JPS6359148B2 - - Google Patents

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JPS6359148B2
JPS6359148B2 JP55017766A JP1776680A JPS6359148B2 JP S6359148 B2 JPS6359148 B2 JP S6359148B2 JP 55017766 A JP55017766 A JP 55017766A JP 1776680 A JP1776680 A JP 1776680A JP S6359148 B2 JPS6359148 B2 JP S6359148B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、複数の被験者に対して自動車運転の
教育を一斉に実施する自動車運転教育装置に係
り、特に自動車を運転する技能や、安全に対する
認識度、運転の習癖を計測して、これに対応した
教育をする際に、実際の車や教官に頼らず、模擬
装置を用いて、被験者に運転反応を求める刺激を
与え、各被験者の運転操作反応を、自動的に検出
の上診断評価し、あらかじめ準備された運転上の
欠陥を改善するような教育的な多数の解説用教材
の中から、各被験者の診断評価の結果に応じて最
もふさわしいものを自動的に選択して、それぞれ
の被験者に提供するようにしたものである。
このため本発明では、道路走行画面を被験者に
提供して運転操作をおこなわせ、特定の有効な場
面において、操作内容を検出の上記憶し、ソフト
ウエアプログラムで自動的に評価し、もつて運転
者の特性を知り、この結果にもとづいて、モニタ
ーテレビに供給される複数の解説教材ビデオか
ら、最も適切なものを、各運転席のコンピユータ
が自動的に選定して被験者に与えるようにしたも
のである。
従来この種自動車運転教育装置として、米国の
ハイスクールにおける自動車教育に用いられてい
る特公昭40―28058号や、本出願人が先に提案し
て日本における安全運転指導の場で用いられてい
る運転技能欠陥個所集団装置として特公昭45―
30010号等がある。これらは模擬運転席前面の映
写スクリーンにこの運転席からながめた走行画面
と同じ情況を与え、その情景に従つて実車同様の
運転操作をおこなわせるもので運転の途中の重要
な場面には、あらかじめ各場面に対応して、各種
の操作機器の正しい操作位置が記憶されており、
画面の進行とともに順次その内容が決められた位
置で読み出されるよう作動し、その信号と被験者
の運転反応を比較しこれが合致しなければ誤りと
して記録し、各操作機器との誤数あるいは類似場
面における各操作機器の誤数の分布により、診断
の評価をおこなうものである。
しかしてこれ等の装置においては、操作機器ご
との誤り等が運転操作の結果として出力される
が、その結果から、運転の方法をもう一度ふりか
えつて解説し、さらに今後どのように運転の向上
に気をつけるべきかを教育することは装置の機能
としてはもち合せず、必要とあれば教官がおこな
わざるを得なかつた。しかし複数の被験者を対象
としたこの種の装置においては、各人の成績をそ
れぞれ教官が判読して、個別に解説なり教育をす
ることは、時間的にも能力的にも不可能に近く、
通常は全被験者を対象とした共通の一般的な内容
を口頭で解説することしかできないものであつ
た。
このような点に鑑みて本発明では、運転の結果
を評価して、その結果から最もふさわしい解説や
教育内容を、個人別に、しかも教官の手をわずら
わすことなく、自動的に画像と音声を用いて提供
するものである。
又本発明では、画面の流れに同期してどの画面
でどのような診断をおこなうかを決定する同期の
改善を行うものである。
例えば従来の同期方法の1つの例では、映画フ
イルムのサウンドトラツクを利用し、このトラツ
クに診断項目に対応した符号化された直列2進化
信号を録音しておき、映写機で再生の際、この信
号を復調して運転席に送り、その時の運転状態と
比較するよう動作させるものである。
しかしてこの従来方法は映画フイルムに光学的
