JPS63503373A - 浮かべた平底船の輸送船 - Google Patents

浮かべた平底船の輸送船

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JPS63503373A
JPS63503373A JP62503495A JP50349587A JPS63503373A JP S63503373 A JPS63503373 A JP S63503373A JP 62503495 A JP62503495 A JP 62503495A JP 50349587 A JP50349587 A JP 50349587A JP S63503373 A JPS63503373 A JP S63503373A
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シェフチェンコ,アナトリ ジノビエビチ
アレシン,イゴル イバノビチ
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チェルノモルスコエ モルスコエ パロホドストボ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 浮かべた平底船の輸送船 技術分野 本発明は輸送技術に関し、より詳しくは浮かべた平底船を輸送する輸送船に関す る。
背景技術 行列をなした浮かべた平底船の輸送は海運界において周知でありかつ極めて簡単 なものである。この行列は幅方向及び長さ方向に一列に並べられた数隻の平底船 からなり、ウィンチを使ってローブで一体形につながれている。浮かべた平底船 の行列をタグボートで輸送する。その場合最前部の平底船に流線形おおい型取付 臭を設けて行列の推進性をよくする。
しかし浮かべた平底船のこのような輸送方法には多くの欠点があり、そのため利 用範囲は狭い。航海中に基風海域を乗切るためには平底船と平底船のつなぎ合わ せ強度は不充分であり、また行列が通常、積荷の異なった従って喫水の異なった 平底船で編成されるので行列の流体力学的性能が低く、そのため動力源の利用効 率が悪い。その上、流線形おおい型取付具を着脱するのにりし・−ンを必要とす るが、クレーンは何処ででも利用できるものではない。行列は該行列中の積荷の 最も大きい平底船の喫水よりも深い航行深度の水域でしか航行できない。
タグボートは行列の前進速度を制御することができる。またある程度方向変換を 制御することができる。しかし平底船の行列の喫水を制御することはできない。
従って浅海水域を航行するには、行列を切離し、喫水の深い平底船から積荷を降 すために別個に行動せねばならない。このことは費用がかかり、不経済であるば かりでなく時間の浪費である。
上記の輸送上の問題を解決するよりよき方法は、二つの船体を備えた双胴型の公 知の平底船輸送船を使用することで、二つの船体の内側にはバラストを排水した 後に平底船を受ける長手方向の支持部材が設けられている。この長手方向の支持 部材は甲板及び船底のレベルに設けた横ビームによって互に連結され、甲板のレ ベルの横ビームに平底船を取付ける。
原理的に見て、双胴型の平底船輸送船はドック型の平底船輸送船の欠点と長所の 両方を有する。双胴型の平底船輸送船は喫水を変えることができ、流体力学的性 能が高く又運用効率が高い。しかし、多くの金属材料を要すること、価格が高い こと、大馬力の推進装置を必要とすること、個々に操作出来ぬこと等の致命的欠 点がある。これらの要因によって船の効率的な操作が損なわれる。
また浮かべた平底船を輸送する船として公知のものは、ポンツーンを合わせた後 に互に連結する固着装置を有した独立した船首ポンツーンと独立した船尾ポンツ ーンからできた船体を備える。
両ポンツーンは平底船を収容する船倉を備え、二つのポンツーンを切離して船倉 に積込み或は積降ろす。即ぢ船首ポンツーンの船倉と船尾ポンツーンの船倉とに は別々に積込まれる。
