JPS635814A - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
- Publication number
- JPS635814A JPS635814A JP61149452A JP14945286A JPS635814A JP S635814 A JPS635814 A JP S635814A JP 61149452 A JP61149452 A JP 61149452A JP 14945286 A JP14945286 A JP 14945286A JP S635814 A JPS635814 A JP S635814A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- rolling
- cooling
- control
- rolling mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 57
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 52
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 24
- 239000000110 cooling liquid Substances 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 7
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract description 3
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 8
- 238000013000 roll bending Methods 0.000 description 7
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/30—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using roll camber control
- B21B37/32—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using roll camber control by cooling, heating or lubricating the rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、圧延機に係り、更に詳述すれば、圧延用ロー
ルをロール軸方向に移動調節して被圧延材の板形状を制
御する圧延機のロール冷却に関するものである。
ルをロール軸方向に移動調節して被圧延材の板形状を制
御する圧延機のロール冷却に関するものである。
圧延機による圧延においては、圧延が進むにつれて作業
ロール等の圧延用ロールに熱膨張変形“(サーマルクラ
ウン)が生じ、また被圧延材からの圧延荷重応力を受け
てロールに変形が生じる。
ロール等の圧延用ロールに熱膨張変形“(サーマルクラ
ウン)が生じ、また被圧延材からの圧延荷重応力を受け
てロールに変形が生じる。
これらのロール変形は、圧延材の板幅方向の平坦度、板
厚精度ひいては圧延材の品質を低下させる要因となるた
め、従来は、例えば特開昭47−29260号、特開昭
56−66307号、特開昭57−50206号等の公
報に開示されるように、圧延機の作業ロール。
厚精度ひいては圧延材の品質を低下させる要因となるた
め、従来は、例えば特開昭47−29260号、特開昭
56−66307号、特開昭57−50206号等の公
報に開示されるように、圧延機の作業ロール。
中間ロール等にロールベンディングを加えたり、ロール
をロール軸方向に移動調節してロール変形を修正し、こ
のようにして圧延材の形状制御を行い、圧延材の平坦度
、板厚精度の向上化を図っていた。第6図は、この種圧
延機の従来例(4段圧延機)を示す縦断面図、第7図は
、そのロール冷却系統を示すものである1図中、40は
ロールハウジング、41.42は作業ロール、43.4
4は補強ロールであり、このような4段圧延機において
は、作業ロール41.42にロールベンディングを作用
させたり、第7図の2点鎖線に示すようにロール41.
42を互いに反対方向(ロール軸方向)に移動させて被
圧延材Pの形状制御を行なっている。また、図示しない
が6段圧延機の場合には、−般に中間ロールを軸方向に
移動調節して形状制御を行っている。45はロールハウ
ジング40に固定した固定へラダー、46は固定ヘッダ
ー45に多数配設したロール冷却用ノズル、47は冷却
液送給管、48.49はオン−オフ弁である。ロール冷
却は、作業ロール41.42の冷却と潤滑を行うもので
ある。ロール冷却に関する従来技術として、例えば実公
昭43−370号に開示されたものがある。
をロール軸方向に移動調節してロール変形を修正し、こ
のようにして圧延材の形状制御を行い、圧延材の平坦度
、板厚精度の向上化を図っていた。第6図は、この種圧
延機の従来例(4段圧延機)を示す縦断面図、第7図は
、そのロール冷却系統を示すものである1図中、40は
ロールハウジング、41.42は作業ロール、43.4
4は補強ロールであり、このような4段圧延機において
は、作業ロール41.42にロールベンディングを作用
させたり、第7図の2点鎖線に示すようにロール41.
