JPS6350544Y2 - - Google Patents

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JPS6350544Y2
JPS6350544Y2 JP9044883U JP9044883U JPS6350544Y2 JP S6350544 Y2 JPS6350544 Y2 JP S6350544Y2 JP 9044883 U JP9044883 U JP 9044883U JP 9044883 U JP9044883 U JP 9044883U JP S6350544 Y2 JPS6350544 Y2 JP S6350544Y2
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JP
Japan
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cam ring
tube
protrusions
pipe
tubes
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JP9044883U
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JPS59195279U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は上、下水道用配管を接続する際に、
接続すべき二本の管の対向した端部に固定し、各
管を互いに相手の管に向かつて押し込むための機
械的な力を受けて両管を接続する管体接続用補助
具に関する。
<従来の技術> この様な補助具は実公昭50−11533号公報で公
知である。
これは接続すべき2本の管の各端部を夫々半周
よりも多く囲む下側バンドと、半周よりも少なく
囲む上側バンドで抱圧バンドを構成し、各下側バ
ンドの左右両端部に上向きに設けたボルトを上側
バンドの左右の端部に通し、各ボルトに上からナ
ツトをねじ込んで上側バンドの各端部を下側バン
ドの各端部上に締付けて上側、下側両バンドで各
管の接続すべき各端部を抱圧し、一方の管の端部
を抱圧した抱圧バンドに荷造り用の紐の引締機の
如き牽引装置を連結すると共に、この抱圧バンド
にロープの一端を連結し、このロープを他方の管
の端部を抱圧する抱圧バンドのガイドローラを経
由して折返すことによりロープの他端を上記牽引
装置のチエンに連結し、牽引装置を操作してチエ
ンを引張ることによりロープで両方の管を互いに
相手の管に向かつて押込んで、接続するのであ
る。
<考案が解決しようとする問題点> 一般に地中に配管を敷設するには、地面に配管
の太さに応じた幅の狭い溝を掘り、溝の底に管を
並べて接続作業を行うので、幅の狭い溝内で使用
できること、又、溝の底に湧く地下水をポンプで
汲み出しながら作用を行なわねばならなかつた
り、掘つた溝の側壁が崩れる危険のあるなかで作
用するので、補助具の管に対する装脱は迅速に行
えることが必要である。更に、管は地中に敷設す
る以外に、ビルなどの建築現場で敷設することも
あるが、この場合は高所で作業することもあり、
又、スラブ、配設した鉄筋を避けながら作業しな
ければならないので同様に取扱いや操作を迅速、
容易に行えることが要求される。前記従来例では
管を抱圧する上側、下側のバンドは下側バンドの
左右両端部から上向きに突出するボルトに上から
ナツトをねじ込んで上側バンドの左右の端部を下
側バンドの両端部に向かつて締付けるので、締付
け力が不足すると牽引装置で牽引して両方の管を
互いに相手の方に向かつて押込む際に抱圧バンド
が管の外周をずれ動くことがあり、その場合は再
び締付け直さなければならない。
そして、管が塩ビ管の様にすべり易い場合はい
くら強力に締付けても抱圧バンドが軸方向にずれ
動く虞がある。
その上、下側バンドは管の半周以上を抱圧する
と共に、左右の両端部に上向きにボルトを取付け
ているため、地面などに接して管を接続後、管か
ら外すのが非常に困難であり、これに手数、時間
がかゝる。
<問題点を解決するための手段> そこで本考案は接続すべき二本の管を互いに相
手の管に向かつて押込む力を受けるために各管の
端部に固定する管体接続用の補助具として、 ほゞ半円形で、内面に弾性体、左右の側縁に突
出部を備え、接続すべき管に上下から被せる二つ
の抱圧部材と、 上記両抱圧部材の各側部の突出
部に嵌める内周を備えたカムリングとからなり、 上記カムリングの内周はほゞ二等辺三角形で、
その底辺に管を接続する際に管を押込む力を受け
る突起を備え、且つ上記底辺から三角形の頂部に
向かう内周の二つの斜辺は両抱圧部材の各側縁の
突出部の外側に摺接することを特徴とする。
<作用> 接続すべき二本の各管の端部に上下から抱圧部
材を被せ、この上下の抱圧部材の各側縁から夫々
突出する二つ宛の突出部にカムリングのほゞ二等
辺三角形の内周を嵌め、カムリングのほゞ二等辺
三角形の底辺から突出する突起で管を押込む力を
受け、これによりカムリングの内周の斜辺が各上
下の抱圧部材の側縁の突出部の外側に摺接して各
突出部を互いに相手の突出部に向つて押圧し、上
下の抱圧部材は内面の弾性体を介して各管の端部
