JP2665065B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP2665065B2
JP2665065B2 JP6230491A JP6230491A JP2665065B2 JP 2665065 B2 JP2665065 B2 JP 2665065B2 JP 6230491 A JP6230491 A JP 6230491A JP 6230491 A JP6230491 A JP 6230491A JP 2665065 B2 JP2665065 B2 JP 2665065B2
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JP
Japan
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track
bit cell
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servo
magnetic disk
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行正 杉本
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茨城日本電気株式会社
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特にセクタサーボ方式の磁気ディスク装置のサーボ
セクタに記録されるサーボ情報の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の小型磁気ディスク装置は記憶容量
を増やすためトラック密度が非常に高くなってきてい
る。このため、磁気ヘッドとデータトラックとの位置ず
れを小さくする必要があり、データ記録面内にヘッド位
置決めサーボ情報を書き込んだセクタサーボ方式の磁気
ディスク装置が増えてきている。セクタサーボ方式の装
置が一般化してきたのは最近であるが、セクタサーボ方
式のアイデアそのものは古くからあり、例えば、特開昭
51ー131607「トランスジューサ位置づけシステ
ム」は最近のセクタサーボ方式の磁気ディスク装置と類
似した構成になっている。
【0003】ここで、磁気ディスク装置のセクタサーボ
方式について図面を参照して説明する。
【0004】図2はセクタサーボ方式のデータ記録面を
示す図、図3は図2の各サーボセクタの内部構成を示す
図である。
【0005】図2において、セクタサーボ方式では、サ
ーボセクタを一周当り8個描いてあるが、実際には32
〜64個程度設けるのが普通である。
【0006】また図3において、サーボセクタのサーボ
情報は、トラックを識別する粗位置情報と1トラック内
のオフトラック量を検出するための精密位置情報に分け
て記録されている。
【0007】粗位置情報は、シーク中の現在位置を検出
するために用いられ1つのサーボセクタから次のサーボ
セクタまでの時間中に通過する最大のトラック数を識別
できる必要がある。また、トラックとトラックの中間で
も位置を検出できる必要があり、グレイコードに代表さ
れるような隣接するトラックの符号列と1ビットだけ異
なる符号が用いられる。
【0008】尚、粗位置情報は、シーク中に読み取り、
これに基づいてシークの制御を行うので、誤検出しにく
い符号でなければならない。
【0009】また、粗位置情報の前のDCイレーズは、
サーボセクタとユーザデータ部の識別および粗位置情報
の開始点の検出に用いられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】セクタサーボとは異な
る方式で従来から広く使われているサーボ面サーボ方式
の磁気ディスク装置では、シーク中の位置検出分解能は
1/2トラック程度が普通である。
【0011】位置検出分解能が低いと、目標までの残り
の距離に応じて設定する目標速度の分解能も粗になり、
速度制御の精度が悪くなる。また、セクタサーボにおい
ては、セクタ間の移動量から速度を推定するので、位置
検出分解能が低いと、速度推定値の精度も悪くなるとい
う問題を生ずる。
【0012】従って、セクタサーボ方式の磁気ディスク
装置においても少なくともサーボ面サーボ方式と同程度
の位置検出分解能が得られることが望ましい。
【0013】ところが、上述したように従来のセクタサ
ーボ方式の磁気ディスク装置では、特開昭51ー131
607に代表される従来の粗位置情報がトラックのアド
レスに対応しており、位置検出分解能は1トラックにな
っている。
【0014】従って、従来のセクタサーボの場合に1ト
ラック以上の分解能を得るためには粗位置情報のほかに
精密位置情報も組み合わせて位置の判定をする必要があ
り、マイクロプロセッサの処理が複雑になり、時間遅れ
も大きくなるという欠点がある。
【0015】本発明の目的は、粗位置情報の構成を改良
して粗位置情報だけで1/2トラックの位置検出分解能
を得られるようにし、粗位置情報の位置検出分解能を従
来の2倍にすることにより、上記の欠点を解消し、シー
ク動作時の位置検出の精度を複雑な処理をすることなく
向上させることができる磁気ディスク装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、磁気ヘッドを目的の位置に移動させ位置づけるた
