JPS6356182A - 交流電動機固定子巻線電流制御方法及び制御装置 - Google Patents
交流電動機固定子巻線電流制御方法及び制御装置Info
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- JPS6356182A JPS6356182A JP62138037A JP13803787A JPS6356182A JP S6356182 A JPS6356182 A JP S6356182A JP 62138037 A JP62138037 A JP 62138037A JP 13803787 A JP13803787 A JP 13803787A JP S6356182 A JPS6356182 A JP S6356182A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P1/00—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
- H02P1/16—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
- H02P1/26—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting an individual polyphase induction motor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/24—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
- B66B1/28—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
- B66B1/30—Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Motor And Converter Starters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は概ね3相交流電動機の動作を制御するための電
動機制御装置に係る。
動機制御装置に係る。
本発明はさらに詳細には急速な応答及び広範囲の速度制
御を必要とされる交流電動機の産業上の適用事例に圓す
る。交流機vJtaのこのような適用例のひとつに昇降
機の駆動装置がある。昇降機が停止される毎に、駆動電
動機は停止するように制動されなければならないし、引
続いて、昇降機を次の階へ移動するために再始動される
必要がある。
御を必要とされる交流電動機の産業上の適用事例に圓す
る。交流機vJtaのこのような適用例のひとつに昇降
機の駆動装置がある。昇降機が停止される毎に、駆動電
動機は停止するように制動されなければならないし、引
続いて、昇降機を次の階へ移動するために再始動される
必要がある。
昇降薇駆肋用霧f7J機内にトルクを作り出すために、
磁束を、電動機の回転素子である、回転子内に形成する
必要がある。磁束を生成するために電流が固定子上の巻
線に供給される、固定子とは、回転子のまわりに回転子
に対し空隙をおいて設置されている電動機の固定部位を
いう。磁束は即座に生成されるのではなく電流の指数関
数として形成される。この時間は回転子時定数に関係し
ており、この回転子時定数とは、回転子インダクタンス
(LR)と回転子抵抗(RR)との比([11/R,)
であり、磁束形成時間は比較的大きな時定数を有する電
a機になるにつれて長くなる。
磁束を、電動機の回転素子である、回転子内に形成する
必要がある。磁束を生成するために電流が固定子上の巻
線に供給される、固定子とは、回転子のまわりに回転子
に対し空隙をおいて設置されている電動機の固定部位を
いう。磁束は即座に生成されるのではなく電流の指数関
数として形成される。この時間は回転子時定数に関係し
ており、この回転子時定数とは、回転子インダクタンス
(LR)と回転子抵抗(RR)との比([11/R,)
であり、磁束形成時間は比較的大きな時定数を有する電
a機になるにつれて長くなる。
[従来の技術1
昇降機駆動型!Ilnを始動するための従来からある方
法は回転子内に定常動作用磁束を維持するために必要な
電流を供給するものであった。しかしながらこの電流が
始動時に供給されたとすると電動機の応答は、昇降機を
駆動するために必要な性能を満すのに十分な速度とはな
らない。
法は回転子内に定常動作用磁束を維持するために必要な
電流を供給するものであった。しかしながらこの電流が
始動時に供給されたとすると電動機の応答は、昇降機を
駆動するために必要な性能を満すのに十分な速度とはな
らない。
伯の事例に見られる電動機制御装置の始動時の技術的な
問題として、電動機内で発生する微小過渡トルクのため
に生じる回転子軸の不自然な動きが挙げられる。これら
の微小トルクの原因は残留磁気とヒステリシス効果、又
は固定子や回転子中のスロット構造に基因する磁気抵抗
変動によるものと考えられている。これらの微小トルク
は電動機に機械的な負荷がかかつていない場合に回転子
の出力軸に好ましくない動きを発生させた。
問題として、電動機内で発生する微小過渡トルクのため
に生じる回転子軸の不自然な動きが挙げられる。これら
の微小トルクの原因は残留磁気とヒステリシス効果、又
は固定子や回転子中のスロット構造に基因する磁気抵抗
変動によるものと考えられている。これらの微小トルク
は電動機に機械的な負荷がかかつていない場合に回転子
の出力軸に好ましくない動きを発生させた。
典型的な3相交流電動機制御装置は電力回路と、制御回
路とで構成されている。電力回路は通常交流/直流整流
器と、中間の直流回路それに電流電力を電動機の回転子
へ供給する交流電流に再変換するための変流器(インバ
ータ)とで構成されている。変流器は6個の半導体スイ
ッチ、例えばサイリスタや電力用トランジスタからなる
回路網で構成されている。固定子に供給される電流は従
来より知られている制御回路のいずれが1つを用い、半
導体スイッチの点弧又は導通を制御することにより精密
に調節される。制御回路の中には、パルス幅変調(PW
M )手法を用いて半導体スイッチの動作を制御するも
のもある。
路とで構成されている。電力回路は通常交流/直流整流
器と、中間の直流回路それに電流電力を電動機の回転子
へ供給する交流電流に再変換するための変流器(インバ
ータ)とで構成されている。変流器は6個の半導体スイ
ッチ、例えばサイリスタや電力用トランジスタからなる
回路網で構成されている。固定子に供給される電流は従
来より知られている制御回路のいずれが1つを用い、半
導体スイッチの点弧又は導通を制御することにより精密
に調節される。制御回路の中には、パルス幅変調(PW
M )手法を用いて半導体スイッチの動作を制御するも
のもある。
[発明の要約]
本発明は上述の問題を克服するために、電動機内の始動
電流及びその結果生じる磁束を制御する方法ならびに制
御回路を含んでいる。
電流及びその結果生じる磁束を制御する方法ならびに制
御回路を含んでいる。
第1の問題を解決するために、別の始動電流を一定時間
固定子に供給し、電流と時間の積(アンペア・秒)が定
常動作時の磁束に等しくなる動作磁束を生成している。
固定子に供給し、電流と時間の積(アンペア・秒)が定
常動作時の磁束に等しくなる動作磁束を生成している。
この電流値に対する制約は3相電流変流器内の半導体ス
イッチのパルス動作時最大定格電流のみである。ここで
検討されている詳細例におけるこの定格値はひとつの相
あたり150アンペアである。この電流は電動機の定常
時における最大負荷電流よりも大きいが、その時間が十
分短ければ電8機内の過熱を防止できる。
イッチのパルス動作時最大定格電流のみである。ここで
検討されている詳細例におけるこの定格値はひとつの相
あたり150アンペアである。この電流は電動機の定常
時における最大負荷電流よりも大きいが、その時間が十
分短ければ電8機内の過熱を防止できる。
例えば、1時定数(150ミリ秒)期間の後、固定子に
供給される電流は、回転子内の定常運転時の磁束を生成
し、維持するIこめに通常供給される電流値にまで減衰
される。
供給される電流は、回転子内の定常運転時の磁束を生成
し、維持するIこめに通常供給される電流値にまで減衰
される。
この技法は次のような電動機制御装置においてより効力
を発揮する、すなわち、最大電流を供給している間は、
トルク発生成分を零に保つことによって全3相電流を磁
束発生成分と、1〜シルク生成分とに分解することが可
能な制御装置においてである。この技法は又最大電流供
給中に指令滑り角を零に保持できる電動機制御装置にお
いても効果的である。
を発揮する、すなわち、最大電流を供給している間は、
トルク発生成分を零に保つことによって全3相電流を磁
束発生成分と、1〜シルク生成分とに分解することが可
能な制御装置においてである。この技法は又最大電流供
給中に指令滑り角を零に保持できる電動機制御装置にお
いても効果的である。
本発明の目的は貸降機駆動用交流電動機の再始動に必要
なトルクを発生するために十分な磁束形成時間を短縮す
ることである。
なトルクを発生するために十分な磁束形成時間を短縮す
ることである。
不自然な軸運動の第2の問題は、半導体スイッチの点弧
や導通を制御して、小さいながら徐々に増加する電流を
固定子に対して供給することにより防止できる。電流強
度は、この第1番目の150ミリ秒の期間終了時に、定
常動作磁束の約10%が形成されるように選ばれている
。この結果固定子磁束と同位相の回転子磁束が発生され
回転子磁束の位相は、目立ったトルクが発生する前に固
定子磁束の位相と一致しようとする。従って、その後に
定常状態磁束を発生させるための傾斜状又は階段状電流
を電f!l1機駆動軸に急激な過渡運動を起こさずに加
えることができる。
や導通を制御して、小さいながら徐々に増加する電流を
固定子に対して供給することにより防止できる。電流強
度は、この第1番目の150ミリ秒の期間終了時に、定
常動作磁束の約10%が形成されるように選ばれている
。この結果固定子磁束と同位相の回転子磁束が発生され
回転子磁束の位相は、目立ったトルクが発生する前に固
定子磁束の位相と一致しようとする。従って、その後に
定常状態磁束を発生させるための傾斜状又は階段状電流
を電f!l1機駆動軸に急激な過渡運動を起こさずに加
えることができる。
本発明の3番目の特徴は上記2つの始動技法をひとつの
始動手順としてまとめたことである。2つの技法は互い
に他を補完しあうものであり、すなわち、第1の技法は
始動時間を短縮するが、過渡トルクの問題を悪化させ、
その一方で第2の技法は過渡トルクは無くすが始動時間
を長くする。
始動手順としてまとめたことである。2つの技法は互い
に他を補完しあうものであり、すなわち、第1の技法は
始動時間を短縮するが、過渡トルクの問題を悪化させ、
その一方で第2の技法は過渡トルクは無くすが始動時間
を長くする。
本発明の以上述べた目的文、その他の目的、及び長所は
、以下の記述で明白になろう、その説明の中で添付図を
参照するか、これは説明の一部を構成するものであり、
本発明の実施例を例の形で示している。この例は本発明
の全範囲を表わす必要は無く、本発明の範囲内にある種
々の実施例であるか否かの判定は、特許請求の範囲を参
照して行われる。
、以下の記述で明白になろう、その説明の中で添付図を
参照するか、これは説明の一部を構成するものであり、
本発明の実施例を例の形で示している。この例は本発明
の全範囲を表わす必要は無く、本発明の範囲内にある種
々の実施例であるか否かの判定は、特許請求の範囲を参
照して行われる。
[発明の実施例]
本発明は、急速な応答及び広範囲の速度v制御を必要と
する交流電動機の産業上の適用事例に関する。交流電動
機のこのような適用例のひとつに昇降機の駆動装置があ
る。昇降機が停止される度に、駆動電動機は停止するよ
うに制動されなければならないし、又昇降機を次の階に
移動させるために再始動される必要がある。
する交流電動機の産業上の適用事例に関する。交流電動
機のこのような適用例のひとつに昇降機の駆動装置があ
る。昇降機が停止される度に、駆動電動機は停止するよ
うに制動されなければならないし、又昇降機を次の階に
移動させるために再始動される必要がある。
昇降機駆動用電動機内にトルクを作り出すために、磁束
を電動機の回転素子である回転子内に形成する必要があ
る。磁束を生成するために電流が固定子上の巻線に供給
される、固定子とは、回転子のまわりに回転子に対し空