を上下から抱圧する。
<実施例> 図示の実施例において、1と2は管の端部に上
と下から被せる対のほゞ半円形の抱圧部材、3は
抱圧部材1の左右の側縁から突出する突出部、4
は抱圧部材2の左右の側縁から突出する突出部、
5は各抱圧部材1,2の内面に接着や加硫で固定
した合成ゴムなどの弾性体、6は内周がほゞほゞ
二等辺三角形のカムリング、7はカムリングの三
角形の底辺6′に設けた突起、8はカムリングの
内周のカム面である斜辺を示し、上記抱圧部材1
と2、及びカムリング6は金属、プラスチツク等
から成形してある。又、弾性体5は各抱圧部材
1,2の内面全体に固定する必要はなく、図示の
様に例えば台形の断面形状とし、これを軸方向に
間隔を保つて固定するだけでもよい。尚、両抱圧
部材1と2は全く同じもので、説明の便宜上、符
号を違えてある。
Aは接続すべき一方の塩ビ管で、端部にソケツ
トaを有し、他方の塩ビ管Bの端部bをソケツト
aの内周にピツタリと受入れて接続する様になつ
ている。
両管AとBを接続するには、右の管Aのソケツ
トaの後と、左の管Bの他端部bの少し後に夫々
上下から抱圧部材1と2を被せる。この状態では
上下の抱圧部材1と2の各側縁の突出部3と4は
弾性体5により間隔を保つている。それから第1
図に示す様にカムリング6を管の長手方向と直交
した縦に向け、抱圧部材1と2の各側縁の突出部
3と4に対してカムリングのほゞ二等辺三角形の
内周を嵌め、次いでカムリング6を右の管Aの場
合は矢印Rの方向に90゜回動し、左の管Bの場合
は矢印Lの方向90゜回動し、各カムリングの底辺
6′を第5図、第6図に示す様に互いに相手の管
に向ける。これにより各抱圧部材1と2の各側縁
の突出部3と4の外側3′,4′はカムリングの内
周の斜辺8で互いに相手の方に押され、各抱圧部
材1と2は内面の弾性体5を圧縮して夫々管A,
Bを上下から抱圧する。
そして、管Aに取付けたカムリングの底辺の突
起7を管Bに向つて押し、管Bに取付けたカムリ
ングの底辺の突起7を管Bに向つて押すと、各カ
ムリングは内周の斜辺8で抱圧部材1と2の突出
部3,4の外側3′,4′に摺接し、カム作用で各
突出部3,4の外側3′,4′を更に互いに相手に
向つて押すため両抱圧部材1と2が各管A,Bを
上下から締付ける抱圧力は一層高まると同時に、
管AとBは互いに押込まれ、管Aの端部外周と、
管Bのソケツト内周に接着剤が塗布してあれば両
管A,Bを接着して接続することができる。
そして接着が完了すれば各カムリングをハンマ
ーなどで底辺側から軽く叩いて移動させることに
より上下の抱圧部材1と2の管に対する抱圧力を
弛め、それから90゜回して頂部を上又は下に向け、
突出部3と4からカムリングの内周を抜いて外せ
ばよい。
第5図は上述の様に管AとBを相互に押込んで
接続するため、前述の実公昭50−11533号公報に
示された牽引装置9で管AとBに取付けた夫々の
カムリングの突起7に押込む力を加える場合を示
す。
管Bに上から被さつている抱圧部材1の上面に
フツク10を固定して上記の牽引装置9の一端を
フツク10に連結し、この管Bに対して抱圧部材
1,2を締付させる両側のカムリングの突起7に
夫々ロープ11の一端を連結し、各ロープの他端
は、他方の管Aに対し抱圧部材1,2を締付けさ
せる両側のカムリングの突起7に折返し状に掛け
たのち牽引装置8が牽引するチエン12に連結
し、牽引装置のレバー9′を操作してチエン12
を引張り、各ロープ11,11を牽引する。
又、第6,7図は管を跨ぐ二股の脚12と、脚
の上部からほゞ水平に突出する胴13を備えた二
つの揺動体14,14を、胴の先端同志をピン1
5で枢着して向かい合せ、各胴の基部にある下向
きの突出片間を流体圧、例えば油圧ピストンシリ
ンダ16で連結し、ピストンシリンダの伸縮で両
揺動体14,14はピン15を支点に揺動して互
いに近付いたり、離れたりする工具で管AとBに
取付けた夫々のカムリングの突起7に押込む力を
加える場合を示す。
管AとBを接続するには、両揺動体の脚12と
12の間の距離を管A側と管B側のカムリングの
突起7,7間の距離よりも少し長くし(第6図破
線)、一方の揺動体の二股の脚は管Aを跨いで下
端を管A側のカムリングの突起7の背後に位置さ
せ、他方の揺動体の二股の脚は管Bを跨いで下端
を管B側のカムリングの突起7の背後に位置さ
せ、次いでピストンシリンダを短縮し、両揺動体
14,14をピン15を支点に揺動させて互いに
近付ける。これにより管A側のカムリング、管B
側のカムリングは互いに相手に向かつて押され、
管A,Bは互いに押込まれて接続する。接続が完
了したらピストンシリンダを伸ばし、両揺動体を
揺動させて互いに離す。
上記工具の各揺動体の二股の脚12の股の間隔
は管の口径の相違によつて調節可能にすることが
のぞましい。このため、図示の工具は胴13の基
部に横向きの筒部13′を設け、各脚12の上端
には上記筒部13′に突入できる横向きの延長部
12′を設け、延長部12′を筒部13′に両端か
ら突入してビス17で両者を固定し、延長部1
2′を筒部13′に突入させる量を調節して二股の
脚の間隔を管の口径に対応させる様にしてある。
通常の上、下水道の敷設用管の口径は8cm、10
