JPS6354651B2 - - Google Patents
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- JPS6354651B2 JPS6354651B2 JP60089864A JP8986485A JPS6354651B2 JP S6354651 B2 JPS6354651 B2 JP S6354651B2 JP 60089864 A JP60089864 A JP 60089864A JP 8986485 A JP8986485 A JP 8986485A JP S6354651 B2 JPS6354651 B2 JP S6354651B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/02—Forehearths, i.e. feeder channels
- C03B7/06—Means for thermal conditioning or controlling the temperature of the glass
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
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- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の背景
発明の分野
この発明は一般に、特定の仕事を行うのに必要
とされるエネルギー量を最小にするのに利用され
る方式及び装置に関する。更に明確には、この発
明はガラス炉の前炉(火床)において必要とされ
るエネルギーを最小にする方法に関する。更に明
確には、この発明は前火床に使用される冷却風の
量を自動調整するための方法に関する。
とされるエネルギー量を最小にするのに利用され
る方式及び装置に関する。更に明確には、この発
明はガラス炉の前炉(火床)において必要とされ
るエネルギーを最小にする方法に関する。更に明
確には、この発明は前火床に使用される冷却風の
量を自動調整するための方法に関する。
従来技術の説明
ガラス製造装置においてその温度を所定の望ま
しい率で減少させるために冷却風又はその他の冷
却媒質を使用することは周知である。「冷却風」
の用語はここではガラス前火床(前炉)に関し
て、前火床にある溶融ガラスを所定の率で冷却し
て前火床の全長にわたつてガラスにこう配のある
温度分布を生じさせるために分配網を通して前火
床に吹き入れられる大気を意味するものとして使
用する。
しい率で減少させるために冷却風又はその他の冷
却媒質を使用することは周知である。「冷却風」
の用語はここではガラス前火床(前炉)に関し
て、前火床にある溶融ガラスを所定の率で冷却し
て前火床の全長にわたつてガラスにこう配のある
温度分布を生じさせるために分配網を通して前火
床に吹き入れられる大気を意味するものとして使
用する。
従来技術の欠点及びこの発明により解決される
問題点を理解するために、従来技術による前火床
冷却調整方式について簡単に論述しておくのが有
益であろう。従つてここで第2図を見ると、冷却
風分配装置及びこれを制御するための手動機構を
備えた従来技術による前火床の冷却帯域の線図式
立面断面図が示されている。この手動調整機構
は、この発明に従つて、第3図に示したモータ及
び関連の構成部品によつて置き換えられるもので
ある。
問題点を理解するために、従来技術による前火床
冷却調整方式について簡単に論述しておくのが有
益であろう。従つてここで第2図を見ると、冷却
風分配装置及びこれを制御するための手動機構を
備えた従来技術による前火床の冷却帯域の線図式
立面断面図が示されている。この手動調整機構
は、この発明に従つて、第3図に示したモータ及
び関連の構成部品によつて置き換えられるもので
ある。
第2図に示した従来の冷却装置には(図示しな
い装置によつて)入口402から吹き入れられて
ちよう形入口制御弁404を通り過ぎる冷却空気
を分配するためのダクト網400がある。ダクト
網400により冷却空気は矢印406及び408
で示した径路に従つて、バーナ413により加熱
されるガラス411の表面の上方で前火床室41
0に入る。冷却空気は次に煙道412を通つて調
整可能な耐火性出口ダンパブロツク414を通り
過ぎる。前火床室410を通過する冷却風の量は
調整可能であつて、入口制御弁404の開き及び
出口ダンパ414と煙道412との間の間げき4
16によつて制御される。図示した従来の装置に
おいては、制御弁404及び間げき416の開き
は422においてダンパレバー424の端部に締
結されたねじ式手動調整棒420の回転によつて
制御される。棒420はブラケツト426によつ
て垂直方向に移動しないようになつているハンド
ナツト425の回転によつて移動される。ダンパ
レバー424は支点427の周りに回転可能であ
るので、棒420の下方への垂直調整によりブロ
ツク414の上方への対応する垂直移動が生じる
ことになる。同時に、制御弁404は、支点42
7と棒420の取付点422との中間の点430
でレバー424に締結されている制御棒428の
下方移動によつて更に大きく開かれることにな
る。開きの程度、従つて冷却風の量は目盛421
に表示される。
い装置によつて)入口402から吹き入れられて
ちよう形入口制御弁404を通り過ぎる冷却空気
を分配するためのダクト網400がある。ダクト
網400により冷却空気は矢印406及び408
で示した径路に従つて、バーナ413により加熱
されるガラス411の表面の上方で前火床室41
0に入る。冷却空気は次に煙道412を通つて調
整可能な耐火性出口ダンパブロツク414を通り
過ぎる。前火床室410を通過する冷却風の量は
調整可能であつて、入口制御弁404の開き及び
出口ダンパ414と煙道412との間の間げき4
16によつて制御される。図示した従来の装置に
おいては、制御弁404及び間げき416の開き
は422においてダンパレバー424の端部に締
結されたねじ式手動調整棒420の回転によつて
制御される。棒420はブラケツト426によつ
て垂直方向に移動しないようになつているハンド
ナツト425の回転によつて移動される。ダンパ
レバー424は支点427の周りに回転可能であ
るので、棒420の下方への垂直調整によりブロ
ツク414の上方への対応する垂直移動が生じる
ことになる。同時に、制御弁404は、支点42
7と棒420の取付点422との中間の点430
でレバー424に締結されている制御棒428の
下方移動によつて更に大きく開かれることにな
る。開きの程度、従つて冷却風の量は目盛421
に表示される。
技術に通じた者は理解することであろうが、第
2図に示した冷却風分配装置は前火床の冷却帯域
部分の全長に沿つて長手方向に隔置された数個の
類似装置のうちの一つである。例えば、一つの10
フイート長さの冷却帯域には3個のその種の装置
を使用すればよく、又各装置は操作員の所望によ
り同一の又は異なる冷却風目盛設定にすればよ
い。
2図に示した冷却風分配装置は前火床の冷却帯域
部分の全長に沿つて長手方向に隔置された数個の
類似装置のうちの一つである。例えば、一つの10
フイート長さの冷却帯域には3個のその種の装置
を使用すればよく、又各装置は操作員の所望によ
り同一の又は異なる冷却風目盛設定にすればよ
い。
理解されることであろうが、従来技術で知られ
ているガラス前火床は一般に電気的な発熱体又は
ガス燃焼式(若しくは油燃焼式)バーナを使用し
て、例えば瓶形成機へ流れるガラスを加熱してい
る。これらの加熱装置はそれぞれ、ガラスを所望
の所定温度範囲内に維持するために、例えば高温
計、放射線センサなど(図示せず)によつて自動
的に温度制御されている。更に、技術に通じた者
は理解することであろうが、ガラス前火床には一
般に二つ以上の長手方向に延べた冷却帯域部分が
あつて、この帯域部分においてはガラス温度が所
定のこう配に従つて(又は小範囲のこう配内にお
いて)分布している。前火床においては同時に加
熱及び冷却を行つて温度こう配と温度とを制御し
ている。
ているガラス前火床は一般に電気的な発熱体又は
ガス燃焼式(若しくは油燃焼式)バーナを使用し
て、例えば瓶形成機へ流れるガラスを加熱してい
る。これらの加熱装置はそれぞれ、ガラスを所望
の所定温度範囲内に維持するために、例えば高温
