JPS635762Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS635762Y2 JPS635762Y2 JP7277782U JP7277782U JPS635762Y2 JP S635762 Y2 JPS635762 Y2 JP S635762Y2 JP 7277782 U JP7277782 U JP 7277782U JP 7277782 U JP7277782 U JP 7277782U JP S635762 Y2 JPS635762 Y2 JP S635762Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lubricating oil
- bypass filter
- oil
- filter
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関の潤滑油バイパスフイルタに
関するものである。
関するものである。
内燃機関の潤滑油装置内における潤滑油の汚染
物を除去し、または少なくとも最小限に止めるた
めには、その潤滑油装置内に潤滑油バイパスフイ
ルタを設けるのが普通である。
物を除去し、または少なくとも最小限に止めるた
めには、その潤滑油装置内に潤滑油バイパスフイ
ルタを設けるのが普通である。
一方、Ｃ，Ｄ級のデイーゼル油には５から10％
のもの各種添加剤が配合されているが、機関を高
温、高速で使用すると、この潤滑油の劣化が急速
に進むのが現状である。
のもの各種添加剤が配合されているが、機関を高
温、高速で使用すると、この潤滑油の劣化が急速
に進むのが現状である。
しかしながら、潤滑油の寿命延長に対する要求
は年々厳しくなつてきており、油フイルタの過
精度を上げれば上げるほど潤滑油中のすすなどの
汚れは捕捉されるが、潤滑油中の添加剤も捕捉さ
れ、Ｃ，Ｄ級のデイーゼル油を使用した精密バイ
パスフイルタの単体試験でさえも全塩基価が40か
ら70％も低下するという報告が近年なされてお
り、そこには大きな予盾点がある。
は年々厳しくなつてきており、油フイルタの過
精度を上げれば上げるほど潤滑油中のすすなどの
汚れは捕捉されるが、潤滑油中の添加剤も捕捉さ
れ、Ｃ，Ｄ級のデイーゼル油を使用した精密バイ
パスフイルタの単体試験でさえも全塩基価が40か
ら70％も低下するという報告が近年なされてお
り、そこには大きな予盾点がある。
そこで、近年潤滑油に使用される潤滑添加剤の
一定の寿命を考えて、それら添加剤を取替え、ま
たは補充することによつて内燃機関の潤滑油の耐
用寿命を延長することが提案されてきており、油
に溶解する熱可塑性重合体を使用する改良油フイ
ルタにおいて、その重合体が油添加剤を含み、か
つその重合体が比較的線形の速度で溶解し得るよ
うな位置において、油フイルタ内に位置決めされ
るようにした油フイルタに関する特公昭54−
43129号の発明がなされているが、この場合、油
添加剤を含む熱可塑性重合体は集塊であり、潤滑
油への添加剤の分散速度を制御することが難かし
いという問題がある。
一定の寿命を考えて、それら添加剤を取替え、ま
たは補充することによつて内燃機関の潤滑油の耐
用寿命を延長することが提案されてきており、油
に溶解する熱可塑性重合体を使用する改良油フイ
ルタにおいて、その重合体が油添加剤を含み、か
つその重合体が比較的線形の速度で溶解し得るよ
うな位置において、油フイルタ内に位置決めされ
るようにした油フイルタに関する特公昭54−
43129号の発明がなされているが、この場合、油
添加剤を含む熱可塑性重合体は集塊であり、潤滑
油への添加剤の分散速度を制御することが難かし
いという問題がある。
そこで、本考案は内燃機関の潤滑油の劣化防止
による寿命延長と、その潤滑油バイパスフイルタ
の寿命延長をはかることを目的としてなされたも
のである。
による寿命延長と、その潤滑油バイパスフイルタ
の寿命延長をはかることを目的としてなされたも
のである。
即ち、本考案の内燃機関の潤滑油バイパスフイ
ルタは、その潤滑油バイパスフイルタ内にオイル
濃縮添加剤入りの缶を仕組むと共に、該缶にバイ
パスフイルタの入口側に連通する逆止弁付の入口
穴を設け、かつ該缶とそのバイパスフイルタの出
口側とをオリフイス及び逆止弁を介して連通させ
ることにより構成される。
ルタは、その潤滑油バイパスフイルタ内にオイル
濃縮添加剤入りの缶を仕組むと共に、該缶にバイ
パスフイルタの入口側に連通する逆止弁付の入口
穴を設け、かつ該缶とそのバイパスフイルタの出
口側とをオリフイス及び逆止弁を介して連通させ
ることにより構成される。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明す