に焼付けられた信号を用いるため、信号の位置、
信号の内容を変更することは不可能である。さら
にはこの従来の方法では録音のために特別な装置
を要したり録音に高度な録音技術を要すること
や、直列2進化信号であるため、信号群を読取可
能な周波数で書込むと、信号群の間隔をあまりつ
めることが出来ず、高速で連続的な診断をする場
合に限界がある等の不便があつた。
又もう一つの従来の同期方法の例は、同様にフ
イルムのサウンドトラツクに短かい時間巾でかつ
一定の周波数のキユー(CUE)信号を録音して
おき、この信号が再生されるつど、紙テープリー
ダーを1キヤラクターづつ駆動し、使用される紙
テープにあらかじめさん孔されている診断内容に
相応する符号を解読して運転席に送り、運転状態
と比較する方法である。かつ紙テープリーダとい
う媒体を使用する不便さはあるが紙テープのさん
孔内容を変えることにより診断プログラムを変更
することができる。しかし診断の位置を変更する
ことはキユー信号を移動する必要があり、これは
光学的に焼付けられたフイルムでは改善の方法が
ない。
又、前の方法と同様に、キユー(CUE)信号
の間隔をあまり近接することも、再生時の耐雑音
特性信頼度及び安定度を考慮すると限界があつ
た。従つてこれ等従来の2つの同期方法はあらか
じめ診断の内容や、位置を事前に充分に吟味した
上で書込む方法であり、この種のソフトウエアで
は往々にして生ずる、繰返しの修正に対処する事
ができないという欠点があつた。本発明ではこの
ような点を改善した自動車運転教育装置を提供す
ることである。
以下本発明による自動車運転教育装置の実施例
について説明する。
第1図は、本発明装置の配置と結合の関係を示
す全体の簡略ブロツク構成図である。自動車の運
転車の運転席を模擬し、視覚提供装置としてモニ
ターテレビ110を前面にそなえた模擬運転席1
を複数台配置し、これ等の運転席のモニターテレ
ビ110に教材を映写するように映像音声回線A
を介して、画像信号を供給する複数のビデオプレ
ーヤ201を備えたビデオ装置2が接続され、こ
れ等全体の制御と、診断評価結果を印字出力する
機能をもつた制御計算機3とが設けられる。複数
の運転席1と制御計算機3の間は、相互伝送回線
Bで結合されており、ビデオ装置2と制御計算機
3との間はビデオ制御回線Cで結合されている。
又第2図は本発明装置全体の機能回路ブロツク
図であり、第1図相当部分は同一符号で示すと、
模擬運転席1と、ビデオ装置2と制御計算機3と
に大別されていて模擬運転席1にはモニターテレ
ビ110、増巾器111,112,113、イン
ピーダンス整合器114,115,116、リレ
ーRY1,RY2,RY3並びに夫々の接点ry11
ry12;ry21,ry22;ry31,ry32;操作機器102、
リレーRY1,RY2,RY3、コンピユータ101、
サウンド回路103、ヘツドホン104、速度計
105等が所定の回路接続をともなつて設けられ
ている。又2はビデオ装置で、ビデオプレーヤ2
01,202,203、インターフエース回路2
04が含まれる。更に制御計算機3にはキーボー
ド301、デイスクメモリー302、計算部30
3、プリンタ304、個別結果表305が含まれ
ている。
次に第2図について装置の動作説明を詳しく述
べると、 運転の開始に先だち、制御計算機3のブロツク
で示すキーボード301のひとつのキーを操作す
るならば、デイスクメモリー302にあらかじめ
組み込まれたプログラムの内容、すなわち自動車
走行特性模擬、走行音模擬、診断、評価の各プロ
グラムが、プログラム伝送プログラム(イ)の作
動により相互伝送回線Bを通じて各運転席1に高
速で伝送され、各運転席1に内蔵のコンピユータ
101の記憶部(あ)、(い)、(う)、(え)、(お
)、
(か)……に収納される。
次に、キーボード301の別のキーのひとつ
(図に記載せず)を操作して、診断開始の指令を
出すと、ビデオ制御回線Cを介して、ビデオ装置
2のインターフエース回路204をへて、複数の
ビデオプレーヤの内の1台201をスタートさ
