JPS6360927A - 降圧剤 - Google Patents

降圧剤

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Publication number
JPS6360927A
JPS6360927A JP61202820A JP20282086A JPS6360927A JP S6360927 A JPS6360927 A JP S6360927A JP 61202820 A JP61202820 A JP 61202820A JP 20282086 A JP20282086 A JP 20282086A JP S6360927 A JPS6360927 A JP S6360927A
Authority
JP
Japan
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formula
compound shown
methyl
thiourea
compound
Prior art date
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Pending
Application number
JP61202820A
Other languages
English (en)
Inventor
Shugo Matsuno
松野 修吾
Naoki Mochizuki
直樹 望月
Michihiro Onaka
大仲 通弘
Katsuharu Tsuchida
勝晴 土田
Hirokazu Aihara
相原 弘和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zeon Corp
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Nippon Zeon Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd, Nippon Zeon Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication of JPS6360927A publication Critical patent/JPS6360927A/ja
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はチオウレア化合物を有効成分とする降圧剤に関
し、さらに詳しくは、作用持続時間の長い降圧剤に関す
る。
(従来の技術) 近年、高血圧疾患者の増加に伴ない、各種の降圧剤が開
発され用いられているが、−度服用を始めた降圧剤は、
その服用を途中で止めるとリバウンド現象が生じてかえ
って症状が悪化してしまうことから、−生にかけて薬剤
を服用しなければならず、特に副作用の少ない薬剤の開
発が望まれている。
例えば、降圧剤として知られるヒドララジンは血管平滑
筋直接弛緩作用があり、優れた血圧降下作用を有するが
、頻脈や目まい、長期投与で関節リウマチ様症状をおこ
すなどの副作用が生じてしまう。このような副作用を軽
減するために、昔通、2.3種類の降圧剤を併用し、各
薬剤の用量を減少したり、各薬剤の副作用を互いに相殺
させる方法がとられている。しかしながら、本来は単一
の薬剤で、かかる副作用のない降圧剤の方が好ましいこ
とは云うまでもない。
かかる要望に対し、最近、頻脈等の副作用を及ぼさない
ノルボニル型チオウレア化合物を有効成分とする降圧剤
が開発されている(特開昭60−23313号)、シか
し、かかる薬剤は投与初期においては優れた血圧降下作
用を示すものの、その持続時間が短かいために投与回数
を増やさなければならなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは前記欠点を解決すべく鋭意研究の結果、前
記一般式(1)で表わされるチオウレア化合物が優れた
血圧降下作用を示し、さらにはその作用時間が長いこと
を見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに到
った。
(問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、−m式(1)(但し、式中、
R1は水素原子または低級アルキル基、Rtは炭素数7
以下の第二級もしくは第三級アルキル基または単環式シ
クロアルキル基を示す。) で表わされるチオウレア化合物を有効成分とする降圧剤
が提供される。
本発明において用いられるチオウレア化合物の殆どのも
のは公知化合物であるが、これらが高血圧症に対して治
療効果を有することは未だ知られておらず、本発明者ら
によって初めて降圧剤としての有効性が見い出されたも
のである。
本発明において用いられるチオウレア化合物の具体例と
しては、例えば次のような化合物を挙げることができる
。すなわち、1−メチル−3−((1−メチル)エチル
コチオ尿素、1−メチル−3−((1−メチル)プロピ
ルコチオ尿素、1−メチル−3−((1,1−ジメチル
)エチルコチオ尿素、1〜メチル−3−((1,1−ジ
メチル)プロピルコチオ尿素、1−メチル−3−シクロ
ペンチルチオ尿素、1−メチル−3−シクロヘキシルチ
オ尿素、1−メチル−3−シクロへブチルチオ尿素、1
.3−ジメチル−3−シクロヘキシルチオ尿素などが挙
げられる。
一般式(1)で表わされる化合物は、種々の方法によっ
て製造することが可能であるが、その中で通常用いられ
る方法の一例を示せば次の如(である。
すなわち、一般式(n) (式中、Rt及びR2は前記と同義である。)で表わさ
れる化合物とメチルチオイソシアネートとを1:l (
モル比)の割合で、一方を滴下混合して反応させること
により、容易に目的の一般式(+)で表わされる化合物
を得ることができる。
本反応においては溶媒を使用するのが好ましく、好適な
溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の芳香族液状化合
物、クロロホルム、ジクロルメタル、クロロベンゼン等
のハロゲン化炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類が挙げられる。
本反応は通常、室温乃至使用した溶媒の沸点の範囲内で
行なわれ、反応時間は通常30分〜24時間である。
本発明の治療剤は、一般式(1)で表わされる化合物と
して、成人に対して経口投与で1〜lOm/kg  体
重7日を1日に1〜3回に分けて投与する。この投与量
は、患者の年齢1体重、症状により適宜増減することが
できる。
本発明の治療剤は、常法により一般式(Nで表わされる
