JPS6350761B2 - - Google Patents

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JPS6350761B2
JPS6350761B2 JP54130074A JP13007479A JPS6350761B2 JP S6350761 B2 JPS6350761 B2 JP S6350761B2 JP 54130074 A JP54130074 A JP 54130074A JP 13007479 A JP13007479 A JP 13007479A JP S6350761 B2 JPS6350761 B2 JP S6350761B2
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JP
Japan
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data
magnetic
track
bit
head
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Application number
JP54130074A
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English (en)
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JPS5555483A (en
Inventor
Moori Kurisuchan
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SEE II II HANEUERU BURU
Original Assignee
SEE II II HANEUERU BURU
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEE II II HANEUERU BURU filed Critical SEE II II HANEUERU BURU
Publication of JPS5555483A publication Critical patent/JPS5555483A/ja
Publication of JPS6350761B2 publication Critical patent/JPS6350761B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/10Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Measuring tape travel
    • G11B27/102Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers
    • G11B27/105Programmed access in sequence to addressed parts of tracks of operating record carriers of operating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59605Circuits
    • G11B5/59611Detection or processing of peak/envelop signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は磁気記録媒体上に情報を書込む方法
および装置に関するもので、特に、情報デイス
ク・メモリに適用可能なものである。
データ処理装置における磁気デイスク・メモリ
の使用は、その記憶容量が大きく、しかも情報へ
のアクセス命令を受けた時点からデイスクの任意
の個所に記憶されている情報に磁気読取り/書込
みヘツドがアクセスするのに要する時間が比較的
短いと言う理由から益々普及しつつある。
周知のように、磁気デイスクは、デイスクの両
面に設けられて1ミリメートルの数百分の一を越
えない幅を有する同心円上の記録トラツクに符合
化された形態で情報を格納している。
トラツクはそれらトラツクに連続番号jを割当
てることによつて識別される。ここでjは0と
N-1との間の整数であつて、Nは記録トラツクの
総数である。或るトラツクの連続番号jの符号化
された表現がアドレスと称されている。
最も高い頻度で用いられているコードは2進コ
ードである。
磁気デイスクは、電動機によつて駆動され一定
の回転速度を有する。
現在の慣行によれば、特に限られたデイスク数
(一般には4ないし5枚以下)しか有しないメモ
リの場合には、情報は次のような仕方でデイスク
の両面にそれぞれ記録される。即ち、メモリがそ
の一部を構成するデータ処理装置によつて処理さ
れるデータの記録に対して最も大きなスペースが
取られる。他方、トラツクのアドレスの記録なら
びに関連のデイスク面上のトラツク上での磁気ヘ
ツドの位置の制御に必要とされる情報の記録に
は、最少限度のスペースしか割かれていない。な
お以下の説明において用いられる述語「トラツク
識別情報」とは、トラツクのアドレスならびにヘ
ツド位置の制御情報双方を意味する。したがつて
デイスクの1つの面上に記録されている全情報に
はトラツク識別情報の領域が含まれると言うこと
ができる。
説明を簡便にするために単一のデイスクについ
て述べることにする。デイスクの面の各々にはそ
れと関連して単一の磁気読取り/書込みヘツドも
しくは磁気読取り/書込み変換器として知られて
いるヘツドを設けるのが好ましい。
コンパニユ・ハニウエル・ブル社の1977年3月
22日付出願の特許願第30522号明細書に記載され
