JPS63503187A - 相互的通信装置における側音減衰およびル−プ増幅の改善用の装置 - Google Patents

相互的通信装置における側音減衰およびル−プ増幅の改善用の装置

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JPS63503187A
JPS63503187A JP50185787A JP50185787A JPS63503187A JP S63503187 A JPS63503187 A JP S63503187A JP 50185787 A JP50185787 A JP 50185787A JP 50185787 A JP50185787 A JP 50185787A JP S63503187 A JPS63503187 A JP S63503187A
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ゲヌイト,クラウス
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 相互的通信装置における側音減衰 およびループ増幅の改善用の装置 技術の状態 本発明は、請求の範囲第1項に記載した形式の装置に関する側音減衰およびルー プ増幅(Schleifenvetstcitkung)を改善する装置に関す る。
通信線路、特に情報を伝送するための電話線路における2線式もしくは4線式増 幅器に設けられているこの種の公知の回路装置には、帰還作用を受けずに伝送を 行なうため、2つの電流路が一つまたは幾つかの電気的フィルタ、例えば通過帯 域が情報伝送にとって必要な周波数帯域内にあり、一方の伝送路のフィルタの通 過帯域が他方の伝送路のフィルタの減衰帯域と一致するように分けられ、したが って一方向に属する周波数の情報により、他方向の情報により通過させられる周 波数を主に抑圧するようなフィルタを備えている。この場合フィルタは、それぞ れの電流路の個々のフィルタが幾つかの周波数帯域を通過させるように、構成さ れている。
電気・音響式伝送装置、特に相互的通信装置のための同様な回路装置においては 、臨界レベルと呼ばれる迄の一定の増幅を行ない、このレベルから音響的帰還に よる通常の自己励起が現われ、フィルタ手段もしくは等化手段(En tzer rungs −、−mittel)の伝送路を設け、このレベルを超える場合に は伝送通活路を切換え、一方の通話路が他方の伝送帯域の周波数を減衰し、逆の 場合も同様に減衰するように、その通路側で再び両転送路を形成する通話路を上 述した方式にて区分して一定の周波数帯域のみを伝送するようにしたものが知ら れている。
知られている相互的通信装置の作動原理において、原則として、自己励起の危険 が画伝送方向間の電気的及び音響的結合により存在するということに注意を払わ なければならない、勿論電気的結合は適応する合理的回路装置により、例えば4 線式結線の適用により広範囲な制御の下にお(ことができ、一方、通話回路装置 における2線式結線においては線路インピーダンスが平衡回路としての可変の複 合抵抗により平均化される。
他方、音響的結合は大幅には除去されず、この結合を制御するためには、特別な 処理が必要となる。この音響的結合は、一方の通信施設(Sprechstel le)のマイクロホンにより受信された音響部分に対しループが閉じられること により、例えば分離された通話路を有する相互的通信装置において一方の通信施 設のマイクロホンからの音響信号が増幅器、相手局のスピーカ、相手局のマイク ロホン、その増幅器を介して発呼局のスピーカに戻り、その時々に音響出力を電 気的出力に変換し、そしてその逆の場合も同様に変換し、そして遂には発呼局の マイクロホンに影響を及ぼすことにより発生する。
したがって基本的には、両送信器及び受信器(4線式回線)のための2つの分離 された伝送路を適用する場合には、送受信信号の電気的結合は電話機における通 話回路により除去することに成功している(電気的側音、ドイツ工業規格440 13、基準減衰測定器、構造及び適用、草案版、1984年4月、参照)。
したがって、誤差調整されたブリッジによる音響的側音又は電気的側音による擾 乱はもはや生じない。しかも、このよ場合の反響及び側音強度は、この装置によ っては改善されない。
