JPS6352894A - インスリノ−マで特異的に発現している遺伝子のdna塩基配列、ならびにそのコ−ドたん白質 - Google Patents

インスリノ−マで特異的に発現している遺伝子のdna塩基配列、ならびにそのコ−ドたん白質

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JPS6352894A
JPS6352894A JP61195168A JP19516886A JPS6352894A JP S6352894 A JPS6352894 A JP S6352894A JP 61195168 A JP61195168 A JP 61195168A JP 19516886 A JP19516886 A JP 19516886A JP S6352894 A JPS6352894 A JP S6352894A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新しい遺伝子に関するものである。
さらに詳しくは本発明はラット、ハムスター及びヒトの
各インスリノーマで特異的に発現している新しい遺伝子
、並びにそのコーPたん白質に関するものである。
従来ヒトおよびヒト以外の動物のインスリノーマで特異
的に発現している遺伝子のDNA塩基配列は全く見出さ
れておらず、したがって、その遺伝子産物(コーrたん
白質)についても、全く知見がない。インスリン発生細
胞の産生、腫瘍(インスリノーマ)化、再生、増殖につ
いての機構も解明されておらず、したがって、インスリ
ン発生細胞の腫瘍化を知る診断法もまだ開発されていな
いのが現状である。
本発明者は、インスリン生合成の調節機構の解明、及び
簡便なインスリノーマの診断法を開発すべく種々研究し
た結果、ストレプトゾトシンーニコチン酸アミド、ある
いはアロキサン−ニコチン酸アミドで誘発したラットイ
ンスリノーマで特異的に発現している新遺伝子の全塩基
配列(487塩基)を相補的DNA (CDNA )ラ
イブラリーよシ決定し、それをrig (rat in
sulinomagene )と命名した。またその新
遺伝子のコードたん白質の全アミノ酸配列(145個の
アミノ酸)を推定することに成功した。
本発明は、かかる知見に基づくものである。
これを詳細に説明すると、rigは、後掲第1図にみら
れるように正常な膵臓のう/ゲルハンス島や再生増殖ラ
ンゲルハンス島B細胞では殆んど発現していないことか
ら、B細胞のインスリノーマ増殖に密接に関与している
可能性が考えられた。更に研究を重ねた結果、BKウィ
ルスで誘発したハムスターインスリノーマ、及び手術摘
出したヒトインスリノーマにおいて、rlgの塩基配列
に酷似した新遺伝子が見出された。すなわち、ハムスタ
ーインスリノーマ、及びヒトインスリノーマのcDNA
ライブラリーから分離しだ各新遺伝子は、ラットインス
リノーマかう分離したrigと塩基配列で90%以上一
致し、コードされているアミノ酸の配列では100チ一
致していた。このアミノ酸配列を有するたん白質は、分
子量17,040でシグナルペプチドを含まず塩基性ア
ミノ酸に富み、ニュクリアロケイションシグナルベプチ
ドと類似の構造を有していた。
本発明の研究の背景について述べると下記のごとくであ
る。すなわち、実験的に糖尿病を発症させる物質として
アロキサンとストレプトシトシンが知られており、最近
になシこれらの物質は、極めて短時間にランゲルハンス
島DNAを損傷し、断片化することが見い出されている
アロキサンによるDNAの切断は活性酸素、ハイrロキ
シラジカル(OH@)によるものと考えられておシ、ス
トレプトシトシンのDNA切断作用はDNAのアルキル
化に起因するものと考えられている。真核細胞では、D
NAが損傷されるとこれを修復するために、核クロマチ
ンに存在するポリアデノシン2リン酸(、t!すADP
 )リボース合成酵素が活性化されることが考えられる
。ランゲルハンス島細胞核の41J ADP IJボー
ス合成酵゛素は、DNA切断の時間経過とほぼ同様の経
過で著しく活性化され、この酵素の基質であるニコチン
酸アミ「アデエンジュュクレオチド(NAD )がラン
ゲルハンス島内でほとんど消費され、プロインスリン合
成も著しく低下する。一方、ランゲルハンス島B細胞の
腫瘍化の機構としては、上述の一連の機構において、ニ
コチン酸アミドなどのポリADP IJボース合成酵素