ているように、現在の慣行によればデイスクの両
面に格納される情報は1つの円の等分の隣接セク
タS0,S1……Si……So上に分配される。一般にデ
イスクの1つの面は数10のセクタ(通常は40ない
し50のセクタ)に分割されている。
磁気ヘツドで設けられている磁気デイスクの面
が該ヘツドの前部を通過するとセクタS0がセクタ
S1よりも以前にヘツドによつて読出され、セクタ
S1はセクタS2よりも以前に読出され以下同様に読
出しが行われる。したがつてセクタS0はセクタS1
に先行し、セクタS1はセクタS2に先行し、セクタ
SiセクタSi+1に先行し、以下同様の順序でセクタ
の読出しが行われると言うことができる。
より一般的に述べれば、デイスク面上の連続番
号jの同一のトラツク内で互いに相続く2つの情
報項目Ik-1およびIkについて考察すると、情報項
目Ik-1はヘツドによつて情報項目Ik以前に読取ら
れる場合には該情報項目Ikに先行すると言える
し、また逆にIkはIk-1に後続すると言うことがで
きる。同じことが隣接の群の情報項目Gkおよび
Gk-1についても当嵌る。
各セクタSiは2つの等しくない領域に分割され
ている。大きい方の領域はデイスク・メモリが所
属するデータ処理装置で処理されるデータを格納
しており、他方小さい方の領域はトラツク識別用
情報を格納している。説明の便宜上以下大きい方
の領域に格納されているデータは被処理データと
称する。各セクタにおいて小さい方の領域はトラ
ツクの数に等しい複数の「基準ゾーン」と称され
ゾーンに分割されており、各トラツクには1つの
ゾーンが相関されている。
周知のように、述語「ビツト」は磁気記録の形
態かまたはアナログ電気信号もしくは論理電気信
号の形態にある2進「1」または「0」デイジツ
トならびにこのデイジツトの任意の表現を指す。
ここで論理信号とは「論理零」および「論理1」
と称される2つの値しかとることができない信号
であり、アナログ信号とは「正」および「負」又
はそのいずれかとすることができる2つの限界値
間で連続的に変動する電圧を有する信号と定義さ
れる。便宜上述語「ビツト」はデイスク上に記録
されている情報もしくはデータ項目に用いられて
いる。特にトラツク識別情報項目はトラツクを識
別するための「ビツト」とも称される。
周知のように、磁気デイスク上に一連の情報項
目を記録するために、デイスク上の各トラツクに
沿つて「要素磁石」と称される可変長の小さな磁
気領域からなる一連の領域が発生される。これら
要素磁石もしくは磁気領域はその磁気誘導が同じ
大きさであるが磁石の表面に平行な方向において
交互に反対の極性となるようにトラツクの全長に
沿つて分布される。正の磁気誘導を発生する要素
磁石の数は、負の磁気誘導を発生する要素磁石の
数と同じである。
現在の慣行によれば、前掲の特許願第30522号
明細書に記述されているように、任意の基準ゾー
ンにおける各トラツク識別「ビツト」は磁気誘導
の方向における単一の変化に対応されておつて、
磁化の方向における変動または磁気遷移とも称さ
れ、次のような2つの異なつた種類に分けること
ができる。即ち、デイスクの面が磁気ヘツドの前
部を通過する際にヘツドの前部を相続いて負の誘
導の要素磁石が、しかるのちに正の誘導の要素磁
石が通過した時に、磁石方向における変動は正で
ある、言換えるならば磁気遷移は正であり、他
方、ヘツドの前部を相継いで正の誘導の要素磁石
がそして負の誘導の要素磁石が通過した場合に
は、磁化方向の変動は負である。言換えるならば
磁気遷移は負であると称される。
ここで1つのトラツクのアドレスは2のP乗が
トラツクの数Nに等しいかまたは大きくなるよう
な数pの「ビツト」を有していることを想起され
たい。
セクタSiの各基準ゾーンは連続番号jのトラツ
クと相関されておつてn個のセルC1,C2……Ck
……Coを有しており、ここでnは一般にpより
も大きい整数であり、そして各セルは少くとも1
つのトラツク識別「ビツト」を格納している。
これら「ビツト」の各々に対応する磁化方向の
変動もしくは磁気遷移は、セル内の予め定められ
た2つの位置のうちの1つの位置を占めることが
でき、そして問題となる「ビツト」の値は、この
磁化変動によつて占められる位置の関数であるこ
とは上に述べた特許願第30522号明細書に記述さ
れている通りである。したがつて例えば1つのア
ドレス「ビツト」に対応する磁気遷移が第1の位
置と称する予め定められた位置、即ち、ヘツドに
関連のデイスクの面が該ヘツドの前部を通過する
際に該読取りヘツドが時間的に最初に出会う位置
を占めている場合には、問題のアドレス・ビツト
は「0」に等しい。他方磁気遷移が上記2つの予
め定められた位置のうちの他方の位置即ち第2番
目の位置を占めている時には、アドレス「ビツ
ト」は「1」に等しい。同じことが位置制御「ビ
ツト」についても当嵌まる。
磁気ヘツドが1つの基準ゾーンに対応する一連
の磁気遷移に出会うと、該ヘツドは各遷移毎にア
ナログ・パルスを発生し、このパルスは磁気デイ
スクが所属するデイスク・メモリと関連して設け
られた整形回路により論理パルスに変換され、そ
して基準ゾーンの始端は特殊パルスによつて指示
される。論理パルスはデイスク・メモリの読取
り/書込み回路に伝送される。
基準ゾーン内の1つの磁気遷移に対応するアナ
ログ・パルスが受容される。即ち論理パルスに変
換可能であるためには、アナログ・パルスの振幅
は或る閾値もしくはレベルより大きくなければな
らない。そしてこの閾値もしくはレベルは現在の
慣行では比較的低く、ヘツドが発生するアナログ
信号が達することができる最大振幅の約25%であ
る。ゾーン内のトラツク識別「ビツト」の値はコ
ンパニユ・インタナシオナル・プール・リンホル
