JPS63503568A - ワクチン製造のための、生きた宿主の有機体にとって異質な蛋白質に特有のエピトープをもつ免疫原性ペプチドの配列の分析方法 - Google Patents
ワクチン製造のための、生きた宿主の有機体にとって異質な蛋白質に特有のエピトープをもつ免疫原性ペプチドの配列の分析方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ワクチン製造のための、生きた宿主
の有機体にとって異質な蛋白質に特
有のエピトープをもつ免疫原性ペプ
チドの配列の分析方法
本発明は、抗原蛋白質の内にあって特定の生きた宿主に対するこの蛋白質の免疫
原性作用に責任を負うと考えることができるエピトープもしくは抗原決定基の分
析方法に関するものである。
免疫系の木質的な機能の1つは、免疫系に異質であるものを、宿主の蛋白質を侵
すことなく排除するために識別することであることはよく知られている。宿主の
蛋白質あるいは宿主の蛋白質のランダムな断片化から生じる全ペプチドは、以下
においてr体性自己」(soi so腸atique)という表現で指し示され
る。
免疫系が異種蛋白質に対して発現する普通の防御形態は、この蛋白質のエピトー
プもしくは抗原性の部位を特異的に識別する抗体を産生ずるその能力に存してい
る。このエピトープは、しばしば比較的短い特殊なペプチドの配列によって担わ
れ、このペプチド配列は、大抵の場合、抗原蛋白質全体のアミノ厳の非常に小さ
い部分を構成しているにすぎない。
蛋白質の免疫原性を担っているエピトープの位置および性質の決定に使用できる
手段は、この蛋白質の全配列が知られているか、あるいはこの蛋白質をコードし
ているDNAが同定されているときにこのDNAのヌクレオチドの配列から演鐸
され得る場合でも、現在非常に少ない、参考のために、関連蛋白質の全ペプチド
配列のある領域の親水性の程度を基にしてなされる古典的な判定ないし測定、あ
るいはこれらの領域を、抗原の表面にさらされ得ると考える環上に位置付ける、
時折なされる試みに言及する。こうした方法によって得られる結果は、しばしば
期待はずれのものである。こうした蛋白質に特有なエピトープのより迅速かつ/
または効果的な分析方法を随意に使用できない限り、合成ワクチンの開発にブレ
ーキがかかるおそれがある。
それに対する防御が研究されている蛋白質の7ミノ厳配列にそのアミノ酸配列が
含まれているペプチドが数多く合成されており、これらのペプチドは、その蛋白
質に対するあらかじめ形成された抗体を用いた免疫反応において試験されている
。これらの抗体がこれらの合成ポリペプチドを認識することがしばしば証明され
ているとしても、天然蛋白質に対して防御する抗体を in viマ0で誘導す
るという合成ペプチドが有する能力は、より少数の例においてしか証明されてお
らず、このことは、これらのポリペプチドの抗原性を、例えば適当な巨大分子の
支持体に固定することによって、前もって効果的にした場合でもそうである。
本発明の目的は、そのアミノ酸配列がわかっているか、対応するDNAのヌクレ
オチドの配列から演鐸され得る限りにおいて、即ちそのアミノ酸配列があらかじ
め決定される限りにおいて、特定の宿主に対して抗原性の蛋白質の免疫原性に責
任があるかもしれないペプチドの配列の分析に際して今日まで経験されてきた諸
困難を克服することである。
本発明は、免疫の諸問題に対する異なるアプローチから生み出されたものである
。一般的には、抗体をin viマ0で誘導し得る抗原蛋白質のエピトープは、
とりわけ抗原が微生物もしくは他のあらゆる種類の異種細胞によって構成されて
いるときには、通常これらの蛋白質または細胞の表面に向いた分子の部分に対応
すると考えられている。この説は、免疫系によって認識されるためには、エピト
ープは抗原の表面に向いていなければならず、循環する生物の体液に触れていな
ければならない、という仮定を根拠としている。