4線式回線の適用の場合と理論的に同様に2線式結線において、いわゆる適応的 ハイブリッド回路(Gabel)により、送信信号と受信信号を概略的に減結合 することも知られている(西独特許出願公開第2813432号及び西独特許出 願公開第2811065号)。このことは、線路インピーダンスを平衡回路とし て平均化する上述の可変の複合抵抗により行なわれる。
しかしながらここでも、電気的側音の減衰の改善及び誤差調整されたブリッジに おける音響的帰還の除去は達成されない。
次にこれとの関係で、エコー補償により空間伝達関数を抑圧することが公知とな っている(Zelinsky−、r空間音響にフィルタを適用する場合のLMS −アルゴリズムの過渡態様の解析」、第5回アーヘンコロキアム、会議緑葉23 9頁乃至240頁; Becker、5chultheiss及びHen5le rの論文、「音響エコーの補償の際の問題」、定期刊行物、周波数、36 (1 984年)、142頁乃至148頁参照)。このようなエコー補償により、壁面 における音響反射により発生する空間エコー及びスピーカ信号が抑圧される。こ れに加えてスピーカ信号が逆の空間伝達関数により炉渡され、終りにマイクロホ ン信号から減算される。このろ波は、適合した誤差量に基づいて係数が調整され る横形フィルタ(Transver−salfiltet、 < シ形フィルタ )により行なわれる。空間伝達関数は空間におけるそれぞれの変化の際に(発声 者の動き)変化するため、この調整は適合するようにして行なわれねばならぬ。
さらに、すべての周波数帯域に対して可能な限り良好なエコー減衰が得られるよ うにするために、空間伝達関数の微細構造の再現が非常に正確でなければならぬ 。このことは、継続的に新たに調整されなければならない2000乃至4000 の係数の長さの横形フィルタを必要とする。このフィルタは10乃至30dBの 増幅利得が得られねばならぬ。横形フィルタを調整する際の問題は、特に付加的 ノイズ源が空間に存在する場合に生じてくる。同一の方法(逆の空間伝達関数に よるろ波)が、発声者のマイクロホンの残響除去に適用される。リアルタイムで このような方法を実現することは、従来不可能であった。
知られているすべての処理及び提案について、存在する電話回路網に対し、通話 了解度の減少を明白に知覚しうる音質変化(Klang vetfar:bun g)に結びつく不十分な適合性が存在する。
ここに特に、存在する相互的通信結線において少なくとも一つの拘束を受けない 通話装置が関係する場合、したがって一方の加入者により受信された他方の加入 者の信号がスピーカを介して空間に自由に放射され、他方の加入者がマイクロホ ンに対し相応する距離における他方の加入者の固有の情報をも、例えばその者が 空間内を動き廻ることによる情報をも、音響的に発生するという問題が現われる 。この場合において、拘束を受けない通話装置のマイクロホンにより捕捉される 空間反射に基づいて、対向局に不快な反響感が生じる。
このような相互的通信結合が2つの電話装置からなる場合には、調整された音量 V3>lにしたがって行なわれ、知られているようにいわゆる帰還ハウリングを 生じることになる。
以下において、本発明の説明にしばしば用いられる幾つかの概念を定義する。マ イクロホンから同一の測定目的物の、例えば一定の終端インピーダンスを有する 電話装置の受話器へ伝送する際に、受話器に発生する音圧がマイクロホンにおけ る(送出された)音圧と関係する場合に決定される減衰を側音減衰と解する。
相互的通信装置は電気・音響式変換器を適用して少なくとも2人の加入者の音響 的結合を可能にする、この場合両方向における通話が同時に可能である。音声検 出器として一般にマイクロホンが使用され、音声発生器として受話器もしくはス ピーカの使用が考えられ、この場合、相互的通信装置の最も慣用されているもの は電話器である。
上述の側音減衰は、例えば電話機において電話装置のブリフジ回路(ハイブリッ ド回路)における複合線路のインピーダンスの粗い近似のみにより制限され、こ のものは通常は誤差調整されたブリッジに作用を及ぼし、これによりマイクロホ ンにより受信された信号が同一の電話機のスピーカに直接再生される電気的側音 減衰と音響的側音減衰とに区分される。
既に詳細に定義した側音減衰は、再生変換器から放射され、マイクロホンを通し ての音響受信により制限される。電話装置が慣用の卓上電話の代りに拘束を受け ない通話装置からなる場合には、スピーカを介して再生が行なわれ、側音減衰は 一方の加入者のマイクロホンの音響放射により他方の加入者によるスピーカを介 して再生される音響信号とともに減少し、場合によっては帰還ハウリング及びこ れと同様のものを伴なって増幅された側音に対応するところのものがより僅かと なる。