せ、ビデオプレーヤ201にあらかじめ録画され
た画像信号a1が運転席1に送られる。
なお、他のビデオプレーヤ202,203につ
いても同様で、画像信号a2,a3を送り出すことが
できる。又、第2図のa1,a2,a3,a1′,a2′,
a3′は第1図のAに相当する。一方運転席1には
画像信号a1,a2,a3に対応して夫々信号レベル低
下を補償する増幅111,112,113を設け
ておき、これらの出力が更に次の運転席のモニタ
ーテレビに接続され、次々に画像信号を補償しな
がら多数のモニターテレビに接続されるように構
成する。一方インピーダンス整合器114,11
5,116でインピーダンス整合され映像信号
は、リレーRY1,RY2,RY3の接点ry11,ry21
ry31を通してモニターテレビ110へ夫々供給さ
れる。リレーRY1或はRY2,RY3が付勢されるか
否か、すなわちチヤンネル1或は2,3を選択す
るか否かは、コンピユータ101の指示で決定さ
れるが、夫々の運転席においてリレーRY1或は
RY2,RY3が励磁されるようにあらかじめプログ
ラムされている。同様にビデオプレーヤ201,
202,203の音声信号a1′,a2′,a3′も各運転
席1に送られ、リレーRY1,RY2,RY3の接点
ry12,ry22,ry32を介してサウンド回路103に
送られてヘツドホン104へ出力し被験者に与え
られる。
この段階で映し出される、画像は、走行する自
動車の運転席から前方の道路をながめた模範的な
運転状態が示され、各運転者の被験者は、この画
面と同時に流れるナレーシヨンの指示に従つて運
転操作をおこなう。
各運転席1にはコンピユータ101が内蔵され
ており、これ等の記憶部には、先に制御計算機か
ら送られてきた自動車特性模擬(あ)、走行音模
擬(い)、診断(う)、評価(え)の各プログラム
が一例として収納されている。各運転者の操作に
伴う操作機器102の操作量は自動車特性模擬プ
ログラム(あ)により刻々コンピユータ101に
よつて検出され、自動車の種々の特性を模擬計算
して、速度計105に計算結果を表示するし、又
走行音模擬プログラム(い)により、走行音模擬
計算をなし、サウンド回路103で必要量に増巾
し、テレビ音声とミキシングしてヘツドホン10
4へ出力する。
このような画面に追従した運転操作をおこなわ
せる場合、たとえば画面が交差点を曲る場面に遭
遇したとすると、あらかじめナレーシヨンで、ど
ちらに曲るべきかは指示されており、画面に現わ
れる交通信号、あるいは一時停止の標識、横断歩
行者や自転車の有無、対向車の動き等を認知した
上で判断の上走行操作をおこなう。このような操
作を通じてウインカを出すタイミング、ブレーキ
操作のタイミング、ブレーキ操作の状態、アクセ
ルの離し方、ギヤシフトダウンのタイミング、ク
ラツチとブレーキの操作順序等、運転操作機器の
動きを検出し、細かに分析することにより日常の
運転技術や、運転のくせ、安全に対する対処方法
等をかなり正確に指摘することができる。
又、本発明の装置においては各運転席にコンピ
ユータ101を内蔵しているから、各種の複数の
運転操作機器102の動きをソフトウエアプログ
ラムにより高速で検出することができ、その上、
たとえばアクセルペダルであれば踏んだ量、踏む
早さ等をも見ることができる。これ等の結果はあ
とで自動車的に評価指摘する際の基本データとな
るわけであるが、これ等の診断に必要な運転操作
機器の動きはのべつ検出しているわけではなく、
画面上の、あらかじめ設定した診断に有効ないく
つかの場所で、診断に有効な操作機器のみがどう
反応したかを検出し、これを記憶装置に記憶して
おく必要がある。
すなわち、コンピユータ内に収納されている診
断プログラム(う)は複数の操作機器の検出内容
に対応した細分化されたプログラム群で構成され
ており、その中からいつどのプログラムを選択
し、起動するかという指令は、画面に同期して制
御計算機3の計算部303が各運転席に一斉に与
えなければならない。このためにビデオプレーヤ
201に特別な加工をして同期信号dを得、この
