JPS63503086A - インヒビンの分析法 - Google Patents

インヒビンの分析法

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JPS63503086A
JPS63503086A JP62502014A JP50201487A JPS63503086A JP S63503086 A JPS63503086 A JP S63503086A JP 62502014 A JP62502014 A JP 62502014A JP 50201487 A JP50201487 A JP 50201487A JP S63503086 A JPS63503086 A JP S63503086A
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モナシュ メディカル センタ−
セント ビンセンツ インスチチュ−ト オブ メディカル リサ−チ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インヒビンの分析法 本発明はインヒビンの分析方法、特にインヒビンの最近、ウシ卵胞液より分子量 が58KDおよび3iKDの二種のインヒビンが単一にn久された(国際特許出 願paT/AU/85100119およびRobertsonら、1985年、 1986年)。還元条件下で両者共それぞれ分子量43KDと15xD、および 20KDとi 5KDの二つのサブユニットから成る。
ウシ顆粒膜細胞mRNAに由来するCDNA[のクローニングおよび分析により 、それらのアミノ酸−次配列が明かにされた(国際特許出願POT /AU86 / 00097 ;Forageら、1986年)。これらの研究から31KD のインヒビンは58xD分子がプロセシングさレタモのであることを示す。1) FFインヒビンと同じようなサブユニット構造の3l−32KDインヒビン分子 が豚の卵胞液から単離され(Mi7amOtOら、1985’年、Lingら、 1985年)、配列決定されている( Masonら、1985年)。
現在、インヒビ/活性は各檀インビボおよびインビ1981年)。これらの系は 時間がかかり、費用も高く、アッセイの感度および精度に限界があり、多数の試 料に応用するには実用的でない(Bakerら、本発明は今まで使用できたもの よりも便利なインヒる好ましいアッセイ法はラジオイムノアッセイであり、以下 の記載は好ましいアッセイ法に向けているが、本発明をラジオイムノアッセイに 限定して解釈すべきでない。本発明の範囲にある他のアッセイ法としては、EL ISA法、螢光検出に基づいたイムノアッセイおよびインヒビンに対するポリク ローナルおよびモノクローナル抗体に依存した類似のアッセイ法がある。
発明の好ましb実施態様 本発明の一つの態様によると、インヒビン含有試料のインヒビン測定のための、 インヒビンに対して形成した抗体を用いるステップを含むイムノアッセイ法が提 供される。
好ましくは抗体は、天然または組換えインヒビン、またはサブユニット、断片、 或いはそれらの誘導体より成るグループから選択される抗原を動物に注射して誘 導した抗血清中に含有される。特に好ましいVC,原はインヒヒン、楕久ウシ5 3KDインヒビン、摺入ウシ31KDインヒビン、ヒトインヒビン、或いは組換 えDNA技術を用いて生産したヒトまたはウシインヒビン或いはそれらの断片で ある。
適した動物としてはマウス、ウサギ、ウマ、ロバ、犬、羊および山羊などの哨乳 動物およびニワトリのような鳥類がある。
或いは、上述のインヒビ7のいずれかに対して形成されたモノクローナル抗体ま たは工gGを用いることも出来る。
最も好ましくは、抗体はインヒビ7の生物活性を中和することが出来る。
好ましくはイムノアッセイはさらに標識した58KDマタは3iKDインヒビン をトレーサーとして用いるステップを有する。さらに好ましくは該トレーサーが 125沃素(12吋)、酵素、或いは螢光マーカーで標識される。
好ましくはアッセイはラジオイムノアッセイまたは酵素結合免疫吸着測定法(E L工SA ) 、或いは螢光イムノアッセイである。
本発明は種々の動物(ヒトを含む)由来の卵胞液または血清などの試料中のイン ヒビ7を測定するための方法で、測定試料中のインヒビ7および125工標識イ ンヒビンのクシ58KDインヒビン抗血清との拮抗結合とそれに続く結合125 工標にインヒビ7の沈でんおよび測定により、卵胞液または血清中のインヒビン 濃夏を標準液中のイ:/ヒクン勇度から計算するものである。
本発明の好ましい特有のインヒビンラジオイムノアツセイ系はウシおよびヒト卵 胞液および血清に応用でき、沃素化3iKDまたは58KDインヒビンをトレー ・サーとして用いて(aimしたウシ)58KDインヒビンに対する抗血清を使 用できる。
−本発明の二つ目の態様としては、クロラミンT法を用いたインヒビ7の沃素化 およびアフィニティー分画ステップによる125エーインヒビンの精製のステッ プかう成る125ニー標識インヒビントレーサーの調製および精製の方法を提供 する。
好ましくはアフィニティー分画のステップでMatrex Red Aを用いる 。
好ましくは精製段階でゲルII!過ステップをさらに含む。
本発明の三つ目の態様として、天然に存在するインヒビ7または組換えインヒビ 7、或いはそれらの断片または誘導体より成るグループから選択されるアッセイ 標準を提供する。好ましくは標準はアッセイに於いて試験中の試料と対応を示す 。
特に好ましい標準としてはウシ3iKDインヒビン、および部分精製または精製 ヒトインヒビンがある。
アッセイの条件、特にインキュベーション時間は目的の感度を得るために変わる 。
感度を高めた改良型ラジオイムノアッセイは以下より成る: 試料および抗血清を4℃で4日間インキュベートし、次に125ニー31KDイ ンヒビントレーサーを添加して4℃で3日間インキュベートシ、二回目の抗体を 添加し、沈でんさせて結合した125工標識インヒビンを測定する。
特に好ましいヒト血清試料中のインヒビン測定に適した実施態様では、トレーサ ーは125ニー 31 K Dインヒビンであり、非特異効果を最小限にするた めにトレーサーとのインキュベーションをインヒビン非含有血清存在下で高温( 30°C)で行なう。インヒビン非含有血清の適当な材料は雄子牛またはその他 の去勢した雄の動物、卵巣を摘出した女性、未成熟の卵巣不全症の女性および閉 経期後の女性などである。
第1図は125ニー53KDおよび125ニー 31K Dインヒビンの還元下 における分析用SDS −PAGEの分画を示す。
第2図はウサギを53KDインヒビンで免疫処理した時の経時変化を示す。
第3図は58KDインヒビンに対して形成した抗血清によるbFFインヒビンの インビトロの中和反応ヲ示す。
第4図は125ニー31KDまたは125ニー58KDイ精製58KDおよび3 1KDインヒビンおよびウシ顆粒膜細胞培養培地(BGCM )のラジオイムノ アッセイ検量曲線を示す。