マチイツク・CII−ハニウエル・ブル社の1976年
9月20日付けのフランス国特許願第7628169号明
細書に記述されている仕方で決定される。言換え
るならば上記の基準ゾーンの始点を表わす論理パ
ルスを基準として上記磁気遷移に対応する論理パ
ルスの時間位置を元にして決定される。
要するに基準ゾーンにおける「ビツト」Ikに対
応する磁気遷移Pkはそれに対応して該ゾーンの
始点を指示する特殊パルスを基準に一義的に定め
られた時間位置Pkを占める論理パルスを発生す
ると言うことができる。
(ゾーンからの)スプリアス信号とは、該ゾー
ンがヘツドの前部を通過するが基準ゾーンにおけ
る磁気遷移の1つに対応しない場合にヘツドによ
つて発生される信号を称する。即ち、上記位置
Pkの1つを占めない信号に関して言う。この種
のスプリヤスな信号はいろいろな理由から生ず
る。例えば、関連のデイスクの面に対する磁気読
取りヘツドの位置に変動が生じたとか、デイスク
の面上の記録に誤りが在るとか、あるいはまたデ
イスクの面と磁気ヘツドとの間に塵が存在する等
の原因で現われ得る。
従来の磁気デイスク上の基準ゾーンへの情報の
書込み方法には次のような理由に起因して或種の
欠点がある。即ち、 情報項目がデイスクの周辺部に位置するか、あ
るいはデイスクの中心部に近く位置するかに依存
して情報項目が磁気ヘツドの前部を通過する速度
が変つてくる(速度は中心部に接近するにつれて
減少する)ため。その結果、基準ゾーンにおける
遷移Tkに対応するパルスの位置Pkならびに上記
の論理またはアナログ・パルスの持続期間および
振幅変動の決定に不確実性が付纒う。
その結果、デイスク・メモリの読取り/書込み
回路がスプリアスな信号を有効な信号として処理
する確率が相当に高くなる。
周知のように、或るゾーンからのトラツク識別
情報を表わすデイスク面と関連の磁気ヘツドによ
り発生された信号は、デイスク上にヘツドを位置
付けるための装置に供給される。この装置はヘツ
ドをしてヘツドが初期に位置しているトラツクA
から半径方向に移動して情報を読取るべきトラツ
クB上に位置付け、かつまたトラツクB上に正確
に心出しされた位置で磁気ヘツドを情報読取りに
要する時間保持する働きをなす。ヘツドによりト
ラツクBからの情報をできるだけ迅速にかつ最大
限の正確さで読取ることを可能にするためには、
ヘツドがトラツクAからトラツクBに移動するの
に要する時間をできるだけ短かくし、しかも該ト
ラツクに対してヘツドが心出しされる精度をでき
るだけ高くすることが重要である。
これらの条件が満される限り、基準ゾーンにお
ける磁気遷移に対応する読出された信号がスプリ
アスな信号を含むことはあり得ない。しかしなが
ら従来の読取り方式ではこれらの要件が充分に満
されていないのである。
本発明は上記のような欠点の克服を目論むもの
であり、基準ゾーンにおける各「ビツト」を定義
するために、上記のように単一の磁気遷移の代り
に2つの磁気遷移を用いて最初の磁気遷移を第2
の磁気遷移と反対の記号にすることを提案するも
のである。「ビツト」の値を決定する上でいかな
るエラーをも回避することを可能にする本発明の
書込み方法は、自明なように信頼性が高く、かつ
安全である。さらにこの方法は実施が容易であ
る。
本発明によれば、情報項目が2進コードで書込
まれて複数のトラツクにより担持され、そして基
準ゾーンの群に記録されているトラツク識別「ビ
ツト」の少なくとも1つの部分集合を有しておつ
て、各トラツクにはそれに関連してそれぞれ複数
個の磁気遷移を格納している少なくとも1つのゾ
ーンが設けられている磁気記録媒体上への情報の
書込み方法において、基準ゾーン内のどのビツト
も少なくとも1対の磁気遷移によつて定義され、
そのうち第1番目の磁気遷移は第2番目の磁気遷
移に対して反対の記号を有することを特徴とする
情報の書込み方法が提案される。
本発明による書込み方法を実施する好ましい実
施形態においては、情報「ビツト」の値はそれに
対応する1対の遷移の存在または不在の関数であ
る。
本発明の特徴や利点は、添付図面に例示した具
体例に関する以下の説明から明らかとなろう。
本発明に従い磁気記録媒体の基準ゾーンにどの
ようにして情報を書込むかに関し一層明確な理解
を得るために、先ず、第1図、第2図および第3
図を参照して、好ましくは磁気デイスク(第1図
および第2図)である磁気記録媒体の表面にどの
ように情報が書込まれ分布されるか、また基準ゾ
ーンにおける従来の情報の書込み方法(第3図)
に関して梗概しておくのが有益であろう。
第1A図および第1B図とを含む第1図は、矩
形の形態で記録デイスクD上の連続番号jのトラ
ツクの一部を示す。
磁気デイスクDは、磁気材料CMの薄い層が付
着されている金属性の磁性基板SMから構成され
ている。
周知のように、磁気材料を磁化するには、磁化
材料は先ず磁気読取り/書込みヘツドによつて発
生されて磁気材料を飽和するのに充分な強さの磁
界に曝される。即ち、磁界の強さHが或る値Hs
に達するや直ちに磁気材料内の磁気誘導が限界値
Bsに達するのに充分な強さの磁界に曝される。
そこで磁界を遮断する。残留磁気Brと称される
磁気誘導は零以外の値をとり、その大きさは用い
られる磁気材料に依存する。
デイスクD上の連続番号jの各トラツクに情報
を書込むには、複数個の要素磁石A1j,A2
j,A3j,A4j,A5j等とを発生するため
に磁気読取り/書込みヘツドTが用いられる。
要素磁石A1jないしA5jにおける磁気誘導
の方向および極性は基材SMに対して平行とな
り、順次交互に反対の極性となる。したがつて、
軸線f1jの極性は軸f2jと反対であり、軸f
2jの極性は軸f3jの極性と反対となり以下同
様である。要素磁石内の磁気誘導の値は、(+
Br)または(−Br)に等しい。即ち、要素磁石
