JPS63503370A - 粒状物質操作方法及び装置 - Google Patents

粒状物質操作方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 粒状物質操作 本発明は、粒子混合物から異粒子を凝離する等、超音波エネルギーを用いる流体 媒質中での粒状物質操作に関する。
音響エネルギー源によって発生される定在波は流体中の懸濁粒子動作に影響を与 えるため種々の方法で用いられ、たとえば定在波の各節に粒子を引き付は得るこ とが知られている。原理的に、引き付けられた粒子は定在波の伝搬軸と垂直な各 節部に集合する。この際、観察された定在波現象における精確な理論およびそ6 らの粒子作用は十分に理解されてはおらず、特に粒子タイプの如何に拘わらず粒 子を節または腹のどちらに集合せしめるかを左右する要因は明らかではない。し かしながら、実用上回れの粒子タイプが節または腹のどちらに集合するかは重要 でないと推測されるので、この理論的理解の不足は本発明の実用化に何ら支障が なく、この明細書において、用語節および節部とは節および腹をも含むものであ る。
定在波がその軸に沿って移動させると、各節に引き付けられた粒子は該定在波に 接触させたまま、流体を介して運搬することが出来る:これは、例えば、英国特 許公開第2098498A号明細書において提案されている。さらに、種々の音 響特性を有する粒子、特に種々の大きさおよび密度を有する粒子は定在波の音響 エネルギーによって様々の態様で影響され得ることが見出され、クロマトグラフ 式分析法において種々の粒子タイプに分離するために超音波を用いて粒子を操作 することが提案されている。米国特許第4280823号明細書に、定在波が各 節で種々の粒子を種々の時間保持することによって公知のクロマトグラフにおけ るカラムのプレートとして機能することができ、定在波に沿って軸方向に向けら れたガス流によって定在波を介して各粒子を運搬出来ることが示唆されている。
又、米国特許第4523632号明細書(バーメッツ等)に開示された装置を挙 げることもできる。そこでは、チャンバ高さの1/2の長さの波長を有する定在 波が確立されている水平チャンバの長さ方向に沿った流体の流動によって運搬さ れるにつれて種々のタイプの粒子がある程度分離される。これは、各粒子が集合 しようとするチャンバの中間高さ領域における、いわゆる力のポテンシャル井戸 が形成される。各粒子の重力は種々の粒子タイプのある程度の垂直分離を惹起す る。すなわち、各タイプの粒子はその粒子タイプへの重力の影響に応じて等ポテ ンシャル面を表す所定高さ位置に配置される。
上記の全従来方法における特徴は各節に引き付けられた粒子の制御または処理が 各節からの距離に応じて、すなわち定在波の軸方向に沿って各粒子に作用する音 響力に依存することである。この種の装置に存在しかつより微細な粒子の処理に 適したより高い超音波周波数領域で特に深刻な事態となる問題点の1つは超音波 源から伝搬されるエネルギーに減衰が生じることである。ビームの発散はこの作 用を強める。したがって、流体に一方向力、すなわち、最小値以上で流体に放射 源から離間する運動を惹起せしめる放射波圧としてエネルギー密度勾配がもたら される。この明細書において音響ストリーミングと称する流体運動は、これらの 粒子に直接作用する音響力を介して各粒子の運動を制御する場合、特にこれらの 音響力を種々の粒子タイプを区別するために用いた場合、明らかに何らかの妨害 作用を有する。
定在波が単−源からの超音波放射の共軸反射によって流体中に形成される場合、 音響ストリーミングを発生する定在渡場全体にわたって該流体に作用する放射圧 力が存在する。各出力の干渉により定在波を確立するため2つの対向超音波変換 器を用いることによって、両音源間の僅かな部分で実質的に放射圧を平衡させる ことができる。
20’Cの水中の定在波に関し、種々の周波数に対する3種類の不平衡許容レベ ル内にあるものを平行な音響ビームとみなして、それらの有効な全作用距離をW lmで示す。
第1表 最大不平衡2%が許容される場合、水中、3 M Hzで真正なエネルギー平衡 点から両側22mmで有効であり、最大全作用距離は44關である。表から明ら かなように、有効作用距離は周波数の増大にしたがってより制限され、これはよ り高い周波数を用いる場合の最も重要な唯一の制限事項である。
他の要因は、実験的に示されることであるが、顕著な音響ストリーミングを生じ る前ではある程度の不平衡を許容できるけれども、超音波を使用して種々の粒子 タイプに区別する連続処理の有効量がこの現象によって必然的に制限されるとい うことである。分離率が長さ寸法の2乗に比例して増大するので、作用容器の容 量を増大することによって種々の粒子タイプの分離時間を減少させることは非実 用的である。
本発明は、新規な概念に基づくものであり、定在波の部平面における不均一な音 響エネルギー強度によって流体媒質中での粒子操作方法を提供するものである。
この方法は音響ストリーミングの問題を軽減しかつ部平面に垂直な粒子の動きを 制御することによる以前に提案された方法と比較して他の優れた利点がある。
本発明によれば、流体中に超音波定在波を確立し、該定在波は流体中で1つまた は複数の部平面において種々のエネルギー強度を有するとともに、1つまたは複 数、の部平面に粒子の少なくとも一部分を集合させる特性を有し、1つまたは複 数の部平面における各粒子運動を少なくともそれらの部平面方向に作用する成分 を有する流体粘性力および/または場の力を介して制御する、流体媒質中での粒 子操作方法が提供される。
又、本発明によれば、粒子が懸濁された流体を収容するチャンバ、該チャンバ内 で超音波定在波を発生する手段並びに該チャンバ内の少なくとも一部分において 上記定在波に1つまたは複数の部平面で不均一なエネルギー強度を付与する手段 から成り、上記種々のエネルギー密度作用を、各粒子に少なくとも1つまたは複 数の部平面方向に作用する成分を存する流体粘性力および/または場の力と協働 させて1つまたは複数の部平面と平行な方向への粒子の少なくとも一部分の運動 を制御する、流体媒質中の粒子操作装置が提供される。