隙をおいて設訂されている電a機の固定部位をいう。磁
束は即座に生成されるのではなく電流の指数関数として
形成される。この時間は回転子時定数と関係しており、
この6回転子時定数とは、回転子インダクタンス(L
)と回転子抵抗(R)との比(LR/RR RR)であり、磁束形成時間は比較的大きな時定数を有
する電1Fllv4になるにつれて長くなる。本発明の
ひとつの目的は、界降閤駆動用に用いられる交流用1I
71機を再始動するために必要なトルクを発生させるの
に十分な磁束を形成するのに要する絶対時間と、時定数
との両方を減少させることである。
を電動機の回転素子である回転子内に形成する必要があ
る。磁束を生成するために電流が固定子上の巻線に供給
される、固定子とは、回転子のまわりに回転子に対し空
隙をおいて設訂されている電a機の固定部位をいう。磁
束は即座に生成されるのではなく電流の指数関数として
形成される。この時間は回転子時定数と関係しており、
この6回転子時定数とは、回転子インダクタンス(L
)と回転子抵抗(R)との比(LR/RR RR)であり、磁束形成時間は比較的大きな時定数を有
する電1Fllv4になるにつれて長くなる。本発明の
ひとつの目的は、界降閤駆動用に用いられる交流用1I
71機を再始動するために必要なトルクを発生させるの
に十分な磁束を形成するのに要する絶対時間と、時定数
との両方を減少させることである。
第3A図において太線は従来技術による交流電動機始動
時の電流形状を示す。この例において回転子時定数は1
50ミリ秒としているが、他の例では最大600ミリ秒
まで延ばすことができる。
時の電流形状を示す。この例において回転子時定数は1
50ミリ秒としているが、他の例では最大600ミリ秒
まで延ばすことができる。
従来技術による始動時の初1IIl電流(75アンペア
)は回転子内に通常飽和磁束を維持する大きさのもので
ある。この磁束は即座に形成されるものではないので、
回転子磁束が通常の飽和磁束、すなわち定常運転磁束に
達するまで時定数の3倍から4倍の時間を要しているの
がわかる。この磁束形状は゛従来形”磁束形状として第
3A図に示されている。
)は回転子内に通常飽和磁束を維持する大きさのもので
ある。この磁束は即座に形成されるものではないので、
回転子磁束が通常の飽和磁束、すなわち定常運転磁束に
達するまで時定数の3倍から4倍の時間を要しているの
がわかる。この磁束形状は゛従来形”磁束形状として第
3A図に示されている。
本発明によれば、初期供給電流は、回転子内に通常又は
定常磁束を維持するための電流よりも大きくなければな
らない。実際、この初期供給電流は、電動機への電流供
給用に使用されている電力用半導体のパルス動作的最大
定格電流値の制限を受けるのみである。本例では、この
電流定格(150アンペア)は通常磁束発生電流である
75アンペアの2倍と仮定している。本発明によれば、
この高電流は始!71時の第1時定数の間供給され、ほ
ぼこの1時定数の間に回転子磁束をその定常飽和磁束の
水準まで引き上げる。この周期<150ミリ秒)の終了
時点で電流は回転子内に定常飽和磁束を維持する値まで
下げられる。初期供給電流は比較的短い時問、例えば1
時定数で減衰されて、電力用半導体又は電!l1機巻線
内の不適当な過熱を防止している。結果は第3A図の細
線で画かれた“改良形″電流形状、“改良形”磁束形状
に示されている。
定常磁束を維持するための電流よりも大きくなければな
らない。実際、この初期供給電流は、電動機への電流供
給用に使用されている電力用半導体のパルス動作的最大
定格電流値の制限を受けるのみである。本例では、この
電流定格(150アンペア)は通常磁束発生電流である
75アンペアの2倍と仮定している。本発明によれば、
この高電流は始!71時の第1時定数の間供給され、ほ
ぼこの1時定数の間に回転子磁束をその定常飽和磁束の
水準まで引き上げる。この周期<150ミリ秒)の終了
時点で電流は回転子内に定常飽和磁束を維持する値まで
下げられる。初期供給電流は比較的短い時問、例えば1
時定数で減衰されて、電力用半導体又は電!l1機巻線
内の不適当な過熱を防止している。結果は第3A図の細
線で画かれた“改良形″電流形状、“改良形”磁束形状
に示されている。
例の実施例において、通常始動電流は定常運転時に回転
子内に磁束の飽和を生じさせる電流値以下とするよう考
慮されている。
子内に磁束の飽和を生じさせる電流値以下とするよう考
慮されている。
例えば、第3A図において、通常の始動電流が37.5
アンペアであるとすると、改良された始動電流(150
アンペアのまま)と通常始動電流37.5アンペアとの
比は、2:1の代りに4:1となる。このような条件下
では、150アンペアの始動電流を供給する期間は75
ミリ秒に短縮されるであろう。従って、電動機を始動さ
せる際に定常運転磁束の生成に関係するのは、始動電流
と始動電流供給時間との積(アンペア・秒)であるのが
判る。この積は改良形始動MRグラフの階段状部分で囲
まれた部分で表わされる。
アンペアであるとすると、改良された始動電流(150
アンペアのまま)と通常始動電流37.5アンペアとの
比は、2:1の代りに4:1となる。このような条件下
では、150アンペアの始動電流を供給する期間は75
ミリ秒に短縮されるであろう。従って、電動機を始動さ
せる際に定常運転磁束の生成に関係するのは、始動電流
と始動電流供給時間との積(アンペア・秒)であるのが
判る。この積は改良形始動MRグラフの階段状部分で囲
まれた部分で表わされる。
第3A図に示す例では定常運転磁束を、回転子飽和磁束
に選んでいるが、別の実施例では定常運転磁束をこの水
準以下に選定することが可能なことも理解されよう。第
3A図の曲線の外側に示されている回転子飽和磁束は、
定常時における磁束の制限を示し、又、雷vJvs内に
生成される磁束の一般的制限を示している。本発明では
、回転子飽和があるため、通常より大きな始8電流を電
動機内に過剰磁束を引起こすこと無しに供給できること
を理解している。
に選んでいるが、別の実施例では定常運転磁束をこの水
準以下に選定することが可能なことも理解されよう。第
3A図の曲線の外側に示されている回転子飽和磁束は、
定常時における磁束の制限を示し、又、雷vJvs内に
生成される磁束の一般的制限を示している。本発明では
、回転子飽和があるため、通常より大きな始8電流を電
動機内に過剰磁束を引起こすこと無しに供給できること
を理解している。
上述の改良された技法はより高い始動電流が供給される
150ミリ秒の問、指令トルクを零とすることでより強
化されることが発見された。磁束が必要な水準に達した
後にのみ電動機料t!0装置は電動機に対してトルク発
生指令を出す。トルク指令は磁束生成期間中、電流(I
、)のトルク生成成分と滑り(W)とを零とすることに
より禁止される。
150ミリ秒の問、指令トルクを零とすることでより強
化されることが発見された。磁束が必要な水準に達した
後にのみ電動機料t!0装置は電動機に対してトルク発
生指令を出す。トルク指令は磁束生成期間中、電流(I
、)のトルク生成成分と滑り(W)とを零とすることに
より禁止される。
本発明の第2の特徴は第3B図及び第3C図に示されて
いる。交流誘導電動機が第3A図に示されるような階段
状関数電流で始動される時には、電動機駆動軸に微小V
A渡トルクが励起される。これらの微小トルクは残留磁
化及びヒステリシス効果、又は固定子や回転子の機械的
隙間に基因する磁気抵抗変動の結果生じるものである。
いる。交流誘導電動機が第3A図に示されるような階段
状関数電流で始動される時には、電動機駆動軸に微小V
A渡トルクが励起される。これらの微小トルクは残留磁
化及びヒステリシス効果、又は固定子や回転子の機械的
隙間に基因する磁気抵抗変動の結果生じるものである。
これらの微小トルクは機械的に負荷がかかつていない場
合電動機の軸に好ましくない撮動を生じさせる。
合電動機の軸に好ましくない撮動を生じさせる。
電磁気学的な観点から言えば、始動時に生じる微小過渡
トルクの理由は第3C図に示すように固定子内に生じる
磁束と、回転子内に生じる磁束の初期位相角のズレの結
果である。もし固定子磁束を示すベクトルと、回転子磁
束を示すベクトルとが同一方向を向いていれば、このよ
うなトルクは生じない。電動機内に生じるトルクは、固
定子電流(18)、回転子磁束(φR)これら2つのベ
クトル滑間の偏角の正弦(sinθSR)それに係数(
K)を用いて次の式で表わされる: T=に−(IS)−(φR) −5inoSR1)本発
明の第2の特徴よれば好ましくない@撮動は、小さいな
がらも徐々に増大する固定子電流を順次供給し、第3C
図に示すように、固定子磁束と位相の合った回転子磁束
を生成させることで防止できる。従って、以上の結果生
じる回転子磁束の位相はかなり大きなトルクが発生され
る前に固定子磁束の位相と一致する。
トルクの理由は第3C図に示すように固定子内に生じる
磁束と、回転子内に生じる磁束の初期位相角のズレの結
果である。もし固定子磁束を示すベクトルと、回転子磁
束を示すベクトルとが同一方向を向いていれば、このよ
うなトルクは生じない。電動機内に生じるトルクは、固
定子電流(18)、回転子磁束(φR)これら2つのベ
クトル滑間の偏角の正弦(sinθSR)それに係数(
K)を用いて次の式で表わされる: T=に−(IS)−(φR) −5inoSR1)本発
明の第2の特徴よれば好ましくない@撮動は、小さいな
がらも徐々に増大する固定子電流を順次供給し、第3C
図に示すように、固定子磁束と位相の合った回転子磁束
を生成させることで防止できる。従って、以上の結果生
じる回転子磁束の位相はかなり大きなトルクが発生され
る前に固定子磁束の位相と一致する。
第3B図に示すように、小さいながらも徐々に増加する
固定子電流列は、回転子時定数で定義される最初の15
0ミリ秒の間だけ供給される。これらはランプ状関数で
示される電流形状となる。
固定子電流列は、回転子時定数で定義される最初の15
0ミリ秒の間だけ供給される。これらはランプ状関数で
示される電流形状となる。
電流強度は、この150ミ秒期間の終了時に通常回転子
飽和磁束の約10%が生成される大きさとなるように選
定されている。従って、引続いて、定常磁束を発生させ
るためのランプ状又は階段状電流を、供給しても、電動
機駆動軸に急激な過渡運動を生じることはない。
飽和磁束の約10%が生成される大きさとなるように選
定されている。従って、引続いて、定常磁束を発生させ
るためのランプ状又は階段状電流を、供給しても、電動
機駆動軸に急激な過渡運動を生じることはない。
本発明の第3の特徴は、第3D図に示すように、上述の
2つの始動技法を1つの始動手順に組み合わせたことで
ある。上述の2つの技法は互いに他を補い合うものであ
り、すなわち第1の技術は、始vJ時間を短縮するが、
過渡トルクの問題を悪化させ、一方、第2の技術は、過
渡トルクは無くすが、始動時間を長くする。
2つの始動技法を1つの始動手順に組み合わせたことで
ある。上述の2つの技法は互いに他を補い合うものであ
り、すなわち第1の技術は、始vJ時間を短縮するが、
過渡トルクの問題を悪化させ、一方、第2の技術は、過
渡トルクは無くすが、始動時間を長くする。
本発明の第3の特徴によればランプ状電流は、1回転子
時定数に相当する最初の150ミリ秒の問、低位電流ベ
クトル列を発生することにより作り出される。交流器内
で使用される電力用半導体の電流定格値に等しい150
アンペアもの高電流は、回転子時定数の2番目に相当す
る150ミリ秒の問供給され、回転子磁束をほぼ2時定
数の時間内に、その通常飽和磁束水準にまで引上げる。
時定数に相当する最初の150ミリ秒の問、低位電流ベ
クトル列を発生することにより作り出される。交流器内
で使用される電力用半導体の電流定格値に等しい150
アンペアもの高電流は、回転子時定数の2番目に相当す
る150ミリ秒の問供給され、回転子磁束をほぼ2時定
数の時間内に、その通常飽和磁束水準にまで引上げる。
この期間(300ミリ秒)の終りの時点で、供給電流は
回転子内の通常飽和磁束を維持するための75アンペア
まで減少される。
回転子内の通常飽和磁束を維持するための75アンペア
まで減少される。
第1図において本発明は当該技術分野で゛電動機駆動装
置″と呼ばれる電動機制御装置1o内で実現されている
。この電動機料m+装置は、第1図に示す3相続導電!
!1機11のような交流誘導電動機を制御するために適
用されている。
置″と呼ばれる電動機制御装置1o内で実現されている
。この電動機料m+装置は、第1図に示す3相続導電!