本発明で用いられている別のアプローチは、主要組織適合遺伝子複合体によって
コードされたクラスエおよびクラスIIの分子による抗原の提示の理解のレベル
において最近実現した重要な進歩について発明者らが行っている新しい解釈に関
連している。まず、マクロファージの表面に向いたクラスHの抗原は、ある意味
ではペプチドをT助細胞に提示することができることが確認されている(参考文
献8)0例えば卵白のリゾチームはペプチドに分解されるが、そのうちの若干は
クラスHの抗原によって提示され得る(参考文献2)。インフルエンザウィルス
の核蛋白質は、おそらく、クラス■の分子との組合わせで、小さいペプチドの形
で細胞障害性1972球に提示されることも明らかにされている(参考文献12
.13)、2例においては、対応するペプチドがin vitroで合成されて
細胞に接触させられ、これらの細胞はその表面にクラスエまたはクラスIIの抗
原を提示した。そこで、これらのペプチドは、免疫系によるそれらの認識を特徴
とする特異的な仕方で提示される能力を獲得したことが確認されたはずである。
こうした経験に対して著者らが与えた解釈は、実際はインフルエンザウィルスの
核蛋白質とりゾチームは細胞間の分解を被ったのであり、この分解はペプチドの
産生によって明らかになった、というものである。産生したペプチドは、当該細
胞の表面に移り、クラスIIおよびクラスIの抗原によって適応した形態で免疫
系に提示される。ここから、異種であれ同種であれ細胞の蛋白質の全体がこのペ
プチドへの分解を被って表面に提示され得る、という発明者らが立てた補足的な
仮説が生じる。そこで、免疫系は宿主のr体性自己」に属するペプチド配列の全
体にとって異種のペプチド配列を認識できるはずだという結果になる。
従って本発明は、例えば抗原抗体蛋白質複合体の8977球へのインターナリゼ
ーション、蛋白質の小さいペプチドへのランダムな断片化および8977球の表
面へのこれらのペプチドの移動から成るプロセスにより、Tレセプターを有する
細胞によって「体性自己」のペプチドの全体に対し異種であると認識され得るペ
プチドでのワクチン接種を追求することが可能な抗原蛋白質における研究の原理
に立脚している。
換言すれば、本発明は、抗原蛋白質の抗原性は、免疫系がその時まで宿主の「体
性自己」に属すると認識するようになっていないペプチドによるはずだ、という
仮説から生み出されたと考えることができる。
特定の種に属する宿主の有機体にとって異種である蛋白質の内における、免疫原
性に責任があるエピトープをもつペプチド配列の分析のための本発明に従った方
法は、異種蛋白質またはこれを含む抗原に対してワクチンとして作用する性質を
有する免疫原性のペプチドまたはポリペプチドを後に製造するために使用され得
るものであり、次の段階の組合わせによって特徴付けられる。
−この異種蛋白質を構成するアミノ酸配列に含まれる特定の長さのオリゴペプチ
ド族の決定および同定。
−このオリゴペプチド族の各オリゴペプチドと、アミノ酸配列が知られており、
目録が作成されていて利用可能である蛋白質に含まれているオリゴペプチド族の
全体の中の長さが同じオリゴペプチドの各々との比較、これらの蛋白質は全て対
応する種の「体性自己」に特有の蛋白質。
一目録にあるオリゴペプチドとの一致が少ししか存在しない、望ましくは全く存
在しない異種蛋白質族のオリゴペプチド(一致しないオリゴペプチド)の同定。
一異種蛋白質の内における、互いに重複した一致しないオリゴペプチドで形成さ
れた配列の探究、および
−これらの重複した一致しないオリゴペプチドの配列の中からの、ワクチンとし
て作用するポリペプチドの製造に必要なエピトープをもつ少なくとも1つのアミ
ノ酸配列の分析。
前記部分においては、「特定の長さを有するオリゴペプチド」とは、特定の数の
アミノ酸を有するペプチドのことで、もちろんそれぞれのアミノ酸の性質はどの