42を互いに反対方向(ロール軸方向)に移動させて被
圧延材Pの形状制御を行なっている。また、図示しない
が6段圧延機の場合には、−般に中間ロールを軸方向に
移動調節して形状制御を行っている。45はロールハウ
ジング40に固定した固定へラダー、46は固定ヘッダ
ー45に多数配設したロール冷却用ノズル、47は冷却
液送給管、48.49はオン−オフ弁である。ロール冷
却は、作業ロール41.42の冷却と潤滑を行うもので
ある。ロール冷却に関する従来技術として、例えば実公
昭43−370号に開示されたものがある。
前述した従来の圧延機による形状制御手段は、圧延時の
ロール変形を修正して被圧延材の形状制御を有効に行い
得るが、圧延が進むにつれて刻々変化するロールのサー
マルクラウン量には必ずしも追従できるものではなく、
そのため、高度の圧延加工を行う場合には、ロールベン
ディング、ロール移動15111節の他に、更にロール
に対するサーマルクラウンの補償制御を向上させること
が望まれていた。そこで、最近では、前記ロールベンデ
ィング、ロール移動調節と併せて、推測(又は実l)さ
れるロールのサーマルクラウン量に対応してロール冷却
液量を制御し、このようにしてロールに対するサーマル
クラウンを修正する方法が提案されているが、この場合
には次のような改善すべき点を有していた。すなわち、
従来の圧延機におけるロール冷却ノズルは、移動ロール
に対して固定の状態にあるため1作業ロール、中間ロー
ル等の移動ロールがロール軸方向に移動すると、移動ロ
ールとロール冷却ノズルとの間に位置ずれが生じロール
の冷却ゾーンが変動してしまうので、ロールのサーマル
クラウン補償制御を精度良く行うことが困難であった。
ロール変形を修正して被圧延材の形状制御を有効に行い
得るが、圧延が進むにつれて刻々変化するロールのサー
マルクラウン量には必ずしも追従できるものではなく、
そのため、高度の圧延加工を行う場合には、ロールベン
ディング、ロール移動15111節の他に、更にロール
に対するサーマルクラウンの補償制御を向上させること
が望まれていた。そこで、最近では、前記ロールベンデ
ィング、ロール移動調節と併せて、推測(又は実l)さ
れるロールのサーマルクラウン量に対応してロール冷却
液量を制御し、このようにしてロールに対するサーマル
クラウンを修正する方法が提案されているが、この場合
には次のような改善すべき点を有していた。すなわち、
従来の圧延機におけるロール冷却ノズルは、移動ロール
に対して固定の状態にあるため1作業ロール、中間ロー
ル等の移動ロールがロール軸方向に移動すると、移動ロ
ールとロール冷却ノズルとの間に位置ずれが生じロール
の冷却ゾーンが変動してしまうので、ロールのサーマル
クラウン補償制御を精度良く行うことが困難であった。
また、従来は、ロールが移動することを考慮して、第7
図に示すように、所定の各冷却ノズル(ロール移動によ
ってロール面と対向しなくなった冷却ノズル)46にオ
ン−オフ弁49を設けて、これらの−部のノズル46を
必要に応じて止め、このようにして冷却液が移動ロール
41.42の肩の逃げ(チンバー)部より。
図に示すように、所定の各冷却ノズル(ロール移動によ
ってロール面と対向しなくなった冷却ノズル)46にオ
ン−オフ弁49を設けて、これらの−部のノズル46を
必要に応じて止め、このようにして冷却液が移動ロール
41.42の肩の逃げ(チンバー)部より。
飛散するのを防止していた。しかしながら単なる冷却液
飛散防止のために多額のオン−オフ弁設置費用をかける
ことは合理的ではなく、改善を図ることが望まれていた
。
飛散防止のために多額のオン−オフ弁設置費用をかける
ことは合理的ではなく、改善を図ることが望まれていた
。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、ロールに対するサーマルクラウン
の補償制御をロール冷却によって有効に行い、高精度の
圧延材形状制御を可能にすると共に、従来のようなオン
−オフ弁を設けることなく低コストでロール冷却液の飛
散防止を図り得る圧延機を提供することにある。
目的とするところは、ロールに対するサーマルクラウン
の補償制御をロール冷却によって有効に行い、高精度の
圧延材形状制御を可能にすると共に、従来のようなオン