!1機11のような交流誘導電動機を制御するために適
用されている。
駆動装置10は電力部12及び変流器部13を有しこれ
らは電力を3相60Hz交、流電源14から電動機11
に伝達する。電源14は電源端子を介して交流/直流電
力整流器15に接続されている。
らは電力を3相60Hz交、流電源14から電動機11
に伝達する。電源14は電源端子を介して交流/直流電
力整流器15に接続されている。
このような整流器15の主要部品は3相ダイオードブリ
ツジ整流器であって、これは交流電流を整流し、電動機
11の3相のそれぞれに直流電流電力信号を供給してい
る。整流器15は又ブリッジ内のダイオードと並列接続
された電力用半導体スイッチの組を有し、回生又は制動
し一ド時に電源14に対し電力をフィードバックするた
めに使用される。
ツジ整流器であって、これは交流電流を整流し、電動機
11の3相のそれぞれに直流電流電力信号を供給してい
る。整流器15は又ブリッジ内のダイオードと並列接続
された電力用半導体スイッチの組を有し、回生又は制動
し一ド時に電源14に対し電力をフィードバックするた
めに使用される。
中間にある直流回路16は整流器15の出力に接続され
直流信号を入力している。ここに示された例において、
中間直流回路は大容量のギャバシタで構成されており、
本技術分野で知られるように比較的安定な(負荷変動の
影響のない)直流電源として動作する。3つの直流電圧
は、直流母線16aを通して、変流器部13内の相(ハ
)、相■及び相(Q駆動回路17−19に供給され、こ
こで直流電圧は交流信号に再変換され、交流接触器20
を通って電動機11の固定子に供給される。この交流接
触器は、3組の常時開放接点と、5Qflzでの動作に
適したコイルとで構成されている。
直流信号を入力している。ここに示された例において、
中間直流回路は大容量のギャバシタで構成されており、
本技術分野で知られるように比較的安定な(負荷変動の
影響のない)直流電源として動作する。3つの直流電圧
は、直流母線16aを通して、変流器部13内の相(ハ
)、相■及び相(Q駆動回路17−19に供給され、こ
こで直流電圧は交流信号に再変換され、交流接触器20
を通って電動機11の固定子に供給される。この交流接
触器は、3組の常時開放接点と、5Qflzでの動作に
適したコイルとで構成されている。
相(ハ)、相■及び相〈Q駆動回路17−19は、6個
の電力用半導体の組を有し、これらは本技術分野に精通
した技術者には良く知られているブリッジ回路網に接続
されている。半導体とそれぞれ並列になるようにダイオ
ードが具備されており、回生難件時に電動機から直流回
路16に戻される電力の整流を行なう。
の電力用半導体の組を有し、これらは本技術分野に精通
した技術者には良く知られているブリッジ回路網に接続
されている。半導体とそれぞれ並列になるようにダイオ
ードが具備されており、回生難件時に電動機から直流回
路16に戻される電力の整流を行なう。
直流信号を交流信号に変換して電動機11に供給する際
に本駆動装置10はパルス幅変調手法を用いている、こ
の方法は、直流/交流電力変換と、電!lJ機11の速
度及びトルク制御とを同時に行なえる。パルス幅変調に
ついては駆動装置10の制御部21を説明する際にさら
に詳しく述べる。
に本駆動装置10はパルス幅変調手法を用いている、こ
の方法は、直流/交流電力変換と、電!lJ機11の速
度及びトルク制御とを同時に行なえる。パルス幅変調に
ついては駆動装置10の制御部21を説明する際にさら
に詳しく述べる。
好適な交流/直流電力整流器14、中間直流回路16及
び変流器部13の電力部等についての詳細は、フルトン
(Fulton)他に付与された米国特許第646,4
11号、1984年8月31日付を参照されたい。
び変流器部13の電力部等についての詳細は、フルトン
(Fulton)他に付与された米国特許第646,4
11号、1984年8月31日付を参照されたい。
駆動装置10の制御部21は3つのパルス幅変調(PW
M)モジュール22−24を有し、相(ハ)、相■及び
相(0駆動回路17−19を通り電動機11に供給され
る電流を制御している。PWMモジュール22及び23
はアナログ信号、例えば相電流指令(1,Ib)及び相
電圧指令(■8゜V、)信号をD/A変換回路25から
入力する。
M)モジュール22−24を有し、相(ハ)、相■及び
相(0駆動回路17−19を通り電動機11に供給され
る電流を制御している。PWMモジュール22及び23
はアナログ信号、例えば相電流指令(1,Ib)及び相
電圧指令(■8゜V、)信号をD/A変換回路25から
入力する。
電流指令信号(I 、1b)は、ベクトル制御部ラメ
ータをもとに各相に分解され、このパラメータは電動機
11の3相固定子巻線に供給される電流の強度(1)と
位相角(θ)を含/υでいる。
ータをもとに各相に分解され、このパラメータは電動機
11の3相固定子巻線に供給される電流の強度(1)と
位相角(θ)を含/υでいる。
ag
ベクトル制御パラメータはマイクロコンピュータ26で
計算され、D/A変換回路25へ伝送される。
計算され、D/A変換回路25へ伝送される。
各々のPWMモジュール22及び23に対する電流制御
系は線27及び28経出で入力される電流フィードバッ
ク信号と、相(ハ)、相0に対する電流指令信号(1,
1b>とを代数的に加算することによって構成されてい
る。米国特許第4.306.182号°゛平衡変調を備
えた多相電動機駆動装置”に述べられているように、第
3のPWMモジュール24は他の2つの相の電流偏差信
号の和に対し符号を反転した信号を入力し、相(Q駆動
回路19の電流指令信号を生成する。これは、相(ハ)
、及び相(I3)駆動回路17及び18駆動用電流指令
信号と平衡している。
系は線27及び28経出で入力される電流フィードバッ
ク信号と、相(ハ)、相0に対する電流指令信号(1,
1b>とを代数的に加算することによって構成されてい
る。米国特許第4.306.182号°゛平衡変調を備
えた多相電動機駆動装置”に述べられているように、第
3のPWMモジュール24は他の2つの相の電流偏差信
号の和に対し符号を反転した信号を入力し、相(Q駆動
回路19の電流指令信号を生成する。これは、相(ハ)
、及び相(I3)駆動回路17及び18駆動用電流指令
信号と平衡している。
以下でさらに詳細に説明するように、マイクロコンピュ
ータ26はあらかじめ記憶されたプログラムを実行し、
先に述べた回路を通して電動機11の速度及びトルクを
制御する。マイクロコンピュータ26は軸位置データを
電動機11の回転子軸上に装備された軸符号器29から
入力する。このデータをもとに、マイクロコンピュータ
26は、回転子軸の偏角と、軸回転時の角速度とを決定
できる。速度制御系を実行するために、マイクロコンピ
ュータ26は又、速度指令信号を、第1図に示される使
用者入力装置の1つから入力される。
ータ26はあらかじめ記憶されたプログラムを実行し、
先に述べた回路を通して電動機11の速度及びトルクを
制御する。マイクロコンピュータ26は軸位置データを
電動機11の回転子軸上に装備された軸符号器29から
入力する。このデータをもとに、マイクロコンピュータ
26は、回転子軸の偏角と、軸回転時の角速度とを決定
できる。速度制御系を実行するために、マイクロコンピ
ュータ26は又、速度指令信号を、第1図に示される使
用者入力装置の1つから入力される。
速度指令信号と、実速度との差は、マイクロコンピュー
タ26により求められ速度偏差信号となる。
タ26により求められ速度偏差信号となる。
この速度偏差信号は、トルク指令信号に伝わり、次にそ
れぞれの相の′Fi流信号(1,1b)に伝わりこの電
流信号が電e機を指令された速度及びトルクで駆動する
。
れぞれの相の′Fi流信号(1,1b)に伝わりこの電
流信号が電e機を指令された速度及びトルクで駆動する
。
第2Δ図はマイクロコンピュータ26の詳細を示す。制
御素子はマイクロコントローラ3oであり、本実施例で
はカリフォルニア、サンタクララのインテル社製Hod
el 8031マイクロコンl−C1−うである。本装
置はCPUと、同一基板上の発振器及びクロック回路、
同一基板上のタイマ及びカウンタ回路、同一基板上の直
列110部及びプール代数(単一ピッ1〜処理)演口器
と組合わされている。水晶66がマイクロコントローラ
30のXTALI及びXTAL2人力に接続されており
CPUを好適な周波数例えば12Htlzで駆動する。
御素子はマイクロコントローラ3oであり、本実施例で
はカリフォルニア、サンタクララのインテル社製Hod
el 8031マイクロコンl−C1−うである。本装
置はCPUと、同一基板上の発振器及びクロック回路、
同一基板上のタイマ及びカウンタ回路、同一基板上の直
列110部及びプール代数(単一ピッ1〜処理)演口器
と組合わされている。水晶66がマイクロコントローラ
30のXTALI及びXTAL2人力に接続されており
CPUを好適な周波数例えば12Htlzで駆動する。
マイクロコントローラ30は4つの双方向110部(I
10ボートO〜3)を有している。I10ボート0は多
重バスに接続し、このバスはある時刻には8ビツトのア
ドレス情報を伝送し、別の時刻には8ビツトのデータを
伝送する。このバスはアドレス−時記憶解読回路31の
一部であるアドレス−時記憶部に接続されている。アド
レス情報の下位8ビツトは一時記憶部で捕捉され、アド
レスの上位8ビツトのデータが伝送されるまで保持され
る。I10ボート2はアドレスバスに接続されており、
このバスはマイクロコンピュータ30で生成される16
ビツトアドレスの上位8ビツトを転送する。アドレス情
報の上位ビットのあるものは回路31で符号解読され、
記憶素子回路及び駆動l!!置のマイクロコンピュータ
部内のその他の回路に対しチップ動作可能信号を発生す
る。
10ボートO〜3)を有している。I10ボート0は多
重バスに接続し、このバスはある時刻には8ビツトのア
ドレス情報を伝送し、別の時刻には8ビツトのデータを
伝送する。このバスはアドレス−時記憶解読回路31の
一部であるアドレス−時記憶部に接続されている。アド
レス情報の下位8ビツトは一時記憶部で捕捉され、アド
レスの上位8ビツトのデータが伝送されるまで保持され
る。I10ボート2はアドレスバスに接続されており、
このバスはマイクロコンピュータ30で生成される16
ビツトアドレスの上位8ビツトを転送する。アドレス情
報の上位ビットのあるものは回路31で符号解読され、
記憶素子回路及び駆動l!!置のマイクロコンピュータ
部内のその他の回路に対しチップ動作可能信号を発生す
る。
マイク1]]ント[1−ラ30の110ボート1内にあ
る線の1本は一対の8人力1出力ゲイジタルマルチブレ
クサ32の出力に接続され、ておりこのマルチプレクサ
はマイクロコントローラ3oへの複数の外部故障表示入
力のインタフェースとなっている。3木の選択線及び1
本の入力可能線が回路31からマルチプレクサ32の入
力に接続され、マイクロコントローラ30が指定された
時間に検出した個々の故障信号を選別同定する。
る線の1本は一対の8人力1出力ゲイジタルマルチブレ
クサ32の出力に接続され、ておりこのマルチプレクサ
はマイクロコントローラ3oへの複数の外部故障表示入
力のインタフェースとなっている。3木の選択線及び1
本の入力可能線が回路31からマルチプレクサ32の入
力に接続され、マイクロコントローラ30が指定された
時間に検出した個々の故障信号を選別同定する。
I10ボート3はマイクロコントローラ3oを直列デー
タ通信線33に接続するための特定目的入出力を有して
いる。この例において、線33は電動機制御装置10用
直列I10ボート34に接続されている。この直列通信
接続はプログラミング用端末装置(図示せず)とマイク
ロコンピュータ26との接続に一般的に用いられる方法
である。
タ通信線33に接続するための特定目的入出力を有して
いる。この例において、線33は電動機制御装置10用
直列I10ボート34に接続されている。この直列通信
接続はプログラミング用端末装置(図示せず)とマイク
ロコンピュータ26との接続に一般的に用いられる方法
である。
第2A図においてマイクロコントローラ30に接続され
ている別の要素にリセット回路67がある。この回路は
電源立上げ、システム・リセットを行ない、マイクロコ
ントローラ30の対応するRESET入力に接続されて
いる。
ている別の要素にリセット回路67がある。この回路は
電源立上げ、システム・リセットを行ない、マイクロコ
ントローラ30の対応するRESET入力に接続されて
いる。
これはマイクロコントローラ3oのハードウェア・イン
タフェースの一般的使用法に従って行っている。このマ
イクロコントローラ30についてのアーキテクチャ、動
作及び命令群についての詳細は、1985年版マイクロ
コントローラハンドブック及び、インテル社、サンタク
ララ、カリフォルニアから出版されているその他の文献
を参照することができる。
タフェースの一般的使用法に従って行っている。このマ
イクロコントローラ30についてのアーキテクチャ、動
作及び命令群についての詳細は、1985年版マイクロ
コントローラハンドブック及び、インテル社、サンタク
