JPS6350689B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フイルム等の情報記録媒体を自動的
に更新する機能を有し、大容量を持ち得、かつ高
速で検索できるマイクロフイルム検索装置に関す
るものである。

従来のマイクロフイルム検索装置においては、
ジヤケツトに装着したシートフイルム（マイクロ
フイツシユ）を垂直軸の回りに起動・停止するド
ラム筐体に半径方向に配列格納しておき、所望の
コマを含むシートフイルムを装着したジヤケツト
１枚を機械的にドラム筐体から引き出し、当該ジ
ヤケツトをたとえば固定した読み取り投影レンズ
系に対応して位置せしめ、前記ジヤケツトを二次
元的に、即ち縦横に移動して所望のフイルムコマ
を選択するよう構成されている。また他のマイク
ロフイルム検索装置としては、常時一定速度で回
転する円板もしくはドラムに多数のシートフイル
ムあるいはストリツプ状フイルムを装着し、一方
向にランダムな運動をする投影レンズ系と組み合
わせて検索動作をするものも提案されている。こ
の場合所望のフイルムコマを含むフイルム列の直
下に投影レンズ系を位置させ、円板またはドラム
における所望のフイルムコマと整合せしめるよう
設けて、短時間発光光源（ストロボフラツシユ
等）を瞬間的に発光させ、該当するフイルムコマ
の像を撮像管に結像させ、これを電気信号として
取り出す。

上記のマイクロフイルム検索装置のうち、前者
のものは一般に容量は大きいが、フイルムを装着
しているジヤケツトの選択引き出し動作とコマの
選択動作が連続して行なわれることになり、検索
に時間を要するため、高速な検索動作を必要とす
るセンタ画像情報フアイル装置としては適さな
い。一方、後者のものは、検索動作は迅速に行な
われる反面、情報が半固定的に検索装置の円板ま
たはドラムでなる収容体に収容されているため、
情報の交換操作が面倒であり、また、大容量化し
た場合には、高速の検索動作も行ない難い等々の
欠点があつた。

本発明は、上述のような問題点を解消するた
め、検索装置における情報収容方法の複合化をは
かるすなわち、情報の収容を高速検索の容易な検
索機構本体と、スペア情報フアイル装置とに分割
し、両者間をフイルム搬送機構で連係する構成と
し、通常は高速検索を行ない、情報の適切な収容
配分により、必要に応じて適宜スペア情報フアイ
ル装置からのフアイル更新を自動的に行なわし
め、更に新の煩雑さを解消し、装置全体としての
大容量化と利用時の高速化を図る新規なマイクロ
フイルム検索装置を提供するものである。

以下図面により本発明を詳細に説明する。

第１図は、本発明の１実施例を示すマイクロフ
イルム検索装置の平面図である。

第１図において、１はフイルム収容キヤリア、
２は投影光学系、３は照明光学系で、これらによ
つて各フイルム選択機構４が構成され、本実施例
では、半径方向に８個前記フイルム選択機構が配
置しており、それぞれのフイルム選択機構４に対
応して、各投影光学系２からの光束を１ケ所即ち
本実施例ではフイルム選択機構４全体の中央部に
設置された方向選択ミラー５に導くためのフイル
ム検索光学系６が配置されている。さらに、前記
フイルム選択機構４およびフイルム検索光学系６
と方向選択ミラー５並びに後述する結像レンズ、
撮像管によつて高速検索が可能な検索機構本体を
構成している。

また、７はスペア情報フアイル装置で、前記フ
イルム選択機構４のフイルム収容キヤリア１の
個々に対応して配置され、本実施例では、該スペ
ア情報フアイル装置７全体で円筒ドラムを構成す
るように配置され、後述するモータおよび該モー
タによつて間欠的な回転駆動可能なフイルム収容
体から成つている。このスペア情報フアイル装置
７は、それ自体では検索機能はもたないが、多量
の情報を収容しており、前記フイルム選択機構４
に対応して配置してあり、必要に応じて検索装置
本体と、情報の自動交換を行ない得る。この情報
の交換単位は１枚ないしは複数枚の前記シートフ
イルム８であり、本実施例では第６図に示すごと
く２枚を１組とし、記録画像がマトリツクス状に
配列されている。