cm、12.5cm、15cmであるので、これらに対応でき
ればよい。
更に、この工具の各揺動体の二股の脚12には
突起7を受入れる対応した切欠き18を設け、管
の接続中に脚12が滑つて突起7から外れるのを
防止することがのぞましい。
各抱圧部材1と2の突出部3と4は、この実施
例ではカムリングが不意に抜け外れない様に折返
しを有する金属片であるが、例えば鍔付きの回転
コロにすることもできる。同様にカムリング6の
底辺にある突起7も折返しを有する金属片である
が、これも鍔付きの回転コロとすることができ
る。
更に、上下の抱圧部材1と2は管の口径の相違
に応じて夫々の口径の管用のものを用意してもよ
いし、数種類の口径の管に共用できる様にしても
よいが、カムリング6は違つた口径用のどの抱圧
部材に対してもほゞ共用でき、抱圧部材ほどは寸
法の異なる多種類を用意する必要がない。
そして、カムリング6は内周の形状がほゞ二等
辺三角形であればよいのであつて、外形は図示の
様に相似の三角形でもよいし、或いは長方形その
他の形でもよい。
<考案の効果> 本案の補助具の管に上と下から被さる二つの抱
圧部材はともに半円形の同じものであるから一つ
の成形型ないし治具で製作でき且つ、管に下から
被せたり、被せたのを外すことが容易に行える。
その上、接続すべき管の各端部に取付け、管を
接続するために相互に管を相手に向かつて押込む
力を加えるとカムリングのほゞ二等辺三角形の内
周の斜辺によるカム作用で、管に上と、下とから
被さつている両抱圧部材は益々強い抱圧力で各管
を上下から締付けるため、滑り易い塩ビ製の管で
あつても滑ることなく管を把持し、管を相互に相
手に向かつて確実に押込み、管を接続することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による補助具の一実施例を示すも
ので、第1図はカムリングを上下の抱圧部材に取
付けた当初の状態を示す一部を断面にした側面
図、第2図は第1図の抱圧部材の一部を断面にし
た側面図、第3図は第2図の正面図、第4図は第
1図のカムリングの側面図、第5図は第1図の補
助具を使用して管の接続を開始する状態の一部を
断面にした側面図、第6図は第1図の補助具を使
用し、第5図とは異る工具により管を接続中の状
態の側面図、第7図は第6図の工具の平面図で、
図中、1と2は抱圧部材、3,3と4,4は各抱
圧部材の両側面の突出部、3′と4′は上記各突出
部の外側、5は抱圧部材の内面の弾性体、6はカ
ムリング、7は突起、8はカムリングの内周の斜
辺を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ほゞ半円形で、内面に弾性体、左右の各側縁に
    突出部を備え、接続すべき管に上と下から被せる
    二つの抱圧部材と、 上記両抱圧部材の左側縁同志、及び右側縁同志
    の各突出部に嵌める内周を備えたカムリングとか
    らなり、 上記カムリングの内周はほゞ二等辺三角形で、
    その底辺に、管を接続する際に管を押込む力を受
    ける突起を備え、且つ、上記底辺から三角形の頂
    部に向かう内周の二つの斜辺は両抱圧部材の各側
    縁の突出部の外側に摺接することを特徴とする管
    体接続用の補助具。
JP9044883U 1983-06-15 1983-06-15 管体接続用の補助具 Granted JPS59195279U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9044883U JPS59195279U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 管体接続用の補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9044883U JPS59195279U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 管体接続用の補助具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59195279U JPS59195279U (ja) 1984-12-25
JPS6350544Y2 true JPS6350544Y2 (ja) 1988-12-26

Family

ID=30220371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9044883U Granted JPS59195279U (ja) 1983-06-15 1983-06-15 管体接続用の補助具

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JP (1) JPS59195279U (ja)

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JPS59195279U (ja) 1984-12-25

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