本発明は、通話了解度が決定的限度に高められ、したがって特に音質変化が適用 される特別のフィルタ構造により無視され、かつ特にノイズに満ちた周囲におい て大いに改善された通話了解度が通常の卓上電話もしくは電話機における拘束を 受けない通話装置により機能するかどうかに関係なく、初めに挙げた方式の相互 的通信装置においてフィルタ゛の構造、特別の配置及び構成が得られるように形 成することを課題の基礎にしている。
発明の利点 本発明は、この課題を請求の範囲第1項記載の特徴事項により解決し、本発明に より保証された側音減衰の改善と、ノイズに満ちた周囲においても特に拘束を受 けない通話装置におけるループ増幅の同時的向上とが、たとえ拘束を受けない通 話装置が伝送路の両端に存在していても、従来知られているシステムから決定的 限度において区別される通話了解度を得ることができ、存在する通話結線におい てもこれによる適合性の問題を生じることなく、本発明に従うフィルタを完成す ることを可能にするという効果を有する。
本発明は、これにより同時的にその加入者装置の送話器信号をも増幅することな (、意義深い方式でループ増幅の向上を可能にする。
このことは例えば加入者の装置において、局内ケーブルから卓上電話を分離する 際に現われるような、十分に誤差調整されたプリフジ回路においても、本発明の 適用により側音減衰が、音響的帰還を生じないように、十分に大となる。
本発明は、他方の側で拘束を受けない通話装置を使用する通話加入者と通話する 場合に、対向局に発生する不都合な反響感覚の除去にも成功している。
終りに本発明の適用により、個々の周波数に対するループ増幅が調整された音量 に従ってVs>1よりも大となる場合にも、不快な帰還ハウリングを抑圧するの に成功している。
本発明は、この場合、相互的通信装置における音響的又は電気的側音減衰の増大 のための出発点として、人間の聴覚に入ってくる音響信号が出力密度解析の特別 な方式に委ねられるという認識を利用し、かつこれに基礎を置いている。外耳か ら中耳を介して内耳にて変成される音響信号は基底膜において第3度音程解析( Terzanalyse)のための比較可能なフィルタ模型を形成し、したがっ てその時々の第3度音程の中心周波数に対しおおよそ第3度音程間隔にて個々の 音の大きさの怒じが調査される、これについては公知であって、「心理学的音響 学J 、E−Zwicker著Springer出版社、1982年、に記載さ れている。
基底膜が音響信号により特別な方法で刺激されると、聴覚は周波数が第3度音程 の中心周波数に密に隣接しているような個々の音をレベルに応じてもはや認めう る状態にないのである。この効果は心理学的音響学においてはいわゆる遮蔽と呼 ばれており、これ自体は同□様に知られており、E−Zwicker耳のこれら の二つの特殊な心理学的音響的特性は、相互的通信装置の再通話回路を本発明に より特別に形成された異なった周波数帯域に区分することができ、この場合その 信号は、幅に対応する、より小なる1/2の第3度音程に対応する幅の帯域阻止 によりろ波される、この場合帯域阻止はさらに非調和的間隔において配置されて おり、終りに阻止帯域の減衰量が増加する周波数とともに増大される。この方式 により一方ではまさにより高い周波数において帰還ハウリングが阻止され、他方 では人間の音声基本周波数における音質変化が知覚しうる程に損なわれることが ないということが保証される。
従属請求の範囲に示された処理により、請求の範囲第1項に記載した装置の好ま しい一層の形成及び改善が可能となる。
阻止帯域に存在するその時々のスペクトル部分が周波数偏位により一つのもしく は複数の最も近く隣接する通過帯域に偏位し、そこを通過したスペクトル部分に 加算される場合には、通話了解度は一層向上する。その場合、本発明におけるフ ィルタ手段として挿入される帯域フィルタの通過及び阻止帯域が、線形的周波数 尺度においても対数的周波数尺度においても一定の間隔(非調和的間隔)を有し ない。
本発明の実施例が図示され、以下の記載においてより詳しく説明される。