−オフ弁を設けることなく低コストでロール冷却液の飛
散防止を図り得る圧延機を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、作業ロール、中
間ロール等の圧延用ロールをロール軸方向に移動調節し
て被圧延材の形状制御を行う方式の圧延機において、圧
延用ロールと共にロール冷却ノズル機構を同一方向に一
体的に移動可能となるように設けたものである。
間ロール等の圧延用ロールをロール軸方向に移動調節し
て被圧延材の形状制御を行う方式の圧延機において、圧
延用ロールと共にロール冷却ノズル機構を同一方向に一
体的に移動可能となるように設けたものである。
このような構成よりなる本発明によれば、圧延材形状制
御のために圧延用ロールを移動させると、ロール冷却ノ
ズル機構も同一方向に一体的に移動するので、ロール移
動の有無、移動量の程度にかかわらず常に圧延用ロール
とロール冷却ノズル機構との相対的位置関係を一定状態
に保つことができる。そのため、圧延用ロールを移動調
整しても、ノズルからスプレィされるロール冷却液がロ
ールと相対的な位置ずれをおこすことなく、ロール面の
同一場所にかかり、常にロールの適正な冷却ゾーンにサ
ーマルクラウン量に対応する冷却液量を与えることがで
きる。従って、圧延時に刻々変化するサーマルクラウン
量の変化に対しても冷却液量の調整によってスムーズに
対処でき、ロールの移動調整等と相まつ、てロール冷却
制御を行うことにより、高精度の圧延材形状制御を行い
得る。
御のために圧延用ロールを移動させると、ロール冷却ノ
ズル機構も同一方向に一体的に移動するので、ロール移
動の有無、移動量の程度にかかわらず常に圧延用ロール
とロール冷却ノズル機構との相対的位置関係を一定状態
に保つことができる。そのため、圧延用ロールを移動調
整しても、ノズルからスプレィされるロール冷却液がロ
ールと相対的な位置ずれをおこすことなく、ロール面の
同一場所にかかり、常にロールの適正な冷却ゾーンにサ
ーマルクラウン量に対応する冷却液量を与えることがで
きる。従って、圧延時に刻々変化するサーマルクラウン
量の変化に対しても冷却液量の調整によってスムーズに
対処でき、ロールの移動調整等と相まつ、てロール冷却
制御を行うことにより、高精度の圧延材形状制御を行い
得る。
また、ロール冷却ノズル機構がロールと共に一体的に移
動するので、ロールの肩部に冷却液が当たって飛散する
事態が発生せず、その結果、従来の如く、オン−オフ弁
を用いて冷却液の飛散防止を図るような配慮も不要とな
る。
動するので、ロールの肩部に冷却液が当たって飛散する
事態が発生せず、その結果、従来の如く、オン−オフ弁
を用いて冷却液の飛散防止を図るような配慮も不要とな
る。
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づき説明す
る。
る。
第1図は、本発明の一実施例である圧延機の移動ロール
部を示す平面図、第2図は、本実施例の圧延機の中央を
縦方向に断面して示す縦断面図、第3図は1本実施例に
おけるロール冷却系統図である。
部を示す平面図、第2図は、本実施例の圧延機の中央を
縦方向に断面して示す縦断面図、第3図は1本実施例に
おけるロール冷却系統図である。
本実施例は、第2図に示すように圧延機として6段圧延
機を例示するもので、1は圧延機のロールハウジング、
2は上作業ロール、3は下作業ロール、4は上中間ロー
ル、5は下中間ロール、6は上補強ロール、7は下補強
ロール、Pは被圧延材である。
機を例示するもので、1は圧延機のロールハウジング、
2は上作業ロール、3は下作業ロール、4は上中間ロー
ル、5は下中間ロール、6は上補強ロール、7は下補強
ロール、Pは被圧延材である。
作業ロール2,3、中間ロール4,5及び補強ロール6
.7は、ハウジング1の両側に配置された各メタルチョ
ック8,9.10の夫々に回動可能に軸支されており、
またロールハウジング1の内側に各々上下動出来るよう
に配置されている。
.7は、ハウジング1の両側に配置された各メタルチョ
ック8,9.10の夫々に回動可能に軸支されており、
またロールハウジング1の内側に各々上下動出来るよう
に配置されている。
11.11・・・は作業ロール2,3、中間ロール4.
