JPS6353751B1 - - Google Patents

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Publication number
JPS6353751B1
JPS6353751B1 JP60299667A JP29966785A JPS6353751B1 JP S6353751 B1 JPS6353751 B1 JP S6353751B1 JP 60299667 A JP60299667 A JP 60299667A JP 29966785 A JP29966785 A JP 29966785A JP S6353751 B1 JPS6353751 B1 JP S6353751B1
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JP
Japan
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channel
decoder
transistor
terminal
counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP60299667A
Other languages
English (en)
Inventor
Wayne Wheeler Evans
Jerome Benjamin Bean Jr
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RCA Corp
Original Assignee
RCA Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by RCA Corp filed Critical RCA Corp
Publication of JPS6353751B1 publication Critical patent/JPS6353751B1/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J5/00Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
    • H03J5/0218Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, by selecting the corresponding analogue value between a set of preset values
    • H03J5/0227Discontinuous tuning using an electrical variable impedance element, e.g. a voltage variable reactive diode, by selecting the corresponding analogue value between a set of preset values using a counter

Description

【図面の簡単な説明】
第1図はテレビジヨン同調器を順序計数回路で
駆動するこの発明の1実施例のブロツク図であ
る。第2図は順序計数回路の制御回路および発振
回路の梗概図である。第3図は順序計数回路に含
まれる計数器および復号器の梗概図である。第4
図は復号器の出力を同調器に結合する駆動段を示
す図である。第5図は駆動段の出力をチヤンネル
表示灯とプログラム選択スイツチとに供給するダ
イオード回路網を示す図である。
【発明の詳細な説明】
この発明は、テレビジヨン受像機の同調装置に
関するもので、特にテレビジヨン受像機を、同調
し得る複数のチヤンネルのうちのある特定の複数
のチヤンネルにのみ順次同調させるための装置に
関する。 テレビジヨン受像機のチヤンネルを変えるため
にRF段の同調と局部発振器の周波数とを変更せ
ねばならないことは公知である。チヤンネルの変
更と同時に受像機が同調しているチヤンネルの番
号が表示されることが望ましい。上記の制御は受
像機内に設けられた同調器によつて行われる。 従来法のテレビジヨン同調器の制御は機械的で
あつて、チヤンネルを変更するには視聴者が直接
あるいは遠隔制御によつて装置の前面で使用可能
なシヤフトを回転させた。このシヤフトは同調線
輪上の異つたタツプに接続されるかあるいは各チ
ヤンネルに対して異つた線輪を接続するように作
用する。いずれにしても公知の従来法の受像機は
必要なチヤンネルを選択しあるチヤンネルから次
のチヤンネルへ切換えるのに機械的運動を必要と
した。さらにチヤンネルの表示はロータリースイ
ツチのような装置によつて必要な電力を機械的に
供給して電球を点灯するかあるいは円盤表示器の
回転によつて行われてきた。 機械式の同調器でも充分な動作はするけれども
多くの問題を含んでいる。第1に機械式同調器は
遅い。第2にこの型式の同調器は操作時に騒音を
生ずる。第3に機械的同調器は時間と共に摩耗し
劣化する機械部分を有する。また機械式同調器を
チヤンネルの遠隔選択装置と結合するとき、ある
チヤンネルから次のチヤンネルへ進めるのに電動
機を要し、装置のこの部分が高価となる。 この発明の目的は複数のチヤンネルの中から予
め選択されたチヤンネル群の任意のチヤンネルに
上記のごとき同調器を同調させるための進歩した
装置で、特に受像機の電源スイツチを一旦ター
ン・オフし次いで再びターン・オンしたときに、
そのターン・オフ前に受像していたチヤンネルが
そのまま再び受像できるようにする記憶機能を有
する同調装置を提供することである。 この発明の推奨実施例によるテレビジヨン受像
機の同調装置は、一例として第1図の実施例につ
いて言えば、異なるチヤンネルの選択を表わす2
進信号群を生成する、計数手段41を含む同調制
御手段12,20,30,41,42,43,4
8,60と、テレビジヨン受像機を種々の異なる
チヤンネルに同調させるために上記2進信号群に
応答する手段80,82,84と、上記テレビジ
ヨン受像機に対する少なくとも1つの電源電圧
(VDD)を生成する電源手段(図示なし)と、上
記電源手段に結合されていてテレビジヨン受像機