平均−工不ルギー強度発生手段として、音響シャドウを発生するかまたは回折も しくは焦点合わせ効果を生じるスクリーンを使用すると好都合である。なお、単 に音響ビームに、特にその縁部で不均一性を得られるものであっても十分である 。
実用上、エネルギー強度変化は一般に流体媒質に対し移動する部平面の繰り返し パターンとして形成され、これは、本明細書において゛″節波と記す。
節減は超音波伝搬軸に垂直にエネルギー勾配アレイを設けかつ波を伝搬する流体 に対し部平面に沿って該アレイを移動させることによって発生する。このように 、音響エネルギーの影響を受けた粒子は超音波放射軸に垂直移動し、これは作用 容器における作用ゾーンの長さが超音波周波数によって制限されないことを意味 する。減衰はエネルギー勾配の変位方向には発生せず、よってその強度を増大す ることにより分離率は作用量の増大と整合させることができる。
さらに、流体の残留ストリーミングは分離が行われる方向には作用しないので、 粒子運動面に垂直に作用する逆ビームにおける太細の不平衡度は一般に許容され るから減衰は余り重要ではない。
節減の使用は空間の種々の部分において作用する音響力レベルを全く自由に変化 せしめ得るようにするものである。すなわち、各節減は種々の領域において種々 の速度で運動しかつ種々の強度で作用せしめることができる。速度の時間的およ び空間的変化を用いることができる。
1つまたは複数の部平面は一般に超音波伝搬軸に垂直な作用容器の対向壁に平行 に設定され、その機構部は、音響伝搬プレート自体によって形成し得る壁部が該 定在波における各節と位相180°をもって離間する各平面と一致するように構 成することができる。超音波に応答する各粒子を壁から自動的に離間せしめて、 吸着および/または界面効果による粒子のトラッピングを防止するようにする。
部平面における不均−エイルギー密度の使用は今までのところl軸に沿ってのみ 生じるエネルギー密度勾配に関して検討されてきたに過ぎなかったが、2次元節 波の発生および利用に用いることができる。このようにy方向において伝搬軸を 有する定在波の場合、エネルギー密度勾配をZおよびXの両方向における部平面 で形成することができる。
実際的な具体例として、節減は必ずしも直線的に動く必要はない。
節減における粒子は曲線運動を行うようにしてもよく、作用容器はコイルまたは 回転体としてもよい。しかしながら、以下に説明するように、節減が音響ストリ ーミングのような副作用によって過度に影響されること無く全てか無かの超音波 定在波識別特性を有するので、一般に非常に長い作用行程は必要ではない。
各肺表面が均一な音響エネルギー密度を有するような超音波の伝搬によって節ア レイが発生されるような理想的な(すなわち、非粘性の)流体において、肺表面 と平行な粒子運動は当該系の正味の自由エネルギーを変化せず行われる。これは 例えば重力または電磁場等の場のいかなる力も粒子に作用しないものと推察され 、粒子運動に何ら作用しないからである。エネルギー密度が均一でない場合、エ ネルギー密度勾配に比例する力が節と共面方向における節で粒子に作用して各粒 子をエネルギー密度増大方向に駆り立てる。
現実の流体において、流体に対する粒子の運動は常にスト−クス力(この語は本 明細書において運搬流体に対する粒子相対運動の結果として粒子に作用するあら ゆる牽引力を含む意味に用いる)によって妨害される。音響エネルギー密度勾配 に対し定在波の軸に垂直に、すなわち定在波の各節に平行に流動する均一流体に 懸濁された粒子の場合、ストークス力が局所エネルギー密度勾配によって生じる 反対方向の音響力よりも大きいと、節における粒子は流体の流動方向に移動する 。エネルギー勾配が部平面を横断して揺動する場合、粒子は時々高エネルギーゾ ーンに近付くにつれてより早く移動し、時々そのようなゾーンから離れるにつれ てより遅く移動するが、節を通過する際、流体の流動方向における粒子の平均速 度は流体速度に一致する。勿論、流動母体が静止しかつ定在波が軸に垂直に変位 させられる場合も同様に考察される。
流体の流動および高エネルギーゾーンの変位が共に部平面に垂直であり、流体の 流動に寄与するストークス力が該流体の流動方向における各粒子への音響力より も大きく維持されるとみなすと、粒子が高エネルギーゾーンの変位方向において エネルギー密度勾配に出会うと、次のような2つの状態が得られる。
(1) 当該勾配の移動に基づく粒子への音響力が対向ストークス力を超える場 合、粒子は高エネルギーゾーンの変位速度で移動し、よって流体の流動が定在波 から粒子を運び出す時、該粒体は高エネルギーゾーンの変位方向に作用する音響 力によるそのエントレインメントに基づき変位するようにされる。
(2)高エネルギーゾーンの変位速度での粒子運動が音響力よりも大きなストー クス力を生起する場合、粒子は高エネルギーゾーンにおいて最も急峻なエネルギ ー勾配を受け、これらの粒子はもはや定在波に対する当該ゾーンの運動によって 連珠状態とすることができない。高エネルギーゾーンがその行路を閉じると、粒 子は実質的に該高エネルギーゾーンにより変位せしめられない。
このように、部平面に沿った運搬流体の流動とは独立的に各パラメータを調整す ることによって、音響エネルギーによって影響される粒子の部平面内での運動を 制御することができる。この場合、節の音響エネルギー密度における不均一性運 動またはそのような不拘−性節減アレイが用いられる。