平底船を積込むと、船首ポンツーンと船尾ポンツーンとを近づけて互に合わせ固 着装置を介して連結し、−隻の船を構成する。
しかし、二つのポンツーンを合わせるには好天候であることを必要とし、また周 囲を囲まれた水域でしか実施できない。
このような平底船を有する船で構成された浮遊複合物は多くの金属材料を必要と する。何故ならばこの船で運ばれる積荷は、船のポンツーンの船倉内に配設され た平底船の船体に収容すると云った二重の金属製殻内に収容されるためである。
平底船の積込み及び積降し中及び荒天条件においての輸送中に度々平底船を損傷 し、又平底船の輸送中に高い騒音が発生する。
さらに、船倉内に設計隻数よりも少ない隻数の平底船を収容して輸送し或は(平 底船を収容しない)空荷航海時には流体力学的効率が低下し、余分に燃料を消費 して操船費が増加する。
従って浮かべた平底船を輸送する上記の船は高い流体力学的効率(推進性能)が 得られず、多くの燃料と大量の金属材料を必要とし、従って操船費が増加する。
即ちこの種の船は好ましいものとは云えない。
発明の解水 本発明は、船体の両ポンツーンと平底船間を強固に結合して船と平底船とを一体 化した浮遊複合体を形成し、該浮遊複合体において並列した中間体の役目をし、 そのことによって船体製造のための金属材料所要量を節減し、しかも推進性能を 向上すると共に燃料消費量を減少させて船の有益性を向上させることを目脂した 構造の浮かべた平底船を輸送する船の提供を目的とする。
上記の目的は、独立した船首ポンツーンと独立した船尾ポンツーンとからなり、 両ポンツーンを合わせた後に互に結合する固着装置を両ポンツーンが有した浮か べた平底船の輸送船において、上記輸送船が、両ポンツーンに結合され、船幅に よって決まる空間をおいて引き離され、輸送船の長手方向中心面に対して平行に 配列され、かつ平底船を固着するための取付装置を担持した少なくとも二つの長 手方向案内ばりを備えたことを特徴とする浮かべた平底船の輸送船により達成さ れる。
両ポンツーンと収容した平底船を取付ける取付装置とを結合する長手方向案内ぼ りは、両ポンツーンと平底船との間に強固な結合部材を備え、輸送する複数の平 底船を輸送船の並行した中間体として使用した輸送船と平底船とを一体化した浮 遊複合物によって浮かべた平底船の輸送を可能ならしめる。
本発明によれば、船体を製造するのに必要な金属材料の量が節減でき、従って極 めて経済的である。
船首ポンツーンと船尾ポンツーンが、夫々二つの部分で形成されると共に酸二つ の部分を長手方向中心面に沿って互に結合する固着装置を備え、またポンツーン の部分に結合された別の二つの長手方向案内ばりを備え、該別の長手方向案内ば りが、長手方向中心面の両側に接近して配列されかつ平底船を固着するための数 句装置を担持すると好都合である。
6対の長手方向案内ばりの下に複数の平底船を長手方向に配列した上記の構造に よって、船体を夫々所要の隻数の平底船を収容した右舷半分と左舷半分に分離し 、例えば岩の多い狭い水域の航海を可能ならしめる。この場合、平底船を有する 船の右舷半分と左舷半分とを別々に該水域を通過せしめ、狭い水域’t’fB過 後に両半分を合わせて一隻の船として広い水域を航海する。
輸送船か一定数の平底船を輸送する場合は、船首ポンツーンと船尾ポンツーンと に、或は船首ポンツーンの部分を船尾ポンツーンの部分とに長手方向案内ばりを 結合する。
長手方向案内ばりが、船首ポンツーンと船尾ポンツーンとに、両ポンツーンのう ちの少なくとも一つが長手方向案内ぼりに沿って移動できるように結合されると 好都合である。
上記のように構成すると、ポンツーンの一方又は両方を長手方向案内ぼりに沿っ て移動することによって、船首ポンツーンと船尾ポンツーン間の開口の長さが調 節できて、複数の輸送すべき平底n;)を該開口に収容することができる。さら に上記のような構造例によって、設計隻数よりも小隻数の平底船の輸送又は平底 船を収容しない場合の航海が、輸送船と平底船の複合体の流体力学的効率を低下 しないで実施することが可能となる。