ようであってもよい、以下の例では、「オリゴペプチド」はそれぞれ4個のアミ
ノ酸を有している。
同じく前記部分で言及された「目録」は、数が少ない順に蛋白質のアミノ酸の配
列が目録化されているあらゆるデータバンクに相当する。この表現は、その内の
多くのDNAが蛋白質をコードしていて、蛋白質のアミノ酸配列を遺伝暗号によ
って演鐸することができる。そうしたDNAの断片のヌクレオチド配列(56q
uencliis)に関する全情報が集められているデータバンクにも適用され
る。
与えられている本発明の定義により、X個のアミノ酸で形成されている蛋白質は
全てX−3個のテトラペプチドを含むことが理解されるであろう、蛋白質のN末
端を起点にすると、問題の種類のテトラペプチドの1番目はN末端からの最初の
4個のアミノ酸で形成され、2番目のオリゴペプチドまたはテトラペプチドは蛋
白質全体の配列の2番目のアミノ酸と5番目のアミノ酸の間を占め等々となり、
そして、(X−3)番目の最後はC末端アミノ酸に至るであろう、別のオリゴペ
プチド族の場合も、特に、アミノ酸配列が知られていて、利用されているデータ
バンクに目録化されている、検討対象の特定の種に属する蛋白質の各々に同定で
きるであろうテトラペプチドの場合も、明らかに同様であろう。
後述する例において「テトラペプチド」が選択されていることは、構造が既知で
、全て同一種に由来する蛋白質の全体のアミノ酸配列から演鐸することが既に可
能なテトラペプチドが大量に存在することによって説明がつく、実際、テトラペ
プチドには204=160.000の異なるアミノ酸の組合わせが存在する。
これらのデータから出発すると、対応する蛋白質全体を認識する抗体をin v
ivoで誘導する能力を既に証明されている若干の合成ポリペプチドに関して、
これらのポリペプチドが、後述する例に関連して利用されたデータバンクでアミ
ノ酸配列が利用可能である蛋白質に含まれているオリゴペプチド族の全体の内に
その同等物をもたないオリゴペプチド、とりわけテトラペプチド、を含むことが
最後に明らかにされたことを確認するのは注目すべきことであった。検討した抗
原蛋白質のオリゴペプチドとデータバンクに目録化されている蛋白質のオリゴペ
プチド、とりわけテトラペプチドとの共通性のこのような欠如は、しばしば、互
いに重複し連続している、即ち蛋白質の配列において1方が他方に対してアミノ
酸1個毎にずれているオリゴペプチドにまで及んでいることも確認されている。
こうした確認によって、対応する「一致しない」ペプチド配列は、先に言及した
破壊するための inマivoでの抗原蛋白質検出プロセスの時に抗原蛋白質の
ランダムな断片化から生じ得たオリゴペプチドに対応したかもしれない、という
仮説に対して妥当な根拠が与えられる。
後述する試験を実行するためには、一定の種に属する蛋白質のアミノ酸配列に関
する現在入手可能な情報の範囲からして、テトラペプチドを選択せざるを得なか
った0例えば、後に言及されるが、利用されたデータバンクに目録化されている
マウスの蛋白質の配列に含まれる全アミノ酸は、マウスの「体性」蛋白質が26
,000.ウサギの「体性」蛋白質は16.000であった。
言うまでもないことであるが、データバンクで入手可能な蛋白質のアミノ酸配列
に関するデータが十分増加した時には、本発明に従った方法を用いるために利用
できるオリゴペプチドは、ペンタペプチドやヘキサペプチド、さらにはもっと長
いオリゴペプチドによって構成され得るであろう、現時点では、データバンクで
入手可能な配列はまだ十分ではなく、一方の検討対象の蛋白質と他方の宿主の1
体性」蛋白質に含まれるオリゴペプチド族の全体の間におけるペンタペプチドま
たはへキサペプチドの分布あるいは分布の不在の統計学的に有意な分析は不可能
である0反対に、トリペプチド配列を使用した場合は、宿主の1体性」蛋白質の
間には存在しない検討対象の抗原蛋白質の内には、「一致しない」トリペプチド