計、放射線センサなど(図示せず)によつて自動
的に温度制御されている。更に、技術に通じた者
は理解することであろうが、ガラス前火床には一
般に二つ以上の長手方向に延べた冷却帯域部分が
あつて、この帯域部分においてはガラス温度が所
定のこう配に従つて(又は小範囲のこう配内にお
いて)分布している。前火床においては同時に加
熱及び冷却を行つて温度こう配と温度とを制御し
ている。
ガス又は電気の加熱装置は最小値から最大値ま
での所定の範囲にわたつて自動的に動作すること
ができ、その最小設定値は一般にガス−空気圧力
バーナの逆火を防ぎ又は電気式加熱による制御を
可能にするのに十分な加熱エネルギーの最小量で
あり、又最大設定値は加熱装置によつて発生され
ることのある加熱エネルギーの最大量である。任
意の時点において加熱装置によつて発生されるエ
ネルギーレベルはサーモスタツト又は他の類似の
センサによつてこの範囲内で自動的に制御され
る。
での所定の範囲にわたつて自動的に動作すること
ができ、その最小設定値は一般にガス−空気圧力
バーナの逆火を防ぎ又は電気式加熱による制御を
可能にするのに十分な加熱エネルギーの最小量で
あり、又最大設定値は加熱装置によつて発生され
ることのある加熱エネルギーの最大量である。任
意の時点において加熱装置によつて発生されるエ
ネルギーレベルはサーモスタツト又は他の類似の
センサによつてこの範囲内で自動的に制御され
る。
第2図に示したように、冷却風は溶融ガラスへ
の熱の印加と同時に使用される。前火床における
冷却及び加熱のこの同時使用は、加熱エネルギー
をその最低実用レベルに保つために最低実用量の
冷却風を使用することを望ましいものにする。し
かしながら、到来するガラスの温度、周囲温度、
及び湿度が継続的に変化する場合には自動温度制
御によりガラス加熱装置を一般に非常に狭い所望
の低範囲内に維持するために操作員が冷却風の量
を比較的しばしば調整することが当然必要であ
る。
の熱の印加と同時に使用される。前火床における
冷却及び加熱のこの同時使用は、加熱エネルギー
をその最低実用レベルに保つために最低実用量の
冷却風を使用することを望ましいものにする。し
かしながら、到来するガラスの温度、周囲温度、
及び湿度が継続的に変化する場合には自動温度制
御によりガラス加熱装置を一般に非常に狭い所望
の低範囲内に維持するために操作員が冷却風の量
を比較的しばしば調整することが当然必要であ
る。
操作員が一般に冷却風の量を制御する方法につ
いての知識は従来技術を理解するのに有用であ
る。
いての知識は従来技術を理解するのに有用であ
る。
操作員はガラスを加熱するための任意特定の時
点で使用されているエネルギーのレベルに注目し
ている。ガラスは適当な温度に自動的に加熱され
て適当な温度こう配に自動的に維持されるので、
操作員はガラスの温度を調整することには関与す
る必要がないが、その温度及びこう配を維持する
のに使用されているエネルギーのレベルを制御す
ることにはむしろ関与するべきである。例えばキ
ロワツト計で表示されたところにより一層多くの
エネルギーが使用されているときには操作員はエ
ネルギーレベルの増大に伴つて冷却風の量を減少
させせることになろう。エネルギーレベルの増大
は多過ぎる燃料が適当な温度範囲及びこう配の維
持のために不必要に使用されていることを示すも
のであり、又冷却風は加熱エネルギーに常に対抗
するものであるから、冷却風の減少により加熱エ
ネルギーを一層有効にすることができる。すなわ
ち、冷却風を減少させれば、一層少量の燃料で同
じ温度範囲及びこう配を維持することができる。
点で使用されているエネルギーのレベルに注目し
ている。ガラスは適当な温度に自動的に加熱され
て適当な温度こう配に自動的に維持されるので、
操作員はガラスの温度を調整することには関与す
る必要がないが、その温度及びこう配を維持する
のに使用されているエネルギーのレベルを制御す
ることにはむしろ関与するべきである。例えばキ
ロワツト計で表示されたところにより一層多くの
エネルギーが使用されているときには操作員はエ
ネルギーレベルの増大に伴つて冷却風の量を減少
させせることになろう。エネルギーレベルの増大
は多過ぎる燃料が適当な温度範囲及びこう配の維
持のために不必要に使用されていることを示すも
のであり、又冷却風は加熱エネルギーに常に対抗
するものであるから、冷却風の減少により加熱エ
ネルギーを一層有効にすることができる。すなわ
ち、冷却風を減少させれば、一層少量の燃料で同
じ温度範囲及びこう配を維持することができる。
同様に、エネルギーの低限界に近づくと、装置
は一般にある最小限のエネルギーレベル以上にお
いてのみ自動方式で動作するものであるので、ガ
ラスの温度範囲及びこう配は制御されなくなる可
能性がある。従つて操作員はエネルギーがこの最
小限のレベルに達することを望まないであろう
し、又これを避けるために使用中の冷却風の量を
増加させるであろう。加熱エネルギーは(制御を
維持しながら)最小レベルより小さくなることは
できないので、ガラスを冷却するために冷却風を
増加させて加熱装置が更にエネルギーの増大を必
要とし、これによつて最小エネルギーレベルより
わずかに上に保たれるようにしなければならな
い。
は一般にある最小限のエネルギーレベル以上にお
いてのみ自動方式で動作するものであるので、ガ
ラスの温度範囲及びこう配は制御されなくなる可
能性がある。従つて操作員はエネルギーがこの最
小限のレベルに達することを望まないであろう
し、又これを避けるために使用中の冷却風の量を
増加させるであろう。加熱エネルギーは(制御を
維持しながら)最小レベルより小さくなることは
できないので、ガラスを冷却するために冷却風を
増加させて加熱装置が更にエネルギーの増大を必
要とし、これによつて最小エネルギーレベルより
わずかに上に保たれるようにしなければならな
い。
冷却風調整は比較的粗く且つ長い応答時間を持
つているので、操作員の一般的な反応は前火床を
最小エネルギー限界の近くで動作させないことで
ある。操作員が最小エネルギー限界の近くで動作
させない場合には、操作員は必然的に、加熱エネ
ルギー平衡させてこれを最小(自動制御)エネル
ギー限界のすぐ上に維持するのに必要であると考
えられるものよりも高いレベルに冷却風を保持し
なければならない。この高レベルの冷却風は無論
これと平衡させて適当なガラス温度を維持するの
に不必要に多量の熱を必要とすることを意味す
る。
つているので、操作員の一般的な反応は前火床を
最小エネルギー限界の近くで動作させないことで
ある。操作員が最小エネルギー限界の近くで動作
させない場合には、操作員は必然的に、加熱エネ
ルギー平衡させてこれを最小(自動制御)エネル
ギー限界のすぐ上に維持するのに必要であると考
えられるものよりも高いレベルに冷却風を保持し
なければならない。この高レベルの冷却風は無論
これと平衡させて適当なガラス温度を維持するの
に不必要に多量の熱を必要とすることを意味す
る。
これは、エネルギー使用量を監視して低限界が
越えられないようにするための操作員がいなくな
るような夜間及び週末のような操作員不在期間の
前には特に本当である。この形式の過剰冷却風の
設定は前火床における自動温度制御による加熱の
削減に余分のゆとりを残すものであつて、相当量
の加熱燃料を不必要に浪費し且つ又冷却風の送風
に一層多くのフアンモータ電力を必要とする。
越えられないようにするための操作員がいなくな
るような夜間及び週末のような操作員不在期間の
前には特に本当である。この形式の過剰冷却風の
設定は前火床における自動温度制御による加熱の
削減に余分のゆとりを残すものであつて、相当量
の加熱燃料を不必要に浪費し且つ又冷却風の送風
に一層多くのフアンモータ電力を必要とする。
ガラス炉の前火床におけるエネルギー使用量を
最小限にすることに関する従来技術は知られてい
ない。しかしながら、前火床におけるガラスの温
度制御については従来技術の自動装置が知られて
いる。そのような一つの装置は1961年11月28日付
けの米国特許第3010657号に開示されている。こ
の米国特許に開示された装置は検出した温度に応
じて冷却風を調整するものであるが、しかしエネ
ルギー使用量の最小化に適していない。更にこの
米国特許に開示された装置は単一の制御器を使用
して加熱と冷却の両方を制御しており、加熱装置
