JPS6351081B2 - - Google Patents

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JPS6351081B2
JPS6351081B2 JP56129582A JP12958281A JPS6351081B2 JP S6351081 B2 JPS6351081 B2 JP S6351081B2 JP 56129582 A JP56129582 A JP 56129582A JP 12958281 A JP12958281 A JP 12958281A JP S6351081 B2 JPS6351081 B2 JP S6351081B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pattern
transfer
sheet
composition
Prior art date
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Expired
Application number
JP56129582A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JPS5831705A (en
Inventor
Kazuo Matsunaga
Takashi Kagami
Hiroo Eyama
Osamu Moritomo
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP12958281A priority Critical patent/JPS5831705A/en
Publication of JPS5831705A publication Critical patent/JPS5831705A/en
Publication of JPS6351081B2 publication Critical patent/JPS6351081B2/ja
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Decoration By Transfer Pictures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は、表面に凹凸模様及び転写絵柄を有す
る装飾板の製造方法に関し、更に詳しくは、所望
の形状に成型しまたは成型しない転写シートの絵
柄面に接触させて水和硬化材のスラリーを充填し
て硬化させた後、脱型することにより製造する転
写装飾板の製造方法において、スラリー中の水分
にて転写可能となる転写絵柄とは別に、水を含ん
で膨潤する吸水性樹脂を含むインキ層を部分的に
設けた転写シートを使用することを特徴とする装
飾板の製造方法に関する。 従来、石膏ボードやセメント板等の無機質材料
の表面化粧については、絵付方法としては、基材
成型時及び成型後の化粧シートの貼り合せ、成型
後の熱硬化性樹脂含浸紙の熱圧プレス、グラビ
ア、オフセツト、シルクスクリーン等による直接
印刷、感熱転写紙を用いた熱転写、陶磁器等で一
般的な水転写による方法等があり、また表面の凹
凸形成には注型用型シートによる形状付与、成型
後の切削等の機械的加工表面への凹凸形成用材料
の塗工、ラミネート等が応用されていた。 これらの方法にはそれぞれ特徴があり、例えば
化粧シートの貼合せにおいては、これを基材成型
と同時に行なう方法は既にいわゆる化粧石膏ボー
ドの製造等で一般的に行なわれているが、成型後
の表面化粧等の処理を必要とせず、工程的に同時
成型の有利さで優れているものの、成型方法・条
件による制限から、たとえば透湿性の小さい化粧
シートが使えない、乾燥時の温度に耐え得る耐熱
性が要求される等の化粧シートの物性に対する制
約が大きく、シート材料の選択性が極めて限られ
てしまい、製品の意匠物性面で優れたものを工業
的に得るのは著しく困難であつた。 また、基材成型後に表面化粧を行なういわゆる
二次加工と称される方法として、やはり化粧シー
トの貼合せ法があるが、貼合せ法の一般的特徴と
して、基材と異質の表面材を接着剤を用いて貼合
せるために、基材に対する表面材の適合性は主と
して、接着剤及び接着方法で規定されることか
ら、表面材の選択範囲が広く、接着剤を選べばか
なり任意の表面材を使用し得るという利点があ
る。しかしながら、この方法により、実際に製造
する場合には接着剤の選定に加えて、下地基材の
サンデイングやシーラー等の平滑化処理を必要と
する場合が多く、接着層の物性がアルカリ水等に
対し、経時的に劣下する不安がさけられないばか
りでなく、表面材として、紙・プラスチツク等の
無機質のフイルムシートを使用することによる表
面の材質感の違い、燃焼性の悪化等の欠陥が生じ
ることが避けがたい。 熱硬化性樹脂含浸紙の熱圧成型による二次加工
法も無機質板の表面化粧に用いられ、積層一体化
された熱硬化性樹脂硬化層表面によるすぐれた表
面物性を利用した無機質化粧板が製造されてい
る。しかし、この方法においても下地処理の問題
があるばかりでなく、熱圧成型のための設備を必
要とし、また連続成型がむずかしいことから、工
程として間欠的となり、生産性が低く基材の耐熱
性・耐圧性も要求される等、生産条件からくる基
材の制約も大きい。 直接印刷による表面化粧は、原理的には最も単
純な方法であるが、無機質基板に対して適用する
ためには印刷適性、連続性、多色重ね刷り、イン
キの耐性等、多くの問題があり、実際上、任意の
意匠性を得ることが困難である。すなわち印刷適
性を上げるための下地処理を必要とし、また基材
からのアルカリ等に対する耐性を有するバインダ
ーや顔料の選定、あるいはシーラー処理工程が一
般に要求されるだけでなく、硬質板の場合は連続
印刷が不可能であるから、枚葉印刷にならざるを
得ず、この方法で能率的に見当合せの多色印刷を
行うことはむずかしいので、柄、意匠面からの制
約も大きい。 転写による絵付法は直接印刷に比較して、多く
の点で優れている。すなわち、印刷上は任意の多
色絵柄を連続で見当を合せて能率的に印刷するこ
とが可能であり、また転写紙状態での保存が可能
であるから、生産ロツトを大きくすることがで
き、印刷のロスを製造のロスとしないで転写紙段
階で止めることができるので、総合的に見たロス
率を低減することが可能である。しかしながら、
基材成型後に行なう二次加工としての転写絵付に
おいては、感熱転写の場合にはやはり下地処理、
転写設備、基材の耐熱性等の問題があり、水転写
の場合にも基材の耐水性が要求され、かつ生産性
が低い等の問題はさけられない。 表面への凹凸形成方法としては、注型用型によ
る形状付与が複雑な表面の形状再現法としてすぐ
れているが、型材またはシートの成型工程の生産
性、型が大きくなつた場合の取扱い、寸法精度の
むずかしさ、絵柄と組合せた場合の同調の困難さ
等の欠点はさけられない。また、成型後の切削加
工についても絵柄との同調、加工精度の問題の他
に、複雑な形状に能率的に対応できないという欠
陥があり、大量生産プロセスとしては適当な方法
ではない。これらとは別に基材の凹凸を形成せず
表面に凹凸形成を既に行なつた表面材を貼合せる
方法、または表面に異種材料を塗工、ラミネート
した後に凹凸形成を行なう方法もあるが、基本的
には基材の凹凸成型とは別の思想であり、さらに
充分な凹凸表現効果を得るためには表面材料の厚
さを必要とするので、絵付における貼合せ法と同
様にコスト・燃焼性の面で不利とならざるを得な
い。 以上のように、従来の方法に於ては基材の成型
工程と表面の絵付工程を同時に行い、かつ表面に
凹凸模様を形成することは困難であつた。本発明
者らは、これらの点に鑑み鋭意検討の結果、水和
硬化材スラリーに対し、吸水性樹脂を一成分とし
て含有するインキにより印刷された転写紙を組合
せることにより、基材成型と表面の絵柄転写及び
凹凸形成を同時に行い、凹凸表面を有する表面化
粧装飾板を能率的に製造する方法を発見するに到
つた。 すなわち本発明は、特許請求の範囲に記載され
ているように、水和硬化材のスラリーの成型時に
吸水性樹脂を含むインキ層を転写絵柄とは別に設
けた転写シートを用いて、成型・凹凸形成・絵柄
転写を同一工程で行う基本的な方法及びその効果
を補強、安定化させるための諸方法を提供するも
のである。 以下、本発明の方法について、図面及び実施例
に基づいて詳細に説明する。 第1図から第6図までは本発明の工程中及び製
品の模式化された断面図である。第1図に示した
転写シートは、基本的には基体シート3、転写絵
柄層2及び吸水性樹脂を含むインキ層1より構成
されており、このシートの絵柄層面に水和硬化材
のスラリー4を接触させるように注型した直後の
状態が第2図に示されている。第3図は水和硬化
材のスラリー4が硬化して水和硬化物4′となつ
たときに同時に吸水性樹脂が吸水膨潤して、吸水
性樹脂層1′の状態になつたことを示す。第3図
の状態から転写シートを剥離した直後の状態が、
第4図a、第5図a、第6図aであり、各々を乾
燥した状態が第4図b、第5図b、第6図bであ
る。この各々の状態は、第4図が剥離時に吸水性
樹脂層1′が一部または全部水和硬化材4′の硬化
体表面に移行しており、かつ転写絵柄層2のうち
で吸水性樹脂を含むインキ層1の施されていない
部分のみが転写されている。第5図では、吸水性
樹脂層1′がすべて転写シート側に残存しており、
吸水性樹脂を含むインキ層1に接する面の水和硬
化物4′が露出している状態を示す。さらに第6
図においては、吸水性樹脂を含むインキ層1、転
写絵柄層2のすべてが水和硬化物4′の表面に移
行しており、乾燥によつてはじめて凹部が形成さ
れる様子を図示してある。これらの各々の状態
は、本文中に後述する方法により容易かつ安定に
選択、制御することができる。 このように本発明の方法は、機械的エンボスな
いしは発泡等により、成型前に予め製品表面の凹
凸形状を転写シートに付与することなく、取扱の
容易なほぼ平面的なシートを用いることにより、
工程数、転写シートの保存、注型工程の能率化を
可能とするものであり、水和硬化物表面の凹凸形
成と絵柄転写を同時に行なうことにより、工程の
簡略化、絵柄と凹凸の容易な同調を可能にするの
みならず、凹部の状態も平滑なものから粗面に至
るまで、また転写絵柄の有無を含めてきわめて多
岐にわたる意匠表現効果を与え得る新規な方法を
提供するものである。さらに、本発明の方法によ
れば、吸水性樹脂を含むインキ層を転写可能な絵
柄層とは別に施すために、吸水性樹脂の吸水膨潤
が転写可能な絵柄層により影響されることがな
く、したがつて転写可能な絵柄層の透水性等の選
択性がきわめて少ないという特長を有する。 本発明に使用し得る材料及び方法について以下
に述べるが、本発明は以下の説明及び実施例中に
述べられる材料及び方法に限定されるものでな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での材料・方
法の展開を含むものである。 吸水性樹脂含有インキ組成物の必須成分として
は、吸水性樹脂及びこれを転写シートに固着させ
るためのバインダーがあり、さらに通常の印刷方
式によりこれらを施す場合においては、適切なイ
ンキの流動性及び乾燥性を与えるために溶剤等の
液状成分があげられる。 吸水性樹脂としては、合成水溶性高分子の部分
架橋物、天然物由来水溶性高分子の部分架橋物が
上市されており、いずれも数百〜千倍程度の高度
の純水吸収能力をもち、しかも吸水により溶解し
て著しい流動性を示すことなく、ゲル状態で膨潤
するという特徴をもつている。本発明に於ては、
吸水性樹脂は吸水・膨潤により水和硬化物の表面
に凹部形状を付与する機能があればよく、したが
つて吸水性樹脂の製法・構造に直接関係なく使用
できるが、一例を示せば、ポリアクリル酸ナトリ
ウムの部分架橋物、イソブテン−無水マレイン酸
共重合体の部分架橋物、澱粉の部分架橋物等があ
げられる。凹部の形状との関係では、粒径が小さ
いほど平滑性がでるが、意匠面に粗面が望ましい
用途、たとえばタイル柄やレンガ柄の目地柄等に
対しては、粒径が150メツシユより大きい成分を
10重量%以上含むものを使用することにより、凸
部の平滑性との対比で凹凸感に加えて実物感のす
ぐれた製品が得られる。 吸水性樹脂を含む層を形成する方法について
は、特に限定はなく、印刷、接着剤印刷後のふり
かけ、パターンシートの貼付等任意の方法で可能
であるが、複雑な絵柄状に形成するのにはグラビ
ア・スクリーン等の印刷方式が適しており、とく
に塗布量を多くして凹部の深さを深くする場合に
はスクリーン印刷が適している。通常の印刷方式
で吸水性樹脂を含む組成物を施す場合には、バイ
ンダーと溶剤の選定が重要となる。 バインダーとしては、吸水性樹脂を転写シート
上に固着させるもので溶剤に可溶なものであれば
何でもよく、たとえばポリ塩化ビニル、ポリ塩化
ビニル/ポリ酢酸ビニルの共重合体、ポリアクリ
ル酸エステル、エチレン酢酸ビニル共重合体、ニ
トロセルロース、アセチルセルロース等の樹脂が
使用できる。また溶剤としては水を除くほとんど
すべての溶剤がバインダーを溶解するという条件
で使用できるが、転写絵柄層の転写を防止する第
4図、第5図の両方式と転写防止効果が悪影響を
及ぼす第6図の方式とでは使用できる溶剤が異な
つてくる。 前者の方式においては溶剤系としては、転写絵
柄層に対する浸透性と基体シートに対して転写絵
柄層及び吸水性樹脂の剥離時の密着性を与える程
度の溶解性が必要とされる。具体的には実施例中
にあるように、塩ビ基体シートに対するケトン系
溶剤のような組合せが要求される。この選択は基
体シートに対する溶解性が基準となるので、当然
基体シートの種類により異なつてくるが、代表的
な組合せの例としては、塩化ビニル・アクリル系
基体シートに対する、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホ
ロン等のケトン系溶剤、テトロヒドロフラン等の
エーテル系溶剤があげられる。 後者の方式に対しては、逆に絵柄転写に影響を
与えないことが必要であり、そのための条件とし
て基体シートに溶解性を持たない、あるいは少な