ララ、カリフォルニアから出版されているその他の文献
を参照することができる。
マイクロコントローラ30は、データバス線35、及び
、アドレス指定兼チップ動作可能化線36を介して、4
8にバイトのEPROM(再生害込み可能読取り専用記
憶素子)37.4にバイトのRAM (随時読取り、占
込み可能記憶素子)38及び2にバイトのEEI)RO
M(電気的に再生書込み可能読取り専用記憶素子)39
に接続されている。マイクロコントローラ30の動作を
指定し、最終的には電動機11の動作を制御する、電動
機制御プログラム49は実行可能なコードでEPROM
37に記憶されている。プログラム49の実行時に用い
られる変数はRAM38に記憶されている。めったに行
わないか、マイクロコントローラプログラム49の実行
時間に比べればゆっくりと変化する電動機のパラメータ
はE E P ROM 39に記憶されている。これら
の変更は書込み動作を実′行することにより行えるが、
十分な時間がある時にのみ、又電動機の新しい動作パラ
メータがマイクロコントローラ30に通信された場合に
のみ行なわれる。マイクロコントローラ3oは又データ
バス線35及びアドレス指定兼チップ動作可能化線36
を介して並列I10インタフェース回路40に接続され
ている。本例ではこのインタフェース回路はカリフォル
ニア、サンタフラブにあるインテル社製の8255△プ
ログラム可能周辺インタフェース回路である。この回路
はアドレス指定可能なI10ボー1〜の役を果し、マイ
クロコントローラ30は第2B図に示すような別のI1
0インタフェース回路とデータの送受信を行なう際に使
用できる。データはデータバス線35と並列I10イン
タフェース回路4゜を通って第2B図に示すような回路
と通信される。
、アドレス指定兼チップ動作可能化線36を介して、4
8にバイトのEPROM(再生害込み可能読取り専用記
憶素子)37.4にバイトのRAM (随時読取り、占
込み可能記憶素子)38及び2にバイトのEEI)RO
M(電気的に再生書込み可能読取り専用記憶素子)39
に接続されている。マイクロコントローラ30の動作を
指定し、最終的には電動機11の動作を制御する、電動
機制御プログラム49は実行可能なコードでEPROM
37に記憶されている。プログラム49の実行時に用い
られる変数はRAM38に記憶されている。めったに行
わないか、マイクロコントローラプログラム49の実行
時間に比べればゆっくりと変化する電動機のパラメータ
はE E P ROM 39に記憶されている。これら
の変更は書込み動作を実′行することにより行えるが、
十分な時間がある時にのみ、又電動機の新しい動作パラ
メータがマイクロコントローラ30に通信された場合に
のみ行なわれる。マイクロコントローラ3oは又データ
バス線35及びアドレス指定兼チップ動作可能化線36
を介して並列I10インタフェース回路40に接続され
ている。本例ではこのインタフェース回路はカリフォル
ニア、サンタフラブにあるインテル社製の8255△プ
ログラム可能周辺インタフェース回路である。この回路
はアドレス指定可能なI10ボー1〜の役を果し、マイ
クロコントローラ30は第2B図に示すような別のI1
0インタフェース回路とデータの送受信を行なう際に使
用できる。データはデータバス線35と並列I10イン
タフェース回路4゜を通って第2B図に示すような回路
と通信される。
これらの回路は、第2A図に示ずブツブ選択線41を介
して通信可能化指令や選択指令を受ける。
して通信可能化指令や選択指令を受ける。
これらのI!!1141上への信号伝送は、並列I10
インタフェース回路40ヘアドレス指定兼チップ動作可
能化線36を通して送られた情報の符号解読の結果に応
じて行なわれる。又−組のアナログ多重化(ANArl
OG HIIX) 1i142が示されティるがこれは
後で述べるように特定の入力を多重化回路を通して選択
し連結するために用意されている。
インタフェース回路40ヘアドレス指定兼チップ動作可
能化線36を通して送られた情報の符号解読の結果に応
じて行なわれる。又−組のアナログ多重化(ANArl
OG HIIX) 1i142が示されティるがこれは
後で述べるように特定の入力を多重化回路を通して選択
し連結するために用意されている。
又第2A図に示されているインタフェース43−45は
色々な外部機器との接続用に用意されている。アドレス
指定兼チップ動作可能化線36及びデータバス線35は
インタフェース43−45に接続し、マイクロコントロ
ーラ30との通信を行なう。これらのうち第1番目のイ
ンタフェース43はディス・クリート(単一ビット処理
)I10装置用である。このインタフェース43は直流
24V固体素子入出力端子に接続され、例えば始動(R
UN)、!動(JOG)、トルク制限(TORQtlE
LIMIT )加速度増/減(+1 IGII / L
O14^CCEL RAT[)等を入力し、例えば5ビ
ツトの故障コード、電動機制動信号、故障信号及び速度
指示信号を出力する。このインタフェースは又、継電器
出力信号や、固体素子出力信号も備えている。
色々な外部機器との接続用に用意されている。アドレス
指定兼チップ動作可能化線36及びデータバス線35は
インタフェース43−45に接続し、マイクロコントロ
ーラ30との通信を行なう。これらのうち第1番目のイ
ンタフェース43はディス・クリート(単一ビット処理
)I10装置用である。このインタフェース43は直流
24V固体素子入出力端子に接続され、例えば始動(R
UN)、!動(JOG)、トルク制限(TORQtlE
LIMIT )加速度増/減(+1 IGII / L
O14^CCEL RAT[)等を入力し、例えば5ビ
ツトの故障コード、電動機制動信号、故障信号及び速度
指示信号を出力する。このインタフェースは又、継電器
出力信号や、固体素子出力信号も備えている。
外部使用者用礪器に接続されている残りのインタフェー
スは角度方位用インタフェース44及び指示計出力用D
/A変換インタフェース45である。方位用インタフェ
ース44は電動機軸があらかじめ定められた角からどれ
だけ偏位しているかを測定する外部機器に接続されてい
る。指示41出力用D/A変換インタフエース45は、
0−10ボルトの単極性アナログ電圧を用い、電動機1
1の現速度、トルク及び動力を示すための指示計に接続
される。
スは角度方位用インタフェース44及び指示計出力用D
/A変換インタフェース45である。方位用インタフェ
ース44は電動機軸があらかじめ定められた角からどれ
だけ偏位しているかを測定する外部機器に接続されてい
る。指示41出力用D/A変換インタフエース45は、
0−10ボルトの単極性アナログ電圧を用い、電動機1
1の現速度、トルク及び動力を示すための指示計に接続
される。
第2A図には又、マイクロコント【]−ラ30が、軸符
号化器29からの信号を受信するためのインタフェース
も示されている。この符号化器は、軸の回転角が増加す
る方向に対して積分する2つの信号(90度位相差あり
)と、軸が一回転する毎に区切信号とを出力する。この
インタフェースはこれらの信号を符号解読用PROM4
7に接続するための光学的結合回路46を有し、この符
号解読用PI”(OMはこれらの入力をビット列に変換
し、8ビットIIP/down計数器48に入力する。
号化器29からの信号を受信するためのインタフェース
も示されている。この符号化器は、軸の回転角が増加す
る方向に対して積分する2つの信号(90度位相差あり
)と、軸が一回転する毎に区切信号とを出力する。この
インタフェースはこれらの信号を符号解読用PROM4
7に接続するための光学的結合回路46を有し、この符
号解読用PI”(OMはこれらの入力をビット列に変換
し、8ビットIIP/down計数器48に入力する。
軸回転の方向を示す信号は計数器48のUP/ dow
n制御211人力に送られる。軸位置のディジタル値は
周期的にラッチ回路(図示せず)に伝送されマイクロ:
lシトローラ30で周期的に読み込まれる。このインタ
フェースに関する詳細については、デュマームース(D
ummcrmuth)に付与された米国特許第4゜51
0.565号、1985年4月9日付に示されている。
n制御211人力に送られる。軸位置のディジタル値は
周期的にラッチ回路(図示せず)に伝送されマイクロ:
lシトローラ30で周期的に読み込まれる。このインタ
フェースに関する詳細については、デュマームース(D
ummcrmuth)に付与された米国特許第4゜51
0.565号、1985年4月9日付に示されている。
第2A図及び第2B図に示されているマイクロコントロ
ーラ30用回路にはバス・バッファとして知られる多数
のインタフェース素子が使用されている。これらのバッ
ファはさして重要ではないので図面からはふいである。
ーラ30用回路にはバス・バッファとして知られる多数
のインタフェース素子が使用されている。これらのバッ
ファはさして重要ではないので図面からはふいである。
これらのバッファの数や位置は用いるプリント基板の数
によっても変化し、これらのバス・バッファを必要とす
る場所に用いることは、当該技術分野において自明のこ
とと考える。
によっても変化し、これらのバス・バッファを必要とす
る場所に用いることは、当該技術分野において自明のこ
とと考える。
第2B図はディジタル/アナログ変換回路25と、第1
図に示すA相、B相及びC相駆動回路17−19の詳細
を示している。第2B図には又、さらに、いくつかの電
動機パラメータを検出し、使用溝又は外部機器からの入
力を受けるためのインタフェースが示されている。
図に示すA相、B相及びC相駆動回路17−19の詳細
を示している。第2B図には又、さらに、いくつかの電
動機パラメータを検出し、使用溝又は外部機器からの入
力を受けるためのインタフェースが示されている。
ディジタル/アナログ変換回路25は4つの8ピッ1−
ディジタル/アナログ回路50−53を有し、これらの
回路はPIOデータバス54を介して並列[10インタ
フェース回路40からバイトデータを入力し、ディジタ
ル情報をアナログ信号に変換する。ディジタル/アナロ
グ回路50として使用に適した市販の回路としては、マ
サチューセッツ ノーウッドにある、アナログ・ディバ
イス社のAD7528 2回路内蔵8ビット モノシリ
ツクD/A変換器があげられる。第1のD/A変換回路
50はA相電流(I、)に相当するアナログ信号を出力
する。第2のD/△変換回路51はB相電流(I、)に
相当するアナログ信号を出力する。第3及び第4のD/
A変換回路52及び53はそれぞれA相及びB相の電圧
(■8)及び(Vb)に相当するアナログ信号を出力す
る。
ディジタル/アナログ回路50−53を有し、これらの
回路はPIOデータバス54を介して並列[10インタ
フェース回路40からバイトデータを入力し、ディジタ
ル情報をアナログ信号に変換する。ディジタル/アナロ
グ回路50として使用に適した市販の回路としては、マ
サチューセッツ ノーウッドにある、アナログ・ディバ
イス社のAD7528 2回路内蔵8ビット モノシリ
ツクD/A変換器があげられる。第1のD/A変換回路
50はA相電流(I、)に相当するアナログ信号を出力
する。第2のD/△変換回路51はB相電流(I、)に
相当するアナログ信号を出力する。第3及び第4のD/
A変換回路52及び53はそれぞれA相及びB相の電圧
(■8)及び(Vb)に相当するアナログ信号を出力す
る。
ディジタル/アナログ変換回路50−53のアナログ出
力は電流制御及びPWM発生回路55の入力に送られる
、これらは第1図のブロック22−24の結合を示して
いる。相1ffiFE(+8>及び(Ib)のこれらア
ナログ出力はPWM回路から受信される正弦波信号であ
って、電動11111のA相及びB相線に取付けられた
電流検出器68及び69から出力されるそれぞれの電流
フィードバック信号(T8.)及び(I、、)と代数的
に加算される。この演算結果は電流偏差信号であり、本
技術分野で良く知られるように各相の電流制御系を構成
する。相電流制御ループの出力は正弦波電流信号として
PWM発生器に送られる。三角波がそれぞれの発生器5
6で発生され、PWM発生回路55のもう一つの入力に
供給される。三角波は正弦波に重ね合わされその交点は
パルス列信号の矩形波信号のパルス幅やパルス間隔を変
更するために利用される。パルス幅変調された信号はA
相、B相及びC相駆動回路17−19を制御するために
用いられる。この技法により、直流バス電圧を短時間電
動機11の端子に印加することが可能となり、周波数と
大きさとが調整可能である交流電流を作り出すことがで
きる。
力は電流制御及びPWM発生回路55の入力に送られる
、これらは第1図のブロック22−24の結合を示して
いる。相1ffiFE(+8>及び(Ib)のこれらア
ナログ出力はPWM回路から受信される正弦波信号であ
って、電動11111のA相及びB相線に取付けられた
電流検出器68及び69から出力されるそれぞれの電流
フィードバック信号(T8.)及び(I、、)と代数的
に加算される。この演算結果は電流偏差信号であり、本
技術分野で良く知られるように各相の電流制御系を構成
する。相電流制御ループの出力は正弦波電流信号として
PWM発生器に送られる。三角波がそれぞれの発生器5