を有意に明らかにすることはもはやできなかった。
データバンクで入手可能であり、それとの上述の比較が行われる「体性自己」の
オリゴペプチド族は、データバンクで入手可能な宿主の蛋白質の全体から得るこ
とができるが、あるいは場合によっては、免疫系のレベルに直接介入する蛋白質
のグループ、即ち抗体の既知配列、T細胞のレセプター、クラスエおよびクラス
TIの分子等がなくともよい、事実、この後者のタイプの蛋白質は、同じ種の内
の他の蛋白質のテトラペプチドと一致しない多くのテトラペプチドを含んでいる
ことが確認されている。この所見は、全ての個体に一致しない1体性自己」と「
免疫的自己」が存在するという考えに若干の信憑性を与える。
以下において、本発明に従う方法の原理を幾つかの例の記述を通して説明する。
説明の中では次の図を参照している。
一第1図は、インフルエンザウィルスの核蛋白質と、試験の実行時にデータバン
クNBRF−FIRで入手可能だったマウスの配列が決定された蛋白質の、同じ
テトラペプチドの共通の分布度数を示したグラフである。
一第2図は、同じ情報を示した曲線で、リゾチームの構造に存在するテトラペプ
チドと上記データバンクの蛋白質の全体におけるそれを比較したものである。
一第3図は、l型ポリオウィルスのVPI蛋白質のN末端断片の配列と上記デー
タバンクのウサギの蛋白質に関する入手可能なデータを比較した同じデータを示
したものである。
最後に、第4図と第5図は、マウスのクラスIとクラスIIの分子と、同じデー
タバンクのマウスの蛋白質の配列から演鐸できるオリゴペプチド族に関するデー
タを比較したデータを示したものである。
例工:マウスの1体性自己」に関するデータベースと比べたインフルエンザウィ
ルスの核蛋白質のA/MT/60/68の免疫原性ペプチドの研究
第1図により、インフルエンザウィルスの核蛋白質に含まれるテトラペプチドの
各々について、核蛋白質のN末端アミノ酸から最初のテトラペプチド配列(横座
標軸上の0.00の位置)から、データベースにおけるその存在度数を評価する
ことができる。対応する度数の出現度数は、縦座標軸と比べて評価することがで
きる。第1図に現れている相対的な変動は、核蛋白質の配列のアミノ酸から互い
にずれていて重なり合っているテトラペプチドの各々がデータベースに見出され
る度数に対応している。こうして、インフルエンザウィルスの核蛋白質にそれ自
体含まれている配列LVWMAC・・・・・・からテトラペプチドLVWM、V
WMA、WMAC・・・・・・の発現度数が評価される。横座標軸の下に見えて
いる数字は、核蛋白質のN末端アミノ酸に対しての、連続するテトラペプチドの
連続するN末端アミノ酸の番号順位に対応している。
第1図は、核蛋白質の配列の25の領域を示しており、これらの領域には、デー
タベースから演鐸できるテトラペプチドの全体の中には存在せず、それぞれの最
初のアミノ酸が相続いている少なくとも7個のテトラペプチドが存在することが
確認される。
これに関しては、配列の2領域(第1図において矢印で示され、一方は残基33
5と349の間、他方は365と379の間の領域)が、マウスの細胞障害性1
977球による認識のレベルである役割を演じる能力があることが以前に証明さ
れた2つの領域と一致していることに注目するのが興味深い。
アミノ酸配列のこれらの部分は、後掲する第1表(a項)にも現れている。第工
表の内容は次の通りである。
1) 核蛋白質のアミノ酸配列の1部分(残基328と385の間)が、アミノ
酸を指し示すのに文字の記号(大文字)を用いて示されている。
2) 合成ペプチドが中断された線によって示されている。中断された線の個々
のダッシュは、その真上の最初の行に位置するアミノ酸と同じアミノ酸に対応す
ることが了解れている。
3) 本発明に従う方法によって行われたこれらの合成ペプチドとデータバンク
から演纏できるペプチド配列との比較の結果得られた一致しない配列が、アミノ