第5図はRobertsonら(1986年)のインヒビン′nIg法の各ステ ップでのbFF’の分画後のインヒビ7のインビトロ生物活性および免疫活性の プロフィルを示す。
第6図は125ニー58KDおよび125ニー3iKDインヒビンを血清インヒ ビンのR1で使用する条件下でt)FFおよび血清とインキュベートした後の非 還元5DS−PAGEプロフィルを示す。
第7図は1251−3iKDインヒビンの抗血清への結合に対する温度の影響を 示す。
第8図は125ニー31KDインヒビンをトレーサーとして使用したプラズマR IA系に於けるウシおよびヒト血清のロジットーログ検量線を示す。
第9図は人工受精(工vy )プログラムに関与した26名の女性および1名の 正常女性(、#27)の排卵誘導およびFSH,LH,インヒビ7およびエスト ラジオール(R2)の血中レベルを示す。
第10図は第9図のいくつかのデータについて血中E2およびインヒビン量の比 較である。
第11図は血清中の形成された卵子の数とR2またはインヒビン量との相関関係 を示す。
第12図は超音波により検出される卵胞の数と血清中のインヒビン最大量との間 の相関関係を示す。
第13図は卵母細胞回復後の非妊娠検体(n=16)の血清中のインヒビン、F SH,プロプステロンおよびエストラジオールの量を示す。
第14図は卵母細胞回復後の妊娠検体(n−3)の血清中のインヒビン、FSH ,プロプステロンおよびエストラジオールの含量を示す。
第15図は非妊娠検体の黄体期の血清インヒビンおよびFSHの関係を示す。こ の分析でインヒビンの値が検出できなかったのは(n−29)アッセイ感度の限 界のためと思われる。
第16図は正常女性の月経周期中の抗−3iKDインヒビンを用いて測定したイ ンヒビン、FSX、LH。
エストラジオールおよびプロプステロンの血中濃度をbyF:ウシ卵胞液 hFF:ヒト卵胞液 oFF :ヒツジ卵胞液 oRTF :ヒツジ翠丸網液 HPL(1! :高速液体クロマトグラフィー5DS−pAGE: ドデシル硫 酸ナトリウムポリアクリルアミドデル電気泳動 R工A ニラジオイムノアッセイ SS :雄子牛血清 BS :雄牛血清 O8=雌牛血清 FMS :ヒト閉経後血清 RFP :ヒト雌プラズマ bFF 31K Dおよび58KDインヒビンの精製は既に報告されている方法 (Robertsonら、1985年、1986年)に基づいた(第5図−)。
(al bFFを0.05 M酢酸アンモニウム、pH7,0中でセファクリル 5200(9x90α)のデル濾過カラムで分画した。
(bl (alのボイド画分をpH4,75で沈でんさせ、4M酢酸中でセファ デックスG100(9X90α)で分画(clおよび(a (blのビークI (58KDインヒビン)およびピーク11(31KDインヒ ビン)画分を0.1%トリフルオロ酢!中0−50%アセトニトリル勾配を用い たRPSOUltraporeのカラム(0,46x 7.6cm、ベックマン )で分画した。第5図で連続した線は(alと(b)は28 OnIn、 (c lと(a)は254 nmの吸光度を表わす。
斜線部分はインヒビンの生物活性を示す。
O・・・・・・0125ニー58KDインヒビンヲトレーサーとしたR工A0 □□□−−ラ125ニー31KDインヒビンをトレーサーBSA−ウシ血清アル ブミン(分子量、67,000 )。
0VA−卵アルブミン(分子量、43.000 )。
n尖インヒビンはSDS電気電気溶面緩衝液1 [1mMNH4HC03中およ そ3%SDS )中で保存して沃素化を行なった。バイオアッセイではSDSを 除去するためにメタノール沈でんを一20℃で行ない、37℃で1時間加熱して 可溶化後音波処理した。
インヒビン精製過程で生物活性インヒビンと免疫活性インヒビンとは同じプロフ ィルを示した。精美31KDおよび53KDインヒビンの多くの調製物で両トレ ーサーを用いたラジオイムノアッセイで生物活性と免疫活性との比は0.30− 0.43の範囲であった。
(bl試料の調製 ヒト卵胞液はメルボルンのニブワース病院(Epworth Ho5pital  )、クイーンビクトリア医療センター(Queen Victoria Me dical C!enter )の人工受精プログラムの卵母細胞コレクション から入手した。
卵胞液を炭素処理(100my/mlのデキストリン被覆炭素で4°011時間 )シ、凍結乾燥して一20℃で保存する。アッセイの前にアッセイ緩衝液または 培養培地中で音波処理して溶解した。ヒツジ卵胞液(OFF )は地元の屠殺場 で集めた卵巣を吸引して得られた。ヒツジ皐丸網液は凍結乾燥インヒビン調表物 (Bakerら、1985年)である。ラッテ卵巣抽出物は炭素処理のラッテ卵 巣細胞質調製物である。これらのインヒビン調製物の生物活性の詳細は第1表に まとめである。
排卵誘発療法(クエン酸クロミアエンおよびヒト閉経期向生殖腺細胞治療)を受 けている40人の女性からプラズマ採取時のプラズマエストラジオール含量が4 0−2.900 pE/mlの血液をリチウムヘパリン管に採取した。各検体か ら等量の血清を合わせてヒト女性の女性からのプラズマを合わせて閉経後血清プ ール(FMS )と呼ぶプールを得た。
ウシ血液、卵巣および精巣は地元の屠殺場から水冷採取し、1時間以内に処理し た。全ての試料は固体Co2/エタノール中で急凍結し、−20℃で保存した。
未処理成熟検体(BS、n−9)および去勢雄(S S。
n−1)および雌(as、n=10)ウシからの血液プールは遠心分離して保存 する前に4℃で一晩凝固させた。ウシ卵巣小胞を片側切断して顆粒細胞を吸引し て集め、ウェル当り105の生細胞数の濃度で400μlDMEM / F 1 2完全培地中で40時間培養した(コスタ−48穴プレート)。アッセイまで培 養物は一20°Cで凍結保存した。4頭の雄牛からの精巣は被膜除去して等w/ vのデルベツコりん酸緩衝液中でウルトラーチュラツクス(Ultra−Tur rax )組織分散機(Jankeand Kunkal K S 、スタウフ エン、西独)を用いてホモジナイズし、100,000,9X1時間4℃で遠心 分離してから一20℃で保存した。アッセイの前に上澄液をデルベツコのりん酸 緩衝液中1%のNorit Aの等量で炭素処理し、遠心分離およびアッセイの 前に4°Cで30分間インキュベートした( Auら、1983年)。
免疫処理の方法 精製58KDインヒビン(500μlのデルベッコのりん酸緩衝液中14μg) を等量のアジュバント(Marcol 52[Es5o 、オーストラリア、: l : Montani+de888 (s、E、p、p、工、c、パリ〕を9 :1の割合)で乳化し、未処理の雄ニューシーラント白ウサギに皮肉6ケ所、皮 下1ケ所注射した。14μsの二回のブースター注射を同条件下で6週目および 1年目に行なった。
実験中血清を集めてインビトロの中和活性、沃素化インヒビンへの結合活性およ びプラズマFSH含量を確認した。
同様な方法を用いてfif表31KDインヒビンに対する抗体も形成させた。
125I −58x Dインヒビンの実験では0.5%BSA 。