い溶剤を選択するだけでなく、転写絵柄層に著し
い影響を与えないことも必要である。基体シート
に対する溶解性を持たない溶剤ももちろん、基体
シートとの関係で決まるものであるが、実際には
むしろ基体シートとしてポリプロピレン、ポリエ
チレン等のポリオレフイン系シートをはじめとす
る耐溶剤性の大きな材料を選ぶことが望ましく、
また転写絵柄層との関係では著しい溶解性のない
ものを選ぶのが目安となるが、溶剤の揮発時間の
短かいものを使用すれば比較的問題は少ない。ポ
リオレフイン系の基体シートを使えば、ケトン
系、エステル系、エーテル系、炭化水素系等水を
含まないほとんどすべての有機溶剤が使用可能で
ある。 基体シート及び絵柄転写層については、先に述
べた吸水性樹脂との関係以外に必要とされる条件
は、通常の場合は印刷性及び転写性であり、成型
を施す場合にはシートの成型性が加わるが、本発
明の趣旨との直接の関係はないので簡単に述べ
る。 基体シートとしては、ポリ塩化ビニル、ポリア
クリル酸エステル、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン等の通常の熱可塑性シートまたはフイルム、及
び紙、不織布等のシート状基材へのこれら積層品
あるいはシート状基材で表面が平滑かつ印刷可能
であり、水和硬化性材料の注型により変化せず硬
化後剥離可能なものであれば任意の基材が使用で
きる。望ましくは透明性・成型性を備えた熱可塑
性シートまたはフイルムの透明品が、印刷面の状
態の確認、注型時の気泡等の異常の確認、シート
成型エンボスとの組合せ等の点で適切であるが、
これらに限定されるものではない。 絵柄転写層として使用する材料及び方法につい
ては、水和硬化材のスラリー中の水分によつて水
和硬化物表面に転写する限りでとくに限定はない
が、グラビア及びスクリーン印刷により、水溶性
剥離ニス/柄インキ/多孔質ニスの順で印刷する
方法が代表的である。水溶性剥離ニスとしては、
ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、水溶性アクリ
ル、ヒドロキシメチルセルロース等の水溶性樹脂
を主成分としたものであればよい。 柄インキ及び多孔質、ニスとしては無機質充填
剤、たとえば炭酸カルシウム、酸性白土、炭酸マ
グシウム、水酸化マグネシウム、カオリン、硅藻
土、硫酸バリウム、タルク、硅酸カルシウム、水
酸化アルミニウム、スレート粉を多量含むものが
適しており、望ましくは平均粒径20μ以下のもの
で添加量としてはバインダー樹脂に対し100重量
部以上である。 水和硬化材としては、スラリー状で適度の流動
性および水硬性を有するものであれば任意であ
り、例えば半水石膏、無水石膏等の各種石膏、ポ
ルトランドセメント、アルミナセメント、マグネ
シアセメント、混合セメント等の単独または混合
したものを適当量の水と混合し、スラリー状とし
て用いる。この場合、成型性、強度などを上げる
ために各種樹脂、ガラス繊維、無機質材料、減水
剤、界面活性剤等を併用することも可能である。 吸水性樹脂を含む組成物層の処方によつて、第
4図、第5図、第6図の各方式を安定して具体化
するための考え方と方法について述べる。 第4図の方式においては、膨潤した吸水性樹脂
をその層間ないしは転写絵柄との界面で剥離させ
ることが必要である。転写絵柄層の基体シートへ
の剥離時の密着については先に述べた溶剤系の選
択により達成できるので、ここでは水和硬化組成
物との界面における膨潤した吸水性樹脂と水和硬
化材との密着が大でかつ、膨潤した吸水性樹脂層
の層間強度、または転写絵柄層との界面強度がこ
れよりも小なることが条件となる。本発明者等は
これらの要因につき研究の結果、吸水性樹脂の配
合比がバインダー樹脂100重量部に対し、100重量
部以下では水和硬化物質の剥離が起き易く、これ
を防ぐためには、少なくとも200重量部望ましく
は400重量部以上1000重量部以下の配合比とすべ
きこと、また比較的アスペクト比の小さい無機質
充填剤、たとえば炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、シリ
カゲルとくに有機質にて表面処理したシリカゲル
微粉等の添加により目的が達成できることを見出
した。無機質充填剤としては、バインダー樹脂
100重量部に対し5重量部以上の添加でも効果が
認められるが、望ましくは、10〜100重量部が適
当である。 第5図の方式においては、膨潤した吸水性樹脂
の層間強度を上げ、かつ水和硬化物との界面の密
着が該硬化物の表面強度よりも強いことが条件と
なる。本発明者等はこの問題につき、バインダー
樹脂種類、溶剤系、界面活性剤、補強用充填剤、
補強用樹脂等多面的な検討を行なつた結果、バイ
ンダー樹脂に対し比較的少量の水溶性樹脂の添加
により、吸水性樹脂を多く含む系に於ても図に示
すような現象を与え得ることを見出し、本方法の
完成に到達した。水溶性樹脂としてはポリエチレ
ングリコール、ポリビニルアルコール、ヒドロキ
シプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロ
ース、ポリビニルピロリドン等いずれもバインダ
ー樹脂100重量部に対し5〜50重量部の添加で効
果がみられるが、多量添加した場合には逆に吸水
性樹脂層の層間で剥離を起こす等不安定になるの
で、30重量部以下の添加が望ましい。この手法は
第6図の方式に於ても応用できるが、製品中に水
溶性樹脂が層状で多量に存在することは望ましく
ないので、最低限に抑えることが望ましい。 以上の方法においては、いずれも転写絵柄と吸
水性樹脂を含むインキ層を同調させることが可能
であり、さらに転写絵柄が必ずしも全面に施され
ている必要はないことに留意されたい。 なお、説明が前後したが、転写シートに水和硬
化材のスラリーを充填するまえに、転写シートを
予め成形しておくこともある。かかる成形には真
空成形法や圧空成形法を用いると良い。このよう
な場合、成形された転写シートによる凹凸と吸水
性樹脂による凹凸との両方により興趣に富む装飾
板となる。また、転写シートの端部を変形して転
写シート自体を枠型に成形すれば、転写シート自
体に注型用枠を兼ねさせることもできる。 本発明の方法によれば、水和硬化材スラリーの
注型時転写法の特長は、すなわち直接印刷になじ
まない基材に印刷と同様の絵付ができ、さらに、
成型と転写が同時に行なわれるので、成型後の転
写に比べて下地処理が不要であり、転写用の特別
な装置を必要とせず、絵柄と成型品の一体化した
製品が得られるという点に加えて、さらに成型と
同時に絵柄のみでなく凹凸の形成ができる。また
転写シートに通常の印刷方法で特殊な装置を必要
とせず、他の方法では困難な複雑な模様状の凹部
を形成するための絵柄が形成でき、この成型用シ
ートはシートの状態ではほとんど凹凸がなく、巻
取積み重ね等作業的に一般の印刷シートと同様の
取扱いができ、かさばらないので保存・作業スペ
ースの確保も容易である。 さらに製品の凹部の状態を平滑面から粗面まで
広く変えられるだけでなく、必要に応じてトツプ
コートを施す場合、トツプコート樹脂の浸透を凸
面と凹部でことならせることにより、凹凸表現を
さらに強調することが可能であり、とくにタイル
やレンガ等の従来手作業的に行なつていた工程と
同等以上の表現効果を工業的に簡単かつ低コスト
で得ることができる。 本発明の方法に基づく実施例を以下に挙げる
が、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。 実施例 1 0.2m/m厚の無可塑塩ビ透明シートに、グラビ
ア印刷にて下記組成Aの水溶性剥離ニスをコート
し、さらに下記組成Bの多孔質インキにてマーブ
ル柄を印刷し、次に下記組成Cの多孔質ニスをコ
ートし、その上から下記組成Dのインキにて70メ
ツシユのスクリーン版を用いて目地柄を印刷し、
転写シートを作成した。 次に該転写シートを印刷面が上面となるように
置き、型枠を固定してから下記水和硬化材組成物
Eのスラリーを流し込み、硬化後脱型して60℃で
24時間乾燥させた。 組成Aヒドロキシプロピルセル ロース(固型分20%) イソプロピルアルコール 50重量部 50 〃 組成B塩ビ/酢ビコポリマー 硫酸バリウム メチルエチルケトン トルエン 顔 料 10重量部 45 〃 55 〃 20 〃 若干 〃 組成Cポリアクリル酸エステル 二酸化硅素 メチルエチルケトン トルエン 10重量部 80 〃 50 〃 20 〃 組成D塩ビ/酢ビコポリマー 吸水性樹脂(ポリアクリ ル酸塩系) シリカゲル(有機質表面 処理有) シクロヘキサン イソホロン 15 〃 60 〃 4 〃 65 〃 30 〃 水和硬化性 組成物Eβ−半水石膏 水 酢ビエマルジヨン ガラス繊維 100重量部 60 〃 15 〃 3 〃 これにより、グラビア印刷にるマーブル柄が製
品表面の凸部に一体化し、スクリーン印刷による
目地柄に従つてマーブル柄の抜けた凹部を有する
化粧タイル調表面の美麗な装飾石膏板を得た。さ
らにアクリルウレタン系樹脂溶液をこの表面から
塗布し乾燥することにより、目地部が艶が低く、
凸部は艶のある凹凸感のさらに強調された意匠効
果と表面耐性のすぐれた装飾石膏板となつた。 実施例 2 0.1m/mのアクリル透明シートにグラビア印刷
にて実施例1の組成Aの水溶性剥離ニスをコート
し、さらに実施例1の組成Bの多孔質インキにて
レンガ柄を印刷し、次に実施例1の組成Cの多孔
質ニスをコートした。その上から下記組成E−1
〜E−5のインキにて70メツシユのスクリーン版
を用いて目地柄を印刷し、転写シートを作成し
た。これらの転写シートを用いて、実施例1と同
様の手順で石膏板を作成したところ、結果は次表
1のようになつた。
The present invention relates to a method for producing a decorative board having an uneven pattern and a transferred pattern on its surface, and more specifically, a method of manufacturing a decorative board having a pattern of irregularities and a transferred pattern on its surface, and more specifically, a method of filling a slurry of a hydration hardening material in contact with the patterned surface of a transfer sheet that may or may not be formed into a desired shape. In the manufacturing method of a transfer decorative board, which is manufactured by curing the slurry and removing it from the mold, in addition to the transfer pattern that can be transferred with the moisture in the slurry, an ink containing a water-absorbing resin that swells when it absorbs water is used. The present invention relates to a method for manufacturing a decorative board, which uses a transfer sheet partially provided with layers. Conventionally, for surface decoration of inorganic materials such as gypsum boards and cement boards, painting methods include laminating decorative sheets during and after molding the base material, hot-pressing thermosetting resin-impregnated paper after molding, Direct printing using gravure, offset, silk screen, etc., thermal transfer using thermal transfer paper, and water transfer, which is common for ceramics, etc., are available.For forming irregularities on the surface, shapes can be given using casting mold sheets, and molding can be used. Applications included coating, laminating, etc., with materials for forming irregularities on surfaces that were later mechanically processed, such as cutting. Each of these methods has its own characteristics; for example, when laminating decorative sheets, a method in which this is done simultaneously with base material molding is already commonly used in the production of so-called decorative gypsum boards; Although it does not require