5の各ロールを冷却するロール冷却ノズル機構であり、
移動ヘッダー12.移動ヘッダー12に多数配設された
ノズル13、各ノズル13に冷却液を導入するフレキシ
ブルホース14からなる。
5の各ロールを冷却するロール冷却ノズル機構であり、
移動ヘッダー12.移動ヘッダー12に多数配設された
ノズル13、各ノズル13に冷却液を導入するフレキシ
ブルホース14からなる。
このような構成をなすロール冷却ノズル機構11が各作
業ロール2,3及び中間ロール4.5の設置部近傍の前
後位置(図面に向かって左右両側)に各ロール面と対向
するように配置されている。
業ロール2,3及び中間ロール4.5の設置部近傍の前
後位置(図面に向かって左右両側)に各ロール面と対向
するように配置されている。
ロール冷却ノズル機構11を各ロールの前後に配置した
のは、ロールを正転、逆転させて被圧延材Pの進行方向
を変えて圧延を行なう場合(可逆式圧延)でも、ロール
入口側に該当するロール冷却ノズル機構11を切換選択
して冷却液が噴射されるようにするためである。また、
各ロール冷却ノズル機構11は、後述する移動機構15
を介して。
のは、ロールを正転、逆転させて被圧延材Pの進行方向
を変えて圧延を行なう場合(可逆式圧延)でも、ロール
入口側に該当するロール冷却ノズル機構11を切換選択
して冷却液が噴射されるようにするためである。また、
各ロール冷却ノズル機構11は、後述する移動機構15
を介して。
対応する作業ロール2,3及び中間ロール4,5と共に
一体的に同一方向に移動するようにしである。ここで、
第1図に基づき移動機構15を説明する。第1図は1図
面に向かって右半分側に上作業ロール2(又は上中間ロ
ール4)の配置状態を表わし、左半分側に下作業ロール
3(又は下中間ロール5)の配置状態を表わしている。
一体的に同一方向に移動するようにしである。ここで、
第1図に基づき移動機構15を説明する。第1図は1図
面に向かって右半分側に上作業ロール2(又は上中間ロ
ール4)の配置状態を表わし、左半分側に下作業ロール
3(又は下中間ロール5)の配置状態を表わしている。
移動機構15は、ロールハウジング1の片側に配置され
て往復運動を行なう各アクチュエータ16と、アクチュ
エータ16の動力を受けてロールハウジング1内の案内
溝1aに沿って摺動する第1移動ブロツク17及び第2
移動ブロツク18と、作業ロール2,3、中間ロール4
,5の夫々を両端位置で支持するメタルチョック8,9
とよりなり、第2移動ブロツク18は、ロールハウジン
グ1の各フレ−4部1.b4m配置され、第2移動ブ。
て往復運動を行なう各アクチュエータ16と、アクチュ
エータ16の動力を受けてロールハウジング1内の案内
溝1aに沿って摺動する第1移動ブロツク17及び第2
移動ブロツク18と、作業ロール2,3、中間ロール4
,5の夫々を両端位置で支持するメタルチョック8,9
とよりなり、第2移動ブロツク18は、ロールハウジン
グ1の各フレ−4部1.b4m配置され、第2移動ブ。
ツク18間にロール冷却ノズル機構11の移動ヘッダ1
2が掛は渡されている。また、アクチュエータ16を配
置した側の第1の移動ブロック17とメタルチョック8
(又は9)とが、係止片19.20を介して係合し、第
1移動ブロツク17と第2移動ブロツク18とが連結部
材21を介して連結し。
2が掛は渡されている。また、アクチュエータ16を配
置した側の第1の移動ブロック17とメタルチョック8
(又は9)とが、係止片19.20を介して係合し、第
1移動ブロツク17と第2移動ブロツク18とが連結部
材21を介して連結し。
第2の移動ブロック18とメタルチョック8(又は9)
とがロールベンダー22を介して結合されている。移動
機構15は、このような構成をなすことにより、アクチ
ュエータ16の駆動力を受けると、第1移動ブロック1
7.第2移動ブロツク18及びメタルチョック8(又は
9)が矢印入方向、B方向に移動し、これらの−連の動
作によって上下の作業ロール2,3(或いは中間ロール
4゜5)が互いに反対方向(ロール軸方向)に移動し、
更に各ロール冷却ノズル機構11が対応するロール2,
3(又は4,5)の移動方向と同一方向に一体的に移動
する。また、係止片19は係止片2oとの係合を解除で
きるもので、係止片19と係止片20との係合を解除し
た時に各ロール2゜3又は4,5がメタルチョックと共
に矢印C方向に引抜可能となり、ロール交換を行い得る
ようにしである。23は被圧延材Pに圧延圧力を付加す
る圧下シリンダであり、ロールハウジング1の上下位置