第２図は、検索機構本体を構成するものの中か
ら１組のフイルム選択機構４とフイルム検索光学
系６を抜き出し、それに対応するスペア情報フア
イル装置７を描いた側面図である。

第２図に沿つて更に詳述するに第６図に示すよ
うな１枚または複数枚のシートフイルム８（マイ
クロフイツシユ）を収容したスケルトン構造のフ
イルム収容キヤリア１は、サーボモータ（図示せ
ず）およびガイド機構９と１０によつて、マトリ
ツクス状のシートフイルム８の１列を最小単位と
して、放射状に配列され半径方向にランダム且つ
間欠的に直線運動するとともに、スペア情報フア
イル装置７に搭載されているフイルム収容体１１
よりシートフイルム８を搬出またはフイルム収容
体１１へシートフイルム８を搬入するフイルム搬
送機構１２を搭載している。

また、フイルム画像を読み取る投影光学系２は
投影レンズ系１３とミラー１４およびプーリガイ
ド機構１５、モータ（図示せず）で構成されてお
り、フイルム検索光学系６は直角プリズム１６と
アパーチヤ（図示せず）よりなつている。投影レ
ンズ系１３はフイルム収容キヤリア１に対応して
配置され、シートフイルム８に平行に摺動可能で
あつて、図示していないモータとプーリガイド機
構１５によつてフイルム収容キヤリア１に対し直
角方向にランダム且つ間欠的に直線運動する。

また、この投影レンズ系１３に対応して、各フ
イルム収容キヤリア１の反対側すなわちシートフ
イルム８を挾んで反対側には照明光学系３が固定
設置されており、この照明光学系３は少なくとも
シートフイルム８の１列（投影レンズ系１３の摺
動方向の１列）全面を照明し得る。したがつて、
フイルム収容キヤリア１に収容されたシートフイ
ルム８のうちフイルムコマの任意の１コマは、フ
イルム収容キヤリア１の半径方向即ち第６図のＸ
方向の選択と投影レンズ系１３の垂直方向即ち第
６図のＹ方向の選択により二次元的に検索される
ことになる。

フイルム収容キヤリア１におけるフイルムコマ
の選択動作は上述の如く行なわれるが、本検索装
置の実施例においては、８個のフイルム収容キヤ
リアを具備せしめており、１個の撮像管１７にそ
れぞれのフイルム選択機構からの像を導くことが
必要である。これらの像光路は、投影レンズ系１
３，ミラー１４，直角プリズム１６，方向選択ミ
ラー５，結像レンズ１８，ミラー１９よりなる光
学系によつて作られる。このうち、方向選択ミラ
ー５は放射状に配置されたフイルム収容キヤリア
１すなわちフイルム検索光学系６の中央部におい
て間欠的に回転駆動できるように、かつフイルム
検索光学系６と同一平面上に配置されており、サ
ーボモータ２０に連結されている。いま一例とし
てフイルムコマの読み出し光路順を説明すれば、
投影レンズ系１３とフイルム収容キヤリア１に収
容されているシートフイルム８とは、シートフイ
ルム８が投影レンズ系１３の焦点位置にあり、第
２図に示す矢印の方向に平行光束が得られるよう
に配置されている。この投影レンズ系１３から読
み出された画像は図示の矢印のごとく上面に固定
設置されているミラー１４によりフイルム検索光
学系６の中央部の方向検索ミラー５に向つて反射
され、直角プリズム１６によつて像の回転角度を
補正したのち、平行光束のまま方向選択ミラー５
により垂直上方に反射され、結像レンズ１８に導
かれる。結像レンズ１８に入射した平行光束はつ
ぎにミラー１９で反射され、結像レンズ１８の焦
点位置に置かれた撮像管１７に結像される。

