JPS63503362A - ローラスキー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 口　−ラ　ス　キ　一 本発明はローラスキーであって、各スキーがスキーブーツのためのビンディング を備えた支持体を有しており、前方と後方とにゴムタイヤをつけられた走行輪が 支持されており、該走行輪のうち単数又は複数の走行輪が逆行阻止装置を備えて いる形式のものに関する前記形式のローラスキー′はスキーヤ−のための夏期ト レーニング用装置として既に周知である。このローラスキーではゴムタイヤをつ けられた走行輪が比較的小さい直径を有しているので、硬盤を備えた平たんなゲ レンデ、例えばアスファルト舗装された道路にしか適していない。前記形式のロ ーラスキーをアスファルト舗装された道路以外にも、例えば山道においても使用 できるように、比較的大きな直径の走行輪を使用する構成も既に知られている。

長距離走と比較して関節がわずかな衝撃負荷にしかさらされず、スキーストック を使用した腕の作業によって全身に渡ってフィットネストレーニングすることが できるという理由から前記形式のローラスキーはフィットネストレーニングに特 に適している。

直径の大きな走行輪を備えたローラスキーを使用する場合には、急傾斜のゲレン デでの制動が特に問題となる。このローラスキーの装置のための特許明細書には 、走行輪に作用する制動装置のための複数の提案が記載されている。これらの制 動装置はスキーストックを使用したり、ザイルを介して、手で、スキーヤ−のか かと又はふくらはぎで解除されるようになっている。しかしながらこれらの制動 装置は構成が複雑すぎるうえ、自然な運動経過を妨げるので、制動装置を備えた この形式のローラスキーはほとんど普及していないドイツ連邦共和国特許公開第 ２８２３１５２号明細書から、支持体が走行方向に延びる軸を中心にして傾動可 能に形成されており、走行輪に作用するブレーキシューを備えている形式のロー ラスキーは公知である。この形式のローラスキーはローラスキーを傾斜せしめる ことによってつまり通常のスキー滑走においても知られている運動によってブレ ーキ作用が得られる。

しかしながらこのブレーキ装置は、ゲレンデが走行方向に対して横向きに傾斜し て延びているか又はこれに相当する非平面性が地盤内にある場合にはスキーヤ− が望まないのに不意に制動過程が生じるという欠点がある。このようなスキーヤ −に予測できないような不所望な制動過程が生じると転倒してしまう危険がある 本発明の課題は冒頭で述べた形式のローラスキーを、高価な制動装置を使用せず に傾斜の急なゲレンデにおいて所望通りに制動が行なわれるように構成すること にある。

この課題を解決するために本発明によれば冒頭で述べた形式のローラスキーにお いてとりわけ後方の走行輪が隣り合うもう一方のローラスキーに向いた側に走行 輪の側方に取り付けられたブレーキライニングを備えており、該ブレーキライニ ングが支持体の、走行方向に延びる内側側方の境界部を越えて内方に向かって突 出しており、支持体の側方の境界部が対応ブレーキ面を備えており、該対応ブレ ーキ面が走行輪に設けられたブレーキライニングに対してほぼ平行に延びている ようにした。

走行輪にブレーキライニングが、支持体に対応ブレーキ面が設けられているので 、両口−ラスキーの内側面を走行方向でずらされて互いに押圧し合うことによっ て制動作用の正確な調整が可能な制動過程を実施することが可能になる。つまり 、制動のためには通常のスキーを使用したスキー滑走の際と同様に足（くるぶし から下）の寸法よりもわずかに短い寸法だけ両口−ラスキーをずらし、ひざを折 った状態で互いに押し合うだけで十分足りる。制動過程中にスキーを走行方向で 走行輪の直径よりも幾らか短い寸法だけずらすと特に強い制動作用が生じる。こ うすると、対向して運動せしめられるブレーキライニングが走行輪と直に擦すれ るので特に強い制動作用が生じる。　消耗部材であるブレーキライニング及び対 応ブレーキ面を必要に応じて交換できるように、ブレーキライニング及び／又は 対応ブレーキ面が走行輪及び支持体の内側側方の境界部に交換可能に取り付けら れている。

制動過程中に外方に向かって傾斜することがないようにローラスキーに安定性を 与えるために、各スキーが前方に１つの走行輪を、後方に平行に延びる２つの走 行輪を有しているようにし、しかも支持体の後端部が水平平面内で側方に屈曲せ しめられて形成されており、内側の後方走行輪がスキーブーツのかかとの走行方 向で見て直ぐ後ろに、外側の後方走行輪がスキーブーツのかかとの後方で横方向 に向かってずらされて配置されている。走行輪を前述のように配置することによ って、滑走の際に両内側走行輪が互いに接触しにくくなるようにできる。

さらに支持体が付加的に下方に向かりて屈曲せしめられており、スキーブーツの 踏面が走行輪の軸の下側に位置していることによって、ローラスキーは常に安定 した平衡位置にあり、このことは力が側方からローラスキーに働く制動過程中に は極めて有利である。