any treatment such as surface decoration and has the advantage of simultaneous molding, there are limitations due to the molding method and conditions, such as the inability to use decorative sheets with low moisture permeability, and the ability to withstand drying temperatures. There are significant restrictions on the physical properties of decorative sheets, such as the requirement for heat resistance, and the selectivity of sheet materials is extremely limited, making it extremely difficult to industrially obtain products with excellent design and physical properties. . In addition, as a so-called secondary processing method that performs surface decoration after molding the base material, there is also the lamination method of decorative sheets, but as a general feature of the lamination method, the base material and the dissimilar surface material are bonded together. Since the compatibility of the surface material with the base material is mainly determined by the adhesive and the bonding method, there is a wide range of surface materials to choose from, and once the adhesive is selected, any surface material can be used. It has the advantage that it can be used. However, when actually manufacturing with this method, in addition to selecting the adhesive, it is often necessary to sand the base material, apply a sealer, etc. to smooth it, and the physical properties of the adhesive layer may be affected by alkaline water, etc. However, not only is there an unavoidable risk of deterioration over time, but the use of inorganic film sheets such as paper and plastic as the surface material causes defects such as differences in surface material texture and worsening of combustibility. It is inevitable that it will occur. The secondary processing method of hot-pressure molding of thermosetting resin-impregnated paper is also used for surface decoration of inorganic boards, and inorganic decorative boards are manufactured by taking advantage of the excellent surface properties of the surface of the thermosetting resin hardened layer that is laminated and integrated. has been done. However, this method not only has problems with surface preparation, but also requires equipment for hot-pressure molding, and since continuous molding is difficult, the process is intermittent, resulting in low productivity and poor heat resistance of the base material.・There are also major restrictions on the base material due to production conditions, such as pressure resistance being required. Surface decoration by direct printing is the simplest method in principle, but there are many problems when applying it to inorganic substrates, such as printability, continuity, multicolor overprinting, and ink resistance. In practice, it is difficult to obtain any desired design. In other words, not only is it necessary to perform surface treatment to improve printability, the selection of binders and pigments that are resistant to alkalis from the base material, or a sealer treatment process, but also continuous printing is required in the case of hard plates. Since this is impossible, sheet-fed printing has to be used, and since it is difficult to efficiently perform multicolor printing in registration using this method, there are significant restrictions in terms of pattern and design. Transfer painting has many advantages over direct printing. In other words, since it is possible to efficiently print any multicolor pattern continuously and in register, and it is also possible to store it in the form of transfer paper, the production lot can be increased. Since printing losses can be stopped at the transfer paper stage without turning them into production losses, it is possible to reduce the overall loss rate. however,
In transfer painting as a secondary process performed after forming the base material, in the case of thermal transfer, ground treatment,
There are problems such as the heat resistance of the transfer equipment and the base material, and even in the case of water transfer, water resistance of the base material is required, and problems such as low productivity are unavoidable. As a method of forming irregularities on a surface, giving a shape using a casting mold is an excellent method for reproducing the shape of a complex surface, but there are problems with the productivity of the molding process of the mold material or sheet, handling when the mold becomes large, and dimensions. Disadvantages such as difficulty in accuracy and difficulty in synchronizing when combined with a pattern cannot be avoided. In addition, regarding the cutting process after molding, there are problems in synchronization with the pattern and processing accuracy, as well as the inability to efficiently handle complex shapes, and this method is not suitable for mass production processes. Apart from these methods, there is also a method of laminating a surface material that has already been formed with unevenness on the surface without forming unevenness on the base material, or a method of forming unevenness after coating and laminating a different material on the surface, but the basic method is In other words, it is a different concept from the uneven molding of the base material, and the thickness of the surface material is required in order to obtain a sufficient unevenness expression effect, so the cost and combustibility are similar to the lamination method for painting. There is no choice but to be at a disadvantage in terms of As described above, in the conventional method, it is difficult to perform the molding process of the base material and the process of painting the surface at the same time, and to form an uneven pattern on the surface. As a result of intensive studies in view of these points, the present inventors have found that by combining a hydrated curing material slurry with a transfer paper printed with an ink containing a water-absorbing resin as one component, it is possible to form a base material. We have discovered a method for efficiently producing decorative decorative boards with uneven surfaces by simultaneously transferring patterns and forming unevenness on the surface. That is, as described in the claims, the present invention uses a transfer sheet in which an ink layer containing a water-absorbing resin is provided separately from the transferred pattern during molding of a slurry of a hydration hardening material, and the molding and unevenness are It provides a basic method for performing formation and pattern transfer in the same process, and various methods for reinforcing and stabilizing its effects. Hereinafter, the method of the present invention will be explained in detail based on drawings and examples. 