音響力および非音響力が実質的に釣り合っている条件下で類似粒子群が節減に分 布せしめられた場合、各粒子は該波により種々のモーメントで移動するかまたは 該波により何ら実質的に変位せしめられないかのいずれかとされる。それ故、終 始、粒子は波の平均速度よりも遅い平均速度で移動する。この特性は粒子の節移 動度(M、)と称することができ、該節移動度は0または1の一連の瞬時移動度 から定義されるので、0〜1間の値を有する。特定の粒子タイプが1よりも小さ くかつ0よりも大きい節移動度を有する条件の範囲は小さく、実際に、これら2 つの最終値間での急激な変化を阻止するのに必要最小限の乱流が存在するに過ぎ ない。
節移動度は場の力および節減間の相対速度に依存し、その結果、音響勾配および あらゆる対向力(ストークス力または重力場若しくは電磁場のような場の力)の 両者は方向が異なるので、それと同時に粒子は部平面において2つの相互に垂直 な方向に異なる節移動度を有する。例えば、直交系においてxz平面が部平面を 画定するとともに該節減がX方向に移動する場合、これに垂直なZ方向に流体の 流動が存在するから、粒子は各方向にそれぞれ異なりかつ独立して影響を受け、 よって2つの節移動度M1.およびMl、を有する。
これは前記従来技術として参照した装置と著しく異なり、粒子群を制御するため に単に定在波の軸方向に作用する音響力及び非音響力を平衡させることが利用さ れる。該定在波の各節は実質的に均一な音響力領域として扱われる。これは定在 波の主断面のみを良好に保持するとともに両限界領域に音響エネルギー勾配が存 在するにも拘わらず、このようなエネルギー密度勾配が余りにも低すぎるという 理由に過ぎない場合、粒子運動を制御するためにそのような変形例を利用するこ とは示唆されないばかりか全く実用されることもなかったに違いない。
本発明は非常に広範な種々の粒状物質操作に適用できる。この種の粒状物質とい う語は主に巨大分子(例えば、球形蛋白質)からビールス、バクテリアおよびイ ースト類を通して組繊細胞(例えば、植物細胞、動物細胞および全集合体)等の 生物粒子並びに分散物、懸濁物、粉砕沈澱物、コロイドおよびそれと類似の系等 の無機および有機物質を意味するものである。。
さらに図面によって、本発明を、実施例を示す添付図面とともに説明する。
第1図は節移動度に対するエネルギー勾配変化の効果を示すグラフであり、 第2a図および第2b図は各々階段状不均一音響エネルギー勾配を示す図および 該エネルギー勾配を用いて異粒子タイプを分離する説明図であり、 第3図および第4図は各々本発明の装置の断面図および該装置のシャドウスクリ ーンの断面図であり、 第5図および第6図はともに第3゛図の変形装置用の焦点合わせスクリーンを示 し、 第7図および第8図は本発明の他の2つの変形例の断面図であり、第9図は節減 発生用変換器アレイを示し、第10図および第11図は節減における音響エネル ギー分布および勾配を示すグラフであり、 第12図および第13図は非対称エネルギー密度勾配発生用スクリーンの側面図 および平面図であり、そして第14図は本発明のもう1つの変形装置の概略図で ある。
第1図は音波エネルギー密度勾配Gに対する一連の異なる粒子タイプASB、C ,Dの節移動度変化をプロットしたものである。タイプ八粒子は音響エネルギー の影響が最小であり、他の粒子クイズよりも容易に部平面におけるエネルギー密 度勾配に抗して移動することができる。粒子タイプB、CおよびDはこの順序で 定在波により保持され易いものであるが、エネルギー密度勾配の臨界値付近で各 粒子タイプの節移動度はOから1まで変化し、該臨界値でわずかでも乱流とか不 均質部が在ると拡散される。この後者の不均質性は生物粒子では重要なことであ る。
単に説明のために、第1図、第2a図および第2b図において数値が示される。
それぞれ特定の音響エネルギー密度勾配で各種の粒子タイプの節移動度が各帯域 に属し、各粒子タイプの帯域幅を下記の表に示す。
第2表 第2a図は定在波のxz節平面における音響エネルギー勾配パターンを示し、そ こではZ方向に所定の間隔をもってXおよびZ方向での音響エネルギー勾配G、 およびG8に対し第2表に示される数値間で階段的に変化する定在波が生成され る。そのようなパターンを第2b図を参照して考察するにあたり、粒子タイプA SB、C,Dがら成る混合物がX方向に流動する液体によって定在波に導入され るとともにその最大エネルギー密度勾配が粒子タイプB、CSDの臨界値以上で ありかつ粒子タイプAの臨界値より大きくはされない。第1図および第2表から 明らかなように、各種のエネルギー密度勾配で勾配の大きさが次の粒子タイプに 関する臨界値以下に低下する。
混合した粒子タイプA、ESC,Dが点Pで定在波に入り込むと、タイプAの粒 子はすぐに液体の流動を介して定在波を通過することができる。残りの粒子タイ プB、C,Dは音響エネルギー勾配G6、G、によって保持されるが、それらに おける粒子Bへの効果が多少弱められ、該粒子BはX方向に拡散するとともに2 方向において減速する。次いで、音響エネルギー勾配値がBタイプ粒子の臨界値 以下に低下すると、Bタイプ粒子は液体の流動によって順次運び去られる定在波 かも解放され、次いで同様の方法で粒子タイプCおよびDが輸送されて分離され る。
このようにして、この方法により特定タイプ粒子を粒子の流れに対してほぼ直角 方向に連続的に分離することができる。この流れの大きさは音響放射の物理的特 性によって制限されない。
作用行程に沿ったエネルギー密度勾配は各別の行程において減少するように変化 して連続的に各粒子タイプを放出するものでは、特別の場合、線形または非線形 状に連続的に変化させることが好ましい。
種々の粒子タイプに分離するには、それらの粒子が液体の流動によってエントレ インしようとするG、力によって連続的に放出されさえずれば原理的に十分であ る。もし、Gヨカにょっ°C保持されたままであれば、これらの粒子は当該液体 と一緒に移動するが、該粒子がより小さいG、勾配帯域に達するまで節減に対し Z方向に引き戻されるはずであるので、両方向における勾配の変化によって同時 に放出される場合よりもゆっくりした速度で移動する。