に対する上記1つの電源電圧(VDD)の印加を中
断することによつてこのテレビジヨン受像機を選
択的にターン・オフしまたターン・オフするため
の電源制御手段(たとえば図示のない手動電源ス
イツチ)と、をもつて構成されている。そして、
上記の計数手段41は、上記1つの電源電圧
(VDD)の印加が中断されている期間中、このテ
レビジヨン受像機がターン・オフされる前に上記
同調制御手段によつて供給された最後の2進信号
を記憶しており、また上記同調制御手段12,2
0,30,41,42,43,48,60は、上
記テレビジヨン受像機がターン・オフされている
間上記計数手段41中の上記最後の2進信号を維
持するための、上記電源制御手段によつて中断さ
れることのない、2進信号維持電位源(VCC)を
持つている。 次に付属図面を参照しつゝこの発明をさらに詳
細に説明する。 第1図において、同調器80はテレビジヨン受
像機の一部分である。同調器80とそれに関連す
る表示灯列70とプログラム選択スイツチ列60
とは電子的に制御される。下記のように同調器に
印加される各制御信号はまたそのチヤンネルに対
応する表示灯とそのチヤンネルに対応するプログ
ラム選択器とにも印加される。 第1図に示された同調器80は超短波(以下
VHFと称す)部82と極超短波(以下UHFと称
す)部84とを含む。VHF同調器13個の端子を
有し、各端子は2から13までの各チヤンネル端
子とUHF端子とに対応する。この推奨実施例で
はVHF同調器は12個の同調回路(図示せず)を
有し、各回路は12個のVHF端子の各別の端子に
結合されている。UHFの位置ではVHF同調器が
UHF中間周波数増幅器モードに切り替わる。
VHF同調器は、また、たとえば各端子に異つた
電圧レベルを印加することによつて異つた周波数
に同調し得る単一回路にも構成し得ることに注意
されたい。しかしこの実施例では、12個の各同調
器がその端子に充分大きな振幅の信号が印加され
たとき各別に選択される。これらの端子の中の1
つに印加された電位によつて、それに結合された
チヤンネルの映像情報が表示されるから、常に同
時に1個の端子のみに上記の電位が印加されるこ
とが判る。 UHF同調器84は説明の便宜上別のチヤンネ
ルとして扱われているが、これはVHFチヤンネ
ル群中の任意のチヤンネルであつてもよい。しか
しUHF帯域には極めて多数の局があるから、こ
の実施例では通常の方法で受像機をこれらの局に
同調させる付加的な連続制御装置(図示せず)に
よつてUHF局の選択が行われる。勿論UHF同調
器をVHF同調器と同様取扱うこともできる。す
なわちそれに複数個の入力端子を設け、それらを
各局に対応させて以下で論じるようにVHFチヤ
ンネルと同様電子的に同調することもできる。 各チヤンネルに対応してプログラム選択スイツ
チがある。これらのスイツチ(S2からS14まで)
は、たとえばそのセツトを最初に設置したとき、
または見るためにテレビジヨン受像機の前に座る
前に、そこのプログラムを自動的に選択表示して
見たいと思うチヤンネルに応じて視聴者があらか
じめこれを閉じる。このスイツチを閉じると、そ
のスイツチは予め選択されたチヤンネルで受像機
のチヤンネル選択動作を止めるような帰還信号の
電路を与える。 また、各チヤンネルに対応してそのチヤンネル
が表示されているとき点灯する表示灯I2〜I14が設
けられている。 同調器80とプログラム選択スイツチ60と表
示灯列70とは並列に動作するが、それらは直列
でも、一部直列一部並列でも動作し、動作モード
の選択基準は信頼性と接続組立の容易さだけであ
ることが判る。 この装置が、視聴者のチヤンネル変更命令に応
答して動作する場合は、受像機は関係のないチヤ
ンネルを表示せずにそのチヤンネルを通過し、所
定のチヤンネルに達したとき停止する。これを行
う手段は発振器30とそれに付随する計数回路4
1とからなる順序手段を含み、チヤンネル変更命
令によつて順序1個づつ同調器端子とそれに結合
された対応するチヤンネルとを作動させる。所定
のチヤンネルに達したとき、すなわちプログラム
選択スイツチが閉じたチヤンネルの同調器端子に
パルスが印加されたとき、帰還信号が発生されて
順序手段が次のチヤンネルに進まないようにし、
所定のチヤンネルが表示される。 視聴者がチヤンネルに変更を必要とするとき操
作する制御手段であるチヤンネル変更スイツチ
S100は無雑音パルス整形回路10に接続されてい
る。この無雑音回路はスイツチ閉鎖時に生ずる接
点の衝撃の影響を除去し、所定期間スイツチS100
が閉鎖すると比較的滑めらかな1個の発拡開始パ
ルスを線路11を介して制御回路20に供給す
る。この制御回路20は発振開始パルスによつて
励起されると発振器30からのパルスが10進計数
器41に供給されるようにする。この発振器は一
旦動作すると帰還パルスが線路12に印加されて
それ以上計数器41へパルスが印加されないよう
にするまでこの計数器にパルスを供給する。 この10進計数器41は、順序計数回路40の一
部であつて、その機能は発振器からのパルスに応
答して同調器80のチヤンネルとプログラム選択
スイツチ60および表示灯列70に接続された対
応線路とを順次付勢し得る出力信号を供給するこ
とである。 従つて、この計数手段はシフトレジスタやリン
グ計数器あるいは順次パルス列を発生し得る他の
手段より成るレジスタで構成されるものである。
この様な計数手段は後述の如く記憶機能を持つて
いる。しかし、部品数を少なくし、所要電力を可
及的に小さくし、かつ現在入手可能の集積回路を
使用するために、第1図並びに詳細には第3図に
示されたような回路構成を用いる。計数器41は
2進化10進形式(BCD)で10個の数0〜9を与
えるように接続されている。計数器は文字A、
B、C、Dで示されたそれぞれ1、2、4、8の
重みを持つ4個の出力を有する。計数器は10番目
の計数が終つた後またはオア・ゲート47の出力
パルスによつて自動的にリセツトさる。計数器の
4個の出力はブロツク42で表わされた第1復号
器とブロツク43で表わされた第2復号器とに並
列に供給される。これらの復号器は公知の2進化
10進数の10進変換器(BCDの10進復号器)であ
る。各復号器は10個の出力を有し、出力は10個の