るが、第１図は本考案の実施例における潤滑油バ
イパスフイルタの縦断面図であり、第２図は第１
図の矢印Ａ部分の拡大縦断面図であり、第３図は
第１図の矢印Ｂ部分の拡大縦断面図である。
るが、第１図は本考案の実施例における潤滑油バ
イパスフイルタの縦断面図であり、第２図は第１
図の矢印Ａ部分の拡大縦断面図であり、第３図は
第１図の矢印Ｂ部分の拡大縦断面図である。
このバイパスフイルタは、内燃機関の潤滑油装
置内に設けられているものであり、一般にバイパ
スフイルタ流量は全潤滑油流量の１から10％位で
あるが、本実施例のバイパスフイルタは筒状のケ
ース２とその上部にカバーパツキング３を介して
取付けたカバー１とからなるフイルタ本体の底部
から内部に垂直にセンターボルト５をパツキン６
を介して貫設し、セツトスプリング７及びスプリ
ングシート８を介してオイル濃縮添加剤入りの缶
１４を仕組み、その上部にフイルタエレメント４
を内蔵したものである。
置内に設けられているものであり、一般にバイパ
スフイルタ流量は全潤滑油流量の１から10％位で
あるが、本実施例のバイパスフイルタは筒状のケ
ース２とその上部にカバーパツキング３を介して
取付けたカバー１とからなるフイルタ本体の底部
から内部に垂直にセンターボルト５をパツキン６
を介して貫設し、セツトスプリング７及びスプリ
ングシート８を介してオイル濃縮添加剤入りの缶
１４を仕組み、その上部にフイルタエレメント４
を内蔵したものである。
次に、潤滑油装置からの潤滑油Ｌは、矢印に示
すごとく潤滑油入口１６からこのフイルタ本体内
に導入され、フイルタエレメント４の外周からフ
イルタエレメント４を通過しながら過され、セ
ンターボルト５内に設けられた油路経由潤滑油出
口１７から排出されるようになつている。
すごとく潤滑油入口１６からこのフイルタ本体内
に導入され、フイルタエレメント４の外周からフ
イルタエレメント４を通過しながら過され、セ
ンターボルト５内に設けられた油路経由潤滑油出
口１７から排出されるようになつている。
そこで、この缶１４には第２図に示すごとく、
バイパスフイルタの潤滑油入口１６側に連通する
入口穴１８が設けられ、この入口穴１８からスプ
リング１５で押圧される逆止弁２０を介して缶１
４内に連通し、また缶１４内と潤滑油出口１７と
は第３図に示すごとくスプリング１５で押圧され
る逆止弁２０及びオリフイス１９を介して連通さ
れている。
バイパスフイルタの潤滑油入口１６側に連通する
入口穴１８が設けられ、この入口穴１８からスプ
リング１５で押圧される逆止弁２０を介して缶１
４内に連通し、また缶１４内と潤滑油出口１７と
は第３図に示すごとくスプリング１５で押圧され
る逆止弁２０及びオリフイス１９を介して連通さ
れている。
このように構成された本考案の潤滑油バイパス
フイルタでは、その内燃機関運転中に、缶１４内
のオイル濃縮添加剤を連続して、過後の潤滑油
内に微量流すことにより、添加剤を確実に補充す
るものである。
フイルタでは、その内燃機関運転中に、缶１４内
のオイル濃縮添加剤を連続して、過後の潤滑油
内に微量流すことにより、添加剤を確実に補充す
るものである。
また、潤滑油の汚れは精度の高いフイルタエレ
メント４で過し、潤滑油の酸中和作用及び清浄
分散作用はオイル濃縮添加剤の補給により潤滑油
の寿命延長化が可能となる。
メント４で過し、潤滑油の酸中和作用及び清浄
分散作用はオイル濃縮添加剤の補給により潤滑油
の寿命延長化が可能となる。
従つて、本考案の潤滑油バイパスフイルタを適
用することにより、内燃機関の潤滑油の劣化防止
による寿命の延長がはかれると共に、その潤滑油
バイパスフイルタの寿命の延長がはかれ、その結
果、その内燃機関のメインテナンス費用の低減を
はかることができる。
用することにより、内燃機関の潤滑油の劣化防止
による寿命の延長がはかれると共に、その潤滑油
バイパスフイルタの寿命の延長がはかれ、その結
果、その内燃機関のメインテナンス費用の低減を
はかることができる。
なお、本考案は内燃機関全般の潤滑油装置に対
して有効に適用することができる。
して有効に適用することができる。
第１図は本考案の実施例における潤滑油バイパ
スフイルタの縦断面図であり、第２図は第１図の
矢印Ａ部分の拡大縦断面図であり、第３図は第１
図の矢印Ｂ部分の拡大縦断面図である。 ４……フイルタエレメント、１４……缶、１６
……潤滑油入口、１７……潤滑油出口、１８……
入口穴、１９……オリフイス、２０……逆止弁、
Ｌ……潤滑油。
スフイルタの縦断面図であり、第２図は第１図の
矢印Ａ部分の拡大縦断面図であり、第３図は第１
図の矢印Ｂ部分の拡大縦断面図である。 ４……フイルタエレメント、１４……缶、１６