同期信号のカウント数に対応して、どのカウント
値でどの診断プログラムを選択し駆動させるかと
いう診断の順序をソフトウエア的にプログラムし
た診断テーブル(ロ)を制御計算機3の計算部3
03にあらかじめ記憶させておきビデオプレーヤ
201の走行に伴う同期信号のカウント値が進行
につれて、診断プログラム指定信号を相互伝送回
線Bを介して運転席へ送るように診断項目伝送プ
ログラム(ハ)により作動する。画面の進行に同
期して診断プログラムを指定する方式については
あとで詳細を述べる。
このように画面の流れの中でのいくつかの場所
で、複数の操作機器がどのように操作されたかと
いう結果は、コンピユータ101の記憶部の指定
された場所すなわち診断データ記憶部(を)に
次々に記録されてゆく。
運転画面が終了すると、これらの診断データは
出力に必要な意味づけされた型に評価プログラム
(え)で編集される。すなわち刻々チエツクされ
た各操作機器の動作データのみでは、これを出力
して被験者に与えても解読することは不可能で、
このためにデータの組合せ、重みづけにより意味
づけされた評価データ(か)を得て記憶される。
各運転席で得られた評価データは、制御計算機
3の指令により相互伝送回線Bを介して順次各運
転席のコンピユータ101から制御計算機3の計
算部303の評価データ収納部(ニ)へ収納され
る。収納された複数被験者のデータは、計算部3
03のもつ成積出力プログラム(ホ)により、プ
リンタ304で評価結果を連続的に印字出力し、
個別結果表305を得る。
第3図は結果表の一人分の出力例である。あら
かじめ文字で印刷された結果表305は大分類さ
れた項目と、具体的に運転の結果を表現した注意
事項より構成されており、先に各運転席から送ら
れた評価データに対応して、プリンタ304で注
意事項の該当する番号に〇印が印刷される。
このようにして個別に印刷された評価結果は各
被験者に配布され〇印が印刷された部分の注意事
項を読むことによりみずからの運転結果を知り、
注意を受けることになる。
しかしながらかなり適切な評価内容が結果表に
記載されていたとしても、印刷物では反省をうつ
たえるに力が弱く、そのためには視聴覚を用いて
充分な解説をすることが望ましい。できることな
らすでに終了した画面の必要な場所をもう一度部
分的に再現し、関連した教育画面を混えて解説が
なされ、その上に複数の被験者のそれぞれことな
つた評価結果にも対応できることが望ましい。
本発明は、これ等の要望を満足するために、次
のような装置を実現した。原理を明確にするため
単純化してひとつの例で説明するならば、ビデオ
装置には5台のビデオプレーヤをそなえておきそ
れぞれのビデオプレーヤには、例えば第3図の結
果表で合図、運転技術のように5つの大きな項目
のそれぞれに対応した5つづつの解説内容がビデ
オテープに編集されて入つている。解説の際同時
にこれ等のビデオプレーヤをスタートするなら、
5チヤンネルの映像音声による解説が各運転席に
送りこまれる。各運転席ではすでに評価データが
得られているからどの項目が最も悪いかが判明し
ている。すなわち第3図の例で云うなら第3の項
目である運転技術が4つの〇印を指摘されている
から、この被験者に項目3に対応した解説すなわ
ち3チヤンネルの映像を見させるように制御す
る。
しかし、この方式は現実にはやや不経済であ
る。すなわち最も成積の悪い1つの項目しか見ら
れないことと、ビデオプレーヤが項目の数だけ必
要となり今の例では5台必要となる。
そこで本発明では、教材の提示が効果的でしか
もビデオプレーヤの数を減らすようにしたもので
ある。第3図の結果表によるなら、成積の悪い項
目ひとつのみを解説するより、悪いものから3項
目程度は、見せることが教育的に望ましく、現実
的であると考慮される。第3図の例によるなら項
目3と1と5である。どの項目にも同じ数の〇印
がマークされている場合は項目に対して重みづけ
があらかじめなされておりその条件により項目を
選定するという工夫はもちろん必要である。
ビデオプレーヤは3台すなわち201,20
2,203を用い3台のビデオプレーヤにかけら
