JPS6356713B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6356713B2
JPS6356713B2 JP58204303A JP20430383A JPS6356713B2 JP S6356713 B2 JPS6356713 B2 JP S6356713B2 JP 58204303 A JP58204303 A JP 58204303A JP 20430383 A JP20430383 A JP 20430383A JP S6356713 B2 JPS6356713 B2 JP S6356713B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
output
magnetoresistive element
element pair
permanent magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58204303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6095982A (ja
Inventor
Kazuo Murakami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIDORI SOKKI KK
Original Assignee
MIDORI SOKKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MIDORI SOKKI KK filed Critical MIDORI SOKKI KK
Priority to JP58204303A priority Critical patent/JPS6095982A/ja
Publication of JPS6095982A publication Critical patent/JPS6095982A/ja
Publication of JPS6356713B2 publication Critical patent/JPS6356713B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N50/00Galvanomagnetic devices
    • H10N50/80Constructional details

Landscapes

  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Hall/Mr Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無接触型ポテンシヨメータの温度補
償方法に関するもので、さらに詳言すれば、無接
触型ポテンシヨメータの最も高い精度で動作して
欲しい傾斜角度領域での温度誤差をなくすること
を目的としたものである。
磁気抵抗素子を利用した無接触型ポテンシヨメ
ータが、摺動ノイルが皆無であり、しかもこの性
質は、速度に無関係にノイズレスであり、軸受部
を除けば摩擦部がないので、動作寿命が無限大で
あり、出力の分解度は無限小であり、回転トルク
やフリクシヨンが非常に小さく、高速応答性に優
れており、そして摺動アークの発生がないから、
防爆性がある等多くの長所を発揮することから各
分野で多数使用されるようになつて来ている。
このように、磁気抵抗素子を利用した無接触型
ポテンシヨメータは、その優れた数多くの長所を
有するものであるが、この無接触型ポテンシヨメ
ータにも全く短所がないわけではなく、重大な短
所を持つている。
この無接触型ポテンシヨメータにおける短所の
内、最も重大と思われるものは、温度ドリフトが
大きいと云うことである。
従来、この無接触型ポテンシヨメータにおける
温度補償の方法としては、磁気抵抗素子に直並列
抵抗を接続することによつて、合成抵抗のバラン
スをとつたり、サーミスタを使用して温度補償す
る方法等が実用化されている。
この従来の温度補償方法は、回路構成が複雑化
すると共に、使用する電気部品の数が増えること
によつて、製品の価格が高くなり、さらに必ずし
も充分な温度補償を達成することが出来るとは限
らなかつた。
特に、この種の無接触型ポテンシヨメータのう
ち、傾斜角センサー等に使用されるものにあつて
は、広い傾斜角度範囲で精度の高い測定を達成す
ることを要求されることはなく、殆どの場合、ク
レーンのブーム角検出等のように或る特定された
狭い傾斜角度範囲で、精度の高い測定を達成出来
ることが要求されている。
このような場合、前記した従来からの温度補償
方法では、全体的な測定精度を或る程度高めるこ
とは出来ても、特定された狭い角度範囲での測定
精度を、実際の要求を満足する程度に高めること
は出来ずにいた。
本発明は、上記した従来例における欠点および
不都合を解消すべく創案さたもので、同一温度特
性の二つの磁気抵抗素子をブリツヂ回路にして
個々の出力の差をポテンシヨメータの出力とする
ことによつて、ポテンシヨメータの出力に温度誤
差が含まれないようにしたものである。
以下、本発明を図面を参照しながら説明する。
本発明による無接触型ポテンシヨメータの温度
補償方法は、温度特性が等しい二つの磁気抵抗素
子対R1およびR2を並列接続すると共に、両磁
気抵抗素子対R1およびR2の出力端子3と4と
の間に出力V2を取出すようにし、前記両磁気抵
抗素子対R1およびR2に対して、個々に対向位
置させて組付けた永久磁石M1およびM2のう
ち、一方の永久磁石M1の磁気抵抗素子対R1に
対する位置を設定した一定位置に固定した状態
で、他方の永久磁石M2だけを移動させて出力V
2を得るようにするものである。
すなわち、第1図および第2図に示す如く、磁
気抵抗素子対R1と磁気抵抗素子対R2とを電源
端子1と2との間に、並列接続した形態で、挿入
接続し、この両磁気抵抗素子対R1およびR2の
出力端子3と4との間に出力V2を取出す回路構
成としておく。
第1の磁気抵抗素子対R1と第2の磁気抵抗素
子対R2とは、第3図および第4図に示す如く、
その温度特性が全く同じとなつている。
第1の磁気抵抗素子対R1の温度特性を示す第
3図および第2の磁気抵抗素子対R2の温度特性
を示す第4図において、縦軸は角度に換算した出
力であり、横軸は温度である。
この第3図および第4図に示した磁気抵抗素子
対の温度特性曲線は、一般的な磁気抵抗素子対の
温度特性曲線であるが、この温度特性曲線から明
らかなように、温度変化に対する出力の変化は極
めて大きく、雰囲気温度が25℃である時と、雰囲
気温度が75℃の時とでは、出力V2が、ほぼ90%
以下となつてしまつており、また比較的安定した
変化を描く、Θ=0℃の場合でも、その温度特性
は、温度の変化に対して一定値を保持するものと
はなつていない。
このような温度特性を持つ両磁気抵抗素子対R
1およびR2を、第1図および第2図に示す如く
接続して、両磁気抵抗素子対R1,R2の出力端
子3および4の間に出力V2を取出すようにする
と、この出力V2は、両磁気抵抗素子対R1,R
2の出力の差電圧と云うことになる。