1 to 6 are schematic cross-sectional views of the process and product of the present invention. The transfer sheet shown in FIG. 1 basically consists of a base sheet 3, a transfer pattern layer 2, and an ink layer 1 containing a water-absorbing resin. Figure 2 shows the state immediately after casting so that the two are in contact with each other. Figure 3 shows that when the slurry 4 of the hydrated hardening material hardens to become the hydrated hardened material 4', the water-absorbing resin simultaneously absorbs water and swells, becoming the state of the water-absorbing resin layer 1'. . The state immediately after peeling off the transfer sheet from the state shown in Figure 3 is
4a, 5a, and 6a, and the dried state of each is shown in FIG. 4b, 5b, and 6b. In each of these states, FIG. 4 shows that at the time of peeling, the water-absorbing resin layer 1' has partially or completely transferred to the surface of the cured hydration hardening material 4', and that the water-absorbing resin layer 1' of the transferred pattern layer 2 is partially or completely transferred to the surface of the cured material 4'. Only the unapplied portions of the ink layer 1 containing the ink layer 1 are transferred. In FIG. 5, all of the water absorbent resin layer 1' remains on the transfer sheet side,
This shows a state in which the surface of the hydrated cured product 4' in contact with the ink layer 1 containing a water-absorbing resin is exposed. Furthermore, the sixth
The figure shows that all of the ink layer 1 containing a water-absorbing resin and the transfer pattern layer 2 have been transferred to the surface of the hydrated cured product 4', and that recesses are formed only after drying. . Each of these states can be easily and stably selected and controlled by the method described later in the text. In this way, the method of the present invention uses a substantially planar sheet that is easy to handle, without giving the transfer sheet an uneven shape on the surface of the product before molding by mechanical embossing or foaming, etc.
It enables the efficiency of the number of steps, storage of transfer sheets, and casting process. By simultaneously forming unevenness on the surface of the hydrated cured product and transferring the pattern, the process can be simplified and the pattern and unevenness can be easily created. The present invention provides a novel method that not only enables synchronization but also provides a wide variety of design expression effects, including the condition of the recesses ranging from smooth to rough surfaces, and the presence or absence of transferred patterns. Furthermore, according to the method of the present invention, since the ink layer containing the water-absorbing resin is applied separately from the transferable pattern layer, the water absorption swelling of the water-absorbing resin is not affected by the transferable pattern layer. Therefore, it has a feature that the transferable pattern layer has very little selectivity in terms of water permeability, etc. Materials and methods that can be used in the present invention are described below, but the present invention is not limited to the materials and methods described in the following description and examples, and any materials that do not depart from the spirit of the present invention can be used.・Includes method development. The essential components of an ink composition containing a water-absorbing resin include a water-absorbing resin and a binder for fixing the water-absorbing resin to a transfer sheet. Furthermore, when applying these by a normal printing method, appropriate ink fluidity and Liquid components such as solvents may be used to provide drying properties. As water-absorbing resins, partially cross-linked synthetic water-soluble polymers and partially cross-linked natural water-soluble polymers are on the market, and both have a pure water absorption capacity that is several hundred to 1,000 times higher. Moreover, it has the characteristic that it dissolves upon absorption of water and swells in a gel state without exhibiting significant fluidity. In the present invention,
The water-absorbing resin only needs to have the function of imparting a concave shape to the surface of the hydrated and cured product through water absorption and swelling. Therefore, it can be used regardless of the manufacturing method or structure of the water-absorbing resin. Examples include partially crosslinked sodium acrylate, partially crosslinked isobutene-maleic anhydride copolymer, and partially crosslinked starch. In relation to the shape of the concave part, the smaller the particle size, the smoother it is, but for applications where a rough surface is desired, such as tile pattern or brick pattern joint pattern, the particle size is larger than 150 mesh. ingredients