れる各々のビデオテープ構成は第4図に示され
る。
主ビデオテープVT1は補助の第2、第3のビ
デオテープVT2,VT3に比較して長く構成され、
前半には自動車の走行画面の入つた診断用画面
VT131が録画されており、これはすでに説明した
ように全被験者に運転反応をさせるための画面で
ある。解説が始まる段階では診断用画面の最後に
あるQ12なるオーデイオトラツクVT12のキユー信
号を読んで停止している。こゝで解説に使用する
数種のビデオテープの各々には、いくつかの異な
つた内容の解説が順番に録画されていて、それぞ
れの解説の開始と終了の位置に対応したオーデイ
オトラツクにはいずれもキユー信号を録画してお
き、再生時にこのキユー信号を読取ることによつ
て解説内容を選択するタイミングを得ることがで
きるものである。
解説のスタート段階でキーボード301の1つ
のキーを選定してスタート指令を出すと、ビデオ
制御回路Cを介してインターフエイス回路204
を通じて、ビデオプレーヤ201,202,20
3の3台を同時にスタートさせる。各ビデオテー
プVT1,VT2,VT3の第1のオーデイオトラツ
クVT11,VT21,VT31にはナレーシヨンが第2
のオーデイオトラツクVT12,VT22,VT32には
いくつかのキユー信号Q11〜Q16,Q23〜Q26,Q33
〜Q36が書き込まれていてこれ等キユー信号は1
例として2400Hzの正弦波を300m・sec巾で書込ん
である。又主ビデオテープVT1のビデオトラツ
クVT13には診断用画面VT131、(これは主テープ
VT1のみ)と等間隔の解説1,2,3の画面
VT151,VT152,VT153が夫々の前後に短い区間
ギヤツプVTg1,VTg2,VTg3,VTg4,VTg5をも
つて録画されている。同様にビデオテープVT2
VT3の夫々のビデオトラツクVT23,VT33には等
間隔の解説2,3,4の画面VT251,VT252
VT253、等間隔の解説3,4,5の画面VT351
VT352,VT353が夫々の前後に短い等間隔の区間
キヤツプVTg6,VTg7,VTg8,VTg10,VTg11
VTg12,VTg13をもつて録画されている。
尚前述の第1のテープには第3図の項目1,
2,3に対応する解説が、第3のテープには第3
図の項目3,4,5に対応する解説が夫々解説
1,2,3,4,5と省略されて示されており、
注意すればわかるように各テープの解説に関する
配列は1,2,3;2,3,4;3,4,5のよ
うにずらせた形で解説内容が録画されているので
ある。
次に第4図に関し第1図〜第3図と関連して動
作説明をすると、先づ同時にスタートした3台の
ビデオプレーヤからは各々映像信号が送り出され
るが、この段階ではまだ運転席のモニターテレビ
に映像は映らない。
スタート直後に第4図のキユー信号Q13,Q23
Q33が再生されキユー信号ラインq1,q2,q3、(第
2図)ラインを介してインターフエイス回路20
4に送られ、さらに計算部303に送られる。次
いでこれらキユー信号Q13,Q23,Q33が読取られ
たことを計算部303が確認すると、計算部30
3内の解説制御プログラム(へ)の動作により、
各運転席にビデオチヤンネルの選定をすべきタイ
ミングであることを相互伝送回線Bを通じて指令
する。各運転席はすでに運転を終了して評価結果
を記憶しており、5項目から成積の悪い3項目を
選択する準備が出来ている。したがつてチヤンネ
ル切換の指示のみをまてば必要なチヤンネルを順
次選び、モニターテレビ110に得ることができ
る。
第3図の例では成積の悪い項目すなわち解説3
と1と5を見せればよいからキユー信号Q13
Q23,Q33、の到来でまず解説1を得るようにチ
ヤンネル1を選択しテープが解説1を終了する頃
キユー信号Q14,Q24,Q34、がほぼ同時に読取ら
れ、同様にしてそのタイミングで運転席では次に
放送される解説2,3,4の中から解説3を得る
ようにチヤンネル2を選択し、この2回目の解説
が終了する頃、キユー信号Q15,Q25,Q35、がほ