125ニー31KDインヒビンでは0.5%ボリペプを含有する1 00 mM りん酸緩衝液pH7,4の等量中で血清およびbFFを種々の温度でインキュベ ートした。等量(5μl)の試料および10%SDSおよびデルベラコノリン酸 緩衝液pH7,4(30μll)を沸とう湯浴中2分間、続いて水中に置く。次 にグリセ。−ル(62,5%水溶液)中のプロモフェノールプ”−(0,006 %)10μlを添加してから混合液を遠心分離し、12.5%のスラブデルで電 気泳動にかける(3時間、20−20−3O。
蛋白質分子量マーカーはbFFおよび血清非存在下で沃素化試料と一緒に電気泳 動にかけるか、これらの存在下で別の列でかげる。ゲルは固定し、o、1%クマ シーブリリアントプルー含有のエタノール二H2o:ホルムアルデヒド(180 :420:100)中−晩染色した。各列を50個の2 *z断片に分け、ガン マ−測定計で計測した。
逆相HPLO 125エーインヒビンをUltrapore RPSOカラム(0−46X 7 .5 cm、ベックマン、米国カリポルニア州、バークレイ)にのせ、ウォータ ーズHPLO装置(モデル6000Aポンプおよびモデル66oプログラマ−1 米国マサチュセッッ州ミル7オルド)を用いて0.1%トリフルオロ酢酸中の0 .50%アセトニトリルの直線勾配でi ml / minおよびQ、5++t A!分画で分画した。
インビトロのバイオアッセイ インヒビン活性はラッテ下垂体細胞培養に於ける濃度依存のFSH細胞含量の抑 制に基づくインビトロのバイオアッセイで、平行線バイオアツセイデデイン(5 cottら、1980年)を利用して決定した。炭素処理したウシ卵胞液調製液 はリンパ液の対照物を用いて1単位/■の任意のユニット(5cottら、19 80年)を採用した。
ウサギFSHはA、F、 ParlOw lv±(米国力リホルニア州、トラン ス)により有難く提供されたR工Aキットを用い、結合および遊離ホルモンを分 離するのに15%ポリエチレングリコールを採用して測定した。アッセイの感度 はウサギFSHAFP、 538.0を標準として用いて0.9 n、9/ml であった。アッセイ内の偏差の度合は8.1%で、全ての試料を一回のアッセイ で測定した。
(11)ラッテFSHのラジオイムノアッセイ下垂体細胞の培養で生成するラッ テFSHはN工AMDDにより供給される試薬を用いた特異的ラジオイムノアッ セイにより測定した。1251−ラッテFSH(工5)をトレーサーとして用い 、FSHRP−2を標準として使用した。アッセイ内の偏差の度合は7%であっ た。
fii)ヒトホルモンのRIA 血清FSHは二回目の工RP FSHを標準として用いたRIA (Amerl ex −M 、米国アマ−ジャム社)により測定し、31回のアッセイからのア ッセイ間のCvは7.0%であった。LHは二回目の工RP L Hを標準とし て周込たRIA(LHR工A、米国ルイジアナ州、Diagnostic Pr oducts Corp、 )により測定し、61回のアッセイでアッセイ間の CVは10.1%であった。
ニスドアジオールおよびプロプストロンの両者はRIA(Coat−a−Cou nt 、ルイジアナ州、DiagnosticProducts Corp、  )を用いて測定し、150回のアッセイからのアッセイ間のCVはそれぞれ8. 7%および8.1%であった。血清中のbcGベーターサブユニットはhco二 回目の工Sを標準として用いたRIA (B−hc。
RIA−Quant 、米国セントルイス、MilllnCrOdt社)により 測定し、30回のアッセイでアッセイ間のCVが10.4%であった。
計算 RHkによる検量曲線はロジット一対数濃度変換を用いて直線化した。異なる大 きさのグループの倍数範囲テスト(Kramer、1956年)を用いて或いは 対を一検定により検量曲線の勾配値を比較することから対応性を確認した。活性 値は標準平行線バイオアッセイ統計を用いて決定した。測定試料と標準物質の検 量曲線間に対応性が認められない場合には、活性値はそれらのE D5゜値の比 から決定した。感度(EDよ。)はアッセイで10%の置換を示すのに必要なホ ルモンの量として定義し、一方ED5oは50%の置換を示すのに必要な量に相 当する。
アッセイの精度を示すのに精度指数(Gaddum 。
1936年’; Finney、1964年)を用いた。アッセイ間の偏差は部 分nI尖インヒビンのくり返し測定の偏差係数から計算した。解離定数(Kdl e )は1251−ホルモンおよび異なる量の非標識ホルモンを用いて5cat chard分析により決定した。分析に使用した125ニーホルモンの量はその 比活性(μChi/μ、!7)から決定した。
本発明は以下の例を参考に説明するがそれらに限定されるものではない。
58KDおよび3i KDインヒビンに対する抗血清は免疫処理後にプラズマF SHおよびインヒビン抗体価に対応した変化が観察されることがわかり、これは インビボでのインヒビン中和反応を示す。抗血清はインビトロのバイオアッセイ で1)FF 、 h汁および精製した31KDおよび58KDインヒビン活性を 中和した。
以下に記載する結果は抗−58KDインヒビンに関するものであるが、抗−31 KDインヒビンを用いても同様な結果が得られた。
(al免疫処理に対するインビトロの応答第一回目のブースター(第2a図)後 、抗体がインビトロでインヒビン生物活性を中和する能力および1251 58 KDインヒビンへの結合能によりその抗体価が確認された。ブースター注射後1 −8週間にこれらの活性の急激な上昇が観察された。この期間に血清FSRの有 意な(P O,05)上昇< 6.63±0.95 n9/rnl。
n=5vs4.97fO,87nJ/m/、n=6’c平均±I 5D))が見 られた。二回目のブースター(第2b図)直後に血清の125ニー3i KDイ ンヒビン結合能および血清FSHの持続した上昇が観察された。血清FSHの対 照値は過去5ケ月間に亘る14回の観察の平均+28.D、から確認された(第 2b図斜線部分)。
これらの結果はウシ卵胞液からN製したインヒビンを用いてウサギを免疫処理し てインヒビン生物活性を中和する抗血清を生成させることが出来ることを示す。
抗血清価(沃素化インヒビン結合およびインビトロの中和能により確認)のピー ク時期にウサギのプラズマFSH含量が上昇することより、形成した抗体が内在 インヒビンを中和する能力があることを示す。インビボおよびインビトロの両方 でのインヒビン中和および中和活性と沃素化インヒビン結合能の強い関連性はこ の抗血清の特異性を証明する。
(・b)インビトロのインヒビン中和 つシ卵胞液インヒビン(2単位)を培養ウェル当り1μjの抗血清で定量的に中 和したところ、ウェル当り0.35μlで生物活性の75%阻害が見られた(第 3図、第1表)。第3図で垂直な点線はインヒビン活性の75%中和に必要な抗 血清量を示し、これを抗血清中和価の任意パラメーターとする。fl#製した5 8および3iKDインヒビンはそれぞれ0.36および0.68μlで対応する 75%阻害を示した。比較として、hFFインヒビン生物活性の中和には1.3 2μlを必要としくn=2、第1表)、bFFインヒビンと比較して27%の交 叉反応性を示した。ヒツジ由来(卵胞液、畢丸網液)のインヒビンはそれぞれ8 および6%の交叉反応性を示した。