数をそれぞれ表示する。 各復号器は電源スイツチを介してVCC線路に接
続されていることに注意されたい。なお、電圧
VCCは受像機の給電用プラグを電源線路(たとえ
ば交流配電線)のコンセントに差込んだときに、
第1図乃至第3図中のVCCと表示した端子および
10進計数器に供給され上記プラグを引抜くまで維
持されるもので、受像機の電源スイツチのター
ン・オンおよびターン・オフには左右されない。
これに反し後記する電圧VDDは、受像機に上記
VCCが存在するときに電源スイツチをターン・オ
ンすることによつて受像機内で発生し、ターン・
オフにより消滅する電圧である。さて元に戻つ
て、第1復号器42は第1の電源スイツチ45を
介して+VCCに結合され、第2復号器43は第2
の電源スイツチ46を介してVCCに結合される。
第1の電源スイツチ45はフリツプ・フロツプ4
4の出力Qを受け、第2の電源スイツチ46はフ
リツプ・フロツプ44の相補出力を受ける。復
号器42はフリツプ・フロツプのセツト端子Sに
接続され、復号器43はフリツプ・フロツプのリ
セツト端子Rに接続されている。各電源スイツチ
45,46はそれぞれコンデンサC4,C5を介し
てオア・ゲート47に交流結合されている。これ
によつて、電源スイツチ45または46が付勢さ
れると常にリセツト・パルスが計数器41に供給
されてその計数を確実に零にリソセツトするよう
になつている。 この計数手段の動作は、まずセツト・リセツ
ト・フリツプ・フロツプ44がリセツトされて
(すなわちQが高レベルでが低レベルになつて)
第1電源スイツチ45が導通し、第2電源スイツ
チ46が遮断されていると仮定することによつて
良く理解される。このような条件のもとでは第1
復号器42には電源が印加されるが第2復号器4
3には電源は印加されない。 計数器41に印加されたパルスによつて線路
A、B、C、Dに信号が生じ、これが第1復号器
42によつて復号されてその出力線路に一連の間
歇パルス列を発生させる。(2から9までのチヤ
ンネルの制御信号としては8個の復号出力があれ
ばよいことに注意)換言すれば、(計数0000を生
ずる)リセツト・パルスとそのリセツト・パルス
に続く7個のパルスとによつて生ずる8個の数
(0000、0001、………0111)がそれぞれ2から9
までのチヤンネルの復号器出力に対応する。第1
復号器42が9番目の計数(1000)を計数器から
復号しているときは、リセツト・パルスの次から
数えて8番目のパルスであることに注意された
い。これによつてフリツプ・フロツプはセツトさ
れてQが低レベルに、が高レベルになる。これ
によつて第1復号器42から電源が遮断され、第
2復号器43に電源が印加される。同時にが高
レベルになることによつてリセツト・パルスがオ
ア・ゲートを通つて10進計数器に印加され、これ
をリセツトする。この計数器の出力は10個の出力
パルスを生成し得る第2復号器43によつて復号
される。(計数器がリセツトされ、第2復号器4
3が付勢されたとき、計数器の最初の位置は本来
チヤンネル10に対する復号出力に対応する。)
第2復号器43の10個の出力中で残りの5個の同
調器チヤンネルの付勢に必要なのは5個だけであ
るから、フリツプ・フロツプはこの第2復号器の
5番目の計数出力の後でリセツトされる。 2個の復号器へ電源を結合する電源スイツチ4
5,46を交互にスイツチングすることによつて
Nまでの計数ができる計数器から2N個の復号出
力を得ることができる。ここでNは1より大きい
整数である。例えば5ボルトの+VCCレベルで動
作する復号器出力は例えば30ボルトの+VDDレベ
ルまで信号レベルを移動させる電力駆動器48に
供給される。ここには13個の駆動段があり、各駆
動段の出力は同調器80の1チヤンネルを駆動
し、同時に表示灯列70中のこのチヤンネルに対応
する表示ランプとプログラム選択スイツチ60と
を駆動する。従つて、前記の第1復号器42、第
2復号器43、電力駆動器48、同調器80は、
当該受像を10進計数器41から供給される2進化
10進信号による計数値に対応するチヤンネルに電
子的に同調させるための手段として動作する。 次に視聴者がチヤンネル2または13だけを希
望した場合を例にとつてこの装置によつて行われ
る自動選択過程を説明する。この場合は、チヤン
ネル2と13(CH2、CH13)に対応するスイツ
チS2とS13とが閉じられ、残りのスイツチは開放
のままとされる。さらにスイツチS100を押す前に
電源が印加されていてチヤンネル2が表示されて
いたとする。すると、スイツチS100を押すことに
よつてチヤンネル選択動作を開始するための制御
信号が発生し、この制御信号が発振器を動作さ
せ、パルスを計数器に印加する。第1パルスの後
チヤンネル2(CH2)に相当する位置にある計数
器は1だけ進み、これによつて第1復号器42の
チヤンネル3(CH3)の出力にパルスが発生す
る。チヤンネル2に相当する線路CH2から電力が
遮断されるから表示灯12は消える。チヤンネル
3(CH3)が瞬時的に付勢されるが、そのプログ
ラム選択器スイツチS3が開放されているから制御
部分には信号が帰還されない。従つて発振器は連
続して動作し、次のパルスによつて計数器は1だ
け進む。すると、復号器42のチヤンネル3
(CH3)の出力パルスは消滅し、次の計数によつ
てチヤンネル4(CH4)の出力パルスが生ずる。 チヤンネル3(CH3)の出力パルスの持続期間
は短かいが、誘導性の回路網が表示灯と直列に接
続されていて応答が遅いので、チヤンネル3
(CH3)の表示灯は視聴者に丁度見える程度の強
さあるいは時間的な長さとなる。瞬時的に付勢さ
れた回路から音声信号あるいは映像信号が発生し
ても、後述する抑制回路により発振器が動作し
つゝ音声や映像の表現が阻止される。 発振器から連続的に計数器に供給されるパルス
は、チヤンネル9(CH9)に達するまで第1復号
器42で復号され、更にチヤンネル12(CH12
に達するまで第2復号器43によつて復号され
る。この次のパルスによつてチヤンネル13
(CH13)が付勢される。対応する選択器スイツチ
S13が閉じているので、線路12を介して帰還パ
ルスが制御回路20に印加される。このパルスが
発振器の動作を停止させ、計数器41へこれ以上