ぼ同時に読取られそのタイミングで運転席では次
に放送される解説3,4,5の中から、解説5を
得るチヤンネル3を選択し第3回目の解説が終了
する頃キユー信号Q16,Q26,Q36、がほぼ同時に
読取られ、同様にしてそのタイミングで運転席で
はチヤンネル選択を解除してモニターテレビから
映像が消える。
かくして同様の動作が、各運転席でその評価に
対応して得られるよう作動する。このように複数
のビデオプレーヤを用いかつ各運転席のモニター
テレビ入力にチヤンネル選択機能をもたせ、評価
結果に応じてチヤンネルを選択し、さらに解説テ
ープの構成を第4図に示すように配列し、キユー
信号を読取ることにより、すくないビデオプレー
ヤで効果的にいくつかの解説を選択出来、従来の
装置と異なり複数の運転席の各々ちがつた評価結
果に対して個別にしかも自動的解説がなされるシ
ステムが理解される。
次に先に簡単に説明したように、画面の進行に
同期して各運転席の診断プログラムを選定し診断
を行なわせる方式の詳細を述べる。
第4図に示すビデオテープのトラツク構成に示
すように、一般に使用されるビデオテープはビデ
オトラツクVT13のほかに2CHのオーデイオトラ
ツクVT11と、VT12、それにコントロールトラツ
クVT14をもつている。一般にビデオテープを使
用するユーザは、コントロールトラツクVT14
利用することは出来ない。
すなわちコントロールトラツクVT14は、ビデ
オテープにビデオ信号を録画する際に、垂直同期
信号の位相に同期して1秒間に30回の早さで信号
が録音されるもので、第5図のビデオサーボ回路
に示すように、モータ401で回転されるビデオ
ヘツドドラム402の回転を、ドラムパルス用ヘ
ツド403で検出してドラムパルスを得、同時に
コントロールトラツク用ヘツド404でコントロ
ールトラツクの同期信号を読取り、この両信号を
サーボアンプ405で検出増巾し、電磁ブレーキ
406によりブレーキドラム408をへてこれと
一体のヘツドドラム402の回転を制御しトラツ
キングを合せるように用いられる。よつてコント
ロール信号は通常ビデオプレーヤから外部に出力
されるようになつていない。
本発明において新しい同期の方式を達成できた
要因はこのコントロール信号の有効な利用にあ
る。すなわち本発明ではこのコントロール信号を
増巾器407を介しビデオプレーヤの外部へ取出
して下記のように用いるのである。今第6図の実
際例として、コントロール信号と診断プログラム
の関係をタイムチヤートで示すとモニターテレビ
の画面の流れの中で例えばx1の位置に達したら、
多数用意された診断プログラム1からnの内、そ
の1をスタートさせ、x3の位置までそのプログラ
ムの実行を継続して運転者のある特定の反応を調
べるように希望し、又同様にx2の位置で別の診断
プログラム2をスタートさせ、x4で終らせるよう
に希望したとする。このように与えられる画面の
中のどの位置でどの診断プログラムを動作させる
かというシーケンスがあらかじめ作成される。こ
こにおいて診断の開始、終了を示す位置x1,x2
…x4を与えるものとして前述のコントロール信号
を用いるのである。従つて、第5図に示すビデオ
プレーヤのサーボ系回路の一部からコントロール
信号を取出して、再生時に出力されるこのコント
ロール信号を制御計算機3で計数し、この計数値
の進行にともなつて診断プログラムテーブルのコ
ード値を順次読取り、各運転席において画面に対
応する各種の操作反応を検出するための複数の診
断プログラムの中から必要なプログラムを選定し
て起動するよう指令を発生するものである。コン
トロール信号と画面とは、一度録画の際記録され
ると以降互の位置関係は絶対にづれることがな
く、又消去されることも無いから、位置情報とし
て使用するには極めて有効なわけである。位置x1
ではコントロール信号のn1番、位置x2ではn2番、
位置x3ではn3番、位置x4ではn4番というように対
応させておく。この対応は第2図の計算部303
内に、あらかじめソフトウエア的にプログラムし
た診断テーブル(ロ)を作成して記憶させてお