A1jの磁気誘導の値が(+Br)であるとする
と、要素磁石A2jにおける磁気誘導の値は(−
Br)となり以下同様である。要素磁石の長さは
変動し得る。
第2a図に見られるように、矢印Fの回転方向
に見てデイスクDの有効な記録領域は円d1およ
びd2によつて画定される。デイスク上には、セ
クタS0,S1,Si……Soで表わしたn個の等分の隣
接のセクタが画定されている。
第2b図に見られるように、各セクタSiは2つ
の部分SDOiおよびSADiに分割されており、これ
ら部分にはそれぞれ「被処理」データおよびトラ
ツク識別情報が記録される。部分SADiの面積は
部分SDOiの面積よりも非常に小さい。
第2c図および第2d図は、円C内に含まれる
セクタSiの部分SADiの拡大図である。
セクタSiの各SADi部分はn個の基準ゾーン
ZRPip……ZRPij……ZRPi(o-1)に分割されている。
図示を簡略にするために最初から5つだけのゾー
ンZRPipないしZRPi4までを矩形で表わして示す
に留めた。
いろいろな基準ゾーンZRPij間の境界は、磁気
デイスクDの記録トラツクの円形の軸線Axjであ
る。図から明らかなように、セクタSiにおいては
連続番号jのトラツクおよび軸線Axjには基準ゾ
ーンZRPijが関連して設けられている。即ち、ト
ラツクOにはそれに関連して基準ゾーンZRPip
設けられ、トラツク1にはそれに関連して基準ゾ
ーンZRPi1が設けられるごとくである。
磁気デイスク上の基準ゾーンへの情報の従来の
書込み方法(第3図)においては、各ゾーン
ZRPijはゾーンが格納しているトラツク識別「ビ
ツト」の数に少なくとも等しい数の要素セルの集
合からなつており、そして各セルにはそれに関連
して1つのトラツク識別「ビツト」が割当られて
いる。
このような要素セルの1具体例が第3図に示さ
れており、図中要素セルCkは基準ゾーンZRPij
ものである。また第3図には第1番目の磁気遷移
によつて形成されるゾーンの始端DZが示されて
いる。
基準ゾーンZRPijのセルCkは2つの要素磁石を
有しており、従つてセル内の2つの予め定められ
た位置を占めることができる単一の磁気遷移を有
している。該磁気遷移に対応するトラツク識別
「ビツト」Ikの値はセルCk内の情報項目によつて
占められる位置の関数である。
磁気遷移がPpで表わした第1の予め定められた
位置を占める場合には、対応の「ビツト」Ikは零
に等しい。
磁気遷移がP1で表わした第2の予め定められ
た位置を占める場合には、対応の「ビツト」Ik
1に等しい。
上から明らかなように、「ビツト」はIkの値の
如何に拘わらず、それに対応の磁気遷移は常に同
じタイプである。例えば第3図に示すように正で
ある。第3図において、磁気遷移は二重の線で示
されており、ゾーンの始端は磁気遷移DZで定め
られ、そしてセルCk内の要素磁石の各々におけ
る磁気誘導の極性は+−で示されている。
第4図には、本発明による磁気記録媒体上の基
準ゾーンへの情報の書込み方法が示されている。
第3図の場合と同様に、基準ゾーンZRPijの一部
分即ち、該ゾーンの指点とその第1番目の磁気遷
移DZおよび任意の要素セルCkが示されており、
基準ゾーンは複数個の要素セルC1,C2,C3……
Ck…Coを有しておつて、これらセルの数は少な
くともゾーンが記憶すべきトラツク識別情報項目
の数に等しい。
本発明によれば、基準ゾーンZRPij内のいかな
る「ビツト」Ikは2つの磁気遷移によつて定義さ
れる。この場合、第1番目の遷移T1kは、第2番
目の磁気遷移T2kと反対の記号、即ち極性にあ
る。例えば、第1番目の遷移T1kが正であるとす
ると第2番目の遷移は負となる。或るゾーンにお
ける「ビツト」に採用される符合化は、2つの磁
気遷移が存在する場合に「ビツト」Ikは1に等し
くなり、そしてこのような遷移が存在しない場合
には零に等しくなるようにすることができる。説
明の便宜上、2つの磁気遷移の存在または不在を
以下「デイビツト」と称することにする。全ての
セルC1……Ck……Coは同じ長さLにある。「ビツ
ト」Ikが1に等しい時には、磁気誘導が正である
セルCkは磁気誘導が負であるセルの部分の全長
に等しい。したがつて第1番目の磁気遷移T1k
正で第2の遷移T2kが負であるとすると、磁気誘
導が正であるセルCkにおける中心要素磁石の長
さはL/2に等しくなり、他方磁気誘導が負である 2つの要素磁石の長さはL/4に等しくなる。明ら かなように、セルCkが2つの磁気遷移を有して
いない場合には、該セル内の磁気誘導は均等であ
る。例えば、第4図に図示した本発明による書込
み方法の実施例においては、均等に負である。
第5a図および第5b図にはそれぞれ従来方法
および本発明の方法によつて書込まれた「ビツ
ト」Ikに対応するアナログおよび論理信号が示さ
れている。先ず第5a図に関して考察してみる。
従来方法で書込まれた場合には、ゾーンZRPij
セルCk内の同じ「ビツト」Ikは、それに対応して
該「ビツト」を格納しているデイスクの面と相関
されたヘツドTにより発生されるいろいろな形態
のアナログ信号をとり得る。これらいろいろなア
ナログ信号はそれに対応の論理信号を有する。な
おアナログ信号は、上述のように電子整形回路に
よつて論理信号に変換されるものである。
先ず、「ビツト」Ikがデイスクの周辺部に位置
するトラツクと関連の基準ゾーン内に記録されて
いると仮定する。この場合、デイスクは高い速度
でヘツドTの前部を通過する。このような条件下
においては、「ビツト」Ikに対応するアナログ信
号の振幅は、デイスクに対するヘツドの位置に依
存して最大値AnaxおよびAnioの間で変動しうる。
そしてヘツドにより発生される信号の振幅は、ヘ
ツドが「ビツト」Ikに対応する磁気遷移と正確に