と冷却装置とが異なつた応答時間を有しているこ
とを考慮していない。この米国特許の装置はそれ
ゆえ、前火床において同時の加熱及び冷却を平衡
させる又は連続的に調整することが困難であるの
で不安定性を引き起こす。
最小限にすることに関する従来技術は知られてい
ない。しかしながら、前火床におけるガラスの温
度制御については従来技術の自動装置が知られて
いる。そのような一つの装置は1961年11月28日付
けの米国特許第3010657号に開示されている。こ
の米国特許に開示された装置は検出した温度に応
じて冷却風を調整するものであるが、しかしエネ
ルギー使用量の最小化に適していない。更にこの
米国特許に開示された装置は単一の制御器を使用
して加熱と冷却の両方を制御しており、加熱装置
と冷却装置とが異なつた応答時間を有しているこ
とを考慮していない。この米国特許の装置はそれ
ゆえ、前火床において同時の加熱及び冷却を平衡
させる又は連続的に調整することが困難であるの
で不安定性を引き起こす。
従来技術において知られている別の温度制御装
置は1953年11月10日付けの米国特許第2658687号
に開示されている。この米国特許の装置はガラス
製造装置の温度を所望の動作範囲内に維持するた
めに冷却空気への冷却水の適用を制御するのにタ
イマを使用している。この米国特許の装置は、な
かんずく、一方向においてのみ確実な冷却調整を
可能にする、すなわち冷却媒質を冷たくすること
ができるだけであり且つガラス製造装置の温度を
増大させるために冷却中のこの製造装置からの受
動的加熱に依存しているので、前火床の冷却風を
制御するのには適当でない。これに反して、前火
床の冷却風調整装置は到来するガラス又は周囲環
境における差異を補償するために所定範囲にわた
つて両方向に冷却風の量を変える能力を必要とす
る。
置は1953年11月10日付けの米国特許第2658687号
に開示されている。この米国特許の装置はガラス
製造装置の温度を所望の動作範囲内に維持するた
めに冷却空気への冷却水の適用を制御するのにタ
イマを使用している。この米国特許の装置は、な
かんずく、一方向においてのみ確実な冷却調整を
可能にする、すなわち冷却媒質を冷たくすること
ができるだけであり且つガラス製造装置の温度を
増大させるために冷却中のこの製造装置からの受
動的加熱に依存しているので、前火床の冷却風を
制御するのには適当でない。これに反して、前火
床の冷却風調整装置は到来するガラス又は周囲環
境における差異を補償するために所定範囲にわた
つて両方向に冷却風の量を変える能力を必要とす
る。
従来技術の前火床冷却調整装置の欠点の一つ
は、手動であれ自動であれ、前火床内の温度安定
化が容易にできないことである。加熱作用及び冷
却作用の応答時間における固有の差のために、加
熱装置及び冷却装置を制御するのに同じ制御器を
使用しているすべての調整装置は必然的に不安定
性を生じることになる。このために任意の安定な
温度を任意の適当な時間維持することが困難にな
り、加熱レベル及び冷却レベルを絶えず調整する
ことが必要である。
は、手動であれ自動であれ、前火床内の温度安定
化が容易にできないことである。加熱作用及び冷
却作用の応答時間における固有の差のために、加
熱装置及び冷却装置を制御するのに同じ制御器を
使用しているすべての調整装置は必然的に不安定
性を生じることになる。このために任意の安定な
温度を任意の適当な時間維持することが困難にな
り、加熱レベル及び冷却レベルを絶えず調整する
ことが必要である。
更に、使用されるエネルギーの量は最小限にす
るために自動前火床冷却調整を行うと共に自動温
度制御器により前火床内の材料を所定の温度範囲
及びこう配に維持することのできる従来技術によ
る装置は知られていない。
るために自動前火床冷却調整を行うと共に自動温
度制御器により前火床内の材料を所定の温度範囲
及びこう配に維持することのできる従来技術によ
る装置は知られていない。
従つて、この発明の一つの目的は、普通のどの
温度制御装置の場合にも不安定性を生じない自動
前火床冷却調整方法を与えることである。
温度制御装置の場合にも不安定性を生じない自動
前火床冷却調整方法を与えることである。
この発明の別の目的は、前火床内の材料を所定
の温度及び所定の長手方向こう配に維持するのに
必要なエネルギーの最小化を可能にする自動前火
床冷却調整方法を与えることである。
の温度及び所定の長手方向こう配に維持するのに
必要なエネルギーの最小化を可能にする自動前火
床冷却調整方法を与えることである。
この発明の更に別の目的は、できるだけ少量の
エネルギーを利用して正確に制御された前火床に
おける材料の温度を維持するために必要とされる
冷却風の量の調整に対する必要性を継続的に検出
するための自動前火床冷却調整方法を与えること
である。
エネルギーを利用して正確に制御された前火床に
おける材料の温度を維持するために必要とされる
冷却風の量の調整に対する必要性を継続的に検出
するための自動前火床冷却調整方法を与えること
である。
この発明の更に別の目的は、冷却風の量におけ
る比較的小さい変更の必要性が検出されるや否や
そのような変更を速やかに開始する自動前火床冷
却調整方法を与えることである。
る比較的小さい変更の必要性が検出されるや否や
そのような変更を速やかに開始する自動前火床冷
却調整方法を与えることである。
この発明の更に別の目的は、冷却風の量の変更
後比較的長い時間の間前火床内の温度安定化を可
能にする自動前火床冷却調整方法を与えることで
ある。
後比較的長い時間の間前火床内の温度安定化を可
能にする自動前火床冷却調整方法を与えることで
ある。
発明の要約
これら及びその他の目的はこの発明によつて達
成されるものであり、ここではこの発明の採択し
た実施例が前火床の冷却風調整装置について開示
されているが、この装置には前記の前火床中に冷
却空気を分配するための分配網、入口制御弁、及
び前記の前火床中を流れる前記の冷却空気の量を
制御するための出口ダンパがある。前記の前火床
はある形態のエネルギーの消費によつて所定の長
手方向に低下する温度こう配に維持して材料を収
容する。この発明は前記の装置の改良であつて、
前記の材料を前記の前火床において前記の所定温
度こう配に維持するのに使用されたエネルギーの
レベルを検出して前記のエネルギーの第1所定レ
ベルが使用されているときには第1信号を発生し
且つ又前記エネルギーの第2所定レベルが使用さ
れているときには第2信号を発生する(但し前記
の第1所定レベルは前記の第2所定レベルより大
きい)ための装置を備えている。この発明は更
に、前記の第1信号に応答して前記の冷却空気の
量を歩進的に減少させるための装置、及び前記の
第2信号に応答して前記の冷却空気の量を歩進的
に増加させるための装置を備えている。
成されるものであり、ここではこの発明の採択し
た実施例が前火床の冷却風調整装置について開示
されているが、この装置には前記の前火床中に冷
却空気を分配するための分配網、入口制御弁、及
び前記の前火床中を流れる前記の冷却空気の量を
制御するための出口ダンパがある。前記の前火床
はある形態のエネルギーの消費によつて所定の長
手方向に低下する温度こう配に維持して材料を収
容する。この発明は前記の装置の改良であつて、
前記の材料を前記の前火床において前記の所定温
度こう配に維持するのに使用されたエネルギーの
レベルを検出して前記のエネルギーの第1所定レ
ベルが使用されているときには第1信号を発生し
且つ又前記エネルギーの第2所定レベルが使用さ
れているときには第2信号を発生する(但し前記
の第1所定レベルは前記の第2所定レベルより大
きい)ための装置を備えている。この発明は更
に、前記の第1信号に応答して前記の冷却空気の
量を歩進的に減少させるための装置、及び前記の
第2信号に応答して前記の冷却空気の量を歩進的
に増加させるための装置を備えている。
実施例の説明
ここで第1図を見ると、前火床の一つ以上の冷
却帯域について使用するための前火床冷却調整装
置100が概略的に示されている。装置100は
操作員が自動動作又は手動動作を選べるようにす
るためのセレクタ105を備え、且つ又操作員が
装置100をセツトしてガス燃焼式又は電気加熱
式の前火床について動作させることができるよう
にするためのセレクタ106を備えている。
却帯域について使用するための前火床冷却調整装
置100が概略的に示されている。装置100は
