JPS6360198B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6360198B2 JPS6360198B2 JP18131283A JP18131283A JPS6360198B2 JP S6360198 B2 JPS6360198 B2 JP S6360198B2 JP 18131283 A JP18131283 A JP 18131283A JP 18131283 A JP18131283 A JP 18131283A JP S6360198 B2 JPS6360198 B2 JP S6360198B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auger
- pressure water
- pipe
- cutting blade
- ground
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/22—Piles
- E02D5/34—Concrete or concrete-like piles cast in position ; Apparatus for making same
- E02D5/38—Concrete or concrete-like piles cast in position ; Apparatus for making same making by use of mould-pipes or other moulds
- E02D5/385—Concrete or concrete-like piles cast in position ; Apparatus for making same making by use of mould-pipes or other moulds with removal of the outer mould-pipes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
砂層、シルト層等のように地盤が比較的均一で
ある場合は鋼矢板打込みや、オーガーによる穿設
杭孔へのセメント注入等によつて基礎工壁を形成
することができる。しかし玄武岩転石層では鋼矢
板は勿論オーガーが硬い玄武岩転石に阻止され、
鋼矢板地中打込みやオーガーによる穿設はきわめ
て困難である。従来長崎県地方では基礎工用杭孔
を穿設するため長い工期と労力および莫大な費用
を要し、或は発破等によつたので人家の近くでは
基礎工を施工し難い欠陥があつた。
ある場合は鋼矢板打込みや、オーガーによる穿設
杭孔へのセメント注入等によつて基礎工壁を形成
することができる。しかし玄武岩転石層では鋼矢
板は勿論オーガーが硬い玄武岩転石に阻止され、
鋼矢板地中打込みやオーガーによる穿設はきわめ
て困難である。従来長崎県地方では基礎工用杭孔
を穿設するため長い工期と労力および莫大な費用
を要し、或は発破等によつたので人家の近くでは
基礎工を施工し難い欠陥があつた。
本発明は玄武岩転石層に基礎工用杭孔を迅速に
穿設することを目的とするものであつて、内外管
の下端に地盤切削刃を設け、内管の内部に下端に
岩盤切削刃を有するオーガーを設け、内管と外管
との間に高圧水管を配設し、これを内外管に固着
し、同高圧水管の下端に高圧水噴出ノズルを下向
にかつ上記地盤切削刃の上に設け、オーガーの回
動駆動装置および内外管の回動駆動装置を案内ガ
イドに沿つて昇降摺動自在に懸垂し、かつ上記両
装置によるオーガーと内外管との回動方向が互に
反対方向である杭孔掘削装置に関するものであ
る。
穿設することを目的とするものであつて、内外管
の下端に地盤切削刃を設け、内管の内部に下端に
岩盤切削刃を有するオーガーを設け、内管と外管
との間に高圧水管を配設し、これを内外管に固着
し、同高圧水管の下端に高圧水噴出ノズルを下向
にかつ上記地盤切削刃の上に設け、オーガーの回
動駆動装置および内外管の回動駆動装置を案内ガ
イドに沿つて昇降摺動自在に懸垂し、かつ上記両
装置によるオーガーと内外管との回動方向が互に
反対方向である杭孔掘削装置に関するものであ
る。
本発明を図面に示す実施例について説明する
と、内管１および外管２を間隔保持金具３を介し
て同心円に１体に形成し、下端に切削刃４を設
け、間隔部に第２図、第３図に示すように複数の
高圧水管５を等間隔に中心線と平行に配設し、上
記金具３を介してこれを上記内外管してに溶着に
より固着する。この高圧水管５の下端部は内外管
１，２の下端部に達し、先端に高圧水噴出ノズル
６を下向に設けるものである。内外管１，２の上
端にはホールダー７を設け、同ホールダー７を回
動駆動筒８に接続し、同筒８の上端外側に設けた
外歯車にピニオンを噛合し、これを減速電動機９
の出力軸に接続して内外管１，２の回動駆動装置
１０を形成する。内管１の内部には下端に切削刃
１１を有するオーガー１２を摺動自在に嵌合し、
上端部を内管１の上端から上方に突出させ、減速
電動機１３の出力軸１４にカツプリング１５で接