整列してデイスクから最小距離にある時に最大に
なり、ヘツドがデイスクから最大距離にあつて磁
気遷移から偏位している時には、ヘツドによつて
発生される信号の振幅は最小となる。
ヘツドによつて発生される「ビツト」Ikに対応
する最大振幅のアナログ信号をIARMAXと称
し、そして該「ビツト」に対応する最小振幅Anio
の信号はIARMINと称することにする。
ビツトIkがデイスクの周辺部から中心に向つて
離間して位置しているトラツクと関連のゾーン
ZRPijに記録されている場合には、関連の情報項
目が移動する速度は「低速」と称し、この速度は
上に述べた高速度よりも小さい。この場合には、
ヘツドTによつて発生されるアナログ信号の振幅
は最大値anaxと最小値anioとの間で変動する。こ
の時の最大振幅anaxを有する信号をIALMAXと
称し、他方最小振幅anioを有する対応の信号は
IALMINと称することにする。低速運動に対応
する信号IALMAXの振幅anaxは高速運動に対応
する信号IARMAXの振幅Anaxよりも小さい。同
じことは振幅Anioよりも小さい振幅anioについて
も言える。またパルスIALMAXの持続期間はパ
ルスIARMAXの持続期間もしくはパルス幅より
長い。同じことは信号IALMINおよびIARMIN
の持続期間についても当嵌まる。
アナログ・パルスは次のようにして閾値回路
(図示せず)により論理パルスに変換される。ア
ナログ・パルスの電圧が閾値TRよりも高い場合
には、アナログ・パルスは論理パルスに変換され
る。したがつて、アナログ・パルスIARMAX
は、その電圧がTRよりも高い時点t0およびt1
の期間中に論理パルスILRMAXに変換される。
同様にして、アナログ・パルスIARMINは、そ
の電圧がTRよりも高い期間中、即ち時点t2とt3
との間でパルスLIRMINに変換される。同様に
してアナログ信号IALMAXは、その電圧がTR
よりも高いt′0およびt′1間の期間中に論理パルス
IALMAXに変換される。
先に述べたように、「ビツト」Ikの値はゾーン
の始端を表示しかつ磁気遷移DZに対応するパル
スの時間位置によつて決定される。
第5a図を参照すれば明らかなように、情報項
目Ikに対応する論理パルスは、デイスク上の記録
されている情報項目Ikの移動速度が遅いか速いか
に依存して時点t′0またはt0で検出される。このよ
うな条件下では「ビツト」の値の決定に際して誤
りもしくはエラーが生ずる危険があることは明ら
かである。ここで閾値TRよりも大きな電圧のス
プリヤスなアナログ・パルスIPAが生じたと仮定
する。その場合には次のような2つの可能性が考
えられる。
即ち、情報「ビツト」Ikに対応するアナログ・
パルスの電圧が閾値TRよりも大き期間の外でス
プリヤスなパルスIPAが現われた場合には、この
スプリヤスなパルスIPAは論理パルスIPLに変換
されて、デイスクTが所属するデイスク・メモリ
の論理読取り/書込み回路により受容される。
これに対してスプリヤス・パルスIPAが「ビツ
ト」Ikに対応するアナログ・パルスの電圧が閾値
TRよりも大きい期間中に表われ、しかも反対の
極性を有する場合には、パルスIPAおよび上記ア
ナログ・パルスの算術和でしかも閾値TRよりも
小さい電圧を有するアナログ信号が生ずる。その
結果としてこの信号に対応す論理パルスが生じな
い危険があり、このことは「ビツト」Ikが検出さ
れず、書込み/読取り回路によつて評価されない
危険があることを意味する。したがつてこの場合
には、例えばトラツクのアドレスの決定において
誤りが起る。
次に第5b図を参照して説明するに、この図に
は、本発明の方法によつて書込まれる場合、言換
えるならば2つの磁気遷移によつて形成される場
合に同じ「ビツト」Ikに対応するアナログ信号お
よび論理信号が1に等しくなる場合が示されてい
る。
上記磁気遷移が磁気ヘツドTの前部を通過する
とヘツドは、振幅が等しくかつヘツドTの前部を
通る二重遷移の移動速度の関数である反対の極性
の2つのパルスからなるアナログ信号を発生す
る。速い移動速度の場合には、振幅が最大振幅
Anaxおよび最小振幅Anio間で変動するアナログ信
号が発生される。ここで最大振幅Anaxの信号は
DBARMAXと称し、低速度移動に対応する最小
振幅Anioの信号はDBARMINとすることにする。
同様にして、低速度移動の場合(「ビツト」Ik
デイスクの周辺部から離れて位置している場合)
には、振幅が最大振幅anaxおよび最小振幅anio
で変動するアナログ信号が発生される。この場合
の最大振幅anaxの信号はDBALMAXと称し、他
方振幅anioの信号はDBALMINと称する。
基準ゾーンZRPijにおけるセルCk内の「ビツ
ト」Ikに対応する二重遷移に対応する2つのアナ
ログ・パルスは、閾値回路によつて論理パルスに
変換される。この場合の閾値はTRであるとす
る。
アナログ信号DBARMAXの振幅が閾値TRよ
りも高い場合、言換えるならば時点t4においては
対応の論理パルスDBLRMAXは論理「1」に等
しくなる。この信号は二重アナログ・パルス
DBARMAXが零になり正の値から負の値に変わ
る時点t5で論理「0」に戻る。同様にして論理パ
ルスDBLIMAXは、その電圧が閾値TRよりも大
きい時点t′4とその電圧が零になる時点t5との間で
は論理「1」」に等しい。同様にしてDBARMIN
がその電圧が閾値TRよりも高い時点t6と、その
電圧が零の値を通つて(正の値から負の値に変わ
る時点)t7との間で論理パルスDBLRMINに変換
される。このことは第5b図に示されている。
したがつて明らかなように、「ビツト」Ikに対
応する論理パルスの持続期間は明確に定められた
最小幅(Tp=t7−t6)を有することになる。