パルスが印加されるのを防止する。したがつて計
数器41はチヤンネル13の線路に供給された復
号出力に対応する計数で停止する。チヤンネル1
3に相当する同調回路が同調し、チヤンネル13
の表示灯I13が点灯し、かつS100が再度投入されな
いかぎり点灯したままでいる。 上述の説明から明らかなように、プログラム選
択スイツチ60は、10進計数器41の計数値が予
め選択されたチヤンネル群中の1つのチヤンネル
に対応する計数値に達して受像機がそのチヤンネ
ルに同調すると、上記10進計数器41が更に信号
を発生するのを停止させるためのセツト可能な手
段として動作する。 したがつてこの装置は可動部分なしで予め選択
されたチヤンネルを電子的にかつ自動的に選択す
ることができる。 この装置の動作の詳細は発振器と制御回路との
詳細を示す第2図と計数器とその附属回路との詳
細を示す第3図とを参照することによつて良く理
解される。 計数および順序サイクルはVHFボタンS100
るいはUHFボタンS200を閉じることによつて開
始される。上記スイツチを閉じると、トランジス
タQ5のベース・バイアスが低くなり、その結果
発振器が動作して計数器へパルスを供給する。プ
ログラム・スイツチを通して端子36に帰還信号
が印加され、かつそのとき(a)端子19に正信号が
生じているか、あるいは、(b)VCCから抵抗器R4
ダイオードD4と通して電流が流れていれば、計
数サイクルが停止する。(a)、(b)いずれの場合でも
(このとき端子36には信号が印加されている)、
トランジスタQ5のベース・バイアスが充分上昇
して、トランジスタを飽和させ、そのコレクタ電
位をほとんど零ボルト近くに低下させる。 エミツタ接地トランジスタQ5のベースは抵抗
器R7とR6との接合点に接続されている。R7の他
方の端子は接地され、R6の他方の端子は接合点
23に接続されている。接合点23は抵抗器R5
の一端とダイオードD3の陽極とに接続されてい
る。抵抗器R5の他端はダイオードD4とD5との陰
極に接続されている。ダイオードD4の陽極は抵
抗器R4を通して+VCCと無雑音回路120の出力
側とに接続されており、無雑音回路120の入力
はUHFボタンS200に接続されている。ダイオー
ドD5の陽極は抵抗器R34を介して端子19に接続
されている。 ダイオードD3の陰極は2個の電路の接合点2
1に接続されている。この第1の電路は端子36
と接合点21との間に接続された抵抗器R16と、
接合点21と接地点との間に接続され低抗器R15
およびコンデンサC8とを含み、第2の電路は陽
極が接合点21に接続され、陰極がエミツタ接地
トランジスタQ3のコレクタに接続されたダイオ
ードD6を含む。トランジスタQ3のベースは抵抗
器R3とR33との接合点に接続さている。抵抗器
R33の他端は接地され、抵抗器R3の他端は、トラ
ンジスタQ15のコレクタ+VCC電源に接続された
抵抗器R2との接合点に接続されている。エミツ
タ接地トランジスタQ15のベースはコンデンサC1
と低抗器R1との接合点に接続されR1の他端は+
VCC電源に接続さ、C1の他端は無雑音回路10の
出力に接続されている。無雑音回路10の入力は
VHFボタンS100の一方の接点に接続されている。
S100の他方の接点は誘導器L16とトランジスタQ16
のコレクタ・エミツ廷タ電路との直列回路を介し
て接地さている。トランジスタQ16のベースは2
個の10KΩ抵抗を通して同調器電位である+VDD
に接続されている。+VDDはそのセツトがオンに
なつているときにのみ受像機によつて発生され、
したがつて+VDDが生じない限りVHFボタンは接
地点電位にならず、したがつて受信機に充分な電
力が供給されるまでチヤンネルの変化は起こらな
い。 S100を閉じると接地信号が無雑音回路10に印
加される。普通、スイツチを閉じたとき接点の反
撥による多数回のスイツチの閉鎖が行われ、この
結果高雑音レベルの多数のパルスが入力線路に印
加される。従つて、公知のデジタル回路またはア
ナログ回路より成る無雑音回路を用いて、スイツ
チの閉鎖に応じて単一の明瞭な出力パルスあるい
は階段状波形を生成する。無雑音回路10の出力
は負方向のパルスであり、コンデンサC1の一端
に印加される。無雑音回路10によつて生ずるパ
ルスの負方向への立上りはトランジスタQ15のベ
ースに交流結合され、トランジスタQ15のベース
電圧を接地点に対して負にする。抵抗器R1がコ
ンデンサC1を再充電してトランジスタQ15のベー
ス電位がそのベース・エミツタ接合電圧(VBE)
に等しいかそれ以上になるまで、そのベースの負
電圧のためこのトランジスタは遮断される。従つ
てトランジスタQ15はスイツチS100を閉じてから
ある時間T1だけ遮断される。 トランジスタQ15が遮断されると抵抗器R2とR3
とを通つてエミツタ接地トランジスタQ3のベー
スに電流が流れ、Q3を飽和させる。Q3が飽和す
るとコンデンサC8は順方向にバイアスされたダ
イオードD6の低インピーダンス分路とQ3のコレ
クタ・エミツタ電路の飽和抵抗(RSAT)とを通つ
て放電される。さらに接合点23の電圧はトラン
ジスタQ3のコレクタ・エミツタ飽和電圧(VCESA
と直列ダイオードD3、D6の順方向電圧降下
(VF)値に等しくなるまで減少する。 トランジスタQ3が導通する前に、エミツタ接
地トランジスタQ5は抵抗器R4とダイオードD4
抵抗器R5と抵抗器R6とからなる電路によつて飽
和状態にバイアスされている。トランジスタQ3
が導通したとき、接合点23における電流は上述
のようにD3とD6とQ3のRSATとの直列回路によつ
て分路される。ダイオードのVFはほとんど0.8ボ
ルトでありかつRSATに生ずる電圧は0.2ボルトよ
り大きくならないから、接合点23の電圧は充分
低くなり、その結果トランジスタQ5のベース電
圧は抵抗器R6とR7との電流電圧分割作用によつ
てこのトランジスタの臨界電圧VBE以下にされ
る。したがつて最初トランジスタQ5は期間T1
け遮断され、R8を介して+VCC電源に帰路してい
るこのトランジスタのコレクタは+VCCボルトに
上昇する。時間T1の後Q3は再び遮断されるが、
D3とR15との組合せが接合点23を接地点に分路