By using a material containing 10% by weight or more, it is possible to obtain a product that has an excellent real-life feel as well as an uneven feel compared to the smoothness of the convex portions. There are no particular limitations on the method of forming the layer containing the water-absorbent resin, and any method such as printing, sprinkling after printing with adhesive, pasting of a pattern sheet, etc. can be used; A printing method such as gravure screen is suitable for this, and screen printing is particularly suitable when increasing the amount of coating and increasing the depth of the recess. When applying a composition containing a water-absorbing resin using a normal printing method, selection of the binder and solvent is important. The binder may be anything that fixes the water-absorbing resin onto the transfer sheet and is soluble in a solvent, such as polyvinyl chloride, polyvinyl chloride/polyvinyl acetate copolymer, polyacrylic ester, Resins such as ethylene vinyl acetate copolymer, nitrocellulose, and acetylcellulose can be used. Also, almost all solvents except water can be used on the condition that they dissolve the binder, but both the methods shown in Figures 4 and 5 prevent the transfer of the transferred pattern layer, and the methods shown in Figures 5 and 5 have a negative effect on the transfer prevention effect. The solvents that can be used are different from the method shown in Figure 6. In the former method, the solvent system is required to have sufficient permeability to the transferred pattern layer and solubility to provide adhesion to the base sheet when the transferred pattern layer and water-absorbing resin are peeled off. Specifically, as shown in the examples, a combination such as a ketone solvent for the PVC base sheet is required. This selection is based on solubility in the base sheet, so it naturally varies depending on the type of base sheet, but typical combinations include methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, and cyclohexanone for vinyl chloride/acrylic base sheets. , ketone solvents such as isophorone, and ether solvents such as tetrahydrofuran. For the latter method, it is necessary not to affect the pattern transfer, and the conditions for this are not only to select a solvent that has no or little solubility in the base sheet, but also to It is also necessary that there be no significant impact. Of course, solvents that do not have solubility in the base sheet are determined by the relationship with the base sheet, but in reality, materials with high solvent resistance such as polyolefin sheets such as polypropylene and polyethylene are used as the base sheet. It is desirable to choose
In relation to the transfer pattern layer, it is a good rule of thumb to choose a solvent that does not have significant solubility, but if you use a solvent that has a short volatilization time, there will be relatively few problems. If a polyolefin-based base sheet is used, almost all organic solvents that do not contain water, such as ketone-based, ester-based, ether-based, and hydrocarbon-based solvents, can be used. Regarding the base sheet and the pattern transfer layer, other than the relationship with the water-absorbing resin mentioned above, the required conditions are usually printability and transferability, and when molding is performed, the moldability of the sheet However, since it has no direct relation to the gist of the present invention, it will be briefly described. The base sheet may be a normal thermoplastic sheet or film such as polyvinyl chloride, polyacrylic acid ester, polypropylene, polyethylene, etc., or a laminated product of these on a sheet-like base material such as paper or non-woven fabric, or a sheet-like base material with a surface Any substrate can be used as long as it is smooth, printable, unaltered by casting of the hydration curable material, and removable after curing. Preferably, a transparent thermoplastic sheet or film with transparency and moldability is suitable for checking the condition of the printed surface, checking for abnormalities such as air bubbles during casting, and combining with sheet molding embossing. Yes, but
It is not limited to these. There are no particular limitations on the material and method used for the pattern transfer layer, as long as it is transferred to the surface of the hydrated and cured product using the water in the slurry of the hydrated and cured material, but water-soluble release varnish can be applied by gravure and screen printing. A typical method is to print in this order: / pattern ink / porous varnish. As a water-soluble release varnish,
Any material whose main component is a water-soluble resin such as hydroxypropyl cellulose, polyvinyl alcohol, polyvinyl pyrrolidone, water-soluble acrylic, or hydroxymethyl cellulose may be used. Pattern inks and porous varnishes contain large amounts of inorganic fillers such as calcium carbonate, acid clay, magsium carbonate, magnesium hydroxide, kaolin, diatomaceous earth, barium sulfate, talc, calcium silicate, aluminum hydroxide, and slate powder. It is preferable to have an average particle size of 20 μm or less, and the amount added is 100 parts by weight or more based on the binder resin. Any hydration hardening material may be used as long as it is in the form of a slurry and has appropriate fluidity and hydraulic properties, such as various types of gypsum such as hemihydrate gypsum and anhydrite, portland cement, alumina cement, magnesia cement, and mixed cement. These are used alone or in combination with an appropriate amount of water to form a slurry. In this case, various resins, glass fibers, inorganic materials, water reducing agents, surfactants, etc. may be used in combination to improve moldability, strength, etc. The concept and method for stably embodying each of the systems shown in FIGS. 4, 5, and 6 by formulating a composition layer containing a water-absorbing resin will be described. In the method shown in FIG. 4, it is necessary to separate the swollen water-absorbing resin between its layers or at the interface with the transferred pattern. Adhesion of the transfer pattern layer to the base sheet during peeling can be achieved by selecting the solvent system mentioned above, so here we will discuss how the swollen water-absorbing resin and the hydration-curing material bond at the interface with the hydration-curing composition. The conditions are that the adhesion is strong and that the interlayer strength of the swollen water-absorbing resin layer or the interfacial strength with the transferred pattern layer is smaller than this. As a result of research into these factors, the present inventors found that when the blending ratio of the water-absorbing resin is less than 100 parts by weight to 100 parts by weight of the binder resin, the hydration-cured material tends to peel off, and in order to prevent this, at least The blending ratio should be 200 parts by weight, preferably 400 parts by weight or more and 1000 parts by weight or less, and inorganic fillers with relatively small aspect ratios, such as calcium carbonate, magnesium carbonate, barium sulfate, aluminum hydroxide, silica gel, especially organic fillers. It has been found that the objective can be achieved by adding silica gel fine powder etc. that have been surface treated. As an inorganic filler, binder resin