本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。

第１図は本発明のローラスキーの端面図、第２図は本発明のローラスキーの側面 図である。

図面では支持体が符号１を付されている。支持体ｌの前端部は二叉状に形成され ており、又、支持体１は軸２を中心として回転する、ゴムタイヤをつけられた走 行輪３を備えている。支持体ｌの中央範囲にはスキーブーツ　（詳しくは図示せ ず）のための踏面４が形成されている。スキーブーツは周知の形式で支持体ｌに 固定される。

支持体Ｉの後端部は横方向で外方に向かって屈曲せしめられてし）る。屈曲した 端部６には互いに平行に延びる２つのゴムタイヤをつけられた走行輪８，９が軸 ７によって取り付けられている。これら後方の走行輪に関しては内側に設けられ た走行輪８がスキーブーツのかかとの直ぐ後方に位置しているのに対して、外側 の走行輪９がスキーブーツのかかと後方で横方向で外方に向かってずらされて設 けられている。

第２図かられかるように、踏面４が走行輪３．８．９の軸２の下方に位置してい る。補強のために支持体ｌが走行方向に延びる補強リブを備えている。走行輪３ ．８．９の軸２，７には逆行阻止装置（図示せず）が配属されており、この逆行 阻止装置の保持力は場合によっては調整可能である。

本発明によれば隣り合うもう一方のローラスキー（図示せず）に向いた面に走行 輪８の横に取り付けられた制動ライニングｌＯを備えており、この制動ライニン グは走行方向に延びる、支持体１の内側側方の境界部１１を越えて内方に向かっ て突出している。ブレーキライニング１０は環状に形成されていて走行輪８のゴ ムタイヤと一体に結合されているか又はこのゴムタイヤに接着されているので、 必要に応じて取り換えることができる。さらに、支持体ｌの内側側方境界部ｌｌ が対応ブレーキ面１２を備えており、この対応ブレーキ面１２は走行輪８に設け られたブレーキライニングＩＯに対してほぼ平行に延びている。この対応ブレー キ面１２は又必要に応じては交換可能に取り付けられている。

一方のローラスキーのブレーキライニングｌＯが他方のローラスキーの対応ブレ ーキ面１２に向かって押圧されるか又は両スキーの両走行輪８の軸が程度の多少 はあるがかなり互いにずらされた状態で両口−ラスキーの走行輪８のブレーキラ イニングｌＯ同志が直接圧いに押圧し合うことによって制動が行なわれる。ずら された寸法が大きい程制動作用も増大するので、ブレーキ作用はスキーヤ−の足 の位置によって正確に調節される。

国際調を報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＬＥＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＩ−５ＥＡＲＣＨＲＥＰ ＯＲＴ　ＯＮＥ’ｏｒ　ｍｏｒｅ　ｄｅｔａｉｌｓ　ａｂｏｕｔ　？ｈ＋＠　ａ ｎ−ｓａＶ　。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ローラスキーであって、各スキーがスキーブーツのためのビンディングを備 えた支持体を有しており、該支持体の前方及び後方にはゴムタイヤを付けられた 走行輪が支承されており、この走行輪のうち単数又は複数の走行輪が逆行阻止装 置を備えている形式のものにおいて、後方の走行輪（８）が隣り合うもう一方の ローラスキーに向いた側に走行輪（８）の側方に取り付けられたブレーキライニ ング（１０）を備えており、該ブレーキライニング（１０）が支持体（１）の、 走行方向に延びる内側側方の境界部（１１）を越えて内方に向かって突出してお り、支持体（１）の側方の境界部（１１）が対応ブレーキ面（１２）を備えてお り、該対応ブレーキ面（１２）が走行輪（８）に設けられたブレーキライニング （１０）に対してほぼ平行に延びているようになっていることを特徴とする、ロ ーラスキー。 ２．ブレーキライニング（１０）が走行輪（８）に、及び／又は、対応ブレーキ 面（１２）が内側側方境界部に交換可能に取り付けられている、請求の範囲第１ 項記載のローラスキー。 ３．各スキーが前方に１つの走行輪（３）を後方に平行に延びる２つの走行輪（ ８，９）を有しており、支持体（１）の後端部が水平平面において側方に屈曲せ しめられて形成されており、内側の後方走行輪（８）がスキーブーツのかかとの 走行方向で見て直ぐ後方に配置されているのに対して、外側の後方走行輪（９） がスキーブーツのかかとの後方で横方向に外方に向かってずらされて配置されて いる、請求の範囲第１項又は第２項記載のローラスキー。 ４．スキーブーツの底（４）が走行輪（３，８，９）の軸（３，７）の下側に位 置するように、支持体（１）が下方に向かって屈曲せしめられている、請求の範 囲第１項から第３項までのいずれか１項記載のローラスキー。