酸を指し示すのに同じ文字の記号(小文字)を用いて示されている。
小文字のアミノ酸配列が、今のところまだその同等物がマウスの蛋白質に関する
データバンクに全く見出されていない順次に重複したテトラペプチドに対応する
ことが確認されるのは興味深い。
換言すれば、細胞障害性1977球の介入が既に確認されているペプチドと「体
性自己」の配列に一致しない配列は、反対にそれらの間の著しい一致を示してい
る。
例■:卵白のリゾチーム
前述したように、ニワトリ卵白リゾチームによるマウスの免疫化は、マクロファ
ージによる蛋白質の摂取過程とクラスIIの抗原によるペプチド(45−61残
基)の提示を含んでいる(参考文献2)、マウスの「体性自己」のデータバンク
とアミノ酸配列の比較作業の結果は、第2図から得られる。第2図は、マウスの
基準アミノ酸配列とは一致しない9個の連続するテトラペプチドの配列を明らか
にしている。ここでも、45−61ペプチドが、データバンクの「体性自己」の
配列のどれとも一致しないリゾチームの配列と著しい一致を示すことが明らかに
なった。
例■:化眼連鎖球菌のM蛋白質
臭化シアンを用いた方法によってM24蛋白質から得られるペプチドは、体液反
応を引き起こすことができ、ウサギにおいて細胞障害性1977球の反応を開始
させることが知られている(参考文献6)、細胞障害性1977球の側からの反
応を引き起こすことが認められているペプチドの内の最も短いペプチドが、第1
表に中断された線で示されている。中断された線の各ダッシュは、文字記号(大
文字)を用いて表された長い配列に準拠して対応するアミノ酸を特定している。
前の例の場合と同様、12のアミノ酸から成るこのペプチドは、互いに重複した
連続する6個のテトラペプチドで形成された9個のアミノ酸残基の配列を含んで
いることが明らかになり、これらの全てのペプチドは、ウサギの1体性自己」の
蛋白質のアミノ酸配列に関するデータバンクに含まれている情報が存在しないこ
とが明らかになった。
例■:B型肝炎ウィルスのB型肝炎表面抗原(HBsAg)に由来する免疫原性
合成ペプチド
B型肝炎ウィルスの2つの免疫原性ペプチドの配列が、既に述べた方法に従って
第■表に示されている。これらのペプチドはウサギにおいて体液反応を引き起こ
すことができ、長いペプチドの方が免疫原性が高いことが知られている(参考文
献3)、再び、これら2つのペプチドは、現時点ではウサギの1体性自己」のデ
ータバンクにその同等物が見出されていない互いに重複したテトラペプチドで作
られた配列に一致している。さらに、活動的な方のペプチドが、1体性自己」に
はない配列に一致する大きい方の配列を含んだペプチドである点が注目されよう
。
例V:ポリオウイルスのVPI蛋白質の配列に対応する合成ペプチド
I型ポリオウィルスのVPI蛋白質のN末端断片の幾つかのペプチドは、ウサギ
において抗VPI反応を引き起こす能力を有することが認められている(参考文
献7)、第3図は再び、これらの合成ペプチドの位置と、現時点ではウサギの1
体性自己」に存在していない最も長い配列との著しい一致を示している。
例■:マウスのクラスエおよびクラスIIの分子クラスIH−2Kdのリンパ球
およびクラス■の抗原のAd鎖のアミノ酸配列を同じ方法で分析した。第4図と
第5図は、興味深い性質を示している。これらの分子は、「体性自己」の共通の
蛋白質の配列と共通する領域を含んでいる。細胞質領域を通ってのこれらの分子
の膜表面への移送に巻き込まれるシグナル配列の場合がそうであり、また、H−
2Kdの細胞外第3ドメインの蛋白質の場合もそうである0反対に、他の細胞外
ドメイン、特にこれら2つの分子のNH2末端領域は、データバンクに由来する
ものであるマウスの1体性自己」のオリゴペプチドの全体に対して著しく「異質
」である性質を示している。
上記の例から引き出すことができる一般的な結論は以下の通りである。