6で発生され、PWM発生回路55のもう一つの入力に
供給される。三角波は正弦波に重ね合わされその交点は
パルス列信号の矩形波信号のパルス幅やパルス間隔を変
更するために利用される。パルス幅変調された信号はA
相、B相及びC相駆動回路17−19を制御するために
用いられる。この技法により、直流バス電圧を短時間電
動機11の端子に印加することが可能となり、周波数と
大きさとが調整可能である交流電流を作り出すことがで
きる。
1つの相駆動回路17は第2B図に非常に詳細に示され
ており、残りの2つの回路18及び19は区別がわかる
程度に図示されている。駆動回路17はラッチ、ゲート
及び差動部11JW57を有し、この回路は並列I10
インタフェース回路40からのデツプ選択線41を通し
て動作可能信号を入力されると同時に回路55からのパ
ルス幅変調信号をも受信する。パルス幅変調信号はトラ
ンジスタベース駆動回路58で好適な信号に変換され、
2つの電力用トランジスタ59及び60をそれらのベー
ス端子を介してオン・オフ切換する、従ってこれらの信
号はベース駆動信号と言われている。
ており、残りの2つの回路18及び19は区別がわかる
程度に図示されている。駆動回路17はラッチ、ゲート
及び差動部11JW57を有し、この回路は並列I10
インタフェース回路40からのデツプ選択線41を通し
て動作可能信号を入力されると同時に回路55からのパ
ルス幅変調信号をも受信する。パルス幅変調信号はトラ
ンジスタベース駆動回路58で好適な信号に変換され、
2つの電力用トランジスタ59及び60をそれらのベー
ス端子を介してオン・オフ切換する、従ってこれらの信
号はベース駆動信号と言われている。
この例において、電動機11の固定子又は外部固定部分
はY−結線された相巻線を有している。
はY−結線された相巻線を有している。
直流320V電源がトランジスタ59及び6oに印加さ
れており、そのうちの一つの1−ランジスタが、もう一
つの相駆動回路18又は19内のひとつの1−ランジス
タと同時に導通状態となると、電流は相巻線の2つを通
って(Yの2つの足)流れるように構成されている。ト
ランジスタ59は電動機11の固定子部分に巻かれたそ
れぞれの相巻線を通して電流を前進方向に流す、従って
これはF W D ”と名付けられている。又もう一方
のトランジスタ60は電流が逆転方向に流れるように導
通するのでRE V ”と名付けられている。それぞれ
の駆動回路17−19内のトランジスタ対のスイッチン
グ時間をパルス幅変調信号に応じて制御することにより
、指令された強度及び相(1)及び(θ)を有する電流
ベクトルが電Ilag !’18! 11 ニ供給2”−hル。
れており、そのうちの一つの1−ランジスタが、もう一
つの相駆動回路18又は19内のひとつの1−ランジス
タと同時に導通状態となると、電流は相巻線の2つを通
って(Yの2つの足)流れるように構成されている。ト
ランジスタ59は電動機11の固定子部分に巻かれたそ
れぞれの相巻線を通して電流を前進方向に流す、従って
これはF W D ”と名付けられている。又もう一方
のトランジスタ60は電流が逆転方向に流れるように導
通するのでRE V ”と名付けられている。それぞれ
の駆動回路17−19内のトランジスタ対のスイッチン
グ時間をパルス幅変調信号に応じて制御することにより
、指令された強度及び相(1)及び(θ)を有する電流
ベクトルが電Ilag !’18! 11 ニ供給2”−hル。
第2B図には又、各種の電動機パラメータ検出用及び使
用者又は外部i器からの入力受信用インタフェースが示
されている。これらのパラメータとは、第1図に示す直
流バス上の電圧及び電流、直流パストルク基準値それに
電IJ *温度入力等である。これらの信号は図には示
されていない検出器により作り出される。インタフェー
スは又、使用者からの速度指令入力及び手動入力トルク
指令又は、外部機器からのトルク・フィードバック信号
を受信する、この外部機器は、先に述べた機器と共に使
用されるものである。
用者又は外部i器からの入力受信用インタフェースが示
されている。これらのパラメータとは、第1図に示す直
流バス上の電圧及び電流、直流パストルク基準値それに
電IJ *温度入力等である。これらの信号は図には示
されていない検出器により作り出される。インタフェー
スは又、使用者からの速度指令入力及び手動入力トルク
指令又は、外部機器からのトルク・フィードバック信号
を受信する、この外部機器は、先に述べた機器と共に使
用されるものである。
インタフェースは2つの差動増幅器61及び62を有し
、速度指令信号及びトルク指令又はフィードバック信号
を8チヤンネル アナログ多重回路63の2つのアナロ
グ入力に接続している。この回路の残り4つの入力は直
流バス16a上の電圧及び電流信号、直流パストルク基
準信号及び電動機温度信号を受信している。並列I10
インタフェース回路4oからのアナログ多重切換信号(
八NALOG HUX)に応じて1つの入力チャンネル
の信号が選択され、アナログ出力端子(へHへOUT
>を通ってA/D変換器64のアナログ入力端子(AN
A IN)に接続される。
、速度指令信号及びトルク指令又はフィードバック信号
を8チヤンネル アナログ多重回路63の2つのアナロ
グ入力に接続している。この回路の残り4つの入力は直
流バス16a上の電圧及び電流信号、直流パストルク基
準信号及び電動機温度信号を受信している。並列I10
インタフェース回路4oからのアナログ多重切換信号(
八NALOG HUX)に応じて1つの入力チャンネル
の信号が選択され、アナログ出力端子(へHへOUT
>を通ってA/D変換器64のアナログ入力端子(AN
A IN)に接続される。
A/[)変換器64は10ビツトのアナログ/ディジタ
ル変換器であり、これはPIOデータバス54上に10
ビツトデータを連続する2バイト、8ビツトを1つのバ
イトで又残り2ビツトをもうひとつのバイトで出力する
。これはチップ選択線41を介して回路64の出力が活
性化された時に行なわれる。A/D変換器64として使
用するのに好適な市販の回路はカリフォルニア、サンタ
クララにあるナショナル・セミコンダクタ社製のADo
lool 10ビツトA/D変換器であり、アナログ
多重切換器63として使用するのに好適な市販の回路は
、いくつかの製造会社、例えばアリシナ、フェニックス
にあるモトローラ・セミコンダクタ又は、ニューシャー
シー、ツマ−ビルのRCAソリッド・ステート社製のT
ype40511/8アナログ・多重切換器である。
ル変換器であり、これはPIOデータバス54上に10
ビツトデータを連続する2バイト、8ビツトを1つのバ
イトで又残り2ビツトをもうひとつのバイトで出力する
。これはチップ選択線41を介して回路64の出力が活
性化された時に行なわれる。A/D変換器64として使
用するのに好適な市販の回路はカリフォルニア、サンタ
クララにあるナショナル・セミコンダクタ社製のADo
lool 10ビツトA/D変換器であり、アナログ
多重切換器63として使用するのに好適な市販の回路は
、いくつかの製造会社、例えばアリシナ、フェニックス
にあるモトローラ・セミコンダクタ又は、ニューシャー
シー、ツマ−ビルのRCAソリッド・ステート社製のT
ype40511/8アナログ・多重切換器である。
今まで本発明を遂行するための電子回路について述べた
ので、次にマイクロコントローラ30のプログラムされ
た動作について述べる。第4図に示すようにマイクロコ
ントローラ30は第2B図に関連して説明したハードウ
ェアを通して使用者から速度指令を受信する。マイクロ
コントローラ30は又軸符号化器29から位置信号をも
受信する。マイクロコントローラ30はブロック70に
おいて微分演算(d/dt)を行ない実速度を求める。
ので、次にマイクロコントローラ30のプログラムされ
た動作について述べる。第4図に示すようにマイクロコ
ントローラ30は第2B図に関連して説明したハードウ
ェアを通して使用者から速度指令を受信する。マイクロ
コントローラ30は又軸符号化器29から位置信号をも
受信する。マイクロコントローラ30はブロック70に
おいて微分演算(d/dt)を行ない実速度を求める。
この実速度信号は速度指令に対して代数加算(この場合
は引算)され速度偏差信号を求めて、伝達関数で表わさ
れるブロック71に入力され、トルク指令値が演算され
る。伝達関数は基本的には比例積分関数でこの技術分野
では良く知られたものであってKPは比例定数、K1は
積分定数、そして1/Sは積分を示すラプラス伝達関数
である。これらの動作で速度制御ループを構成1−る。
は引算)され速度偏差信号を求めて、伝達関数で表わさ
れるブロック71に入力され、トルク指令値が演算され
る。伝達関数は基本的には比例積分関数でこの技術分野
では良く知られたものであってKPは比例定数、K1は
積分定数、そして1/Sは積分を示すラプラス伝達関数
である。これらの動作で速度制御ループを構成1−る。
トルク指令はいくつかのトルク制限値と比較され、もし
もこれらの制限値を越える場合は、その制限値が電動機
11の動作を維持するために用いられる。トルク指令は
(I、)で表わされておりこれは指令されたトルクを電
動機11内に発生させるために必要なIIのベクトル成
分である。この指令はブロック72で示されるマイクロ
コントローラ動作部の入力となり、このブロックではベ
クトル処理が行なわれる。ベクトル処3!t!動作を実
行する際に、マイクロコントローラ304よ強度(1)
及び位相角(θ)を有し、指令されたla(] トルク及び速度を生成するのに必要な3相のベクトルを
計算する。
もこれらの制限値を越える場合は、その制限値が電動機
11の動作を維持するために用いられる。トルク指令は
(I、)で表わされておりこれは指令されたトルクを電
動機11内に発生させるために必要なIIのベクトル成
分である。この指令はブロック72で示されるマイクロ
コントローラ動作部の入力となり、このブロックではベ
クトル処理が行なわれる。ベクトル処3!t!動作を実
行する際に、マイクロコントローラ304よ強度(1)
及び位相角(θ)を有し、指令されたla(] トルク及び速度を生成するのに必要な3相のベクトルを
計算する。
電流ベクトルI 〈θのトルク発生成分ag
(I、)の他にベクトル処理部に入力されるのは、トル
ク発生成分から90度位相の遅れた磁束発生成分(1,
)と、基準軸角度(OR)とであり、これらを基にマイ
クロコントローラ30は軸が動くべき角度を篇出する。
ク発生成分から90度位相の遅れた磁束発生成分(1,
)と、基準軸角度(OR)とであり、これらを基にマイ
クロコントローラ30は軸が動くべき角度を篇出する。
基準軸角度(θ11)は実軸角と、電動機が運転される
べき滑り角との代数和として求められる。滑り角はトル
ク指令に滑り係数(K )を掛算して求められる。
べき滑り角との代数和として求められる。滑り角はトル
ク指令に滑り係数(K )を掛算して求められる。
電動機1LIP
1に固有の滑り係数の表はEPROM37に記憶されて
いる。
いる。
こ、の点に関連して言えば電動機は第5図に示すように
2つの領域、一定トルク域及び定馬力域で運転される。
2つの領域、一定トルク域及び定馬力域で運転される。
しばらく始動運転時のことを無視すれば、一定トルクは
電動機が、速度零から゛基底速度″として知られる個々
の電動機に個有の速度との間で運転される場合に発生さ
れる。基底速度に達した侵は、電動機速度が増加すると
、電場を弱め回転子に作用する磁束を減少させる。電流
ベクトル制御装置内において、このことは、電流(I、
)の磁束発生成分を制御することによって実現される。
電動機が、速度零から゛基底速度″として知られる個々
の電動機に個有の速度との間で運転される場合に発生さ
れる。基底速度に達した侵は、電動機速度が増加すると
、電場を弱め回転子に作用する磁束を減少させる。電流
ベクトル制御装置内において、このことは、電流(I、
)の磁束発生成分を制御することによって実現される。
本電動嶺駆動装置において、マイクロコントローラ30
)、を電動機が電場弱化(一定馬力)領域で運転され
ている場合には磁束指令を演算する。これは電場弱化制
御回路の第1人力となり又、電動例の実速度を第2人力
として第4図のブロック73で示される、マイクロコン
トローラ・プログラムで組まれた前記電場弱化演算が実
行される。この演算の出力が電流(Id)の磁束制御成
分である。
)、を電動機が電場弱化(一定馬力)領域で運転され
ている場合には磁束指令を演算する。これは電場弱化制
御回路の第1人力となり又、電動例の実速度を第2人力
として第4図のブロック73で示される、マイクロコン
トローラ・プログラムで組まれた前記電場弱化演算が実
行される。この演算の出力が電流(Id)の磁束制御成
分である。
ベクトル処理演算72の出力は、マイクロコントローラ
の演算処理部の入力となり相電流(I、)及び(Ib)
をディジタル値として求め、この演算結果は、ディジタ
ル/アナログ変換回路25に入力される。この回路はデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換し、変換された信号
は電流制御兼PWM回路55に供給され電動機11を制