続してオーガー１２の回動駆動装置１６を形成す
る。これらの駆動装置１０，１６はそれぞれ直立
案内ガイド１７の上端滑車を迂回して垂下するワ
イヤロープ１８，１９に懸垂され、同ガイド１７
の軌条２０に両装置１０，１６の案内金具２１，
２１を摺動自在に係合し、上記ワイヤロープ１
８，１９を巻機で昇降させることによつて上記両
装置１０，１６を昇降させることができる。これ
らの両装置１０，１６の回動方向は互に反対であ
つてそのためオーガー１２と内外管１，２とは第
２図矢印ａ，ｂで示すように互に反対方向に回動
するものである。尚図中２２で示すものは高圧水
管５に接続する高圧水送水可撓管、２３はワイヤ
ロープの滑車である。案内ガイド１７はクレーン
車又はクレーン船の２個のブームの先端に中程が
支持され、下部は車台又は船台に支持されて直立
する。
と、内管１および外管２を間隔保持金具３を介し
て同心円に１体に形成し、下端に切削刃４を設
け、間隔部に第２図、第３図に示すように複数の
高圧水管５を等間隔に中心線と平行に配設し、上
記金具３を介してこれを上記内外管してに溶着に
より固着する。この高圧水管５の下端部は内外管
１，２の下端部に達し、先端に高圧水噴出ノズル
６を下向に設けるものである。内外管１，２の上
端にはホールダー７を設け、同ホールダー７を回
動駆動筒８に接続し、同筒８の上端外側に設けた
外歯車にピニオンを噛合し、これを減速電動機９
の出力軸に接続して内外管１，２の回動駆動装置
１０を形成する。内管１の内部には下端に切削刃
１１を有するオーガー１２を摺動自在に嵌合し、
上端部を内管１の上端から上方に突出させ、減速
電動機１３の出力軸１４にカツプリング１５で接
続してオーガー１２の回動駆動装置１６を形成す
る。これらの駆動装置１０，１６はそれぞれ直立
案内ガイド１７の上端滑車を迂回して垂下するワ
イヤロープ１８，１９に懸垂され、同ガイド１７
の軌条２０に両装置１０，１６の案内金具２１，
２１を摺動自在に係合し、上記ワイヤロープ１
８，１９を巻機で昇降させることによつて上記両
装置１０，１６を昇降させることができる。これ
らの両装置１０，１６の回動方向は互に反対であ
つてそのためオーガー１２と内外管１，２とは第
２図矢印ａ，ｂで示すように互に反対方向に回動
するものである。尚図中２２で示すものは高圧水
管５に接続する高圧水送水可撓管、２３はワイヤ
ロープの滑車である。案内ガイド１７はクレーン
車又はクレーン船の２個のブームの先端に中程が
支持され、下部は車台又は船台に支持されて直立
する。
従つて案内ガイド１７を地面２４又は水面上に
垂直に保持し、ワイヤロープ１８，１９によつて
上記駆動装置１０，１６を同ガイド１７に沿つて
下降させ、内外管１，２を回動させて切削刃４に
より地中に杭孔２５を穿設することができ、内管
１内の地盤はオーガー１２の切削刃１１によつて
掘削してこれを地上に搬出することができる。切
削刃４，１１が玄武岩の転石２６（長崎県平戸で
圧縮強度1700〜1800Kg／cm2）に当接すると下降が
停止するから高圧水ポンプを動作して高圧水管５
を経てノズル６から高圧水（400〜1000Kg／cm2）
を噴出させると上記転石２６は第１図、第３図に
示すように水力によつて掘削されかつ内外管１，
２の回転により円形に掘削されるから内外管１，
２は転石２６内を下降する。そして内管１内のオ
ーガー１２の切削刃１１の回動によつて内管１内
に進入するコア部は切削され切削屑はスクリユー
１２′によつて孔外に搬出され、杭孔２５が転石
２６を貫通して地中に形成される。根入れ深さま
で同孔２５を掘削した後は内外管１，２を上昇さ
せ、オーガー１２の下端から同孔２５内にセメン
トミルク等を注入充填しつつ上昇させコンクリー
ト柱を地中に形成することができる。転石２６に
内外管１，２の下端が当接する迄及び当接した時
点では回転によるスピンによつて同管１，２は方
向を変位しようとするが、内管１内のオーガー１
２が反対方向に回転して上記スピンによる方向変
位を相殺し、転石２６の内外を方向変位なく下降
掘削することができる。
垂直に保持し、ワイヤロープ１８，１９によつて
上記駆動装置１０，１６を同ガイド１７に沿つて
下降させ、内外管１，２を回動させて切削刃４に
より地中に杭孔２５を穿設することができ、内管
１内の地盤はオーガー１２の切削刃１１によつて
掘削してこれを地上に搬出することができる。切
削刃４，１１が玄武岩の転石２６（長崎県平戸で
圧縮強度1700〜1800Kg／cm2）に当接すると下降が
停止するから高圧水ポンプを動作して高圧水管５
を経てノズル６から高圧水（400〜1000Kg／cm2）
を噴出させると上記転石２６は第１図、第３図に
示すように水力によつて掘削されかつ内外管１，
２の回転により円形に掘削されるから内外管１，
２は転石２６内を下降する。そして内管１内のオ
ーガー１２の切削刃１１の回動によつて内管１内
に進入するコア部は切削され切削屑はスクリユー
１２′によつて孔外に搬出され、杭孔２５が転石
２６を貫通して地中に形成される。根入れ深さま