Effects can be seen even when 5 parts by weight or more is added to 100 parts by weight, but desirably 10 to 100 parts by weight is appropriate. In the method shown in FIG. 5, the conditions are that the interlaminar strength of the swollen water-absorbing resin is increased and that the adhesion at the interface with the hydrated cured product is stronger than the surface strength of the cured product. The present inventors have solved this problem by determining the type of binder resin, solvent type, surfactant, reinforcing filler,
As a result of a multifaceted study of reinforcing resins, we found that by adding a relatively small amount of water-soluble resin to the binder resin, the phenomenon shown in the figure can be produced even in systems containing a large amount of water-absorbing resin. We found this and completed this method. Water-soluble resins such as polyethylene glycol, polyvinyl alcohol, hydroxypropyl cellulose, hydroxymethyl cellulose, and polyvinyl pyrrolidone are effective when added in amounts of 5 to 50 parts by weight per 100 parts by weight of the binder resin, but when added in large amounts, On the contrary, it may cause instability such as peeling between the water-absorbing resin layers, so it is desirable to add 30 parts by weight or less. Although this method can also be applied to the method shown in FIG. 6, it is undesirable for the water-soluble resin to exist in a large amount in a layered manner in the product, so it is desirable to keep it to a minimum. In all of the above methods, it is possible to synchronize the transferred pattern and the ink layer containing the water-absorbing resin, and it should be noted that the transferred pattern does not necessarily have to be applied to the entire surface. Although the explanation has been delayed, the transfer sheet may be previously formed before being filled with the slurry of the hydration hardening material. It is preferable to use a vacuum forming method or a pressure forming method for such forming. In such a case, both the unevenness caused by the molded transfer sheet and the unevenness caused by the water-absorbing resin result in an interesting decorative board. Further, by deforming the ends of the transfer sheet and forming the transfer sheet itself into a frame shape, the transfer sheet itself can also serve as a casting frame. According to the method of the present invention, the features of the transfer method during casting of a hydrated curing agent slurry are that it is possible to apply a decoration similar to printing on a substrate that is not compatible with direct printing, and further,
Since molding and transfer are performed at the same time, compared to post-mold transfer, there is no need for surface treatment, no special transfer equipment is required, and a product with an integrated design and molded product can be obtained. Moreover, it is possible to form not only patterns but also irregularities at the same time as molding. In addition, patterns can be formed on the transfer sheet using normal printing methods without the need for special equipment, making it possible to form concave portions with complex patterns that are difficult with other methods. It can be handled in the same way as general printing sheets, such as being rolled up and stacked, and is not bulky, making it easy to store and secure work space. Furthermore, not only can the condition of the concave parts of the product be varied widely from smooth to rough, but when applying a top coat as necessary, the penetration of the top coat resin is different between the convex and concave parts, further emphasizing the unevenness. In particular, it is possible to obtain an expression effect that is equal to or better than the conventional manual process of tiles, bricks, etc., industrially easily and at low cost. Examples based on the method of the present invention are listed below, but the present invention is not limited to these Examples. Example 1 A 0.2 m/m thick unplasticized PVC transparent sheet was coated with a water-soluble release varnish having the following composition A using gravure printing, and then a marble pattern was printed using a porous ink having the following composition B, and then Coat a porous varnish with the following composition C, and print a joint pattern on it using an ink with the following composition D using a 70-mesh screen plate,
A transfer sheet was created. Next, place the transfer sheet with the printed side facing up, fix the mold, pour in the slurry of hydrated curing material composition E, and after curing, remove from the mold and heat at 60°C.
Let dry for 24 hours. Composition A Hydroxypropyl cellulose (solid content 20%) Isopropyl alcohol 50 parts by weight 50 Composition B PVC/vinyl acetate copolymer barium methyl ethyl ketone Toluene pigment 10 parts by weight 45 55 20 Slightly Composition C Polyacrylic acid ester dioxide Silicon methyl ethyl ketone toluene 10 parts by weight 80 〃 50 〃 20 〃 Composition D PVC/vinyl acetate copolymer water-absorbing resin (polyacrylate type) Silica gel (with organic surface treatment) Cyclohexane isophorone 15 〃 60 〃 4 〃 65 〃 30 〃 Hydration Curable Composition Eβ-Gypsum Hemihydrate Water Vinegar Emulsion Glass Fiber 100 parts by weight 60 〃 15 〃 3 〃 As a result, the marble pattern produced by gravure printing is integrated into the convex parts of the product surface, and the grout pattern produced by screen printing is integrated. Therefore, a beautiful decorative gypsum board with a decorative tile-like surface having concave portions without a marble pattern was obtained. Furthermore, by applying an acrylic urethane resin solution to this surface and drying it, the joint area will have a low gloss.