するのでQ5は遮断領域に維持される。したがつ
て正電位が端子19に帰還されない限り(次のチ
ヤンネルが指定されない限り)、Q5は遮断状態に
ある。もし次のチヤンネルが指定されておれば、
Q5はR15の負荷効果によつて遮断状態にはならな
い。 VHFボタンS100が開かれていてQ3が遮断の状
態でUHFボタンS200を閉じた場合にも、Q5は、
上述のように遮断されて計数器にパルスが供給さ
れる。S200を閉じると上述の回路10と同様に無
雑音回路120を通つて接地信号が印加される。
無雑音回路120の出力はR4とD4との接合点を
接地し、通常トランジスタQ5を順方向にバイア
スしている電流を接地点に分路する。これにより
Q5は遮断されてマルチバイブレータ回路30の
発振を開始させる。トランジスタQ5はUHF駆動
器からの正方向帰還信号が端子19と36とに印
加されて、これを順方向にバイアスし、この回路
をUHFチヤンネルに固定するまで遮断状態を維
持する。S200の閉成により、UHFチヤンネルが
選択され、受像機はVHFボタンS100が投入され
るまでUHFチヤンネルに固定される。S100は主
要チヤンネル変更命令スイツチであつて、すべて
のチヤンネル変更に使用されるが、S200はUHF
チヤンネルのみを直接選択するのに使用され、
VHFチヤンネル位置をすべて通過する。 トランジスタQ5のコレクタは抵抗器R9によつ
てエミツタ接地トランジスタQ4のベースに結合
され、また2入力ナンド・ゲート25の端子にも
結合されている。Q5が遮断状態のときは、Q5
コレクタにある正電位によつてトランジスタQ4
が飽和され、またゲート25の第2入力に正電位
が印加される。トランジスタQ4は飽和すると無
安定マルニチバイブレータに対する低インピーダ
ンス接地帰路を与えてこれを発振させ、またダイ
オードD11の陰極をクランプしてトランジスタ
Q11のベース・バイアスをQ11の臨界レベル以下
に低下させる。Q11が遮断すると、+VCCボルトの
信号が抵抗器R12とダイオードD12と抵抗器R13
の直列回路を介して自動微同調装置(AFT)を
停止させる回路と、音声および映像を抑制する回
路とに供給され、それによつてチヤンネル変更期
間中の不必要な音声および映像を阻止する。 発振器30は2個のインバータに交流的交叉結
合からなる標準の無安定マルチバイブレータであ
る。トランジスタQ31とQ32とのコレクタは(Q
ととで示され互いに相補関係にある)それぞれ
RLを介して+VCCに結合されている。Q31のコレ
クタはC31を介してQ32のベースに結合され、Q32
のコレクタはC32を介してQ31のベースに結合され
ている。Q31のベースとQ32のベースとはそれぞ
れR31とR32とによつて+VCCに結合され、Q31
Q32とのエミツタはQ4のコレクタに共通に結合さ
れている。 Q4が飽和すると、Q31とQ32とのエミツタ電極
はQ4の飽和抵抗を通つて接地点電位近くにもど
され、無安定マルチバイブレータは2個の時定数
回路すなわちR31、C31とR32,C32との時定数によ
つて決まる周波数で発振する。 発振器の側(Q側でも同様)はナンド・ゲー
ト25の第1の入力に接続されている。ゲート2
5の出力は2個の入力がともに高レベルであると
きにのみ低レベルになる。したがつてQ5が導通
しそのコレクタが接地電位近くにある限り、端子
2は実効的に接地電位にあり、ゲートの出力を高
レベルに維持して発振器からのパルスの通抜けを
禁止する。しかしQ5が遮断され、+VCCが端子2
に印加されると、今度はナンド・ゲートはに生
ずる電圧レベルによつて制御される。が高レベ
ルになると出力電圧は低レベルになり、が低レ
ベルになるとその電圧は高レベルになる。このナ
ンド・ゲート25の出力はインバータ26を介し
て10進計数器の入力に結合されている。 トランジスタQ5が遮断されると、トランジス
タQ4は導通する。このQ5の遮断は、短いが或る
一定の時間だけ常にQ4の導通より前に生ずるこ
とに注意されたい。その結果、発振器30のQ側
と側とのどちらが最初に接地電位になるかとい
うことが重要なのではなく、たとえ短かいとはい
え上記の一定時間中にナンド・ゲート25の両入
力に正すなわち高レベルの電圧が生じることが重
要である。これによつてナンド・ゲート25の出
力の電圧が通常の高レベルから低レベルに変化す
る。このレベル変化がインバータ26′によつて
反転され、その出力に低レベルから高レベルにな
る電圧変化を発生させる。したがつて負から正へ
変化する階段状の電圧が計数器へ供給される。計
数器は高レベルから低レベルへ変化する入力に対
して1だけ進む形式であるから、計数器はS100
るいはS200のいずれかを閉じてQ32の端子に最
初に生じた低レベルに応答して少なくとも次の計
数に進められる。 発振器30は連続して計数器にパルスを送り、
計数器はQ5が遮断状態にあるかぎり上記パルス
を連続して計数する。しかし結局は指定されたチ
ヤンネルが計数器によつて生じたパルスによつて
付勢され、正電位が線路36に帰還される。線路
36に印加されたバイアスは抵抗分割器R16
R15とを通つて接合点21に印加される。Q3は発
振器からのパルスの持続時間よりも短い時間T1
の後に遮断されることに注意されたい。従つて、
接合点21の電圧が上昇し、ダイオードD3を逆
バイアスする(すなわちダイオードの陰極が陽極
よりも正電位になる)。これによつて+VCCに結
合されたR4とD4あるいは端子19に結合された
R34とD5で構成されるオア回路に電流が流れる。
このオア回路はS100あるいはS200のいずれで禁止
されるかに関係なく、更に処理が進むのを禁止す
る高信頼度の手段である。 簡単に上記した順序計数回路の動作の詳細は第
3図を参照することによつて一層良く理解され
る。S100またはS100を閉じると、高レベルから低
レベルに変化するパルスは10進計数器41に印加
されて計数器の出力を変化させる。10進計数器は
A、B、C、Dで示された4個の出力を有する。
これらの出力はそれぞれ1、2、4、8の重みを
有する所謂2進化10進(BCD)形式の出力であ
る。(すなわち第1パルスは0000で表わされ、第
2パルスは0001で表わされる。)したがつてその
