
側部吹込口13からは酸素を吹込んでスラグを攪拌する
もので、この攪拌によりスラグの熱を鉄浴に伝達すると
ともにスラグと鉄浴との反応を促進している。別の側部
吹込口14がらは酸素あるいは酸素富化ガスを吹込んで
、溶融還元炉から発生したCOガス、H2ガス等の燃焼
性ガスを二次燃焼している。しかして本発明では、炉内
で発生するC01H2に対してこれを完全燃焼させるの
に必要な量の1〜2倍の酸素量を添加する。なおここで
酸素量とは、吹込口14から吹込まれる酸素及び酸素富
化ガス中の酸素だけでなく、空気、鉄鉱石、炭材、媒溶
剤に含まれる酸素をも含まれる。この方法によれば、炉
内で発生するCO、H2をスラグ直上で完全に燃焼でき
、その着熱効率を向上することができる。また炉上部で
の燃焼が少ないので、ここでの加熱を防ぎ炉体上部の損
傷を防ぐことができる。
もので、この攪拌によりスラグの熱を鉄浴に伝達すると
ともにスラグと鉄浴との反応を促進している。別の側部
吹込口14がらは酸素あるいは酸素富化ガスを吹込んで
、溶融還元炉から発生したCOガス、H2ガス等の燃焼
性ガスを二次燃焼している。しかして本発明では、炉内
で発生するC01H2に対してこれを完全燃焼させるの
に必要な量の1〜2倍の酸素量を添加する。なおここで
酸素量とは、吹込口14から吹込まれる酸素及び酸素富
化ガス中の酸素だけでなく、空気、鉄鉱石、炭材、媒溶
剤に含まれる酸素をも含まれる。この方法によれば、炉
内で発生するCO、H2をスラグ直上で完全に燃焼でき
、その着熱効率を向上することができる。また炉上部で
の燃焼が少ないので、ここでの加熱を防ぎ炉体上部の損
傷を防ぐことができる。
さらにまた酸素添加量が多いので、気化脱硫率も向上す
る。即ち第2図は、酸素添加量と着熱効率との関係を示
す。この図から1〜2倍で着熱効率がほぼ100%であ
り、1倍未満では着熱効率が低下していることが分かる
。また2倍を越えると、着熱効率が低下するが、これは
過剰な酸素量で温度低下が生じるためである。第3図は
本発明方法の酸化燃焼比(CO2+H20)/ (CO+CO2+H2+)120)を従来方法と比較し
て示す。この図から本発明では酸化燃焼比CDを常にほ
ぼ1に保持できることが分かる。第4図は酸素添加量と
気化脱硫率、スラグのFezOとの関係を示すiこの図
から1〜2倍の酸素量で脱硫率が向上するが、2倍を越
えるとFeOが多くなることがわかる。第5図は酸素添
加量と炉体上部の損傷(補修費用)との関係を示す。こ
の図から1〜2倍の酸素量では炉体開口部の損傷が少な
いことが分かる。なお2倍を越えると損傷が大きくなる
が、これはFeOのの量が増加するため炉腹部の損傷が
激しくなるためである。
る。即ち第2図は、酸素添加量と着熱効率との関係を示
す。この図から1〜2倍で着熱効率がほぼ100%であ
り、1倍未満では着熱効率が低下していることが分かる
。また2倍を越えると、着熱効率が低下するが、これは
過剰な酸素量で温度低下が生じるためである。第3図は
本発明方法の酸化燃焼比(CO2+H20)/ (CO+CO2+H2+)120)を従来方法と比較し
て示す。この図から本発明では酸化燃焼比CDを常にほ
ぼ1に保持できることが分かる。第4図は酸素添加量と
気化脱硫率、スラグのFezOとの関係を示すiこの図
から1〜2倍の酸素量で脱硫率が向上するが、2倍を越
えるとFeOが多くなることがわかる。第5図は酸素添
加量と炉体上部の損傷(補修費用)との関係を示す。こ
の図から1〜2倍の酸素量では炉体開口部の損傷が少な
いことが分かる。なお2倍を越えると損傷が大きくなる
が、これはFeOのの量が増加するため炉腹部の損傷が
激しくなるためである。
(実施例)
次に本発明の具体的な実施例につき説明する。
第1表に操業条件及び操業結果を示す。
(発明の効果)
以上説明の如く本発明によれば、COs H2の完全燃
焼に必要とする量の1〜2倍の酸素を供給するので、着
熱効率の向上、炉体上部での損傷の防止、気化脱硫率の
向上を図ることができる。
焼に必要とする量の1〜2倍の酸素を供給するので、着
熱効率の向上、炉体上部での損傷の防止、気化脱硫率の
向上を図ることができる。
m1図は本発明をおこなう溶融還元装置の一例を示す図
、第2図は酸素添加量と着熱効率との関係を示す図、第
3図は本発明方法の酸化燃焼比CDを従来方法と比較し
て示す図、第4図は酸素添加量と気化脱硫率、スラグの
Fe12との関係を示す図、第5図は酸素添加量と炉体
上部の損傷(補修費用)との関係を示す図である。 11・・・炉体、 12・・・底部吹込口、 13
.14・・・側部吹込口 出願人代理人 弁理士 鈴江 武彦 第1図 第2図 第3図 処理時間(埒) 第4図 第5図
、第2図は酸素添加量と着熱効率との関係を示す図、第
3図は本発明方法の酸化燃焼比CDを従来方法と比較し
て示す図、第4図は酸素添加量と気化脱硫率、スラグの
Fe12との関係を示す図、第5図は酸素添加量と炉体
