JPS6363171B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6363171B2
JPS6363171B2 JP14768580A JP14768580A JPS6363171B2 JP S6363171 B2 JPS6363171 B2 JP S6363171B2 JP 14768580 A JP14768580 A JP 14768580A JP 14768580 A JP14768580 A JP 14768580A JP S6363171 B2 JPS6363171 B2 JP S6363171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
tube
furnace body
circular
enveloping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14768580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5770383A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14768580A priority Critical patent/JPS5770383A/ja
Publication of JPS5770383A publication Critical patent/JPS5770383A/ja
Publication of JPS6363171B2 publication Critical patent/JPS6363171B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は可食性チユーブの乾燥機に関するもの
である。
可食性チユーブはソーセージケーシング等に近
時使用されているが、製造時にその直径を均一に
保つことはかなり困難である。湿式法によるコラ
ーゲンチユーブの製造は、成形用原料としてコラ
ーゲン質である動物の繊維組織を素原料としてこ
れらを公知の方法で処理したものが原料として使
用されている。
以下従来の可食性チユーブ製造装置を第1図に
より述べる。成膜用原料は図示していないタンク
から歯車ポンプ11を介して環状ノズル12へ送
られ、この環状ノズル12は成形されるチユーブ
の破裂強度を高くするため、内口金12Aと外口
金12Bとを互に反対方向に回転させ原液中の繊
維に配向を与えるようになされている。内口金1
2Aは電動機13に結ばれたプーリ14からベル
ト15を介して回転され、また外口金12Bは電
動機13に結ばれた歯車16により回転されるよ
うになつている。
濃厚塩類水溶液からなる凝固液を貯えたタンク
17からポンプ18により吐出された凝固液は、
内口金12A内周と戻り管19外周との間を上昇
し、次いで環状ノズル12から流出したチユーブ
20の内周に接して上昇し戻り管19内側からタ
ンク17へと循環している。上側のタンク21内
の凝固液(上記したタンク17の凝固液と同じ)
は、ポンプ22から液槽23へ送り出されてチユ
ーブ20の外周に接し、次いで液槽23をオーバ
フローして受け24からタンク21へ循環する。
このように環状オリフイス12を出たチユーブ2
0は内面および外面を内外の凝固液25および2
6により凝固されるから上方へ引きあげられ、こ
のとき内側凝固液25上方の上部空気室27に
は、微圧空気源28から弁29を介して接続され
た管30により微圧空気が送られ、チユーブ20
を所定形状に保つようになされている。
上部空気室27上方で折りたたまれたチユーブ
20はコンベア31で支持搬送され、前記した内
外凝固液25および26と同等の凝固液32を貯
えたタンク33内へ入りここで安定状態にするた
め充分に凝固される。続いて脱塩水洗槽34で水
洗しチユーブに柔軟性を与えるため吹付機35に
よりグリセリン水溶液を吹き付けてから乾燥機3
6で規定の含有水分率になるよう乾燥し次いで巻
取機37で巻取つていた。
このような製造装置で作られたチユーブの直径
Dは15ないし30mm程度のものが多く、乾燥後の直
径誤差は±0.5mmかそれ以上の精度が要求される。
しかしながら連続的に長時間にわたつてかかる精
度を維持することは従来の製造装置では極めて困
難であつた。かかる理由としては原料の素性や成
形方法特有の悪条件のためで、例えば初期凝固を
受けた直後のチユーブは水分90%即ちほとんどが
水分である。従つて原液の内外口金12Aおよび
12Bからの円周方向および走行方向の吐出量の
変動、原液中の繊維組織の分散性および粘度の不
均一、内外口金12Aおよび12Bの回転速度の
変動、原液の流動変動、内外凝固液25および2
6のレベル差の変動、上部空気室27の空気圧変
動、さらに原液中の難溶なコラーゲン質を酸液等
で膨潤し機械的に解組しても一様な状態にならな
いこと等の諸原因が、それぞれ単独に或いは相互
に関連してチユーブの形状不斉の原因になつてい
る。加うるに第2次凝固槽33や水洗槽34内の
チユーブ走行速度の変動、第2次凝固液濃度のム
ラとか乾燥機36中の不適当な条件を受けてチユ
ーブの形状不斉が発生する。
本発明はかかる欠点を除去したものでその目的
は、成形時に直径差のあるバラツキ状のチユーブ
でも、これを均一化した直径のチユーブに仕上げ
る可食性チユーブ製造装置の乾燥機を提供するこ
とにある。
以下本発明の詳細について一実施例を示した第
2図および第3図について説明する。駆動プーリ
51および52は電動機53からプーリ54ない
し56ならびにベルト57および58を介して回
転駆動されるようになつており、この駆動プーリ
51および52には織布或いは編布のような通気
性の良い布状の包み込みベルト60が掛けてあ
る。前述した第1図の脱塩水洗槽34から送り出
されグリセリン水溶液を吹き付けられたチユーブ
59は、駆動プーリ51上の包み込みベルト60
上に載置され同ベルト60はチユーブ59の周長
より広巾になされている。
チユーブ59の走行方向入口側には、包み込み
ベルト60がチユーブ59を包み込むように円筒
状に成形するための漏斗状成形ダイス61を設置
してある。成形ダイス61により円筒状になつた
包み込みベルト60はその内径が一定に維持され
るように、外周部を摩擦係数の低い材料例えばテ
フロン(登録商標)等のコイル状ガイド62によ
り支持されている。またガイド62の走行方向出
