JPS63503278A - ナイフ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ナイフ この発明は刃先を保護する為の取外し可能な保護カバーを有するナイフに関する 。特に、この発明は、外科手術用の使い捨てメスの成形と製造とに応用でき、ま た、模型製作や他の家庭の用途などに用いられる他のナイフにも応用できる。

この発明によれば、ナイフは、ナイフの刃が固定されているとともにプラスチッ クで成形された柄と、上記柄と一体に成形され、少なくとも刃の刃先を保護する 為の取外し可能な保護カバーとを有している。

この発明の好ましい形態によれば、柄の端部及びカバーは、それぞれ共通の折線 に沿って互いに接続された２つの略同一平面の手部分に成形され、カバーの手部 分は柄の手部分に分割可能に接続されている。その結果、成形物を折り重ね、各 手部分を互いに固定することにより（溶接により）、刃を適所に固定支持するこ とができる。

以下、図面を参照しながら、この発明のこの好ましい形態について、説明する。

第１図および第２図は、刃を保護する為にカバーが取付けられた状態とカバーが 外された状態とにおける使い捨ての外科用メスを示し、第３図及び第４図は一体 に成形された柄及びカバーをそれぞれ異なるサイドから見た図である。

第１図及び第２図に示されている外科用メスは柄１と、柄１の一端に取付けられ た刃２と、取外し可能な保護カバー３とを備えている。この保護カバー３は、外 科用メスを使用する為に取外されるまで（第２図）、第１図に示されるように刃 を完全に包囲している。

以下に詳述するように、カバー３は柄１と一体に形成されているものであり、刃 を柄に固定する行程と同一の行程で成形され実質的に閉じられている。その為、 カバー３は外科用メスを使用する際に取外されるまで刃先の安全を保障する。

カバーの両側壁には適合切込み部４がそれぞれ形成され、各切込み部４はその頂 点には円形の凹所５を有する鋭角な形状を成している。この凹所５は角度が１８ ０°を越える円弧状の広がりを有している。カバー３に隣接した柄１の端部６は 、刃の各サイドにおいて、切込み部４に容易に嵌り込むように形成されていると ともに、凹所５内に位置する円形先端７で終結している。柄１から別に分離され たカバー３は、柄１から離れる方向へ長手方向に沿って引くことにより取外され 、その際、円形先端７は材料の弾性により、対応する円形凹所５から引出される 。

使い捨て外科用メスは一回の切開手術のみに使用されるものであるため、カバー を再び取付ける必要はないが、もし必要であれば、例えば、外科用メスを処分す る為に刃先を覆う必要がある場合などは、カバーをスナップ止めにより再び装着 することができる。ナイフを繰返し使用する前提においては、接続部分は繰返し の噛合いと開放とに耐えうる更に丈夫な設計にできる。

第３図及び第４図は、成形された状態におけるナイフのプラスチック部分を拡大 して示している。

柄の大部分は堅く、殆ど平らな長方形の横断面を有しているが、柄の端部は略同 一平面上に位置した２つの手部分８．９として形成され、これらの手部分８．９ は折線１０に沿って互いに接続されている。同様にカバーは折線１０の延長線１ ３に沿って互いに接続された２つの手部分１１．１２として形成されている。円 形先端７を囲む折れ易い円弧状のウェブ１５のみにより、カバーの手部分は柄の 手部分と接続され、第３図には各手部分の外側表面が示されている。

第４図に示すように、カバー３の手部分の内部表面は２つの側縁に沿って伸びて いるとともに僅かに突出した境界壁部分１１Ａ、１２Ａを除いて完全に滑らかな 平面となっている。

これら２つの壁部分１１Ａ、１２Ａは超音波溶接によって壁部分を互いに溶接す る為の複数のエネルギー導波点１４を有している。

柄の手部分８の内面は、外科用メスの刃に形成された標準の細長い穴に合う形状 の高くなったリブ１６を除いて略平坦となっている。また、このリブは突出した ２つの円形点１７と細長いエネルギー導波部１８を有している。