異種粒子タイプの最大限の識別に関し、2つの勾配GいG、は等しくし、これに より、任意の粒子タイプに関しMl、およびM。が共に0または1となり、Z方 向の節波速度(V、)はX方向の平均液体の流動速(Vl)と一致させる。すな わち、G、 G。
機械的および電気的に節減を発生しかつ移動させるために種々の手段が用いられ る。簡単な機械的手段は容器に沿って一組の音響シャドウを投影し、各シャドウ 端部が部平面において液体の流動に対して垂直に、平行に、または斜交状に移動 するようにする。水のような液体媒質に対し適当な周波数(すなわち約500K Hz以上)で、比較的鋭いシャドウを得ることができる。周波数がより高くなれ ばなる程、音響シャドウがより鋭くなり、一般的にはMHz範囲の周波数が好ま しい。
このようなシャドウを生成するためスクリーンを使用した装置例を第3図および 第4図に示す。第3図の断面図において、ジルコン酸チタン酸バリウム製変換器 12との音響結合に適した液体を収容しているタンクlOが示され、該タンク1 0の対向平行側部にそれぞれ配置された変換器12は該タンク液中に浸漬されか つ該タンク内で長さ方向に両側部と平行に伸延している作用カラム14から適当 に離間している。該カラムは変換器の超音波周波数に対して透過性を有する側壁 16を有する。観察を容易にするために、各端壁18および可能であれば各側壁 は光透過性とされる。このカラムはシャドウスクリーン20内に配置され、この シャドウスクリーンは当該カラムの両側壁16と平行でかつカラムの両側壁16 とほぼ接触する側壁を有する。
上記スクリーンの各側壁は交互に設けられた一連の平行状垂直舌片22およびス ロット24から成り、該スクリーンは使用される超音波周波数を反射する材料か ら製作される。対向側壁の各舌片は変換器12の伝搬軸と一致している。このよ うにスクリーンは1つ置きに区画部を形成し、当該カラムは対向する一対の舌片 22によって超音波伝搬から保護されるかまたは干渉スロット24を介してカラ ム内に障害もなく超音波伝搬するように暴露される。このようにしてエツジを鋭 くした音響シャドウアレイが各スロットを介してカラムに入来する超音波の干渉 によって生起した定在波中に形成される。このシャドウスクリーンの幅および間 隙を適当に定めることにより一連の離間したカラム状定在波が連続間隙部間の作 用チャンバ内に生起するようにされる。特に重要なことはエネルギー勾配を決定 するシャドウエツジの鋭さである。超音波ビームは完全に規準化されないので、 各スロット24を通過するいくらかのエネルギーは舌片22の内面で反射される 。相互反射により対向舌片間で定在波の形成を防止することが必要である場合、 対向舌片間の距離は4分の1波長の奇数倍とする。
第5図および第6図は第3図の装置と同様の形式の他の装置を示し、スクリーン 40は透過性側壁16によりカラム14の対向(1gを取り囲んでいる。この装 置において、該スクリーンは音響エネルギーを反射するかまたは焦点合わせする ことによって節減を形成して不均一エネルギー密度を生成するものである。該ス クリーンは連続した壁42を有し、これらの壁42は超音波伝搬波長で浴液の音 響伝搬特性とは異なる音響伝搬特性を有する材料から生成される。
6壁42の片面または両面にくぼみ44から成るグリッドが形成される。各くぼ みは球形であり、曲率半径は適宜に定めて超音波を均一に入射伝搬せしめてカラ ム14を貫通ずるにつれて鋭い集束ビームを形成するようになっている。スクリ ーンの対向壁における各球形くぼみは整列されてカラム14における対向集束ビ ームが同軸状にされる。
勿論、所要の音響エネルギー勾配を提供する焦点合わせスクリーンは、例えば円 柱形部分を有するくぼみを有する種々の形態に変形して部平面における一方向に おいてのみ不均一な音響密度を形成するようにしてもよい。
上記のようなスクリーンを適当な一定速度で移動(または粒子を搬送する液体を 移動)させることによって、音響エネルギー勾配は液体に対して粒子を移動させ ることができる。装置の形式および該装置における操作方法に応じて適宜変形し たものを用いることができるが、所望によりその他の変形形式のものを用いるこ ともできる。
スクリーンの両壁における素子アレイの連続素子間の間隙と同一またはそれ以上 の距離を移動させた後、スクリーンはより速い速度で出発位置に戻される。この ように素早く戻す目的は、スクリーンによる粒子戻り運動が増大戻り速度に関連 した大きいストークス力によって妨害される場合、連続する各素子と協働せしめ られた各エネルギー勾配に粒子を移動させることにある。そのような条件は粒子 を保持しているエネルギー勾配から粒子を掃き出すようにすることである。各粒 子はこの運動サイクルを連続的に繰り返すことによってスクリーンの長さ方向に 輸送される。第3図および第4図における数値例かられかるように、スクリーン は1または2m1I+だけ振動させる必要がある。
液体カラム16がスクリーンの代わりに動く場合、第5図および第6図に示した ようなスクリーンは静止させ得るので、別のスクリーン素子が必要でないことは 明らかである。これによって、必要とする焦点合わせ効果を提供するように配置 された音響カップリングブロックを介して作用液に超音波変換器を結合すること が可能となる。金属製、例えばアルミニウム合金製音響カップリングブロック自 体は公知であり、第5図および第6図に関して記載したと同様の焦点合わせ効果 を提供するために、カップリングブロックの末端部および液体間の内面に第5図 のくぼみA4に対応する一連の、例えば球形のくぼみを設け、これによって各く ぼみが一様に液体に入来する超音波を焦点合わせする。液体カラムの対向側部の 壁はカップリングブロックと同軸状に同様のくぼみを有する。この壁面をカップ リングブロックから適当に離間させて定在波の部面ば鋭いエネルギー勾配を有す るようにする。レンズ素子の大きさは金属中の超音波の波長よりも長くすべきで ある。