阻害物質で、この酵素活性を制御すると、NAD量の低
下、プロインスリン合成の低下は阻止され、DNA切断
の修復は遅延する。このようなりNA切断修復の遅延は
、遺伝子の構造変化の可能性を高め、ガン遺伝子、増殖
因子の遺伝子の構造変化が起ってB細胞が腫瘍化するも
のと考えられる。
インスリン依存性糖尿病発生の場合には、B細胞のDN
Aが損傷を受けると、元来B細胞は分裂、増殖をしにく
い分化した細胞であることから、DNA損傷それ自体が
直ちにB細胞の生存に致命的な結果をもたらすというよ
りは、損傷されたDNAを修復しようとする自滅応答に
よpB細胞が壊死し、プロインスリン合成が低下するも
のと考えられる。一方、’t’ リADP +)ボース
合成酵素阻害物質は、この自滅応答を阻止しB細胞のN
AD量は保たれ、B細胞は壊死から免れるが、DNA修
復異常からB細胞が腫瘍化する可能性が考えられる。す
なわち、細胞機能を犠牲にしてまでも遺伝情報であるD
NAを正常に修復しようとする応答がインスリン依存性
糖尿病の発症の方向であシ、遺伝子(DNA )の若干
の修復異常は残したまま細胞機能をそのまま維持してB
細胞が生き続けようとすることがインスリノーマ発生の
方向ではないがと推定される。
本発明により、第3図に記載されたアミノ酸配列を有す
る新たん白質が提供される。
また、本発明により、上記の新たん白質のアミノ酸配列
をコードしているDNA塩基配列を有するDbIkが提
供される。
上記のDNA塩基配列としては、第3図に示されるヒト
インスリノーマ、ラットインスリノーマおよびハムスタ
ーインスリノーマでそれぞれ特異的に発現している遺伝
子のDNA塩基配列があげられる。
さらに、本発明により、上記DNAから転写されるmR
NAが提供される。
これらの新たん白質および上記のDNA塩基配列を有す
るDNAならびに上記のmRNAは、インスリノーマな
いし膵臓癌の診断など膵臓疾患の医薬上の目的に極めて
有用に用いることができる。
以下、実施例により本発明の具体化を詳細に説明するが
1本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 (a)  mRNAの調製 任意に飼育した体重150〜2002の雄ウィスターラ
ットを用いストレプトシトシン−ニコチン酸アミド併用
投与あるいはアロキサン−ニコチン酸アミド併用投与に
より、インスリノーマを誘発し、ランゲルハンス島をM
ol、 Ce1l Bio−Chem、 37.43−
61 (1981)に記載のコラゲナーゼ消化法により
得た。再生ランゲルハンス島はDiabetes 33
.401−404 (1984)に記載のYonemu
ra  らの方法によシ調製した。これらのランデ)L
/ ハ7ス島から、Biochemistry、 18
゜5294−5299 (1979)に記載のChir
gwin  らの方法に従ってそれぞれRNAを抽出し
た。これらのRNAからProc、 Natl、Aca
d、 Sci、USA、69゜1408−1412 (
1972)に記載のAvivらの方法に従って、オリゴ
(dT)−セルロースカラムクロマトグラフィーにより
ポリ(A)”RNAを分離した。
(b)  (!DNAの調製 前記(a)で得られたストレプトシトシン−ニコチン酸
アミドで誘発したインスリノーマからのポリ(A)+R
NA (2μ? )を鋳型としてMol、 Ce1l。
B111.2.161−170 (1982)に記載の
○kayama−Berg法によりcDNAを調製した
。次にそのcDNAをJ、 Eiol、 Chem、 
261.6156−6159 (1986)に記載のy
amamoto  らの方法に従いKscherich
iaColi K12 (7:) DH1株に形質転換
し、170.000個の形質転換細胞、cDNAライブ
ラリーを調製した。
なお、ハムスターインスリノーマはBKウィルスで誘発
し、ヒトインスリノーマは手術摘出したものを用い同様
にCDNAライブラリーを調製した。
fc)  ノーザンブロットハイブリダイゼーション前
記(b)で得られたcDNAライブラリーからデイファ
レンシアルスクリーニングのため約5,000クローン
をBiochem、 Biophys、 Res、 C
Ommun、132゜885−891 (1985)に
記載のOhsawa  らの方法に従い5μ2の前記(
a)で得られたRNAを1.1Mホルムアルデヒドを含
む1.5 % (w/v )アガロースゲル上で電気泳