輸送船の船首ポンツーンを越して片持梁状に延びた長手方向案内ばりを浮遊型ク レーンブームとして適宜使用し、平底船を水面から持揚げて該平底船の検査をし 或は岸に置くことができる。
船の長手方向案内ぼり上に甲板部材を設けることができる。
案内ぼり間の連続した上記の甲板部材は乗用車、トラック、トレーラに送入又は トレーラから取出す積荷、及びコンテナ、重量積荷、小型の浮き装置等の其他の 積荷を載せるのに使用することができる。
乗用車、トラックの積込みを容易にし、また積荷の水平取扱装置が使用できるよ うに甲板部材の一例に斜辺部材を設けることができる。
ある場合には長手方向案内ぼりに沿って移動可能な積荷取扱装置を設けて、静止 状の積荷クレーンを使用しないで港において小荷役作業ができるようにしている 。
本発明によれば、両ポンツーンにバラストの注入及び排水することができるバラ スト区画を設けることが好ましい。
平底船を有する長手方向案内ばりの強固な固着装置に関連してバラスト区画を設 けることによって、航海条件に合わせて船全体の喫水を変化させることができる 。このようにして浅海水域を通過する際に喫水を減らし、又高さの低い橋上或は 送電線の下を通過する際に、充分な垂直間隙が得られるように喫水を増すことが できる。
図面の簡単な説明 添付図面を参照して実施例を詳細に説明する。
第1図は、平底船を有する本発明にかかる輸送船の全体側面図、第2図は第1回 の平面図、第3図は、三部分に別れた船首ポンツーン及び三部分に別れた船尾ポ ンツーンを存する本発明にかかる船の全体平面図、第4図は、甲板部材及び斜道 部材を有する本発明にかかる船の全体側面図、第5図は案内ぼりに設けた積荷取 扱い装置を有する本発明にかかる船の一部分を示す側面図、第6図は、案内ぼり に設けた船荷取扱い装置を有する本発明にかかる船の一部分を示す平面図、第7 回は、積込みに備えて両ポンツーンを分離した本発明にかかる船の側面図、第8 図は、異なった喫水を有する平底船が積込まれた本発明にかかる船の側面図、第 9図は、同一の水線を有する平底船群を収容する本発明にかかる船の側面図、第 10図は、第9図に示した船はど喫水が深くない平底船を有する本発明にかかる 船の側面図、第11図は定数隻数の平底船を積込んでいない本発明にかかる船の 側面図、第12図は船首ポンツーンが船尾ポンツーンと合わすべく移動された、 平底船を収容しない本発明にかかる船の側面図、第13図ははりの片持梁部分に よって平底船が水面上に持揚げられた本発明にかかる船の側面図、第14図はタ グボートとして作動するFI3尾ポンツーンのみを備えた本発明にかかる船の側 面図である。
発明を実施するための最適形態 第1M及び第2図について浮かべた平底船の輸送船について説明すると、咳船の 船体は独立した船首ポンツーン1と独立した船尾ポンツーン2とからなっている (第1図)。
船体の船首ポンツーン1はポンプ室(図示せず)と甲板上の係船装置3とを備え る。
船体の船尾ポンツーン2は職務空間と乗組員空間を有する甲板室4と、推進・か じ取り装置5と、ポンプ室(図示せず)とを備える。
船体の船首ポンツーンl及び船尾ポンツーン2には、流体圧ジヤツキ(図示せず )に機械的に連結した固着装置6を備え、両ポンツーン1及び2を互に合わせて 結合するのに使用する。
本発明によれば、船にはポンツーン1,2に連結された長手方向の案内ばり7を 備える。案内ばり7は船の長手方向中心vAA −Aに平行に配列されかつ船体 幅によって決まるある間隔をあけている。
案内ばり7には平底船7の上部金具に取付ける取付装置8が設けられている(第 1図)。尚案内ばり7の数は平底船の上部金具の配列によって決定される。