The convex portions became a decorative gypsum board with an even more accentuated design effect of glossy unevenness and excellent surface resistance. Example 2 A 0.1 m/m acrylic transparent sheet was coated with water-soluble release varnish of composition A of Example 1 by gravure printing, and a brick pattern was further printed with porous ink of composition B of Example 1, Next, a porous varnish having composition C of Example 1 was coated. From above, the following composition E-1
A joint pattern was printed using a 70-mesh screen plate with ~E-5 ink to create a transfer sheet. Using these transfer sheets, a gypsum board was created in the same manner as in Example 1, and the results were as shown in Table 1 below.

【表】 実施例 3 0.2m/m厚の無可塑塩ビ透明シートにグラビア
印刷法にて実施例1の組成A水溶性剥離ニスをコ
ートし、さらに実施例1の組成Bの多孔質インキ
にて木目柄を印刷し、次に実施例1の組成Cの多
孔質ニスをコートした。その上から下記組成F−
1〜F−6のインキで70Meスクリーン版を用い
て柄を印刷し、転写シートを作成した。これらの
転写シートを用いて実施例1と同様の手順で石膏
板を作成したところ、結果は次表2のようになつ
た。
[Table] Example 3 A 0.2 m/m thick unplasticized PVC transparent sheet was coated with water-soluble release varnish of composition A of Example 1 by gravure printing, and then coated with porous ink of composition B of Example 1. A wood grain pattern was printed and then coated with a porous varnish of composition C of Example 1. From above, the following composition F-
A pattern was printed using a 70Me screen plate with inks of 1 to F-6 to create a transfer sheet. When gypsum boards were created using these transfer sheets in the same manner as in Example 1, the results were as shown in Table 2 below.

【表】 実施例 4 0.2m/m厚の無可塑塩ビ透明シート及び0.2m/
m厚の片面コロナ処理CPPシートにグラビア印
刷法にて実施例1の組成Aの水溶性剥離ニスをコ
ートし、さらに実施例1の組成Bの多孔質インキ
にてトラバーチン柄を印刷し、実施例1の組成C
の多孔質ニスをコートした。この上から下記組成
G−1〜G−5のインキで70Meスクリーン版を
用いて目地柄を印刷し、転写シートを作成した。
これらの転写シートを用いて実施例1と同様の手
順で石膏板を作成したところ、結果は次表3のよ
うになつた。
[Table] Example 4 0.2m/m thick unplasticized PVC transparent sheet and 0.2m/m thick
A one-sided corona-treated CPP sheet with a thickness of m was coated with a water-soluble release varnish of composition A of Example 1 using a gravure printing method, and a travertine pattern was further printed with a porous ink of composition B of Example 1. 1 composition C
coated with porous varnish. A joint pattern was printed on this using inks having the following compositions G-1 to G-5 using a 70Me screen plate to create a transfer sheet.
When gypsum boards were created using these transfer sheets in the same manner as in Example 1, the results were as shown in Table 3 below.

【表】 実施例 5 0.2m/mの無可塑塩ビ透明シートにグラビア印
刷法にて実施例1の組成Aの水溶性剥離ニスをコ
ートし、さらに実施例1の組成Bの多孔質インキ
にて木目柄を印刷し、次に実施例1の組成Cの多
孔質ニスをコートした。その上から下記組成H−
1〜H−5のインキで70メツシユのスクリーン版
を用いて柄を印刷し、転写シートを作成した。こ
れらの転写シートを用いて実施例1と同様の手順
で石膏板を作成したところ結果は次表4のように
なつた。
[Table] Example 5 A 0.2 m/m unplasticized PVC transparent sheet was coated with water-soluble release varnish of composition A of Example 1 by gravure printing, and then coated with porous ink of composition B of Example 1. A wood grain pattern was printed and then coated with a porous varnish of composition C of Example 1. From above, the following composition H-
A pattern was printed using a 70-mesh screen plate with inks of 1 to H-5 to create a transfer sheet. Using these transfer sheets, a gypsum board was created in the same manner as in Example 1, and the results were as shown in Table 4 below.

【表】 実施例 6 60g/m2の原紙にエクストルダーを用いて0.05
m/m厚にポリプロピレンコートした基体シート
を用い、実施例1の組成Aの水溶性剥離ニス、実
施例1の組成Bの多孔質インキ、実施例1の組成
Cの多孔質ニス、下記組成1のグラビアインキを
この順序でグラビア多色印刷機を用いて印刷塗布
し、転写シートを作成した。組成Bの多孔質イン
キの版としては版深40μのトラバーチン柄3色を
用い、組成工のグラビアインキは版深250μのト
ラバーチン柄に同調した絵柄を用い、上記4色の
見当を合せて一程で印刷をした。この転写シート
を用いて実施例1と同様の手順で石膏板を作成し
たところ、トラバーチンの絵柄に同調した凹部を
有する美麗な装飾石膏板を得た。 組成塩ビ/アクリルコポリマー 吸水性樹脂 (ポリアクリル酸塩系) ポリエチレングリコー ル−2000 シクロヘキサノン エチルセロソルブ イソプロピルアルコール 18重量部 72 〃 5 〃 70 〃 20 〃 30 〃 実施例 7 0.1m/m厚の無可塑塩ビ透明シートに実施例1
の組成Aの水溶性剥離ニス実施例1の組成Bの多
孔質インキ実施例1の組成Cの多孔質ニスをこの
順序でコート及び印刷し石目模様の印刷シートを
作成し、さらに下記組成Jのインキを用いて
80Meスクリーン版でチエツク柄を印刷した。こ
の転写紙をインキ面が内面となるように真空成型
によりタイル状に成型し、型枠で保持した状態で
下記組成Kのモルタルを注型し、硬化後脱型乾燥
して、アクリルウレタン系塗料による表面塗装を
おこなつた。これにより表面にチエツク状の粗面
凹部を有する石目調の美麗な化粧タイル様装飾品
を得た。 組成J塩ビ/酢ビコポリマー 吸水性樹脂 (澱粉クラフト系) シリカゲル シクロヘキサノン メチルエチルケトン キシレン 15重量部 75 〃 9 〃 60 〃 15 〃 20 〃 組成Kセメント 細骨材 減水剤 ガラス繊維 水 100 〃 200 〃 3 〃 0.5 〃 65 〃 実施例 8 0.2m/m厚の無可塑PUCシートに実施例1の組
成Aの水溶性剥離ニス、実施例1の組成Bの多孔
質インキ、実施例1の組成Cの多孔質ニスをグラ
ビア印刷法を用いて塗布印刷し、さらに下記組成
L−1〜L−3のインキを用いて60メツシユのス
クリーン版で印刷し、レンガ柄の転写シートを作
成した。
[Table] Example 6 0.05 using an extruder on 60g/ m2 base paper
Using a base sheet coated with polypropylene to a thickness of m/m, a water-soluble release varnish of composition A of Example 1, a porous ink of composition B of Example 1, a porous varnish of composition C of Example 1, and the following composition 1 were prepared. The gravure inks were applied in this order using a gravure multicolor printing machine to create a transfer sheet. The porous ink plate of Composition B uses three colors of travertine pattern with a plate depth of 40μ, and the gravure ink of composition uses a pattern that matches the travertine pattern with a plate depth of 250μ. I printed it with When a gypsum board was created using this transfer sheet in the same manner as in Example 1, a beautiful decorative gypsum board having recesses that matched the travertine pattern was obtained. Composition PVC/acrylic copolymer water absorbent resin (polyacrylate type) Polyethylene glycol-2000 Cyclohexanone ethyl cellosolve isopropyl alcohol 18 parts by weight 72 〃 5 〃 70 〃 20 〃 30 〃 Example 7 0.1 m/m thick unplasticized PVC transparent Example 1 on the sheet