免疫原性の性状が以前に認められたペプチドの配列と、対応する宿主の「体性自
己」の蛋白質に関するデータバンクに見出されなかった重なり合うテトラペプチ
ドで形成された配列に対応する、図から得られるようなアミノ酸配列との間に、
有意な弁型なり合い、もしくは「不一致」が全ての場合に観察されたことは注目
に値する。
細胞−細胞認識の機序におそらく介入しているクラスエおよびクラスIIのマウ
スの主要組織適合遺伝子複合体の抗原の細胞外ドメインは、同じくマウスの「体
性自己」のテトラペプチド族から演鐸できない配列を含んでいる。
結果はデータバンクで入手可能な限定された数の蛋白質(マウスおよびヒトにつ
いては100〜200)の配列との比較によって得られたにすぎないが、与えら
れた宿主に対して抗原性の蛋白質に特有なエピトープは、宿主の「体性自己」を
形成する蛋白質の全体にその同等物が見出されないアミノ酸の配列によって構成
されたものであり続けるであろう、と考えるのは正当である。「体性自己」の蛋
白質の配列に関する情報の収集が進展すると、対応する宿主の「体性自己」の蛋
白質にその同等物が見出されない将来検討される抗原蛋白質の内部に含まれる配
列の数が減少する結果に確実になるであろう、とはいえ、前述の仮説は、たとえ
それが明らかに異種であるペプチド配列を宿主の有機体に導入することによって
生じる明白な「異質の」性質によってにすぎないとしても、その価値を失わない
ように思われる。
有利な点であるが、特有のエピトープを担い得る蛋白質の領域を検出するための
本発明に従った方法が。
前記エピトープを担っていると推測される非共通の配列に対応するペプチドの合
成と、検討対象の種とは異質の適切な生きた宿主を免疫化するためのこれらの配
列および合成ペプチドの使用と、これら合成ペプチドのみならず対応する蛋白質
の全体を中和できる抗体のin viマ0産生を誘導する能力を示した合成ペプ
チドの選択から成る補足的諸段階によって完成されている。これらのポリペプチ
ドは、従って、この蛋白質に特有のエピトープを含んでいると考えることができ
るであろう。
もちろん、本発明に従った方法は、上述した比較によってデータバンクで入手可
能な1体性自己」の蛋白質の全体と研究対象の抗原蛋白質とに比較的大きい数の
「一致しない配列」が現れる場合には、最初の選別を可能にするところのエピト
ープらしいものを識別するための既に適用されている認識方法(例えば、関係あ
る領域の親水性の度合いの測定)と組み合わせることもできる。
図の検討からも、本発明に従った方法は、長い抗原蛋白質のアミノ酸配列の吟味
において、その蛋白質に特有のエピトープを含んでいる可能性がある領域の位置
を迅速に決定すること、あるいは少なくともエピトープがないと思われる一般に
はるかに長い配列を高い確実さで除外することを可能にするという結果が得られ
る。
従って本発明は、新たに配列が決定された全抗原蛋白質のエピトープが存在し得
る領域の研究に用いるのがとりわけ適切であろう。
本発明は、逆に、アミノ酸配列がまだ作られていないあらゆる蛋白質のエピトー
プが存在し得る領域がどのようであるかを、その蛋白質をコードしている遺伝子
の領域が意のままに扱われ、モして/あるいは遺伝子のこの憐域自体が、遺伝暗
号を介しての化学的配列化(s6quengage chimique)の対象
になる限りにおいて、いわばあらかじめ決定することを可能にする。
一般的には、全部で6〜30のアミノ酸を含んでいて重複しているオリゴペプチ
ドで形成されていることが明らかになる領域を望ましい不一致領域とすることが
できると言ってよい、このようなペプチドは、化学合成や遺伝子工学の手法によ
って容易に手に入れることができる。
このようなペプチドに検討対象の蛋白質に特有のエピトープがあることが明らか
になれば、これらのペプチドは、場合によっては、例えば破傷風またはジフテリ
ア毒素から得られるアナトキシンや血清アルブミンのような担体分子との一対化