各投影光学系２に対応して配置されている直角
プリスム１６は、第３図ａに示すごとく２つの屈
折面２１，２２および１つの反射面２３を有し、
該反射面２３に平行な光軸を中心にしてそれぞれ
所望の回転角度だけ変位されて固定設置されてい
る。たとえば、本実施例では、投影光学系２は８
個、即ち360°÷８＝45゜間隔に配置されているが、
直角プリズム１６は、その間隔の1/2の回転角度
の変位が与えられ、第３図ｂに示すごとく、ある
直角プリズム１６ａを基準にしたとき、22.5°×
ｋ（ｋ＝０，±１，±２，±３，４）の８種類の回転
角度をもつて置かれている。したがつて、フイル
ム収容キヤリア１に収容された任意のフイルム像
は８方向すなわち45゜回転した位置関係にあるい
ずれかの投影光学系２で選択されるが、どの投影
光学系２で選択されても、そこから出る平行光束
は該投影光学系２に対応した直角プリズム１６に
よつて回転角度が補正され、方向選択ミラー５で
反射された後の光束はすべて同一となり、１個の
撮像管１７には光学的に正常な像として一定位置
に結像され、映像信号として電気的に読み出され
る。むろん、各投影光学系２の８方向からの像が
同時に結像レンズ１８に入射することのないよう
に、投影光学系２の中央部に位置している方向選
択ミラー５を、８個のうちの選ばれた単一投影光
学系２に対応させて回転位置決めすることによ
り、所望のコマの光束のみを結像レンズ１８に入
射させる。

つぎに、第１図に示したスペア情報フアイル装
置７の構成の詳細を第４図および第５図に沿つて
説明する。

第４図はスペア情報フアイル装置７の中の１つ
の平面図であり、第５図はその側面図である。

前記スペア情報フアイル装置７は、フイルム収
容体１１とこれに連結しているモータ２４および
回転軸２５を備える。フイルム収容体１１は、第
１図に示したフイルム収容キヤリア１に対応して
各１個ずつ、本実施例では放射状に８個配置され
ており、前記フイルム収容体は、全体で円筒ドラ
ムを構成していて、１つの回転軸２５に支承さ
れ、モータ２４により、本実施例では360゜÷８＝
45゜の範囲内で回転運動できるよう設けられ、通
常イニシヤルポジシヨンC₁の位置にある。この
イニシヤルポジシヨンC₁は、各フイルム収容体
１１が回転運動範囲内（本実施例では45°）の最
も左廻り寄りの位置であり、このC₁位置にある
ときのみフイルム収容キヤリア１の直線運動によ
るシートフイルム８のＸ方向（第６図参照）の高
束検索動作が可能となる。

このフイルム収容体１１には、前記回転軸２５
を中心として放射状に各ｉ組（本実施例では各４
組）のシートフイルム８が収容されており、情報
交換指令に応じて、所望のシートフイルム８をそ
れに対応するフイルム収容キヤリア１のガイド機
構９の真下の位置に来るように、フイルム収容体
１１を回転位置決めせしめる。

また、前記フイルム収容体１１より各フイルム
収容キヤリア１へ該フイルム収容体１１のシート
フイルム８を搬出または各フイルム収容キヤリア
１からのシートフイルム８を前記フイルム収容体
１１へ搬入するフイルム搬送機構１２は、スペア
情報フアイル装置に併設させた場合も同様に機能
させ得るが本実施例ではフイルム収容キヤリア１
に搭載させた例を示している。前記フイルム搬送
機構１２は本実施例では放射方向に８個配設され
ておりサーボモータ（図示せず）とガイド機構９
によつて、半径方向に矢印のごとく直線運動す
る。

また第５図に詳示するようにフイルム搬送機構
１２は、フイルム搬送レバー２６を有し、シート
フイルム８の搬送時のみ、それを搭載しているフ
イルム収容キヤリアからたとえば電磁石の解除等
により引き離されて自由に直線駆動が可能にな
り、所望のシートフイルム８の金具２７（第６図
参照）とたとえば前記とは別のフイルム保持用電
磁石を利用して該フイルム搬送レバー２６と係合
させた状態とし、フイルム収容キヤリア１は固定
させフイルム搬送機構１２のみが直線駆動する。
一方、検索機構本体として検索指令を受けている
ときは、シートフイルム８の金具２７と係合しつ
つ、スケルトン構造をなすフイルム収容キヤリア
１ともたとえば前記電磁石等を用いて係合し、シ
ートフイルム８の保持が可能な状態となつて、フ
イルム搬送機構１２がフイルム収容キヤリア１に
搭載した形をとつて一体となり、ガイド機構９，
１０およびサーボモータ（図示せず）により矢印
の方向に間欠的に直線駆動し高速検索動作が可能
となる。