……潤滑油入口、１７……潤滑油出口、１８……
入口穴、１９……オリフイス、２０……逆止弁、
Ｌ……潤滑油。
Claims (1)
- 潤滑油バイパスフイルタ内にオイル濃縮添加剤
入りの缶を仕組むと共に、該缶にバイパスフイル
タの入口側に連通する逆止弁付の入口穴を設け、
かつ該缶とそのバイパスフイルタの出口側とをオ
リフイス及び逆止弁を介して連通させたことを特
徴とする内燃機関の潤滑油バイパスフイルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277782U JPS58178310U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 内燃機関の潤滑油バイパスフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7277782U JPS58178310U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 内燃機関の潤滑油バイパスフイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58178310U JPS58178310U (ja) | 1983-11-29 |
| JPS635762Y2 true JPS635762Y2 (ja) | 1988-02-17 |
Family
ID=30082321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7277782U Granted JPS58178310U (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 内燃機関の潤滑油バイパスフイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58178310U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013069428A1 (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-16 | トヨタ紡織株式会社 | オイル劣化抑制装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7297256B2 (en) * | 2004-01-29 | 2007-11-20 | Fleet Guard, Inc. | Pressure gradient dosing system for fluid supply |
| EP1729871A1 (en) * | 2004-03-05 | 2006-12-13 | Donaldson Company, Inc. | Top load liquid filter assembly for use with treatment agent;and, methods |
| EP1880751A1 (en) * | 2006-06-21 | 2008-01-23 | Castrol Limited | Apparatus and method for adding additives to engine lubricant |
| US7998346B2 (en) * | 2007-02-13 | 2011-08-16 | Honeywell International Inc. | Additive dispersing filter and method of making |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP7277782U patent/JPS58178310U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013069428A1 (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-16 | トヨタ紡織株式会社 | オイル劣化抑制装置 |
| JP2013121583A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-06-20 | Toyota Boshoku Corp | オイル劣化抑制装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58178310U (ja) | 1983-11-29 |
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