操作員が自動動作又は手動動作を選べるようにす
るためのセレクタ105を備え、且つ又操作員が
装置100をセツトしてガス燃焼式又は電気加熱
式の前火床について動作させることができるよう
にするためのセレクタ106を備えている。
装置100は更に、セレクタ106のスイツチ
124によつて選択することができる電気的モー
ドにおける加熱電力レベルを検出するための電気
的な二元加減引外し検出継電器110を備えてい
る。モジユール110は高引外しスイツチ又は継
電器接点112及び低引外しスイツチ又は継電器
接点114を備えた普通設計のものであつて、セ
レクタ105のスイツチ122によつて選択され
るような自動モードにおいてのみ動作するように
設計されており、以下でわかるように、スイツチ
123によつて手動モードが選択されたときには
側路される。
124によつて選択することができる電気的モー
ドにおける加熱電力レベルを検出するための電気
的な二元加減引外し検出継電器110を備えてい
る。モジユール110は高引外しスイツチ又は継
電器接点112及び低引外しスイツチ又は継電器
接点114を備えた普通設計のものであつて、セ
レクタ105のスイツチ122によつて選択され
るような自動モードにおいてのみ動作するように
設計されており、以下でわかるように、スイツチ
123によつて手動モードが選択されたときには
側路される。
同様に、装置100は、セレクタ106のスイ
ツチ125によつて選択されたところによりガス
燃料式動作が行われているときに使用するための
高引外しスイツチ194及び低引外しスイツチ1
96の形態をしたガス加熱レベル検出装置を備え
ている。
ツチ125によつて選択されたところによりガス
燃料式動作が行われているときに使用するための
高引外しスイツチ194及び低引外しスイツチ1
96の形態をしたガス加熱レベル検出装置を備え
ている。
次に電気加熱式前火床についての装置100の
自動動作に関しては、後述するように、源120
からの交流制御電力がスイツチ122を介してセ
レクタ106の電気的セレクタスイツチ124と
高引外し接点112の端子126及び低引外し接
点114の端子128とに与えられることにな
る。
自動動作に関しては、後述するように、源120
からの交流制御電力がスイツチ122を介してセ
レクタ106の電気的セレクタスイツチ124と
高引外し接点112の端子126及び低引外し接
点114の端子128とに与えられることにな
る。
加減引外し検出継電器110は、例えば、加減
高及び低直流電圧検出引外し継電器を備えてい
る、米国カリフオルニア州サンジエゴ、エアロド
ライブ8601のアクシヨン・インスツルメンツ社
(Action Instruments,Inc.,8601 Aero Drive,
San Diego,California 92123)によつて製造さ
れたアクシヨンパツク・リミツト・デユアル・ア
ラーム・リレー・モジユール番号AP1020−2004
(Action−Pak Limit Dual Alarm Relay
module #AP1020〜2004)でよい。モジユール
110は既存の普通の電気式前火床(炉)制御箱
117に線113及び115によつて動作上接続
して、電気式前火床の冷却帯域において利用され
ている電気的加熱エネルギーのレベルを表す直流
信号を線113及び115により受けるようにす
ればよい。高及び低検出継電器接点112及び1
14は、前火床においてガラスを加熱するのに使
用されている電力又は電気エネルギーの所定のそ
れぞれ中及び低又は低及びやや高(以下単に
「高」と言う)のレベルの発生に応答して閉じる
ことによつて、それぞれ第1信号及び第2信号を
発生する加減引外し継電器である。
高及び低直流電圧検出引外し継電器を備えてい
る、米国カリフオルニア州サンジエゴ、エアロド
ライブ8601のアクシヨン・インスツルメンツ社
(Action Instruments,Inc.,8601 Aero Drive,
San Diego,California 92123)によつて製造さ
れたアクシヨンパツク・リミツト・デユアル・ア
ラーム・リレー・モジユール番号AP1020−2004
(Action−Pak Limit Dual Alarm Relay
module #AP1020〜2004)でよい。モジユール
110は既存の普通の電気式前火床(炉)制御箱
117に線113及び115によつて動作上接続
して、電気式前火床の冷却帯域において利用され
ている電気的加熱エネルギーのレベルを表す直流
信号を線113及び115により受けるようにす
ればよい。高及び低検出継電器接点112及び1
14は、前火床においてガラスを加熱するのに使
用されている電力又は電気エネルギーの所定のそ
れぞれ中及び低又は低及びやや高(以下単に
「高」と言う)のレベルの発生に応答して閉じる
ことによつて、それぞれ第1信号及び第2信号を
発生する加減引外し継電器である。
「高」及び「低」の用語はここでは引外し点及
びエネルギーレベルに関して相対的値のみを表示
するのに使用する。動作のさい、「高」エネルギ
ーレベルは、「低」レベルよりもわずかに大きい
にすぎない。接点112及び114が引外しのた
めに設定されるべき点は加熱装置の利用可能な電
力範囲内において確立される。低引外し点は、加
熱装置が発生することができて自動温度制御を維
持するのにちようど十分である最低レベルより少
し上の所定の点に設定され、且つ高引外し点はこ
の最低レベルより更に大きい所定のレベルに設定
される。
びエネルギーレベルに関して相対的値のみを表示
するのに使用する。動作のさい、「高」エネルギ
ーレベルは、「低」レベルよりもわずかに大きい
にすぎない。接点112及び114が引外しのた
めに設定されるべき点は加熱装置の利用可能な電
力範囲内において確立される。低引外し点は、加
熱装置が発生することができて自動温度制御を維
持するのにちようど十分である最低レベルより少
し上の所定の点に設定され、且つ高引外し点はこ
の最低レベルより更に大きい所定のレベルに設定
される。
同様に、ガス燃料式前火床を装置100によつ
て自動的に調整するべき場合には、高及び低検出
スイツチ194及び196を利用して選択された
空気・ガス混合物圧力(すなわちガス流)レベル
において引外しを行つてそれぞれ端子135及び
137に電力を加えるようにすればよい。スイツ
チ194及び196は、例えば、ハネウエル
(Honeywell)によつて製造された「プレツシヤ
トロールズ(Pressuretrols)」品番L404 F1060を
用いて燃焼制御弁空気圧を検出するように接続す
るか、又は空気・ガス混合物圧力を検出するよう
に接続すればよい。ガスモードの動作において
は、リミツド・アラーム・モジユール110は破
線190及び192によつて示したように実効上
側路されるのでスイツチ112及び114は高及
び低検出スイツチ194及び196によつて置き
換えられる。
て自動的に調整するべき場合には、高及び低検出
スイツチ194及び196を利用して選択された
空気・ガス混合物圧力(すなわちガス流)レベル
において引外しを行つてそれぞれ端子135及び
137に電力を加えるようにすればよい。スイツ
チ194及び196は、例えば、ハネウエル
(Honeywell)によつて製造された「プレツシヤ
トロールズ(Pressuretrols)」品番L404 F1060を
用いて燃焼制御弁空気圧を検出するように接続す
るか、又は空気・ガス混合物圧力を検出するよう
に接続すればよい。ガスモードの動作において
は、リミツド・アラーム・モジユール110は破
線190及び192によつて示したように実効上
側路されるのでスイツチ112及び114は高及
び低検出スイツチ194及び196によつて置き
換えられる。
このようにブラケツト124又は125を選択
することによつて装置の制御は電気用高及び低検
出接点112及び114又はガス用高及び低検出
スイツチ194及び196に移ることになる。装
置100の残りの部分の動作はどちらのモードに
おいても同じであるので、以下においては主とし
て電気モードに関して装置100の動作を説明す
る。
することによつて装置の制御は電気用高及び低検
出接点112及び114又はガス用高及び低検出
スイツチ194及び196に移ることになる。装
置100の残りの部分の動作はどちらのモードに