化合物を常用の担体や稀釈剤に分散して調製することに
より、錠剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤などの経口投与
用固体製剤や液剤、懸濁剤、乳剤などの経口投与液体製
剤として使用に供することができる。
経口投与用固体製剤の調製に使用できる担体としては、
乳糖、ブドウ糖、結晶セルロース、マンニトール、コー
ンスターチ、砂糖などの賦形剤、ヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、ゼラ
チン、アラビヤゴムなどの結合剤、グリセリン、エチレ
ングリコールなどの湿潤剤、とうもろこしでんぷん、ば
れいしょでんぷん、カルボキシメチルセルロースカルシ
ウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロースなどの崩
壊剤、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシ
ウム、タルク、ポリエチレングリコール、硬化油などの
滑沢剤があり、この他必要に応じて界面活性剤9着色剤
、矯味剤などを使用することができる。
経口投与用液体製剤の調製に使用できる稀釈剤としては
、水、エタノール、グリセリン、プロピレングリコール
、ポリエチレングリコール、寒天。
トラガントなどがあり、必要に応じて溶解補助剤。
緩衝剤、保存剤、香料1着色剤、呈味側などを使用する
ことができる。
本発明の降圧剤は、ヒトや哺乳動物に対する毒性は低く
、一般にラフI−(!性)に対する急性毒性LDso値
は150 w/ kg、p、o、程度である。
(発明の効果) かくして本発明によれば、従来技術に比較して血圧降下
作用に優れ、作用持続時間の長い降圧剤を得ることがで
きる。
(実施例) 以下に合成例、実施例および試験例を挙げて本発明をさ
らに具体的に説明する。
合成例1 1−メチル−3−((1,1−ジメチル)エチルコチオ
尿素の合成 tert−ブチルアミン5.0gをベンゼン30mj!
に溶解し、室温攪拌下にメチルチオイソシアネート5.
0 gをベンゼン101Ilに溶解した溶液をゆっくり
と滴下した0滴下後、4時間撹拌下に反応を継続した。
反応終了後ベンゼンを留去し、得られた残渣をエタノー
ルにより再結晶を行ない、目的物(以下、化合物lと称
する。)7.1gを得た。
融点93〜94℃、収率71%。
合成例2〜8 合成例1に準じて化合物2〜8を得た。これを第1表に
示す。
第    1    表 実施例1 化合物1 600g、結晶セルロース120g。
トウモロコシデンプン120gを混合して均一な混合粉
体とし、ヒドロキシプロピルセルロース45gを結合剤
として湿式造粒法により顎粒を調製した。
これにステアリン酸マグネシウム9gを混合した後、打
錠し、直径9龍1重量300■の錠剤3000個を得た
実施例2 化合物3 600g、結晶セルロース150 g。
トウモロコシデンプン140g、ステアリン酸マグネシ
ウム10gを均一に混合した。
この混合粉体を1カプセル当り300■ずつ1号硬カプ
セルに充填し、カプセル3000個を得た。
実施例3 化合物4 200g、マンニトール300 g。
トウモロコシデンプン450gを混合して均一な混合粉
体とし、ヒドロキシプロビルセルロース50gを結合剤
として湿式造粒法により顆粒を調製し、顆粒剤1000
gを得た。
実施例4 化合物6 200g、乳tJ! 800 g j;:均
&:j’FA合して散剤を調製し、これを1000■ず
つ分包して散剤1000包を得た。
よ式験例 l (血圧下降) 自然発症高血圧ラット(SHR,g性、10〜14週齢
)6匹を一群とし、水および飼料を自由に摂取させて試
験に供した。
−C式(1)で表わされる化合物を5%アラビアゴムに
懸濁して被験薬を調製した。
各被験薬(有効成分lO■/kg相当量)をそれぞれ別
個の群の動物に経口投与し、2,6.10時間後に非観
血的に尾動脈より全身血圧を測定した。
6例の平均値をもって血圧とし、投与前の血圧に対する
下降率(%)で被験薬の作用の強さを示した。
対照として特開昭60−23313号に記載されてい化
合物5D−1と称する)についても同様の試験を行なっ
た。
その結果を第中表に示す。
第   十   表 この結果から本発明の降圧剤は作用の持続性に優れてい
ることがわかる。
試験例2 (急性毒性) ウィスター系ラット(雄性、5週齢)5匹を一群として
試験に供した。一般式(りで表わされる化合物を100
 mg/ mlの割合で5%アラビアゴム溶液に懸濁し
て被験薬とした。
被験薬(有効成分100,300.900■/kg相、
当量)をそれぞれ別個の群の動物に経口投与し、投与後
8時間の観察を行ない、LDso値を求めた。
対照として化合物SD−1についても同様の試験を行な
った。
その結果を第i表に示す。
第    i    表

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式中、R_1は水素原子または低級アルキル基
    、R_2は炭素数7以下の第二級もしくは第三級アルキ
    ル基または単環式シクロアルキル基を示す。) で表わされるチオウレア化合物を有効成分とする降圧剤
JP61202820A 1986-08-29 1986-08-29 降圧剤 Pending JPS6360927A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61202820A JPS6360927A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 降圧剤

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JP61202820A JPS6360927A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 降圧剤

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JPS6360927A true JPS6360927A (ja) 1988-03-17

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ID=16463735

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JP61202820A Pending JPS6360927A (ja) 1986-08-29 1986-08-29 降圧剤

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