JPS6356237A - スピニングリ−ルの脚部 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は魚釣用スピニングリールにおいて、当該リール
を釣竿に取り付ける為の脚部に関する。

〔従来の技術〕

一般に上記スピニングリールにおいては、仕掛けを投擲
する時や、釣糸を巻取る場合、中指と薬指の間に脚本体
を挾んだ状態で、該脚本体の先端に連設されたリール取
付板と共に釣竿を握持するのであるが、脚部がアルミ等
リールと同一素材で形成されたものは、該脚部が硬い為
、握り感触が悪かったり、指を損傷し易かったり、又長
時間使用すると疲労し易い等の問題点がある。

そこで、脚部の握り部表面に軟質の別部材を取り付けた
ものとして実公昭５０−３０３０９号公報及び実公昭６
０−７７５号公報に開示されたもの等が知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記脚部では、脚本体及びリール取付板
をカバーで部分的に被覆してなるものであって、該カバ
ーは、側方に切り込みを設けて脚本体に差し込み装着し
たり、又ボスを透孔に嵌合して装着する構成である為該
カバーが不安定で使用中に外れ易かったり握り感触が悪
かったり、又強く握った場合、力・（−がずれたり、変
形して強固に握持てきないことがあり、為に例えば磯釣
等のように対象魚が大きい場合、魚を取り込む際の釣糸
巻取り操作が行ないにくい等の問題点がある。

本発明は上記問題点を解消しようとしたもので、脚本体
及びリール取付板の指にフィツトする部分を他の部分よ
り一段細く形成して、該部分に孔、溝部、凹部等を設け
、この部分に軟質合成樹脂被覆層をインサート成形によ
、り肉付けして設けて構成することによって、脚本体及
びリール取付板と上記被覆層が完全に一体化されること
によって握った時の感触及び安定感を増大できて、強固
Ｉこ握持てきるようにすると共に、長時間使用しても疲
労し難く、かつキックレノ（−当接時のショックを小さ
くできるようにするのが、その目的である。

〔問題点を解決する為の手段〕

即ち本発明は、脚本体の先端部及びキラーフレバー受部
並びに脚本体の先端に連設されたり一段取付板のリール
シートの固定フード内に嵌挿される前後両端部を除いた
部分を、脚部の他の部分より表壁部が落ち込むよう一段
細く形成してその適所に孔、溝部、凹部等を設け、その
−段細く形成した部分に軟質合成樹脂被覆層をインサー
ト成形により肉付けして指が接触する部分及び握持する
部分全面に層成して構成し、上記問題点を解決したので
ある。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述すれば、第１
図ないし第６図に示したように、図示しないリール本体
から前方上方へ傾斜延設され、その先端部を略垂直に起
立形成した脚本体１と、該脚本体ｌにおける傾斜部１ａ
と垂直部１ｂとの境界部から前方へ延設されるキックレ
バー受部２と、上記脚本体１における垂直部１ａの先端
に略水平に連設されるリール取付板３とから成るもので
アルミ等の素材でリール本体と一体にダイカスト鋳造等
により成形されるのであるが、この成形に際し、握持す
る手の指と接触する脚本体１の先端部ｌＣ及び上記キッ
クレバー受部２並びに上記リール取付板３の、リールシ
ート４の固定７−ド５．５′内に嵌挿される前端部３ａ
と後端部３ｂを除いた部分３ｃを、その他の部分より表
壁部が落ち込むよう一段細く（小さく）形成し、この−
段細く形成した部分ａの適所には、後述する軟質合成樹
脂被覆層の密着強度を高める為の孔部６・・・と、溝部
７・・・と、凹部８・・・等が設けられている。

そして、上記の一段細く形成した部分ａの表部に軟質合
成樹脂をインサート成形により肉付けして軟質合成樹脂
被覆層すを層成して構成されている。

上記軟質合成樹脂被覆層すは脚本体１の他の部分、即ち
太く形成された部分及びリール取付板３の前後両端部３
ａと段差を生じることがないよう面一に層成させである
。

又、上記インサート成形法は、既知の成形法と同様、予
め所定部分を上述した如く細（成形した第３図に示す脚
部を図示しない金型内に支持させておき、該金型と、上
述の細く形成した部分ａとの間に生じるキャビティに軟
質合成樹脂溶融液を充填し、冷却後、離型して上記の細
く形成した部分ａに軟質合成樹脂被覆層すを一体に層成
するのであるが、このインサート成形時、軟質合成樹脂
溶融液は、上記孔部６・・・、溝部７・・・、凹部８内
に充填されるので、上記軟質合成樹脂被覆層すは上記の
細く形成した部分ａに強固に密着されることへなって、
当該被覆層すの剥離は防止される。

又、上記の細く形成した部分ａの表面を、多数の凹凸を
有する粗面に形成させておくと、上記軟質合成樹脂被覆
層すとの密着強反を更に高めることができる。

又、リールは、リール取付板３の前後両端部３ａ、３ｂ
を、釣糸９に装着したリールシート４の固定フード５．
５′内に嵌挿して釣竿９に取り付けられるのであって、
上記リール取付板３を釣竿９と共に握持し、釣糸、仕掛
は投擲及び釣糸の巻取り操作を行なうのであって、上記
す−ル取付板３が他の部分より最も強く握られること〜
なるので、上記軟質合成樹脂被覆層すの」二記リール取
付板３の部分が握持力によって圧縮、撚り等の力を受け
るから、この力に対して光分な密着強度が得られるよう
、上記孔部６．６をリール取付板３の最も強く握られる
部分、例えば中央部と、先端部近くに貫通し、該孔部６
．６内の軟質合成樹脂ｂ′で上記軟質合成樹脂被覆層す
の左右両層げ、ｂ″が第４図のように連設されるよう１
こしてあり、又溝部７．７は、脚本体１１こおける先端
部、即ち垂直部！ａの左右両側部に、かつ上端を上記孔
部６に連通して縦設するようにするとよい。