おいても同じであるので、以下においては主とし
て電気モードに関して装置100の動作を説明す
る。
接点112及び114にはそれぞれ端子135
又は137と、以下において説明されるように装
置100の残りの部分とに電力を供給するための
端子134及び136がある。技術に通じた者に
は理解されるであろうが、接点112又は114
の一方又は他方だけが任意所与の時点におおいて
閉じられることになる。
又は137と、以下において説明されるように装
置100の残りの部分とに電力を供給するための
端子134及び136がある。技術に通じた者に
は理解されるであろうが、接点112又は114
の一方又は他方だけが任意所与の時点におおいて
閉じられることになる。
今度は特に高検出接点112(又は、ガスに対
してはスイツチ194)の閉路によつて完成され
る回路について述べると、注目されることであろ
うが、前記の接点の閉路によつて電力は源120
から端子135、線140、平常閉鎖形時間遅れ
スイツチ142及び線144を経てモータ150
の巻線146に送られる。時間遅れスイツチ14
2と巻線146との間にはモータの歯車減速式出
力軸に局部リミツトスイツチ145が挿入されて
いるがこれの機能については以下において説明す
る。そこで気が付くことであろうが、スイツチ接
点122,124,112,142及び145の
閉路時には回路が完成してモータ150を巻線1
46の向きに応じて所定の方向に回転させること
になる。この発明のある特定の実施例において
は、巻線146はモータ150の逆時計回り回転
を生じさせるように選ばれている。
してはスイツチ194)の閉路によつて完成され
る回路について述べると、注目されることであろ
うが、前記の接点の閉路によつて電力は源120
から端子135、線140、平常閉鎖形時間遅れ
スイツチ142及び線144を経てモータ150
の巻線146に送られる。時間遅れスイツチ14
2と巻線146との間にはモータの歯車減速式出
力軸に局部リミツトスイツチ145が挿入されて
いるがこれの機能については以下において説明す
る。そこで気が付くことであろうが、スイツチ接
点122,124,112,142及び145の
閉路時には回路が完成してモータ150を巻線1
46の向きに応じて所定の方向に回転させること
になる。この発明のある特定の実施例において
は、巻線146はモータ150の逆時計回り回転
を生じさせるように選ばれている。
端子135への電力の印加によつて継電器コイ
ル160も励磁させるが、このコイルには接点1
62がある(コイル160から離して示してあ
る)。継電器160のこのような励磁、従つて接
点162の閉路時には電力が線165及び166
を経てタイマ170に加えられることになる。そ
れゆえ、モータ150がタイマ170の動作と同
時に動作することは明らかである。
ル160も励磁させるが、このコイルには接点1
62がある(コイル160から離して示してあ
る)。継電器160のこのような励磁、従つて接
点162の閉路時には電力が線165及び166
を経てタイマ170に加えられることになる。そ
れゆえ、モータ150がタイマ170の動作と同
時に動作することは明らかである。
低限界接点114又は、スイツチ196は高限
界接点112と同様に動作して閉路し、これによ
つて電力は線172、平常時閉鎖形時間遅れスイ
ツチ174、線176及びスイツチ178を経て
モータ150の巻線180に加えられる。低検出
接点114の閉路によつてタイマ170も又継電
器コイル182及び継電器接点184を介して動
作する。以下において更に詳しく説明するよう
に、高及び低検出接点(又はスイツチ)によつて
閉路される各回路間の差異は前者がモータ150
を一方の方向に回転させるのに対し後者がそれを
反対の方向に回転させることである。
界接点112と同様に動作して閉路し、これによ
つて電力は線172、平常時閉鎖形時間遅れスイ
ツチ174、線176及びスイツチ178を経て
モータ150の巻線180に加えられる。低検出
接点114の閉路によつてタイマ170も又継電
器コイル182及び継電器接点184を介して動
作する。以下において更に詳しく説明するよう
に、高及び低検出接点(又はスイツチ)によつて
閉路される各回路間の差異は前者がモータ150
を一方の方向に回転させるのに対し後者がそれを
反対の方向に回転させることである。
タイマ170は平常時閉鎖形時間遅れスイツチ
142及び174に動作上接続されていてこの両
スイツチはタイマ170の動作から第1所定時間
T1後に開放される。スイツチ142及び174
の開放後、タイマ170は第2所定時間T2の間
動作し続けて、この期間中それらのスイツチを開
放状態に保持し、これによつて電力がモータ15
0のどちらかの巻線に加えられるのを防止する。
T2の期間満了によりタイマ170はリセツトさ
れて、その循環過程を繰り返し、スイツチ142
及び174を閉じる。それぞれ検出接点112又
は114により表示されるような高又は低のどち
らかの加熱レベルがT2の期間満了時になお越え
られている場合には、タイマ170は動作し続け
ることになり、スイツチ142及び174は再び
閉じてT1後に開かれ、T2の間開放状態に維持さ
れる。エネルギーレベルが高及び低検出接点の設
定値によつて制限された範囲内に持つて来られる
と、これらの接点が開いてモータが停止し、タイ
マ170は動作を停止してリセツトされることに
なる。理解されることであろうが、時間遅れスイ
ツチ142及び174は連動しているけれども、
高又は低検出継電器接点のどちらが引き外される
かに応じて電力は任意の時点においてこれらのス
イツチの一方だけを通つて流れることになる。
142及び174に動作上接続されていてこの両
スイツチはタイマ170の動作から第1所定時間
T1後に開放される。スイツチ142及び174
の開放後、タイマ170は第2所定時間T2の間
動作し続けて、この期間中それらのスイツチを開
放状態に保持し、これによつて電力がモータ15
0のどちらかの巻線に加えられるのを防止する。
T2の期間満了によりタイマ170はリセツトさ
れて、その循環過程を繰り返し、スイツチ142
及び174を閉じる。それぞれ検出接点112又
は114により表示されるような高又は低のどち
らかの加熱レベルがT2の期間満了時になお越え
られている場合には、タイマ170は動作し続け
ることになり、スイツチ142及び174は再び
閉じてT1後に開かれ、T2の間開放状態に維持さ
れる。エネルギーレベルが高及び低検出接点の設
定値によつて制限された範囲内に持つて来られる
と、これらの接点が開いてモータが停止し、タイ
マ170は動作を停止してリセツトされることに
なる。理解されることであろうが、時間遅れスイ
ツチ142及び174は連動しているけれども、
高又は低検出継電器接点のどちらが引き外される
かに応じて電力は任意の時点においてこれらのス
イツチの一方だけを通つて流れることになる。
この発明のこの特定の構成に対する一つの利点
は、両方の接点112及び114がオフになるや
否やタイマ170がリセツトされ、これが使用中
のエネルギーレベルが選択帯域内にあるときに起
こることである。すなわち、タイマ170は、接
点112又は114が、エネルギーレベルが所望
の帯域の外側にあり、従つて冷却風を調整してエ
ネルギーレベルをその帯域内に戻す必要があるこ
とを示している場合には、それの前の動作から
T2後よりも早く動作することができる。このた
めに装置100は所望帯域外のエネルギーレベル
変化に直ちに応答することができる。
は、両方の接点112及び114がオフになるや
否やタイマ170がリセツトされ、これが使用中
のエネルギーレベルが選択帯域内にあるときに起
こることである。すなわち、タイマ170は、接
点112又は114が、エネルギーレベルが所望
の帯域の外側にあり、従つて冷却風を調整してエ
ネルギーレベルをその帯域内に戻す必要があるこ
とを示している場合には、それの前の動作から
T2後よりも早く動作することができる。このた
めに装置100は所望帯域外のエネルギーレベル
変化に直ちに応答することができる。
モータ150の回転によつて、前火床を流れる
冷却風の量に所定の小さい歩進的変化が生じる。
時間T1は比較的短く設定され、1ないし2秒程
度が適当であることがわかつている。この発明の
機械的装置は、以下に第3図についてただ簡単に