セラミック変換器は容易かつ安価に広範な大きさおよび形で製造することができ 、これらの強誘電性体は単に有効な出力を出力するための最適電圧だけを必要と する。円筒状節部を得るには比較的大きい円筒状変換器を用いることが実用的で ある。第7図は管状カラム50の縦断面図を示し、該管状カラムは短距離、例え ば5mm間隔をもって離間した同心状筒状側壁52を有し、非常に深い環状空間 を包囲している。隔壁54は円周部における一点で環状空間を完全に封鎖する。
円筒状セラミック変換器56(最初の4分の1だけ示した)はカラムの周囲に同 軸状に延びている。筒状シャドウスクリーン58(2番目の4分の1だけ示した )もまたカラムに同軸状であり、前記のようにスロットを設けた壁を有し、該ス ロットはカラムの軸方向に延伸している。カラムの軸周部に上記スクリーンを振 動させる手段(図示しない)が設けられる。
各ボート60は所望によりカラムの周部の種々の位置に配置され、カラムの種々 の部分において種々の液体流速を確立する液体入口および出口とされる。これに より、第1図を参照して記述した差動分離効果が原波の進行速度を変化せずに得 ることができる。
所望により、円筒形状を使用することもでき、これによって連続して移動する原 波列を生成することができ、これは連続的にかつ均一にスクリーンを変位させる ことによって可能である。
装置に第2図、第3図および第7図に例示したようなシャドウスクリーンを用い た場合、スクリーンおよび操作チャンバ壁を組み合わせることができ、音響エネ ルギーが伝搬する対向壁が伝搬および反射材料、例えば前者の場合ポリメチルメ タクリレートまたはポリスチレンおよび後者の場合タングステンまたはアルミニ ウムから製作されたストリップの一方により形成される。各ポートは反射ストリ ップに設けることができ、カラム軸の長さ方向の少なくとも一部分にわたって延 ばすことができる。他の場合、操作カラム内にシャドウスクリーンを配置するこ とが好ましい。カラムの側壁に振動スクリーンを設けると、スクリーンの動作に より粒子が側壁に接触するのを防止する作用を補助することができ、壁の外側に ある場合よりも鋭利なシャドウを生起せしめることができる。
前記の2つの対向した変換器を用いた実施例において、これらの変換器は伝搬エ ネルギー強度により実質的に音響ストリーミングを回避するため限定領域に対し 十分精確に整合させた定在波を形成せしめるようにしたものであるが、既述した ように、各粒子が定在波の軸に沿って作用する音響力によって操作されさえしな ければ可成りの音響ストリーミングを許容できる。このように、操作空間が極端 に広くなくかつ高効率反射面が対向側部の近くに配置されるならば、超音波変換 器により該空間の片側でのみ作動させることができる。
第8図はカラム70の縦断面図であり、該カラム70はその全長にわたり延びて いるセラミック変換器74と平行にある程度の距離を離間せしめた液浴槽72内 に配置される。この浴槽液は変換器・カラム間を音響結合している。カラムは変 換器の作動周波数で超音波に対し透過性を有する一方の側壁76と高効率反射器 である対向側壁78とを有する。好ましくは、側壁78は光透過性をも有するよ うにしてカラム内部を観察可能とする。この側壁78は、例えば超音波を反射す る厚さを有するガラスプレートから成り、それにもう1つのガラスプレート84 を取り付けて空間82を形成する。なお、反射器が不透明性であれば、側壁7G およびスクリーン86は光透過性のものとしてもよい。
カラム70の直ぐ前方に配置されたシャドウスクリーン86は(図示しない)手 段によって既に記載したように設けることができる。
変換器からの伝搬波はプレート80により反射され、このようにして入射および 反射波間の不可避的な不平衡から生じるある程度の音響ストリーミングのみを伴 って該変換器からの入射伝搬波との相互作用により定在波を形成する。
上記装置の機械的構造は、例えば既述したように円筒状形状に変形し得ることが 理解される。
又、並列に配置した変換器アレイを制御することにより原波を電子工学的に発生 させかつ変位させることができる。例えば、単一の超音波変換器を互いに電気的 に絶縁された一連の領域に各別の振動を生起させることができる。第9図は矩形 状のセラミック変換器90の表面を示す。該変換器の裏面に連続導電性コーティ ングが設けられる一方、その表面は互いに電気的に絶縁したストリップ92に分 割されている。変換器全体は均一の厚さを有し、このようにして一定の共振周波 数を有する、即ち各ストリップ92の共振周波数が同一とされる。
このような2つの変換器モザイクを平行に配置するとともに各対向ストリップを 励振させると、これらの変換器間に2つのビームの干渉により定在波が生じる。
これらのビームは僅かな発散性を呈し、各ストリップの幅は超音波ビームの拡散 縁部が隣接スト・リップと幾らか重複する大きさよりも狭いものとしなければな らない。拡散角度はストリップの機械的構造、超音波周波数および当該変換器表 面と作用体積間の距離に依存する。
各個別ストリップは分離された電気スイッチ接続部94を有し、これによって、 選択された1組のストリップが一緒に作動せしめられ、この作動領域は適当な電 気スイッチ手段(図示しない)を介して逐次的にストリップを作動させるかまた は停止させる作用により当該アレイに沿って変位させることができる。このよう なシーケンスに従って作用空間のいずれか一方の側部のアレイが作動すると、該 カラムに沿って有効に移動する定在波が発生される。
これは第9図を参照して番号1〜9を付した一連のストリップ92により例示さ れる。対応する変換器モザイクを図示したモザイクと直接対向させ得ることが示 唆される。2つのモザイクにおける6対の対向ストリップは同時に切り替え制御 され、以下に簡略化して1つのシリーズのみの操作を記述する。