御する。
の演算処理部の入力となり相電流(I、)及び(Ib)
をディジタル値として求め、この演算結果は、ディジタ
ル/アナログ変換回路25に入力される。この回路はデ
ィジタル信号をアナログ信号に変換し、変換された信号
は電流制御兼PWM回路55に供給され電動機11を制
御する。
次に第6図において、電動機制御プログラムが、各処理
単位毎に、その実行頻度別に構成して示されている。バ
ックグラウンド処理皇位は、帯76で示されており、こ
れは、残り3本の帯77−79で示されるより高い優先
順位の処理単位の割り込みが無い場合にのみ実行される
。この例において、バック・グラウンド処理単位76は
基本的には、第2A図で示す直列I10ボート34を介
しての通信処理を行なう。
単位毎に、その実行頻度別に構成して示されている。バ
ックグラウンド処理皇位は、帯76で示されており、こ
れは、残り3本の帯77−79で示されるより高い優先
順位の処理単位の割り込みが無い場合にのみ実行される
。この例において、バック・グラウンド処理単位76は
基本的には、第2A図で示す直列I10ボート34を介
しての通信処理を行なう。
電e機11の実時間動作を維持するために頻繁に実行さ
れなければならない処理単位は、300マイクロ秒割込
み処理77の組に含まれている。
れなければならない処理単位は、300マイクロ秒割込
み処理77の組に含まれている。
これらの処理単位には、軸符号化器29の読み取り命令
、実速度の算出、ベクトル処理器入力への角度信号の更
新及び相電流(+ >および(■、)用ディジタル値
の出力が含まれる。
、実速度の算出、ベクトル処理器入力への角度信号の更
新及び相電流(+ >および(■、)用ディジタル値
の出力が含まれる。
電動機11の実時間動作を維持するために頻繁に、かと
いって、300マイクロ秒割込み処理77はと頻繁では
ない程度に実行されなければならない第2の処理単位は
、2.4ミリ秒割込み処理78グループに含まれている
。これらの処理単位には、電動機上に配置された検出器
からの状態読込み命令、及び速度制御動作の実行が含ま
れる。
いって、300マイクロ秒割込み処理77はと頻繁では
ない程度に実行されなければならない第2の処理単位は
、2.4ミリ秒割込み処理78グループに含まれている
。これらの処理単位には、電動機上に配置された検出器
からの状態読込み命令、及び速度制御動作の実行が含ま
れる。
処理単位の第3群は、第1及び第2割込み処理77及び
78からの値を受信して、電動機駆動運転の全体的制御
及び監視を行ない、これらは19.2ミリ秒割込み処理
79の群に含まれる。
78からの値を受信して、電動機駆動運転の全体的制御
及び監視を行ない、これらは19.2ミリ秒割込み処理
79の群に含まれる。
マイクロコントローラ内においてタイマ割込みが発生さ
れて、これらそれぞれの割込処理群が実行される。マイ
クロコントローラ30の動作が開始すると、300マイ
クロ秒内部タイマを初期化し、このタイマは周期の終了
時点で割込信号を発生する。この信号が発生するとマイ
クロコントローラ30は、バックグラウンド処理76の
実行を中断し、300マイクロ秒割込み処理77の実行
を行なうようにジャンプする。これは第6図の最初の実
線で示されている。実行が完了(300マイクロ秒以内
で)すると、マイクロコントローラ30は、第6図の最
初の点線で示すようにバックグラウンド処理76の実行
に復帰する。
れて、これらそれぞれの割込処理群が実行される。マイ
クロコントローラ30の動作が開始すると、300マイ
クロ秒内部タイマを初期化し、このタイマは周期の終了
時点で割込信号を発生する。この信号が発生するとマイ
クロコントローラ30は、バックグラウンド処理76の
実行を中断し、300マイクロ秒割込み処理77の実行
を行なうようにジャンプする。これは第6図の最初の実
線で示されている。実行が完了(300マイクロ秒以内
で)すると、マイクロコントローラ30は、第6図の最
初の点線で示すようにバックグラウンド処理76の実行
に復帰する。
電動機制御プログラムは、2つの計数器を有し、2.4
ミリ秒及び19.2ミリ秒割込み処理を発生さける。第
1の計数器は8に初期化され、各300マイクロ秒割込
み処L’l!77が完了される度に1づつ減数される。
ミリ秒及び19.2ミリ秒割込み処理を発生さける。第
1の計数器は8に初期化され、各300マイクロ秒割込
み処L’l!77が完了される度に1づつ減数される。
計数値が零に達すると、マイクロコントローラ3oはバ
ックグラウンド処理76に戻らずに、第6図の太線矢印
で示されるように2.4ミリ秒割込み処理78にジャン
プする。
ックグラウンド処理76に戻らずに、第6図の太線矢印
で示されるように2.4ミリ秒割込み処理78にジャン
プする。
注意しておかなければならない点は、2.4ミリ秒割込
み処理78は、2.4ミリ秒の全てを使うわけではなく
、1つの2.4ミリ秒実行周期の開始から次の2.4ミ
リ秒実行処理周期の開始までが2.4ミリ秒かかるとい
うことである。
み処理78は、2.4ミリ秒の全てを使うわけではなく
、1つの2.4ミリ秒実行周期の開始から次の2.4ミ
リ秒実行処理周期の開始までが2.4ミリ秒かかるとい
うことである。
2.4ミリ秒割込み処理78の実行中も、300マイク
ロ秒割込み処理77による割込みは継続し、これは実線
による割込み矢印及び点線による戻り矢印で示されてい
る。帯77−79の中で斜線の無い部分は実行期間を表
わし、斜線部分は割込部分を表わしている斜線部及び非
斜線部の幅は、割込みを表現するのに必要なように決め
たのであって、実際の値を示すものではない。
ロ秒割込み処理77による割込みは継続し、これは実線
による割込み矢印及び点線による戻り矢印で示されてい
る。帯77−79の中で斜線の無い部分は実行期間を表
わし、斜線部分は割込部分を表わしている斜線部及び非
斜線部の幅は、割込みを表現するのに必要なように決め
たのであって、実際の値を示すものではない。
第2の計数器は8で初期化され、各2.4ミリ秒割込み
処理78が完了する度に1づつ減数される。計数値が零
に達すると、マイクロコントローラ30はバックグラウ
ンド処理76又は300マイクロ秒割込み処理77に戻
らず図の第2の点線矢印で示されるように19.2ミリ
秒割込み処理79にジャンプする。
処理78が完了する度に1づつ減数される。計数値が零
に達すると、マイクロコントローラ30はバックグラウ
ンド処理76又は300マイクロ秒割込み処理77に戻
らず図の第2の点線矢印で示されるように19.2ミリ
秒割込み処理79にジャンプする。
19.2ミリ秒割込み処理7つの実行中に、300マイ
クロ秒割込み処1!I!77は実線の割込み矢印及び点
線の戻り矢印で示されるように継続し、このような割込
みが8回行なわれた後2.4ミリ秒割込み処理78が開
始される。2.4ミリ秒割込み処理周期が完了した時点
でマイクロコントローラ30は、次の300マイクロ秒
割込みが始まるまでの短時間19.2ミリ秒割込み処理
79の実行に復帰する。
クロ秒割込み処1!I!77は実線の割込み矢印及び点
線の戻り矢印で示されるように継続し、このような割込
みが8回行なわれた後2.4ミリ秒割込み処理78が開
始される。2.4ミリ秒割込み処理周期が完了した時点
でマイクロコントローラ30は、次の300マイクロ秒
割込みが始まるまでの短時間19.2ミリ秒割込み処理
79の実行に復帰する。
磁束及び電流形状指令値は19.2ミリ秒割込み処理7
9の中で計算され、300マイクロ秒割込み処理77中
に出力される。第7図内の開始ブロック80で表わされ
る19.2ミリ秒割込みが開始された後、マイクロコン
トローラ30は命令ブロック81を実行し、ハードウェ
ア及びプログラム実行時の異常とを検査する。次に、入
力/出力ブロック82で表わされるように、第2A図の
所で述べたようにインタフェース43に接続されたディ
スクリート入出力装置からの信号が読み込まれる。処理
ブロック83で示されるように、マイクロコントローラ
30は次にプログラムの状態順序処理部に入り、ここで
マイクロコントローラ30はプログラムに保持されてい
る現在の状態に従って選択された処理を実行する。
9の中で計算され、300マイクロ秒割込み処理77中
に出力される。第7図内の開始ブロック80で表わされ
る19.2ミリ秒割込みが開始された後、マイクロコン
トローラ30は命令ブロック81を実行し、ハードウェ
ア及びプログラム実行時の異常とを検査する。次に、入
力/出力ブロック82で表わされるように、第2A図の
所で述べたようにインタフェース43に接続されたディ
スクリート入出力装置からの信号が読み込まれる。処理
ブロック83で示されるように、マイクロコントローラ
30は次にプログラムの状態順序処理部に入り、ここで
マイクロコントローラ30はプログラムに保持されてい
る現在の状態に従って選択された処理を実行する。
状態順序処理過程において、状態変数は零に初期化され
、状80時処理を実行する過程で何らかの条件に依って
、状態変数を次の状態、すなわち状態1に変更するか否
かの判断が行なわれる。状態変数が更新されると、状態
1時処理が、次の19.2ミリ秒割込み処理79の周期
中に実行される。
、状80時処理を実行する過程で何らかの条件に依って
、状態変数を次の状態、すなわち状態1に変更するか否
かの判断が行なわれる。状態変数が更新されると、状態
1時処理が、次の19.2ミリ秒割込み処理79の周期
中に実行される。
状態処理は第7図の処理ブロック84−88で表わされ
ている。処理ブロック84で示される状@O時処理は、
電源が最初に投入された時に実行される。この処理の間
に駆動装置10内の電子回路は電動機11の制御するた
めの準備を行なう。
ている。処理ブロック84で示される状@O時処理は、
電源が最初に投入された時に実行される。この処理の間
に駆動装置10内の電子回路は電動機11の制御するた
めの準備を行なう。
処理ブロック85で示される状B1時処理は、引続く周
期内で実行され、駆動装置10内の接触器を閉じ電動I
a11に電源を供給する。処理ブロック86で示される
状態2処理は、その次の周期で実行され、先に第3A図
から第3D図の所で説明したように、磁束及び電流形状
に対する指令を発生する。処理ブロック87で示される
状態3処理は、その次の周期で実行され、先に第4図の
所で述べたように速度制御動作を行なう。そして、処理
ブロック87で示される状態4処理は、その次の周期で
実行され、駆動装置に対し電動機11への電源を遮断す
る準備を行わせる。状態2処理及び状態3処理は、状態
変数を次の状態に更新する前に、1962ミリ秒割込み
処理の中で何回も実行される。
期内で実行され、駆動装置10内の接触器を閉じ電動I
a11に電源を供給する。処理ブロック86で示される
状態2処理は、その次の周期で実行され、先に第3A図
から第3D図の所で説明したように、磁束及び電流形状
に対する指令を発生する。処理ブロック87で示される
状態3処理は、その次の周期で実行され、先に第4図の
所で述べたように速度制御動作を行なう。そして、処理
ブロック87で示される状態4処理は、その次の周期で
実行され、駆動装置に対し電動機11への電源を遮断す
る準備を行わせる。状態2処理及び状態3処理は、状態
変数を次の状態に更新する前に、1962ミリ秒割込み
処理の中で何回も実行される。
状態順序処理84から88の適当な1つが実行された後
でマイクロコントローラ30は処理ブロック89で示さ
れる手順を実行し、新しい電動機パラメータをEEPR
OM39に書き込む。次に、処理ブロック90で示され
るように、マイクロコントローラ30は、電動機11に
供給されている電力の平均値を計口する。次に入力/出
力ブロック91で示されるように、信号は、先に第2A
図で説明した指示計インタフェース45に伝送され、使
用者が用意した指示計表示装置に信号を送る。
でマイクロコントローラ30は処理ブロック89で示さ
れる手順を実行し、新しい電動機パラメータをEEPR
OM39に書き込む。次に、処理ブロック90で示され
るように、マイクロコントローラ30は、電動機11に
供給されている電力の平均値を計口する。次に入力/出
力ブロック91で示されるように、信号は、先に第2A
図で説明した指示計インタフェース45に伝送され、使
用者が用意した指示計表示装置に信号を送る。
これに引続いて、マイクロコントローラ3oは徐々に変
化するパラメータ、例えば、基底速度以上の速度に達す
るためにどれだけ電場を弱めなければならないか等を算
出する、これは処理ブロック92で示されている。これ
らの動作に引続いて、マイクロコントローラ30は第6
図に示す残りの処理単位のいずれかひとつに戻り、この
ことは第7図の戻りブロック93で示されている。
化するパラメータ、例えば、基底速度以上の速度に達す
るためにどれだけ電場を弱めなければならないか等を算
出する、これは処理ブロック92で示されている。これ
らの動作に引続いて、マイクロコントローラ30は第6
図に示す残りの処理単位のいずれかひとつに戻り、この
ことは第7図の戻りブロック93で示されている。
電VJ機始動時の電流及び磁束形状を決める状態3処理
の詳細が第8図に示されている。これらの処理は19.