説明されるが、T1の間モータ150の動作によ
つて出口ダンパ及び入口制御弁のごくわずかの移
動を生ずるように選択される。モータ150は例
えば1/4rpmの程度のような極めて低い速さで動
作するので、機械的装置は例えば約60秒で制御弁
を全90゜回転させる。それゆえ、モータ150が
1秒(T1)間動作すると制御弁はわずか1.5゜回転
する。
冷却風の量に所定の小さい歩進的変化が生じる。
時間T1は比較的短く設定され、1ないし2秒程
度が適当であることがわかつている。この発明の
機械的装置は、以下に第3図についてただ簡単に
説明されるが、T1の間モータ150の動作によ
つて出口ダンパ及び入口制御弁のごくわずかの移
動を生ずるように選択される。モータ150は例
えば1/4rpmの程度のような極めて低い速さで動
作するので、機械的装置は例えば約60秒で制御弁
を全90゜回転させる。それゆえ、モータ150が
1秒(T1)間動作すると制御弁はわずか1.5゜回転
する。
冷却風の小さい歩進的変化が冷却風のそれ以上
の変化の開始前にガラス温度制御器に応答するよ
うにするためには、20ないし30分程度の時間T2
を用いて加熱レベルを安定化すると共に温度(又
は電気的コンダクタンス)を制御状態に保持する
のが有益であることがわかつている。
の変化の開始前にガラス温度制御器に応答するよ
うにするためには、20ないし30分程度の時間T2
を用いて加熱レベルを安定化すると共に温度(又
は電気的コンダクタンス)を制御状態に保持する
のが有益であることがわかつている。
この発明は装置100の自動モードを側路する
ことによつて冷却風の量を迅速に変える装置を備
えている。操作員はセレクタ105のスイツチ1
23の閉路によつて手動操作を選択することがで
き、これによつて限界接点112及び114並び
にスイツチ194及び196が側路されて電力は
線201及び203により「少風」押しボタンス
イツチ200及び「多風」押しボタンスイツチ2
02に直接加えられる。そこで操作員は手動でス
イツチ200を押して電力を線205,144及
びスイツチ145により巻線146に加えること
ができる。又は、操作員は手動でスイツチ202
を押して電力を線206,176及びスイツチ1
78により巻線180に加えることができる。
ことによつて冷却風の量を迅速に変える装置を備
えている。操作員はセレクタ105のスイツチ1
23の閉路によつて手動操作を選択することがで
き、これによつて限界接点112及び114並び
にスイツチ194及び196が側路されて電力は
線201及び203により「少風」押しボタンス
イツチ200及び「多風」押しボタンスイツチ2
02に直接加えられる。そこで操作員は手動でス
イツチ200を押して電力を線205,144及
びスイツチ145により巻線146に加えること
ができる。又は、操作員は手動でスイツチ202
を押して電力を線206,176及びスイツチ1
78により巻線180に加えることができる。
手動モードにおいては、表示灯207及び20
8(「G」は緑色を表す)が点灯してて、それぞ
れスイツチ200及び202の手動操作を示す。
自動モードにおいては表示灯210及び212
(「Y」は黄色を表す)が点灯してそれぞれ高限界
接点112又は194及び低限界接点114又は
196の動作を示す。
8(「G」は緑色を表す)が点灯してて、それぞ
れスイツチ200及び202の手動操作を示す。
自動モードにおいては表示灯210及び212
(「Y」は黄色を表す)が点灯してそれぞれ高限界
接点112又は194及び低限界接点114又は
196の動作を示す。
装置100には又、所望ならば局部手動操作の
ためにモータ150の近くに取り付けられた局部
ダンパスイツチ220がある。スイツチ220は
手動モードの動作のさいにのみ使用可能にされる
ものであり、且つ又、モータ150から遠く離れ
て位置している制御盤(図示せず)に取り付けら
れるようなスイツチ200及び202を側路する
ように接続されている。
ためにモータ150の近くに取り付けられた局部
ダンパスイツチ220がある。スイツチ220は
手動モードの動作のさいにのみ使用可能にされる
ものであり、且つ又、モータ150から遠く離れ
て位置している制御盤(図示せず)に取り付けら
れるようなスイツチ200及び202を側路する
ように接続されている。
スイツチ145及び178はモータ150内に
あるリミツトスイツチであつてどちらかの方向に
おけるモータの過剰回転を防止するものである。
スイツチ145及び178はそれぞれ低補助スイ
ツチ230及び高補助スイツチ240と連動して
いて、遠くに取り付けられた制御盤表示灯232
及び242(「R」は赤色を表す)により、装置
100のそれぞれ最大及び最小冷却限界に達した
ことを(閉路時に)表示する。
あるリミツトスイツチであつてどちらかの方向に
おけるモータの過剰回転を防止するものである。
スイツチ145及び178はそれぞれ低補助スイ
ツチ230及び高補助スイツチ240と連動して
いて、遠くに取り付けられた制御盤表示灯232
及び242(「R」は赤色を表す)により、装置
100のそれぞれ最大及び最小冷却限界に達した
ことを(閉路時に)表示する。
便宜上、セレクタ105及び106、押しボタ
ンスイツチ200及び202、表示灯207,2
08,232及び242はすべてモータ150か
ら離れた操作室にある制御装置(図示せず)に納
められている。
ンスイツチ200及び202、表示灯207,2
08,232及び242はすべてモータ150か
ら離れた操作室にある制御装置(図示せず)に納
められている。
この発明の機械的装置の説明のために第3図を
見ると第2図に示したような従来技術の前火床に
おけるその装置のレイアウトの端面図が示されて
いる。簡明のためにこの機械図の縮尺は第2図の
縮尺に対して拡大されているけれども、共通の要
素を参照すれば第2図と第3図の関係が明らかに
なるであろう。この両図の側面図には示されてい
ないが、技術に通じた者には理解されるように、
第2図に示した冷却帯域断面は長手方向に所定の
距離延びていて、数組の冷却分配装置(すなわ
ち、ダクト組400、ダンパ414、及び関連の
構成部品)を有することができる。第3図に示し
た機械的レイアウトはそのような冷却分配装置の
すべてを同時に任意の温度又は加熱制御帯域にお
いて制御することができる。
見ると第2図に示したような従来技術の前火床に
おけるその装置のレイアウトの端面図が示されて
いる。簡明のためにこの機械図の縮尺は第2図の
縮尺に対して拡大されているけれども、共通の要
素を参照すれば第2図と第3図の関係が明らかに
なるであろう。この両図の側面図には示されてい
ないが、技術に通じた者には理解されるように、
第2図に示した冷却帯域断面は長手方向に所定の
距離延びていて、数組の冷却分配装置(すなわ
ち、ダクト組400、ダンパ414、及び関連の
構成部品)を有することができる。第3図に示し
た機械的レイアウトはそのような冷却分配装置の
すべてを同時に任意の温度又は加熱制御帯域にお
いて制御することができる。
この機械的装置はモータ150を備えており、
これの出力軸450は半径状出力アーム452に
より玉継手454に連結されている。玉継手45
4は次に調整棒456に連結されており、これに
よつて軸450の回転運動は半径状制御リンク4
62を介して長手方向操作棒460に伝達され
る。長手方向操作棒460は、第2図では断面で
示されているだけであるが、技術に通じた者には
理解されるように一つのモータ150により複数
の長手方向に隔置された冷却分配装置を操作する
ことを可能にするものである。このような各分配
装置は、棒467つりあいおもり470及び棒端
部472を介してダンパレバー424の点430
に回転可能に連結された制御レバー465(制御
リンク462の後に示す)によつて操作棒460
に沿つて隔置された点から動作させられる。各つ
りあいおもり470は異常に重いリンク装置及び
高出力のモータの使用を避けるためにダンパブロ
ツク414及び関連リンク装置の重量と実質上つ
りあうように設計される。
これの出力軸450は半径状出力アーム452に
より玉継手454に連結されている。玉継手45
4は次に調整棒456に連結されており、これに
よつて軸450の回転運動は半径状制御リンク4
62を介して長手方向操作棒460に伝達され
る。長手方向操作棒460は、第2図では断面で
