JPS6361788A - スクロ−ル容積形機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、スクロール容積形機械に関する。

（従来の技術） 従来のスクロール容積形機械の代表例であるスクロール
コンプレッサは＃開１１８６１−２８７８６号公報に記
載されており、これを第３図により説明する。

旋回スクロール１は鏡板１ａと、この鏡板１ａに直立し
ているラップ１ｂとからなり、ラップ１ｂはインポリ、
−トまたはインボリュートに類似する曲線で形成されて
いる。固定スクロール２は旋回スクロール１と同じ構成
であり、鏡板２ａのインポリ−′Ｙト曲線の中心に肖る
部分に吐出孔２Ｃを備えてい２′ る。旋回スクロール１と固定スクロール２とはラップを
互いに内側にして各ラップ１ａと２ｂとがある角度ずら
した状態で組合わされている。固定スクロール２に対し
、旋回スクロール１を見かけ上自転しないように旋回さ
せ、圧縮室を縮少してガスを圧縮して吐出孔３より排出
する。なお旋回スクロール１は主軸４により旋回させら
れる。

固定スクロール２と旋回スクロール１の両部材により閉
じられた密閉空間は、ラップ１ｂ、　２ｂの接触点が中
心に近づくにつれ小さくなり空間内の圧力は高くなる。

このため、両スクロールが圧力により軸方向に引き離さ
れ、ラップ１ｂ、　２ｂの先端面のシールが不完全とな
り、ガス漏洩が増大し効率の低下をきたす。このため従
来のスクロールコンプレッサでは、吐出ガスを旋回スク
ロール１０反ラップ側に設けた背面室５に導ひいて、こ
のガス圧により旋回スクロール１を軸方向に押しつけ、
ラップ１ｂ、　２ｂの先端面のシールを向上させていた
。

（発明が解決しようとする問題点） しかしこの時、フレーム７０項状凸部７ａの上面と旋回
スクロール１の鏡板１ｍの反ラップ面との間にすき間が
でき、背面室５より吸込室６内にガスが漏洩し、能力低
下があった。

したがって本発明は、背面室５と吸込室６とを正常にシ
ールしたスクロール容積形機械を提供することを目的と
する。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） この目的を達成するために、この発明は次のような構成
をしている。すなわち旋回スクロールの円筒の外周に設
けた支持筒と、フレームの外周に設は支持筒を支持する
環状凹部とを有するものである。

（作用） 主軸が回転を始めると給油ポンプにより潤滑油が主軸に
供給され一部かフレームの環状四部に貯えられる。その
結果支持筒の下方部はつねに潤滑油中にある。

（実施例） 以下不発り］の−冥施例を２ｇ１図により説明する。

従来と同じかまたは相描する部分には第２図と同一符号
を付し、それらの説明は省略する。

密閉容器１０内には、フレーム７が圧入固定されている
。フレーム７の主軸受７ｄの外周には四部７ｂおよび環
状凹部７ｂと下面を連通する油ぬきパイプ７Ｃが設けら
れ、この油ぬきパイプ７Ｃの上端は、環状凹部７ｂ低面
より高い位置にある。

フレーム７の外周には固定スクロール２がボルト１２に
より固定されている。固定スクロール２の鏡板２ａには
吐出孔２Ｃおよび吸込孔２ｄが開孔しており、吸込孔２
ｄには吸込パイプ３が連結している。

旋回スクロール３の鏡板１ａの反ラップ側には円筒ＩＣ
が直立しており、円筒ＩＣの外周には支持筒１ｄが直立
している。支持筒１ｄは、フレーム７の凹部７ｂにより
支持されている。

