JPS635835Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS635835Y2
JPS635835Y2 JP17721780U JP17721780U JPS635835Y2 JP S635835 Y2 JPS635835 Y2 JP S635835Y2 JP 17721780 U JP17721780 U JP 17721780U JP 17721780 U JP17721780 U JP 17721780U JP S635835 Y2 JPS635835 Y2 JP S635835Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage tank
pipe
liquid
introduction pipe
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17721780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5799797U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17721780U priority Critical patent/JPS635835Y2/ja
Publication of JPS5799797U publication Critical patent/JPS5799797U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS635835Y2 publication Critical patent/JPS635835Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貯槽内における所定温度を保持するた
めの熱交換機能と、同槽内における均等な温度分
布を保持するための撹拌機能とを兼備した装置に
関する。
一般に、廃液等を嫌気性醗酵槽内に導入してメ
タンガスを発生させる場合、中温で消化させるに
しても、また、高温で消化させるにしても、これ
に適した温度が必要であり、そのため、醗酵槽内
に加温器が設けられる。
しかし、加温器を設けただけでは、まだ不充分
であり、醗酵槽内における液温の分布を均等とす
るためには、撹拌も必要となる。
嫌気性醗酵の場合、もちろん空気撹拌は採用で
きず、したがつて従来では、醗酵槽外へとり出さ
れたメタンガスの一部を再度該槽内へ導入して撹
拌するようにしており、これの具体的手段として
ブロワーを具えた配管などを設備していた。
ところが上記のようにした場合、醗酵槽外へ出
たメタンガスの温度がかなり低下しているので、
同ガスの再導入時、醗酵槽内の液温が適温値を下
回ることとなり、旺盛な嫌気性醗酵は期待できな
かつた。
また、メタンガスが可燃性であることから、ブ
ロワーのオーバヒート、スパーク発生等により爆
発事故を惹き起こすおそれがあるので、この点で
も問題が残されていた。
その他にも、新廃液を醗酵槽内へ導入すると
き、上記と同様の温度低下を来し、これの対策も
不充分であつた。
本考案は特に部品数を増すことなく、醗酵槽ご
とき貯槽の内部加温手段、配管手段等を改良する
ことにより上記の問題点に対処したもので、以下
その構成を図示の実施例により説明する。
本考案の1実施例を示した第1図において、醗
酵槽などの貯槽1はその外壁面が断熱材2で被わ
れており、同槽1の内部には、醗酵性の液体(屎
尿その他の廃液)による液相部3とその上位の気
相部4とがある。
上下方向の通道5を有する熱交換器6は、内套
および外套による二重壁構造となつており、この
熱交換器6は支脚7を介して上記貯槽1内に固定
配置され、その液相部3に位置している。
一方、上記貯槽1の上部には、同槽1内で発生
したガスを外部へと導びく導出管8が気相部4と
連通するように設けられ、また、同槽1にはその
内部へ醗酵性原液を導びくための導入管9および
同槽1内の液体を回流させるための回流管10も
設けられる。
このうち、導入管9は貯槽1外から同槽1内の
熱交換器6側へと配管されると共にその導入端に
はノズル状の噴射端をもつT字状の連結管11が
連結され、該連結管11の噴射端が導入管9の先
端部12となる状態においてこの先端部12は上
記通道5の上方よりその内部へ内挿される。
さらに回流管10は、貯槽1の気相部4中に配
置された状態においてその吸入端13側にポンプ
14が着脱自在に装着され、かつ、該回流管10
の吐出端15は前記連結管11と連結される。
したがつて導入管9と回流管10とは、連結管
11を介して相互に連結された状態となり、か
つ、先端部12の両者9,10の共通した噴射端
となる。
図中、16は貯槽1の上部に設けられた安全
弁、17は貯槽1内の熱交換器6へ温水を供給す
るための供給パイプ、18は該熱交換器6内の温
水を同器外へ送出するための送出パイプである。
なお、上記供給パイプ17は貯槽1外にある給
湯源(図示せず)と連結されていると共に送出パ
イプ18は、貯槽1内の上方角部に設けられた離
脱液槽19の立ち上がり管20と連結され、さら
に離脱液槽19には、貯槽1外へと配管された漏
液パイプ21が設けられている。
本考案が第1図の実施例からなるとき、所定温
度の温水は供給パイプ17、熱交換器6、送出パ
イプ18等にわたつて通流されることとなり、し
たがつて貯槽1内の液相部3はこの熱交換器6を
介して加温されることとなる。
一方、導入管9から貯槽1内に導入された新規
の醗酵性原液は該導入管9のノズル状とした先端
部12より熱交換器6の通道5内へ噴射されるこ
ととなり、このとき、ポンプ14を具えた回流管
10からは、液相部3の液体も上記先端部12よ
り同時に噴射される。
こうして原液を熱交換器6の通道5内へ噴射し
た場合、該原液はその導入初期において、つまり
貯槽1内の全域へ行きわたる前において、まず液
相部3の液体とミキシング状態となることにより
該液相部3の温度領域に引き上げられ、しかも同
状態において熱交換器6によりよく加温されるこ
ととなる。
したがつて低温状態にある新規原液の導入時、
同液は早期に所定温度にまで昇温されることとな
り、液相部3の温度を低下させることなくこれに
混入するようになる。
また、導入管9の先端部12から上記のように
液体噴射した場合にはジエツト水流が生じ、これ
により液相部3の撹拌流動性が生じるので、液相
部3の温度分布も均等となる。
特にこの撹拌流動性は、導入管9側水流と回流
管10側水流との両噴射圧により得られるので撹
拌作用はかなり高く、上記の均等温度分布がより
効果的に得られるようになる。
以上の相乗作用、効果により貯槽1内は常に適
温に保持され、均等な温度分布となるから、嫌気
性醗酵が旺盛となり、メタンガスの発生がより顕
著となる。
しかも上記の諸効果は、熱交換器6および導入
管9の有効利用とポンプ14付の回流管10の併
用により得られるから、設備費が嵩むといつたこ
とがなく、また、着火因子が発生しないから防爆
対策も充分となる。
なお、貯槽1内で発生したメタンガスは気相部
4から導出管8を経て所定箇所へと取り出され
る。
つぎに本考案の他実施例を第2図により説明す
ると、この実施例では導入管9の先端部12が通
道5の下方よりその内部へ内挿されたものであ
り、その他は前記実施例と同じ構成になつてい
る。
この第2図の実施例でも、前記実施例と同様に
用いることにより、先と同等の効果が得られるよ
うになる。
なお、上記における貯槽1としては醗酵槽以外
に熱交換と撹拌とを要するものであれば、各種の
ものが採用される。
以上説明した通り、本考案が特徴としている技
術手段によれば、醗酵槽内における適温保持、均
等な温度分布が安価な設備により確実に達成でき
るようになり、かつ、防爆対策までも満足させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の1実施例を示した断面
図、第2図は同上の第2実施例を示した断面図で
ある。 1……貯槽、3……液相部、4……気相部、5
……通道、6……熱交換器、8……導出管、9…
…導入管、10……回流管、12……先端部、1
4……ポンプ、15……吐出端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内部に液相部と気相部とを有する貯槽は、原
    液の導入管と、この貯槽内における液相部の液
    体を回流させるポンプ付の回流管と、該貯槽内
    で発生したガスの導出管とを具備し、当該貯槽
    内には、上下方向の通道を有する熱交換器が配
    設されていると共に上記導入管の先端部が熱交
    換器の通道内に内挿され、上記回流管は貯槽内
    の液相部に配設された状態においてその吐出端
    が導入管と連結されている熱交換撹拌装置。 (2) 導入管の先端部は通道の上方よりその内部に
    内挿されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の熱交換撹拌装置。 (3) 導入管の先端部は通道の下方よりその内部に
    内挿されている実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の熱交換撹拌装置。 (4) 導入管の先端部はノズル状に形成されている
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項ま
    たは第3項記載の熱交換撹拌装置。
JP17721780U 1980-12-10 1980-12-10 Expired JPS635835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17721780U JPS635835Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17721780U JPS635835Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5799797U JPS5799797U (ja) 1982-06-19
JPS635835Y2 true JPS635835Y2 (ja) 1988-02-17