示されているだけであるが、技術に通じた者には
理解されるように一つのモータ150により複数
の長手方向に隔置された冷却分配装置を操作する
ことを可能にするものである。このような各分配
装置は、棒467つりあいおもり470及び棒端
部472を介してダンパレバー424の点430
に回転可能に連結された制御レバー465(制御
リンク462の後に示す)によつて操作棒460
に沿つて隔置された点から動作させられる。各つ
りあいおもり470は異常に重いリンク装置及び
高出力のモータの使用を避けるためにダンパブロ
ツク414及び関連リンク装置の重量と実質上つ
りあうように設計される。
モータ出力軸450の回転角は90゜に制限され
ているが、これは制御弁404の移動範囲が同様
に制限されているためである。リンク462に、
従つて制御弁に対する軸450の回転は、弁閉鎖
位置である図示の位置から逆時計回りに始まると
きに、制御弁の回転角が軸の回転角に比べて最初
は小さく且つ開放位置に向かうに従つて増大する
ように定められている。このような設計はちよう
形制御弁404の90゜動作についての流量特性を
補償するためのものである。すなわち、この場合
には1度当りの空気流量の変化が閉鎖位置の近く
では一層大きいものである。
ているが、これは制御弁404の移動範囲が同様
に制限されているためである。リンク462に、
従つて制御弁に対する軸450の回転は、弁閉鎖
位置である図示の位置から逆時計回りに始まると
きに、制御弁の回転角が軸の回転角に比べて最初
は小さく且つ開放位置に向かうに従つて増大する
ように定められている。このような設計はちよう
形制御弁404の90゜動作についての流量特性を
補償するためのものである。すなわち、この場合
には1度当りの空気流量の変化が閉鎖位置の近く
では一層大きいものである。
従来技術の前火床におけるこの発明の実際の動
作においては装置100の自動動作を可能にする
ために棒420及びハンドナツト425からなる
既存の手動調整機構をすつかり取り去る必要はな
い。ただ行わなければならないことのすべては、
ナツト425を取り外して、ダンパレバー424
が垂直に自動的に移動させるさい棒420がブラ
ケツト426内で自由に動くようにすることであ
る。この場合手動操作は所望ならば容易に元どお
り行うことができる。
作においては装置100の自動動作を可能にする
ために棒420及びハンドナツト425からなる
既存の手動調整機構をすつかり取り去る必要はな
い。ただ行わなければならないことのすべては、
ナツト425を取り外して、ダンパレバー424
が垂直に自動的に移動させるさい棒420がブラ
ケツト426内で自由に動くようにすることであ
る。この場合手動操作は所望ならば容易に元どお
り行うことができる。
ここではガラス炉の前火床に関してこの発明を
開示してきたが、技術に通じた者には理解される
ように、この発明は、加熱装置と同時に冷却風を
使用して材料の冷却を制御し、材料内にこう配の
ある温度分布を生じさせるようにするようなその
他の類似の用途に適するものである。
開示してきたが、技術に通じた者には理解される
ように、この発明は、加熱装置と同時に冷却風を
使用して材料の冷却を制御し、材料内にこう配の
ある温度分布を生じさせるようにするようなその
他の類似の用途に適するものである。
更に理解されることであろうが、ここに開示し
たこの発明の採択した実施例に対してはこの発明
の精神及び範囲から外れることなく多くの変更及
び改良を行うことができる。
たこの発明の採択した実施例に対してはこの発明
の精神及び範囲から外れることなく多くの変更及
び改良を行うことができる。
第1図はこの発明の採択した実施例の概略図で
あり、第2図はある形式の従来技術の前火床の線
図式断面図であつて、冷却風分配装置並びに手動
ダンパブロツク及び制御弁調整機構を示してお
り、第3図はこの発明の装置を第2図に示したよ
うな前火床に設置して既存の手動調整機構を自動
的に動作させるようにする場合のこの発明の機械
的レイアウトを示す端部立面図である。
あり、第2図はある形式の従来技術の前火床の線
図式断面図であつて、冷却風分配装置並びに手動
ダンパブロツク及び制御弁調整機構を示してお
り、第3図はこの発明の装置を第2図に示したよ
うな前火床に設置して既存の手動調整機構を自動
的に動作させるようにする場合のこの発明の機械
的レイアウトを示す端部立面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス前火床の各帯域におけるガラスを所定
の温度に維持するために前記の前火床により必要
とされるエネルギーのレベルを最小にする方法で
あつて、前記の前火床には前記のガラスを所定の
温度こう配で前記の前火床中で流すようにするた
めに、前記の前火床における加熱装置によつて制
御されている温度の前記の前火床中へ、冷却風を
吹き入れるための冷却風分配装置が設けられてい
るものであつて、 a 前記のエネルギーのレベルを連続的に検出す
る段階、 b 前記のエネルギーの所定の高レベルの発生に
応答して第1信号を発生する段階、 c 前記のエネルギーの所定の相対的に低いレベ
ルに応答して第2信号を発生する段階、 d 前記の第1信号の発生に応答して小さい第1
所定量だけ前記の冷却風の量を歩進的に減少さ
せ且つ前記の第1所定量変化に続く第1所定時
間の間冷却風量の減少を全く不可能にして前記
の前火床内の温度安定化を図るようにする段
階、 e 前記の第2信号の発生に応答して小さい第2
所定量だけ前記の冷却風の量を歩進的に増加さ
せ且つ前記の第2所定量変化に続く第2所定時
間の間冷却風量の増加を全く不可能にして前記
の前火床内の温度安定化を図るようにする段
階、 f 前記の第1信号も第2信号も発生されない時
間中冷却風の量を一定に維持する段階、 g aからfまでの諸段階を繰り返す段階、 を有する前記の方法。 2 ガラス前火床の各帯域におけるガラスを所定
の温度に維持するために前記の前火床により必要
とされるエネルギーのレベルを最小にする方法で
あつて、前記の前火床には前記のガラスを所定の
温度こう配で前記の前火床中で流すようにするた
めに、前記の前火床における加熱装置によつて制
御されている温度の前記の前火床中へ冷却風を吹
き入れるための冷却風分配装置が設けられてお
り、且つこの冷却風分配装置にはこれの入口制御
弁及び出口ダンパに動作上連結されていてこれら
を流れる冷却風の量を調整する可逆モータが設け
られているものであつて、 a 前記のエネルギーのレベルを連続的に検出す
る段階、 b 前記のエネルギーの所定の高レベルの存在に
応答して第1信号を発生する段階、 c 前記のエネルギーの所定の相対的に低いレベ
ルの存在に応答して第2信号を発生する段階、 d 前記のモータを前記の第1信号に応答して一
方の方向に回転させるか又は前記のモータを前
記の第2信号に応答して他方の方向に回転させ
るよう前記のモータに電力を印加する段階、 e 第1所定時間の後に前記のモータへの電力の
印加を阻止する段階、 f 前記の第1所定時間よりも長い第2所定時間
の間前記のモータへの電力の印加を阻止する段
階、 g 前記の第1又は第2信号のどちらかの存在に
より前記の第2所定時間の後に前記のモータへ
の電力の印加を可能にする段階、 h aからgまでの諸段階を繰り返す段階、 を有する前記の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/313,058 US4375368A (en) | 1981-10-19 | 1981-10-19 | Method and apparatus for automatic adjustment of cooling wind in a forehearth |
US313058 | 1981-10-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60246228A JPS60246228A (ja) | 1985-12-05 |
JPS6354651B2 true JPS6354651B2 (ja) | 1988-10-28 |
Family
ID=23214202
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57503544A Expired JPS6052096B2 (ja) | 1981-10-19 | 1982-10-12 | 前炉における冷却風の自動調整 |