この抗血清は毒性を示さない最大量のウェル当り4μ!でもラッテ卵巣細胞質抽 出物のインヒビン活性2単位を中和しなかった。
58KDまたは3iKDインヒビンの沃素化は従来のクロラミンT沃素化法を用 いて行ない、沃素化によるかなりの損傷を伴なった。従ってトレーサーのrI製 を必要とし、セファデックスG25のゲル濾過クロマトグラフィーでは精製でき なかった。沃素化ホルモンをMatrex Red Aに特異的に結合すること で満足いくn1表が出来たが回収率は低かった。このようにhaした沃素化イン ヒビンはいずれも非沃素化と同じ物理化学的性状を有した。
イオドジエン(工odogen ) 、イオドビーズ(工odobeads ) 、ラクトパーオキシダーゼ、或いはポルトン−ハンター(Bolton−Hun ter )試薬を用いた他の沃素化法はインヒビン分子に与える損傷は少なかっ たが、放射活性の取り込みが低かった。従ってクロラミンTを用いた沃素化の方 が好ましかった。
インビトロのインヒビン中和反応およびラジオイムノアッセイによる各種インヒ ビンの交叉反応性インビトロの中和反応 124ニー 58 K Dインヒビン ウシ 5200 0.35±0.04(6) 100ヒト 168土32(6)  1.32 (2) 27ヒツジ 27.000(2) 4.4 (2) 8. 0卵巣抽出 ラッテ 384 (2) > 6 (2) < 6.0ヒツジ 1040” > 6.0 (1) <6.0平均上SD(n) 第1表(続き) ラジオイムノアッセイ ′k“16Uインヒビンでも置換なし 平均上S D (n) 絹製した58KDまたは31KDインヒビン(25μlの電気泳動溶出緩衝液中 1−2μg)を0.5Mりん酸緩衝gpJ(7,2の25μlに添加した。
Na125工(0,5mci 、5 μl y 英国ハックス、アマージャム社 )を添加する。クロラミンT(40μl)をクロラミンTとホルモンの割合が8 :1となるように添加した。反応を室温で60秒間攪拌して進行させ、20μl の異性重亜硫酸す) IJウム(3m97ml”)で終結させた。反応液を0. 1%BSAまたは0.5%ボリペプ(Sigma社1米国ミズリー州、セントル イス)加2Q mMりん酸緩衝液pH6,0で50μlとし、セファデックス0 25カラム(PD101ファルマシア社、スウェーデン、ウプサラ)でゲル濾過 して125工を除去した。ボイド量の画分を集めて20m1とし、2ooμlの Matret Red Aカラム(アミコン社、米国マサチュセツツ州、ダンバ ース)にのせて400mM’ MCI含有のりん酸緩衝液で洗い、洗液は捨てる 。1251−インヒビンはりん酸緩衝液中iMKO1/4M尿素で溶出した。沃 素化インヒビンはさらにXa1/尿素を除去するために適当なR工A緩衝液(下 記参照)を用いてセファデックス025カラム(PDlo)でゲル濾過した。
58KDおよび31KDインヒビンの沃素化後、セファデックスG25クロマト グラフイーのボイド量にそれぞれ60μC1および25μC1が回収された。お よそ30%が1MKc!l/尿素緩衝液で溶出した。SDS −PAGEでの分 子量からの確認で125エーインヒビンはこの画分に認められた。
沃素化物の比活性は、沃素化に用いたホルモンを標準とした自己置換法(Mar anaら、1979年)を使用したラジオイムノアッセイで確認した。58KD インヒビンで50−60μC1/μ131xDインヒビンで24μci /μg の比活性が得られ、回収率は5−25%の範囲であった。
例 3 沃素化インヒビンの性状 RP −HPLC!およびSDS −PAGEを用いて125エーインヒビンの 物理化学的性状を調べた。58KDおよび3iKDのいずれについても放射活性 プロフィルと生物活性プロフィルの間に近い対応が見られた(データは示してい ない)。SDS −PA()Eでの12吋−58KDインヒビンの分子量は非還 元(58KD)および還元(43KDおよび15KD)条件下共に精製非沃素化 インヒビンと同じようであった。但し、還元条件下で未知の58KD物質が比較 的少量(18%)観察された(第1図)。使用した分子量マーカーはBSA ( ウシ薄情アルブミン) 67,000 ; OV (卵アルブミン)43.00 0 ; OA (カルボニックアンヒドラーゼ)29.000 ; G L ( ガチョウ卵リゾチーム> 20,300;およびCLにワトリ卵リゾチーム)  14.300である。第1図の矢印は試料をのせた位置を示す。47番目の画分 以後に見られる放射活性は浴媒先端の遊離沃素を表わす。沃素化に使用したイン ヒビンの純度をSDS −PAGE上の銀染色で調べたところ、125ニー58 KD物質は沃素化された混在物でないことを示唆している。確認のため125ニ ー58KDインヒビンをpH3,5−10および4−8の範囲でミクロ等電点電 気泳動で分画した結果、p1値が7.4.6.2および5.2に放射活性ピーク が検出された。SDS −PAGEで還元するとこれらのどのピークも125ニ ー58KD物質を有した。
この結果は125ニー 58 K D物質は混在蛋白の沃素化によるものでなく 、沃素化したホルモンが還元され難いことに起因すると示唆する。
125ニー3i KDインヒビンをSDS −PAGE テ分画すると非還元条 件下で30.200の分子量、還元すると20.000および15,000のサ ブユニットを示した。
これらの値は非沃素化ホルモンの値と類似している。
いずれのトレーサーを用いても二つ目の抗体R,l系で精m31KDおよび58 KDインヒビンとの間に対応した置換が観察された。
例 4 ラジオイムノアッセイ法 使用したアッセイ用緩衝液は13mMりん酸、Q、15 M Na1l、0.5 %BSA XPH7,2である。トレーサー添加を遅らせた二つ目の抗体アッセ イ系を用いた。
試料および抗血清を300μlの容量で室@16時間インキュベートシ、125 エ−イ7ヒヒ7(1o、ooocpmN100μl)を添加してさらに室温で一 晩、または4°Cで48時間インキュベーションを続ける。二番目の抗体(ウサ ギエgGに対する山羊抗血清、1ooμl)を添加し、4℃で1時間インキュベ ートしてから6%ポリエチレングリコールを1ml加えた。管を攪拌混合してさ らに30分間インキュベートして4°Cで2000.930分間遠心分離後、上 澄を取って計測した。
アッセイ緩衝液にトリトンX−100を加えると(終濃度0.025%)非特異 結合を4から0.5%に低下させることが出来る。
3iKDおよび58KDインヒビントレーサーの両方を用いてラジオイムノアッ セイ法を確立した。検量曲線のロジットーログ濃度変換後、各トレーサーの直接 的置換がインヒビン試料の範囲内で観察された。但し、31KDインヒビンで1 251−58KDインヒビンをトレーサーとして使用した時ロジン) −0,5 (68%B/Bo)以下で直線性からはずれた(第4図)。