第3図は、船首ポンツーン10及び船尾ポンツーン11が夫々二つの部分12  、13及び14 、15からなる船を示し、夫々の二つの部分を長手方向の中心 面A−Aに沿って互に連結する固着装置16 、17が設けられている。この固 着装置16 、17は流体圧利用型に作られる。両ポンツーン10と11とを合 わせた後に連結するには流体圧ジヤツキに機械的に接続したジヤツキ(図示せず )を使用する。
船は、咳船の長手方向中心面A−Aに平行に配列されがっ船の幅によって決まる ある間隔をあけた二つの長手方向案内ぼり18と、船の長手方向中心面に近接し かつ該中心線の両側に配列された別の二つの長手方向案内ばり19とを備える。
案内ぼり工8及び19は次のようにしてポンツーン10及び11の部分12.1 3及び14 、15に取付けられる。案内ぼり18の一方及び案内ばり19の一 方をポンツーン10の部分工2及びポンツーン11の部分14に取付け、また案 内ばり18及び19の他方をポンツーン10の部分13及びポンツーン11の部 分15に取付ける。゛ 案内ばり18及び19に、平底船の上部金具に取付ける取付装置を設ける。これ らの取付装置は取付装置8と同様のもので例えば流体圧で作動する。
夫々の船尾部分14 、15に推進・かじ取り装置20を設ける。
夫々の船首部分12.13に係船装置21を設ける。ポンツーン10.11の全 ての部分12 、13及び14 、15にポンプ室(図示せず)を設ける。
案内ばりをポンツーン即ちポンツーンの部分に固着する。
この場合ポンツーンは案内ばりに沿って移動することがない。
即ち平底船を収容する開口部は一定の長さを有し、その長さは船に収容する平底 船の設計隻数によって決まる。
しかし、船首ポンツーン1及び船尾ポンツーン2(第1図)或はポンツーン10 及び11の部分12 、13及び14.15(第3図)においてポンツーン1, 2のいずれか一方或はポンツーン1.0,11の一方の部分12.13及び14  、15が案内ばり7或は案内ぼり18 、19に、該案内ばり7或は案内ぼり 18 、19に沿って可動状に取付けられているとさらに好都合である。
上記のようにすることによって、輸送する平底船が定数に未達の場合、ポンツー ン間の距離を減少させるために平底船を減らす場合、及び平底船なしで空荷航海 するために両ポンツーンを直接結合する場合に適合させることができる。
第4図は、長手方向案内ぼり7上に設けた甲板部材22と該甲板部材の一側に取 付けた傾道部材23とを備えた船を示す。甲板部材22は乗用車24又は貨物自 動車25等を搭載し、送入・取出し装置を利用して傾道部材を介して積込み作業 をするようになっている。
甲板部材は又各ポンツーンが二つの部分で構成された第3図に示す船にも設ける ことができる。
第5図及び第6図は、レール26に沿って移動できるように、長手方向の案内ば り7上に積荷取扱装置27を設けた船の一部を示す。積荷取扱装置27は甲板部 材22又は平底船9から積荷を垂直状に積み直すのに使用することができる。
積荷取扱装置27は又岸に積荷設備のない場合の積荷作業に使用することができ る。
積荷取扱装置はポンツーンが部分から構成された船に設けることもできる。その 場合甲板部材又は直接長手方向の案内ぼり上に積荷取扱装置を設ける。
船体の両ポンツーン1.2は第1図の破線で示すようにバラストを注排水するた めの区画28 、29を備え、該区画は、ポンツーン1,2に連結されかつ平底 船9を取付ける取付装置8を担持した長手方向案内ばり7と協働して、平底船を 収容した船の喫水を航海条件に応じて変更することを可能ならしめる。このよう にして例えばポンツーンに適宜バラストを注入することによって船尾を太き(引 下げ、長手方向案内ばり7を浮遊型クレーンとして使用し、平底船を持揚げて、 該平底船の水線下部分の検査及び修理をし或は平底船を岸に置くことができる。
第7〜14図について、浮かべた平底船の輸送船の操業順序を説明する。