JP60089863A Granted JPS60246227A (ja) | 1981-10-19 | 1985-04-25 | ガラス用前火床の冷却風調整装置 |
JP60089864A Granted JPS60246228A (ja) | 1981-10-19 | 1985-04-25 | ガラス用前火床のエネルギー・レベル調整方法 |
Family Applications Before (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57503544A Expired JPS6052096B2 (ja) | 1981-10-19 | 1982-10-12 | 前炉における冷却風の自動調整 |
JP60089863A Granted JPS60246227A (ja) | 1981-10-19 | 1985-04-25 | ガラス用前火床の冷却風調整装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4375368A (ja) |
EP (1) | EP0091483B1 (ja) |
JP (3) | JPS6052096B2 (ja) |
AU (2) | AU1011882A (ja) |
CA (1) | CA1188894A (ja) |
DE (1) | DE3271262D1 (ja) |
WO (1) | WO1983001439A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2567118B1 (fr) * | 1984-07-04 | 1986-11-14 | Air Liquide | Procede de chauffage d'un canal contenant du verre a l'aide de flammes oxy-combustibles |
CH663286A5 (fr) * | 1985-08-14 | 1987-11-30 | Glass Advanced Techn Corp | Procede et dispositif pour la regulation thermique d'une masse fluide en mouvement. |
US4622059A (en) * | 1985-10-08 | 1986-11-11 | Emhart Industries, Inc. | Apparatus for controlling temperature within a forehearth |
FR2616774B1 (fr) * | 1987-06-19 | 1989-10-20 | Air Liquide | Procede de fabrication d'objets en verre comportant une etape de refroidissement |
US5358541A (en) * | 1993-01-08 | 1994-10-25 | The Boc Group, Inc. | Forehearth temperature control system |
JP3823335B2 (ja) * | 1995-03-30 | 2006-09-20 | 旭硝子株式会社 | ガラス溶融炉の二次空気湿度制御装置 |
DE19818953C1 (de) * | 1998-04-28 | 1999-07-08 | Sorg Gmbh & Co Kg | Verfahren und Anordnung zum Schmelzen von Glas in U-Flammen und Querflammenwannenöfen unter Reduzierung der Gehalte an NO¶x¶ und CO in den Abgasen |
US8191387B2 (en) * | 2009-05-01 | 2012-06-05 | Owens-Brockway Glass Container Inc. | System and method for controlling temperature in a forehearth |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2098625A (en) * | 1934-01-05 | 1937-11-09 | Hartford Empire Co | Means for and method of controlling the temperature and condition of glass in a forehearth |
US2144973A (en) * | 1937-04-01 | 1939-01-24 | Hartford Empire Co | Forehearth for molten glass |
US3010657A (en) * | 1959-02-11 | 1961-11-28 | Honeywell Regulator Co | Temperature control apparatus for molten material |
US3393868A (en) * | 1966-05-18 | 1968-07-23 | Owens Corning Fiberglass Corp | Furnace control apparatus |
-
1981
- 1981-10-19 US US06/313,058 patent/US4375368A/en not_active Expired - Fee Related
-
1982
- 1982-10-12 AU AU1011882A patent/AU1011882A/xx active Pending
- 1982-10-12 JP JP57503544A patent/JPS6052096B2/ja not_active Expired
- 1982-10-12 DE DE8282903531T patent/DE3271262D1/de not_active Expired
- 1982-10-12 WO PCT/US1982/001454 patent/WO1983001439A1/en active IP Right Grant
- 1982-10-12 AU AU10118/83A patent/AU556866B2/en not_active Ceased
- 1982-10-12 EP EP82903531A patent/EP0091483B1/en not_active Expired
- 1982-10-13 CA CA000413340A patent/CA1188894A/en not_active Expired
-
1985
- 1985-04-25 JP JP60089863A patent/JPS60246227A/ja active Granted
- 1985-04-25 JP JP60089864A patent/JPS60246228A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6052096B2 (ja) | 1985-11-18 |
JPS60246227A (ja) | 1985-12-05 |
DE3271262D1 (en) | 1986-06-26 |
WO1983001439A1 (en) | 1983-04-28 |
EP0091483A1 (en) | 1983-10-19 |
AU1011882A (en) | 1983-05-05 |
CA1188894A (en) | 1985-06-18 |
JPS6357365B2 (ja) | 1988-11-11 |
US4375368A (en) | 1983-03-01 |
JPS58501768A (ja) | 1983-10-20 |
EP0091483A4 (en) | 1984-03-01 |
AU556866B2 (en) | 1986-11-20 |
EP0091483B1 (en) | 1986-05-21 |
JPS60246228A (ja) | 1985-12-05 |
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