第1図は2重作動を行なうための送受信装置の回路ブロック図、第2図は第1図 に示したものと比較可能な従来の電話装置の構成の回路ブロック図、第3図は阻 止及び通過帯域を互い違いにした状態にて、相互的通信装置のその時々の加入者 に挿入される伝送フィルタの好適な実施形式を周波数に関する減衰線図にて示す 図、第4図は存在するアナログ回路に対するフィルタの可能な回路構成図、第5 図は阻止帯域のスペクトル部分における信号部分をその前もしくはその後に存在 する周波数帯域へ偏位する手段を有するフィルタの実施例の全体構成図である。
実施例の説明 第1図において加入者Aの通信施設は10で、加入者Bの通信施設は11で示さ れ、これら通信施設の間には二その時々の端部側の通話路−ニーダ/デコーダ装 置8a 、8b及び本来の伝送又は送信段(無線スは 対応する線結合による) により構成される伝送路が存在する。
図示の実施例において電話装置又は拘束されない電話装置である相互的通信装置 のそれぞれの側には、単に、装置10の構成により正確に関係するように、同一 の回路素子が存在する。加入者から発生する音響信号を電気的出力信号jH1f t)に変換するマイクロホンM1が設けられ、その信号は第1の切換装置、即ち スイッチ3aに達する。スピーカもしくは受話器はLlで示され、信号S 、( t)を受信する。以下に説明される異なった回路結合を介して、スピーカ及びマ イクロホンとともに、以下により一層詳しく説明されるように、その時々の種々 の通過及び阻止帯域を有する第1のフィルタ1aと第2のフィルタ2aとが交差 される。さらに、中央送受信回路10aが設けられており、この回路はその時々 の出力側又は入力側に直接設けられた通話路−ニーダ/デコーダ8aと直接結合 し、そしてその時々の通信施設に属する全体で4個のスイッチ3a 、4a 、 5a及び6aを共にかつ同時にその時々の他の位置に切換える他のデコーダll aを抑制する。
加入者Bに対する通信施設は同一に構成され、この通信施設置1の回路素子に対 する参照記号はその時々に他の指標rbJの印がつけられる。
回路素子1a 、 2a 、 8a 、10a 、llaは、通話回路があらか じめ与えられた伝達関数により重みづけがなされ(gewt−chtet we rden) 、一方、音響的及び電気的側音減衰が、これに対して異なった伝達 関数により示されることを、スイッチ3a 、4a 、5a及び6aとの接続関 係において保証するために、必要となる異なった回路結合を介してともに接続さ れる。
回路ブロック図として従来の電話装置を示す第2図の実施例において、単に送信 器/受信器ブロック10aが公知のハイブリッド回路10a ’ 、 llb  ’として構成されているので、両実施例に対する以下の機能の記載が有効となる 。
第1図及び第2図に示す位置におけるスイッチの位置は、一方では通話回路と対 し、他方では音響的及び電気的側音減衰にとって種々の伝達関数が生じることを 保証する。
上述したようにデコーダ113.11bによりスイッチ位置が決められるから、 これらデコーダは、その時々の加入者が呼出しもしくは呼出されるかどうかに関 係なく、デコーダにとって問題なく区別されるところのもの、すなわちこれら両 方の場合にとってその時々に異なっている一定の切換位置をあらかじめ与え、し たがってここで仮定的に呼出しをしている加入者である加入者Aに対し、必然的 に加入者Bに対する他のスイッチ位置が生じるように、構成されている。
したがって仮定した場合及び今前提となっているスイッチ位置において、加入者 Aのマイクロホン信号が回線Lla及び枝回線Lla ’を介し、以下にさらに 関係してくるあらかじめ与えられたフィルタ特性(伝達関数)を有するフィルタ 1aに進行し、そしてこのフィルタから図示するスイッチ4aの切換位置を介し てマイクロホン/スピーカ10aに、a話路−ニーダ/デコーダ3a 、3bを 介して加入者Bのマイクロホン/スピーカ10bに、そしてスピーカ側から枝回 路L2b ’を有する結合回&%L2bを介して、フィルタ1aと同一特性、し たがって伝達関数を有するフィルタlb(両フィルタはフィルタXとして示され る)に至る。それから信号はフィルタ1bより回線L3bを介し、他の加入者B のスピーカ又は受話器L2に至る。
したがって、この接続において他の加入者BのマイクロホンM2から現われ、ス ピーカ又は受話器L2により再生される音響信号は、スイッチ3bのこの切換位 置において、フィルタ2b(伝達関数又はフィルタ特性Yを有するフィルタ)を 介して進行してゆく。このフィルタから回線L4bを介しマイクロホン/スピー カブロック10bの送信領域に、スイッチ5aの切換位置におけるそのブロック 10bからフィルタ2a(伝達関数Y)を介してそしてフィルタ2aから受話器 もしくはスピーカL1に至る。この伝達関数は一方では通話回路に対し、他方で は音響的及び電気的側音減衰に対して異なっていることが認められる。