口側には円筒状の包み込みベルト60をフラツト
に戻すための回転可能な開放棒63を設置してあ
る。
成形ダイス61の出力側近くと開放棒63の入
口側近くにはそれぞれ一対のニツプローラ64お
よび65により円筒状になつた包み込みベルト6
0をニツプするようにされている。このニツプは
ニツプローラ64を閉じニツプローラ65を開い
た状態でチユーブ59の端部へホース(図示せ
ず)をさし込んで空気を送り込み、チユーブ59
の内圧が所定圧になつた時点でホースを除去する
と共にニツプローラ65を閉じる。上記した空気
の圧力によりチユーブ59はふくらむがその外周
はコイル状ガイド62により外周を制限された包
み込みベルト60に接しているので一定の外径に
なる。
ニツプローラ64および65の内側は炉体66
により囲まれており、炉体66内の空気はヒータ
67および温度センサ68により所定温度に加熱
され、電動機69により駆動される送風機70に
より加熱空気はダクト71に導かれて包み込みベ
ルト60に包まれたチユーブ59を加熱し、乾燥
させる。なお空気温度は温度センサ68によりほ
ぼ一定温度に維持されており、所定以上の高温に
なつた場合はヒータ67への給電を停止する。な
お68Aは湿度センサで所定値以上の湿度になつ
たときは電動機72により駆動される送風機73
を回転させて高湿空気を炉体66外部へ送り出
す。
本発明における可食性チユーブの乾燥機は前述
したように、チユーブ外周を一定形状のベルトで
包みチユーブ内側へ空気を送り込みチユーブをベ
ルト内部でふくらませるように構成したので、製
造時点で外径にバラツキのあつたチユーブは乾燥
機内のベルトにより一定直径までふくらむ。従つ
てチユーブ外径は常時一定になるので精度の高い
チユーブの製造を本発明は可能にするものであ
る。
第4図は本発明の他の実施例をしたもので、こ
の例では2組のニツプローラの間で空気によりふ
くらませられて整形されるチユーブは、長時間運
転して空気圧力が減少したときこれを一定の圧力
に戻す手段を有していること、ならびに整形加熱
の前に予備加熱をしていることが第1の例と異な
る。
第1図の脱塩水洗槽34から送り出されグリセ
リン水溶液を吹き付けられたチユーブ59は、予
備乾燥用の炉体81内に入りローラ82および8
3に巻付けられた後炉体81を出る。炉体81内
部には比較的低温のヒータ84および85が設置
され、このヒータ84および85により加熱され
た空気は送風機86および87からダクト88お
よび89を通つてチユーブ59を予備加熱する。
ローラ83を出たチユーブはローラ90を経た所
で、吹付機91によりグリセリン水溶液を吹付け
られた後、整形乾燥用の炉体92に入るがこの炉
体92の構成は前述した第1の実施例の炉体60
と略同じで包み込みベルトを有している。この例
では既に予備乾燥しているので長さの短くなつて
いることのみ相異する。従つて詳しい説明は省略
する。
炉体92内部の包み込みベルト(図示せず)に
より外径を一定の大きさに整形されたチユーブ5
9は、これと同方向かつ同速度で移動する上下一
対のベルト93および94により押え付けられる
ようになつている。固定側ベルト94は固定のプ
ーリ95および96に巻かれており、移動側ベル
ト93はスイングアーム97の一側に取付けたプ
ーリ98および99に巻かれまたスイングアーム
97の他側には重鍾100が設けてあり、移動側
ベルト93は任意の高さ位置に固定し得るように
なつている。なおベルト93および94は図示し
ていない電動機に接続されたプーリ96および9
9により駆動されるようになつている。ベルト9
3および94の後方には上下一対のニツプローラ
101があり、その後に巻取りローラ102が設
置されている。
チユーブ59内に空気を入れるときはニツプロ
ーラ104を押圧し、ニツプローラ105および
101を開いた状態でチユーブ59の端末からホ
ース(図示せず)を差して空気を入れ、空気が所
定圧になつた時点でホースを除去すると共にニツ
プローラ105を押圧し次いでニツプローラ10
1を閉じる。この状態で第1図を含んだ装置全体
を運転し、長時間を経過するとニツプされたチユ
ーブ59の空気圧力は低下しこれが所定圧力より
下つたとき、スイングアーム97を介して移動側
ベルト93を下方に押圧すればチユーブ59はベ
ルト93および94により挾圧される。この結果
チユーブ59の空気圧力は再び上昇するのでこの
位置に移動側ベルト93を置いて操業を続ける。
なお前記説明ではベルト93および94は炉体9
2の出口側に設けたが、ニツプローラ105と吹
付機91の前に設置してもよい。
このように本実施例ではチユーブ59の内圧が
降下してもチユーブ59の端末からホースを差し
込む必要はないので、長いチユーブを連続して製
造が可能であり安定した一定品質のチユーブが得
られかつ操業の手間もはぶける利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は可食性チユーブ製造装置全体の側面
図、第2図および第3図は本発明の一実施例を示
し第2図は側面図、第3図は一部を除去した平面
図、第4図は本発明の他の実施例の側面図であ
る。 59……チユーブ、60……包み込みベルト、
61……成形ダイス、62……ガイド、63……
開放棒、64,65,101,105……ニツプ
ローラ、66,81,92……炉体、93……移
動側ベルト、94……固定側ベルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 炉体と、同炉体内に設置されたヒータと、同
    ヒータにより加熱された空気を送る送風機と、前
    記炉体内を乾燥されるチユーブに同期して移動す
    るシート状の包み込みベルトと、同包み込みベル
    トを駆動する一対のプーリと、前記包み込みベル
    トを円形にする成形ダイスと、円形にされた前記
    包み込みベルトをシート状に戻す開放棒と、円形
    にされた前記包み込みベルトの外周を規制するコ
    イル状のガイドと、前記成形ダイスの出口側付近
    および前記開放棒の入口側付近に配置され円形に
    された前記包み込みベルトをニツプする2組のニ
    ツプローラとからなる可食性チユーブの乾燥機。 2 炉体と、同炉体内に配置されたヒータと、同
    ヒータにより加熱された空気を送る送風機と、前
    炉体内を乾燥されるチユーブに同期して移動する
    シート状の包み込みベルトと、同包み込みベルト