他方の手部分９の内面は、手部分が互いに接合されるときに円形点１７を収容す る為に必要な２つの円形凹部１９を除いて平坦となっている。

柄の堅い部分と手部分８の端との間の変わり目には、エネルギー導波リブ２０′ を有する面取り面２０が設けられている。手部分９の対応する後端２１は上記面 取り面２０と一致するように面取りされている。

組立てにおいて、完成した刃がリブ１６の上に載置され、続いて、手部分９．１ ２が共通の折線１０，１Ｂを中心として角度が１８０°折曲げられ、エネルギー 導波部１４．１８及び２０の位置において、反対側の手部分に超音波溶接される 。

これらの操作において、割れ易いウェブ１５にはひびが入り、その結果、凹所５ と先端７との噛合いによってカバーは柄に保持される。割れ易いウェブの残りは 、カバーの取外し操作によって容易に破断される。この状態で、外科用メスは包 装及び最終目的地への発送に備える。

上記外科用メスの主な利点は、 柄及びカバーは単一の成形型によって成形される、柄に刃を固定する操作により 、同時にカバーによって刃が覆われる、 刃が柄に取付けられた時点で刃先が保護される、カバーは故意でない移動に対し て確実に位置ぎめされている、刃は柄にしっかりと固定され、サンドイッチ構造 により両側から保持されていることである。

国際調査報告 １−リ１°°・”゛自電番Ｃ′−＾神−１巴Ａ１１：・゛−−・９ｒ〒／ＧＰ１ １７１００１８６ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　ｆ）ＬＥ　ＩＮＴＥＲ）：ＡＴＩＱＮＡＬ 　５ＥＡＲＣＨＲＥＰＯＲＴ　ＯＮＩ！ｆｆＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＡＰＰＬＩ ＣＡＴＩＯＮ　Ｎｏ、　ＰＯＴ／ＧＢ　８７１００１８６　（ＳＡ　１６４９６ ）υ５−Ａ−３７４８７３６３１１０７／７３　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−１３３２２ ５４Ｎｏｎｅ ｒＲ−Ａ−２４８７１８８２９１０１／８２　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−３７９３７２ ６２６１０２／７４　ＮｏｎｅＤＥ−υ−８５３５９７８　１３１０２／８６　 ＮｏｎｅＦＲ−Ａ−１５０１９５９Ｎｏｎｅ ＣＢ−八−２５７４８２Ｎｏ。。

ＣＢ−Ａ−２４６７１Ｎｏｎｅ ＤＥ−Ａ　−２１５８３６７０７１０６／７３　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−４５１１０ ３５１６１０４／ａｓ　ＮｏｎｅＵＳ−Ａ−３５１２６３１１９１０Ｓ／７０　 ＮｏｎｅＣＢ−Ａ−１６０１８８９０４／１１／８１　Ｎｏｎｅ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. １．ナイフの刃が固定されているとともにプラスチックで成形された柄と、少な くとも刃の刃先を保護した取外し可能なカバーとを備え、上記カバーは柄と一体 に形成されているナイフ。
2. ２．上記柄の端部及びカバーは折線に沿って互いに接続された２つの略同一平面 の半部分に各々成形され、上記カバーの半部分は柄の半部分と分離可能に接続さ れ、上記刃は、上記折線に沿って上記半部分を折曲げ、各半部分を互いに接合さ せる適所に固定されている請求の範囲第１項に記載のナイフ。
3. ３．上記カバー及び柄は、カバーに成形された部分的に円形の凹所と、柄の近接 端部に形成された部分的の円形の先端との間に形成された割れ易いウェブ手段に より互いに一体的に接続され、上記先端は上記ウェブの最初の分割の後に上記凹 所にスナップ係合している請求の範囲第１項又は第２項に記載のナイフ。
4. ４．添附の図面を参照して説明したナイフ。