それゆえ、第1の磁気抵抗素子対R1に対する
永久磁石M1の対向位置を、設定した一定位置に
固定すると共に、第2の磁気抵抗素子対R2に対
する永久磁石M2の対向位置も、前記した第1の
磁気抵抗素子対R1に対する永久磁石M1の対向
位置と同じにすることによつて、両磁気抵抗素子
R1およびR2の温度特性は全く同じとなり、こ
れによつて得られる出力V2には、磁気抵抗素子
対の持つ温度特性による温度誤差が含まれないこ
とになる。
すなわち、例えば第1図に示す如く、第1の磁
気抵抗素子対R1に対する第1の永久磁石M1の
対向位置を、傾斜角度Θ=0゜の位置に不動に固定
しておくと、出力V2は、第5図に示す如き温度
特性を描くことになり、第2の磁気抵抗素子対R
2に対向位置する第2の永久磁石M2が、第1の
永久磁石M1と同じ傾斜角度Θ=0゜の位置にある
時、雰囲気温度の変化にもかかわらず、一定値を
保持することになり、安定した温度の中点を得る
ことが出来ることになる。
同様に、第2図に示す如く、第1の磁気抵抗素
子対R1に対する第1の永久磁石M1の対向位置
を傾斜角度Θ=45゜に固定すると、出力V2の温
度の中点を、第6図に示す如く、傾斜角度Θ=
45゜に移動設定することが出来ることになる。
それゆえ、無接触型ポテンシヨメータを利用し
て構成された傾斜計において、或る特定した傾斜
角度付近の角度範囲での温度誤差の極めて少ない
出力V2を得たい場合は、第1の磁気抵抗素子対
R1に対する第1の永久磁石M1の対向位置を、
前記した或る特定した傾斜角度の位置に設定する
ことによつて、この傾斜角度付近における出力V
2には、温度誤差が含まれないことになり、極め
て精度の高い測定を達成することが出来る。
このように、本発明は、精度の高い測定結果の
要求される変位位置に対応した位置関係で、第1
の磁気抵抗素子対R1と第1の永久磁石M1との
対向位置関係を不動に固定することによつて、精
度の高い測定結果の要求される変位位置での測定
結果には、温度誤差が全く含まれず、極めて高い
精度の測定を達成することが出来る。
また、この温度誤差を含まない測定を達成する
ことの出来る変位位置は、第1の磁気抵抗素子対
R1に対する第1の永久磁石M1の取付け位置を
変更設定することによつて、自由に設定変更する
ことが出来る。
さらに、ポテンシヨメータとしての操作および
取扱いは、従来と全く同じであるので、その操作
および取扱いが容易である。
なお、図示実施例は、振子型傾斜計に使用した
無接触型ポテンシヨメータに関して説明したが、
本発明は傾斜計だけにその利用範囲が限定される
ものではなく、回動型ポテンシヨメータおよび直
線変位型ポテンシヨメータに対してしも適用する
ことが出来るものである。
以上の説明から明らかなように、本発明による
無接触型ポテンシヨメータの温度補償方法は、出
力中に温度誤差を全く含まない極めて高い精度の
測定を達成することが出来、またこのような高精
度の測定結果を得たい変位位置の設定は、単に第
1の磁気抵抗素子対と第1の永久磁石との対向位
置を変更するだけで良いので、その設定変更操作
が極めて簡単であり、さらにポテンシヨメータと
しての取扱いおよび操作は従来と全く同じである
ので、その操作も簡単である等多くの優れた効果
を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明方法を実施すべ
く構成されたポテンシヨメータの構成例図で、第
1図は温度の中点を0度に設定した場合を、第2
図は温度の中点を45度に設計した場合をそれぞれ
示している。第3図および第4図は、第1および
第2の磁気抵抗素子対の温度特性を示す特性線図
である。第5図は、温度の中点を0度に設定した
場合の出力の温度特性曲線である。第6図は、温
度の中点を45度に設定した場合の出力の温度特性
曲線である。 符号の説明、1,2,3,4;端子、R1,R
2;磁気抵抗素子対、M1,M2;永久磁石、V
1;入力、V2;出力。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 温度特性が等しい二つの磁気抵抗素子対を並
    列接続すると共に、両磁気抵抗素子対の出力端子
    間に出力を取出すようにし、前記両磁気抵抗素子
    対に対して、個々に対向位置させて組付けた永久
    磁石のうち、一方の永久磁石の磁気抵抗素子対に
    対する位置を設定した一定位置に固定した状態
    で、他方の永久磁石だけを移動させて出力を得る
    無接触型ポテンシヨメータの温度補償方法。
JP58204303A 1983-10-31 1983-10-31 無接触型ポテンシヨメ−タの温度補償方法 Granted JPS6095982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58204303A JPS6095982A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 無接触型ポテンシヨメ−タの温度補償方法

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JP58204303A JPS6095982A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 無接触型ポテンシヨメ−タの温度補償方法

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Publication Number Publication Date
JPS6095982A JPS6095982A (ja) 1985-05-29
JPS6356713B2 true JPS6356713B2 (ja) 1988-11-09

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ID=16488242

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JP58204303A Granted JPS6095982A (ja) 1983-10-31 1983-10-31 無接触型ポテンシヨメ−タの温度補償方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008264712A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Toshiro Fujiwara 塗装装置
JP5417949B2 (ja) * 2009-04-03 2014-02-19 株式会社村田製作所 磁気センサおよび磁気検出方法

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Publication number Publication date
JPS6095982A (ja) 1985-05-29

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