まず、ストリップ3および4が操作され、これらのストリップによって発生され たビームが拡散するとそれらのストリップ間に直接介在する体積部に隣接する空 間にエネルギー勾配を生じ、すなわちこれらの勾配が対向ストリップ2および5 間部まで拡がっている。
ストリップ3の作動を停止すると、このストリップおよびその対向素子間の体積 部において定在波に保持された粒子はもはや高いエネルギー場ではなく、ストリ ップ4によって生じたビームの周辺部と関連するエネルギー勾配下に付される。
したがってこの音響エネルギーの影響を受けた粒子は最大エネルギー密度領域、 すなわちストリップ4によって発生された領域の中間部に向けてそのエネルギー 勾配を高める。次にストリップ5が作動せしめられ、次いでストリップ4が作動 停止され、よってエネルギー勾配が再び転置される。この操作が連続したストリ ップに沿って続行され、作用体積を介して粒子を進行させる。
前記実施例において示された変換器は作用体積部からある距離をもって離間され ており、該作用体積部は変換器からのエネルギー伝搬の遠視野にあると推定され る。しかしながら、放射面に近接した空間における任意の点でこの表面からの放 射がプレスネル回折パターンに基づき大きな位相差を有するという現象を利用す ることもできる。これは近視野において高および低音響エネルギー密度を変域か ら成る複合パターンを生起させる。放射源からの距離を増大すると、該パターン はもはや生じなくなり、遠視野においてフラウンホヘル回折パターンが確立され 、音響場が均質とされ、ビームの拡散および減衰に応じてゆっくりと低下する。
本発明の装置を操作するには産量において音響エネルギー密度勾配を必要とする ので、第1変換器と近接しかつ対面配置された第2変換器からのエネルギー分布 を7レスネル近視野におけるエネルギー分布とマツチングさせることによって定 在波が発生する。この定在波には音響エネルギー勾配があり、これらの勾配に対 し粒子が作用すると、優勢な7レスネル回折領域によってこれらの平面における エネルギー強度が幅広く変化しているにもかかわらず、当該場の部平面と見做さ れる平面領域に粒子を集合せしめる。同様にして、1つの変換器を形成するフレ スネル場は当該変換器に反射せしめて同様の音響エネルギー密度勾配を生起させ ることができる。このような適正なエネルギー密度勾配を含む近視野系には、例 えば第6図に示す円筒形状のものを用いることができる。
近視野における横方向への鋭い音響強度変化を用いれば反射によって定在波を生 成することができる。反射器は変換器の放射面に平行にかつその近視野に配置し 、このようにして−次放射波の高強度領域が反射放射波の他の高強度領域と一致 せしめられ、同様にして低強度領域と一致せしめられる。
定在波の部平面のいずれかの側で粒子に作用する力は必然的に大きさが対称性を 有し、その方向は逆とされる。一方、部平面における定在波のエネルギー密度が 漸増するのであれば、原波は非対称のエネルギー密度勾配を有し、本発明の操作 において利用することができる。
第10図の上部にエネルギー密度最大点の両側部でZ方向における音響エネルギ ー密度が対称的な分布を示す。該第10図の下部にエネルギー密度分布勾配の大 きさおよび方向を示し、これらのエネルギー密度勾配は粒子における正味の音響 力値である。
勾配グラフの左側部のスケールは高エネルギー帯域および液体が相対運動を行わ ない場合における粒子への力の大きさおよび方向を示す。右側部のスケールは左 から右への一定速度の液体の流動に基づくストークス力が音響力に付加される場 合における粒子への正味の力を示す。後者の場合、粒子はZ軸に沿って位置Z1 に残留することになる。その大きさを変えることなく液体の流動方向を逆にする と、粒子は位置z2に移動するようになる。
第1O図とは対照的に、第11図はエネルギー密度最大点付近でのZ方向におけ る非対称エネルギー密度分布の一例を示し、勾配の大きさ、方向および粒子への 音響力を示す。
高音響エネルギー区域および液体が相対運動を行わない場合1粒子はエネルギー 密度が最大であるZ軸上の位置2に移動する。液体が右側へ相対運動することに より音響力に正のストークス力が付加されると、粒子は作用する正味の力がちょ うど0となる位置z、に移動する。第11図から明らかなように、大きさを変え ることなく逆の相対運動を行わせると、粒子は原波から解放されて、左側に移動 しかつ高エネルギー密度領域から脱出する。したがって、定在波および液体が互 いに逆方向に等しい周期運動を行う場合であっても、一方向に粒子を移動させる 意義がある。
このように、第3図および第4図に関して記述したようなラチェット方式で原波 を用いて粒子を移動させるには、対称的エネルギー勾配および非対称的運動また は非対称的エネルギー勾配および対称的運動、例えば正弦波、のいずれかまたは 両者を組み合わせて用いることにより実行できる。
第12図および第13図は前端部および後端部の鋭さが同等でないシャドウスク リーンによって生成される非対称勾配の使用例を示す。使用周波数で超音波に対 し透過性を呈する側壁104を有するカラム102の一部分を示す。音響シャド ウスクリーン106はカラム102の軸と斜交するように設けられた対向壁10 8アレイから成り、6壁108の内縁部110およびその真上の壁の外縁部11 2間に一連の有効スロットを得ることができる。内端部110はカラム102I こ近接している。外縁部から突出している短いフランジ114は6壁の長さ部分 からカラム内への反射音を遮蔽する。各ストリップ状セラミック変換器116は カラムと平行に過当な間ト、′をもって配置されるとともに共通信号源によって 作動せしめられると、スクリーンの各スロットを介して定在波を生成し、当該カ ラム内に非対称エネルギー密度勾配を有する一連の部平面を発生せしめる。