A water-soluble release varnish of composition A of Example 1, a porous ink of composition B, and a porous varnish of composition C of Example 1 were coated and printed in this order to create a printed sheet with a stone grain pattern, and the following composition J was coated and printed in this order. using the ink of
The check pattern was printed using the 80Me screen plate. This transfer paper is formed into a tile shape by vacuum forming so that the ink side becomes the inner surface, and while it is held in a mold, a mortar of the following composition K is poured into it, and after curing, the mold is removed and dried, and an acrylic urethane-based paint is applied. The surface was painted with As a result, a beautiful decorative tile-like decorative article with a stone-like texture having a check-like rough surface concavity was obtained. Composition J PVC/vinyl acetate copolymer water-absorbing resin (starch kraft system) Silica gel cyclohexanone methyl ethyl ketone xylene 15 parts by weight 75 〃 9 〃 60 〃 15 〃 20 〃 Composition K Cement Fine aggregate Water reducer Glass fiber water 100 〃 200 〃 3 〃 0.5 〃 65 〃 Example 8 Water-soluble release varnish of composition A of Example 1, porous ink of composition B of Example 1, porous varnish of composition C of Example 1 on a 0.2 m/m thick non-plastic PUC sheet was coated and printed using a gravure printing method, and further printed using a 60-mesh screen plate using inks having the following compositions L-1 to L-3 to create a transfer sheet with a brick pattern.

【表】 これらの転写シートを用いて、実施例1と同様
の手順で石膏板を作成したところ、L−1のイン
キを用いた場合には平滑な目地部凹面を有する整
然とした感じのレンガ調化粧石膏板が、またL−
2のインキ層を用いた場合には粗面の目地部凹面
を有するダイナミツクな感じのレンガ調化粧石膏
板が得られた。またL−3のインキを用いた場合
には、実物のレンガ目地ときわめて類似した印象
のやゝ粗面の目地部凹面を有する化粧石膏板が得
られ、これをアクリルウレタン系塗料でスプレー
塗装することによつて、表面の艶及び目地部の面
状態がさらに強調され、実物の素材感を表現する
美麗な装飾板となつた。 実施例 9 0.2m/m無可塑塩ビシートに70メツシユのスク
リーン版を用いて組成Mのインキにより、タイル
目地柄を印刷した。このシートを実施例1と同様
の手順で1m×2mの型枠を用いて、厚さ10m/
mに組成Dのスラリーを充填し、硬化後脱型・乾
燥して、アクリル系樹脂をカーテンフローコータ
ーにより80g/m2dry塗布、乾燥した。 組成M塩ビ/酢ビコポリマー 吸水性樹脂 (ポリアクリル酸塩系) 表面処理炭酸カルシウム シクロヘキサノン トルエン 15重量部 80 〃 9 〃 65 〃 30 〃 これによりタイル目地部分が凹部となり、無地
タイルの施工面にきわめて類似した外観の施工性
にすぐれた装飾石膏板を得た。
[Table] Using these transfer sheets, gypsum boards were created in the same manner as in Example 1. When L-1 ink was used, a brick-like appearance with smooth joint concave surfaces was created. The decorative plaster board is also L-
When ink layer No. 2 was used, a brick-like decorative gypsum board with a dynamic feel and a rough joint concave surface was obtained. In addition, when ink L-3 is used, a decorative gypsum board with slightly rough concave joints with an impression very similar to actual brick joints is obtained, which is then spray-painted with acrylic urethane paint. As a result, the luster of the surface and the condition of the joints were further emphasized, resulting in a beautiful decorative board that expressed the feel of the actual material. Example 9 A tile joint pattern was printed on a 0.2 m/m unplasticized PVC sheet using an ink of composition M using a 70 mesh screen plate. This sheet was molded into a 1m x 2m formwork in the same manner as in Example 1 to a thickness of 10m/2m.
A slurry of composition D was filled in the mold, and after curing, the mold was demolded and dried.An acrylic resin was coated at 80 g/m 2 dry using a curtain flow coater and dried. Composition M PVC/vinyl acetate copolymer water absorbent resin (polyacrylate-based) Surface treatment Calcium carbonate cyclohexanone toluene 15 parts by weight 80 〃 9 〃 65 〃 30 〃 As a result, the tile joint area becomes a recess, and the surface of the plain tile is extremely A decorative gypsum board with similar appearance and excellent workability was obtained.

【図面の簡単な説明】[Brief explanation of the drawing]

第1図から第3図までは、本発明の装飾板の製
造方法の途中までを工程に従つて示す説明図であ
り、第4図から第6図までは、第3図に続く三通
りの工程をそれれぞれ示す説明図である。 1…吸水性樹脂を含むインキ層、2…転写絵柄
層、3…基体シート、4…水和硬化材のスラリ
ー、1′…吸水性樹脂層、4′…水和硬化物、1″
…乾燥後の吸水性樹脂層。
FIG. 1 to FIG. 3 are explanatory diagrams showing the process up to the middle of the method for manufacturing a decorative board of the present invention, and FIG. 4 to FIG. It is an explanatory view showing each process. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1... Ink layer containing water absorbent resin, 2... Transfer pattern layer, 3... Base sheet, 4... Slurry of hydrated hardening material, 1'... Water absorbing resin layer, 4'... Hydrated hardened material, 1''
...Water absorbent resin layer after drying.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 基体シートの片面に剥離ニス、柄インキ、多
孔質ニスの層からなる転写絵柄層を設け、該転写
絵柄層上に部分的に吸水性樹脂を含むインキ層を
設けた転写シートの転写絵柄層側に水和硬化材を
充填し、水和硬化物にしてから脱型することを特
徴とする装飾板の製造方法。
1 A transfer pattern layer of a transfer sheet in which a transfer pattern layer consisting of a release varnish, a pattern ink, and a porous varnish layer is provided on one side of a base sheet, and an ink layer partially containing a water-absorbing resin is provided on the transfer pattern layer. A method for manufacturing a decorative board, characterized by filling the side with a hydration hardening material, forming a hydration hardening material, and then removing the mold.
JP12958281A 1981-08-19 1981-08-19 Manufacture of ornamental board Granted JPS5831705A (en)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57151303A (en) * 1981-03-16 1982-09-18 Dainippon Printing Co Ltd Manufacture of decorative wood for building

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57151303A (en) * 1981-03-16 1982-09-18 Dainippon Printing Co Ltd Manufacture of decorative wood for building

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