第4図で各値はミロの平均上SDを表わす。各アッセイの特性を第2表にまとめ る。5catchard分析からどちらのインヒビンにも抗血清に対する同じよ うな親和性があることがわかった。bFFと1251 31 K Dインヒビン をトレーサーとした31KDインヒビンまたは125ニー58KDインヒビンを インヒビントレーサーとした58KDインヒビンとの間に非対応検量曲線が見ら れた。いずれのホルモンでも各アッセイの感度(EDよ。)およびED5o値は 同等であった。
第 2 表 125ニー31KD 125ニー58KDインヒビン インヒビン 抗体希釈 1 :8000 1 :4000トレ一サー結合(BO) 30%  18%親和性(lie) x O,660,7210−”M、20°C EDlo(ng、fm) 31KDインヒビン 0.10,3.0 0.13.’4.458KDインヒビ ン 0.07,1.2 0.13,2.2E D50(ng) 3’iKDインヒビン 0.30 10.1 0.51.17.158KDイン ヒビン 0.26 4.3 0.43. 7.0勾配” bFy 1.37 =l= 0.09a(8) 1.47 ±0.09°(8) 3iKDインヒビン 1.53±0.09b(5) 1.68±0.08 (3 )58KDインヒビン 1.50±0.07(3) 1.73±0.14(l( 5)第 2 表 (続き) 125ニー31KD 125ニー58KDインヒビン インヒビン 精度” 0.036 (5) 0.038 (5)アッセイ間の 14 (5)  8.5%(5)偏差″“ Bio/Inn比 31KDインヒビン 0.34±0.09(16) 0.43±0.13 (4 )58KDインヒビン 0.30±0.12(7) 0.37±0.12 (5 )BGCM 0.25 (1) 平均±SD チ カッコ内の数字:試料の数 0 カッコ内の数字:アッセイの回数 BGOM−ウシ顆粒膜細胞培養培地 詳細は本文参照のこと。
例 5 アッセイの特異性 特異性は以下に基づいて調べた。先ず、各種動物からのインヒビンのいずれかの トレーサーを用いたR工Aでの交叉反応およびインビトロの中和反応実験の同じ 段階を観察した(第1表)。異なる糧からのインヒビンのラジオイムノアッセイ での交叉反応性を生物活性で表わすと、byp 100%、hFF 3 Q%、 ヒツジF71%およびラッテ卵巣抽出物非検出であった。この抗血清に関しては 雌雄ウシインヒビンとヒトインヒビンは他の二種のインヒビンには存在しない共 通の抗原決定因子を有することがわかる。このことは両方の性の両種で構造的類 似性があることを示す。二番目に、精製糖蛋白質およびポリペプチドの範囲では 交叉反応性が見られなかった(0.5%)。ラッテLHおよびFSH。
ヒツジLHおよびFSH、hcG 1 ウシTSH、LHRH、卵アルブミンお よびウシ血清アルブミンはいずれのトレーサーを用いても0.5%以下の交叉反 応性であった。
さらに、ウシ顆粒膜細胞培養培地(第4図)およびウシ翠丸抽出物(データーは 示していない)はインヒビン生物活性を示し、R工AでbFFインヒビンに対し て並列した置換を呈した。ウシ顆粒膜細胞培養培地のインヒビン生物活性および 免疫活性のインヒビン標準液での相似希釈は既に示唆されているように(Er1 cksonおよびHsueh、 1978年; HendersonおよびFr an−chimont 、1981・年)、これらの細胞がインヒビン生産部位 である証拠となる。第三に、bFFのデルII!SクロマトグラフィーおよびR P −HPLOの分画で生物的活性と免役的活性のプロフィルに類似性が観察さ れた。しかし、七フアクリルS 200 h ラム(W、 5 a 図)の4O −60KD分子量の範囲で生物活性に対して8−40倍の高い免疫活性が存在し 、これは回収される免疫活性の12−18%を占める。
bFFインヒビンのデル濾過およびRP −HPLO(第5図)の分画後の精製 インヒビン調製物の間で炭素処理bFFを標準として使用して生物活性/免疫活 性の比に大きい偏差が見られた(第2表)。その比はn尖過程の画分て0.02 −2.09、精Wイ7ヒヒン”c−o、30−0.43であった。
結論として、R工A法では生物活性を持たな因分子を検出せず、逆にセファクリ ル5200クロマトグラムの低分子領域(40−60KD)では例外である。こ の低分子物質がR工Aと交叉反応を示すインヒビンと異なる蛋白か生物活性のな いインヒビンかはまだ明かにされていなめ。
インヒビン関連蛋白質のR工AによるbFFインヒビンに対する相対的交叉反応 性は以下の通りである:豚トランスフォーミング成長因子−ベータ(R&Dシス テム社、米国ミネソタ州) < 0.9%、ウシミュレリアン阻害物質(メルボ ルン、Royal Children ’s Ho5pitalのJ、 nut son博士よりの提供) < 0.3%、梢裂つシインヒビンBサブユニットの 二量体く2%および還元およびアルキル化により得られる3 1KDa bFF インヒビンのサブユニソ) < 3.1%。広範囲の糖蛋白および成長因子も以 前に試験されている( 、MCLaChlOnら、1986年)が、抗−58K Dインヒビンに対する交叉反応性は1.0%未満であった。抗−31KDインヒ ビンの特異性も同じようで、交叉反応性は1.0%未満R工Aを血清に応用する ためには実質的な改良が必要テアツタ。先ず0.15 M Mail、0.5% BSAを含有する1 00 mMりん酸緩衝液pH7,4を使用し、血清中での 安定性のために只工Aトレサーとしては125ニー58KDインヒビンよりも1 25ニー3iKDインヒビンの方が好ましかった。次に雄子牛血清による125 ニー31KDインヒビンの抗血清への結合に対する温度依存型阻害が観察され、 結合の増加(B/Bo )は4℃の57%がら37℃で94%であった(第7図 )。この図は各種血清およびインヒビン試料(bFF、3iKDインヒビン、雄 子牛血清(SS)、雌ウシ血清(cs)、雄ウシ血清(BS)、ヒト閉経後の血 清(FMS ) 、ヒト雌血清プール(NFP ) )中で16時間インキュベ ートした後の温度依存性を示す。雄子牛血清存在下でトレーサー結合(B/T) は30°Cで最大となり、87.1±3.4%(n=5)であった。125ニー 3iKDインヒビンの’bFFまたは31KDインヒビンによる置換は温度によ って犬きく影響することはなかった。ヒトFMS &’!、 m度K ヨリm合 &’!、増加(B/Bo 110 120%)したが温度に関連した阻害は示さ なかった。
これらの結果よりウシまたはヒト血清インヒビンのアッセイ条件を確立した。そ れは125ニー3 i K Dインヒビンをトレーサーとして一晩60℃でイン キュベートし、SSまたはFMS (インヒビンを含有しないと考えられる)に よる低レベルの阻害を補正するために標準液および試料はSSまたはFMSで希 釈した。
雄子牛およびヒト閉経後の血清には活性は検出されなかったが、雄ウシおよびヒ ト雌血清では対応する卵胞液標準と相同な検量曲線を示し、血中含量はそれぞれ 0.9および1.In、9であった。