スクリーンを上方に移動することによって、粒子は原波を介して移動するが、し かしスクリーンを下方に移動すると、粒子は移動しない。スクリーンの各スロッ ト間の距離と等しいかまたはより大きい振幅をもって平均位置付近でスクリーン が対称的に振動する場合、粒子は上方に進行する。他方、カラムが同一振幅を介 して対称的に振動する場合、スクリーンは固定したままである。
他の実施例として、第14図は反射により近視野に設置された定在波を用いる本 発明の装置を示す。
支持体122に水装填容器120を装着して示す。該容器の一側部に直径25m mの変換器タイプPC5(ユニレイター・リミテッド、レグザム・クリュード、 ウェールズ)用のデュラル(DuralXブリティッシュ・スタンダード HE l !)HF)製ハウジング124が挿入され、該変換器はデュラルハウジング に一体的に形成された直径17mmのプロ/り128と音響結合されている。変 換器126の動作周波数は2−12−1O0である。ブロックは厚さ9.09+ ++mを有し、合金製の場合音速が6400m/sとされる。これは2分の1波 長の5.97に相当し、すなわち、2分の1波長の整数倍に非常に近似し、実質 的に最大透過性を呈する。一方、距離は短いが、ブロックが確実に(フレスネル 回折がエネルギーの空間分布を決定する)近視野の軸の長さの半分を占有するに 十分な長さである。変換器と水との音響カップリング部材は水性カプラント(ウ ルトラゲル、ダイアブナステインク・ソナー・リミテッド製、ヒユーストン、ス コツトランド)が用いられる。
容器の対向側部内にデュラル(Dural)ロッド132が突出しCおり、該デ ュラルロソド表面に直径17mm3よび厚さ1.00+u+のタンクステンプレ ート134が装着されている。該タングステンプレート面はカップリングブロッ クから4.947mm離間しているとともに該プレートおよびブロックの対向両 面は平行かつ同軸状とされる。容器内の水の音速が20℃で1484+n/sで あるとすると、ブロックおよびプレート間のギャップに変換器周波数での2分の 1波長が14含まれ、定在波率1.0を有する定在波を発生する。
容器の上方のマウント部材140に、ブロックおよびプレートと対面する3ミク ロンのマイラーポリエステルフィルムから成る音響窓を有する矩形チャンバ14 2が懸吊される。チャンバに連続流入用入口および出口(図示しない)が設けら れ、記載の実施例においては、該口部は水に6ミクロンのポリエステルミクロス フェア1重量%を懸濁した懸濁液を当該チャンバ内に装入した後、閉鎖される。
このマウント部材140は各ローラー146間を走行するガイド144から成り 、ブロックおよびプレートと平行に容器内へおよび外へチャンバを直線移動させ ることができる。
変換器が作動させられると、チャンバはローラー上で変位せしめられてブロック およびプレート間の共鳴キャビティを通過する。図面の平面と平行な容器および チャンバの壁を透過性のものとすれば、遠隔顕微鏡を介してチャンバの内容物を 観察することができ、チャンバが運動するものにも拘わらずチャンバ内の粒子が 音響場に対応した位置に保持されることが観察された。次いで、チャンバを速度 l am/ sで容器から垂直に引き出すと、粒子は担体液体のストークス力に 抗して該場所に固定して残留し、このようにして懸濁液から分離してチャンバの 底部に濃厚沈澱物として収集される。
勾配 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)昭和63年1月27日 ″″報龍 1 1、特許出願の表示 PCT/GB87100363 2、発明の名称 粒状物質操作 3、特許出願人 住所 オランダ国ロッテルダム、プルゲメースター・名称 ユニリーバ・ナーム ローズ・ペンノットジャツブ4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市東区域見2丁目1番61号」 5、補正古の提出年月日: 1987年11月20日6、添付書類の目録 (1) 補正書の翻訳文 /≦;二≧\1 通訂正請求の範囲 1、流体中に超音波定在波を確立し、該定在波は流体内の1つまたは複数の部平 面において種々のエネルギー密度を有するとともにその定在波特性を1つまたは 複数の部平面で少なくとも粒子の一部分を集合させるように選定し、そのように 集合せしめた粒子を1つまたは複数の節平面方向において制御することにより1 つまたは複数の節平面方向における定在波と流体媒質間の相対変位に抗してエネ ルギー密度を変化する定在波に固着せしめた粒子を保持するか又は少なくとも1 つまたは複数の節平面方向に作用する成分を有する流体粘性力および/または場 の力を介して上記エネルギー密度変化に応じて上記粒子を1つまたは複数の部平 面に変位せしめる、流体媒質中の粒子操作方法。
2、定在波が1つまたは複数の部平面と平行な横断方向に種々のエネルギー強度 を有し、粒子に各横断方向に個別に影響せしめる請求の範囲第1項記載の方法。
3.1つまたは複数の部平面が曲面である請求の範囲第1項または第2項記載の 方法。
4、音Wビームの縁部での強度変化を用いる請求の範囲第1項〜第3項のいずれ かに記載の方法。
5、種々の音響強度が空間的繰り返しパターンをもって生成される請求の範囲第 1項〜第4項のいずれかに記載の方法。
6、流体媒質が定在波を生成する放射源の近視野内にある請求の範囲第1項〜第 5項のいずれかに記載の方法。
7、定在波および流体媒質間に1つまたは複数の部平面と平行に僅かな往復運動 を生起せしめ、該往復運動の対向両方向における速度および/または音響勾配を 相違せしめて粒子運動制御に有効な指向性効果を生起せしめる請求の範囲第1項 〜第6項のいずれかに記載の方法。