第7図はポンツーン1と2を互に間隔をあけて離して、平底船の積込み準備ので きた船を示す。自由空間即ち平底船9を収容する開口は船首ポンツーン1、船尾 ポンツーン2及び長手方向案内ばり7とによって区画形成される。長手方向案内 ばり7は水線30から、輸送する平底船群のうちで積荷の最も少ない平底船の最 高高さ以上の高さHに配設されている。
このことはポンツーンl及び2のバラスト区画28から29にバラストを排水す ることによって得られる。
第8図は喫水の異なった平底船を積込んだ船を示す。喫水の異なった平底船を含 んだ平底船群をウィンチで引込んで開口内に導く。平底船9は開口内に船に対し て横方向に移動されて、平底船の上部取付金具と取付装置8とが自動的に整合す る。
第9図は同一水線を有する平底船群を積込んだ船を示す。
船首ポンツーン1と船尾ポンツーン2のバラスト区画28 、29にバラストを 注入すると長手案内ばり7は船首ポンツーン1及び船尾ポンツーン2と共に降下 する。このようにして取付装置8は、例えば空船等の最小積荷の平底船の上部取 付金具と最初に係合し、最終的には例えば積荷を満載した最低乾舷の平底船と係 合する。
バラスト注水の最終段階において、すべての平底船9、船首ポンツーン1、船尾 ポンツーン2の各水線が同一となる。
上記の位置において、船と平底船の複合体は航海準備のできた一体状の船舶を構 成する。
第10図は喫水が第9図に示した船はど深くない平底船を収容した船を示す。浅 海水域を航行する必要がある場合には、船尾ポンツーン2の区画29及び船尾ポ ンツーン1の区画28からバラストを排水して、船を平底船の複合体の喫水を可 航値にまで減少させる。棚下距離の小さい橋の下を通過するためには、船と平底 船の複合体のバラストを追加注水して喫水を増加し、乾舷を減少させて橋上間隙 を増加させる。
第11図は定数隻数以下の平底船を収容した船を示す。設計値に比較して定数に 満たぬ隻数の平底船を輸送する必要のある場合には、例えば船首ポンツーン1を 長手方向案内ばり7に沿って不足の平底船の長さに等しい距離だけ船尾ポンツー ン2に向けて移動させ、連結ピン(図示せず)等を用いて長手案内ばり7上の所 定の位置に固定する。
第12図は平底船を収容しない船を示す。平底船のない空荷航海のために長手方 向案内ばり7に沿って船首ポンツーン1を移動して船尾ポンツーン2に連結する 。長手方向案内ばり7上の船首ボンッーンエの最終的位置を連結ピン(図示せず )を用いて固定する。長手方向案内ばり7は船首ポンッーン1を越して片持梁状 に部分的に突出される。
第13図に示すように、平底船9を水面上方に持揚げる必要がある場合には長手 方向案内ばり7の片持梁状部分に平底船9をつるす。次に船尾ポンツーン2のバ ラスト区画29にバラストを注入すると船尾が沈下して平底船9が持揚げられる 。
第14図は唯一つの船尾ポンツーン2からなる船を示し、咳船はタグボートの役 目をする。推進・かじ取り装置5を有する船尾ポンツーン2が必要な場合には、 長手方向案内ばり7を取外して独立したタグボートとじて例えば大洋航海用の平 底船輸送船に平底船を取付けたり取外したりするのに使用する。
本発明は一体状の船と平底船の浮遊複合体の形をした浮かべた平底船の輸送を可 能ならしめるもので、該複合体において輸送される平底船群は船体の並列した中 間体の役割りをする。このことによって船体装置用の金属材料の消費が少な(な り従って経済的となる。
船体の船首部分を船尾部分に当接するまで近づけることができるので、設計隻数 数に満たない平底船を輸送する場合でも流体力学的効率を低下することがない。
この場合、船の船首部分を越して延びた長手方向案内ばりを海上クレーンブーム として使用して平底船を水面から持揚げて検査し或は該平底船を海岸に降すこと ができる。
長手方向案内ぼり間の空間は種々の一般積荷を載せる甲板部材として使用するこ とができる。またこの甲板部材に斜道部材を取付け、送入・取出し装置を使用し て積荷を取扱うことができる。