、あるいはアジュバントの性質をもつ分子との組合わせないし一対化によって、
専門家によく知られている条件でその免疫原性を増強してから、免疫原性をもち
、さらには対応する蛋白質全体に対してワクチンの働きをする有効成分の製造に
直接使用できるであろう。
前述の一般化は、免疫系の分子、特にT細胞のレセプターおよび抗体は、ペプチ
ドに分解されて免疫系の細胞の表面に提示され得、そこでこれらの分子は、細胞
間の相互作用への介入という面から調節の役割を果たすということに由来してい
る。かくして、T細胞のレセプターあるいは免疫グロブリンの可変領域がr体性
自己Jに似た、もしくは似ていないペプチドを産生ずるに応じて、非常に異なる
性質の調節シグナルが得られるであろう、このように定義され化学的方法(また
は遺伝子工学の技法)によって合成されるペプチドまたはポリペプチドの使用は
、従って、特にいわゆるイディオタイプの調節の面から、系の平衡を調整する性
質のものである。換言すれば、本発明は、外来の作用因子(ウィルス、バクテリ
ア、寄生生物)による感染や内部の障害(自己免疫疾患、ガン)に密接に関連す
る病気において、ワクチンあるいはワクチンのアジュバントとして使える、免疫
系の分子から取り出されるペプチドまたはポリペプチドにも及んでいる。
第工表:免疫原性合成ペプチドまたはそれぞれデータバンクで入手可能であるよ
うなマウスおよびウサギの体性蛋白質族に存在しないか稀である特有の配列の位
置の相関関係。
a) インフルエンザウィルスの核蛋白質LVWMACNSAAFEDLRVL
SFIRGTKVSPRGKLSrvlsfirgt
TRGVQIASNENMDAII!ESSTLELR5Rasnenmdam
b) ニワトリ卵白のリゾチーム
RNTDGSTDYGILQINSRWWCNDGRTIqinsrvwcnd
gr
C)化膿連鎖球菌のM蛋白質
NFSTADDSAK IKTLEAEKAALAARKADLEKALEGA
Mlaarkadle
d) HBs抗原
STGPSKTCMTTAQGTSMYPSC8tgpsktcmtt
e) ポリオウィルスのVPI蛋白質
l GLGQMLESMIDNTVRETVGAATSRDALPNTEASG
PTHSKEIPALTAgqmles+widntvretvgaVETGA
TNPLVPSDT
61 VQTRHVVQHRSRSESSIESFFARGACVTIMTVD
NPAvvqhrsrsessiesffargaSTTNKDKLFAVWK
ITYKDTVQLRRttnkdklfavwkit7kdtvq参考文献
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mer。
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゜
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よびDavey、 Y、。細胞障害性T細胞はインフルエンザ核蛋白質の断片を
認識する。 Ce11. 1985.42゜457−467゜
+3. Townsend、 A、 R,M、 Rothbard、 J、、
Gotch、 F。
M、、 Bahadur、 G、、 Wraith、 D、およびMcMich
ael、 A。
J、。細胞障害性1977球によって認識されるインフルエンザ核蛋白質のエピ
トープは短い合成ペプチドによって定めることができる。Ce11. 1986
.44.959−968゜
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およびMelief、 C,J、 M、。細胞障害性1977球がコンホーメー
ション決定因子を認識し一次アミノ酸配列を認識しないことの直接的な証明、
J、 Exp、 Med、1983.158.1720−1726゜
1G、2
ポリオウィルス VPI 蛋白質
FIG、3