インヒビン試料または血清試料はSSまたはPMSで200μlに希釈した。抗 血清(100μ11最終希釈度1 :8000)および試料(200μl)を3 0°Cで4時間インキュベートシ、さらにトレーサー存在下で3000にて16 時間インキュベーションを続ケタ。
二番目の抗体を添加して4℃で24時間インキュベートした後2 mlのQ、i  5 M Mailを添加して遠心分離をした。
三つ目として、ウシ血清インヒビンのR工Aに於ける標準物質の選択に関して、 血清中での安定性の点で精W31xDインヒビンの方が望ましかった。稍裂ヒト インヒビン調製物がない場合にはヒト血清インヒビンのR1でも31KDウシイ ンヒビンを標準として使用できる。しかし上述の部分精ghFyインヒビンが入 手可能なら標準として最も好ましい。ゴナドトロピンの投与による排卵誘発治療 中の女性の血清中のインヒビン検出量はLeeら(1982年)の報告と類似し ており、PMSG処理の未成熟雌ラッテのインヒビン活性レベル、特に58KD および31KDインヒビンに対して、が検出されている。
個々の抗血清がアッセイで異なる挙動を示すから個個のケースでアッセイパラメ ーターを決定しなければならない。抗血清の間で感度の偏差もかなり観察され、 特に31KDおよび58KDインヒビンに対して生成した抗血清の間で大きかっ た。抗−31KDインヒビンは今まで試験した試料では抗−53KDインヒビン よりもより感度が高かった。
例 7 ヒト血清用の感度改良型R工Aアッセイの感度を高めるために上述のア ッセイ操作を以下のように改良した:アッセイの全量を400から300μlに 減少した(試料200μl、)レーサー50μ゛lおよび抗血清50μlより成 る)。アッセイ用緩衝液は150 mMりん酸、0.2%BSA pH7−4と し、試料と抗血清のインキュベーションは4°Cで4日間、続いてトレーサー添 加後4°Cで3日間行なって二番目の抗体を添加した。この方法を用いると感度 が2.5倍上昇した。この改良アッセイ法を応用してヒトプラズマインヒビンの 測定を行なった。本改良法では正常男性プラズマおよび正常月経周期中のプラズ マの定量を行なうことができた。
KDインヒビンの安定性 125ニー58KDインヒビンを血清(SSおよびFMS )と−晩インキユベ ートした後のSDS −PAGEプロフィルは緩衝液またはbFF ((5%4 ℃および30°C:第6図)と比較して125ニ一3QKD成分の生成が増加し た(4℃で回収活性の12%;60°Cで17%)。
トレーサーは4℃または30℃でbFF 、雄子牛血清(SS)またはヒト閉経 後血清(FMS )と−晩インキユベートした。、いずれのトレーサーもRIA 緩衝液のみとインキュベートするとbFFとのインキュベーションと同じような プロフィルを示した。分子量マーカーは第1図で説明しである。いずれのトレー サーでもカルボニックアンヒドラーゼのマーカー位置と溶媒先端の間には放射活 性は認められなかった。結果はくり返し3回の実験の平均上SDとして表示しで ある。一方、同じインキュベーション条件下での125ニー31KDインヒビン のSDS −PAGEプロフィルは有意な変化を示さなかった。いずれのトレー サーの場合も放射活性の回収は温度或いはbFFまたは血清の存在によって影響 を受けなかった。
インヒビンのR工Aをウシの血清に応用するとbFFまたは31KDインヒビン を標準としてBSの平行ロジット一対数検量曲線が得られた(第8図)。第8図 に示す応答はウシおよびヒト血清をそれぞれ雄子牛血清または閉経後の血清で希 釈し、125ニー31KDインヒビンをトレーサーとしたプラズマR工Aアッセ イ系のものである。R工A標準(bFF、31KDインヒビン、hFF )の活 性値はりん酸緩衝液(200μJSO)または雄子牛血清(200μ11・)或 いは閉経後血清(200μ11ム)の存在下で測定し、ロジットプロットをそれ ぞれの非特異結合およびBo値を用いて計算した。雌ウシ血清が最低の検出免疫 応答を示す。免疫活性を3iKDインヒビン標準として表わすと、BS中のイン ヒビンは0.91±0.27 (n −3)I!/m/でaSは0.1 rdl /mlであった031KDインヒビンおよびhFFを標準としたR工AでRFP の平行応答直線が観察され、その値は1.05=0.07(n=3)ng/m7 !であった。正常プラズマ(n=8)のレベルはアッセイ感度(0,1nl/r nl )と同じかそれ以下であった。
前述のラジオイムノアッセイを閉経後の検体のプラズマおよび血清(インヒビン を含まないと考えられる、n−8)および排卵不全の若い女性(未成熟排卵不全 n=2、ターナ−症候群n=1、卵巣切除n=1)のプラズマおよび血清に応用 した。これらの2つのグループの間にアッセイで125ニ一31KDインヒビン 結合に差が見られなかった。従って閉経後の血清をアッセイの際の希釈液として 使用した。
本性を以下に応用した: (al 自然月経周動の正常女性の卵胞初期から排卵までのプラズマ(n=2、 例’FL’、第9図)。13日目まではインヒピン免疫活性はアッセイ検出限界 以下であり、その増加は16日目と14日目のエストラジオール(E2)、LH およびFSHの血中濃度の増加と相関していた。
(bl 正常男性(n−7)血清中のインヒビン免疫活性はアッセイ検出限界以 下であった。
(c) ビクトリアのリッチモンド、Epworth病院で人工受精プログラム で4周期目の排卵誘導を行なっている任意の26人の女性からプラズマを得た。
簡単に説明すると、これはクエン酸りロミフエン100−150 !n9を月経 周期の5−9日に毎日投与し、次の5−7日間、毎日ヒト閉経ゴナドトロピン( hMG)を−日75−225U投与するものである。卵胞の十分な発達は血中エ ストラジオールの増加および卵巣の一超音波により調べた。内生LHスパイクが 観察され〜ば排卵は自然に起り、それが観察されない時にはヒト絨毛ゴナドトロ ピン(hCG)の5000工Uを投与して排卵を誘発する。自然排卵の例につい ては第9に図の“BU’ #11を、hCG−誘発排卵については第9a図の° JO°1を参照のこと。
精製31KDインヒビン標準を用いた生物活性としての血液試料のインヒビン免 疫活性は血中エストラジオールレベルと強い相関々係を示した(第10図)。
第9図の全データから相関定数を計算した。排卵誘発周期中の血中エストラジオ ールとインヒビンの対応の例は第9b図の°BE°#9の例に見られる。また血 中エストラジオール濃度のピークと回収される卵子の数、および血中インヒビン 濃度のピークと回収される卵子の数との間にも有意な相関々係があった(第11 図)。
またさら忙、血中インヒビン濃度のピークと卵子吸引前に超音波で検出される卵 胞の数との間にも強い相関関係が認められた(第12図)。従って、血中インヒ ビン量およびエストラジオール量は卵胞発達および健康のパラメーターであって 多くの場合にこれらが近い対応を示す。