めのサーボ情報が粗位置情報と精密位置情報とから構成
され、そのサーボ情報が磁気ディスクの少なくとも1つ
のデータ記録面内の各データトラックを横断する複数の
サーボセクタに記録されている磁気ディスク装置におい
て、粗位置情報が下記各項のように構成されることを特
徴としている。 (a)トラック縦断方向に複数のビットセルからなり、
その各々のビットセルが第1または第2の値を表わすこ
とにより2値符号列を構成しており、ビットセル列はト
ラック横断方向に隣接ビットセル列と整列して配置され
る。 (b)各ビットセル列のうち1つのビットセルだけがト
ラック横断方向に1/2トラックだけオフトラックした
位置に書かれ、トラック横断方向に1トラック幅毎に異
なる値をとる。 (c)(b)項記載の1つのビットセルを除く残りのビ
ットセル列は、トラック中心上に書かれ、隣接する複数
個のデータトラックからなる集合においてその集合の要
素である各データトラックを識別する符号列を構成し、
互いに隣接するビットセル列間ではただ1つのビットセ
ルだけが異なる値をとる。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の磁気ディスク装
置の粗位置情報を示す図、図2はセクタサーボ方式のデ
ータ記録面を示す図、図3は図2の各サーボセクタの内
部構成を示す図である。
【0019】ここで、図2、図3に示すセクタサーボ方
式については従来の技術の項で説明した通りである。
【0020】図1において、粗位置情報は、6ビットセ
ルで構成されており、各ビットセルは1または0を表わ
している。また、トラック横断方向(図の縦方向)に整
列している。最後のビットセルaだけがトラック横断方
向に1/2トラックだけオフトラックした位置に書か
れ、トラック横断方向に1トラック幅毎に異なる値をと
っている。
【0021】残りのビットセル列bは、トラック中心上
に書かれ、隣接する各データトラックを識別する符号列
を構成する。トラックとトラックの中間でも位置を検出
できる必要があるので、隣接するトラックの符号列と1
ビットだけ異なる符号が用いられる。この例ではグレイ
コードを採用している。
【0022】磁気ヘッドがちょうど0トラックの中心上
にあれば、粗位置情報は000000となるか0000
01となるかいずれかであるが、図1のように0トラッ
ク上の1トラック寄りに位置していると、粗位置情報は
000001と読める。磁気ヘッドが更に1トラック寄
りに来れば、粗位置情報は000011となる。このよ
うに、1/2トラック毎に異なる粗位置情報が得られる
ので、位置検出分解能は1/2トラックになる。
【0023】従来のセクタサーボの粗位置情報は、1/
2トラックだけオフトラックさせて書いたビットセルa
を含んでいないので、位置検出分解能は1トラックしか
ない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、粗位置情報の構成を改良して粗位置情報だ
けで1/2トラックの位置検出分解能を得られるように
し、粗位置情報の位置検出分解能を従来の2倍にするこ
とにより、シーク動作時の位置検出の精度を複雑な処理
をすることなく向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の磁気ディスク装置の粗位置
情報を示す図である。
【図2】セクタサーボ方式のデータ記録面を示す図であ
る。
【図3】図2の各サーボセクタの内部構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
a 1/2トラックオフトラックさせて書いたビット
セル b トラック中心上に書いたビットセル群

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドを目的の位置に移動させ位置
    づけるためのサーボ情報が粗位置情報と精密位置情報と
    から構成され、そのサーボ情報が磁気ディスクの少なく
    とも1つのデータ記録面内の各データトラックを横断す
    る複数のサーボセクタに記録されている磁気ディスク装
    置において、前記粗位置情報が下記各項のように構成さ
    れることを特徴とする磁気ディスク装置。 (a)トラック縦断方向に複数のビットセルからなり、
    その各々のビットセルが第1または第2の値を表わすこ
    とにより2値符号列を構成しており、ビットセル列はト
    ラック横断方向に隣接ビットセル列と整列して配置され
    る。 (b)各ビットセル列のうち1つのビットセルだけがト
    ラック横断方向に1/2トラックだけオフトラックした
    位置に書かれ、トラック横断方向に1トラック幅毎に異
    なる値をとる。 (c)(b)項記載の1つのビットセルを除く残りのビ
    ットセル列は、トラック中心上に書かれ、隣接する複数
    個のデータトラックからなる集合においてその集合の要
    素である各データトラックを識別する符号列を構成し、
    互いに隣接するビットセル列間ではただ1つのビットセ
    ルだけが異なる値をとる。
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