JPS6363750B2 - - Google Patents

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JPS6363750B2
JPS6363750B2 JP59213942A JP21394284A JPS6363750B2 JP S6363750 B2 JPS6363750 B2 JP S6363750B2 JP 59213942 A JP59213942 A JP 59213942A JP 21394284 A JP21394284 A JP 21394284A JP S6363750 B2 JPS6363750 B2 JP S6363750B2
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JP
Japan
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rotor
seawater
nozzle
fluid
energy
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JP59213942A
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JPS6193274A (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03BMACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
    • F03B17/00Other machines or engines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海水淡水化装置から排出される未淡
水化流体の圧力エネルギを再利用するためのエネ
ルギ回収装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、海水淡水化プラントでは、海水を50〜60
Kg/cm2程度まで昇圧し、これを逆浸透装置に供給
することにより淡水化を行つている。
しかしながら、この逆浸透装置においては淡水
化率は約40%程度で、残りの60%は海水のまま排
出され、高圧ポンプで昇圧された高圧の流体エネ
ルギが無駄に消費されている。
このエネルギを回収するために、海水淡水化プ
ラントにエネルギ回収装置を備え、逆浸透装置か
らの未淡水化海水を供給して、例えば電力として
回収するシステムが現在行われている。
エネルギ回収装置としては、第6図に示すよう
に高圧流体に適した多段のタービンポンプ50が
一般に用いられ、流出口51から海水を供給しタ
ービン羽根52を取りつけた軸53を回転させ、
この軸53回転を出力として取り出すものであ
る。このタービンポンプ50では、タービン羽根
52が多段に配置されているので、供給された流
体のエネルギを効率的に回収し、未淡水化海水を
流入口54から排出できる構成となつている。
〔発明が解決しようとする問題〕
しかし、タービンポンプ50をエネルギ回収用
として用いる場合、供給する流体の流量は比較的
大きく通常2〜3m3/minを必要とする。
従つて、流量の大きなプラントではエネルギ回
収が可能であるが、離島等の海水淡水化装置では
供給流量は0.1〜0.5m3/min程度である場合が多
く、タービンポンプ50を回転駆動させるに十分
でなく、エネルギ回収は不可能であつた。
本発明の目的は、海水淡水化装置からの未淡水
化海水の流量が小さくとも流体の圧力エネルギを
機械的運動に変換して、エネルギ回収を可能とす
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の構成は、ケーシング内にロータを連結
した出力軸を配置し、ロータ内に未処理海水を噴
射するノズルを設け、ロータの側壁にロータ内部
とケーシング外部を連通さる流路を設け、さらに
ロータの内周壁面にノズルからの噴射流体を受け
る迎え面を設け、前記流路を流体がロータの外周
端から求心的に流れるようにかつロータ回転方向
に向け凹となる弓状に形成したものである。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を説
明する。
第1図は本発明にかかるエネルギ回収装置1の
断面図、第2図は第1図の―線矢視による断
面図である。
このエネルギ回収装置1は第5図に示すような
海水淡水化プラントに配置されるもので、同図に
おいて40は海水を淡水化処理する逆浸透装置、
41はこの逆浸透装置40に高圧の海水を供給す
る高圧ポンプ、42は高圧ポンプ41駆動用の電
動機である。
エネルギ回収装置1には逆浸透装置40から排
出される未淡水化海水が供給され、流体エネルギ
を回転運動に変換して電動機42の駆動を補助す
ることによりエネルギ回収するシステムとなつて
いる。
第1図において、エネルギ回収装置1のケーシ
ング2内に出力軸3が軸受4,5に支持されて配
置され、この出力軸3の一端には中空ドラム状の
ロータ6が連結されている。
ケーシング2の外部には、逆浸透装置40から
の未淡水化海水をロータ6内に供給するととも
に、エネルギ回収後の流体を排出するための継手
7が連結され、この継手7には流入口8、流出口
9及びロータ6内に連通する排出チヤンバ10が
夫々形成されている。
11はロータ6内に位置しケーシング2内外を
挿通する連結管8aにより継手7の流入口8に連
結されたノズルで、ロータ6の中心から半径方向
に屈曲伸延し、ロータ6内周面の近傍において噴
出口12がロータ6の回転方向を指向して開口し
ている。
ロータ6の内周面にはノズル11からの噴流を
受ける溝13が波状に定ピツチで形成され、この
溝13はロータ6の中心線に対する角αが小さい
迎え面14と、中心線に対する角βが大きくしか
も円周方向長さが迎え面14に比べて長い送り面
15を夫々有している。
16はロータ6のノズル11挿通側に配置され