に配設されている。
とがロールベンダー22を介して結合されている。移動
機構15は、このような構成をなすことにより、アクチ
ュエータ16の駆動力を受けると、第1移動ブロック1
7.第2移動ブロツク18及びメタルチョック8(又は
9)が矢印入方向、B方向に移動し、これらの−連の動
作によって上下の作業ロール2,3(或いは中間ロール
4゜5)が互いに反対方向(ロール軸方向)に移動し、
更に各ロール冷却ノズル機構11が対応するロール2,
3(又は4,5)の移動方向と同一方向に一体的に移動
する。また、係止片19は係止片2oとの係合を解除で
きるもので、係止片19と係止片20との係合を解除し
た時に各ロール2゜3又は4,5がメタルチョックと共
に矢印C方向に引抜可能となり、ロール交換を行い得る
ようにしである。23は被圧延材Pに圧延圧力を付加す
る圧下シリンダであり、ロールハウジング1の上下位置
に配設されている。
第3図は、ロール冷却ノズル機構11の冷却系統図を示
すものである。図中、30は冷却液供給配管であり、供
給配管30から分岐してロール冷却ノズル機構11のフ
レキシブルホース14が各ノズル13に接続され、また
各フレキシブルホース14には流量調整弁31が配設さ
れている。
すものである。図中、30は冷却液供給配管であり、供
給配管30から分岐してロール冷却ノズル機構11のフ
レキシブルホース14が各ノズル13に接続され、また
各フレキシブルホース14には流量調整弁31が配設さ
れている。
32は流量制御用のコントローラ、33は信号線、34
は冷却液供給配管30を開閉制御する切換弁である。こ
のような冷却系統を採用することにより;コントローラ
32の指令によって各流量調整弁31の開度を独立して
制御することができ、ひいては各ノズル13からスプレ
ィされる冷却液流量の調節を個別に行なうことができる
。各ノズルト3の冷却液スプレィ量を独自に調節する理
由は、通常、圧延ロールのサーマルクラウン量がロール
全体に亘って均一ではないため、異なるサーマルクラウ
ン量の分布状態に対応して各ノズル13の冷却液スプレ
ィ量を個別に調節することができるようし、ロールに対
するサーマルクラウンの補償制御を有効ならしめるため
である。
は冷却液供給配管30を開閉制御する切換弁である。こ
のような冷却系統を採用することにより;コントローラ
32の指令によって各流量調整弁31の開度を独立して
制御することができ、ひいては各ノズル13からスプレ
ィされる冷却液流量の調節を個別に行なうことができる
。各ノズルト3の冷却液スプレィ量を独自に調節する理
由は、通常、圧延ロールのサーマルクラウン量がロール
全体に亘って均一ではないため、異なるサーマルクラウ
ン量の分布状態に対応して各ノズル13の冷却液スプレ
ィ量を個別に調節することができるようし、ロールに対
するサーマルクラウンの補償制御を有効ならしめるため
である。
次に、本実施例の動作を説明する。
本実施例における圧延機は、6段型を構成するもので、
6段型としては、HCミル、UCミル等があるが、ここ
では中間ロール4,5の移動とロールベンディングによ
って被圧延材Pの形状制御を行なうUCミル方式を一例
に説明する。被圧延材Pの形状制御は、中間ロール4,
5をロール軸方向に沿ってそれぞれ反対方向(矢印A、
B方向)に移動させること、及びロールベンダー22に
よってロール4,5にインクリーズベンディング或いは
デイフリーズペンディングを作用させて1作業ロール2
,3と被圧延材Pの荷重分布を調整し、更に各ノズル1
3から噴射される冷却液量をサーマルクラウン量に対応
して制御することにより行なわれる。中間ロール4,5
の移動は、アクチュエータ16.第1移動ブロック17
.第2移動ブロツク18及びメタルチョック9の一連の
移動動作によって行なうものであり、また、中間ロール
4.5の移動時に、第2移動ブロック18.18に保持
されるロール冷却ノズル機構11が夫々の対応する中間
ロール4,5と共に追従して一体的に移動する。従って
、本実施例によれば、中間ロール4,5をロール軸方向
に移動調整した場合でも、中間ロール4,5とロール冷
却ノズル機構11との相対的位置関係は常に一定状態に
保持することができる。従って、中間ロール4,5がロ
ール軸方向に移動した場合でも、常にロール冷却ノズル
機構11からスプレィされる冷却液が場所的変動を起こ
すことなく所定のロール面(冷却ゾーン)に当たるので
、ロールの移動に影響を受けることなく、常に推測(又