動した後、ニトロセルロースフィルターに転写した。次
に、このフィルターを80’Cで2時間熱処理し、後記
の実施例3で得られた32P−Pst I−Nae l
DNA 7ラグメントとハイブリダイズさせオートラジ
オグラフィを行った(第1図参照)。
(a)  DNA塩基配列決定 Methods Enzymoミ101 、20−78
 (1983)に記載のMessingのジデオキシ・
チェーン・ターミネイション法により決定した。すなわ
ち、ラットインスリノーマにおいて増加しているmRN
Aに対応するクローン化したcDNAを制限酵素により
切断したものと制限酵素で切断したM 13ファー:)
DNAとをT、 DNAリガーゼで処理することにより
、c DNAのベクターへの結合を行い、組換え体ファ
ージ2本鎖DNAを調製した。次に塩化カルシウム処理
した宿主菌にリガーゼ処理したベクターDNAを加える
ことによりトランスフェクショ7 (DNA感染)を行
い、X−gal  (5−プロモー4〜クロロ−3−イ
ンドリル−β−D−がラクトシト)溶液を含む寒天プレ
ート上で培養し、感染菌を選び出す。このようにして得
られた感染菌のファージを増殖させ、ポリエチレングリ
コール処理することによ9組換え体ファージ1本鎖DN
Aを調製した。この組換え体ファージ1本鎖DNAを鋳
型として、クローニング部位に隣接したファージDNA
の領域と相補的なヲライマーをアニーリングさせるため
に55°Cで5分間加熱した後、37°Cに加分間放置
する。次にアニーリング処理した反応液に〔α−32P
)dcTP、 DNAポリメラーゼ(Klenow 酵
素溶液を加え混和後、4本のチューブに分注し、それぞ
れに4種のデオキシヌクレオチドと1種の2′、3′−
ジデオキシヌクレオチドを混合した後、相補鎖伸長反応
を行う。2′、3′−ジデオキシヌクレオチドが取シ込
まれた位置でDNA鎖の伸長が停止する。次に、との相
補鎖伸長反応を停止後1.t? IJアクリルアミドゲ
ル(6チまたは8チ)に重層し、電気泳動にかけ、つい
でオートラジオグラフィーを行い塩基配列を解読するこ
とにより、ラットインスリノーマにおいて増加している
mRNAに対応するクローン化したc DNAの塩基配
列を決定した。
グメントを前記実施例1(a)で得られたRNAとハイ
ブリダイズした( 0.7 Kベース)。そのRNAは
、第1図に示されているように明らかに正常う/ゲルハ
ンス島(レーン1)においてよリモストプトゾトシンー
ニコチン酸アミV誘発インスリノーマ(レーン2〜4)
において非常に高いレベルで存在していた。同様にアロ
キサン−ニコチン酸アミド誘発インスリノーマ(レーン
5〜7)においても0.7にベースのRNA量は増加し
ていた。一方、再生ランゲルハンス島(レーン8)、未
処理ラットの肝臓(レーン9)、腎臓(レーン10)、
脳(レーン11)、ストレプトシトシン−ニコチン酸ア
ミド併用投与した腫瘍形成ラットの肝臓(レーン12)
、アロキサン−ニコチン酸アミド併用投与した腫瘍形成
ラットの肝臓(レーン13)、においては、0.7にベ
ースのRNA量は低かった。また、データは示していな
いがBKウィルスで誘発したハムスターインスリノーマ
や手術摘出したヒトインスリノーマにおいて0.7にベ
ースのRNA量は増加していたが、胃硬性癌、胸部侵入
骨癌、甲状腺乳頭腺癌のような他のヒト腫瘍においては
帆7にベースRNA量は低かった。
実施例3 実施例1(b)で得られfc170,000クローンの
形質転換細胞cDNAライブラリーから約5,000ク
ローンヲテイフアレンシヤルスクリーニングのためにニ
トロセルロースフィルター上に転写した。
その−組のフィルターはプライマーとしてオリゴ(cl
T)と”p−ac’rpを用いてインスリノーマのポリ
(A)”RNAから逆転写して調製した32P−cDN
Aとハイブリダイズした。他の一組のフィルターは正常
ランゲルハンス島からのポIJ (A)” RNAから
上記インスリノーマの場合と同様に調製した32P−C
DNAとハイブリダイズした。5 、000クローンの
ディファレンシャルスクリーニングで1個のクローンの
割合でインスリノーマからの32P−c DNAと特異
的にハイブリダイズした。プラスミドDNAを上記特異
クローンから分離し、Pst(とNae ■で切り出し
た。第2図に示したように421塩基対(ヒトの場合は
430塩基対)を持つPst l −Nae lDNA
  フラグメントをニックトランスレーショア法によp