出力は、10進計数器に印加される入力が高レベル
から低レベルへ変化する毎に1だけ進む。 計数器の4個の出力はA、B、C、Dで示され
た復号器42,43の対応する4個の入力に接続
されている。復号器42,43の構成は同一であ
る。各復号器は10個の出力を有し、各出力は
NPNエミツタ接地トランジスタの不拘束コレク
タである。すなわち+VCCとコレクタとの間に引
上げ抵抗がない。復号器の出力がないときは復号
器の出力は高インピーダンスを呈し、復号器の出
力があるときはその復号器の出力は低インピーダ
ンスで接地される。 各復号器はBCD情報の所定の組合せによつて
1個のスイツチを閉じる。両復号器を交互に駆動
し、各復号器を計数器に接続すると、20個の出力
のそれぞれに対して1個づつ合計20個のパルスが
間隔をおいて順次発生する。しかし操作すべきチ
ヤンネルは13個しかないので、第1復号器42は
そのうち任意に8個の復号出力をそれぞれ2から
9までの各チヤンネルに供給するように選択さ
れ、第2復号器43は任意に5個の復号出力を10
から13までのチヤンネルとUHFチヤンネルとに
供給するように選択されている。 同調器を駆動するのに使用される13個の出力の
他に第1復号器42の9番目の出力がフリツプ・
フロツプ44のセツト端子に結合され、第2復号
器43の6番目の出力がフリツプ・フロツプ44
のリセツト端子に結合されている。第1復号器4
2の9番目の出力と第2復号器43の6番目の出
力とは、それぞれ抵抗器R51とR55とを介して対
応する出力が生ずるまでセツト端子およびリセツ
ト端子に高レベルの信号+VCC(図では+5V)を
供給する。 復号器42,43はそれぞれトランジスタQ9
Q8のコレクタ・エミツタ電路を介してVCC電源に
結合される電源入力端子を有する。Q8とQ9のエ
ミツタは+VCCに接続されているが、トランジス
タQ8のベースはトランジスタQ6のコレクタに接
続され、トランジスタQ9のベースはトランジス
タQ7のコレクタに接続されている。トランジス
タQ6とQ8との組合せとトランジスタQ7とQ9との
組合せとは2個の相補電力スイツチを形成し、第
1図にそれぞれブロツク46と45とで示されて
いる。トランジスタQ6のベースはフリツプ・フ
ロツプ44の側に接続され、トランジスタQ7
のベースはフリツプ・フロツプのQ側に接続され
る。 フリツプ・フロツプ44は交互結合されてセツ
ト・リセツト2安定マルチバイブレータを形成す
る2個の2入力ナンド・ゲート26と27とから
なり、そのセツト端子(ナンド・ゲート26の端
子4)は、抵抗器R51を介して+VCC(図では+
5V)に接続されている第1復号器42の9番目
の出力に結合され、そのリセツト端子(ナンド・
ゲート27の端子10)は、抵抗器R55を介して
+VCC(図では+5V)に結合されている第2復号
器43の6番目の出力に結合されている。ナン
ド・ゲート26の端子5はナンド・ゲート27の
端子8(Q)に接続され、ナンド・ゲート26の
端子6()はナンド・ゲート27の端子9に接
続されている。 Qが高レベル(したがつては低レベル)であ
るとすると、正電圧がトランジスタQ7のベース
に印加されてそれを導通させ、トランジスタQ9
を飽和させる。これによつて第1復号器42の端
子5に+VCCが印加されるが第2復号器43は+
VCCに接続されない。8個の出力は任意に第1復
号器42から取り出され、9番目の計数を用いて
フリツプ・フロツプ44のセツト端子(ナンド・
ゲート26の端子4)に接地電位信号を印加す
る。セツト端子を接地することによつてナンド・
ゲート26の端子6()とナンド・ゲート27
の端子9とが高レベルになる。抵抗器R55を介し
て+VCC(図では+5V)に接続されたナンド・ゲ
ート27の端子10もまた高レベルにあるから、
Qの電圧は接地電位になり、フリツプ・フロツプ
をこの安定状態に固定する(すなわちQ≒0、
≒+VCC)。 +VCCに等しくなると、トランジスタQ6は導
通し、次にトランジスタQ8を飽和させる。Q8
第2復号器43の端子5をVCCに固定するが、遮
断されたトランジスタQ9は第1復号器42の端
子5と+VCCとの間の接続を開放する。したがつ
て、電源の接続は第1復号器42から第2復号器
43へ確実に切換えられて、第1復号器42は給
電を受けられずその出力は浮動状態となり、一方
第2復号器43は10進計数器の出力を復号するよ
うにセツトされる。第2復号器43は計数器から
の5個の計数を復号するように選択され、6番目
の計数で接地電位信号がフリツプ・フロツプ44
のリセツト端子に印加され、それによつてQが高
レベルになりが低レベルになる。これによつて
第1復号器42に電源が接続され、第2復号器4
3から電源が切断される。 第1復号器42の端子5と接地点との間に接続
さたコンデンサC14と、第2復号器43の端子5
と接地点との間に接続されたコンデンサC15とが、
電源のスイツチングの過渡位相期間中の電源を維
持するのに使用されることに意れさたい。 計数器と第1復号器との動作解析をし、発振器
からのパルスに応答してどのようにして順次出力
信号が生ずるかについて述べたが、10進計数器が
いかにしてリセツトされるかの説明が残されてい
る。10進計数器は電源スイツチ45,46の1個
が励起されるごとに(すなわちトランジスタQ8
あるいはQ9が導通するごとに)リセツトされ、
また論理レベル電位(+VCC)が印加される(ダ
イオードD10を介してオア回路47の入力端子に
パルスが印加される)ごとにリセツトされる。こ
れは、フリツプ・フロツプ44へ供給されるリセ
ツト・パルスに加えて、テレビジヨン受像機のプ
ラグを初めて電源線路に挿入したとき10進計数器
が常に第1位置(チヤンネル2)に戻ることを保
証する。 計数器41の端子3は、正信号が印加されて計
数器をリセツトする端子である。このリセツト端
子3は、ベースが3入力オア回路として説明され
る回路に結合されエミツタ・ホロワ・トランジス
タQ10に接続されている。 この回路の1つの入力は陽極がコンデンサC17
と抵抗器R60との接合点に接続されたダイオード
D10から供給される。C17とR60とは微分回路網を
形成し、VCCが微分回路に印加されたときに正の