Family

ID=29970896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17721780U Expired JPS635835Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS635835Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63270598A (ja) * 1987-04-30 1988-11-08 Iwao Ueda 汚泥の処理装置
WO2007114787A1 (en) * 2006-03-30 2007-10-11 Iut Global Pte Ltd High solid thermophilic anaerobic digester

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5799797U (ja) 1982-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4790291A (en) Sediment agitating apparatus for water heater
JPS635835Y2 (ja)
CN206359527U (zh) 一种高效食品发酵装置
US4570612A (en) Induced draft submerged burner
CN214411261U (zh) 气体加湿装置
JPS635836Y2 (ja)
US6085701A (en) Coil tube heater for a used-oil fired furnace
WO2001042720A1 (en) Device for and method of storing and discharging of viscous liquid
CN204756856U (zh) 利用高温蒸汽转移固体储能体内热量的装置
CN208398056U (zh) 适用于锅炉除氧的节能乏汽回收系统
US3316894A (en) Water heating and storage system
CN206351043U (zh) 一种化工生产用高效反应釜
KR0136790Y1 (ko) 농수산물 건조용 열풍장치
US6101984A (en) Fluid heater and method of heating fluid
CN215460373U (zh) 一种配料系统原料罐
CN210801118U (zh) 一种能余热回收的燃油蒸汽发生器
CN210165570U (zh) 一种太空能热水器
CN219841662U (zh) 一种节能式环氧乙烷汽化进料换热装置
JPH0222078Y2 (ja)
CN109248595A (zh) 一种油包水煤燃料降凝剂及其生产装置
CN217635994U (zh) 一种热蒸发加湿器防蒸汽烫伤结构
CN213361882U (zh) 用于光伏行业的液化气瓶加热系统
JPH029339Y2 (ja)
CN219243650U (zh) 燃气灶托架、生活热水供应装置和系统
CN215892512U (zh) 一种去耦节能缓冲水箱