また理解されるように、2つのパルス
DBALMAXおよびDBARMAXの零点通過は時
点t5において生じ、このことは情報項目Ikのがデ
イスクの周辺部に位置するか、あるいは周辺部か
ら離れて位置するかに関係なく当嵌まる。換言す
るならば、所与のセクタSi内の基準ゾーンZRPij
の位置のいかんに拘わらず、該ゾーンの始端DZ
が現われる時点と、該ゾーンにおけるK番目の
「ビツト」Ikに対応する論理パルスが論理零にな
る時点t5との間で経過する時間は同じである。
したがつて次のような結論が引出される。
ビツトIkに対応する二重遷移の存在または不在
は、上記「デイビツト」に対応する論理「0」へ
の複帰を検出することにより検出される(したが
つてまた「ビツト」Ikに対応する「デイビツト」
が検出されると言うこともできる)換言するなら
ば論理パルスの存在または不在が上記パルスの論
理「0」への復帰により検出された時には、問題
の情報項目の値が同時に決定され(この値はパル
スが存在する場合は1に等しく、そしてパルスが
存在しない場合、言換えるならば、第4図に示さ
れている「ビツト」の書込みに採用されている符
合化方式に従つて論理「0」への復帰がある場合
には零に等しい)。パルスの論理「0」への復帰
は現在入手可能な電子論理回路によつて大きい精
度で検出できることが知られている。
また図には閾値TRよりも大しい電圧を有する
スプリヤスなアナログ・パルスIPAが示されてい
る。このアナログ・パルスは閾値回路によつてパ
ルス幅T′を有する論理パルスIPLに変換される。
図示の例においてそうであるように、このスプリ
ヤス・パルスの持続幅T′が周期Tpよりも小さい
場合には読取り/書込み回路はこのスプリヤスな
パルスを受付けない。
本発明による書込み方法は次のことを可能にす
る。
第1にトラツク識別情報を正確に検出すること
を可能にし、これによつて従来の情報書込み方法
と比較し、ビツトの値を決定する上に生ずエラー
の確率は相当に減小される。
さらに基準ゾーンZRPijが磁気ヘツドTの前部
を通過する時に起り得る実質的に全べてのスプリ
ヤスなパルスの受容を実質的に禁止することがで
きる。
本発明による磁気デイスクの基準ゾーンへの情
報の書込み方法を実施する上の好ましい実施例に
おいては、基準ゾーンZRPijはゾーン始端DZから
順にプレアンブルと称する部分PPA、該基準ゾ
ーンが相関されている連続番号jのトラツクのア
ドレスを記憶している部分PADおよびデイスク
上のヘツドの位置制御情報(精密位置決め情報と
も呼ばれる)を記憶している第3の部分PPOSの
3つの別々の部分に分割される。
このように基準ゾーンZRPijにおける情報の分
布によれば、検出時に情報の検出精度を大きくす
ることができ、1つの種類の情報に対応する信号
(例えばアドレス)が他の種類の情報(例えば精
密位置決め情報)に対応する信号に干渉すること
が阻止される。このような干渉は、現在の慣行の
ように第1の種類の情報項目が第2の種類の情報
項目に先行しており、そして第2の種類の情報項
目自体が第3の種類の情報項目に先行すると言う
風な情報アレイの場合に起り得るものである。
プレアンブル部分PPAは多数の「デイビツト」
を記憶しており、これら「デイビツト」に対応す
る信号は、デイスク・メモリの読取り/書込み回
路によりその増幅器の利得を定めるのに用いられ
て、アドレス情報および精密位置決め情報が可能
最大の正確さで読取られるようになつている。本
発明の好ましい実施例においては、プレアンブル
部分PPAは、「1」に等しいビツトに対応12の同
じ「デビツト」を記憶している。プレアンブル部
分PPAを形成するこの好ましい実施例は第7図
に示されている。第7図において正の磁気遷移は
上向の矢印を有する線によつて表わされ、そして
負の磁気遷移は下向きの矢印を有する線によつて
表わされている。これは図示を簡略にする意図か
らである。
本発明の1実施例(第6図参照)においては、
アドレスを記憶するる部分PADは、それぞれ1
つの「デイビツト」を記憶する12のセルC′0ない
しC′11から構成されている。例えば第1番目のセ
ルC′0のようなセルの1つは、トラツクのパリテ
イを表示する情報ビツトに対応する「デイビツ
ト」を記憶する。残りの11個のセルC′1ないし
C′11に記憶される「デイビツト」は、上記部分
PADを有する基準ゾーンZRPijと関連のトラツク
のアドレスのビツトに対応する。トラツクのアド
レスに用いられるビツトの数をkで表わせば、こ
の数は2kが基準トラツクの連続番号nに等しいか
またはそれよりも大きいように選ばれる。したが
つてk=11ならば、11ビツトの2進コードで表わ
すことができるトラツクの最大数は2048=211
ある。ここで述べている具体例においては、アド
レスの上位ビツトに対応する「デイビツト」は下
位ビツトに対応する「デイビツト」に先行する。
したがつて上位のデイジツトに対応する「デイビ
ツト」を格納しているセルは、第6図および第8
図の左側に位置し、他方下位のデイジツトに対応
する「デイビツト」を格納しているセルは第6図
および第8図の右側に位置する。したがつてセル
C′1はアドレスの最上位デイジツトに対応する
「デイビツト」を格納し、他方セルC′11は最下位
デイジツトに対応する「デイビツト」を格納する
ことになる。
次に第8図を参照するに、この図には2つの隣
接するゾーン即ちZRPi124およびZRPi125に属する
2つの部分PADが示されており、これら2つの
隣接のゾーンに対応する2つのトラツクのアドレ
スは、好ましくは交番2進コードもしくはグレ
イ・コードで本発明の方法により書込まれるもの
である。なおこのコードの説明は、例えば1961年
にEditions Dunod社によつて発行されたH.