    を駆動する一対のプーリと、前記包み込みベルト
    を円形にする成形ダイスと、円形にされた前記包
    み込みベルトをシート状に戻す開放棒と、円形に
    された前記包み込みベルトの外周を規制するコイ
    ル状のガイドと、前記炉体の入口側或いは出口側
    に前記チユーブ走行路の一側に設置され一対のプ
    ーリにより駆動される固定ベルトと、前記固定ベ
    ルトに対向して設けられ前記チユーブに対し接近
    或いは離反する移動ベルトと、前記炉体の入口側
    および前記固定ベルトの出口側に設けられたニツ
    プローラからなる可食性チユーブの乾燥機。
JP14768580A 1980-10-20 1980-10-20 Corrosive tube dryer Granted JPS5770383A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14768580A JPS5770383A (en) 1980-10-20 1980-10-20 Corrosive tube dryer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14768580A JPS5770383A (en) 1980-10-20 1980-10-20 Corrosive tube dryer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5770383A JPS5770383A (en) 1982-04-30
JPS6363171B2 true JPS6363171B2 (ja) 1988-12-06

Family

ID=15435963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14768580A Granted JPS5770383A (en) 1980-10-20 1980-10-20 Corrosive tube dryer

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5770383A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5770383A (en) 1982-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8241460B2 (en) Method and apparatus for manufacturing cigarette wrapping paper
US2734228A (en) Crimping apparatus
US2526318A (en) Sheet finishing apparatus
US2136566A (en) Method for making sausage casings
JP4147517B2 (ja) 煙変性剤及び該煙変性剤を含む喫煙材ロッド
US4357371A (en) Process for the manufacture of tubular packaging sheaths having a coating on the inside, and apparatus for carrying out the process
FI72678C (fi) Foerfarande och anordning foer boejning av straeckt plast.
FI68774B (fi) Foerfarande foer framstaellning av ett slangformigt emballeringshoelje med ett oeverdrag pao insidan och apparat foer genomfoerande av foerfarandet
JPS6363171B2 (ja)
US3297512A (en) Apparatus for forming rods from continuous filament tow
EP0846547B1 (de) Verfahren und Vorrichtung zum kontinuierlichen Kranzen von thermoplastischen, schrumpffähigen Schlauchhüllen
JPS6363172B2 (ja)
FI68773C (fi) Framstaellningsfoerfarande av en slang vars insida aer foersedd med belaeggning anordning foer genomfoerande av foerfarande samt slangens anvaendning
US4975309A (en) Curved tubular packing casing
RU2006101059A (ru) Способ и устройство для изготовления бесшовной съедобной целлюлозной оболочки
US3425107A (en) Apparatus for developing crimps by heating composite filament
US3168605A (en) Process for the production of webs of elastic synthetic resins
GB1406015A (en) Coiled collagen food casing
US3066461A (en) Apparatus for making stuffed products
JPH0134665B2 (ja)
US5137672A (en) Method for producing hose having low permeability
US20040146668A1 (en) Seamless tubular film, process and apparatus for producing a seamless tubular film
KR930005523Y1 (ko) 신축밴드의 실리콘 코팅장치
US3496047A (en) Apparatus for forming filter tubing
KR900005684Y1 (ko) 신축밴드의 실리콘 코팅장치