パルスをトランジスタQ10のベース上に発生させ
る。これによつてこの装置は受像機で最初にVCC
が生じたときはいつでも確実にチヤンネル2に切
換わる。 他の2つの入力は微分回路網C4、R48および
C5、R43によつて発生された正パルスをトランジ
スタQ10のベースに結合するダイオードD7とD8
から供給される。コンデンサC4はトランジスタ
Q9のコレクタとダイオードD8の陽極との間に接
続され、コンデンサC5はトランジスタQ8のコレ
クタとダイオードD7の陽極との間に接続されて
いる。これらの回路網は復号器に電源が印加され
るごとに計数器をリセツトする。すなわちトラン
ジスタQ10はそのベースに正の電圧衝撃を印加さ
れて10進計数器41をリセツトするに足る大きさ
の同相信号を発生する。 この復号器の出力は第4図に示された駆動器の
入力に結合されている。各復号器の出力(第3
図)は接地端子20を有する接続器P34で成端さ
れている。接続器P34は駆動器の入力が接続され
ている接続器P35(第4図)と整合するから、各駆
動器の入力は各復号器の出力とそれぞれ接続され
る。これらの駆動器は、実際はチヤンネル2
(CH2)からチヤンネル13(CH13)までの12個
のチヤンネルに対する同一の12個の回路とこれと
同じであるがUHFチヤンネルと連動するように
改変された13個目の回路とを含む基板上に固定さ
れている。この駆動器は、同調器が例えば+30ボ
ルトの+VDD電圧で動作し、論理回路網が例えば
5ボルトの+VCC電圧で動作するため、電力増幅
器およびインバータとして働くと同時に、順序信
号のレベル・シフトを行う働きをする。上記12個
の同一の回路はそれぞれベースとエミツタとコレ
クタとを有するPNPトランジスタを含んでいる。
駆動トランジスタのエミツタは共に低抵抗R41
介して+VDD電源端子に接続されている。各トラ
ンジスタのベースは電流制限抵抗器を介して対応
する復号器出力に戻され、各コレクタは接地点へ
の帰路抵抗器の一方の端子と誘導器の一方の端子
とに接続されている。チヤンネル2(CH2)から
チヤンネル13(CH13)までの各誘導器の他端
は、駆動器の出力をVHF同調器の被同調回路に
結合する抵抗器と第5図に示すような2個のダイ
オードの陽極とに並列に接続され、この2個のダ
イオードの一方は表示灯回路に、他方はそれぞれ
のプログラム・スイツチに接続されている。各コ
レクタと直列に挿入された誘導器は映像管から出
る高電流の衝撃波を阻止してPNPトランジスタ
の損傷を防ぐ働きをする。 付勢された復号器の出力段は対応する駆動器の
ベース電流の電路を与え、それによつて駆動トラ
ンジスタを飽和させ、そのコレクタに+VDDの振
幅の信号を与える。このようにして、復号器の出
力の1つの接地電位信号に対応して30ボルトのパ
ルスが負荷部に接続する対応するチヤンネル線路
に印加される。 UHFチヤンネルの駆動器は他の駆動器よりも
多くの素子を含み、制御機構にどのような誤りが
あつても、例えば発振器あるいは計数回路がそれ
ぞれを含むVHF制御板を除去することを必要と
しても、そのUHFチヤンネルを動作させ得るよ
うになつている。他の駆動器と同様にUHF駆動
器もコレクタとベースとエミツタとを有する
PNPトランジスタ(Q53)と含む。Q53のエミツ
タは他の駆動器のトランジスタのエミツタと共通
の帰路に結合され、ベースは他の駆動器と同様に
抵抗器を介して対応する復号器のUHF出力に結
合され、コレクタは、他の駆動器と同様に電流線
輪を介して第4図に示すように接続器P37のUHF
端子18によつて第5図の接続器P36に端子18
に結合されている。またUHF駆動器はダイオー
ドD63とJ37の端子Bを通つて第1図にブロツク6
0で示されたUHFプログラム選択器スイツチS14
に、抵抗器R66と接続器P36の端子35とを通つて
B+電圧を印加するUHF同調器に、L62とR64
を介してUHF表示灯にそれぞれ結合されている。
他の駆動器と異なり、トランジスタQ53のコレク
タは2個の直列抵抗器R61とR62とを介して同調
器の接地点に接続されている。2個の抵抗器の接
合点は端子19に接続されていて、それが制御回
路の端子19に正信号を帰還する。 VHF制御板を除去せねばならないときにUHF
駆動器を作動させる付加回路はベース・エミツ
タ・コレクタを有するNPNトランジスタQ54を含
む。Q54のコレクタは抵抗器R46を通つてQ53のベ
ースへ戻つているが、エミツタは接地されてい
る。また、トランジスタQ54のベースは抵抗器
R53とR42とを通つて+VDDに減結合されている。
Q54のベースは通常、接続器P34の接地端子20に
接続された接続器P35の相互接続端子20によつ
て接地されている。接続器P34を除去するとトラ
ンジスタQ54のベースは抵抗器R53とR54とによつ
て正方向に駆動され、それによつてトランジスタ
Q54は導通する。Q54はQ53からベース電流を引出
してQ53を飽和させる。Q53が飽和するとUHFチ
ヤンネルが付勢され、接続器P34が再び接続器P35
に挿入されてQ54のベースが接地電位になりQ54
が遮断されるまでUHFチヤンネルが表示される。 第5図は表示灯とプログラム選択器スイツチと
への信号分配法を示す。接続器P36は接続器P37
整合する。最初の12個のダイオード回路網は皆同
一であつて各回路網は2個のダイオードを含み、
その陽極は共に接続器を通つて各駆動器のトラン
ジスタのコレクタに接続された誘導器に接続され
ている。 各回路の2個のダイオードの一方は表示灯を駆
動するのに使用され、他方はプログラム選択器ス
イツチを駆動するのに使用される。これらのダイ
オードは2つの回路を分離する働きをしている。
第1図に示したようにすべてのVHF表示灯の一
方の端子(ダイオードと反対側)は共に誘導器
L71と抵抗器R75とを介して第5図のJ36のAで示
された回路に対応する接地点に接続されている。
この誘導器は表示灯の温度が低く低抵抗の初期に
大電流が流れるのを防止して表示灯の断線を防ぐ
と同時に、表示灯に流れる電流の上昇率を低下さ
せそれによつてチヤンネルが変更される期間中の
表示灯のゆらぎを防止する働きをする。VHFチ
ヤンネル表示灯とUHFチヤンネル表示灯との物