は実測)されるサーマルクラウン量に対応した冷却液量
をロール面の各冷却ゾーンに与えることができる。その
結果、ロールの移動調整、ロールベンディングに加えて
有効なロール冷却制御を行うことにより極めて良好な圧
延材形状制御を行い得る。特に本実施例によれば、各ノ
ズル13からスプレィされる冷却液量をコントローラ3
2及び流量調整弁31により単独に調整できるので、ロ
ールのサーマルクラウン量に対応して精密なロール冷却
補償制御を行い高次の圧延材形状制御を行うことができ
る。
6段型としては、HCミル、UCミル等があるが、ここ
では中間ロール4,5の移動とロールベンディングによ
って被圧延材Pの形状制御を行なうUCミル方式を一例
に説明する。被圧延材Pの形状制御は、中間ロール4,
5をロール軸方向に沿ってそれぞれ反対方向(矢印A、
B方向)に移動させること、及びロールベンダー22に
よってロール4,5にインクリーズベンディング或いは
デイフリーズペンディングを作用させて1作業ロール2
,3と被圧延材Pの荷重分布を調整し、更に各ノズル1
3から噴射される冷却液量をサーマルクラウン量に対応
して制御することにより行なわれる。中間ロール4,5
の移動は、アクチュエータ16.第1移動ブロック17
.第2移動ブロツク18及びメタルチョック9の一連の
移動動作によって行なうものであり、また、中間ロール
4.5の移動時に、第2移動ブロック18.18に保持
されるロール冷却ノズル機構11が夫々の対応する中間
ロール4,5と共に追従して一体的に移動する。従って
、本実施例によれば、中間ロール4,5をロール軸方向
に移動調整した場合でも、中間ロール4,5とロール冷
却ノズル機構11との相対的位置関係は常に一定状態に
保持することができる。従って、中間ロール4,5がロ
ール軸方向に移動した場合でも、常にロール冷却ノズル
機構11からスプレィされる冷却液が場所的変動を起こ
すことなく所定のロール面(冷却ゾーン)に当たるので
、ロールの移動に影響を受けることなく、常に推測(又
は実測)されるサーマルクラウン量に対応した冷却液量
をロール面の各冷却ゾーンに与えることができる。その
結果、ロールの移動調整、ロールベンディングに加えて
有効なロール冷却制御を行うことにより極めて良好な圧
延材形状制御を行い得る。特に本実施例によれば、各ノ
ズル13からスプレィされる冷却液量をコントローラ3
2及び流量調整弁31により単独に調整できるので、ロ
ールのサーマルクラウン量に対応して精密なロール冷却
補償制御を行い高次の圧延材形状制御を行うことができ
る。
なお、上記実施例における圧延機は、6段圧延機を一例
に説明したが、これに限定するものではなく、その他の
多段圧延機にも適用可能である。
に説明したが、これに限定するものではなく、その他の
多段圧延機にも適用可能である。
第4図は、4段圧延機を例示するもので、既述した実施
例の符号と同一符号は同−又は共通する要素を示すもの
で、本実施例の移動ロール(作業ロール)部2,3の構
成は前記した実施例(6段圧延機)の移動ロール部と同
様に構成される。
例の符号と同一符号は同−又は共通する要素を示すもの
で、本実施例の移動ロール(作業ロール)部2,3の構
成は前記した実施例(6段圧延機)の移動ロール部と同
様に構成される。
第5図は、上記各実施例の圧延機に適用するロール冷却
系の他の具体例を示すものである。しかして、本実施例
はロール冷却ノズル機構11に多数配設されるノズルを
連通状とし、フレキシブルホース14を一本に統一して
冷却液の供給を行なうものである。本実施例は高次の形
状制御を必要としない場合に適しており、従来のような
オン−オフ弁49(第7図参照)を不要とする他に配管
、弁機器の簡略化を図り、設備コスト及び保全コストを
低減化する効果がある。
系の他の具体例を示すものである。しかして、本実施例
はロール冷却ノズル機構11に多数配設されるノズルを
連通状とし、フレキシブルホース14を一本に統一して
冷却液の供給を行なうものである。本実施例は高次の形
状制御を必要としない場合に適しており、従来のような
オン−オフ弁49(第7図参照)を不要とする他に配管
、弁機器の簡略化を図り、設備コスト及び保全コストを
低減化する効果がある。
以上のように本発明によれば、従来の圧延材形状制御技
術(ロールベンディング、ロール移動調節等)と併せて
良好なロール冷却制御によりロールに対するサーマルク
ラウンの補償制御を有効に行い得るので、高精度の圧延
材制御を行なうことが可能となり、又従来のような冷却