m中インヒピンと血中エストラジオール濃度との間に相関が観察されない例もあ り(第9hおよび9j図の°BY’#6および°BR゛#10)、卵胞発達中の これらのパラメーターの異なる調節を示唆している。インヒビンは卵巣顆粒膜細 胞が生産するペプチドでヒトに於ける血中エストラジオールは主として卵巣卵胞 膜細胞の産物であるから血中インヒビンのアッセイは顆粒膜細胞/卵母細胞の健 康と成熟の第一次の直接パラメーターである。従って血中インヒビンとE2の非 相関は血中インヒビンが卵胞発達の直接的な尺度であるという点で治療上重要で あり、その評価は排卵誘発および卵母細胞採取の時期に影響する。
工VFプログラムで卵母細胞採取により得られたヒト卵胞液(hFF)をbFF インヒビンで記載される( Robertsonら、1985年)に2回のデル クロマトグラフィーおよび逆相HPLCにより調製してラジオイムノアッセイ( RIA )標準に使用した。本物質はインビトロの受精のため卵巣誘発を行って いる女性から得られたヒト雌血清インヒビンと平行検量線を示した。
この部分N裂したヒト卵胞液(hpF)インヒビン標準物質をFSH細胞含量の 濃度依存抑制に基づくインヒビンバイオアツセイ(5cottら、1980年) を用いてインビトロのインヒビン生物活性から定義した。これをR1標準として 使用したところ、インビトロ受精のために卵巣誘発を行なっている女性から得ら れた血清インヒビンおよび妊娠女性血清のインヒビンと平行な検量線を示した。
hFFインヒビン標準の五ニットはインヒビンバイオアツセイを用いたヒツジ翠 丸リンパ標準溶液のユニット1U/m9に換算して計算した。RIAはアッセイ 間の偏差定数(c v ) 6.4%(n=5アツセイ)、感度(ロジット+2 )が0.570 / meであった。
RIAはウシおよびヒトインヒビンに特異的であり、糖蛋白質および生長因子の 範囲との交叉反応は0.3%未満であった。さらに、インヒビン関連ペプチドと は次のとおりに交叉反応を示した:ブタトランスフォーミング成長因子ベーター 0.9%、ウシミュレリアン阻害物質(Mullerian Inhibito ry 5ubstance ) 0−6%)a表つシインヒビンBサプユニット 二量体く1%および還元およびアルキル化後の31 x:oa bFFインヒビ ンサブユニツ) < 3.1%。去勢した動物、閉経後の女性或いはターナ−症 候群の検体からの血清には免疫活性は全く検出されなかった。RIAはアッセイ 間の偏差定数8.3%(n=5アツセイ)、感度0.57U/mlであった。
インヒビン含量は部分精製したhFF標準液に対して相互関連曲線適応法(Bu rgerら、1973年)を用いて1希釈段階で測定した。結果の計算では個々 の値の対数正常分布(Gaddumら、1933年)を統計し、即ち、計算は全 て対数的に変換した値を用いて幾何平均を出し、信頼区間67%で行なった。妊 娠群と非妊娠群の統計的比較は非対を一検定を用いて行なった。
例13 卵巣黄体期および妊娠初期のインヒビン濃度モナシュ大学工VFプログ ラムで治療を続けている19名の女性を調べた。これらの女性の不妊は臨床的に 卵管疾病(n=7)、子宮内膜症(n=6)、原因不明(n=5 )または精液 の質的原因(n=4 )によるものであった。排卵誘発のプロトコールは他に記 載されている( WoodおよびTrOunSon 、 1984年)。
簡単には、全患者は周期の5日目から9日目の間に毎日100−150m9のク エン酸りロミフエン(Olomid。
メレルダウ社、シrニー)を、又6日目から毎日75−225単位のHMG ( Pergonal、七ロノ社、ローマ)を投与された。HMG療法の投与量およ び投与期間は血中のエストラジオール濃度測定および卵巣超音波による卵胞の大 きさから最適化した。H(!G (Pregnyl 、オルガノン社、○ss  )を5000工U筋肉注射して排卵を誘発し、36時間後に卵母細胞を回収した 。肝移植はWoodおよびTrounson (1984年)により記載される ように行なった。腹腔鏡検査後第18目および第2日目から14日目まで2日毎 に血液を採取し、血清全保存してFSHX LH,βサブユニットhcG 、エ ストラジオール、プロプ”ステロンおよびインヒビンを測定した。19名の中3 名の女性が妊娠した。
24名の正常妊娠女性より妊娠の各時期にそれぞれ1回血清試料を得た。
試料について例11に記載したhFFインヒビン標準液を用いてインヒビンの測 定を行なった。妊娠しなかった16名の患者で卵巣黄体期のインヒビン含量が6 日目に2.5 U / mlのピーク値に上昇し、その後減少して14日目まで に検出できなくなった。これらの結果は第13図に示す。
一日当りの血清試料の数は13−16であったが第1日目のみは8試料しか入手 できなかった。結果は幾何平均±67%信頼区間で表示している。破線はインヒ ビンラジオイムノアツセイの感度限界を示す。インヒビン値が検出できなかった 検定の数をカッコ内に示しである。検出できなかった値は平均上信頼区間には含 まれていな−。
妊娠した3検体では、第2日目から8日目の間は非妊娠周期と同様なインヒビン 量であり、その後上昇して12日目までには非妊娠グループより有意に高込(p O,ool)値になる。第14図にこれらの結果を示す。値は幾何平均±67% 信頼区間で表わす。破線はインヒビンのラジオイムノアッセイの感度を示す。
” p < 0.05、” 1) < 0.C11、”p < 0.001は同 じ日の妊娠群と非妊娠群のホルモル値の比較である。二つ目のパネル中の有効値 は血清FSHのものである。妊娠検体での血清インヒビンの卵巣黄体期での上昇 は血清βhaGの上昇および血清FSHの非妊娠群の値以下への下降と一致した 。
血清FSHは非妊娠周期の卵巣黄体期でインヒビンと有意な逆相関を示した(  r = 0.51、n=i 13、p<0.001)(第15図)。データをプ ロプステロン濃度が正常な排卵黄体期範囲(25100nm或いはそれ以上かに より分析した時のFSHとインヒビンの間にも同様な逆相関が観察された( r  −0,38、n=76\ p<o、oo 1 vθ r = 0.3 7、  n−37、p<C1,05、勾配は統計的に差がない)。また黄体期FSHとプ ログ9ストロン(r −CJ、64、n=115、p<0.001)およびエス トラジオール(r = 0.52、n=114、p<0.001)との間にも逆 相関が存在した。
妊娠が起らなかった周期の黄体期で血中インヒピンとプロプステロン濃度は有意 に相関しく r = 0.81、n−85、p<0.001)、血清インヒヒン とエストラジオール濃度との間でも同様であった(r=0.65、a=85、p <0.001 )。妊娠検体では黄体期インヒビン含量はプロプステロンまたは エストラジオールのいずれとも有意な相関を示さなかった。血清LH量は(デー タは示していなlA)第1白目(21,0(17,0−26,1:] n+工U  /ml )から8日目に最低値(3,5(1,2−9,8)m工17 / m e )に急激に減少した。
別の実験で24名の正常妊婦の妊娠中の血清インヒビン量を測定した。妊娠20 過以前の平均値(1,61(0,951,80)U/m/Xn=13)はこの時 期以後の値(2,02u/mlc 1.32−3.10 ) U/me。