8、粒子を懸濁せしめた流体を収容するチャンバ、該チャンバ内で超音波定在波 を発生する手段および該チャンバ体積の少なくとも一部分で上記定在波に1つま たは複数の部平面における不均一エネルギー強度を付与する手段から成り、 上記種々のエネルギー密度の作用により1つまたは複数の部平面と平行な方向に おいて上記粒体の少なくとも一部分を制御して該1つまたは複数の部平面方向に 流体媒質の相対変位に抗して各種のエネルギー密度定在波に固着した粒子を保持 させるが又は少なくとも1つまたは複数の部平面の方向において粒子に作用する 成分を有する流体粘性力および/または場のカを介して上記エネルギー密度変化 に応じて上記粒子を変位せしめる、流体媒質中の粒子操作装置。
9、チャンバが1つまたは複数の部平面に平行な対向壁を有する請求の範囲第8 項記載の装置。
10、チャンバがコイルまたは回転体形態を有し、1つまたは複数の部平面が上 記チャンバの曲率をもってほぼ同軸状に湾曲している請求の範囲第8項または第 9項記載の装置。
11、定在波発生手段および粒子含有流体間にスクリーニング手段を設けて不均 一エネルギー密度を付与する請求の範囲第8項〜第10項のいずれかに記載の装 置。
12、スクリーニング手段が超音波透過又は非透過素子から成る請求の範囲第1 1項記載の装置。
13、スクリーニング手段が少なくとも1つのエネルギー伝搬偏向素子から成る 請求の範囲第11項記載の装置。
14、少なくとも1つの偏向素子が流体媒質に音響発生手段を結合せしめたカッ プリング部材に一体的に形成される請求の範囲第13項記載の装置。
15、スクリーニング手段がチャンバの少なくとも1つの境界を形成する請求の 範囲第11項〜第14項のいずれかに記載の装置。
16、音響変換器アレイおよびこれらの音響変換器アレイに作動エネルギーを印 加して1つまたは複数の部平面に時間依存性の分布をもって種々のエネルギー強 度を有する定在波を連続的に発生する手段を有し、1つまたは複数の部平面の方 向における少なくとも1つの強度ピークを変位せしめる請求の範囲第8項〜第1 0項のいずれかに記載の装置。
国際調査報告 1M1j、fijl16All AIell+11.6M tt。 PCT/G B 87100363;、NNEX、To 、dE INTEFL’1ATIO N+”、L 5ZARCHRE:’ORT +jN

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.流体中に超音波定在波を確立し、該定在波は流体内の1つまたは複数の節平 面において種々のエネルギー密度を有するとともにその定在波特性を1つまたは 複数の節平面で少なくとも粒子の一部分を集合させるように選定し、少なくとも 1つまたは複数の節平面方向に作用する成分を有する流体粘性力および/または 場の力を介して1つまたは複数の節平面に沿った粒子の運動を制御する、流体媒 質中の粒子操作方法。
  2. 2.定在波が1つまたは複数の節平面と平行な横断方向に種々のエネルギー強度 を有し、粒子に各横断方向に個別に影響せしめる請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.1つまたけ複数の節平面が曲面である請求の範囲第1項または第2項記載の 方法。
  4. 4.音響ビームの縁部での強度変化を用いる請求の範囲第1項〜第3項のいずれ かに記載の方法。
  5. 5.種々の音響強度が空間的綴り返しパターンをもって生成される請求の範囲第 1項〜第4項のいずれかに記載の方法。
  6. 6.流体媒質が定在波を生成する放射源の近視野内にある請求の範囲第1項〜第 5項のいずれかに記載の方法。
  7. 7.定在波および流体媒質間に1つまたは複数の節平面と平行に僅かな往復運動 を生起せしめ、該往復運動の対向両方向における速度および/または音響勾配を 相違せしめて粒子運動制御に有効な指向性効果を生起せしめる請求の範囲第1項 〜第6項のいずれかに記載の方法。
  8. 8.粒子を懸濁せしめた流体を収容するチャンバ、該チャンバ内で超音波定在波 を発生する手段および該チャンバ体積の少なくとも一部分で上記定在波に1つま たは複数の節平面における不均一エネルギー強度を付与する手段から成り、 該少なくとも1つまたは複数の節平面の方向において粒子に作用する成分を有す る流体粘性力および/または場の力と協働させて上記種々のエネルギー密度の作 用により1つまたは複数の節平面と平行な方向において上記粒体の少なくとも一 部分を制御する、流体媒質中の粒子操作装置。
  9. 9.チャンバが1つまたは複数の節平面に平行な対向壁を有する請9 求の範囲第8項記載の装置。
  10. 10.チャンバがコイルまたは回転体形態を有し、1つまたは複数の節平面が上 記チャンバの曲率をもってほぼ同軸状に湾曲している請求の範囲第8項または第 9項記載の装置。
  11. 11.定在波発生手段および粒子含有流体間にスクリーニング手段を設けて不均 一エネルギー密度を付与する請求の範囲第8項〜第10項のいずれかに記載の装 置。
  12. 12.スクリーニング手段が超音波透過又は非透過素子から成る請求の範囲第1 1項記載の装置。
  13. 13.スクリーニング手段が少なくとも1つのエネルギー伝搬偏向素子から成る 請求の範囲第11項記載の装置。
  14. 14.少なくとも1つの偏向素子が流体媒質に音響発生手段を結合せしめたカッ プリング部材に一体的に形成される請求の範囲第13項記載の装置。
  15. 15.スクリーニング手段がチャンバの少なくとも1つの境界を形成する請求の 範囲第11項〜第14項のいずれかに記載の装置。
  16. 16.音響変換器アレイおよびこれらの音響変換器アレイに作動エネルギーを印 加して1つまたは複数の節平面に時間依存性の分布をもって種々のエネルギー強 度を有する定在波を連続的に発生する手段を有し、1つまたは複数の節平面の方 向における少なくとも1つの強度ピークを変位せしめる請求の範囲第8項〜第1 0項のいずれかに記載の装置。
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