オルダムリング１４はフレーム７と旋回スクロール１の
間に設け、旋回スクロール１が自転しないようにしてい
る。

主軸４は、その内部に給油パイプ４ａを有し、また主軸
４の上端には、主軸４の回転軸より旋回半径だけ離れた
位置にクランク部４ｂを有している。

主軸４はフレーム７の主軸受７ｄに支持されクランク部
４ｂは円筒ＩＣに挿入されている。

ロータ１６は、主軸４の下方に圧入固定されている。

ステータ１８は、ローター１６の外周で対向する位置で
、密閉容器１０に圧入固定されている。

また密閉容器１０の下部には潤滑油が貯えられ、側面に
は吐パイプ加が取付けられている。

次にこの実施例の作用を説明する。

ロータ１６により主軸４を回転させると、旋回スクロー
ル１は旋回運動をする。この旋回運動により吸込パイプ
３より吸込室６に入ったガスは圧縮され吐出孔２Ｃより
吐出される。吐出されたガスは、貫通孔８を通じてフレ
ーム７の下方に入り吐出パイプ２０より密閉容器１０外
に出る。

主軸４の給油パイプ４ａによりくみ上げられた潤滑油は
、摺動面を潤滑し、その一部はフレーム７の環状凹部７
ｂに貯えられる。そして油ぬきパイプ７Ｃの上端をこえ
た童は、油ぬきパイプ７Ｃより密閉容器１０の下部へも
どる。

固定スクロール２と旋回スクロール１間には軸方向に離
れようとする力が生じる。この力に対抗させるため背面
室５には油ぬきパイプ７Ｃを通じてガスが導びかれてい
る。よって旋回運動中、旋回スクロール１は上方に押し
つけられている。そのため旋回スクロール１の支持筒１
ｄの下面とフレーム７０猿状四部７ｂとの間にはわずか
なすき間ができる。このすき間は潤滑油によってふさが
られている。

従って、背面室５より吸込室６にガスが漏洩することが
ほとんどなく、能力低下を大巾におさえることができる
。

本発明の他の実施例を第２図により説明する。

支持筒１ｄの下端の内周面の一部と下面の一部を含む断
面連形部分を切欠き、円形リングｎ及び円形弾性体列を
その切欠きに収容している。

旋回ス、クロール１は旋回運動中上方に押しつけられる
。このとき旋回スクロール１の支持筒１ｄの下面とフレ
ーム７の環状凹部７ｂとの間にはわずかなすき間ができ
る。しかしこのすき間は円゛形リングｎ及び円形弾性体
列および潤滑油によってふさがれる。

従って背面室５より吸込室６にガスが漏洩することがほ
とんどなく、能力低下を大巾におさえることができる。

しかも円形弾性体列が旋回スクロール１の上下動の動き
に追従して支持筒１ｄと円形リング器間をシールし、円
形リング四と環状凹部７ｂはつねに潤滑油中で接してい
るため、背面室５と吸込室６とのシールはより確実にな
る。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、背面室５と吸込室６を
正常にシールできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すスクロールコンプレッ
サの断面図、第２図は本発明の他の実施例を示すスクロ
ールコンプレッサの要部断面図、第３図は従来例を示す
スクロールコンプレッサの断面図である。 １・・・旋回スクロール　　　　２・・・固定スクロー
ル４・・・玉軸　　　　　５・・・背面室６・・・吸込
室７・・・フレーム ０葉昨 第１Ｉｌｌ 入りロールコンアレッサの耐■狛図 溢　　　　　第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 鏡板および鏡板に直立しているラップを有する固定スク
   ロールと、 鏡板および鏡板に直立しているラップおよび鏡板の反ラ
   ップ側に直立している円筒を有し、このラップが固定ス
   クロールのラップとかみ合う旋回スクロールと、 主軸受を有し、外周が固定スクロールに結合しているフ
   レームと、 給油ポンプとクランク部を有し、フレームの主軸受に支
   持され、クランク部が旋回スクロールの円筒に挿入され
   た主軸とを有するスクロール容積形機械において、 旋回スクロールの円筒の外周に設けた支持筒と、フレー
   ムの主軸受の外周に設けられ支持筒を支持する環状凹部
   とを設けたことを特徴とするスクロール容積形機械。