く。すなわち第7図にその詳細を示すように、コ
ントロール信号の計数値と、それに対応した診断
プログラムの種別及びそのスタート又はエンドの
区別をコード化した表が得られる。
又ビデオプレーヤ201が、第4図のビデオプ
レーヤ1の診断用画面VT131、すなわち道路画面
を運転席に送り始めると、コントロールトラツク
VT14のコントロール信号が再生され又すぐにキ
ユー信号Q11が再生され、第2図のコントロール
信号d及びキユー信号q1としてインターフエース
204を介し、計算部303に送られる。ここに
おいて計算部は入力されるコントロール信号を
Q11の入力をもつてソフトウエア的に計数を開始
し、その計数値を第7図の診断テーブルのコント
ロール信号計数値と遂次照合させ、もしn1番の値
と一致したならプログラムテーブル上の対応する
コード値すなわち「診断がプログラム1をスター
トせよ」をただちに相互伝送回線Bを介して全運
転席に送る。各運転席はこれを受信し、コンピユ
ータ101にすでに収納してある多数の診断プロ
グラム(う)の中から指令をうけたものをただち
に起動し、その内容に従つて運転者の反応の検出
が開始されるこの診断プログラムの実行は次に終
了の指令すなわちn3のコントロール信号が読まれ
るまで継続される。
このようにして、第7図の診断テーブルの順序
に従つて多数の診断プログラムの運用が進められ
る。また、ビデオテープ上の診断に用いる画面
VT131の最初と最後に対応した第2のオーデイオ
トラツクVT12にキユー信号Q11,Q12を書き込ん
でおき、コントロール信号の計数時にこの最初の
キユー信号Q11で計数を開始し、最後のキユー信
号Q12で計数を終了させるよう動作させ、同期の
基本となる計数したコントロール信号のスタート
位置を、或は終了位置を常に安定に設定させるこ
とができる。また、第4図のビデオテープ診断用
画面VT131の終了点を示すキユー信号Q12を読取
ると計算部303は、それまで継続したコントロ
ール信号の計数を停止するとともにビデオプレー
ヤ201を停止させるよう指令を出す。
以上説明したようにこの同期方法は、標準のビ
デオプレーヤに若干の加工を加えてコントロール
信号を読出すよう工夫することにより極めて容易
に利用でき、しかもすでにビデオテープが本来み
ずからを再生するために書込まれている信号を流
用することであるから、利用者が何等特殊の信号
を録音することもなく、しいて必要なのはキユー
信号Q11,Q12のように位置的にさほど精度を要
さないキユー信号を、オーデイオトラツクに録音
する程度で実現出来ることである。
加えて重要なことは、この種の装置において
往々にして発生する診断位置の変更や、診断の内
容変更時に、ビデオテープには全く手を触れるこ
となく、第7図に示すテーブルの内容をソフトウ
エア的に修正することにより極めて手軽に対処で
きることである。さらに1秒間に30回出力される
コントロール信号であるから、用途によつては非
常に短かい間隔で診断プログラムを編集すること
も可能となる。
冒頭で、従来の映画フイルムにおける同期方式
の欠点を述べたが、たとえこれが光学的でなく磁
気的に自由に消去録音できるよう構成したとして
も、希望の信号のみを消去して、新たに正しい信
号を再記録することは極めてめんどうなことが容
易に想像できよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の配置と結合の関係を示す
全体の簡略ブロツク図、第2図は全体の機能用回
路ブロツク図、第3図は詳細の結果を示す個別結
果表図、第4図はビデオテープの構成を示す正面
図、第5図はビデオプレヤーのサーボ系の回路略
図、第6図はコントロール信号と診断プログラム
のタイムチヤート、第7図は診断プログラムテー
ブルである。 図において、1は模擬運転席、2はビデオ装
置、3は制御計算機、101はコンピユータ、1
02は操作機器、104はヘツドホン、110は
モニタテレビ、201,202,203はビデオ
プレーヤ、204はインターフエース回路、30
1はキーボード、302はデイスクメモリー、3