Soubies―Camy著の文献の253頁および254頁に
記述されている。
第8図の図示を簡略にするために、アドレスの
パリテイを表示する「デイビツト」を格納するセ
ルC′0は2つのゾーンZRPi124およびZRPi125から
省略されている。セルC′1ないしC′11に格納され
る「デイビツト」は、それぞれDB1ないしDB
11と称することにする。
第8a図は数字124および125がグレイ・
コードで表わされる仕方を示す。第8b図はトラ
ツク124および125のアドレスがどのように
して磁気トラツクの基準ゾーンZRPi124および
ZRPi125にグレイ・コードで書込まれるかを示す。
第8C図は読取り/書込みヘツドTから2つの
ゾーンZRPi124およびZRPi125に書込まれたアドレ
スの読出し信号を示す。この場合、ヘツドTは、
上記2つのゾーン間の境界としての役割をなす軸
線であるアドレス・トラツク124の軸線AXi124
上に正確に心出しされているものとする。換言す
るならば、ヘツドTは上記2つのゾーン間に股が
つている。
第8a図から明らかなように、グレイ・コード
の主たる特徴は2つの相続くアドレスが互いに唯
1つのビツトにおける変動で異なつていると言う
事実にある。即ち、アドレス124および125
はグレイ・コードで書込まれた場合、最後のビツ
トにおいて異なつており、トラツク124の場合
にはこのビツトは「0」に等しく、そしてトラツ
ク125の場合には「1」に等しい。
第8b図を参照するに「デイビツト」を表わす
方法は、第7図の場合と同じであつてアドレス・
ビツトに対応するセルC′1ないしC′11における二
重磁気遷移の不在は「0」に等しく、位置アドレ
ス・ビツトに対応する二重磁気遷移の存在は
「1」に等しいとする。さらに第8b図にはセル
C′1ないしC′11の各々における磁気誘導の記号な
らびにトラツク124および125のアドレスの
各々における各「デイビツト」DB1ないしDB11
に対応するビツトの値が示されている。
図から明らかなように、2つのゾーンZRPi124
およびZRPi125内のセルC′5およびC′10はZRPi125
セルC′11と同様に二重磁気遷移を格納している。
上記2つのゾーン内の他のセルはいずれも二重磁
気遷移を格納していない。
第8c図に示すようにヘツドTによつて発生さ
れる信号は、一連のアナログ・パルスS5+
S5-、S10+−S10-,S11+−S11-から形成されてい
る。パルスS5+およびS5-は2つのゾーンZRPi124
およびZRPi125内のセルC′5における二重磁気遷移
に対応し、信号S10+およびS10-は上記ゾーンにお
けるセルC′10内の二重磁気遷移に対応し、そして
アナログ信号S11+およびS11-はゾーンZRPi125
のセルC′11における二重磁気遷移に対応する。ア
ナログ信号S5+、S10+、S11+は正であり、他方信
号S5-、S10-、S11-は負である。信号S5+および
S10+、S5-およびS10-の振幅が(+A)および
(−A)にそれぞれ等しい場合(ヘツドTにより
発生された読出し信号の振幅が最大値であるとす
る)には、アナログ信号S11+およびS11-の振幅は
それぞれ(+A/2)および(−A/2)に等し
いことが判る。セルC′1ないしC′4ならびにC′6
いしC′9の場合にはヘツドTによつて発生される
対応の信号は零であることが判る。
次に第9a図を参照するに、2つの隣接する基
準ゾーンZRPi(j-1)の2つの部分PPOSが示されて
いる。なお、これら2つの隣接基準ゾーンのうち
の一方は奇数番で、他方は偶数番であるとする。
ここに示されている実施例においては、上記基準
ゾーンの部分PPOSは双方共に12のセルC″1ない
しC″12を有するのとする。また第9a図には同じ
ゾーンZRPi(j-1)およびZRPijの2つPAD部分の最
後のセルC′11が示されている。
偶数番のトラツクZRPijに対応する基準ゾーン
内の偶数番位置のセルC″1、C″3、C″5、C″7、C″9
C″11は、「1」に等しい精密位置情報「ビツト」
に対応する「デイビツト」を格納している。図か
ら明らかなように、奇数番トラツクに対応する基
準ゾーンのPPOS部分においては、奇数番位置の
セルC′1ないしC′11は1に等しい精密位置決め情
報「ビツト」に対応する「デイビツト」を格納し
ており、他方偶数番位置にあるセルC″2ないし
C″12は0に等しい精密位置決め情報「ビツト」に
対応する「デイビツト」を格納している。
要約すると、奇数番トラツクの場合にも偶数番
トラツクの場合にも部分PPOSは、磁気遷移が交
番的に存在および不在となることを特徴とする12
項の1連のセルを有していると言うことができ
る。また部分PPOSにおける情報項目の書込み方
法は、関連のトラツクが奇数番であれ偶数番であ
れ同じであつて、単に情報項目はセル間でシフト
されるに過ぎない。したがつて連続番号jの5偶
数番目のトラツク内のセルC′1は二重磁気遷移を
格納しておらず、他方連続番号(j−1)または
(j+1)の連接の奇数番トラツク内のC′1
「1」を格納しておらず、連続番jの偶数番トラ
ツクの部分PPOSにあるセルC′2は、1つの二重
磁気遷を格納しており、そして連続番号(j−
1)また(j+1)の連接する奇数番トラツクに
は「1」が格納されていないと言う具合いであ
る。第9b図には、連続番号(j−1)のトラツ
クの軸線AXi(j-1)に対してヘツドTがとる位置に
依存し、読取り/書込みヘツドTによつて発生さ
れる2種のアナログ信号が示されている。
ヘツドTが軸線AXi(j-1)上に正確に心出しされ
ている場合には該ヘツドによつて発生されるアナ