本輸送船は規格外の積荷、長尺の積荷、流体動力ユニ)・ト等を運ぶのに使用す ることができる。
複数の平底船を一隻の特殊なはしけ型モジュールに置換えることによって船の利 用分野を拡げ、−隻のはしけに多量の積荷を経済的に輸送することができる。
上記のような特殊なはしけの輸送に本発明を使用すると、燃料積込みを実施する 新しい方式が提供されるので極めて有効で、本発明によって燃料、潤滑油の保管 、蓄積の難問題が解決され、また燃料、潤滑油等の積荷を一つのモジュールに収 めて輸送することによって海岸に貯蔵タンクを建設する必要がなくなる。
産業上の利用可能性 本発明は上甲板に取付装置を有する平底船の輸送に使用すると最も好都合である 。
平底船を輸送する主務に加えて、本発明はコンテナ、送入・取出しトレーラ−1 自動車、大重量で長尺の積荷、流体動カニニット等の他の積荷の輸送に使用する ことができる。
特に興味のあることは、大容積の流体積荷を含めて種々の積荷を積むために用意 された極めて長い特殊な平底船の輸送に本発明を使用することである。本発明の 上記の特長に基づいて、船側に燃料を積込む根本的に新規のシステムを提供し、 これによって海岸に貯蔵タンクを設ける費用のかかる問題をより経済的な浮遊コ ンテナに置換えて船側に直接供給して燃料を積込むことができる。
国際調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.独立した船首ポンツーン(1)と独立した船尾ポンツーン(2)とからなり 、両ポンツーンを合わせた後に互に結合する固着装置(6)を両ポンツーンが有 した浮かべた平底船の輸送船において、上記輸送船が、両ポンツーン(1,2) に結合され、船幅によって決まる空間をおいて引き離され、輸送船の長手方向中 心面(A−A)に対して平行に配列され、かつ平底船(9)を固着するための取 付装置(8)を担持した少なくとも二つの長手方向案内ばり(7)を備えたこと を特長とする浮かべた平底船の輸送船。
  2. 2.船尾ポンツーン(10)と船尾ポンツーン(11)が、夫々二つの部分(1 2,13;14,15)で形成されると共に該二つの部分を長手方向中心面(A −A)に沿って互に結合する固着装置(17)を備え、またポンツーンの部分( 12,13;14,15)に結合された別の二つの長手方向案内ばり(18,1 9)を備え、該別の長手方向案内ばりが、長手方向中心面(A−A)の両側に接 近して配列されかつ平底船を固着するための取付装置(8)を担持した請求項1 に記載の輸送船。
  3. 3.長手方向案内ばり(7,18,19)が船首ポンツーン(1,10)と船尾 ポンツーン(2,11)とに固着された請求項1又は2に記載の輸送船。
  4. 4.長手方向案内ばり(7,18,19)が、船首ポンツーン(1,10)と船 尾ポンツーン(2,11)とに、両ポンツーン(1,2,10,11)のうちの 少なくとも一つが長手方向案内ばり(7,18,19)に沿って移動できるよう に結合された請求項1又は2に記載の輸送船。
  5. 5.長手方向案内ばり(7)に甲板部材(22)を設けた請求項1に記載の輸送 船。
  6. 6.甲板部材(22)がその一側に取付けた斜道部材(23)を備えた請求項1 に記載の輸送船。
  7. 7.長手方向案内ばり(7)には該案内ばり(7)に沿って移動可能な積荷取扱 装置(27)が設けられた請求項1,2,5項のいずれか1項記載の輸送船。
  8. 8.両ポンツーン(1,2)が、バラスト注入及び排水できるバラスト区画(2 8,29)を備えた請求項1又は2に記載の輸送船。
JP62503495A 1986-05-28 1987-04-23 浮かべた平底船の輸送船 Pending JPS63503373A (ja)

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