03は計算部、304はプリンタ、Aは映像音声
回路、Bは相互伝送回線、Cはビデオ制御回路、
VT1,VT2,VT3はビデオテープ、VT131は診断
用画面、VT151,VT152,VT153,VT251
VT252,VT253,VT351,VT352,VT353は解説画
面、Q11,Q12〜Q16,Q23〜Q26,Q33〜Q36はキユ
ー信号、VT11は第1のオーデイオトラツク、
VT12は第2のオーデイオトラツク、VT13はビデ
オトラツク、VT14はコントロールトラツク、4
01はモータ、402はビデオヘツドドラム、4
03はドラムパルス用ヘツド、404はコントロ
ールトラツク用ヘツド、406は電磁ブレーキ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車運転に必要な操作機器の外に自動車特
    性模擬、走行音模擬、診断或は評価等の各プログ
    ラムを収納せるコンピユータと、解説教材を写す
    ためのモニターテレビとを少くとも備えた模擬運
    転装置を1セツトとして複数台配置するとともに
    これら全体の制御と前記診断評価結果を印字する
    機能をもつた1台の制御計算機と相互伝送回線で
    結合し、又前記モニターテレビへ映像音声回線を
    介して画像信号を供給するための複数のビデオ装
    置をビデオ制御回線を用いて前記制御計算機と接
    続せしめ、複数の運転席の運転評価結果を前記制
    御計算機に集め個別の評価結果を出力しその出力
    に対応する映像と音声による個別解説を各運転席
    で受講できるようにしたことを特徴とする自動車
    運転教育装置。 2 前記ビデオ装置に用いられるビデオテープの
    うちの主テープのビデオトラツクには運転反応を
    起させるための自動車の走行画面の入つた診断用
    画面の録画と、夫々区間ギヤツプを介して配置し
    たいくつかの解説教材録画とを備え、又前記主テ
    ープのオーデイオトラツクには解説内容を選択す
    るタイミングのためのキユー信号を適宜録音して
    おき、他の複数個の補助ビデオテープのビデオト
    ラツクには区間ギヤツプを介して各テープ毎にず
    らせた配列を有するいくつかの解説教材録画を備
    え、又前記補助ビデオテープのオーデイオトラツ
    クには解説内容を選択するタイミングのためのキ
    ユー信号を前記主テープのキユー信号と関連をも
    つて録音し、かくてこれ等ビデオテープのキユー
    信号を夫々のビデオテーププレヤーで読んで制御
    計算機で確認してから運転席のモニターテレビ入
    力に送りこんでチヤンネル選択機能を与え評価結
    果に応じた解説内容のチヤンネルを選択するタイ
    ミングをえ、且つ前記配列キユー信号の読取りに
    より予め解説教材の数よりも少ない数のビデオプ
    レーヤで再生し無駄な待ち時間をうることなく複
    数のチヤンネルから必要な解説を選択することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動車運
    転教育装置。 3 前記ビデオ装置に用いられる主ビデオテープ
    のビデオトラツクとオーデイオトラツクの他に存
    するコントロールトラツクに対してビデオ信号を
    録画する際に垂直同期信号の位相に同期したコン
    トロール信号を録音し、このコントロール信号を
    コントロールトラツク用ヘツドで検出して再生時
    にビデオプレーヤ外に取出しモニターテレビの画
    面の進行に同期して各運転席の診断プログラム中
    の作成シーケンスにおける診断の開始停止等の位
    置の選定に用いうるようにしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の自動車運
    転教育装置。
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