フィルタXの伝達関数HI (r)ならびにフィルタYの伝達関数HzO)の値 は、周波数を対数尺度で示す第3図のX及びYにて示される。
既に説明されかつ第1図及び第2図に示したものから推測されるように、それぞ れの相互的通信装置には、この点において種々の伝達特性H、(r)及びH2( f)を有する2個のフィルタla、2a又はlb、2b、したがってフィルタX 及びフィルタYが存在する。この場合、フィルタ曲線の形状が正確に対置されて いる、即ち一方のフィルタXの通過帯域が他方のフィルタYの阻止帯域に対応し 、その逆の場合も対応する。
両フィルタは、必要に応じて受話器もしくはスピーカ又はマイクロホンに対する 信号技回線に挿入される。
第2図の実施例において、フィルタの従属制御はスイッチを介して例えば電話機 においては、ハイブリッド回路10a′10b′を介しその時々に並設されたデ コーダlla ’ 、 llb ’に至る呼出し音の評価により行なわれる、即 ち呼出しをしている加入者(図面においては加入者A)は伝達関数HI (r) を有するフィルタXをマイクロホンの信号技回線に、そして伝達関数Ht(r) を有するフィルタYを受話器又はスピーカの信号技回線に有することとなる。呼 出しを行なっている加入者において、その従属が正確に並べ替えられ、したがっ て通話回路は伝達関数H,(f) H□(r) = HI (o・HI (r)H−z(f) = Hz(f)・H x(Dにより重みづけがなされ(ges+1chtet werden)、一方 、音響的及び電気的側音減衰は対応して伝達関数)(、e(f)とH,、、(f )H,、(f) −A (f)・Hl(f)・Hz(r)H、、(f) −B  (f)・HI (r)・Hx(r)により重みづけがなされる、この場合A ( f)及びB (f)は炉液することのないその時々の重要な音響的及び電気的側 音減衰を示すものである。
第1図に例示するように、デジタル式電話結線におけるフィルタ伝達関数H、( r)及びH,(r)を実現するためには、高速フーリエ変換により走査された信 号により短時間スペクトルが形成されるように処理される。対応する周波数係数 は、逆変換される前にゼロに設定され、したがって所望のフィルタ効果と並んで 付加的な希望に値するデータ減少が生じる。
フィルタ曲線の形状、したがって両フィルタX及びY(第3図)の伝達関数Ht  (r)及びHz(r)から、聴覚の特別な心理学的音響特性に基礎を置いて、 相互的通信装置の再通話回路が2つの別の周波数帯域に分けられることが認めら れる、この場合信号は1/2第3度音程よりもより小なる幅12を有する帯域阻 止によりろ波される、この場合帯域阻止は非調和的間隔において存在し、さらに 阻止帯域の減衰量は、1000Hz以上の周波数において一部分にかなりの減衰 上昇が認められるように、増大する周波数とともに増加される。
フィルタX及びフィルタYからなる帯域フィルタのその時々の通過及び阻止帯域 が線形的尺度でも対数的尺度においても一定の間隔を有せず、したがって第3図 における合成されたフィルタ曲線の形状は定量的には理解することはできず、単 に定性的にその時々の伝達関数の可能な実施例を示していることが明白に指摘さ れる。
第5図に示すようなフィルタの基本構成は、第5図において参照数字17又は1 8を有する多数の帯域フィルタBPI。
BP2・・・BP、1.BPfiが設けられ、その出力側がここではまずブロッ ク19に立入ることなく、加算回路20にまとめられるようにして、設けること ができる。
増加する周波数とともに阻止帯域の減衰量の増大を有する帯域フィルタと対応す るように設けることにより、必要ある場合にはより高い周波数において帰還ハウ リングが阻止され、他方では人間の音声基本周波数における音質変化が実際的に 損なわれないままになる。
さらに合計した部分のスペクトル成分が直接にろ波されることを阻止するために 、第5図に示すようなフィルタは、ろ波が静的及び通過帯域(第5図におけるフ ィルタ17)及び阻止帯域(後段に接続されたブロック19を有するフィルタ1 8)の偶然の順序のフィルタにより行なわれるように設けることができる。この 場合付加的に、阻止帯域のスペクトル領域に存在する(帯域フィルタ18)信号 部分が、周波数軸に関しその前及び後に存在する周波数帯域に、しがも帯域フィ ルタ18の後段に接続されているそれ自体公知の周波数偏位装置19により偏位 される。換言すると、このアナログ技術領域においては阻止帯域は必要でなく、 帯域フィルタ18により通過させられたスペクトル部分は単にその前もしくは後 に存在する通過帯域に偏位する。