 ”2P−dcTPで標識し、2ツトインスリノーマの
特異的相応mRNAの水準測定°のプローブとした。
実施例4 ラットインスリノーマにおいて増加しているmRNAに
対応するクローン化したcDNAの塩基配列を決定した
。第3図に示すように、そのcDNAは487個(ヒト
及び)・ムスターの場合は各々498個、485個)の
ヌクレオチドとポリ(A)よシ成シ、1つの大きな読み
取シ枠を持ち、ヌクレオチド1−3番目のATGが開始
コドンで、ヌクレオチド436−438番目のTAGが
停止コドンであるという仮定のもとに145個のアミノ
酸(分子量17,040)から成るたん白質をコードし
ていた。
メチオニンコドン周辺の塩基配列CCAAGATGGは
、多くの真核細胞のmRNAに特徴的な開始配列によく
一致していた。塩基配列から推定されたたん白質はアミ
ノ酸残基61−68番目に推定上のnuc−1ear 
1ocationシグナルを持つ非常に塩基性のたん白
質(アルギニンとリジン31残基に対してグルタミン酸
とアス、eラギン酸14残基)であった。そしてシグナ
ルベプチrに特徴的な疎水性アミノ酸集団は存在しなか
った。これらの結果は、そのたん白質がDNAのような
核内酸性巨大分子と相互に作用しているかもしれないこ
とを示している。正常ランゲルノ・ンス島における弱イ
ハイプリダイゼーションシグナルは、正常細胞中の低い
mRNAレベル(第1図レーン1)或いは、腫瘍と正常
細胞間のmRNAの構造上の違いにヨルモノとされる。
J、 Biol、 Chem、 261 、6156−
6159 (1986)に記載のYamamoto  
らの方法に従って調製したラット膵臓ランゲルノ・ンス
島cDNAライブラリーから正常cDNAを分離し、そ
の塩基配列が決定された。この塩基配列はインスリノー
マのものと一致していることが見い出された。このこと
はノーザンブロットノ・イブリダイゼーション(第1図
)で観察されだ/ζンPの強度の違いは、もっばら腫瘍
と正常細胞におけるmRNA量の違いによるものである
ことを示している。上記の如くして特徴づけられたc 
DNAの塩基配列、及び推定されるアミノ酸配列と、E
urO−pean  Mo1ecular  Biol
ogy  Laboratory  (He1deニ−
berg )、 Gen Bank (Cambrid
ge、 MA ) 、及びNa−tional  Bi
omedicaユ Re5earch  Founda
tion (Wa −shington、 D、 C9
)の核酸及びたん白質のデータ/々ンクに蓄えられてい
る他の遺伝子、及びたん白質との関連をProc、 N
atl、 Acad、Sci、 USA、 3Q。
726−730 (1983)に記載のWilburら
のrapidsimil、arity 5earch 
aユgorithmにより調べた。
その結果、cDNAのヌクレオチド残基99−174と
ラツ)c−mosの3′末端部分(ヌクレオチド残基1
070−1145 )との間にわずかに相同性(52多
)があったけれどもこのCDNAに一致、或いは強い相
同性を有する遺伝子、及び遺伝子産物は存在しなかった
rigと命名した全く新しい遺伝子がストレプトソトシ
ンーニコチン酸アミド誘発インスリノーマとアロキサン
−ニコチン酸アミド誘発インスリノーマの両方において
、見出された。ストレプトシトシンやアロキサンは、化
学構造ばかりでなく、DNA鎖損傷の様式においても異
なっている。ストレプトシトシン、或いはアロキサンに
より誘発されるインスリノーマの研究は、rigの活性
化が膵臓B細胞腫瘍化の一般的な特徴であるかもしれな
いことを示している。実際に、rigは、Experi
entia 36.187−188(1980)に記載
のYamamOtOらの方法でBKウィルスを用いて誘
発したノ・ムスターインスリノーマや手術摘出されたヒ
トインスリノーマにおいて活性化されていた。第3図で
明らかなようにノ・ムスターインスリノーマ及びヒトイ
ンスリノーマの各cDNAライブラリーから分離した各
新遺伝子は、ラットインスリノーマから分離したrig
と塩基配列で各々92チ、91%、”コードしている1
45個のアミノ酸列では100φ一致していた。しかし
、胃硬性癌、胸部侵入前癌、及び甲状腺乳頭腺癌のよう
な他のヒト腫瘍においては、rigは、特異的には発現