液飛散防止用オン−オフ弁を不要とするため、設備の合
理化及びコスト低減を図り得る。
術(ロールベンディング、ロール移動調節等)と併せて
良好なロール冷却制御によりロールに対するサーマルク
ラウンの補償制御を有効に行い得るので、高精度の圧延
材制御を行なうことが可能となり、又従来のような冷却
液飛散防止用オン−オフ弁を不要とするため、設備の合
理化及びコスト低減を図り得る。
第1図は、本発明の一実施例である圧延機の動作状態を
示す横断面図、第2図は、上記実施例の縦断面図、第3
図は、上記実施例のロール冷却系統図、第4図は、本発
明の他の実施例を示す縦断面図、第5図は、上記各実施
例に適用するロール冷却系統の他の例を示す図、第6図
は従来の圧延機の縦断面図、第7図は、従来の圧延機の
ロール冷却系統図である。 1・・・ロールハウジング、2,3,4.5・・・圧延
用ロール(作業ロール又は中間ロール)、11・・・ロ
ール冷却ノズル機構、12・・・移動へラダー、13・
・・ノズル、14・・・フレキシブルチューブ、15・
・・ロール及びロール冷却ノズル機構の移動機構516
・・・アクチュエータ、17・・・第1移動ブロツク。 18・・・第2移動ブロツク、31.32・・・流量制
御手段(流量制御弁及びコントローラ)、P・・・被圧
延材。 葛Z回 3/−2大を帽む 32−−コントローラー 64図 #5I2)
示す横断面図、第2図は、上記実施例の縦断面図、第3
図は、上記実施例のロール冷却系統図、第4図は、本発
明の他の実施例を示す縦断面図、第5図は、上記各実施
例に適用するロール冷却系統の他の例を示す図、第6図
は従来の圧延機の縦断面図、第7図は、従来の圧延機の
ロール冷却系統図である。 1・・・ロールハウジング、2,3,4.5・・・圧延
用ロール(作業ロール又は中間ロール)、11・・・ロ
ール冷却ノズル機構、12・・・移動へラダー、13・
・・ノズル、14・・・フレキシブルチューブ、15・
・・ロール及びロール冷却ノズル機構の移動機構516
・・・アクチュエータ、17・・・第1移動ブロツク。 18・・・第2移動ブロツク、31.32・・・流量制
御手段(流量制御弁及びコントローラ)、P・・・被圧
延材。 葛Z回 3/−2大を帽む 32−−コントローラー 64図 #5I2)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ロール軸方向に移動し得る圧延用ロールと、該圧延
用ロールを冷却するロール冷却ノズル機構とを有し、前
記圧延用ロールの軸方向移動調節により被圧延材の形状
制御を行う圧延機において、前記ロール冷却ノズル機構
を前記圧延用ロールと共に同一方向に一体的に移動可能
となるように設けてなることを特徴とする圧延機。 2、特許請求の範囲第1項において、前記ロール冷却ノ
ズル機構は、各々のノズルの冷却液流量を独自に調節す
る流量制御手段を有してなる圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61149452A JPH0722770B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61149452A JPH0722770B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 圧延機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635814A true JPS635814A (ja) | 1988-01-11 |
JPH0722770B2 JPH0722770B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=15475429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61149452A Expired - Lifetime JPH0722770B2 (ja) | 1986-06-27 | 1986-06-27 | 圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722770B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100815698B1 (ko) | 2006-10-31 | 2008-03-20 | 주식회사 포스코 | 압연설비의 워크롤 구동 연결부 이물질 침투 방지장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176010A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-15 | Toyo Kohan Co Ltd | 形状制御冷間圧延法 |