n=11)よりも有意に低かった( p < 0.02 )。
従って、誘導月経周期の黄体期および妊娠中の血中インヒビン量は高いと言える 。
例 4 正常月経周期中のインヒビン濃度さらに他の実験で、6名の正常女性に つめて月経周期中の血清インヒビンを3iKDインヒビンに対スる抗血清を用い たラジオイムノアッセイで測定した。月経周期が正常であることはFSH,LH ,プロプステロンおよびエストラジオールの血清プロフィルより確認したOこの 抗血清を用いることでアッセイの感度が増加し、試料の97%以上でインヒビン が検出できた。
結果は第16図に示す。
1、 本アッセイは血清、プラズマ、尿、卵胞液、組織ホモジネートおよび培養 液のような広範囲の生物試料中のインヒビン濃度を測定するのに利用できる。
2、本アッセイは組織、生物液体または培養培地からのインヒビン精尖をモニタ ーするため、或いはトランスフェクション実験の追跡のために使用できる。
3、 インヒビンの濃度は顆粒膜細胞機能、卵胞発達、卵巣誘発後の卵胞の数お よび妊娠初期の胎児福利のような生殖機能およびセルトリ細胞機能のパラメータ ー指標として使用できる。
本発明は一般態様として上述の具体例に限定されるものではないことは明確に理 解される。
上述の記載で用いた次の用語は商標である:Am8 r l e X M −、 C! 10m1 d −、COat−aOOun ’e XMa r CO15 2、Matrex Red A XMontanide 838、Nor、it  A 、 Pergonal、Po1ypep XPregnyl、RlA−Q nant % Eiephacryl 。
5ephadex 、 Triton X−1oO1Ultraporeおよび Ultra−Turrax 0 記載した文献は以下の頁にリストする。
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Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.インヒビンに対して生成させた抗体を用いるステップを含むインヒビン含有 試料中のインヒビン測定のための免疫アッセイの方法。
  2. 2.天然存在の、または組換えインヒビン、或いはそれらのサブユニット、断片 または誘導体から成るグループより選択される抗原を動物に注射して生成させた 抗血清中に抗体が含有されている請求の範囲第1項の方法。
  3. 3.抗原がインヒビンを含有する調製物、精製ウシ58KDインヒビン、精製ウ シ31KDインヒビン、ヒトインヒビン、或いは組換えDNA技術により生産さ れるヒトまたはウシインヒビンまたはそれらのサブユニット、断片または誘導体 より成るグループから選択される請求の範囲第2項の方法。
  4. 4.抗体がモノクローナル抗体である請求の範囲第1項の方法。
  5. 5.抗体がインヒビンの生物活性を中和することが出来る請求の範囲第1項の方 法。
  6. 6.さらに標識58KDまたは31KDインヒビンをトレーサーとして使用する ステツプを含む請求の範囲第1項の方法。
  7. 7.アツセイがラジオイムノアッセイ、酵素結合免疫吸着アッセイ、または螢光 検出に基づいた免疫アッセイである請求の範囲第1項の方法。
  8. 8.アッセイ標準が天然存在の、または組換えインヒビン或いはそれらのサブユ ニット、断片または誘導体から成るグループより選択されるアッセイ標準を用い る請求の範囲第1項の方法。
  9. 9.標準がアツセイの際に試験試料と平行関係を示す請求の範囲第8項の方法。
  10. 10.標準がウシ31KDインヒビン、部分精製ヒトインヒビンおよび精製ヒト インヒビンより成るグループから選択される請求の範囲第8項の方法。
  11. 11.a)試料および抗血清を4°から30℃で4時間から4日間インキュベー トし、 b)125エーインヒビンを添加して室温で一晩、4℃で48から72時間また は30℃で16時間インキュベートし、 c)第二の抗体を添加して4℃で30分から24時間インキュベートし、 d)沈でんを分離し、そして e)結合した125エーインヒビンを計測するステップより成る生物試料中のイ ンヒビンを測定するためのラジオイムノアッセイ。
  12. 12.アツセイする試料をインヒビンを含有しない血清で希釈する請求の範囲第 11項のラジオイムノアッセイ。
  13. 13.標準が天然由来の、または組換えウシ31KDインヒビンおよび天然由来 の、または組換えヒトインヒビンから成るグループより選択されるアッセイ標準 を用いる請求の範囲第11項のラジオイムノアッセイ。
  14. 14.125エーインヒビンとのインキュベーションが30℃である請求の範囲 第11項のラジオイムノアッセイ。
  15. 15.第二の抗体とのインキユベーシヨン後にポリエチレングリコールを添加し てさらに30分間インキユベートする請求の範囲第11項のラジオイムノアッセ イ。
  16. 16.アッセイする試料にTritonX−100を取り込ませた請求の範囲第 11項のラジオイムノアッセイ。
  17. 17.卵胞液または血清中のインヒビン濃度を125エー標識インヒビンおよび 測定試料中のインヒビンのウシ58KDインヒビン抗血清との拮抗結合と続く結 合125エーインヒビンの沈でんと計測によって算出する除に標準液中のインヒ ビン濃度を使用する卵胞液または各種(ヒトを含む)血清のような試料中のイン ヒビンを測定する方法。
  18. 18.クロラミンT法を用いてインヒビンを沃素化し、アフイニテイ分画ステツ プにより125エーインヒビンの精製を行たうステツプを含む125エー標識の インヒビントレーサーの調製および精製の方法。
  19. 19.アフイニテイ分画ステップにMatrexRedAを用いる請求の範囲第 18項の方法。
  20. 20.さらにグル濾過ステツプを含む請求の範囲第18項の方法。
  21. 21.天然由来または組換えインヒビン、或いはそれらの断片または誘導体から 成るグループより選択され、請求の範囲第1項、第11項または第17項で定義 される方法によるインヒビン測定のためのアッセイ標準。
  22. 22.31KDウシインヒビンおよびヒトインヒビンから選択される請求の範囲 第21項のアツセィ標準。
  23. 23.a)標識インヒビン b)インヒビンに対する抗体 c)請求の範囲第21項のアッセイ標準より成るグループから選択される試薬を 含む、試料中のインヒビン測定のためのテストキット。
  24. 24.標識インヒビンを請求の範囲第18項の方法で調製する請求の範囲第23 項のテストキット。
  25. 25.インヒビンに対する抗体が請求の範囲第2項に定義される抗血清中に含有 される請求の範囲第23項のテストキット。
  26. 26.添付した図面を参照して本明細書に実質的に記載される生産物および方法 。
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