で同孔２５を掘削した後は内外管１，２を上昇さ
せ、オーガー１２の下端から同孔２５内にセメン
トミルク等を注入充填しつつ上昇させコンクリー
ト柱を地中に形成することができる。転石２６に
内外管１，２の下端が当接する迄及び当接した時
点では回転によるスピンによつて同管１，２は方
向を変位しようとするが、内管１内のオーガー１
２が反対方向に回転して上記スピンによる方向変
位を相殺し、転石２６の内外を方向変位なく下降
掘削することができる。
本発明は上述のように構成したのできわめて硬
い大形の転石２６を含有する転石層において迅速
簡便に垂直抗孔２５を穿設し得て地中に同杭孔２
５によるコンクリート柱を並設し、防水壁を容易
に施工し得るものである。即ち軟い地盤は内外管
１，２及び地盤切削刃４，４の正回転並びにオー
ガー１２の逆回転によつて迅速かつ変位なく掘削
排土し、硬い転石玄武岩に遭遇した場合は高圧水
噴出及び回転岩盤切削刃１１によつて迅速円滑に
変位なく該玄武岩を掘削し得て上記転石層に垂直
抗孔２５を穿設することができる。
い大形の転石２６を含有する転石層において迅速
簡便に垂直抗孔２５を穿設し得て地中に同杭孔２
５によるコンクリート柱を並設し、防水壁を容易
に施工し得るものである。即ち軟い地盤は内外管
１，２及び地盤切削刃４，４の正回転並びにオー
ガー１２の逆回転によつて迅速かつ変位なく掘削
排土し、硬い転石玄武岩に遭遇した場合は高圧水
噴出及び回転岩盤切削刃１１によつて迅速円滑に
変位なく該玄武岩を掘削し得て上記転石層に垂直
抗孔２５を穿設することができる。
第１図は本発明の杭孔掘削装置を示す側面図、
第２図は第１図Ａ−Ａ線による横断面図、第３図
は第１図の一部拡大図である。 １，２……内外管、４……地盤切削刃、１１…
…岩盤切削刃、１２……オーガー、５……高圧水
管、６……高圧水噴出ノズル、１０，１６……回
動駆動装置、１７……案内ガイド。
第２図は第１図Ａ−Ａ線による横断面図、第３図
は第１図の一部拡大図である。 １，２……内外管、４……地盤切削刃、１１…
…岩盤切削刃、１２……オーガー、５……高圧水
管、６……高圧水噴出ノズル、１０，１６……回
動駆動装置、１７……案内ガイド。
Claims (1)
- １ 内外管１，２の下端に地盤切削刃４，４を設
け、内管１の内部に下端に岩盤切削刃１１を有す
るオーガー１２を設け、内管１と外管２との間に
高圧水管５を配設し、これを内外管１，２に固着
し、同高圧水管５の下端に高圧水噴出ノズル６を
下向にかつ上記地盤切削刃４，４の上に設け、オ
ーガー１２の回動駆動装置１６および内外管１，
２の回動駆動装置１０を案内ガイド１７に沿つて
昇降摺動自在に懸垂し、かつ上記両装置１０，１
６によるオーガー１２と内外管１，２との回動方
向が互に反対方向である杭孔掘削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18131283A JPS6070226A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 杭孔掘削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18131283A JPS6070226A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 杭孔掘削装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6070226A JPS6070226A (ja) | 1985-04-22 |
| JPS6360198B2 true JPS6360198B2 (ja) | 1988-11-22 |
Family
ID=16098476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18131283A Granted JPS6070226A (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 杭孔掘削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6070226A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6947206B2 (ja) * | 2018-08-30 | 2021-10-13 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 鋼管杭の施工方法 |
-
1983
- 1983-09-27 JP JP18131283A patent/JPS6070226A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6070226A (ja) | 1985-04-22 |
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