上部の損傷(補修費用)との関係を示す図である。 11・・・炉体、 12・・・底部吹込口、 13
.14・・・側部吹込口 出願人代理人 弁理士 鈴江 武彦 第1図 第2図 第3図 処理時間(埒) 第4図 第5図
Claims (3)
- (1)反応容器内に鉄鉱石、炭材、及び媒溶剤を添加し
、純酸素及び/又は酸素富化ガスを吹込んで、溶鉄又は
溶鋼を直接製造する方法において、反応容器から生成す
る燃焼性ガスにたいして、これを完全燃焼させる量の1
〜2倍の酸素量を吹込む高酸化燃焼型溶融還元方法。 - (2)燃焼性ガスがCOである特許請求の範囲第1項記
載の高酸化燃焼型溶融還元方法。 - (3)燃焼性ガスがH_2及びCOである特許請求の範
囲第1項記載の高酸化燃焼型溶融還元方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21100186A JPS6365007A (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 高酸化燃焼型溶融還元方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21100186A JPS6365007A (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 高酸化燃焼型溶融還元方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6365007A true JPS6365007A (ja) | 1988-03-23 |
Family
ID=16598680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21100186A Pending JPS6365007A (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 高酸化燃焼型溶融還元方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6365007A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01502276A (ja) * | 1987-02-16 | 1989-08-10 | モスコフスキー、インスチツート、スタリ、イ、スプラホフ | 製鋼用の中間生産物である高炭素鉄の生成法ならびに炉 |
WO1992012265A1 (en) * | 1990-12-29 | 1992-07-23 | Technological Resources Pty. Limited | Reduction of metal oxides |
JPH0754030A (ja) * | 1993-06-16 | 1995-02-28 | Iscar Ltd | 鋼の製造方法 |
US6200518B1 (en) | 1996-01-26 | 2001-03-13 | Nippon Steel Corporation | Melt-reducing facility and method of operation thereof |
JP2015052546A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社島津製作所 | ガス濃度測定装置 |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP21100186A patent/JPS6365007A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01502276A (ja) * | 1987-02-16 | 1989-08-10 | モスコフスキー、インスチツート、スタリ、イ、スプラホフ | 製鋼用の中間生産物である高炭素鉄の生成法ならびに炉 |
WO1992012265A1 (en) * | 1990-12-29 | 1992-07-23 | Technological Resources Pty. Limited | Reduction of metal oxides |
JPH0754030A (ja) * | 1993-06-16 | 1995-02-28 | Iscar Ltd | 鋼の製造方法 |
US6200518B1 (en) | 1996-01-26 | 2001-03-13 | Nippon Steel Corporation | Melt-reducing facility and method of operation thereof |
JP2015052546A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社島津製作所 | ガス濃度測定装置 |
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