2ミリ秒割込み処理79の実行を制御するより大きな状
態順序管理器の中に組込まれた状態管理器によって制御
されている。磁束形状決定用状態処理の開始は、開始ブ
ロック94で示されている。これに続いて、処理ブロッ
ク95で示される、組込み状態管理者が実行され、磁束
形状処理の現周期の中でどの状態が実行されるべきかが
決定される。
の詳細が第8図に示されている。これらの処理は19.
2ミリ秒割込み処理79の実行を制御するより大きな状
態順序管理器の中に組込まれた状態管理器によって制御
されている。磁束形状決定用状態処理の開始は、開始ブ
ロック94で示されている。これに続いて、処理ブロッ
ク95で示される、組込み状態管理者が実行され、磁束
形状処理の現周期の中でどの状態が実行されるべきかが
決定される。
第8図内に示す処理は、第3D図に示すような2区間関
数の電流及び磁束形状に対して適用可能な乙のであるが
、これらの処理の一部を抜き出すだけで第3Δ図及び第
3B図に示すような1区間関数の電流及び磁束形状を形
成するように実行できることが理解されよう。
数の電流及び磁束形状に対して適用可能な乙のであるが
、これらの処理の一部を抜き出すだけで第3Δ図及び第
3B図に示すような1区間関数の電流及び磁束形状を形
成するように実行できることが理解されよう。
磁束形状手順管理の磁束形状状態0が実行されたと仮定
すると、マイクロコントローラ3oは、処理ブロック9
6で示される命令を実行し、小さいが徐々に増加する固
定子電流列指令の準備を行なう。この電流信号は、第3
B図及び第3D図の改良された電流形状のランプ状関数
部となる。例えば、“時間遅れ1″の初期化(準備)を
行なう命令が実行される。命令の初期化を行なっている
間は、指令された磁束は零である。磁束形状状態0内の
適当な初+111 (1B機能が完了した後で、状態順
序変数は磁束形状状態1に変更され、磁束形状処理の次
の周期内において、磁束形状状態1の処理手順が実行さ
れる。マイクロコントローラ30はここで磁束形状処理
を抜け、出口ブロック103で示されるように別の19
.2ミリ秒割込み処理79に戻る。
すると、マイクロコントローラ3oは、処理ブロック9
6で示される命令を実行し、小さいが徐々に増加する固
定子電流列指令の準備を行なう。この電流信号は、第3
B図及び第3D図の改良された電流形状のランプ状関数
部となる。例えば、“時間遅れ1″の初期化(準備)を
行なう命令が実行される。命令の初期化を行なっている
間は、指令された磁束は零である。磁束形状状態0内の
適当な初+111 (1B機能が完了した後で、状態順
序変数は磁束形状状態1に変更され、磁束形状処理の次
の周期内において、磁束形状状態1の処理手順が実行さ
れる。マイクロコントローラ30はここで磁束形状処理
を抜け、出口ブロック103で示されるように別の19
.2ミリ秒割込み処理79に戻る。
次に磁束形状制御管理の磁束形状状態1が実行されると
仮定すると、マイクロコントローラ30は、処理ブロッ
ク97で示される命令を実行し、第3B図及び第3D図
に示す改良された電流形状のランプ状関数部の形に従う
、小さいながらも除徐に増大する固定子電流列を発生す
る。第1の時間遅れが開始され、この時間遅れは、例え
ば第3B図及び第3D図に示すように150ミリ秒であ
る。時間遅れ、及びランプ状関数は、遅れII間が終了
した時点で、通常の飽和回転子磁束の10%を発生する
ように選択されている。遅れの実行は判断ブロック98
で示されており、これは、磁束形状状態1の処理が行わ
れる毎に遅れが終了したか否かの判定を行なう命令を実
行することを示している。遅延が完了すると、“Y E
S ”で示されるように、分校は判断ブロック98か
ら下方に切換わり、マイクロコントローラ30は処理ブ
ロック99で示される次の命令を実行し、第3A図及び
第3D図に示すような高電流(150アンペア)指令を
行なう。状態管理変数は次に磁束形状状態2に変更され
磁束形状処理の次の周期の時に磁束形状状態2が実行さ
れる。そして、磁束形状状態2内での°゛時間遅延2″
の実行準備がなされる。
仮定すると、マイクロコントローラ30は、処理ブロッ
ク97で示される命令を実行し、第3B図及び第3D図
に示す改良された電流形状のランプ状関数部の形に従う
、小さいながらも除徐に増大する固定子電流列を発生す
る。第1の時間遅れが開始され、この時間遅れは、例え
ば第3B図及び第3D図に示すように150ミリ秒であ
る。時間遅れ、及びランプ状関数は、遅れII間が終了
した時点で、通常の飽和回転子磁束の10%を発生する
ように選択されている。遅れの実行は判断ブロック98
で示されており、これは、磁束形状状態1の処理が行わ
れる毎に遅れが終了したか否かの判定を行なう命令を実
行することを示している。遅延が完了すると、“Y E
S ”で示されるように、分校は判断ブロック98か
ら下方に切換わり、マイクロコントローラ30は処理ブ
ロック99で示される次の命令を実行し、第3A図及び
第3D図に示すような高電流(150アンペア)指令を
行なう。状態管理変数は次に磁束形状状態2に変更され
磁束形状処理の次の周期の時に磁束形状状態2が実行さ
れる。そして、磁束形状状態2内での°゛時間遅延2″
の実行準備がなされる。
マイクロコントローラ30はここで磁束形状処理を扱け
、出口ブロック103で示されるように別の19.2ミ
リ秒割込み処理79に戻る。
、出口ブロック103で示されるように別の19.2ミ
リ秒割込み処理79に戻る。
次に磁束形状手順管理の磁束形状状態2が実行されると
仮定すると、マイクロコントローラ3゜は判断ブロック
100で示される命令を実行し、第2時間遅延を行なっ
て、この期間の問、高電流(150アンペア)が電動1
11に供給される。
仮定すると、マイクロコントローラ3゜は判断ブロック
100で示される命令を実行し、第2時間遅延を行なっ
て、この期間の問、高電流(150アンペア)が電動1
11に供給される。
この遅延が完了した時点で、Y E S ”で示される
ように分校は判断ブロック100の下方側に切換わり、
マイクロコントローラ30は処理ブロック101で示さ
れる次の命令を実行し、状態管理変数を磁束形状状態3
に更新し、磁束形状処理の次の周期が実行される時にこ
の磁束形状状Ir33が実行されるように準備する。次
にマイクロコントローラ3oは磁束形状処理を央け、出
口ブロック103で示されるように別の19.2ミリ秒
割込み処理79に戻る。
ように分校は判断ブロック100の下方側に切換わり、
マイクロコントローラ30は処理ブロック101で示さ
れる次の命令を実行し、状態管理変数を磁束形状状態3
に更新し、磁束形状処理の次の周期が実行される時にこ
の磁束形状状Ir33が実行されるように準備する。次
にマイクロコントローラ3oは磁束形状処理を央け、出
口ブロック103で示されるように別の19.2ミリ秒
割込み処理79に戻る。
次に磁束形状制御管理の磁束形状状態3が実行されると
仮定すると、マイクロコントローラ3゜は処理ブロック
102で示される命令を実行し、電1111111の固
定子電流を通常の飽和回転子磁束を維持する値(75ア
ンペア)に指令する。磁束形状制tlII管理は、電動
機11への電源が、第7図の処理ブロック88で切られ
るまで磁束形状状態3を継続する。電動機への電源が切
られると、磁束形状制御管理は磁束形状状態Oにリセッ
トされる。
仮定すると、マイクロコントローラ3゜は処理ブロック
102で示される命令を実行し、電1111111の固
定子電流を通常の飽和回転子磁束を維持する値(75ア
ンペア)に指令する。磁束形状制tlII管理は、電動
機11への電源が、第7図の処理ブロック88で切られ
るまで磁束形状状態3を継続する。電動機への電源が切
られると、磁束形状制御管理は磁束形状状態Oにリセッ
トされる。
これで本発明の1つの実施例の説明を終わる。
もちろん本技術分野に精通した技術者は、ここで述べた
詳細部分の多くが本発明の範囲内で変更できることは理
解されよう、従って、本発明の範囲を用確にするために
、特許請求の範囲を示す。
詳細部分の多くが本発明の範囲内で変更できることは理
解されよう、従って、本発明の範囲を用確にするために
、特許請求の範囲を示す。
第1図は本発明を取り入れた電動機制御装置のブロック
図; 第2A図及び第2B図は、第1図に示す装置のさらに詳
細なブロック図; 第3八図は、本発明の第1の特徴を示す固定子電流及び
磁束対時間のグラフ; 第3B図は、本発明の第2の特徴を示す固定子電流及び
磁束対時間のグラフ: 第3C図は、本発明の第2の特徴を採用した効果を示す
模式図; 第3D図は、本発明の第1及び第2の特徴を組み合わせ
た場合の固定子電流及び磁束対時間のグラフ; 第4図は、第1図、第2A図及び第2B図に示す電動機
制御装置の制御ループ図; 第5図は、第1図に示す型の典型的交流電動機の磁束対
電動機速度のグラフ; 第6図は第1図、第2A図及び第2B図に示す電動機料
m+装置で実行されるプログラム処理の組み合わせ図; 第7図は、第6図に19.2ミリ秒割り込み処理と示さ
れた部分の流れ図; 第8図は、第7図に磁束形状処理と示された部分の流れ
図を示す。
図; 第2A図及び第2B図は、第1図に示す装置のさらに詳
細なブロック図; 第3八図は、本発明の第1の特徴を示す固定子電流及び
磁束対時間のグラフ; 第3B図は、本発明の第2の特徴を示す固定子電流及び
磁束対時間のグラフ: 第3C図は、本発明の第2の特徴を採用した効果を示す
模式図; 第3D図は、本発明の第1及び第2の特徴を組み合わせ
た場合の固定子電流及び磁束対時間のグラフ; 第4図は、第1図、第2A図及び第2B図に示す電動機
制御装置の制御ループ図; 第5図は、第1図に示す型の典型的交流電動機の磁束対
電動機速度のグラフ; 第6図は第1図、第2A図及び第2B図に示す電動機料
m+装置で実行されるプログラム処理の組み合わせ図; 第7図は、第6図に19.2ミリ秒割り込み処理と示さ
れた部分の流れ図; 第8図は、第7図に磁束形状処理と示された部分の流れ
図を示す。
Claims (16)
- (1)交流電動機内の固定子巻線に供給される電流を制
御し前記電動機の回転子内の定常運転時磁束の形成を改
善するための方法において、この方法が: 複数個の半導体スイッチを通して、固定子巻線に電流を
供給し; 固定子電流の初期電流として、前記半導体スイッチのパ
ルス動作時最大定格電流が供給されるように前記半導体
スイッチを操作し; 前記初期電流を、電流と時間との積が、電動機内に定常
運転時磁束を生成するのに十分となる時間だけ維持し; そのような時間の経過後に、前記半導体スイッチを操作
し、固定子巻線に供給される電流を回転子内の定常運転
時磁束を維持するためだけの電流に減少させる; 以上の方法で構成されていることを特徴とする交流電動