フイルム収容体１１からシートフイルム８を搬
出する際の動作は、まず所望のシートフイルム８
がフイルム収容体１１の回転運動により選択さ
れ、それに対応するフイルム搬送機構１２のガイ
ド機構９の真下に位置決めされる。このとき前以
つてすでにフイルム搬送指令により所望のシート
フイルム８に対応するフイルム収容キヤリア１か
ら引き離されたフイルム搬送機構１２がフイルム
収容体１１の上部で、ガイド機構９の最も内側、
すなわちシートフイルム８の金具２７と係合可能
なC₂位置に挿入位置決めされており、所望のシ
ートフイルム８の金具２７は、前記フイルム搬送
機構１２に搭載されているフイルム搬送レバー２
６と係合される。その後直ちに、所望シートフイ
ルム８はフイルム搬送レバー２６と係合した状態
のままで、サーボモータ（図示せず）とガイド機
構９によつてフイルム収容キヤリア１の最外部す
なわち放射状に配置されたガイド機構９の最も外
側の位置まで直線移動し、一方、フイルム収容体
１１はその直後にモータ２４と回転軸２５によつ
てイニシヤルポジシヨンC₁の位置に戻り、シー
トフイルム８の選択と搬出動作を完了する。

また、フイルム収容体１１にシートフイルム８
を搬入する動作は、シートフイルム８の搬出動作
と逆に行なわれ、フイルム搬送機構１２の搬出動
作の開始位置C₂が、搬入動作の終了位置となる
ことは理解されよう。フイルム搬送レバー２６と
シートフイルム８の金具２７との係合の解除は、
ガイド機構９またはフイルム搬送機構１２に設け
られた検出素子（図示せず）によりフイルム搬送
機構１２のC₂点への所定の位置決めが行なわれ
たことを検知して、たとえば電磁石の駆動停止に
より行なわれる。

更に情報更新を自動的に行なう一例として、フ
イルム収容キヤリア１からフイルム収容体１１ま
での動作順序を以下に述べる。まず、情報更新を
必要とするシートフイルム８が指定されると、フ
イルム収容キヤリア１はすべて（本実施例では８
個とも）フイルム搬送機構１２とともにシートフ
イルム８の金具２７をフイルム搬送レバー２６に
係合させたまま放射状に配置されたガイド機構９
の最も外側の位置に直線移動する。フイルム収容
キヤリア１がすべてガイド機構９の最外部に位置
決めされたことを検知した後、フイルム収容体１
１は回転駆動が可能となり、必要としているシー
トフイルム８に対応しているフイルム収容体１１
はイニシヤルポジシヨンC₁位置から、該シート
フイルム８の収納すべき空白位置を選択し回転移
動する。フイルム収容体１１の位置決めが終了す
ると直ちに、必要としているシートフイルム８を
収納しているフイルム収容キヤリア１からフイル
ム搬送機構１２が引き離されて、フイルム搬送機
構１２はフイルム収容体１１の上部の最も内側の
C₂位置まで直線駆動する。さらに引き続いて、
選択されたフイルム収容体１１の空白場所にシー
トフイルム８の収納動作が行なわれ、その後直ち
にフイルム収容体１１は回転運動してイニシヤル
ポジシヨンC₁位置まで戻り、検索機構本体から
シートフイルム８の搬入とフイルム収容体１１へ
の収納過程が終了する。

新しいシートフイルム８をフイルム収容体１１
の所定位置から選択して搬出し、フイルム収容キ
ヤリア１に挿入収納する動作はすでに述べた通り
フイルム収容キヤリア１からフイルム収容体１１
へ搬送する手順と逆である。

なお上述の実施例において、スペア情報フアイ
ル装置７は、検索機構本体の中央部ではなく、各
フイルム選択機構４のフイルム収容キヤリアの
個々に対して独立させて、たとえば放射状に配置
されたフイルム収容キヤリア１の外側にフイルム
収容体１１を設置し、したがつてそのフイルム収
容体１１のそれぞれにモータ２４を取りつけて駆
動させることも可能である。