1G、 4
FIG、5
国際調査報告
一一一一赫一一緘−PCT/FR87100236
Claims (8)
- 1.下記の段階の組合わせによって特徴付けられる、特定の種に属する宿主の有 機体にとって異質な蛋白質に特有のエピトープをもつペプチド配列を含んでいて 、この異種蛋白質またはこれを含む抗原に対してワクチンとして作用する性質を 有する免疫原性のペプチドまたはポリペプチドを後に製造するための、前記ペプ チド配列の分析方法。 −特定の長さをもち、この異種蛋白質を構成するアミノ酸配列に含まれているオ リゴペプチド族の決定および同定。 −このオリゴペプチド族の各オリゴペプチドと、アミノ酸配列が知られている蛋 白質で既に作成済みのそれら蛋白質の目録で利用可能な蛋白質−これらの全蛋白 質は対応する種の「体性自己」に特有のものであるーに含まれる全オリゴペプチ ド族の長さが同じオリゴペプチドの各々との比較。 −目録で利用可能なオリゴペプチドとの一致が少ししか存在しない、望ましくは 全く存在しない、異種蛋白質族のオリゴペプチド(一致しないオリゴペプチド) の同定。 −この異種蛋白質の内における、互いに重複した一致しないオリゴペプチドで形 成されている配列の探求。および、 −これらの重複している不一致オリゴペプチドの配列の中にある、ワクチンとし て作用するポリペプチドの製造に必要なエピトープをもつ少なくとも1つのアミ ノ配列の分析。
- 2.前記のオリゴペプチドがテトラペプチドであることを特徴とする、請求の範 囲1に従う方法。
- 3.重複したオリゴペプチドで形成された配列を探求する段階がアミノ酸6〜5 0個(特に6〜30個)を含む配列の決定を含むことを特徴とする、請求の範囲 1または請求の範囲2に従う方法。
- 4.前記異種蛋白質のオリゴペプチド族を決定し同定する段階がこの異種蛋白質 の化学的配列化(sequencage chimique)を含み、前記のオ リゴペプチド族の同定がこの化学的配列化にすぐ続くことを特徴とする、請求の 範囲1から3のいずれかに従う方法。
- 5.前記の異種蛋白質のオリゴペプチド族を決定する段階が前記の異種蛋白質を コードしていることが前もって認められているポリヌクレオチド配列の化学的配 列化を含み、前記のオリゴペプチド族の同定が遺伝暗号を介してポリヌクレオチ ド配列の化学的配列化にすぐ続くことを特徴とする、請求の範囲1から3のいず れかに従う方法。
- 6.重なり合った一致しないオリゴペプチドの配列の中から前記のエピトープが あると推測されるアミノ酸配列を1つもしくは幾つか分析する段階が、重なり合 わないオリゴペプチドの1つまたは幾つかの配列の化学合成、検討対象の種に属 さない適当な生きた宿主のこれらのオリゴペプチドによる免疫、および生きた宿 主においてこれらの配列により誘発される対応する抗体による異種蛋白質の認識 、さらには中和の免疫反応を利用した検討対象のエピトープを含む配列の選択を 含むことを特徴とする、請求の範囲1から5のいずれかに従う方法。
- 7.ワクチンとして作用するポリペプチドの製造に必要なエピトープがあるアミ ノ酸配列の分析が前記配列の親水性の度合いあるいは抗体産生の可能性を示す他 のあらゆる性質の決定をも含むことを特徴とする、請求の範囲1から6のいずれ かに従う方法。
- 8.同じ宿主の「体性自己」には存在しない「免疫自己」のペプチドの配列の分 析にまで及び、感染あるいは共通の宿主の有様体の内部障害の治療にワクチンま たはワクチンのアジュバントとして使用できるペプチドまたはポリペプチドを次 に合成するための、免疫系の分子(特に抗体とT細胞のレセプター)自体に対し て、これらの分子から誘導され免疫系において調節の役割を果たし得るペプチド の配列を決定するという仕方で適用される、請求の範囲1から7のいずれかに従 う方法。
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