JPS60170516A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延装置 |
-
1986
- 1986-06-27 JP JP61149452A patent/JPH0722770B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176010A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-15 | Toyo Kohan Co Ltd | 形状制御冷間圧延法 |
JPS60170516A (ja) * | 1984-02-15 | 1985-09-04 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100815698B1 (ko) | 2006-10-31 | 2008-03-20 | 주식회사 포스코 | 압연설비의 워크롤 구동 연결부 이물질 침투 방지장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722770B2 (ja) | 1995-03-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1228818B2 (en) | Rolling method for strip rolling mill and strip rolling equipment | |
US5365764A (en) | Cross rolling mill, cross rolling method and cross rolling mill system | |
KR100592022B1 (ko) | 압연기 및 압연방법 | |
CN101224471A (zh) | 一种粗轧中间坯镰刀弯的控制方法 | |
CN101683659A (zh) | 冷轧带钢平直度横向厚差综合控制方法 | |
US5235840A (en) | Process to control scale growth and minimize roll wear | |
US6490903B2 (en) | Method and a device for thermal control of the profile of a roll in a mill | |
US5560237A (en) | Rolling mill and method | |
US6338262B1 (en) | Method for the static and dynamic control of the planarity of flat rolled products | |
JPH03174905A (ja) | 多段圧延機及び圧延方法 | |
JPS635814A (ja) | 圧延機 | |
JP4128816B2 (ja) | 冷間圧延機の形状制御方法および装置 | |
KR20090076971A (ko) | 금속 스트립, 특히 강 스트립 압연 방법 | |
KR100758486B1 (ko) | 압연소재의 폭 대응형 압연롤 냉각장치 | |
KR20030054637A (ko) | 평탄도 제어를 수행하는 피드백 제어 장치 및 방법 | |
JPH04197507A (ja) | 圧延材の形状制御方法 | |
JP3591477B2 (ja) | 圧延方法 | |
JP2000190012A (ja) | 冷間圧延における板形状制御方法及び装置 | |
JPS6316201B2 (ja) | ||
JP3045428B2 (ja) | ロールクーラント流量制御装置 | |
JPS59225803A (ja) | 圧延方法 | |
JP3065767B2 (ja) | 4段圧延機並びに熱間仕上圧延方法及び設備 | |
JPH03294005A (ja) | 熱間仕上圧延機及び熱間仕上圧延機列と熱間仕上圧延方法 | |
Heidepriem | Trends in Process Control of Metal Rolling Mills | |
JPS6321549Y2 (ja) |