又、上記リール取付板３にあって、強（握られる部分で
は上記孔部６を大径に形成するとよい。

又、スピニングリールでは、図示しないベールアームを
倒して釣糸を繰出し、上記ベールアームを反転復帰させ
て釣糸巻取りを行なうもの作によりローターを回転し、
図示しないキックレバーが、上記キックレバー受部２に
当接することによって自動的に行なわれるよう設けてな
るものでは、上記キックレバーはキックレバー受部２の
側部に当接されるものであるから、当該キックレバーが
繰り返しキックレバー受部２１こ当接されても軟質合成
樹脂被覆層すが破損したり、剥離することがないよう、
又、キックレバーが当接した時のショックを可及的小さ
くできるよう、上記キックレバー受部２の側部に上記凹
部８．８を設けて、当該部分の軟質合成樹脂被覆層すが
第４図のよう（こ厚肉に層成されるようにしである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るスピニングリールの脚
部は構成されたものであるから、脚本体ｌの指が接触さ
れる先端部１ｃ及びキックレバー受部２並びに脚本体１
の先端に連設されたリール取付板３の固定フード５．５
′内に嵌挿−ヤ４つＺ＊ｈ公に肩；〜占立立つつワ１＋
を記＆＋、Ｊ−立σへり、（、俵へ−Ａ／Ｊ−ムリ戊訝
仮厘ｔ１ハノｌ−／Ｉ／保を他の部分よりも一段細く形
成し、該細く形成した部分ａにインサート成形により一
体に、かつ指が接触する部分及び握持する部分全面に層
成した軟質合成樹脂被覆層ｂｌこよって握った時の感触
が良くなり、かつ上記被覆層すは、上記の細く形成した
部分ａの適所に設けた孔部６・・・、溝部７・・・、凹
部８・・・によって上記部分ａと強固に密着し、ずれた
り、剥離することはないから握った時の安定感が増して
釣竿９と共ｌこ強固に握持てき、かつ握り手の滑りも防
止できるので、特に遠投操作及び大きな魚を釣り上げる
際の釣糸巻取り操作が確実にして行ない易くなると共に
、長時間使用しても疲労しにく（なり、又ベールアーム
の自動反転機構を備えたリールにおいては、キックレバ
ーが、その受部２に当接した時の／コックを上記被覆層
すにより吸収して小さくてぎるから魚趣を満足させ得る
等の利点がある。

【図面の簡単な説明】

Ｃ４ｕ′ＩＪＭＩＪａＩＭ１＞６１０ρＪＥｌ、ＪＬＪ
’ζレム”ｒ’／−ロＰ７１Ｊｙ部の実施例を示す側面
図、第２図は同脚部の平面図、第３図は同脚部の軟質合
成樹脂被覆Ｍを設ける為の形状を示す側面図、Ｍ４図、
第５図、第６図は′Ｐ！、１図におけるＩＶ−ＩＶ線、
Ｖ−Ｖ線、Ｖｌ−ｖ＋ｉ各矢視断面図である。 ｌ・・・脚本体　　　　　　１ｃ・・・先端部２・・・
キックレバー受部　　３・・・リール取付板３ａ・・・
前端部　　　　　３Ｉ）・・・後端部３ｃ・・・前後両
端部を除いた部分 ６・・・孔　部　　　　　　７・・・溝　部８・・・凹
　部 ａ・・・−段細く形成した部分 ｂ・・・軟質合成樹脂被覆層 取ｗｉ役社長　　浦　　上　　　　　浩　・　１、・、
′９表ｉｉ）′１２．．。 ＼−て二Ｊ′ 第１図 ３ｂ；後端部 ｂ；軟質合成樹脂被覆層 第２ｒｌＪ 第σ図 ｍ４Ｌ図 手　　続　　補　　正　　書 昭和６２月６月１９日 昭和６１年特許願第１９９８２４号 ２、発明の名称 住　　所　広島県府中市目崎町７６２番地自発補正 ５、補正の対象 明細書中「発明の詳細な説明」の欄 ６、補正の内容 別紙のとおり 補正の内容 明細書中「発明の詳細な説明」の欄を以下のとおり補正
する。 （１）第４頁第１４行に「傾斜部１ａｌとあるのを［傾
斜部１ｂＪと補正する。 （２）第４頁第１４行乃至第１５行に「垂直部１ｂＪと
あるのを「垂直部１ａＪと補正する。 （３）第６頁第１６行に「釣糸９」とあるのを「釣竿９
」と補正する。 −案−Ｗ リョービ株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 脚本体１の先端部１ｃ及びキックレバー受部２並びに脚
   本体の先端に連設されたリール取付板３のリールシート
   ４の固定フード５、５′内に嵌挿される前後両端部３ａ
   、３ｂを除いた部分３ｃを、脚部の他の部分より表壁部
   が落ち込むよう一段細く形成してその適所に孔部６、溝
   部７、凹部８等を設け、その一段細く形成した部分ａに
   軟質合成樹脂被覆層ｂをインサート成形により肉付けし
   て指が接触する部分及び握持する部分全面に層成して構
   成したことを特徴とするスピニングリールの脚部。