あるいはまた、フイルム選択機構４およびスペ
ア情報フアイル装置を配置するに際し、放射状に
配置するのではなく、平面図上で、正多角形の各
辺に相当する位置に配置し、フイルム検索光学系
６のみをそれに対応させて放射状に設置すること
も可能である。

さらに、方向選択ミラー５を希望しているフイ
ルムコマに対応させて回転駆動制御するかわりに
各フイルム検索光学系６に対応させてミラーとシ
ヤツタ機構をその数だけ固定設置し、大口径の結
像レンズ系を併用することによつて、多方向から
の光学像を回転補正しつつ、反射させ、そのうち
の１つを選択して１つの撮像管の一定位置に結像
させるよう構成することも可能である。

以上詳細に説明したように、本発明は、複数個
の独立したフイルム選択機構を、１個の撮像管に
それぞれのフイルム選択機構からの像を光学的に
正常な像として一定の位置に結像させるように組
み合わせた検索装置本体に対して、それらフイル
ム選択構構のそれぞれと自動的に整合し、情報媒
体の更新ができるスペア情報フアイル機構を有し
たマイクロフイルム検索装置としたので、きわめ
て大容量の情報が収容でき、かつ検索動作の高速
化が可能となり、さらに情報更新の煩雑さからの
解放およびその作業に伴う塵埃などの混入が防止
できる利点があり、さらに自然画像を対象とした
大容量静止画フアイル装置として経済化を図り得
る利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すマイクロフ
イルム検索装置の簡略平面図、第２図は同部分簡
略側面図、第３図は同部分説明図、第４図は同部
分拡大簡略平面図、第５図は同部分拡大簡略側面
図、第６図は同部分拡大説明図である。 １…フイルム収容キヤリア、２…投影光学系、
３…照明光学系、４…フイルム選択機構、５…方
向選択ミラー、６…フイルム検索光学系、７…ス
ペア情報フアイル装置、８…シートフイルム、
９，１０…ガイド機構、１１…フイルム収容体、
１２…フイルム搬送機構、１３…投影レンズ系、
１４…ミラー、１５…プーリガイド機構、１６…
直角プリズム、１７…撮像管、１８…結像レン
ズ、１９…ミラー、２０…サーボモータ、２１，
２２…直角プリズム１６の屈折面、２３…直角プ
リズム１６の反射面、２４…フイルム収容体１１
用の駆動モータ、２５…その回転軸、２６…フイ
ルム搬送レバー、２７…シートフイルム８の金
具。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 記録画像をマトリツクス状に配置したシート
   フイルムを収容し前記シートフイルムの一辺と平
   行な方向に直線駆動するフイルム収容キヤリア
   と、前記シートフイルムを照明する照明光学系
   と、前記シートフイルムの１画像を読み出す投影
   レンズ及びミラーを有し前記フイルム収容キヤリ
   アの駆動方向と直角方向でかつ前記シートフイル
   ムと平行に選択的に直線駆動する投影光学系から
   なるフイルム選択機構の複数を、前記フイルム収
   容キヤリアの駆動方向を半径方向として放射状に
   配設すると共に、前記それぞれのフイルム選択機
   構からの画像を各フイルム選択機構に併設したミ
   ラー，直角プリズムからなるフイルム検索光学系
   及び方向選択ミラーと結像レンズよりなる全フイ
   ルム選択機構に共通の１組の光学系を介して１個
   の撮像管に結像させるようフイルム検索機構本体
   を構成し、前記フイルム収容キヤリアの各々に、
   情報更新用のシートフイルムを１枚以上収容しサ
   ーボモータによつて間欠駆動されるフイルム収容
   体とサーボモータからなるスペア情報フアイル装
   置を備え、更に検索時には前記フイルム収容キヤ
   リア上に固定されフイルム収容キヤリアと共に間
   欠駆動し情報更新時には前記各フイルム収容キヤ
   リアと前記各フイルム収容体との間を直線移動し
   てシートフイルムを搬送するフイルム搬送機構を
   設けたことを特徴とするマイクロフイルム検索装
   置。