が見られなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図はラットインスリノーマで増加しているmRNA
のノーザクプロット法によるオートラジオグラフである
。すなわち、5μ2のRNAを1.5%(Wlv)アガ
ロースゲル上で電気泳動後、ニトロセルロースフィルタ
ー上に転写して行ったもので、レーン1はランゲルノ・
ンス島からのRNA 、レーン2〜4はストレフトソト
シンーニコチン酸アミド併用投与による誘発インスリノ
ーマからのRNA 、レーン5〜7はアロキサン−ニコ
チン酸アミ)0併用投与による誘発インスリノーマから
のRNA 、レーン8は再生ランデルノ・ンス島からの
RNA、レーン9〜11は未処理ラットの肝臓、腎臓及
び脳からのそれぞれのRNA、レーン12.13ハスト
レフトソトシンーニコチン酸アミド、あるいはアロキサ
ン−ニコチン酸アミドの併用投与したインスリノーマ形
成ラット肝臓からのR1を示すものである。矢印は試料
ゲル上の288,188及び4SのRNAの泳動位置を
示す。 第2図はラット、ハムスター及びヒトの各インスリノー
マで特異的に発現している遺伝子のDNA塩基配列決定
法を示すものである。右側の各数値はヌクレオチド数を
、各括弧山数値は制限酵素切断部位の5′端のヌクレオ
チド数を、太い実線は読み取り枠を、白抜き部分はポI
J Aを、矢印は塩基配列決定法の初めと方向及び範囲
を示している。 第3図(その1)および(その2)は、ラット、ハムス
ター及びヒトの各インスリノーマで特異的に増加してい
ることが認められfcrnRNAに相当するクローン化
されたc DNAの塩基配列ならびにそれから推定され
たアミノ酸配列である。 各配列は、便宜上、第3図(その1)と同(その2)に
分けられているが、一連のものである。 ヌクレオチドは5′から3′方向へ番号をつけ最初のメ
チオニンをコードしているATGから始まっている。推
定アミノ酸配列は塩基配列の上に示してちり、アミノ酸
残基はメチオニンを1として始まる番号を付しである。 アンダーラインはポリアデニル化シグナル(AATAA
A )を、星印は、ラットの上記c DNAの塩基配列
を基準にしてそれと異ったハムスター及びヒトのcDN
Aの塩基配列部分に付されている。 第1図 横−4S ノ1ムスター 第2図 ラット                 ヒト第3図
(その/) ハムスター  CTGCC: +:::CA^TAAA
II;AC丁C+TAGAGTG:CGAn第3図(そ
の、2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第3図に示されるアミノ酸配列 【アミノ酸配列があります】 を有する新たん白質。 2、第3図に示されるアミノ酸配列を有するたん白質を
    コードしているDNA塩基配列を有するDNA。 3、上記のDNA塩基配列がヒトインスリノーマで特異
    的に発現しているものである特許請求の範囲第2項記載
    のDNA塩基配列。 4、上記のDNA塩基配列がラットインスリノーマで特
    異的に発現しているものである特許請求の範囲第2項記
    載のDNA塩基配列。 5、上記のDNA塩基配列がハムスターインスリノーマ
    で特異的に発現しているものである特許請求の範囲第2
    項記載のDNA塩基配列。 6、上記DNAから転写されるmRNA。
JP61195168A 1986-08-22 1986-08-22 インスリノ−マで特異的に発現している遺伝子のdna Expired - Lifetime JP2560213B2 (ja)

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EP87307396A EP0258000B1 (en) 1986-08-22 1987-08-21 Nucleotide sequence of gene specifically expressed by insulinoma and protein encoded thereby
US07/629,713 US5241050A (en) 1986-08-22 1990-12-18 Nucleotide sequence of gene specifically expressed in insulinoma and protein encoded thereby
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