機固定子巻線電流制御方法。 - (2)特許請求の範囲1項に記載の方法において、前記
時間間隔がほぼ1回転子時定数に対応することを特徴と
する交流電動機固定子巻線電流制御方法。 - (3)特許請求の範囲1項の方法において、さらに、前
記複数の半導体スイッチに供給される電流を磁束発生成
分とトルク発生成分とに分解し;前記時間間隔の間、ト
ルク発生成分を零と指令し、この間に回転子内の磁束を
定常運転磁束にまで上昇させる; 方法とを含むことを特徴とする交流電動機固定子巻線電
流制御方法。 - (4)特許請求の範囲第3項に記載の方法において、さ
らに、交流電動機運転時の滑り角に基づいて、複数の半
導体スイッチに供給される電流の位相角を計算し; 前記時間間隔の間、滑り角を零に指令し、回転子内の磁
束を回転子の定常運転磁束にまで上昇させる: 方法とを含むことを特徴とする交流電動機固定子巻線電
流制御方法。 - (5)特許請求の範囲第1項に記載の方法においてさら
に:交流電動機運転時の滑り角に基づいて、複数の半導
体スイッチに供給される電流の位相角を計算し;そして 前記時間間隔の間滑り角を零に指令し、回転子内の磁束
を回転子の定常運転磁束にまで上昇させる: 方法とを含むことを特徴とする交流電動機固定子巻線電
流制御方法。 - (6)特許請求の範囲第5項に記載の方法において、さ
らに:前記複数の半導体スイッチに供給される電流を磁
束発生成分とトルク発生成分とに分解し; 前記時間間隔の間、トルク発生成分を零と指令し、この
間に回転子内の磁束を定常運転磁束にまで上昇させる; 方法とを含むことを特徴とする交流電動機固定子巻線電
流制御方法。 - (7)交流電動機内の固定子巻線に供給される電流を制
御し、回転子を介して駆動される電動機出力軸上の過渡
トルクの発生を防止する方法において: 複数個の半導体スイッチを通して、固定子巻線に電流を
供給し; 固定子巻線に対し、ほぼ1回転子時定数の時間の間、複
数の徐々に増加する電流を供給して、回転子内に定常運
転時磁束の約10%の磁束が形成されるように前記半導
体スイッチを操作し;そして 前記約1回転子時定数に対応する時間経過後に、半導体
スイッチを操作して、固定子巻線に供給される電流を増
加させ、回転子内の通常定常運転磁束を維持する、方法
とを含むことを特徴とした交流電動機固定子巻線電流制
御方法。 - (8)交流電動機内の固定子巻線に供給される電流を制
御し電動機の回転子内の定常運転時磁束の形成を改善す
ると同時に回転子を介して駆動される電動機出力軸上の
過渡トルクの発生を防止する方法において: 複数個の半導体スイッチを通して、固定子巻線に電流を
供給し;固定子巻線に対し、ほぼ1回転子時定数の時間
の間、複数の徐々に増加する電流を供給して、回転子内
に定常運転時磁束の約10%の磁束が形成されるように
前記半導体スイッチを操作し; ほぼ1回転子時定数に相当する時間を経過した後で、半
導体スイッチを操作し、前記半導体スイッチのパルス動
作時最大定格電流が、前記固定子巻線に供給されるよう
になし; 前記最大定格電流を、電流と時間との積が、電動機内に
定常運転時磁束を生成するのに十分となる時間だけ維持
し; そのような時間の経過後に、前記半導体スイッチを操作
し固定子巻線に供給される電流を回転子内の定常運転時
磁束を維持するためだけの電流に減少させる; 以上の方法で構成されていることを特徴とする交流電動
機固定子巻線電流制御方法。 - (9)交流電動機内の固定子巻線に供給される電流を制
御し電動機の回転子内の定常運転時磁束の形成を改善す
るための装置において、該電流制御装置が; 直流母線に電力を供給するための装置と; 前記直流母線に結合され固定子巻線への電流を供給する
ための複数の半導体スイッチを含む駆動装置と; 該駆動装置に接続され、前記半導体スイッチを制御して
固定子巻線に対し、前記半導体スイッチのパルス動作時
最大定格電流に相当する初期電流を供給する制御装置と
で構成され; 該制御装置が、さらに前記初期電流を電流と時間との積
が、電動機内に定常運転時磁束を生成するのに十分とな
る時間だけ維持するように前記半導体スイッチを制御し
; そのような時間の経過後に、前記制御装置が、固定子巻
線に供給される電流を回転子内の定常運転時磁束を維持
するためだけの電流に減少させるように動作可能である
ことを特徴とする交流電動機固定子巻線電流制御装置。 - (10)特許請求の範囲第9項に記載の装置において、
前記時間間隔がほぼ1回転子時定数に相当することを特
徴とする交流電動機固定子巻線電流制御装置。 - (11)特許請求の範囲第9項に記載の装置において、
前記制御装置が、前記半導体を通して供給される電流を
磁束発生成分と、トルク発生成分とに分解するための装
置を有し、又前記制御装置が、前記回転子磁束が定常運
転時磁束にまで上昇される時間間隔の間トルク発生成分
を零に指令するための装置を有することを特徴とする交
流電動機固定子巻線電流制御装置。 - (12)特許請求の範囲第11項に記載の装置において
、さらに、前記制御装置が、交流電動機運転時の滑り角
に基づいて、複数の半導体スイッチに供給される電流の
位相角を計算するための装置と回転子磁束が定常運転時
磁束にまで上昇される時間間隔の問、前記滑り角を零に
指令するための装置とを有することを特徴とする交流電
動機固定子巻線電流制御装置。 - (13)特許請求の範囲第9項に記載の装置において、
さらに前記制御装置が、交流電動機運転時の滑り角に基
づいて、複数の半導体スイッチに供給される電流の位相
角を計算するための装置と、回転子磁束が定常運転時磁
束にまで上昇される時間間隔の問、前記滑り角を零に指
令するための装置とを有することを特徴とする交流電動
機固定子巻線電流制御装置。 - (14)特許請求の範囲第13項に記載の装置において
、 前記制御装置が、前記複数の半導体スイッチに供給され
る電流を磁束発生成分とトルク発生成分とに分解するた
めの装置と、回転子磁束が定常運転時磁束にまで増加形
成される時間間隔の間、前記トルク発生成分を零に指令
するための装置を有することを特徴とする交流電動機固
定子電流制御装置。 - (15)交流電動機内の固定子巻線に供給される電流を
制御し回転子を介して駆動される電動機出力軸上の過渡
トルクの発生を防止させる装置において; 直流母線に電力を供給するための装置と; 前記直流母線に結合され固定子巻線への電流を供給する
ための複数の半導体スイッチを含む駆動装置と; 該駆動装置に接続され、ほぼ1回転子時定数の時間の間
、複数の徐々に増加する電流を固定子巻線に供給し、回
転子内に定常運転時磁束の約10%の磁束が形成される
ように前記半導体スイッチを制御するための制御装置と
で構成され、 前記1回転子時定数に相当する時間間隔の後に、前記制
御装置が、前記半導体スイッチを制御し、固定子巻線に
供給される電流を、定常運転磁束を形成し維持する値に
まで増加させることを特徴とする交流電動機固定子巻線
電流制御装置。 - (16)交流電動機内の固定子巻線に供給される電流を
制御し電動機の回転子内の定常運転時磁束の形成を改善
すると同時に回転子を介して駆動される電動機出力軸上
の過渡トルクの発生を防止する装置において; 直流母線に電力を供給するための装置と; 前記直流母線に結合され前記固定子巻線への電流を供給
するための複数の半導体スイッチを含む駆動装置と; 該駆動装置に接続され、ほぼ1回転子時定数の時間の間
、複数の徐々に増加する電流を固定子巻線に供給し、回
転子内に定常運転時磁束の約10%の磁束が形成される
ように前記半導体スイッチを制御するための制御装置と
で構成され、 ほぼ1回転子時定数に相当する時間を経過した後に、前
記制御装置は、前記半導体スイッチのパルス動作時最大
定格電流を電流と時間との積が電動機内に定常運転時磁
束を生成するのに十分な時間だけ流すように前記半導体
スイッチを制御し、最後に述べた時間が経過した後に、
前記制御装置は固定子巻線に供給される電流を、回転子
内の定常動作磁束を維持するための電流に減少させるよ
うに前記半導体スイッチを制御することを特徴とする、
交流電動機固定子巻線電流制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US90088386A | 1986-08-27 | 1986-08-27 | |
US900883 | 1986-08-27 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6356182A true JPS6356182A (ja) | 1988-03-10 |
Family
ID=25413243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62138037A Pending JPS6356182A (ja) | 1986-08-27 | 1987-06-01 | 交流電動機固定子巻線電流制御方法及び制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0257628A3 (ja) |
JP (1) | JPS6356182A (ja) |
CA (1) | CA1284349C (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69401256T2 (de) * | 1993-09-17 | 1997-05-28 | Fuji Electric Co Ltd | Steuergerät bzw. Steuerverfahren und Gerät und Verfahren zur Feststellung eines Fehlfunktionierens eines Wechselstrommotors |
US5818192A (en) * | 1995-08-04 | 1998-10-06 | The Boeing Company | Starting of synchronous machine without rotor position of speed measurement |
DE19539656A1 (de) * | 1995-10-25 | 1997-04-30 | Klein Schanzlin & Becker Ag | Verfahren zum Anlaufen drehzahlveränderlicher elektrischer Antriebe |
EP2665179A1 (en) * | 2012-05-16 | 2013-11-20 | MBDA UK Limited | Method and apparatus for operating an electrical drive system. |
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