帯域フィルタ17 、18及び周波数偏位装置19によりろ波するこの方法にお いては、帯域フィルタ17 、18は1/8の第3度音程に対応する幅を有し、 かっ1/8の第3度音程間隔に従うことが可能である。フィルタによるなお一層 の伝達を行なうために阻止されるべき周波数帯域は、周波数偏位装置19の作用 によりフィルタの通過帯域に至り、通過した信号部分を20において加算する。
存在するアナログ回路に対しては、第4図に示すように、ここでは例えば約30 0Hzから4 KHzまでの標準的な周波数帯域において、コイルし、抵抗R及 びコンデンサCにより構成される直列回路の形式の12個の減衰器が、その時々 に並列に接続される補償回路を有するフィルタの例示的、近似的実現が推奨され る。この直列回路は、例えばQが20で、20dBの減衰を有している。
第4図には、2個の相前後して接続された演算増幅器12及び13が設けられて おり、この場合減衰器16が第2の演算増幅器の帰還回路に存在している。この ような補償回路は従来の構造のものであって、詳しく説明する必要はない。
聴取テストの分析は、本発明により音質変化が実際的に現われず、通話了解度の 利点がノイズで満たされた周囲においても肯定的結果が得られることを明らかに している。したがって、存在する電話結線におけるフィルタの問題のない構成に より、適合性の問題を生じることなく決定的な改善が得られる。
この明細書、請求の範囲、及び図面に示される特徴事項のすべてが、個々にまた は任意の結合において、共に、本件における発明事項である可能性がある。
国際調査報告 ANNEX τ0フ[INτERNATIONAL 5EARCHREpoaT ONI買ERNA?l0NAf、 APPf、ICATION No、 PCT βP 87100121 (SA 16487)BE−A−505114、No ne US−A−362271423/11/71 NoneUS−A−317505 1None

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.一般的に横形フィルタに類似する構造及び相互の通過帯域及び阻止帯域のそ れぞれの通話箇所において互いに逆の伝達関数を形成するフィルタをその時々に 少なくとも一つ有する相互的通信装置における側音減衰及びループ増幅の改善用 の装置において、互いに逆のフィルタの通過帯域及び阻止帯域が、非調和状態に おいて存在しそして増加する周波数とともに増大する減衰を、単に音質形成及び 通話了解度にとって重要なエネルギー部分が人間の聴覚に対応するその時々の周 波数群において伝送され、前、後及び同時遮蔽に基づいて通話了解度に貢献しな いスペクトルのエネルギー部分を無視するように、行なうことを特徴とする相互 的通信装置における側音減衰及びループ増幅の改善用の装置。
  2. 2.フィルタ(1a,1;2a,2)のその時々の通過及び阻止帯域がおよそ1 /2の第3度音程よりもより小さく、かつ線形的ならびに対数的周波数尺度に関 して一定でない間隔(12)を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の 装置。
  3. 3.請求の範囲1又は2に従う処理と同時に、送信器側の信号及び又は受話器ケ ースに加えられる信号の増幅が、信号一ノイズ間隔の改善ならびに拘束を受けな い通話をする際の帰還効果と空間的反響を抑圧するために始められることを特徴 とする請求の範囲第1項または第2項記載の装置。
  4. 4.その時々にフィルタ(1a,1;2a.2)の阻止帯域に存在するその時々 のスペクトル部分が周波数偏位装置によりすぐ次に隣接する通過帯域に偏位され そして通過されたものに加算されることを特徴とする請求の範囲第1〜第3項の いずれかに記載の装置。