理的な分離のため分離線輪L62と電流制限抵抗器
R64とがUHFチヤンネル表示灯につけられてい
る。 この同調器の制御系の他の特徴は、これまでに
説明した構成およびこれらの説明で明らかなよう
に、視聴者がテレビジヨン受像機の電源スイツチ
を切つたとき(ターン・オフ時)それ迄受像機が
どのチヤンネルに同調されていても、或時間後再
び電源スイツチを入れたとき(再ターン・オン
時)受像機が上記ターン・オフ前におけると同じ
チヤンネルに同調することである。この記憶機能
は、視聴者が電源スイツチを切つても、受像機の
給電用プラグが電源線路に接続されている限り、
10進計数器とそれに結合された論理回路にVCC
印加され続けて、所要の論理レベルを発生維持す
ることによつて達成される。すなわち、この電圧
VCCは10進計数器中に2進信号を記憶維持するた
めの2進信号維持電位である。 しかし論理回路に対して連続して給電しつづけ
ておくことには若干の問題があらる。その一つ
は、L16に接続されているVHFボタンS100が直接
接地されていたとすると、ボタンS100が押される
と電願スイツチが切られているにもかかわらず、
10進計数器の計数が進むことであり、これは前の
説明から容易に判ることである。この問題点は、
ボタンS100の接地点への帰路と直列にトランジス
タQ16のコレクタ・エミツタ電路(第2図の左
下)を挿入し、Q16のベースを+VDDに接続する
ことによつて解決できる。電圧+VDDは受像機の
電源スイツチを入れたとき(ターン・オン時)だ
けその受像機内で発生するものであり、一方トラ
ンジスタQ16は+VDDが印加されない限り非導通
であるから、受像機の電源スイツチが入つていな
い(ターン・オフ)状態で幾らボタンS100を押し
ても制御回路へはパルスが印加されず、すなわち
上述の如き問題は生じない。 これと同じ問題はUHFボタンS200においても
生ずる。従つて、ボタンS200と接地点の間にも上
記L16、Q16と付属10K抵抗回路とより成るような
ボタン除勢回路(図の破線枠で略示)を挿入し
て、不要な計数器動作を防止する。 受像機の電源スイツチが切られ(ターン・オ
フ)、+VDD(+30ボルト)が駆動トランジスタと
同調器とから除去されたときまた別の問題が生ず
る。すなわち、その様なとき+VCC(+5ボルト)
は計数器に印加されたまま残り、従つて計数器の
記憶状態は保存されるが、ここで生ずる上記別の
問題とは、予め選択されたチヤンネル・プログラ
ム・スイツチから端子36へ供給される帰還電圧
と端子36から抵抗器R15、R16とコンデンサC8
とから成る回路への帰還電圧とが、無くなること
である。この電圧が無くなると、接続点23の電
圧が前述のようにD3とD15との分路によつて減少
し、トランジスタQ5を遮断状態とする。それに
伴つて発振器30が不要に発振する。 この様な不都合が起こらないように、受像機の
電源スイツチが切られたときに発振器の動作を停
止させるため、エミツタがダイオードD17を介し
て+VCCに接続され、コレクタがトランジスタQ5
のベースに接続され、ベースが+VDDと接地点と
の間に挿入された抵抗器R172とR171との接合点に
接続されたPNPトランジスタQ17を含む回路が設
けられている。この回路に+VDDが印加されない
限り、Q17はそのベース電流の導通路を与える抵
抗器R171によつて順方向にバイアスされる。従つ
てコレクタ電流はQ17のコレクタ・エミツタ電路
を流れ、Q5のベースに流入してQ5を飽和させる。
+VDDがこの回路に印加されると、R171とR172
は分圧器として作用してVCCよりわずかに高い電
位を発生させ、これがQ17のベースに印加されて
これをエミツタに関して逆バイアスし、それによ
つてQ17を遮断する。この様に、受像機の電源ス
イツチが切られたときは、Q5のベースは+VCC
結合され、Q5のコレクタはほとんど零電位にし、
それによつて発振器と計数器にパルスを供給する
ナンド・ゲートとの動作を停止させる。 説明の便宜上無雑音回路は濾波回路に結合され
た単安定マルチバイブレータ、シユミツト・トリ
ガ回路あるいは双安定マルチバイブレータから構
成されるものとした。これらの回路は濾波器によ
つて与えられる遅れの後に所定の持続時間を有す
るパルスを生成するのに使用されるが、また増幅
器に結合されたRC積分器のようなアナログ回路
もこの目的に使用し得ることも明白である。 使用した電子的VHF同調器はタツプ付き線輪
とスイツチング・ダイオードで作動されるデジタ
ル型すなわちダイオード・スイツチ型である。す
なわち各VHFチヤンネルの周波数に対して直列
のタツプを有し、各タツプにダイオードの付いた
線論を有する。所定のダイオードを作動させる
と、そのタツプ点以下のすべてに線論インダクタ
ンスが短絡される。共通の基準点よりも線輪の方
のスイツチング・ダイオードを動作させるほど高
い周波数のチヤンネルが受信され、反対に線輪の
下の方のスイツチング・ダイオードを動作させる
ほど低い周波数のチヤンネルが受信される。
【特許請求の範囲】
1 異なるチヤンネルの選択を表わす2進信号群
を生成する、計数手段を含む同調制御手段と、 テレビジヨン受像機を種々の異なるチヤンネル
に同調させるために上記2進信号群に応答する手
段と、 上記テレビジヨン受像機に対する少なくとも1
つの電源電圧を生成する電源手段と、 上記電源手段に結合されていて、テレビジヨン
受像機に対する上記1つの電源電圧の印加を中断
することによつてこのテレビジヨン受像機を選択
的にターン・オフしまたターン・オンするための
電源制御手段と、を具備し、 上記の計数手段は、上記1つの電源電圧の印加
が中断されている期間中、このテレビジヨン受像
機がターン・オフされる前に上記同調制御手段に
よつて供給された最後の2進信号を記憶してお
り、また上記同調制御手段は、上記テレビジヨン
受像機がターン・オフされている間上記計数手段
中の上記最後の2進信号を維持するための、上記
電源制御手段によつて中断されることのない、2
進信号維持電位源を含むものである、テレビジヨ
ン受像機の同調装置。
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