てロータ6の一面を閉塞するカバーで、ノズル1
1挿通部分にはラビリンス式のシール17を備え
ている。
カバー16の内面には複数の開口18が円周方
向に定ピツチで設けられ、開口18から中心方向
に流路19がカバー16内部に形成される。ロー
タ6内部はこの流路19からシール部20を経て
排出チヤンバ10に連通し、流入口8からの海水
はノズル11からロータ6内に流入し、開口18
から流路19を通過して排出チヤンバ10に至
り、排出口9から排出される流路系を構成する。
この流路19は第3図で示すように、通過流体
によりロータ6に回転力が負荷されるように、ロ
ータ6回転方向に向け凹の円弧状に形成される。
上記構成のエネルギ回収装置1は、第5図で示
した海水淡水化プラントにおいて、逆浸透装置4
0から高圧の未淡水化海水が流入口8に供給され
る。
尚、海水の流量は0.1〜0.5m3/min、圧力は約
60Kg/cm2である。
この高圧海水は連結管8aからノズル11に流
下し、噴出口12からロータ6の内周面に高速流
動となつて噴射され、溝13の迎え面14に衝撃
力を負荷してロータ6を第2図の矢印方向に高速
回転させる。
さらに、ノズル11から噴射された海水は、流
出口9によつて大気開放している低圧側のカバー
16内の流路19に開口18から流入する。この
流路19は第3図で示すように開口18からロー
タ6中心に至るまで回転方向に凹となるような弓
状の径路であるので、タービンポンプのように流
動する流体により回転力を負荷される。
即ち、開口18はタービンポンプの流体入口に
均等な要素となり、この開口15における速度三
角形は第3図に付したようになり、カバー16は
周速u1を与えられる。
以上のように、高圧の海水が持つエネルギは、
まずノズル11の噴射によつてロータ6の回転に
変換され、次いでカバー16の流路19入口の開
口18における回転力負荷によりさらにエネルギ
変換され、出力軸3が高速回転して電動機42を
補助駆動してエネルギを回収することができる。
尚、流体供給時におけるロータ6の回転数は約
5000rpmから5500rpmであるが、ロータ6内の溝
13は通常の羽根形状とは異なつて噴流に対する
迎え角が寝た迎え面14を形成したことから、噴
流の衝撃力を平滑化でき、高速回転時でも振動の
発生が抑制され、危険速度における共振現象も低
減可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、供給される高圧の未淡水化海水の流
量が小さい場合でも、流体の持つエネルギを出力
軸の回転運動に変換できるので、小規模の淡水化
プラントにおいてもエネルギ回収を効率良く行え
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエネルギ回収装置の断面
図、第2図は同第1図の―線矢視による断面
図、第3図はカバーの正面図、第4図は同カバー
の断面図、第5図は海水淡水化プラントの概略
図、第6図は大流量用として従来から用いられて
いる多段タービンポンプの概念図である。 1……エネルギ回収装置、2……ケーシング、
3……出力軸、6……ロータ、8……流入口、9
……流出口、11……ノズル、13……溝、16
……カバー、18……開口、19……流路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケーシング内に中空ドラム状のロータを連結
    した出力軸を配置し、該ロータ内に海水淡水化装
    置の未処理海水源に連通するノズルを設け、同ロ
    ータの側壁にロータ内部とケーシング外部を連通
    させる流路を設けてなり、上記ロータはその内周
    壁面に前記ノズルからの噴射流体を受ける迎え面
    を有し、前記流路は流体がロータの外周端から軸
    心方向に流れるように設けかつロータ回転方向に
    向け流線が凹となる弓状に形成したことを特徴と
    する海水淡水化装置のエネルギ回収装置。
JP59213942A 1984-10-11 1984-10-11 海水淡水化装置のエネルギ回収装置 Granted JPS6193274A (ja)

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JP59213942A JPS6193274A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 海水淡水化装置のエネルギ回収装置

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JP59213942A JPS6193274A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 海水淡水化装置のエネルギ回収装置

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Publication Number Publication Date
JPS6193274A JPS6193274A (ja) 1986-05-12
JPS6363750B2 true JPS6363750B2 (ja) 1988-12-08

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ID=16647595

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JP59213942A Granted JPS6193274A (ja) 1984-10-11 1984-10-11 海水淡水化装置のエネルギ回収装置

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JPS6193274A (ja) 1986-05-12

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