  5. 5.その時々の逆の伝達関数(H1(f);H2(f)を有するその時々の2つ のフィルタ(1a.2a;1,2)の配置により、該フィルタは、送話器の信号 技回線における呼出しを行なっている加入者において第1の伝達関数(H1(f ))を有するフィルタ(X)及び受話器もしくはスピーカ(L1)の信号枝回線 において第2の伝達関数(H2(f))を有するフィルタ(Y)が、その時々の 通話回路が伝達関数Hs1(f)=H1(f)・H2(f)Hs2(f)=H2 (f)・H2(f)により定義され、伝達関数 Har(f)=A(f)・H1(f)・H2(f)Her(f)=B(f)・H 1(f)・H2(f)による音響的及び電気的側音減衰の重み付けにより定義さ れる、呼出されている加入者において並べ替えれる従属をもって配置されること を特徴とする請求の範囲第1〜第4項のいずれかに記載の装置。
  6. 6.それぞれの通信施設が、呼出しをし又は呼出されている加入者が関係しそし て対応する接続によりフィルタ(1a,1;2a,2)がその時々の他の加入者 の送話器(M1;M2)から受話器もしくはスピーカ(L1,L2)のその時々 の伝送回路に挿入されるかどうかを確定するデコーダ(11a11b)を備える ことを特徴とする請求の範囲第1〜第5項のいずれかに記載の装置。
  7. 7.デコーダ(11a,11)はスイッチ(3a,4a,5a,6a;3,4, 5,6)を付勢し、該スイッチは、一方の加入者の送話器(M1)から他方の加 入者のスピーカ(L2)にもしくは他方の加入者の送話器(M2)から一方の加 入者のスピーカ(L1)に至るその時々の信号伝送路と同一形式のフィルタ(X 又はY)が、それぞれの加入者の送話器と受話器もしくはスピーカとの間の側音 減衰ならびに全体のループ減衰がこの場合において生じる異なった種類(Yを有 するX)のフィルタの協力により増大するように、直列に接続するように構成さ れていることを特徴とする請求の範囲第6項記載の装置。
  8. 8.電話回路網においてデコーダ(11a′.11′)の制御が呼出し音及びハ イブリッド回路(10a′,10′)を介しての供給により行なわれることを特 徴とする請求の範囲第6項または第7項記載の装置。
  9. 9.電話了解度にとって重要でないエネルギー部分の抑圧により役立てられる伝 送通話容量がそれぞれの通話箇所のその時々の出力側に配置された通話路一コー ダ/デコーダ(8a8;8a′8′)により帯域幅、動的範囲及び伝送安全性の 拡大のために利用されることを特徴とする請求の範囲第1〜第8項のいずれかに 記載の装置。
  10. 10.それぞれのフィルタがあらかじめ与えられた数の帯域フィルタ(BP1, BP2…BPn−1,BPnからなり、一定の帯域フィルタ(18)の後段に周 波数偏位装置(19)が接続され、これによりフィルタにより阻止された周波数 帯域のより一層の伝送をするために隣接する帯域フィルタの通過帯域に偏位を行 ない、通過した信号部分に加算することを特徴とする請求の範囲第1〜第8項の いずれかに記載の装置。
  11. 11.全帯域フィルタ(17)と、後段に接続した周波数偏位装置(19)の一 定の全帯域フィルタ(18)との出力が共通の加算装置(20)に供給されるこ とを特徴とする請求の範囲第10項記載の装置。
  12. 12.フィルタ(1a,1;2a,2)が通過帯域(17)と阻止帯域(18/ 19)との静的な(偶然の)順序を有していることを特徴とする請求の範囲第1 0項または第11項記載の装置。
  13. 13.帯域フィルタ(17,18)がその時々に対応する1/8第3度音程の幅 を有し、かつ1/8の第3度音程にて配置されていることを特徴とする請求の範 囲第10〜第12項のいずれかに記載の装置。
  14. 14.その時々にフィルタを実現するために、その時々にコイル(L)、抵抗( R)及びコンデンサ(C)の直列回路からなる減衰器が互いに並列接続されてお り、かつ増幅器(13)の帰還回路に配置されていることを特徴とする請求の範 囲第1〜第13項のいずれかに記載の装置。
  15. 15.濾波が通過帯域及び阻止帯域の静的にかつ偶然の順序を有するフィルタ( X,Y)により行なわれることを特徴とする請求の範囲第1〜第14項のいずれ かに記載の装置。
  16. 16.高速フーリエ変換により走査された信号によるデジタル式電話結線におい て濾波するために、短時間スペクトルが形成され、そしてその時々に対応する( 阻止すべき周波数帯域に対応する)周波数係数がゼロに設定されることを特徴と する請求の範囲第1〜第15項のいずれかに記載の装置。
JP50185787A 1986-03-03 1987-02-28 相互的通信装置における側音減衰およびル−プ増幅の改善用の装置 Pending JPS63503187A (ja)

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