ログ信号はSAoである。
ヘツドTの位置が実質的にその2/3の部分が基
準ゾーンZRPijのPPOS部分に対置するような位
置にある場合には、ヘツドの残りの部分を基準ゾ
ーンZRPi(j-1)のPPOS部分に対置して位置するこ
とになり、その場合に発生するアナログ信号は
(第9b図に破線で示すように)SAdである。
第9b図からさらに明らかなように、アナログ
信号SAoはその平均電圧が零である信号であり、
その電圧は正の最大値(+A/2)および負の最
大値(−A/2)との間で変動する。図から明ら
かなように信号SAoは実質的に正弦波形を有して
いる。
次に信号SAdについて考察すると、その電圧は
ヘツドTが奇数番の連続位置でセルC″1、C″3……
C″11上に位置している場合には正の最大値(+
Ab)および負の最小値(−Ab)間にあり、そし
てヘツドTが偶数番目の連続位置にあるセルC″2
C″4、C″6、C″12上に位置している時には正の最大
値(+Ah)および負の最大値(−Ah)間にある。
ゾーンの部分PPOSにおける精密位置決め「ビ
ツト」を上記のように配列することによつてビツ
トを読出した場合、連続番号位置jおよび(j−
1)ならびjおよび(j+1)のトラツクに対応
する2つの連続基準ゾーンにおける情報項目から
の信号間における干渉作用をほとんど完全に回避
することが可能であることが判つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁気デイスクのような磁気記録媒体上
における情報の書込み方法を略示する図であつ
て、第1a図は記録トラツクが位置する個所での
断面図、そして第1b図は頂面図であり、第2図
は磁気デイスクの1つの面上における情報の好ま
しい分布方法を示し、第3図は基準ゾーンにおけ
る従来の情報書込み方法を示し、第4図は磁気デ
イスクのような磁気記録媒体上の基準ゾーンへの
本発明による情報の書込方法を略示し、第5図は
従来方法に対する本発明による情報書込み方法の
利点を図解し、第6図は本発明の書込み方法によ
つて書込まれる基準ゾーン内の「ビツト」が3つ
の群即ち、プレアンブルと称する第1群、上記ゾ
ーンと関連のトラツクのアドレスを形成する第2
の群および位置制御「ビツト」を構成する第3の
群に分割される仕方を示し、そして第7図、第8
図および第9図はそれぞれ上記の第1、第2およ
び第3の群の好ましい態を詳細に示す図である。 Ck……セル、A、B……トラツク、D……磁
気デイスク、CM……磁気材料、S……セクタ、
T……磁気読取り/書込みヘツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2進コードのデータが、複数N個のトラツク
    にわたつて、分布されて記録されるような、磁気
    記録媒体Dに対する書込み方法であつて、 各トラツクは、3個の個別のデータ・グループ
    を含む、1個の基準ゾーン(ZRPij)と関連付け
    されており、 該3個のデータ・グループは、 全てが同一の値を有する2進データのセツトに
    よつて形成されているプレアンブル・データ・グ
    ループ(PPA)、 これに続く、絶対アドレス・データを含んでい
    るデータ・グループ(PAD)、および これに続く、互いに反対にされて連続する一連
    の2進データで形成された精密位置データを含ん
    でいるデータ・グループ(PPOS)、 であり、 2個の隣接したトラツクの精密位置ゾーンは、
    それぞれに、交番2進データを含み、 該基準ゾーンの2進データは、2重磁気変移の
    不存在または存在によつて表されていて、その第
    1のものの符号は第2のものの符号と反対にされ
    ており、 該3個のデータ・グループには、同一数の2進
    データが、それぞれに同一長さのk個のセルに含
    まれていること、即ち、該3個のグループは同一
    長さのものであることを特徴とする、磁気記録媒
    体への情報書込み方法。 2 2進コードのデータが、複数N個のトラツク
    にわたつて、分布されて記録されるような、磁気
    記録媒体Dであつて、 各トラツクは、3個の個別のデータ・グループ
    を含む、1個の基準ゾーン(ZRPij)と関連付け
    されており、 該3個のデータ・グループは、 全てが同一の値を有する2進データのセツトに
    よつて形成されているプレアンブル・データ・グ
    ループ(PPA)、 これに続く、絶対アドレス・データを含んでい
    るデータ・グループ(PAD)、および これに続く、互いに反対にされて連続する一連
    の2進データで形成された精密位置データを含ん
    でいるデータ・グループ(PPOS)、 であり、 2個の隣接したトラツクの精密位置ゾーンは、
    それぞれに、交番2進データを含み、 該基準ゾーンの2進データは、2重磁気変移の
    不存在または存在によつて表されていて、その第
    1のものの符号は第2のものの符号と反対にされ
    ており、 該3個のデータ・グループには、同一数の2進
    データが、それぞれに同一長さのk個のセルに含
    まれていること、即ち、該3個のグループは同一
    長さのものであることを特徴とする、磁気記録媒
    体への情報書込み装置。
JP13007479A 1978-10-19 1979-10-11 Information writing on magnetic record medium Granted JPS5555483A (en)

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